JP2020029821A - 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 - Google Patents
内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020029821A JP2020029821A JP2018155950A JP2018155950A JP2020029821A JP 2020029821 A JP2020029821 A JP 2020029821A JP 2018155950 A JP2018155950 A JP 2018155950A JP 2018155950 A JP2018155950 A JP 2018155950A JP 2020029821 A JP2020029821 A JP 2020029821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- link
- oil passage
- crankpin
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 27
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 170
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 1
- 238000009750 centrifugal casting Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
2…ピストン
3…ピストンピン
4…アッパリンク(第1リンク)
5…アッパピン(第1連結ピン)
6…クランクシャフト
6a…クランクピン
6b…ジャーナル部
7…ロアリンク(第2リンク)
7A…ロアリンクアッパ
7B…ロアリンクロア
8…コントロールピン(第2連結ピン)
9…コントロールリンク(第3リンク)
10…コントロールシャフト
11…クランクピン軸受部
12…アッパピン軸受部
13…コントロールピン軸受部
21…ロアリンク油路
25…ロッド部
26…ピストンピン用ピンボス部
27…アッパピン用ピンボス部
31…給油通路
32…第1油通路
33…第2油通路
34…第3油通路
35…第4油通路
36…他端開口部
38…頂部
39…底部
Claims (6)
- ピストンにピストンピンを介して一端が連結された第1リンクと、上記第1リンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結された第2リンクと、一端が上記第2リンクに第2連結ピンを介して連結され、他端が機関本体側に支持された第3リンクと、を備え、
上記第1リンクは、ロッド部と、上記ロッド部の一端に設けられて上記ピストンピンが回転可能に嵌合する円環状のピストンピン用ピンボス部と、上記ロッド部の他端に設けられて上記第1連結ピンが回転可能に嵌合する円環状の第1連結ピン用ピンボス部と、ピストンピン用ピンボス部側から導入したオイルを上記第1連結ピンへと導く当該第1リンクの内部に形成された給油通路と、を有し、
上記給油通路は、上記ロッド部の長手方向に沿って形成され、一端がピストンピン用ピンボス部の内周面に開口する第1油通路と、上記第1連結ピン用ピンボス部の周方向に沿って形成され、上記第1油通路の他端に接続された第2油通路と、上記第1連結ピン用ピンボス部の半径方向に沿って形成され、一端が上記第2油通路に接続され、他端が上記第1連結ピン用ピンボス部の内周面に開口する第3油通路と、を有し、
上記第3油通路は、他端の開口位置が、クランクシャフト軸方向視で、上記ピストンピン用ピンボス部の中心と上記第1連結ピン用ピンボス部の中心を通る基準直線と上記第1連結ピン用ピンボス部の内周面との交点のうち、ピストンピン用ピンボス部側の交点と重ならないように形成されていることを特徴とする内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。 - 上記第3油通路は、他端の開口位置が、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線と重ならないように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。
- 上記第3油通路は、他端の開口位置が、クランクシャフト軸方向視で、上記第1連結ピン用ピンボス部の中心を通り上記基準直線と直交する第2基準直線よりもピストンピン用ピンボス部側に位置するとともに、上記第1連結ピンと上記第1連結ピン用ピンボス部との間で焼き付きの発生することない位置の中で最もピストンピン用ピンボス部側に位置するよう形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。
- 上記第2リンクは、一端が上記第1連結ピン用ピンボス部の外周面と対向する上記第2リンクの外周面に開口し、他端がクランクピンを支持するクランクピン軸受面に開口する第2リンク油路を有し、
上記第1連結ピン用ピンボス部の内周面には、クランクシャフト軸方向視で、当該第1連結ピン用ピンボス部のクランクピン側から上記第2リンク油路を介してオイルが供給可能となっており、
上記第2油通路は、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線を横切り、上記基準直線のクランクピン側から反クランクピン側に連続するよう形成され、
上記第3油通路は、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線の両側にそれぞれ少なくとも1つ以上形成され、上記基準直線よりも反クランクピン側に位置する反クランクピン側第3油通路の他端の開口面積の総和が上記基準直線よりもクランクピン側に位置するクランクピン側第3油通路の他端の開口面積の総和よりも大きくなるよう設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。 - 上記第2リンクは、一端が上記第1連結ピン用ピンボス部の外周面と対向する上記第2リンクの外周面に開口し、他端がクランクピンを支持するクランクピン軸受面に開口する第2リンク油路を有し、
上記第1連結ピン用ピンボス部の内周面には、クランクシャフト軸方向視で、当該第1連結ピン用ピンボス部のクランクピン側から上記第2リンク油路を介してオイルが供給可能となっており、
上記第2油通路は、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線を横切り、上記基準直線のクランクピン側から反クランクピン側に連続するよう形成され、
上記第3油通路は、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線の両側にそれぞれ少なくとも1つ以上形成され、上記基準直線よりも反クランクピン側に位置する反クランクピン側第3油通路の数が上記基準直線よりもクランクピン側に位置するクランクピン側第3油通路の数よりも多くなるよう設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。 - 上記第2リンクは、一端が上記第1連結ピン用ピンボス部の外周面と対向する上記第2リンクの外周面に開口し、他端がクランクピンを支持するクランクピン軸受面に開口する第2リンク油路を有し、
上記第1連結ピン用ピンボス部の内周面には、クランクシャフト軸方向視で、当該第1連結ピン用ピンボス部のクランクピン側から上記第2リンク油路を介してオイルが供給可能となっており、
上記第2油通路は、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線の反クランクピン側に形成され、
上記第3油通路は、クランクシャフト軸方向視で、上記基準直線よりも反クランクピン側に少なくとも1つ以上形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018155950A JP7099169B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018155950A JP7099169B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020029821A true JP2020029821A (ja) | 2020-02-27 |
JP7099169B2 JP7099169B2 (ja) | 2022-07-12 |
Family
ID=69624024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018155950A Active JP7099169B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7099169B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03260414A (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-20 | Toyota Motor Corp | コネクティングロッドの製造方法 |
JP2005023992A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Hino Motors Ltd | コンロッド |
JP2006077931A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のコネクティングロッド |
JP2010116777A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
JP2010185329A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
US20130255620A1 (en) * | 2012-03-28 | 2013-10-03 | Cummins Inc. | Connecting rod lubrication apparatus |
JP2015072037A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 三菱重工業株式会社 | コネクティングロッドおよびそれを備えるエンジン |
JP2016191463A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 三菱重工業株式会社 | 連接棒およびこれを備えたクロスヘッド型エンジン |
JP2017061859A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 日産自動車株式会社 | 複リンク式ピストン−クランク機構の潤滑構造 |
-
2018
- 2018-08-23 JP JP2018155950A patent/JP7099169B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03260414A (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-20 | Toyota Motor Corp | コネクティングロッドの製造方法 |
JP2005023992A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Hino Motors Ltd | コンロッド |
JP2006077931A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のコネクティングロッド |
JP2010116777A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
JP2010185329A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 |
US20130255620A1 (en) * | 2012-03-28 | 2013-10-03 | Cummins Inc. | Connecting rod lubrication apparatus |
JP2015072037A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 三菱重工業株式会社 | コネクティングロッドおよびそれを備えるエンジン |
JP2016191463A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 三菱重工業株式会社 | 連接棒およびこれを備えたクロスヘッド型エンジン |
JP2017061859A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 日産自動車株式会社 | 複リンク式ピストン−クランク機構の潤滑構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7099169B2 (ja) | 2022-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5252083B2 (ja) | 複リンク式ピストン−クランク機構を備えた内燃機関のクランクシャフト及び内燃機関の複リンク式ピストン−クランク機構 | |
WO2017037935A1 (ja) | 内燃機関のピストンクランク機構におけるアッパピンの潤滑構造および潤滑方法 | |
JP5971422B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 | |
JP6160779B2 (ja) | 軸受構造 | |
JP5218305B2 (ja) | 複リンク式ピストン−クランク機構を備えた内燃機関のクランクシャフト | |
JP6727758B2 (ja) | 連接棒およびこれを備えたクロスヘッド型エンジン | |
JP6132057B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストン−クランク機構の潤滑構造 | |
JP5251576B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 | |
JP6036006B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストン−クランク機構の潤滑構造 | |
JP5810675B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストン−クランク機構 | |
JP5342634B2 (ja) | エンジンにおけるクランク軸の給油構造 | |
JP6961514B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 | |
JP2020029821A (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 | |
JP7338796B2 (ja) | 内燃機関のロアリンク | |
KR101799744B1 (ko) | 내연 기관의 복 링크식 피스톤 크랭크 기구 | |
JP6375769B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構の軸受構造。 | |
JP5018630B2 (ja) | クランクシャフトの潤滑構造 | |
JP7127380B2 (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 | |
JP2021169780A (ja) | 内燃機関のロアリンク | |
JP2019214938A (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構 | |
JP2013032853A (ja) | リンク機構の軸受構造 | |
JP2019094884A (ja) | 内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構におけるアッパリンク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220613 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7099169 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |