JP2015089556A - プレスロール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール間ギャップ寸法を制御すること。【解決手段】二次電池用電極製造用のプレスロール装置1は、一対のプレスローラ11、12と、各プレスローラ11、12の回転軸112、122を支持する軸受13、14に介在し、回転軸間距離を調整する圧電駆動素子17と、各プレスローラ11、12の膨張を測定するセンサ15a、15bと、を有し、センサ15a、15bから得られたプレスローラ11、12の膨張量に応じて、圧電駆動素子17の膨張量を変更する。これにより、センサ15a、15bにより得られた測定値に基づき、圧電駆動素子17を用いてプレスロールの軸間の距離を直接制御することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、プレスロール装置に関する。
近年、パソコンや携帯電話の電池として、二次電池が用いられている。二次電池の製造工程には、金属製のウエブ上に活性質を塗布して乾燥させたものを、互いに平行配置されたプレスロール間を通過させることにより、プレスする工程が含まれている。
例えばリチウム二次電池であれば、プレスロール装置は、正極電極を作成する際に、アルミニウム箔の両面にコバルト酸リチウムなどの活物質溶液を塗布・乾燥したものを、プレスすることにより高密度化する。
またプレスロール装置は、負極電極を作成する際に、銅箔に炭素材料などの溶液を塗布・乾燥したものを、プレスすることにより高密度化する。
しかしながらプレスロール装置は、使用中に熱膨張により変形することで、上下のプレスロール間のギャップが狭まる場合がある。
特許文献1には、ウエブ厚みに応じて、プレスロールのベンド圧力を調整することを特徴とするプレスロール装置及びプレスロール方法が開示されている。
特開2006−175501号公報
特許文献1に開示された技術は、プレスロール間を通過したウエブ厚みに応じて、油圧シリンダで軸受箱を押すベンド方式である。しかしながら、この方式では、油圧シリンダ自身の発熱により精度が安定しない可能性がある。またベンド圧力をかけることはシリンダによってロールを変化させることに相当するが、圧力と変形量の関係を用いてロール間のギャップを調整することとなるため、ロール間ギャップ寸法を詳細に制御できない場合がある。
本発明にかかるプレスロール装置は、二次電池用電極製造用のプレスロール装置であって、一対のプレスロールと、各プレスロールの回転軸を指示する軸受に介在し、回転軸間距離を調整する圧電駆動素子と、各プレスロールの膨張を測定するセンサと、を有し、前記センサから得られたプレスロールの膨張量に応じて、前記圧電駆動素子の膨張量を変更する。
これにより、センサにより得られた測定値に基づき、圧電駆動素子を用いてプレスロールの軸間の距離を直接制御することができる。
ロール間ギャップ寸法を制御できる。
実施の形態1にかかるプレスロール装置の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるプレスロール装置の概略図である。 実施の形態1にかかるプレスロール装置の動作フローを示す図である。 実施の形態2にかかるプレスロール装置の構成を示す図である。 実施の形態2にかかるプレスロール装置の概略図である。 実施の形態2にかかるプレスロール装置の動作フローを示す図である。 実施の形態3にかかるプレスロール装置の構成を示す図である。 実施の形態3にかかるプレスロール装置の概略図である。 実施の形態3にかかるプレスロール装置の動作フローを示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかるプレスロール装置1の構成を示した図である。また図2は、プレスロール装置1の概略図である。
プレスロール装置1は、第1のプレスローラ11と、第2のプレスローラ12と、第1の軸受13と、第2の軸受14と、温度センサ15と、温度センサ受信機16と、圧電駆動素子17と、圧電素子コントローラ18を備える。
第1のプレスローラ11と、第2のプレスローラ12は、平行配置された一対の上下のロールである。第1のプレスローラ11は、上ロールである。第1のプレスローラ11は、本体部111と、回転軸112を備える。
本体部111は、後述する第2のプレスローラ12の本体部121と対向するロール部である。例えば本体部111は、第2のプレスローラ12の本体部121との間を、金属製ウエブに活性質を塗布して乾燥させたものを連続的に通過させながら、プレスを行う。
回転軸112は、本体部111の中心部を貫通して固定されている。回転軸112は、第1の軸受13によって回転可能に支持されている。回転軸112は、圧電駆動素子17の膨張により第1の軸受13が上昇した場合に、第1の軸受13とともに上昇する。
第2のプレスローラ12は、下ロールである。第2のプレスローラ12は、本体部121と、回転軸122を備える。
本体部121は、第1のプレスローラ11の本体部111と対向するロール部である。例えば本体部121は、第1のプレスローラ11の本体部111との間を、金属製ウエブに活性質を塗布して乾燥させたものを連続的に通過させながら、プレスを行う。
回転軸122は、本体部121の中心部を貫通して固定されている。回転軸122は、第2の軸受14によって回転可能に支持されている。回転軸122は、圧電駆動素子17の膨張により第2の軸受14aが下降した場合に、第2の軸受14とともに下降する。
第1の軸受13は、第1のプレスローラ11の回転軸112を回転可能に支持する。例えば第1の軸受13は、回転軸112の一端を第1の軸受13aによって回転可能に支持し、他端を第1の軸受13bによって回転可能に支持している。第1の軸受13の下部には圧電駆動素子17が連結している。第1の軸受13は、圧電駆動素子17の膨張に応じて上昇し、収縮に応じて下降する。
第2の軸受14は、第2のプレスローラ12の回転軸122を回転可能に支持する。
例えば第2の軸受14は、回転軸122の一端を第2の軸受14aによって回転可能に支持し、他端を第2の軸受14bによって回転可能に支持している。第2の軸受14の上部には圧電駆動素子17が連結している。第2の軸受14は、圧電駆動素子17の膨張に応じて下降し、収縮に応じて上昇する。なお、第1の軸受13又は第2の軸受14のどちらか一方は、圧電駆動素子17の膨張、収縮によって動かず、固定された状態であってもよい。典型的には、第2の軸受14が固定されており、第1の軸受13が圧電駆動素子17の駆動に応じて動作する。
温度センサ15は、第1のプレスローラ11の本体部111と、第2のプレスローラ12の本体部121の内部に設けられる無線式熱電対である。温度センサ15は、測定した第1のプレスローラ11の本体部111と、第2のプレスローラ12の本体部121の温度情報を、無線通信により温度センサ受信機16に出力する。典型的には、温度センサ15は、第1のプレスローラ11の本体部111の内部に設けられた温度センサ15aと、第2のプレスローラ12の本体部121の内部に設けられた温度センサ15bである。なお、温度センサ15は、本体部111、121に接触する接触式でも良く、非接触式でも良い。
温度センサ受信機16は、温度センサ15から出力された温度情報の信号を受信する。例えば、温度センサ受信機16は、受信部を有しており、温度センサ15が無線通信により出力した温度情報を入力する。温度センサ受信機16は、温度センサ15から入力された温度に基づいて、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12の熱膨張量を推定する。温度センサ受信機16は、熱膨張量の推定値を圧電素子コントローラ18に出力する。
圧電駆動素子17は、入力された電圧に基づいて膨張及び収縮を行う。典型的には、圧電駆動素子17は、サブミクロン精度で変位駆動する。具体的には、圧電駆動素子17は、圧電素子コントローラ18から電圧が入力され、動作が制御される。図2中の矢印は、圧電駆動素子17が膨張する方向を示している。
圧電素子コントローラ18は、圧電駆動素子17の動作を制御する。より具体的には、圧電素子コントローラ18は、温度センサ受信機16から入力された熱膨張量の推定値に応じた電圧を、圧電駆動素子17に出力する。例えば圧電素子コントローラ18は、温度センサ受信機16により、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12がそれぞれ膨張して本体部111と本体部121の間隔が狭まっていると推定された場合は、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12を引き離すよう、圧電駆動素子17を膨張させるための電圧を出力する。
次に、プレスロール装置1の動作について説明する。図3は、プレスロール装置1の動作フローを示した図である。
プレスロール装置1は、プレスを開始する(ステップS1)。すなわち、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12が動作を開始する。
プレスロール装置1が動作することにより、本体部111、121のロール温度が上昇する(ステップS2)。したがって本体部111、121は、ロール温度の上昇により膨張する。
温度センサ15は、ロール温度を測定する(ステップS3)。温度センサ15は、測定したロール温度を、温度センサ受信機16に出力する。
温度センサ受信機16は、温度センサ15から入力された温度情報に基づき、ロールの熱膨張量を推定する(ステップS4)。温度センサ受信機16は、推定した熱膨張量を圧電素子コントローラ18に出力する。
圧電素子コントローラ18は、入力された熱膨張量の推定値に基づいて、圧電駆動素子17を膨張、収縮させる(ステップS5)。これにより圧電駆動素子17は、第1の軸受13と、第2の軸受14のギャップ寸法を補正する。言い換えると、圧電素子コントローラ18は、圧電駆動素子17を駆動させ、第1の軸受13と第2の軸受14を上昇、下降させることにより、第1のプレスローラ11と第2のプレスローラ12のギャップ寸法の補正を行う。その後、ステップS2に戻り処理を繰り返す。
これにより、ロールの温度変化量からロールの熱膨張量を推定し、推定された熱膨張量に基づいてロール間ギャップ寸法を補正することができる。
なお、温度センサ受信機16により熱膨張量を判定するものとして記載したが、熱膨張量の推定は、例えば、温度センサ15又は圧電素子コントローラ18に演算装置を設けて行うこととしても良い。
実施の形態2
図4は、実施の形態2にかかるプレスロール装置2の構成を示した図である。また図5は、プレスロール装置2の概略図である。
プレスロール装置2は、第1のプレスローラ11と、第2のプレスローラ12と、第1の軸受13と、第2の軸受14と、圧電駆動素子17と、変位測定センサ19と、圧電素子コントローラ20を備える。なお、実施の形態1で示したプレスロール装置1と同一の機能を奏する構成物品については同一の符号を付し、説明を省略する。
変位測定センサ19は、第1のプレスローラ11と、第2のプレスローラ12の位置を測定するセンサである。例えば変位測定センサ19は、磁気センサである。変位測定センサ19は、第1のプレスローラ11の本体部111の上部に設けられた変位測定センサ19aと、第2のプレスローラ12の本体部121の下部に設けられた変位測定センサ19bを有する。変位測定センサ19は、圧電素子コントローラ20に、測定した変位の情報を出力する。
圧電素子コントローラ20は、圧電駆動素子17の動作を制御する。より具体的には、圧電素子コントローラ20は、変位測定センサ19から入力された第1のプレスローラ11と第2のプレスローラ12の変位の情報に応じた電圧を、圧電駆動素子17に出力する。
次に、プレスロール装置2の動作について説明する。図6は、プレスロール装置2の動作フローを示した図である。
プレスロール装置2は、プレスを開始する(ステップS11)。すなわち、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12が動作を開始する。
プレスロール装置2が動作することにより、本体部111、121のロール温度が上昇する(ステップS12)。本体部111、121は、ロール温度の上昇により膨張する。
変位測定センサ19は、本体部111、121が熱膨張により変位した変位量を測定する(ステップS13)。変位測定センサ19は、測定した変位量を、圧電素子コントローラ20に出力する。
圧電素子コントローラ20は、入力された変位量に基づいて、圧電駆動素子17を膨張、収縮させる(ステップS14)。これにより圧電駆動素子17は、第1の軸受13と、第2の軸受14のギャップ寸法を補正する。言い換えると、圧電素子コントローラ20は、測定された変位量に基づいて圧電駆動素子17を駆動させ、第1の軸受13と第2の軸受14を上昇、下降させることにより、第1のプレスローラ11と第2のプレスローラ12のギャップ寸法の補正を行う。その後、ステップS12に戻り処理を繰り返す。
これにより変位測定センサ19を用いて、第1のプレスローラ11と第2のプレスローラ12が熱膨張により変位した変位量を測定し、測定された変位量に基づいてロール間ギャップ寸法を補正することができる。
実施の形態3
図7は、実施の形態3にかかるプレスロール装置3の構成を示した図である。また図8は、プレスロール装置3の概略図である。
プレスロール装置3は、第1のプレスローラ11と、第2のプレスローラ12と、第1の軸受13と、第2の軸受14と、温度センサ15と、圧電駆動素子17と、温度センサ受信機21と、変位測定センサ22と、圧電素子コントローラ23を備える。なお、実施の形態1で示したプレスロール装置1、及び実施の形態2で示したプレスロール装置2と同一の機能を奏する構成物品については同一の符号を付し、説明を省略する。
温度センサ受信機21は、温度センサ15から出力された温度情報の信号を受信する。温度センサ受信機21は、温度センサ15から入力された温度情報に基づいて、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12の熱膨張量を推定する。温度センサ受信機21は、熱膨張量の推定値を圧電素子コントローラ23に出力する。
変位測定センサ22は、第1のプレスローラ11と、第2のプレスローラ12の位置を測定する。変位測定センサ22は、第1のプレスローラ11の本体部111の上部に設けられた変位測定センサ22aと、第2のプレスローラ12の本体部121の下部に設けられた変位測定センサ22bを有する。変位測定センサ22は、圧電素子コントローラ23に、測定した変位の情報を出力する。
圧電素子コントローラ23は、圧電駆動素子17の動作を制御する。より具体的には、圧電素子コントローラ23は、温度センサ受信機21から入力された温度の情報と、変位測定センサ22から入力した変位量に応じた電圧を、圧電駆動素子17に出力する。例えば圧電素子コントローラ23は、温度センサ受信機21から、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12の温度情報から推定した熱膨張量の情報を入力する。また圧電素子コントローラ23は、変位測定センサ22から、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12がそれぞれ膨張して変位している情報を入力する。圧電素子コントローラ23は、温度センサ受信機21から入力した熱膨張量の情報と、変位測定センサ22から入力された変位量の情報に基づいて、圧電駆動素子17を膨張又は収縮させる電圧を出力する。
次に、プレスロール装置3の動作について説明する。図9は、プレスロール装置3の動作フローを示した図である。
プレスロール装置2は、プレスを開始する(ステップS21)。すなわち、第1のプレスローラ11及び第2のプレスローラ12が動作を開始する。
本体部111、121のロール温度が上昇する(ステップS22)。本体部111、121は、ロール温度の上昇により膨張する。
温度センサ15は、ロール温度を測定する(ステップS23)。温度センサ15は、測定したロール温度を、温度センサ受信機21に出力する。
温度センサ受信機21は、温度センサ15から入力した温度情報に基づき、ロールの熱膨張量を推定する(ステップS24)。温度センサ受信機21は、推定した熱膨張量を圧電素子コントローラ23に出力する。
変位測定センサ22は、本体部111、121が熱膨張により変位した変位量を測定する(ステップS25)。変位測定センサ22は、測定した変位量を、圧電素子コントローラ23に出力する。
圧電素子コントローラ23は、温度センサ受信機21から入力した熱膨張量と、変位測定センサ22から入力した変位量に基づき、ロール間ギャップを補正するよう、圧電駆動素子17を駆動する(ステップS26)。例えば、圧電素子コントローラ23は、温度センサ受信機21から入力した熱膨張量と、変位測定センサ22から入力した変位量の平均値を用いて、ロール間ギャップ寸法を算出し、圧電駆動素子17を駆動することで補正を行う。なお、圧電素子コントローラ23は、入力された熱膨張量と変位量について、どちらか一方を優先するよう重み付けを行い、ロール間ギャップ寸法を算出しても良い。その後ステップS22に戻り処理を繰り返す。
これにより、圧電駆動素子を用いてプレスロールのロール間ギャップを補正することができる。圧電駆動素子を用いることにより、直接、軸間の距離を制御することができるため、プレス間隔の制御が容易である。また、圧電駆動素子はサブミクロン単位での変位駆動が可能であるため、サブミクロン単位でのロール間ギャップの調整が可能となる。圧電駆動素子を用いるため追従性が良く、ロール間ギャップを適切に調整することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば温度センサ15は、有線通信により温度センサ受信機16、21に温度情報を出力するものであっても良く、温度センサ受信機16、21は有線で温度情報を受信しても良い。温度センサによる計測方法は問わない。実施の形態3において、ステップS23〜S25では、温度センサによる熱膨張量の推定後にロールの変位量を測定するものとして記載したが、例えば測定の順序は逆でもよく、または、同時に行っても良い。
1、2、3 プレスロール装置
11 第1のプレスローラ
12 第2のプレスローラ
13 第1の軸受
14 第2の軸受
15 温度センサ
16 温度センサ受信機
17 圧電駆動素子
18 圧電素子コントローラ
19 変位測定センサ
20 圧電素子コントローラ
21 温度センサ受信機
22 変位測定センサ
23 圧電素子コントローラ
111 本体部
112 回転軸
121 本体部
122 回転軸

Claims (1)

  1. 二次電池用電極製造用のプレスロール装置であって、
    一対のプレスロールと、
    各プレスロールの回転軸を支持する軸受に介在し、回転軸間距離を調整する圧電駆動素子と、
    各プレスロールの膨張を測定するセンサと、を有し、
    前記センサから得られたプレスロールの膨張量に応じて、前記圧電駆動素子の膨張量を変更する、
    プレスロール装置。
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