JP2020027177A - 光ファイバ側方入出力装置および設計方法 - Google Patents

光ファイバ側方入出力装置および設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】保護チューブの厚みが異なる場合でも間隔を調整することなくチューブ心線の側方から光を入出力できる光ファイバ側方入出力装置及びその設計方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る光ファイバ側方入出力装置301は、凸部を有する第2治具12の頂点部23の中心角の角度を適正に設定し、その角度における間隔Sと側方入出力時の挿入損失の関係から損失挿入が保護チューブの厚みが変わっても所定の規定値以下となる構造とし、間隔Sの調整を不要とした。【選択図】図2

Description

本開示は、曲げた光ファイバ心線の側方から光を入出力する光ファイバ側方入出力装置およびその装置の設計方法に関する。
図1は、光ファイバ心線1が保護チューブ2で覆われたチューブ付光ファイバ心線(以下、チューブ心線)100の構造を説明する図である。チューブ心線100は、光ファイバ心線1の被覆と保護チューブ2との間に空隙を有する。図1に示すようなチューブ心線100に対して、光ファイバを曲げ、曲げ部から光を入出力する光ファイバ側方入出力装置が検討されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
図2は、光ファイバ側方入出力装置301の構成を説明する図である。光ファイバ側方入出力装置301は、凹型の第1冶具11と凸型の第2冶具12とでチューブ心線100を挟み込み曲げを形成し、曲げ部から光を入出力する。非特許文献1では、凹型の第1冶具11と凸型の第2冶具12との間隔Sを適切な値に設定することで、通信に影響を与えることなく通信をモニタすることができることが示されている。
光ファイバ側方入出力装置301の従来の設計方法を説明する。光ファイバ側方入出力装置301は、従来、第1冶具11の曲げ頂点部と第2冶具12の曲げ頂点部との間隔Sを
S≒d+2t (dは光ファイバ心線1の直径、tは保護チューブ2の厚み)
としていた。つまり、光ファイバ側方入出力装置301は、保護チューブ2をつぶして光ファイバ心線1と保護チューブ2との間の空隙を除去し、曲げた光ファイバ心線1からの漏洩光を受光していた。
植松他,"ルースチューブで覆われた光ファイバ心線からの漏洩光取得装置の設計," 信学技報,OFT2017−59,2018年1月.
非特許文献1の図6、7、9に、保護チューブの厚みの変動により挿入損失および出力効率も変動することが示されている。光アクセス網における所外8分岐スプリッタモジュールには、保護チューブの厚みが大きく異なる数種類のチューブ心線が用いられている。図3は、光ファイバ側方入出力装置301をセットした時の挿入損失と間隔Sとの依存性を説明する図である。図3のようにチューブ心線100を挟み込んだときの挿入損失が規定値以下(たとえば2dB以下)となるように間隔Sを、保護チューブの厚みに応じてチューブ心線100毎に設定する必要がある。非特許文献1のような設計方法では、保護チューブの厚みによって間隔Sを調整するため、保護チューブの厚みが大きく異なる場合には、保護チューブの厚みに応じて個別に光ファイバ側方入出力装置を調整する必要があり、作業性の向上が課題であった。
そこで本発明は、上記課題を解決すべく、保護チューブの厚みが異なる場合でも間隔Sを調整することなくチューブ心線の側方から光を入出力できる光ファイバ側方入出力装置及びその設計方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る光ファイバ側方入出力装置は、凸部を有する第1治具の頂点部の中心角の角度を適正に設定し、その角度における間隔Sと側方入出力時の挿入損失の関係から損失挿入が保護チューブの厚みが変わっても所定の規定値以下となる構造とし、間隔Sの調整を不要とした。
具体的には、本発明に係る光ファイバ側方入出力装置は、
光ファイバ心線が保護チューブで覆われ、前記保護チューブと前記光ファイバ心線との間に空隙が存在する構造のチューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲する凹部、及び曲げが与えられた前記チューブ付き光ファイバに対して光を入射し、前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を受光する光入出力手段を有する第1治具と、
前記チューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記チューブ付き光ファイバを挟み込む凸部を有する第2治具と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔S(S>0)が小さくなるように前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加し、前記チューブ付き光ファイバに曲げを形成する押圧部と、
を備え、
前記第2治具の前記凸部は、曲率半径r及び中心角φ(165°≦φ<180°)の円弧であることを特徴とする。
第2治具の凸部を構成する円弧の中心角φを大きくすることで挿入損失の値及び間隔Sに対する挿入損失の変動が小さくなる。特にφを165°以上とすることで全ての間隔Sで挿入損失の最大値が規定損失より小さくなる。つまり、保護チューブの厚みが変わっても挿入損失が規定値より大きくならず、間隔Sを調整する必要が無くなる。従って、本発明は、保護チューブの厚みが異なる場合でも間隔Sを調整することなくチューブ心線の側方から光を入出力できる光ファイバ側方入出力装置を提供することができる。
また、その他の構造パラメータは次の通りに設定することが好ましい。
前記第2治具の前記凸部の曲率半径rは、2、8mm以下であり、
前記第1治具の前記凹部は、曲率半径R(2mm≦R≦3mm)及び中心角θ(160°≦φ≦170°)の円弧である
ことを特徴とする。
さらに、 前記間隔Sは、0.2mm以上、0.3mm以下であることを特徴とする。
また、間隔Sについては、次のように光ファイバ側方入出力装置に設定する。
光ファイバ心線が保護チューブで覆われ、前記保護チューブと前記光ファイバ心線との間に空隙が存在する構造のチューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲する凹部を有する第1治具と、前記チューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記チューブ付き光ファイバを挟み込む凸部を有する第2治具とで、前記チューブ付き光ファイバを挟み込み、前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔S(S>0)が小さくなるように前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加して曲げを与え、
前記第1治具が有する光入出力手段で、曲げが与えられた前記チューブ付き光ファイバに対して光を入射し、前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を受光する光ファイバ側方入出力装置の設計方法であって、
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、前記第2治具の前記凸部の中心角φについて第1挿入損失と間隔Sとの第1依存性を測定する第1工程と、
前記第1工程で測定した第1依存性から、前記第1挿入損失が最大となる間隔Sである間隔S1を求める第2工程と、
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も大きい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、第2挿入損失と間隔Sとの第2依存性を測定する第3工程と、
前記第3工程で測定した第2依存性から、前記第2挿入損失が前記挿入損失の規定損失以下且つ間隔S1以下となる間隔Sである間隔S2を求める第4工程と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S2に設定する第5工程と、
を行うことを特徴とする。
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を前記光入出力部が受光する出力効率が規定出力効率未満の場合、間隔S2以下の範囲から、当該出力効率が規定出力効率以上となる間隔Sである間隔S3を求める第6工程と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S3に設定する第7工程と、
を行うことを特徴とする。
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光入出力部を入出力効率が最大となる位置へ調心することを特徴とする。
本発明は、保護チューブの厚みが異なる場合でも間隔Sを調整することなくチューブ心線の側方から光を入出力できる光ファイバ側方入出力装置及びその設計方法を提供することができる。
チューブ付光ファイバ心線を説明する断面図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置の構成を説明する図である。 光ファイバ側方入出力装置をセットした時の挿入損失と間隔Sとの依存性を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置の第1治具を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置の第2治具を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置の第2冶具のφ毎の挿入損失と間隔Sとの依存性を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置のφを165°としたときの挿入損失(図7(A))および出力効率(図7(B))と間隔Sとの依存性を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置のφを165°としたときの挿入損失(図8(A))および出力効率(図8(B))と凹型冶具の曲率半径であるRとの依存性を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置のφを165°としたときの挿入損失(図9(A))および出力効率(図9(B))と凹型冶具の曲げ角度であるθとの依存性を説明する図である。 本発明に係る設計方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置の第1治具の凹部と第2治具の凸部との間隔SのうちS1を取得する手順を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ側方入出力装置の第1治具の凹部と第2治具の凸部との間隔SのうちS2を取得する手順を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図2を用いて本実施形態の光ファイバ側方入出力装置を説明する。また、図4及び図5は、それぞれ第1治具11及び第2治具12の構造を説明する図である。光ファイバ側方入出力装置301は、
光ファイバ心線1が保護チューブ2で覆われ、保護チューブ2と光ファイバ心線1との間に空隙が存在する構造のチューブ付き光ファイバ100に対して長手方向に湾曲する凹部22、及び曲げが与えられたチューブ付き光ファイバ100に対して光を入射し、チューブ付き光ファイバ100から漏洩する光を受光する光入出力手段14を有する第1治具11と、
チューブ付き光ファイバ100に対して長手方向に湾曲し、第1治具11の凹部22との間でチューブ付き光ファイバ100を挟み込む凸部23を有する第2治具12と、
第1治具11の凹部22と第2治具12の凸部23との間隔S(S>0)が小さくなるように第1治具11の凹部22と第2治具12の凸部23とが近づく方向に押圧力を印加し、チューブ付き光ファイバ100に曲げを形成する押圧部13と、
を備え、
第2治具12の凸部23は、曲率半径r及び中心角φ(165°≦φ<180°)の円弧である(図5参照)ことを特徴とする。
また、本実施形態の光ファイバ側方入出力装置を設計する方法も説明する。本設計方法は、光ファイバ心線が保護チューブで覆われ、前記保護チューブと前記光ファイバ心線との間に空隙が存在する構造のチューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲する凹部を有する第1治具と、前記チューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記チューブ付き光ファイバを挟み込む凸部を有する第2治具とで、前記チューブ付き光ファイバを挟み込み、前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔S(S>0)が小さくなるように前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加して曲げを与え、
前記第1治具が有する光入出力手段で、曲げが与えられた前記チューブ付き光ファイバに対して光を入射し、前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を受光する光ファイバ側方入出力装置の設計方法であって、
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、前記第2治具の前記凸部の中心角φについて第1挿入損失と間隔Sとの第1依存性を測定する第1工程と、
前記第1工程で測定した第1依存性から、前記第1挿入損失が最大となる間隔Sである間隔S1を求める第2工程と、
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も大きい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、第2挿入損失と間隔Sとの第2依存性を測定する第3工程と、
前記第3工程で測定した第2依存性から、前記第2挿入損失が前記挿入損失の規定損失以下且つ間隔S1以下となる間隔Sである間隔S2を求める第4工程と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S2に設定する第5工程と、
を行うことを特徴とする。
図6は、前記第1工程で取得する、第2冶具12のφ毎の挿入損失と間隔Sとの依存性を説明する図である。φは150〜170°である。第1冶具11のRを2.125mm、θを170°とし、第2冶具12のrを1mm、測定波長を1550nmとしている。チューブ心線100はチューブ厚みが最大のものを用い、チューブ心線内の光ファイバ心線1としてR30ファイバを用いた。R30ファイバは、半径30mmまで曲げることができる(半径30mmでの巻き数が100のときに曲げ損失が0.1dB以下(波長1550nm)であること)光ファイバのことである。図6より、間隔Sを小さくしていくと挿入損失はある間隔で最大となり、それより小さい間隔Sでは挿入損失は小さくなっていく。そのためφを適切に設定することで挿入損失の最大値を制御することができる。本実施形態では、φを165°以上とすることで、挿入損失を規定値2dB以下とすることができる。
図7は、φを165°としたときの挿入損失(図7(A))および出力効率(図7(B))と間隔Sとの依存性を説明する図である。測定波長は、挿入損失が1550nm、出力効率が1310nmである。チューブ心線100は厚みの最大と最小のものを用い、チューブ心線100内の光ファイバ心線1にはR30ファイバおよびR15ファイバ(半径15mmでの巻き数が10のときに曲げ損失が0.03dB以下(波長1550nm)であること)を用いた。
なお、挿入損失が規定値を満たしていても、チューブ心線100から漏洩する光が少なければ、光ファイバ側方入出力装置301を用いて通信をモニタすることが難しくなる。このため、出力効率が規定値以上となるように間隔Sを設定する必要がある。具体的には、前記設計方法は、
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を前記光入出力部が受光する出力効率が規定出力効率未満の場合、間隔S2以下の範囲から、当該出力効率が規定出力効率以上となる間隔Sである間隔S3を求める第6工程と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S3に設定する第7工程と、
を行う。
例えば、図7(B)のようにチューブ厚が小のR15ファイバの場合、間隔Sによっては出力効率が規定値を下回ることがある。このため、挿入損失が規定値を満たし、且つ力効率が規定値を上回る区間Aに間隔Sを設定する。このような間隔Sに設定することで、4種類すべてのチューブ心線に対して挿入損失を規定値2dB以下、かつ出力効率を規定値−33dB以上にすることができる。本測定では、間隔Sは0.2〜0.3mm程度で条件を満たしていた。これは非特許文献1に示される従来の間隔S(0.325〜0.33mm)より小さい値である。
以上のように、光ファイバ側方入出力装置301の間隔Sを所定値(0.2〜0.3mm)に設定することでチューブ厚みの異なるチューブ心線全てに対して挿入損失も出力効率も規定値を満たすことができた。つまり、φを165°以上とし、間隔Sを0.2〜0.3mmに設定することで、作業者がチューブ心線種別ごとに間隔Sを切り替える必要がなくなる。
なお、前記設計方法を行う際には、前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さいチューブ付き光ファイバ100に対して、光入出力部14を入出力効率が最大となる位置へ調心することが望ましい。
(実施例1)
図8は、φを165°としたときの挿入損失(図8(A))および出力効率(図8(B))と凹型冶具の曲率半径であるRとの依存性を説明する図である。測定波長は、挿入損失が1550nm、出力効率が1310nmである。チューブ心線は厚みの最大と最小のものを用い、チューブ心線内の光ファイバ心線にはR30ファイバおよびR15ファイバを用いた。図8より、Rが2〜3mmにおいて挿入損失および出力効率は一定であり、挿入損失が規定値2dB以下であり、かつ出力効率が規定値−33dB以上であることがわかる。したがって、Rは2〜3mmに設定できる。
また、凸型冶具の曲率半径であるrについては、チューブ心線を十分に挟み込むため、凹型冶具の曲率半径Rから間隔Sを減じた曲率半径であることが必要である。つまり、
r≦R−S
を満たす必要がある。
前述の通り、Rは2〜3mm、Sは0.2〜0.3mmであるため、rは
3−0.2=2.8mm以下、
好ましくは
2−0.2=1.8mm以下
とする。なお、本実施例ではr=1.0mmを使用している。
(実施例2)
図9は、φを165°としたときの挿入損失(図9(A))および出力効率(図9(B))と凹型冶具の曲げ角度であるθとの依存性を説明する図である。測定波長は、挿入損失が1550nm、出力効率が1310nmである。チューブ心線は厚みの最大と最小のものを用い、チューブ心線内の光ファイバ心線にはR30ファイバおよびR15ファイバを用いた。図9より、θが160〜170°において挿入損失が規定値2dB以下であり、かつ出力効率が規定値−33dB以上であることがわかる。したがって、θは160〜170°に設定できる。
(実施例3)
図10は、本実施形態の光ファイバ側方入出力装置301の設計方法を説明する図である。
モニタ対象のチューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、前記第2治具の前記凸部の中心角φについて第1挿入損失と間隔Sとの第1依存性を測定する第1工程と、
前記第1工程で測定した第1依存性から、前記第1挿入損失が最大となる間隔Sである間隔S1を求める第2工程(図11参照)と、
前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も大きい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、第2挿入損失と間隔Sとの第2依存性を測定する第3工程と、
前記第3工程で測定した第2依存性から、前記第2挿入損失が前記挿入損失の規定損失以下且つ間隔S1以下となる間隔Sである間隔S2を求める第4工程(図12参照)と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S2に設定する第5工程と、
を行うことを特徴とする。
なお、第4工程終了後、前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を前記光入出力部が受光する出力効率が規定出力効率未満の場合、第5工程を行わず、間隔S2以下の範囲から、当該出力効率が規定出力効率以上となる間隔Sである間隔S3を求める第6工程と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S3に設定する第7工程と、
を行う。
(発明の効果)
本発明では、チューブの厚みにかかわらず間隔Sを一意の値とするため、第2冶具のφを適切に設定し、従来チューブ厚みの小さいものに対して設定していた間隔Sよりさらに小さいSとした。
1:光ファイバ心線
2:保護チューブ
11:第1治具
12:第2治具
13:押圧部
14:光入出力部
50:プローブ光ファイバ
51:保持部
22:凹部
23:凸部
100:チューブ付光ファイバ心線、チューブ心線
301:光ファイバ側方入出力装置

Claims (6)

  1. 光ファイバ心線が保護チューブで覆われ、前記保護チューブと前記光ファイバ心線との間に空隙が存在する構造のチューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲する凹部、及び曲げが与えられた前記チューブ付き光ファイバに対して光を入射し、前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を受光する光入出力手段を有する第1治具と、
    前記チューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記チューブ付き光ファイバを挟み込む凸部を有する第2治具と、
    前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔S(S>0)が小さくなるように前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加し、前記チューブ付き光ファイバに曲げを形成する押圧部と、
    を備え、
    前記第2治具の前記凸部は、曲率半径r及び中心角φ(165°≦φ<180°)の円弧であることを特徴とする光ファイバ側方入出力装置。
  2. 前記第2治具の前記凸部の曲率半径rは、2、8mm以下であり、
    前記第1治具の前記凹部は、曲率半径R(2mm≦R≦3mm)及び中心角θ(160°≦φ≦170°)の円弧である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ側方入出力装置。
  3. 前記間隔Sは、0.2mm以上、0.3mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ側方入出力装置。
  4. 光ファイバ心線が保護チューブで覆われ、前記保護チューブと前記光ファイバ心線との間に空隙が存在する構造のチューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲する凹部を有する第1治具と、前記チューブ付き光ファイバに対して長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記チューブ付き光ファイバを挟み込む凸部を有する第2治具とで、前記チューブ付き光ファイバを挟み込み、前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔S(S>0)が小さくなるように前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加して曲げを与え、
    前記第1治具が有する光入出力手段で、曲げが与えられた前記チューブ付き光ファイバに対して光を入射し、前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を受光する光ファイバ側方入出力装置の設計方法であって、
    前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、前記第2治具の前記凸部の中心角φについて第1挿入損失と間隔Sとの第1依存性を測定する第1工程と、
    前記第1工程で測定した第1依存性から、前記第1挿入損失が最大となる間隔Sである間隔S1を求める第2工程と、
    前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も大きい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記光ファイバ側方入出力装置を設置したときの、第2挿入損失と間隔Sとの第2依存性を測定する第3工程と、
    前記第3工程で測定した第2依存性から、前記第2挿入損失が規定の損失以下且つ間隔S1以下となる間隔Sである間隔S2を求める第4工程と、
    前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S2に設定する第5工程と、
    を行うことを特徴とする設計方法。
  5. 前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバから漏洩する光を前記第1治具が備える光入出力部が受光する出力効率が規定出力効率未満の場合、間隔S2以下の範囲から、当該出力効率が規定出力効率以上となる間隔Sである間隔S3を求める第6工程と、
    前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部との間隔を間隔S3に設定する第7工程と、
    を行うことを特徴とする請求項4に記載の設計方法。
  6. 前記チューブ付き光ファイバのうち、前記保護チューブの厚みが最も小さい前記チューブ付き光ファイバに対して、前記第1治具が備える光入出力部を入出力効率が最大となる位置へ調心することを特徴とする請求項4又は5に記載の設計方法。
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