JP2020030930A - ロールプレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極シートを厚み方向に圧縮したときに発生し得る、電極シートの幅方向にかかる厚みバラツキを小さくすることができるロールプレス装置を提供する。【解決手段】ロールプレス装置1は、第1厚み検出装置61によって検出された第1厚みT1と、第2厚み検出装置62によって検出された第2厚みT2と、第3厚み検出装置63によって検出された第3厚みT3と、の間に差がある場合に、第1厚みT1と第2厚みT2と第3厚みT3との間の差が低減されるように、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱を行わせる制御をする制御装置10を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ロールプレス装置、詳細には、電極シートを厚み方向に圧縮するロールプレス装置に関する。
特許文献1には、長尺の集電箔を長手方向に搬送しつつ、その搬送される集電箔の表面に電極合材層を形成する方法が記載されている。この特許文献1には、集電箔を搬送するロールとして、クラウン形状(たる形状)のものを用いることが記載されている。そして、クラウン形状のロールを用いることで、搬送方向に印加される張力から、集電箔の幅方向外側に向かう張力が発生し、集電箔の変形や蛇行を抑制できることが記載されている。
特開2008−117607号公報
ところで、対向して回転する第1ロールと第2ロールとを備え、集電箔の第1表面に第1電極合材層が形成された電極シートを、第1ロールと第2ロールとの間隙に通すことによって、電極シート(第1電極合材層)をその厚み方向に圧縮するロールプレス装置が知られている。
しかしながら、上述のロールプレス装置では、第1ロールと第2ロールとによって電極シートを厚み方向に圧縮するときに(ロールプレス時に)、電極シートからの反力によって、第1ロール及び第2ロールが径方向内側に弾性変形することがあった。具体的には、例えば、ロールプレス時に、第1ロール及び第2ロールが、その軸線方向について中央部に近いほど小径になるように弾性変形することがあった。
例えば、ロールプレス時に、第1ロールにおいて、電極シートのうち幅方向(第1ロールの中心軸線が延びる軸線方向に一致する方向)について一方端側に位置する一方端側電極部に接触する一方端側ロール部、及び、電極シートのうち幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部に接触する他方端側ロール部に比べて、電極シートのうち幅方向について中央に位置する中央電極部に接触する中央ロール部が、径方向内側に大きく弾性変形して小径になることがあった。第2ロールにおいても同様に変形することがあった。
第1ロール及び第2ロールがこのように変形した状態で、第1ロールと第2ロールとによって電極シートを厚み方向に圧縮すると、プレス後の電極シートにおいて、幅方向に厚みバラツキが発生していることがあった。具体的には、例えば、プレス後の電極シートにおいて、幅方向について一方端側に位置する一方端側電極部の厚み、及び、幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部の厚みに比べて、幅方向について中央に位置する中央電極部の厚みが大きくなることがあった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、電極シートを厚み方向に圧縮したときに発生し得る、電極シートの幅方向にかかる厚みバラツキを小さくすることができるロールプレス装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、対向して回転する第1ロールと第2ロールとを備え、集電箔の第1表面に第1電極合材層が形成された電極シートを、前記第1ロールと前記第2ロールとの間隙に通すことによって、前記電極シートをその厚み方向に圧縮するロールプレス装置において、前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち幅方向について一方端側に位置する一方端側電極部に接触する一方端側ロール部、の表面を加熱して、前記一方端側ロール部を径方向に膨張させる第1ヒータと、前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち前記幅方向について中央に位置する中央電極部に接触する中央ロール部、の表面を加熱して、前記中央ロール部を径方向に膨張させる第2ヒータと、前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち前記幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部に接触する他方端側ロール部、の表面を加熱して、前記他方端側ロール部を径方向に膨張させる第3ヒータと、前記第1ロールと前記第2ロールとの前記間隙を通過した後の前記電極シートであるプレス後電極シートについて、前記一方端側電極部の全体の厚み、または、前記一方端側電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第1厚みを検出する第1厚み検出装置と、前記プレス後電極シートについて、前記中央電極部の全体の厚み、または、前記中央電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第2厚みを検出する第2厚み検出装置と、前記プレス後電極シートについて、前記他方端側電極部の全体の厚み、または、前記他方端側電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第3厚みを検出する第3厚み検出装置と、前記第1厚み検出装置によって検出された前記第1厚みと、前記第2厚み検出装置によって検出された前記第2厚みと、前記第3厚み検出装置によって検出された前記第3厚みと、の間に差がある場合に、前記第1厚みと前記第2厚みと前記第3厚みとの間の差が低減されるように、前記第1ヒータによる前記一方端側ロール部の表面の加熱、前記第2ヒータによる前記中央ロール部の表面の加熱、及び、前記第3ヒータによる前記他方端側ロール部の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱を行わせる制御をする制御装置と、を備えるロールプレス装置である。
上述のロールプレス装置は、対向して回転する第1ロールと第2ロールとを備えるロールプレス装置である。このロールプレス装置は、集電箔の第1表面に第1電極合材層が形成された電極シートを、第1ロールと第2ロールとの間隙に通すことによって、電極シート(第1電極合材層)をその厚み方向に圧縮する。なお、このロールプレス装置では、電極シートの幅方向を、第1ロールの中心軸線が延びる軸線方向に一致させて、電極シートを第1ロールと第2ロールとの間隙に通すことによって、電極シートをその厚み方向に圧縮する。
さらに、上述のロールプレス装置は、第1ロールの一部である一方端側ロール部の表面を加熱して、一方端側ロール部を径方向に膨張させる(拡径させる)第1ヒータを備える。ここで、一方端側ロール部は、電極シートが第1ロールと第2ロールとの間隙を通過するときに、電極シートのうち幅方向(第1ロールの中心軸線が延びる軸線方向に一致する方向)について一方端側に位置する一方端側電極部に接触する部位である。さらに、上述のロールプレス装置は、第1ロールの一部である中央ロール部の表面を加熱して、中央ロール部を径方向に膨張させる(拡径させる)第2ヒータを備える。ここで、中央ロール部は、電極シートが第1ロールと第2ロールとの間隙を通過するときに、電極シートのうち幅方向について中央に位置する中央電極部に接触する部位である。さらに、上述のロールプレス装置は、第1ロールの一部である他方端側ロール部の表面を加熱して、他方端側ロール部を径方向に膨張させる(拡径させる)第3ヒータを備える。ここで、他方端側ロール部は、電極シートが第1ロールと第2ロールとの間隙を通過するときに、電極シートのうち幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部に接触する部位である。
さらに、上述のロールプレス装置は、第1ロールと第2ロールとの間隙を通過した後の電極シートであるプレス後電極シートのうち、幅方向について一方端側に位置する一方端側電極部の全体の厚み、または、プレス後電極シートの一方端側電極部に含まれる第1電極合材層の厚み、である第1厚みを検出する第1厚み検出装置を備える。さらには、プレス後電極シートのうち、幅方向について中央に位置する中央電極部の全体の厚み、または、プレス後電極シートの中央電極部に含まれる第1電極合材層の厚み、である第2厚みを検出する第2厚み検出装置を備える。さらには、プレス後電極シートのうち、幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部の全体の厚み、または、プレス後電極シートの他方端側電極部に含まれる第1電極合材層の厚み、である第3厚みを検出する第3厚み検出装置を備える。
さらに、上述のロールプレス装置は、第1厚み検出装置によって検出された第1厚みと、第2厚み検出装置によって検出された第2厚みと、第3厚み検出装置によって検出された第3厚みと、の間に差がある場合に、第1厚みと第2厚みと第3厚みとの間の差が低減されるように、第1ヒータによる一方端側ロール部の表面の加熱、第2ヒータによる中央ロール部の表面の加熱、及び、第3ヒータによる他方端側ロール部の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱が行われるように制御する制御装置を備える。
これにより、第1厚みと第2厚みと第3厚みとの間に差が生じている場合に、制御装置による上述の加熱制御が行われることで、第1厚みと第2厚みと第3厚みとの間の差を低減することができる。すなわち、電極シートを厚み方向に圧縮したときに発生し得る、電極シートの幅方向にかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
具体的には、第1厚みの値と第2厚みの値と第3厚みの値とを比較することで、第1ロールの一方端側ロール部と中央ロール部と他方端側ロール部のうち、第1厚みと第2厚みと第3厚みとを測定したプレス後電極シートの3つの部位の中で最も厚みの値が大きかった部位に接触したロール部が、最も外径が小さくなっていると判断できる。反対に、プレス後電極シートの3つの部位の中で最も厚みの値が小さかった部位に接触したロール部が、最も外径が大きくなっていると判断できる。
従って、例えば、第1ロールの一方端側ロール部と中央ロール部と他方端側ロール部のうち最も外径が小さくなっていると判断されたロール部の表面を、ヒータにより加熱して、当該ロール部を径方向に膨張させる(外径を大きくする)ことによって、当該ロール部の外径を、最も外径が大きくなっていると判断されたロール部の外径に近づける(例えば、同等にする)ことで、その後、第1厚みと第2厚みと第3厚みとの間の差を低減することができる。
より具体的には、例えば、制御装置が、第2厚みの値から第1厚みの値を差し引いた第1差分値を算出し、この第1差分値に基づいて、第1ヒータによる一方端側ロール部の表面の加熱、または、第2ヒータによる中央ロール部の表面の加熱を行うか否かを判断すると共に、第2厚みの値から第3厚みの値を差し引いた第2差分値を算出し、この第2差分値に基づいて、第2ヒータによる中央ロール部の表面の加熱、または、第3ヒータによる他方端側ロール部の表面の加熱を行うか否かを判断するようにしても良い。例えば、制御装置が、第1差分値の値が0になるように、第1ヒータによる一方端側ロール部の表面の加熱、または、第2ヒータによる中央ロール部の表面の加熱を行うと共に、第2差分値が0になるように、第2ヒータによる中央ロール部の表面の加熱、または、第3ヒータによる他方端側ロール部の表面の加熱を行うように制御する。このようにすることで、第1厚みと第2厚みと第3厚みとの差を低減することができる。すなわち、電極シートを厚み方向に圧縮したときに発生し得る、電極シートの幅方向にかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
従って、上述のロールプレス装置によれば、電極シートを厚み方向に圧縮したときに発生し得る、電極シートの幅方向にかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
本発明の他の態様は、対向して回転する第1ロールと第2ロールとを備えるロールプレス装置を用いて、集電箔の第1表面に第1電極合材層が形成された電極シートを、前記第1ロールと前記第2ロールとの間隙に通すことによって、前記電極シートをその厚み方向に圧縮するロールプレス方法において、前記ロールプレス装置は、前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち幅方向について一方端側に位置する一方端側電極部に接触する一方端側ロール部、の表面を加熱して、前記一方端側ロール部を径方向に膨張させる第1ヒータと、前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち前記幅方向について中央に位置する中央電極部に接触する中央ロール部、の表面を加熱して、前記中央ロール部を径方向に膨張させる第2ヒータと、前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち前記幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部に接触する他方端側ロール部、の表面を加熱して、前記他方端側ロール部を径方向に膨張させる第3ヒータと、前記第1ロールと前記第2ロールとの前記間隙を通過した後の前記電極シートであるプレス後電極シートについて、前記一方端側電極部の全体の厚み、または、前記一方端側電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第1厚みを検出する第1厚み検出装置と、前記プレス後電極シートについて、前記中央電極部の全体の厚み、または、前記中央電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第2厚みを検出する第2厚み検出装置と、前記プレス後電極シートについて、前記他方端側電極部の全体の厚み、または、前記他方端側電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第3厚みを検出する第3厚み検出装置と、を備え、前記ロールプレス方法は、前記第1厚み検出装置によって検出された前記第1厚みと、前記第2厚み検出装置によって検出された前記第2厚みと、前記第3厚み検出装置によって検出された前記第3厚みと、の間に差がある場合に、前記第1厚みと前記第2厚みと前記第3厚みとの間の差が低減されるように、前記第1ヒータによる前記一方端側ロール部の表面の加熱、前記第2ヒータによる前記中央ロール部の表面の加熱、及び、前記第3ヒータによる前記他方端側ロール部の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱を行うロールプレス方法である。
実施形態にかかるロールプレス装置の斜視概略図である。 同ロールプレス装置の側面視概略図である。 電極シートの断面概略図である。
(実施形態)
以下、本発明を具体化した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、実施形態にかかるロールプレス装置1の斜視概略図である。図2は、ロールプレス装置1の側面視概略図である。図3は、実施形態にかかる電極シート100の断面概略図である。なお、図1〜図3では、電極シート100の長さ方向をDLとし、電極シート100の厚み方向をDTとし、電極シート100の幅方向をDWとしている。
本実施形態のロールプレス装置1は、図1及び図2に示すように、対向して回転する第1ロール20と第2ロール30とを備えるロールプレス装置1である。このロールプレス装置1は、集電箔110の第1表面110bに第1電極合材層120が形成され、且つ、集電箔110の第2表面110cに第2電極合材層130が形成された電極シート100を、第1ロール20と第2ロール30との間隙に通すことによって、電極シート100(詳細には、第1電極合材層120及び第2電極合材層130)をその厚み方向に圧縮する(図1〜図3参照)。なお、第1ロール20と第2ロール30との対面箇所における間隙寸法は、プレス前の電極シート100の厚みよりも小さくされている。
また、本実施形態のプレス対象物である電極シート100は、集電箔110と、集電箔110の第1表面110bに積層された第1電極合材層120と、集電箔110の第2表面110cに積層された第2電極合材層130とを備える。第1電極合材層120及び第2電極合材層130は、例えば、電極活物質とバインダとが混合された電極合材層である。この電極シート100は、ロールプレス装置1の図示しない搬送ロールによって支持されつつ、長さ方向DLに沿った搬送方向に搬送される。
さらに、ロールプレス装置1は、第1ロール20の一部である一方端側ロール部21の表面を加熱して、一方端側ロール部21を径方向に膨張させる(拡径させる)第1ヒータ41を備える(図1及び図2参照)。ここで、一方端側ロール部21は、電極シート100が第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過するときに、電極シート100のうち幅方向DW(第1ロール20の中心軸線CL1が延びる軸線方向に一致する方向)について一方端側(図1及び図3において左側)に位置する一方端側電極部101に接触する部位である。なお、本実施形態では、一方端側ロール部21は、電極シート100の一方端側電極部101に含まれる第1電極合材層120(これを一方端側第1電極合材層121とする、図3参照)の表面に接触する。
さらに、ロールプレス装置1は、第1ロール20の一部である中央ロール部22の表面を加熱して、中央ロール部22を径方向に膨張させる(拡径させる)第2ヒータ42を備える。ここで、中央ロール部22は、電極シート100が第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過するときに、電極シート100のうち幅方向DWについて中央に位置する中央電極部102に接触する部位である(図1〜図3参照)。なお、本実施形態では、中央ロール部22は、電極シート100の中央電極部102に含まれる第1電極合材層120(これを中央第1電極合材層122とする、図3参照)の表面に接触する。
さらに、ロールプレス装置1は、第1ロール20の一部である他方端側ロール部23の表面を加熱して、他方端側ロール部23を径方向に膨張させる(拡径させる)第3ヒータ43を備える。ここで、他方端側ロール部23は、電極シート100が第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過するときに、電極シート100のうち幅方向DWについて他方端側(図1及び図3において右側)に位置する他方端側電極部103に接触する部位である。なお、本実施形態では、他方端側ロール部23は、電極シート100の他方端側電極部103に含まれる第1電極合材層120(これを他方端側第1電極合材層123とする、図3参照)の表面に接触する。
なお、本実施形態では、第1ロール20は、一方端側ロール部21と中央ロール部22と他方端側ロール部23とからなる。一方端側ロール部21と中央ロール部22と他方端側ロール部23とは、この順で第1ロール20の軸線方向に並び、第1ロール20の軸線方向について等しい長さを有している。
また、電極シート100は、一方端側電極部101と中央電極部102と他方端側電極部103とからなる。一方端側電極部101と中央電極部102と他方端側電極部103とは、この順で電極シート100の幅方向DWに並び、幅方向DWについて等しい長さ(幅寸法)を有している。
さらに、ロールプレス装置1は、第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過した後の電極シート100(以下、プレス後の電極シート100ともいう)のうち、幅方向DWについて一方端側(図1及び図3において左側)に位置する一方端側電極部101に含まれる第1電極合材層120(一方端側第1電極合材層121)の厚み(第1厚みT1とする、図3参照)を検出する第1厚み検出装置61を備える。
さらに、ロールプレス装置1は、プレス後の電極シート100のうち、幅方向DWについて中央に位置する中央電極部102に含まれる第1電極合材層120(中央第1電極合材層122)の厚み(第2厚みT2とする、図3参照)を検出する第2厚み検出装置62を備える。
さらに、ロールプレス装置1は、プレス後の電極シート100のうち、幅方向DWについて他方端側(図1及び図3において右側)に位置する他方端側電極部103に含まれる第1電極合材層120(他方端側第1電極合材層123)の厚み(第3厚みT3とする、図3参照)を検出する第3厚み検出装置63を備える。なお、第1厚み検出装置61、第2厚み検出装置62、及び、第3厚み検出装置63は、公知の厚み計であり、例えば、公知のレーザー変位計によって構成される。
さらに、ロールプレス装置1は、第2ロール30の一部である一方端側ロール部31の表面を加熱して、一方端側ロール部31を径方向に膨張させる(拡径させる)第4ヒータ51を備える(図1及び図2参照)。ここで、一方端側ロール部31は、電極シート100が第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過するときに、電極シート100のうち幅方向DW(第2ロール30の中心軸線CL2が延びる軸線方向に一致する方向)について一方端側(図1及び図3において左側)に位置する一方端側電極部101に接触する部位である。なお、本実施形態では、一方端側ロール部31は、電極シート100の一方端側電極部101に含まれる第2電極合材層130(これを一方端側第2電極合材層131とする、図3参照)の表面に接触する。
さらに、ロールプレス装置1は、第2ロール30の一部である中央ロール部32の表面を加熱して、中央ロール部32を径方向に膨張させる(拡径させる)第5ヒータ52を備える。ここで、中央ロール部32は、電極シート100が第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過するときに、電極シート100のうち幅方向DWについて中央に位置する中央電極部102に接触する部位である(図1〜図3参照)。なお、本実施形態では、中央ロール部32は、電極シート100の中央電極部102に含まれる第2電極合材層130(これを中央第2電極合材層132とする、図3参照)の表面に接触する。
さらに、ロールプレス装置1は、第2ロール30の一部である他方端側ロール部33の表面を加熱して、他方端側ロール部33を径方向に膨張させる(拡径させる)第6ヒータ53を備える。ここで、他方端側ロール部33は、電極シート100が第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過するときに、電極シート100のうち幅方向DWについて他方端側(図1及び図3において右側)に位置する他方端側電極部103に接触する部位である。なお、本実施形態では、他方端側ロール部33は、電極シート100の他方端側電極部103に含まれる第2電極合材層130(これを他方端側第2電極合材層133とする、図3参照)の表面に接触する。
なお、本実施形態では、第2ロール30は、一方端側ロール部31と中央ロール部32と他方端側ロール部33とからなる。一方端側ロール部31と中央ロール部32と他方端側ロール部33とは、この順で第2ロール30の軸線方向に並び、第2ロール30の軸線方向について等しい長さを有している。
さらに、ロールプレス装置1は、第1ロール20と第2ロール30との間隙を通過した後の電極シート100(プレス後の電極シート100)のうち、幅方向DWについて一方端側(図1及び図3において左側)に位置する一方端側電極部101に含まれる第2電極合材層130(一方端側第2電極合材層131)の厚み(第4厚みT4とする、図3参照)を検出する第4厚み検出装置71を備える。
さらに、ロールプレス装置1は、プレス後の電極シート100のうち、幅方向DWについて中央に位置する中央電極部102に含まれる第2電極合材層130(中央第2電極合材層132)の厚み(第5厚みT5とする、図3参照)を検出する第5厚み検出装置72を備える。
さらに、ロールプレス装置1は、プレス後の電極シート100のうち、幅方向DWについて他方端側(図1及び図3において右側)に位置する他方端側電極部103に含まれる第2電極合材層130(他方端側第2電極合材層133)の厚み(第6厚みT6とする、図3参照)を検出する第6厚み検出装置73を備える。なお、第4厚み検出装置71、第5厚み検出装置72、及び、第6厚み検出装置73は、公知の厚み計であり、例えば、公知のレーザー変位計によって構成される。
さらに、ロールプレス装置1は、第1ロール20の一方端側ロール部21の表面の温度を検出する第1温度計81と、第1ロール20の中央ロール部22の表面の温度を検出する第2温度計82と、第1ロール20の他方端側ロール部23の表面の温度を検出する第3温度計83とを備える(図1及び図2参照)。
さらに、ロールプレス装置1は、第2ロール30の一方端側ロール部31の表面の温度を検出する第4温度計91と、第2ロール30の中央ロール部32の表面の温度を検出する第5温度計92と、第2ロール30の他方端側ロール部33の表面の温度を検出する第6温度計93とを備える(図1及び図2参照)。
さらに、ロールプレス装置1は、制御装置10を備える。この制御装置10には、前述した第1厚み検出装置61、第2厚み検出装置62、第3厚み検出装置63、第4厚み検出装置71、第5厚み検出装置72、第6厚み検出装置73、第1ヒータ41、第2ヒータ42、第3ヒータ43、第4ヒータ51、第5ヒータ52、第6ヒータ53、第1温度計81、第2温度計82、第3温度計83、第4温度計91、第5温度計92、及び、第6温度計93が、ケーブルによって電気的に接続されている。
この制御装置10は、第1厚み検出装置61によって検出された第1厚みT1(μm)と、第2厚み検出装置62によって検出された第2厚みT2(μm)と、第3厚み検出装置63によって検出された第3厚みT3(μm)と、の間に差がある場合に、第1厚みT1と第2厚みT2と第3厚みT3との間の差が低減されるように、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱が行われるように制御する。
これにより、第1厚みT1と第2厚みT2と第3厚みT3との間に差が生じている場合に、制御装置10による上述の加熱制御が行われることで、第1厚みT1と第2厚みT2と第3厚みT3との差を低減することができる。従って、電極シート100を厚み方向DTに圧縮したときに発生し得る、電極シート100の幅方向DWにかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
具体的には、第1厚みT1の値と第2厚みT2の値と第3厚みT3の値とを比較することで、第1ロール20の一方端側ロール部21と中央ロール部22と他方端側ロール部23のうち、第1厚みT1と第2厚みT2と第3厚みT3とを測定したプレス後の電極シート100の3つの部位(一方端側第1電極合材層121と中央第1電極合材層122と他方端側第1電極合材層123)の中で最も厚みの値が大きくなった部位に接触したロール部が、最も外径が小さくなっていると判断できる。反対に、プレス後の電極シート100の3つの部位(一方端側第1電極合材層121と中央第1電極合材層122と他方端側第1電極合材層123)の中で最も厚みの値が小さくなった部位に接触したロール部が、最も外径が大きくなっていると判断できる。
従って、例えば、第1ロール20の一方端側ロール部21と中央ロール部22と他方端側ロール部23のうち最も外径が小さくなっていると判断されたロール部の表面を、ヒータにより加熱して、当該ロール部を径方向に膨張させる(外径を大きくする)ことによって、当該ロール部の外径を、最も外径が大きくなっていると判断されたロール部の外径に近づける(例えば、同等にする)ことで、その後、第1厚みT1と第2厚みT2と第3厚みT3との間の差を低減することができる。
本実施形態では、制御装置10が、第2厚みT2の値から第1厚みT1の値を差し引いた第1差分値Δ1(=T2−T1)を算出し、この第1差分値Δ1(μm)に基づいて、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱、及び、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行うか否かを判断すると共に、第2厚みT2の値から第3厚みT3の値を差し引いた第2差分値Δ2を算出し、この第2差分値Δ2(μm)に基づいて、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行うか否かを判断する。
より具体的には、本実施形態では、制御装置10が、第1差分値Δ1の値が0になるように、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱、及び、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行うと共に、第2差分値Δ2が0になるように、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行うように制御する。
詳細には、本実施形態では、[中央ロール部22の表面温度から一方端側ロール部21の表面温度を差し引いたロール表面温度差X1]=0.6×[第1差分値Δ1]として表される関係式1によって算出されたロール表面温度差X1の値に基づいて、制御装置10が、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱、及び、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱のうち、少なくともいずれかが行われるように制御する。なお、上記関係式1は、予め行った試験に基づいて導き出されたものであり、中央ロール部22の表面温度と一方端側ロール部21の表面温度との差が、上記関係式1によって求められたロール表面温度差X1となるように、中央ロール部22の表面及び一方端側ロール部21の表面のうち少なくともいずれかを加熱することで、第1差分値Δ1の値を0にすることが可能となる。
例えば、第1差分値Δ1=4μmであったときは、上記関係式1によって、X1=0.6×4=2.4(℃)と算出され、中央ロール部22の表面の温度が、一方端側ロール部21の表面の温度よりも2.4℃高くなるようにする。具体的には、制御装置10は、第2温度計82によって検出された中央ロール部22の表面の温度が、第1温度計81によって検出された一方端側ロール部21の表面の温度よりも2.4℃高くなるまで、少なくとも第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱を行わせる。これにより、第1厚みT1と第2厚みT2とを等しくすることが可能となる。
さらに、本実施形態では、[中央ロール部22の表面温度から他方端側ロール部23の表面温度を差し引いたロール表面温度差X2]=0.6×[第2差分値Δ2]として表される関係式2によって算出されたロール表面温度差X2の値に基づいて、制御装置10が、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくともいずれかが行われるように制御する。なお、上記関係式2も、予め行った試験に基づいて導き出されたものであり、中央ロール部22の表面温度と他方端側ロール部23の表面温度との差が、上記関係式2によって求められたロール表面温度差X2となるように、中央ロール部22の表面及び他方端側ロール部23の表面のうち少なくともいずれかを加熱することで、第2差分値Δ2の値を0にすることが可能となる。
例えば、第2差分値Δ2=2μmであったときは、上記関係式2によって、X2=0.6×2=1.2(℃)と算出され、中央ロール部22の表面の温度が、他方端側ロール部23の表面の温度よりも1.2℃高くなるようにする。具体的には、制御装置10は、第2温度計82によって検出された中央ロール部22の表面の温度が、第3温度計83によって検出された他方端側ロール部23の表面の温度よりも1.2℃高くなるまで、少なくとも第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱を行わせる。これにより、第3厚みT3と第2厚みT2とを等しくすることが可能となる。
すなわち、第1差分値Δ1=4μmであり、且つ、第2差分値Δ2=2μmであったときは、制御装置は、中央ロール部22の表面の温度が、一方端側ロール部21の表面の温度よりも2.4℃高くなり、且つ、中央ロール部22の表面の温度が、他方端側ロール部23の表面の温度よりも1.2℃高くなるように、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくとも第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱を行わせる。
例えば、第1差分値Δ1=4μmであり、且つ、第2差分値Δ2=2μmであって、このときの一方端側ロール部21の表面の温度、中央ロール部22の表面の温度、及び、他方端側ロール部23の表面の温度が同等であった場合は、制御装置は、中央ロール部22の表面の温度が現在の温度よりも2.4℃高くなるように、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱を行わせると共に、他方端側ロール部23の表面の温度が現在の温度よりも1.2(=2.4−1.2)℃高くなるように、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱を行わせる。これにより、中央ロール部22の表面の温度が、一方端側ロール部21の表面の温度よりも2.4℃高くなり、且つ、中央ロール部22の表面の温度が、他方端側ロール部23の表面の温度よりも1.2℃高くなる。
以上のようにすることで、第1厚みT1(プレス後の一方端側第1電極合材層121の厚み)と第2厚みT2(プレス後の中央第1電極合材層122の厚み)と第3厚みT3(プレス後の他方端側第1電極合材層123の厚み)との差を低減することができる。従って、本実施形態のロールプレス装置1を用いることで、電極シート100を厚み方向DTに圧縮したときに発生し得る、電極シート100(第1電極合材層120)の幅方向DWにかかる厚みバラツキ(一方端側第1電極合材層121と中央第1電極合材層122と他方端側第1電極合材層123との間の厚みバラツキ)を小さくすることができる。
さらに、制御装置10は、第4厚み検出装置71によって検出された第4厚みT4(μm)と、第5厚み検出装置72によって検出された第5厚みT5(μm)と、第6厚み検出装置73によって検出された第6厚みT6(μm)と、の間に差がある場合に、第4厚みT4と第5厚みT5と第6厚みT6との間の差が低減されるように、第4ヒータ51による一方端側ロール部31の表面の加熱、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、及び、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱が行われるように制御する。
これにより、第4厚みT4と第5厚みT5と第6厚みT6との間に差が生じている場合に、制御装置10による上述の加熱制御が行われることで、第4厚みT4と第5厚みT5と第6厚みT6との差を低減することができる。従って、電極シート100を厚み方向DTに圧縮したときに発生し得る、電極シート100の幅方向DWにかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
具体的には、第4厚みT4の値と第5厚みT5の値と第6厚みT6の値とを比較することで、第2ロール30の一方端側ロール部31と中央ロール部32と他方端側ロール部33のうち、第4厚みT4と第5厚みT5と第6厚みT6とを測定したプレス後の電極シート100の3つの部位(一方端側第2電極合材層131と中央第2電極合材層132と他方端側第2電極合材層133)の中で最も厚みの値が大きくなった部位に接触したロール部が、最も外径が小さくなっていると判断できる。反対に、プレス後の電極シート100の3つの部位(一方端側第2電極合材層131と中央第2電極合材層132と他方端側第2電極合材層133)の中で最も厚みの値が小さくなった部位に接触したロール部が、最も外径が大きくなっていると判断できる。
従って、例えば、第2ロール30の一方端側ロール部31と中央ロール部32と他方端側ロール部33のうち最も外径が小さくなっていると判断されたロール部の表面を、ヒータにより加熱して、当該ロール部を径方向に膨張させる(外径を大きくする)ことによって、当該ロール部の外径を、最も外径が大きくなっていると判断されたロール部の外径に近づける(例えば、同等にする)ことで、その後、第4厚みT4と第5厚みT5と第6厚みT6との間の差を低減することができる。
本実施形態では、制御装置10が、第5厚みT5の値から第4厚みT4の値を差し引いた第3差分値Δ3(=T5−T4)を算出し、この第3差分値Δ3(μm)に基づいて、第4ヒータ51による一方端側ロール部31の表面の加熱、または、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱を行うか否かを判断すると共に、第5厚みT5の値から第6厚みT6の値を差し引いた第4差分値Δ4を算出し、この第4差分値Δ4(μm)に基づいて、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、または、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱を行うか否かを判断する。
より具体的には、本実施形態では、制御装置10が、第3差分値Δ3の値が0になるように、第4ヒータ51による一方端側ロール部31の表面の加熱、及び、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行うと共に、第4差分値Δ4が0になるように、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、及び、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行うように制御する。
詳細には、本実施形態では、[中央ロール部32の表面温度から一方端側ロール部31の表面温度を差し引いたロール表面温度差X3]=0.6×[第3差分値Δ3]として表される関係式3によって算出されたロール表面温度差X3の値に基づいて、制御装置10が、第4ヒータ51による一方端側ロール部31の表面の加熱、及び、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱のうち、少なくともいずれかが行われるように制御する。なお、上記関係式3も、予め行った試験に基づいて導き出されたものであり、中央ロール部32の表面温度と一方端側ロール部31の表面温度との差が、上記関係式3によって求められたロール表面温度差X3となるように、中央ロール部32の表面及び一方端側ロール部31の表面のうち少なくともいずれかを加熱することで、第3差分値Δ3の値を0にすることが可能となる。
例えば、第3差分値Δ3=3μmであったときは、上記関係式3によって、X3=0.6×3=1.8(℃)と算出され、中央ロール部32の表面の温度が、一方端側ロール部31の表面の温度よりも1.8℃高くなるようにする。具体的には、制御装置10は、第5温度計92によって検出された中央ロール部32の表面の温度が、第4温度計91によって検出された一方端側ロール部31の表面の温度よりも1.8℃高くなるまで、少なくとも第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱を行わせる。これにより、第4厚みT4と第5厚みT5とを等しくすることが可能となる。
さらに、本実施形態では、[中央ロール部32の表面温度から他方端側ロール部33の表面温度を差し引いたロール表面温度差X4]=0.6×[第4差分値Δ4]として表される関係式4によって算出されたロール表面温度差X4の値に基づいて、制御装置10が、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、及び、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱のうち、少なくともいずれかが行われるように制御する。なお、上記関係式4も、予め行った試験に基づいて導き出されたものであり、中央ロール部32の表面温度と他方端側ロール部33の表面温度との差が、上記関係式4によって求められたロール表面温度差X4となるように、中央ロール部32の表面及び他方端側ロール部33の表面のうち少なくともいずれかを加熱することで、第4差分値Δ4の値を0にすることが可能となる。
例えば、第4差分値Δ4=1μmであったときは、上記関係式4によって、X4=0.6×1=0.6(℃)と算出され、中央ロール部32の表面の温度が、他方端側ロール部33の表面の温度よりも0.6℃高くなるようにする。具体的には、制御装置10は、第5温度計92によって検出された中央ロール部32の表面の温度が、第6温度計93によって検出された他方端側ロール部33の表面の温度よりも0.6℃高くなるまで、少なくとも第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱を行わせる。これにより、第5厚みT5と第6厚みT6とを等しくすることが可能となる。
すなわち、第3差分値Δ3=3μmであり、且つ、第4差分値Δ4=1μmであったときは、制御装置10は、中央ロール部32の表面の温度が一方端側ロール部31の表面の温度よりも1.8℃高くなり、且つ、中央ロール部32の表面の温度が、他方端側ロール部33の表面の温度よりも0.6℃高くなるように、第4ヒータ51による一方端側ロール部31の表面の加熱、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、及び、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱のうち、少なくとも第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱を行わせる。
例えば、第3差分値Δ3=3μmであり、且つ、第4差分値Δ4=1μmであって、このときの一方端側ロール部31の表面の温度、中央ロール部32の表面の温度、及び、他方端側ロール部33の表面の温度が同等であった場合は、中央ロール部32の表面の温度が現在の温度よりも1.8℃高くなるように、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱を行わせると共に、他方端側ロール部23の表面の温度が現在の温度よりも1.2(=1.8−0.6)℃高くなるように、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱を行わせる。これにより、中央ロール部32の表面の温度が一方端側ロール部31の表面の温度よりも1.8℃高くなり、且つ、中央ロール部32の表面の温度が、他方端側ロール部33の表面の温度よりも0.6℃高くなる。
以上のようにすることで、第4厚みT4(プレス後の一方端側第2電極合材層131の厚み)と第5厚みT5(プレス後の中央第2電極合材層132の厚み)と第6厚みT6(プレス後の他方端側第2電極合材層133の厚み)との差を低減することができる。従って、本実施形態のロールプレス装置1を用いることで、電極シート100を厚み方向DTに圧縮したときに発生し得る、電極シート100(第2電極合材層130)の幅方向DWにかかる厚みバラツキ(一方端側第2電極合材層131と中央第2電極合材層132と他方端側第2電極合材層133との間の厚みバラツキ)を小さくすることができる。
以上説明したように、本実施形態のロールプレス装置1によれば、電極シート100を厚み方向DTに圧縮したときに発生し得る、電極シート100の幅方向DWにかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
なお、ロールプレス装置1は、第1ロール20の一方端側ロール部21と中央ロール部22と他方端側ロール部23の表面の温度、及び、第2ロール30の一方端側ロール部31と中央ロール部32と他方端側ロール部33の表面の温度を、所定の温度範囲内に保つためのチラー(図示なし)を備えていても良い。第1ロール20の一方端側ロール部21と中央ロール部22と他方端側ロール部23の表面の温度、及び、第2ロール30の一方端側ロール部31と中央ロール部32と他方端側ロール部33の表面の温度を、所定の温度範囲内に保つことで、第1ロール20及び第2ロール30の外径を所定の範囲内に保つことが可能となり、プレス後の第1電極合材層120及び第2電極合材層130の厚みを所定の範囲内に収めることが可能となる。
次に、実施形態にかかる電極シート100のロールプレス方法について説明する。まず、電極シート100を第1ロール20と第2ロール30との間隙に通すようにして、電極シート100を長さ方向DLに沿った搬送方向(図2において左から右に向かう方向)に搬送することで、ロールプレス装置1による電極シート100のロールプレスを開始する。すると、制御装置10は、一定時間毎に、第1厚み検出装置61によって検出された第1厚みT1(μm)の値と、第2厚み検出装置62によって検出された第2厚みT2(μm)の値と、第3厚み検出装置63によって検出された第3厚みT3(μm)の値とを取得し、第2厚みT2の値から第1厚みT1の値を差し引いた第1差分値Δ1(=T2−T1)を算出すると共に、第2厚みT2の値から第3厚みT3の値を差し引いた第2差分値Δ2を算出する。
さらに、制御装置10は、一定時間毎に、第4厚み検出装置71によって検出された第4厚みT4(μm)の値と、第5厚み検出装置72によって検出された第5厚みT5(μm)の値と、第6厚み検出装置73によって検出された第6厚みT6(μm)の値とを取得し、第5厚みT5の値から第4厚みT4の値を差し引いた第3差分値Δ3(=T5−T4)を算出すると共に、第5厚みT5の値から第6厚みT6の値を差し引いた第4差分値Δ4を算出する。
そして、第1差分値Δ1(=T2−T1)が0でない場合は、制御装置10は、[中央ロール部22の表面温度から一方端側ロール部21の表面温度を差し引いたロール表面温度差X1]=0.6×[第1差分値Δ1]として表される関係式1に、第1差分値Δ1の値を代入して、ロール表面温度差X1を求める。そして、上記関係式1によって求められたロール表面温度差X1となるように、中央ロール部22の表面及び一方端側ロール部21の表面のうち少なくともいずれかを加熱させる。具体的には、第2温度計82によって検出された中央ロール部22の表面の温度から、第1温度計81によって検出された一方端側ロール部21の表面の温度を差し引いた値が、上記関係式1によって求められたロール表面温度差X1に達するまで、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第1ヒータ41による一方端側ロール部21の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行わせる。
さらに、第2差分値Δ2(=T2−T3)が0でない場合は、制御装置10は、[中央ロール部22の表面温度から他方端側ロール部23の表面温度を差し引いたロール表面温度差X2]=0.6×[第2差分値Δ2]として表される関係式2に、第2差分値Δ2の値を代入して、ロール表面温度差X2を求める。そして、上記関係式2によって求められたロール表面温度差X2となるように、中央ロール部22の表面及び他方端側ロール部23の表面のうち少なくともいずれかを加熱させる。具体的には、第2温度計82によって検出された中央ロール部22の表面の温度から、第3温度計83によって検出された他方端側ロール部23の表面の温度を差し引いた値が、上記関係式2によって求められたロール表面温度差X2に達するまで、第2ヒータ42による中央ロール部22の表面の加熱、及び、第3ヒータ43による他方端側ロール部23の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行わせる。
さらに、第3差分値Δ3(=T5−T4)が0でない場合は、制御装置10は、[中央ロール部32の表面温度から一方端側ロール部31の表面温度を差し引いたロール表面温度差X3]=0.6×[第3差分値Δ3]として表される関係式3に、第3差分値Δ3の値を代入して、ロール表面温度差X3を求める。そして、上記関係式3によって求められたロール表面温度差X3となるように、中央ロール部32の表面及び一方端側ロール部31の表面のうち少なくともいずれかを加熱させる。具体的には、第5温度計92によって検出された中央ロール部32の表面の温度から、第4温度計91によって検出された一方端側ロール部31の表面の温度を差し引いた値が、上記関係式3によって求められたロール表面温度差X3に達するまで、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、及び、第4ヒータ51による一方端側ロール部31の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行わせる。
さらに、第4差分値Δ4(=T5−T6)が0でない場合は、制御装置10は、[中央ロール部32の表面温度から他方端側ロール部33の表面温度を差し引いたロール表面温度差X4]=0.6×[第4差分値Δ4]として表される関係式4に、第4差分値Δ4の値を代入して、ロール表面温度差X4を求める。そして、上記関係式4によって求められたロール表面温度差X4となるように、中央ロール部32の表面及び他方端側ロール部33の表面のうち少なくともいずれかを加熱させる。具体的には、第5温度計92によって検出された中央ロール部32の表面の温度から、第6温度計93によって検出された他方端側ロール部33の表面の温度を差し引いた値が、上記関係式4によって求められたロール表面温度差X4に達するまで、第5ヒータ52による中央ロール部32の表面の加熱、及び、第6ヒータ53による他方端側ロール部33の表面の加熱のうち、少なくともいずれかを行わせる。
ロールプレス装置1による電極シート100のロールプレスを行っている期間中、上述の処理を繰り返し行うことで、電極シート100を厚み方向DTに圧縮したときに発生し得る、電極シート100の幅方向DWにかかる厚みバラツキを小さくすることができる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施形態では、プレス対象物である電極シートとして、集電箔110と、集電箔110の第1表面110bに積層された第1電極合材層120と、集電箔110の第2表面110cに積層された第2電極合材層130とからなる電極シート100を例示した。しかしながら、本発明は、第2電極合材層130を有することなく、集電箔110と、集電箔110の第1表面110bに積層された第1電極合材層120とからなる電極シートのロールプレスにも適用することができる。
この場合、ロールプレス装置1から、第4ヒータ51、第5ヒータ52、及び、第6ヒータ53と、第4温度計91、第5温度計92、及び、第6温度計93と、第4厚み検出装置71、第5厚み検出装置72、及び、第6厚み検出装置73とを取り除いたロールプレス装置を用いて、電極シートのロールプレス(厚み方向への圧縮)を行うようにすれば良い。
また、この場合、第1厚みとして、第1厚み検出装置61によって一方端側電極部101の全体の厚みを検出し、第2厚みとして、第2厚み検出装置62によって中央電極部102の全体の厚みを検出し、第3厚みとして、第3厚み検出装置63によって他方端側電極部103の全体の厚みを検出するようにしても良い。
1 ロールプレス装置
10 制御装置
20 第1ロール
21 一方端側ロール部
22 中央ロール部
23 他方端側ロール部
30 第2ロール
31 一方端側ロール部
32 中央ロール部
33 他方端側ロール部
41 第1ヒータ
42 第2ヒータ
43 第3ヒータ
51 第4ヒータ
52 第5ヒータ
53 第6ヒータ
61 第1厚み検出装置
62 第2厚み検出装置
63 第3厚み検出装置
71 第4厚み検出装置
72 第5厚み検出装置
73 第6厚み検出装置
81 第1温度計
82 第2温度計
83 第3温度計
91 第4温度計
92 第5温度計
93 第6温度計
100 電極シート
101 一方端側電極部
102 中央電極部
103 他方端側電極部
110 集電箔
110b 第1面
110c 第2面
120 第1電極合材層
130 第2電極合材層
DL 長さ方向
DT 厚み方向
DW 幅方向
T1 第1厚み
T2 第2厚み
T3 第3厚み
T4 第4厚み
T5 第5厚み
T6 第6厚み

Claims (1)

  1. 対向して回転する第1ロールと第2ロールとを備え、集電箔の第1表面に第1電極合材層が形成された電極シートを、前記第1ロールと前記第2ロールとの間隙に通すことによって、前記電極シートをその厚み方向に圧縮するロールプレス装置において、
    前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち幅方向について一方端側に位置する一方端側電極部に接触する一方端側ロール部、の表面を加熱して、前記一方端側ロール部を径方向に膨張させる第1ヒータと、
    前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち前記幅方向について中央に位置する中央電極部に接触する中央ロール部、の表面を加熱して、前記中央ロール部を径方向に膨張させる第2ヒータと、
    前記第1ロールの一部であって、前記電極シートのうち前記幅方向について他方端側に位置する他方端側電極部に接触する他方端側ロール部、の表面を加熱して、前記他方端側ロール部を径方向に膨張させる第3ヒータと、
    前記第1ロールと前記第2ロールとの前記間隙を通過した後の前記電極シートであるプレス後電極シートについて、前記一方端側電極部の全体の厚み、または、前記一方端側電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第1厚みを検出する第1厚み検出装置と、
    前記プレス後電極シートについて、前記中央電極部の全体の厚み、または、前記中央電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第2厚みを検出する第2厚み検出装置と、
    前記プレス後電極シートについて、前記他方端側電極部の全体の厚み、または、前記他方端側電極部に含まれる前記第1電極合材層の厚み、である第3厚みを検出する第3厚み検出装置と、
    前記第1厚み検出装置によって検出された前記第1厚みと、前記第2厚み検出装置によって検出された前記第2厚みと、前記第3厚み検出装置によって検出された前記第3厚みと、の間に差がある場合に、前記第1厚みと前記第2厚みと前記第3厚みとの間の差が低減されるように、前記第1ヒータによる前記一方端側ロール部の表面の加熱、前記第2ヒータによる前記中央ロール部の表面の加熱、及び、前記第3ヒータによる前記他方端側ロール部の表面の加熱のうち、少なくともいずれかの加熱を行わせる制御をする制御装置と、を備える
    ロールプレス装置。
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