JP2006077931A - 内燃機関のコネクティングロッド - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油の通路を備えたコネクティングロッドの生産性を向上し、コストを低減する。
【解決手段】コネクティングロッドを、2個のコネクティングロッド片10を厚み方向に接合することによって形成するようにし、それぞれのコネクティングロッド片10の接合面に油路10h、10j及び10kを設けることにより、コネクティングロッド内部を通過させる潤滑油のオイル通路を形成する。また、コネクティングロッドの軽量化のため、肉抜き部10iを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は内燃機関のコネクティングロッドに関する。
ピストンとクランク軸とを連結するコネクティングロッドは、ピストンピン受穴を有する小端部、クランク軸受穴を有する大端部及び両端部間のコラム部とからなっていることは周知のとおりである。このコネクティングロッドは所定の剛性と疲労強度を有するとともに軽量であることが要求される部品である。そのため、複数の部品を接合することによってコネクティングロッドを形成し、軽量化を図る技術が開発されている(例えば、特許文献1または2参照。)。ここで、上記のコラム部の、長手方向に垂直な面による断面を所謂H型とすることにより、コラム部の強度及び剛性を高めることが一般的に行われている。
また、コラム部の内部にオイル通路を設けることにより、クランク軸とクランク軸受穴との間の潤滑に用いられた潤滑油をコネクティングロッドの内部を通過させてピストンピン受穴にまで導き、ピストンピンとピストンピン受穴との間の潤滑に用いる技術や、ピストンピン受穴と小端部の外縁との間にもオイル通路を設け、ピストンピンとピストンピン受穴との間の潤滑に用いられた潤滑油を小端部の外縁からピストンの下面に供給することにより、ピストンを冷却する技術が公知である。
しかし、これらの技術においてオイル通路を形成する際には、コネクティングロッドの外形の形成後、コネクティングロッドの中心線(ピストンピン受穴とクランク軸受穴の中心を結んだ線)に沿って、小端部側からドリルなどによって穴開け加工することが一般的である。この穴開け加工は加工ストロークが長いために加工時間が長くなり、さらにドリルが折損してしまう場合もあるので、コネクティングロッドの生産性向上及びコスト低減の妨げとなる場合があった。
実開平05−42738号公報 実開平01−018623号公報
本発明の目的とするところは、潤滑油の通路を備えたコネクティングロッドの生産性を向上し、コストを低減することである。
上記目的を達成するための本発明は、コネクティングロッドを、2個のコネクティングロッド片を厚み方向に接合することにより形成されるようにし、それぞれのコネクティングロッド片の接合面に溝を設けることにより、コネクティングロッド内部を通過させる潤滑油の油路を形成することを最大の特徴とする。
より詳しくは、内燃機関におけるクランク軸とピストンとを連結するコネクティングロッドであって、2つのコネクティングロッド片を厚み方向に互いに接合することによって形成され、前記コネクティングロッド片は、前記クランク軸と回転可能に結合するクランク軸受穴が設けられた大端部と、前記ピストンに設けられたピストンピンと回転可能に結合するピストンピン受穴が設けられた小端部と、前記大端部と前記小端部とを連結するコラム部とを有し、前記コネクティングロッド片における、前記コネクティングロッド片同士が接合される際の接合面には、前記クランク軸受穴と前記ピストンピン受穴とを結ぶよ
うに溝状に形成された第1油路と、前記ピストンピン受穴と前記小端部の外縁とを結ぶように溝状に形成された第2油路と、が設けられたことを特徴とする。
本発明においては、上述のように、2つのコネクティングロッド片を厚み方向に接合させることによってコネクティングロッドを形成する。そして、各コネクティングロッド片における接合面には、前記クランク軸受穴と前記ピストンピン受穴を結ぶ溝状の第1油路と、前記ピストンピン受穴と前記小端部の外縁とを結ぶ溝状の第2油路と、を設ける。
そうすれば、コネクティングロッド片同士を接合させた際に、2つのコネクティングロッド片の接合面に形成された溝状の第1油路及び、第2油路同士が重なり合うことにより、管状のオイル通路を形成することができる。ここで、2つのコネクティングロッド片は、鍛造や焼結の方法により形成してもよいし、鋳造により成型してもよい。そして、各コネクティングロッド片の接合面においては、溝状の第1油路及び第2油路を切削による後加工により形成してもよい。そのような生産工程を採用した場合には、切削加工による加工しろは溝の深さのみとなるので、コネクティングロッドの外形を形成し、オイル通路をドリルによる穴開け作業で加工する場合と比較し、潤滑油の通路を容易に短時間で形成することができる。また、工具の折損の危険性も低減できる。その結果、潤滑油の通路を備えたコネクティングロッドの生産性を向上させ、コストを低減することができる。
ここで、溝状の第1油路及び第2油路は、コネクティングロッド片の外形の形成時に同時に形成してもよい。そうすれば、第1油路及び第2油路の後加工の必要がなくなり、コネクティングロッドの生産性をより向上させることができる。
また、本発明においては、前記第1油路は、前記コラム部における前記接合面が厚み方向に肉抜きされることにより形成された肉抜き部と、該肉抜き部と前記クランク軸受穴とを結ぶように溝状に形成された大端側第1油路と、該肉抜き部と前記ピストンピン受穴とを結ぶように溝状に形成された小端側第1油路と、を有する構成としてもよい。
すなわち、前記クランク軸受穴と前記ピストンピン受穴を結ぶように溝状に形成された第1油路を、大端側第1油路と、小端側第2油路と、その間に形成された肉抜き部とに分割することとした。ここで、肉抜き部とは、大端側第1油路及び小端側第2油路と比較して幅を広くし、深さを深くすることによりコネクティングロッド片における肉厚を薄くした部分をいう。この肉抜き部は前記コラム部における接合面全体に設けるようにしてもよい。
そうすれば、コネクティングロッド片を軽量化することができる。そして、2つのコネクティングロッド片を接合して形成されたコネクティングロッドを軽量化することができる。また、その際に、コネクティングロッドのコラム部の前記中心線に垂直方向の断面を中空断面とすることができる。ここで、従来のコネクティングロッドにおいては、コラム部の断面2次モーメントを増加させるために、コラム部の断面をH型断面とすることが一般的である。しかし前述のように、本発明によってコラム部の断面を中空断面とすれば、H型断面のコラム部を有するコネクティングロッドと比較しても、断面積が同一であれば断面2次モーメントをさらに大きくすることができる。その結果、コネクティングロッドの強度及び剛性をより向上することができる。
また、本発明においては、前記第2油路は、前記コネクティングロッド片における前記クランク軸受穴の中心と、前記ピストンピン受穴の中心とを結んだ中心線に対し、偏って形成されるようにしてもよい。ここで、従来のように、オイル通路をドリルの穴開け作業により後加工していた場合には、前記小端部の外縁から前記中心線に沿って穴開け加工をすることにより、前記クランク軸受穴と前記ピストンピン受穴とを結ぶオイル通路と、前
記ピストンピン受穴と前記小端部の外縁とを結ぶオイル通路とを同時に加工することが一般的に行われていた。
従って、前記クランク軸受穴と前記ピストンピン受穴とを結ぶオイル通路と、前記ピストンピン受穴と前記小端部の外縁とを結ぶオイル通路との両方が、前記中心線上に形成されることが殆どであった。そのことにより、前記小端部の外縁から供給される潤滑油によってピストンを冷却させる場合にも、ピストンにおいて潤滑油を供給できる場所も制限されていた。しかし、本発明においては、各コネクティングロッド片の接合面に対し第1油路及び第2油路を形成するため、第1油路と第2油路を前記中心線上に直線状に位置させる必要性は低い。従って、第2油路を前記中心線に対して偏って形成することが可能となる。その結果、前記小端部の外縁における第2油路の開口部の場所の自由度が増加し、ピストン裏面において最も冷却を必要とする場所に潤滑油を供給することが可能となる。
また、上記において、前記第2油路は、前記中心線に対して対称に複数個形成されるようにしてもよい。上述のとおり、本発明においては、各コネクティングロッド片の接合面に対し第1油路及び第2油路を形成するため、第1油路と第2油路を前記中心線上に直線状に位置させる必要性は低い。従って、第2油路を複数個設けることも可能である。さらに、中心線に対して対称に複数個の第2油路を設けることも可能である。
一方、ピストン裏面においてはピストン裏面の天面とピストン裏面の側面との交線部分が、曲率半径も小さく応力が集中し易くなっている。すなわち前記交線部分において温度上昇が生じ易くなっている。そこで、コネクティングロッド片の小端部における第2油路の開口部を、ピストン裏面における前記交線部分に対向する位置に設けるようにすれば、温度上昇を起し易い前記交線部分に直接に潤滑油を供給することができる。その結果、ピストンの温度上昇を効果的に抑制することができる。
また、本発明においては、前記第1油路の、前記クランク軸受穴への開口部は、前記クランク軸受穴のうち、前記内燃機関の稼動中において、前記クランク軸受穴と前記クランク軸とのクリアランスが大きくなる所定の大クリアランス領域に設けられるようにしてもよい。ここで、前記内燃機関の稼動中において、前記クランク軸受穴と前記クランク軸との間のクリアランスは全周に亘って均一にはならないことが分かっている。該クリアランスは、クランク軸の偏心運動と、ピストンの往復運動との組み合わせによって、ある特定の領域においては比較的大きくなり、別の特定の領域においては比較的小さくなる。
また、上記のクリアランスの比較的小さくなる領域においては、潤滑油の油膜が薄いため、第1油路のクランク軸受穴側の開口部がその領域にあった場合には、油膜がより薄くなってしまい油膜切れを起すおそれがある。従って、本発明においては、前記第1油路の、前記クランク軸受穴への開口部は、前記クランク軸受穴のうち、前記内燃機関の稼動中において、前記クランク軸受穴と前記クランク軸とのクリアランスが大きくなる所定の大クリアランス領域に設けられるようにし、比較的油膜の厚い部分から潤滑油を第1油路に導入することにより、クランク軸受穴における油膜切れを抑制することとした。そうすれば、クランク軸受穴とクランク軸との間の潤滑性を安定化することができる。
また、本発明においては、前記第1油路には、前記内燃機関の停止時に潤滑油を保持する潤滑油保持部が設けられるようにしてもよい。ここで、内燃機関が停止した場合には、通常、潤滑油は自重で第1油路中を下降し、クランク軸受穴側に移動する。そうすると、内燃機関の始動時にはピストンピン受穴付近には潤滑油が存在せず、クランク軸受穴における第1油路の開口部から導入される潤滑油が、第1油路を通過してピストンピン受穴に到達するまでは、ピストンピン受穴とピストンピンとの間に潤滑油が充分に供給されず、ピストンピン受穴とピストンピンとの間の潤滑性が低下するおそれがあった。
そこで、本発明においては、前記第1油路には、前記内燃機関の停止時に潤滑油が保持される潤滑油保持部が設けられるようにした。そうすれば、内燃機関の始動時には前記潤滑油保持部に保持された潤滑油がピストンピン受穴に供給されるため、内燃機関の始動後、短時間でピストンピン受穴に潤滑油を供給開始することができる。従って、内燃機関の始動直後から十分な潤滑性を確保することができる。
ここで、潤滑油保持部とは、前記第1油路の途中において潤滑油の降下を抑制する貯留部を分岐させて設けてもよいし、前記第1油路を屈曲させ、内燃機関の停止時には潤滑油が当該屈曲部に滞留するようにしてもよい。
また、本発明においては、前記2つのコネクティングロッド片は共通部品であるようにしてもよい。そうすれば、コネクティングロッドの生産に必要な部品の種類を低減することができ、コネクティングロッドの生産性をより向上させることができ、コストを低減することができる。ここで、コネクティングロッド片が第1油路及び第2油路、さらに潤滑油保持部を有する場合には潤滑油保持部をコネクティングロッド片の前記中心線に対して対称に形成するようにしてもよい。そうすれば、2つの共通のコネクティングロッド片を接合した際に、互いの第1油路、第2油路及び潤滑油保持部が重なりあうことにより、オイル通路を良好に形成することができる。
また、本発明においては、内燃機関におけるクランク軸とピストンとを連結するコネクティングロッドであって、2つのコネクティングロッド片を厚み方向に互いに接合することによって形成され、前記コネクティングロッド片は、前記クランク軸と回転可能に結合するクランク軸受穴が設けられた大端部と、前記ピストンに設けられたピストンピンと回転可能に結合するピストンピン受穴が設けられた小端部と、前記大端部と、前記小端部とを連結するコラム部とを有し、前記コネクティングロッド片のコラム部における、前記コネクティングロッド片同士が接合される際の接合面には、厚み方向に肉抜きされることにより形成された肉抜き部が設けられるようにしてもよい。
ここで、肉抜き部とは、前記コネクティングロッド片の接合面において、厚み方向に凹状に肉抜きすることにより、コネクティングロッド片における肉厚を薄くした部分をいう。
そうすれば、コネクティングロッド片を軽量化することができる。そして、2つのコネクティングロッド片を接合して形成されたコネクティングロッドを軽量化することができる。また、その際に、コネクティングロッドのコラム部の前記中心線に垂直方向の断面を中空断面とすることができる。ここで、従来のコネクティングロッドにおいては、コラム部の断面2次モーメントを増加させるために、コラム部の断面をH型断面とすることが一般的である。しかし前述のように、本発明によってコラム部の断面を中空断面とすれば、H型断面のコラム部を有するコネクティングロッドと比較しても、断面積が同一であれば断面2次モーメントをさらに大きくすることができる。その結果、コネクティングロッドの強度及び剛性をより向上することができる。
そして、この場合にも、前記2つのコネクティングロッド片は共通部品であるようにしてもよい。そうすれば、コネクティングロッドの生産に必要な部品の種類を低減することができ、コネクティングロッドの生産性をより向上させることができ、コストを低減することができる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することができる。
本発明にあっては、潤滑油の通路を備えたコネクティングロッドの生産性を向上し、コストを低減することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は、本実施例に係るコネクティングロッド(以下、「コンロッドと略す」)1の概略構成を示す図である。コンロッド1は、破線で示すピストン4と連結する小端部1aと、同じく破線で示すクランク軸3と連結する大端部1b及び、小端部1aと大端部1bとを連結するコラム部1cとから構成されている。そして、小端部1aにおいては、破線で示すピストンピン2とピストンピン受穴1dとが回転可能に結合している。また、大端部1bにおいては、クランク軸3とクランク軸受穴1eとが回転可能に結合している。
大端部1bはさらに大端部主要部1fと、大端部補助部材1gに分割可能になっている。クランク軸受穴1eとクランク軸3とが回転可能に結合される際には、大端部主要部1fから、大端部補助部材1gが一旦分割された後、クランク軸3をクランク軸受穴1eに収納する形で、大端部補助部材1gが大端部主要部1fにボルト固定される。
一方、小端部1aにおけるピストンピン受穴1dをピストンピン2が貫通することにより、ピストンピン受穴1dとピストンピン2とが回転可能に結合される。そして、ピストンピン2はピストン4におけるピストン裏面の側面4aに橋渡す形で固定される。
以上のような構成において、内燃機関の稼動時にはピストン4が図示しないシリンダ内を往復運動し、それに伴ってクランク軸3がクランク軸中心3aを回転中心として回転運動する。
ここで、内燃機関内を循環することによって潤滑及び冷却に用いられるエンジンオイルは、クランク軸3内のクランク軸オイル通路3b及び3cを通過して、クランク軸3とクランク軸受穴1eとの間に満たされ、クランク軸3とクランク軸受穴1eとの間の潤滑に用いられる。また、クランク軸3とクランク軸受穴1eとの間に満たされたエンジンオイルは、クランク軸受穴1eに開口した大端側オイル通路1hからコンロッド1内に導入され、コラム部1c内を通過した後、小端側オイル通路1jからピストンピン受穴1dに供給され、ピストンピン2とピストンピン受穴1dとの間に満たされる。そして、ピストンピン2とピストンピン受穴1dとの間の潤滑に用いられる。
さらに、ピストンピン2とピストンピン受穴1dとの間に満たされたエンジンオイルは、ピストンピン受穴1bとコンロッド1の先端部1mとを結ぶピストン側オイル通路1kを通過し、先端部1mからピストン裏面の天面4bに供給され、ピストン4の冷却に用いられる。
ここで、従来のコンロッド1においては、大端側オイル通路1hから小端側オイル通路1jまで及び、ピストン側オイル通路1kは、コンロッド1の先端部1mからクランク軸受穴1eまで、ドリルによって穴開け加工することによって形成されていた。しかし、先端部1mから、クランク軸受穴1eまでの加工ストロークが長いため、加工に長時間を要していた。また、ドリルが折損する場合もあり、コンロッド1の生産性を向上させることが困難であった。
そこで、本実施例においては、コンロッド1における大端部補助部材1f以外の部分を図1における紙面に垂直方向に2分割する構成とした。
図2には、コンロッド1を2分割したうちの1つの部品であるコンロッド片10の概略構成を示す。本実施例においては、共通のコンロッド片10を2個、接合面10a同士を接合させることによってコンロッド1を形成する。このコンロッド片10の外形は焼結によって形成されてもよいし、鍛造、鋳造などの方法で形成されても良い。また、コンロッド片10の接合面10aには、肉抜き部10iが形成されている。この肉抜き部10iは、コンロッド片10が焼結により形成される際に同時に形成される。
また、接合面10aにおいて、クランク軸受穴10eと肉抜き部10iとを結ぶように溝状の大端側第1油路10hが形成されている。同時にピストンピン受穴10dと肉抜き部10iとを結ぶように溝状の小端側第1油路10jが形成されている。さらにピストンピン受穴10dとコンロッド片10の先端部10mとを結ぶように溝状の第2油路10kが形成されている。
ここで、大端側第1油路10h、小端側第1油路10j及び、第2油路10kはいずれもピストンピン受穴10dの中心とクランク軸受穴10eの中心とを結んだコンロッド片10の中心線上に設けられている。また、本実施例においては、大端側第1油路10h、小端側第1油路10j及び、第2油路10kはいずれもコンロッド片10の形成時に同時に形成されている。
上記したように、本実施例においては、コンロッド片10の接合面10aに肉抜き部10iを形成したために、2個のコンロッド片10を接合してコンロッド1を形成した場合に、コンロッド1を軽量化することができる。
ここで、従来のコンロッドにおけるコラム部の、中心線に垂直な断面は所謂H状になっていることが多い。これは、コラム部の断面をH状にすることで、同一断面積であれば断面2次モーメントを大きくするための構造である。それに比較し、本実施例において2個のコンロッド片10を接合することによりコンロッド1を形成した場合、コラム部1cの断面形状を中空の直方型とすることができる。このような断面形状とすることにより、断面積が同一であれば、H型断面を有する場合よりさらにコラム部1cの断面2次モーメントを増加させることができる。その結果、コラム部1cの強度及び合成を向上させることができる。
また、本実施例においては、大端側第1油路10h、小端側第1油路10j及び、第2油路10kを有しているために、2個のコンロッド片10を接合してコンロッド1を形成した際には、クランク軸受穴1eからエンジンオイルを導入し、ピストンピン受穴1dにエンジンオイルを供給するオイル通路を容易に形成することができる。また、ピストンピン受穴1dから導入したエンジンオイルをコンロッド先端部1mからピストンに供給するためのオイル通路も容易に形成することができる。これにより、コンロッド1の生産性を向上させ、コストを低減することができる。
なお、本実施例においては、大端側第1油路10h、小端側第1油路10j及び、第2油路10kはいずれもコンロッド片10の形成時に同時に形成することとしたが、これらは、コンロッド片10の外形が形成された後に切削加工によって形成してもよい。そうすることにより、切削加工の工程が増えることとなるが、従来のように、コンロッド先端部1mからドリルで穴開け加工を行う場合と比較し、加工しろが少ないために加工時間を短縮することができる。また、工具の破損を起こりにくくすることができる。その結果、コ
ンロッド1の生産性を向上させ、コストを低減することができる。
次に、本発明における実施例2について説明する。本実施例においては、第2油路がコンロッド片の中心線に対して対称に2個設けられている例であって、第1油路のクランク軸受穴への開口部が、クランク軸受穴とクランク軸との間のクリアランスが比較的大きくなる大クリアランス領域に設けられた例について説明する。なお、本実施例においても、実施例1と同様、2つのコンロッド片を接合してコンロッド1が形成される。
図3には本実施例におけるコンロッド片20の概略構成を示す。コンロッド片20における第2油路20k、20lはコンロッド片20の中心線に対して所定角度傾斜させた形で左右対称に設けられている。一方、本実施例においては、クランク軸受穴20eとピストンピン受穴20dは第1油路20hで結ばれている。そして、第1油路20hのクランク軸受穴20eへの開口部も、コンロッド片20の中心線に対して偏った位置に設けられている。
ここで、第2油路20k、20lにおける小端部20aの外縁への開口部は、それぞれ、コンロッド1をピストンピン2及びピストン4に組み込んだ際に、ピストン裏面の天面4bと、ピストン裏面の側面4aの交線部分4cに略対向するように設けられている。ここで、交線部分4cは、ピストン4の裏面において特に曲率半径が小さく、応力が集中し易い場所であり、温度上昇も起し易くなっている。従って、本実施例のように、第2油路20k、20lの開口部を、交線部分4cに略対向して設けることにより、内燃機関の稼動中には、交線部分4cに対して直接エンジンオイルを供給し、冷却することができる。
なお、従来のコンロッドにおいて、上記のように、第2油路をコンロッドの中心線から傾斜して設けるような場合は、一度中心線に沿って第1油路をドリルの穴開け加工によって形成した後、さらに第2油路をドリルで加工し直さなければならない。従って、第2油路をコンロッドの中心線から傾斜して設けることは、コンロッドの生産性をさらに低下させることとなってしまい、上記交線部分のように温度上昇し易い部分に直接エンジンオイルを供給することは困難であった。しかし、本実施例のようにコンロッド片20の接合面20aに第2油路20k、20lを形成し、2つのコンロッド片20を接合させてコンロッド1を形成する場合には、第2油路20k、20lの形成場所の自由度を確保し易く、ピストン4における所望の場所に直接エンジンオイルを供給することができる。
次に、本実施例において、第1油路20hのクランク軸受穴20eへの開口部が、コンロッド片20の中心線に対して偏った位置に設けられた理由について説明する。図1についての説明にて触れたように、通常、コンロッド1におけるクランク軸受穴1eはクランク軸中心3aを回転中心として円を描くように移動する。一方、コンロッド1におけるピストンピン受穴1dはピストン4の運動に伴って直線的な往復運動を行う。この際、図3におけるクランク軸受穴20eと、クランク軸3との間のクリアランスは、クランク軸受穴20eの全域において均一ではなく、クランク軸受穴20eの特定の領域でクリアランスが小さくなり、特定の別の領域ではクリアランスが大きくなる現象が生じる。
このクリアランスが大きくなる領域を図3においては、大クリアランス領域20nで示す。本実施例においては、第1油路20hのクランク軸受穴20eへの開口部を、大クリアランス領域20nに設けているために、第1油路20hに充分なエンジンオイルが導入されても、クランク軸受穴20eとクランク軸3との間にオイル切れを生じることがなく、クランク軸受穴20eとクランク軸3との間に良好な潤滑性を維持することができる。
なお、図3に示したような大クリアランス領域20nに、第1油路20hの開口部を設
けた場合、コンロッド1を形成するために接合される2つのコンロッド片は共通部品とせず、2つのコンロッド片における第1油路の形状が鏡像の関係となるようにすることが望ましい。そうすれば、2つのコンロッド片を接合した際に、2つのコンロッド片における第1油路同士を重ね合わせることができ、容易に管状のオイル通路を形成することができる。
次に、本発明における実施例3について説明する。本実施例においては、第1油路に、内燃機関が停止した際に潤滑油を保持する潤滑油保持部が設けられた例について説明する。なお、本実施例においても、実施例1と同様、2つのコンロッド片を接合してコンロッド1が形成される。
従来のオイル通路が設けられたコンロッドにおいては、内燃機関が停止した際には、コンロッド内のオイル通路を、エンジンオイルが自重で下降し、クランク軸受穴まで移動してしまっていた。従って、次回に内燃機関が始動した際には、ピストンピン受穴付近にはエンジンオイルが不足しており、エンジンオイルが新たにクランク軸受穴からオイル通路を通過し、ピストンピン受穴に供給されるまでにはある程度の時間が必要であった。そうすると、内燃機関の始動直後には、ピストンピン受穴とピストンピンとの間の充分な潤滑性を維持することが困難となる場合があった。また、ピストンに供給される冷却用のエンジンオイルが不足し、ピストンを充分に冷却することができない場合があった。
そこで、本実施例においては、第1油路の途中に潤滑油保持部を設け、内燃機関の停止状態においても第1油路にエンジンオイルが滞留するようにした。
図4(a)及び図4(b)には、本実施例におけるコンロッド片30の概略構成を示す。図4(a)には、第1油路30hを途中で屈曲した形状とし、第1油路30hが屈曲した部分を潤滑油保持部30pとした場合について示した。この場合は、内燃機関が停止した際に第1油路30h内に存在するエンジンオイルは、クランク軸受穴30eに向けて下降するが、その一部は潤滑油保持部30pに貯留される。そして、内燃機関が次回に始動した際には、潤滑油保持部30pに貯留されたエンジンオイルが短時間でピストンピン受穴30dに供給される、また、図4(b)には、第1油路30hを屈曲させるのではなく、第1油路30hから左右対称にエンジンオイルを貯留可能な貯留部を分岐させることにより潤滑油保持部30pを形成した例について示す。
図4(a)に示すように、第1油路30hを屈曲させることにより潤滑油保持部30pを形成した場合には、コンロッド1を形成するために接合される2つのコンロッド片は共通部品とせず、2つのコンロッド片における第1油路の形状が鏡像の関係となるようにすることが望ましい。そうすれば、2つのコンロッド片を接合した際に、2つのコンロッド片における第1油路同士を重ね合わせることができ、管状のオイル通路を容易に形成することができる。
一方、図4(b)に示すように、第1油路30hから左右対称にエンジンオイルを貯留可能な貯留部を分岐させることにより潤滑油保持部30pを形成した場合には、コンロッド1を形成するために接合される2つのコンロッド片は共通部品とするとよい。この場合には、第1油路30hは中心線に対して左右対称であるので、共通のコンロッド片30同士を接合させることで、容易に管状のオイル通路を形成できるとともに、コンロッド1を形成するために必要な部品の種類を減少させることができ、コンロッド1のコストを低減することができる。
また、図4(a)、図4(b)には、第1油路30hにおける比較的クランク軸受穴3
0eに近い部分に潤滑油保持部30pを設けた例について説明したが、潤滑油保持部30pを、ピストンピン受穴30dにより近い位置に設けるようにしてもよい。そうすることにより、内燃機関の始動時に、より早く、ピストンピン受穴30dや、図4には示さないピストンにエンジンオイルを供給することができる。
本発明の実施例に係るコンロッドの概略構成を示す図である。 本発明の実施例1に係るコンロッド片の概略構成を示す図である。 本発明の実施例2に係るコンロッド片の概略構成を示す図である。 本発明の実施例3に係るコンロッド片の概略構成を示す図である。
符号の説明
1・・・コンロッド
1a、20a・・・小端部
1b・・・大端部
1c・・・コラム部
1d、10d、20d、30d・・・ピストンピン受穴
1e、10e、20e、30e・・・クランク軸受穴
1f・・・大端部主要部
1g・・・大端部補助部材
1h・・・大端側オイル通路
1j・・・小端側オイル通路
1k・・・ピストン側オイル通路
1m・・・先端部
2・・・ピストンピン
3・・・クランク軸
3a・・・クランク軸回転中心
3b、3c・・・クランク軸オイル通路
4・・・ピストン
4a・・・ピストン裏面の側面
4b・・・ピストン裏面の天面
4c・・・交線部分
10,20,30・・・コンロッド片
10a、20a、30a・・・接合面
10h・・・大端側第1油路
10i・・・肉抜き部
10j・・・小端側第1油路
10k、20k、20l・・・第2油路
10m・・・先端部
20h、30h・・・第1油路
20n・・・大クリアランス領域
30p・・・潤滑油保持部

Claims (9)

  1. 内燃機関におけるクランク軸とピストンとを連結するコネクティングロッドであって、
    2つのコネクティングロッド片を厚み方向に互いに接合することによって形成され、
    前記コネクティングロッド片は、
    前記クランク軸と回転可能に結合するクランク軸受穴が設けられた大端部と、
    前記ピストンに設けられたピストンピンと回転可能に結合するピストンピン受穴が設けられた小端部と、
    前記大端部と、前記小端部とを連結するコラム部とを有し、
    前記コネクティングロッド片における、前記コネクティングロッド片同士が接合される際の接合面には、
    前記クランク軸受穴と前記ピストンピン受穴とを結ぶように溝状に形成された第1油路と、
    前記ピストンピン受穴と前記小端部の外縁とを結ぶように溝状に形成された第2油路と、
    が設けられたことを特徴とする内燃機関のコネクティングロッド。
  2. 前記第1油路は、前記コラム部における前記接合面が厚み方向に肉抜きされることにより形成された肉抜き部と、
    該肉抜き部と前記クランク軸受穴とを結ぶように溝状に形成された大端側第1油路と、
    該肉抜き部と前記ピストンピン受穴とを結ぶように溝状に形成された小端側第1油路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のコネクティングロッド。
  3. 前記第2油路は、前記コネクティングロッド片における前記クランク軸受穴中心と、前記ピストンピン受穴中心とを結んだ中心線に対し、偏って形成されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のコネクティングロッド。
  4. 前記第2油路は、前記中心線に対して対称に複数個形成されたことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のコネクティングロッド。
  5. 前記第1油路の、前記クランク軸受穴への開口部は、前記クランク軸受穴のうち、前記内燃機関の稼動中において、前記クランク軸受穴と前記クランク軸とのクリアランスが大きくなる所定の大クリアランス領域に設けられたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の内燃機関のコネクティングロッド。
  6. 前記第1油路には、前記内燃機関の停止時に潤滑油を保持する潤滑油保持部が設けられたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の内燃機関のコネクティングロッド。
  7. 前記2つのコネクティングロッド片は共通部品であることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の内燃機関のコネクティングロッド。
  8. 内燃機関におけるクランク軸とピストンとを連結するコネクティングロッドであって、
    2つのコネクティングロッド片を厚み方向に互いに接合することによって形成され、
    前記コネクティングロッド片は、
    前記クランク軸と回転可能に結合するクランク軸受穴が設けられた大端部と、
    前記ピストンに設けられたピストンピンと回転可能に結合するピストンピン受穴が設けられた小端部と、
    前記大端部と、前記小端部とを連結するコラム部とを有し、
    前記コネクティングロッド片のコラム部における、前記コネクティングロッド片同士が
    接合される際の接合面には、厚み方向に肉抜きされることにより形成された肉抜き部が設けられたことを特徴とする内燃機関のコネクティングロッド。
  9. 前記2つのコネクティングロッド片は共通部品であることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関のコネクティングロッド。
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