JP2020026610A - 水栓装置 - Google Patents

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克浩 寺田
Katsuhiro Terada
克浩 寺田
真也 坂田
Shinya Sakata
真也 坂田
詩織 太田
Shiori Ota
詩織 太田
研一 西澤
Kenichi Nishizawa
研一 西澤
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Abstract

【課題】意匠性の高い水栓装置を提供する。【解決手段】水栓装置Aは、給水機能を有する水栓本体26と、左右方向に延びた形態であり、水栓本体26の外面の左右方向全領域に亘って設けられたアクセントライン34とを備えており、アクセントライン34の左右方向における少なくとも一方の端部には、給水操作用の標示部36が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、水栓装置に関する。
特許文献1には、温度調節弁と流路切換弁とを備えた機能体と、機能体を包囲するカバーとを備えた給水栓が開示されている。機能体の左右両端からは一対の操作軸が同軸状に突出しており、一方の操作軸には温度調節用の操作ハンドルが取り付けられ、他方の操作軸には流路切換用の操作ハンドルが取り付けられている。
特開2000−352087号公報
この種の給水栓では、カバーの外面のうち一方の操作ハンドルに近い位置には、給水温度調節時の操作方向を示すためにHとCの文字や青と赤の図形等の標示部が設けられる。また、カバーの外面のうち他方の操作ハンドルに近い位置には、止水位置とシャワーとカランの切換時の操作方向を示すために図形等の標示部が設けられる。しかし、従来のものは、カバーの左右両端部に2つの標示部が独立して配置されているため、意匠性が低い。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、意匠性の高い水栓装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の水栓装置は、
給水機能を有する水栓本体と、
左右方向に延びた形態であり、前記水栓本体の外面の左右方向全領域に亘って設けられたアクセントラインとを備え、
前記アクセントラインの左右方向における少なくとも一方の端部に、給水操作用の標示部が設けられていることを特徴とする。
アクセントラインは、水栓本体の外面の左右方向全領域に亘って延びているので、シンプルなデザインとなっている。しかも、アクセントラインは、給水操作用の標示部としての機能を備えているので、アクセントラインと標示部を別々に配置した場合に比べると、水栓本体の外面がシンプルになる。したがって、本願発明によれば、水栓本体の意匠性に優れている。
尚、本発明において、給水機能は、給水温度を調節するための温度調節機能と、給水形態を止水、シャワー及びカランのいずれかに切り換えるための流路切換機能とを含む。また、給水操作とは、給水温度を調節するための温度調節操作と、給水形態を止水、シャワー及びカランのいずれかに切り換えるための流路切換操作とを含む。
実施例1の水栓装置の斜視図 水栓装置の分解斜視図 アクセントラインの取付け構造をあらわす部分拡大側断面図 流路切換操作を行ったときのアーム状ハンドルの揺動形態をあらわす側面図 アーム状ハンドルが止水位置にある状態をあらわす平面図 アーム状ハンドルがシャワー位置へ揺動した状態をあらわす平面図 実施例2の水栓装置におけるアクセントラインの取付け構造をあらわす部分拡大側断面図
本発明の水栓装置は、左右方向に延びた形態であり、前記水栓本体に対し左右方向の軸線を中心として揺動可能に支持された給水操作用のアーム状ハンドルを備えていてもよい。この構成によれば、アーム状ハンドルは、アクセントラインに対して接近又は離間するように揺動するので、アーム状ハンドルの操作量を把握し易い。また、アーム状ハンドルとアクセントラインは概ね平行をなすので、デザイン的な統一感がある。
本発明の水栓装置は、前記アクセントラインが、前記水栓本体とは別体の部品であってもよい。この構成によれば、アクセントラインの色や質感等を水栓本体とは異なるものとすることにより、デザイン上の自由度が高くなる。
本発明の水栓装置は、前記水栓本体の左右両外側面のうち前記標示部が配される側の外側面に、左右方向の軸線を中心として回動可能であり、円柱形又は円筒形をなす給水操作用のハンドルが設けられ、前記標示部の標示幅が、前記アクセントラインにおける前記標示部以外の領域よりも幅広であってもよい。ハンドルは、円柱形又は円筒形をなすため回動操作しても回動変位を目視確認し難いのであるが、ハンドルに近い位置に配されている標示部の標示幅を広くすることで、ハンドルを注視し易くなり、ひいては、ハンドルの回動状態を目視確認し易くなる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図6を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図3、4における左方、及び図5,6における下方を前方と定義する。上下の方向については、図1〜4にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図5,6にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本実施例1の水栓装置Aは、図2に示すように、給水ユニット10と、アーム状ハンドル17と、ハウジング22と、アクセントライン34とを備えて構成されている。給水ユニット10は、給水用接続部12と給湯用接続部13を有するボディ11と、ボディ11内に収容された温調用バルブユニット(図示省略)と、ボディ11内に収容された流路切換用バルブユニット(図示省略)とを備えた周知構造のものである。給水ユニット10は、給水温度を調節するための温度調節機能と、給水形態を止水、シャワー及びカラン(水栓装置Aから洗い場や浴槽へ給水するための下向きの吐水口)のいずれかに切り換えるための流路切換機能とを含む給水機能を備えている。
給水ユニット10の左端部には、給水ユニット10の左右方向の軸線Pを中心として回動操作が可能な円柱形又は円筒形をなす温調ハンドル14(請求項に記載のハンドル)が設けられている。温調ハンドル14は、給水温度を調節する温度調節操作(給水操作)を行うための手段である。温調ハンドル14は、温調用バルブユニットの弁体(図示省略)に一体回転し得るように取り付けられている。温調ハンドル14の外周には、高温側への温度調節用ハンドル14の回動操作の規制を解除するための突起状の押しボタン15と、温調ハンドル14を回動するときに指を引っ掛けるための突起状の指掛け部16とが設けられている。
アーム状ハンドル17は、全体として左右方向に延びた形状をなす。アーム状ハンドル17は、左右方向に長く延びた操作部18と、操作部18の右端部に取り付けられた円形の板状支持部19と、板状支持部19から左方へ同軸状に突出した連結部20と、操作部18の左端部に形成されたリング状取付部21とを有する。アーム状ハンドル17は、給水形態を止水、シャワー及びカランのいずれかに切り換える流路切換操作(給水操作)を行うための手段である。連結部20は、流路切換用バルブユニットの弁体(図示省略)に一体回転し得るように取り付けられている。リング状取付部21は、ボディ11の左端部に回転可能に外嵌されている。アーム状ハンドル17は、給水ユニット10の軸線Pを中心として揺動可能となっている。操作部18は軸線Pに対して偏心した位置に配されている。
ハウジング22は、アッパカバー23とアンダーカバー24とリヤカバー25とを備えて構成され、給水ユニット10に取り付けられている。給水ユニット10にハウジング22を取り付けた状態では、給水ユニット10の上下両面と左右両側面と前面がハウジング22で覆われている。組付け状態の給水ユニット10とハウジング22は、水栓本体26を構成している。水栓本体26は、給水機能と化粧部材としての機能とを兼ね備えるものである。
アッパカバー23は、合成樹脂製であり、上板部27と、左右一対の側板部28と、前板部29とを有する単一部品である。上板部27は、平面視形状が方形をなす平板状の部位であり、全体として前方に向かって低くなるように傾斜している。左右一対の側板部28は、上板部27の左右両側縁から下方へ略直角に延出した形態である。前板部29は、上板部27の前端縁から斜め下前方へ弧状に延出した形態であり、前板部29の側面視形状は円弧状をなしている。前板部29の上端部は、上板部27の前端部に対して接線状に滑らかに連続している。
図1,5に示すように、アッパカバー23の上面(外面)には、左右方向に細長い1本の取付溝30が形成されている。取付溝30は、アッパカバー23の左右方向における全幅に亘って連続しており、取付溝30の左右両端はアッパカバー23の外側面に開放されている。取付溝30は、前後方向においては、上板部27の前端部に配されている。取付溝30は第1溝部31と、第2溝部32と、第3溝部33とから構成されている。
第1溝部31は、取付溝30の右端位置から、取付溝30の左端より少し右方の位置に至る領域、即ち取付溝30の大部分の領域を構成する。したがって、第1溝部31は、第2溝部32及び第3溝部33より長尺である。第1溝部31の溝幅(前後方向の幅寸法)は、第1溝部31の全長に亘って一定である。
第2溝部32は、取付溝30の左端部を構成する。第2溝部32の溝幅(前後方向の寸法)は、第2溝部32の全長に亘って一定であり、且つ第1溝部31より幅広である。第3溝部33は、第1溝部31の左端と第2溝部32の右端とを連通させている。第2溝部32の溝幅は、右端が最小であり、左端に向かって次第に大きくなる。第3溝部33の平面視形状は、不等脚台形である。
取付溝30の前後両溝縁部のうち前側の溝縁部は、取付溝30の全長に亘り左右方向に一直線状に延びた形態である。これに対し、後側の溝縁部は、第1溝部31と第2溝部32に関しては、左右方向に直線状に延びた形態である。これに対し、後側の溝縁部のうち第3溝部33を構成する領域は、第1溝部31及び第2溝部32に対して斜めをなしている。
取付溝30には、左右方向に細長く延びた形状のアクセントライン34が収容されている。アクセントライン34は、アッパカバー23とは別体の単一部品であり、透明な材料又は透光性を有する材料からなる。アクセントライン34は、無色又は薄く着色された透明又は透光性を有する合成樹脂材料からなる。アクセントライン34の材料はアッパカバー23の材料と異なるものである。
アクセントライン34は、長尺部35と、標示部36と、繋ぎ部37とから構成されている。長尺部35は第1溝部31に収容され、標示部36は第2溝部32に収容され、繋ぎ部37は第3溝部33に収容される。アクセントライン34は、取付溝30内に大きな隙間なく嵌合される。また、アクセントライン34を取付溝30に固定する手段として、取付溝30の溝底面とアクセントライン34の下面とを両面テープ38で接着している。尚、アクセントライン34を取付溝30に固定する手段としては、接着剤を塗布してもよい。
アクセントライン34を取付溝30に収容した状態では、アクセントライン34の上面(外面)は、アッパカバー23の上面(外面)に対し段差なく、面一状に連続する。また、アクセントライン34(長尺部35)の右端面は、上板部27の右側面及び右側の側板部28の外側面に対し、段差なく面一状に連続する。アクセントライン34(標示部36)の左端面は、上板部27の左側面及び左側の側板部28の外側面に対し、段差なく面一状に連続する。また、前後方向において、アクセントライン34は、アーム状ハンドル17の揺動の支点となる給水ユニット10の軸線Pとほぼ同じ位置にある。
図5に示すように、アッパカバー23の外面の左端部には、給水温度を調節する際の操作性を高める手段として温度調節用標示40が配されている。温度調節用標示40は、温度標示41と前後一対の温調操作用標示42とから構成されている。温度標示41は、標示部36の底面に40℃の文字を刻印したものであり、アクセントライン34の上方から目視可能となっている。この温度標示41は給水温度を示すものである。前後方向(温調ハンドル14の操作方向)において温調ハンドル14の押しボタン15が温度標示41と同じ位置にあるときに、給水温度が40℃に設定される。
一対の温調操作用標示42は、給水温度を調節する際の温調ハンドル14の操作方向を示すものであり、40℃の温度標示41を挟んで奥側と手前側とに分かれて配置されている。温度を高くするときには温調ハンドル14を奥側へ回動させるので、温度標示41の奥側(後方)には「H」の文字が表示されている。また、温度を低くするときには温調ハンドル14を手前側へ回動させるので、温度標示41の手前側(前方)には「C」の文字が表示されている。
アッパカバー23の外面の右端部には、給水形態を止水、シャワー及びカランのいずれかに切り換える際の操作性を高める手段として、流路切換用標示43が配されている。流路切換用標示43は、止水標示44と、前後一対の切換操作用標示45とから構成されている。止水標示44は、アクセントライン34の右端部によって構成されている。一対の切換操作用標示45は、シャワーとカランを切り換える際のアーム状ハンドル17の操作方向を示すものであり、止水標示44を挟んで奥側と手前側とに分かれて配置されている。
シャワーから給水する際には、アーム状ハンドル17を上方へ揺動させるのに伴って板状支持部19が奥側へ回動するので、止水標示44の奥側(後方)には、シャワーを示す図柄が表示されている。カランから給水する際には、アーム状ハンドル17を下方へ揺動させるのに伴って板状支持部19が手前側へ回動するので、止水標示44の手前側(前方)には、カランを示す図柄が表示されている。
流路切換用の操作手段であるアーム状ハンドル17の操作部18は、アクセントライン34の前方に配され、アクセントライン34とほぼ平行をなしている。止水状態では、操作部18が、アーム状ハンドル17の揺動の支点となる給水ユニット10の軸線Pとほぼ同じ高さで、軸線Pよりも前方の位置(アッパカバー23の前端より前方)に配置される。アーム状ハンドル17の揺動過程において、操作部18とアクセントライン34の前後方向の間隔は、止水位置において最大である。
シャワーからの給水量を増大させる際には、アーム状ハンドル17の上方への揺動角度を大きくしていく。アーム状ハンドル17の揺動角度が大きくなるのに伴い、平面視において操作部18がアクセントライン34に対し前方から接近する。したがって、アクセントライン34に対する操作部18の位置関係を目視することで、シャワーの流量を把握し易くなっている。
本実施例1の水栓装置Aは、給水機能を有する水栓本体26と、左右方向に延びた形態であり、水栓本体26の外面の左右方向全領域に亘って設けられたアクセントライン34とを備えている。アクセントライン34の左右方向における少なくとも一方の端部(左端部)には、給水操作用の標示部36が設けられている。アクセントライン34は、水栓本体26の外面の左右方向全領域に亘って延びているので、シンプルなデザインとなっている。しかも、アクセントライン34は、給水操作用の標示部36としての機能を備えているので、アクセントライン34と標示部36を別々に配置した場合に比べると、水栓本体26の外面がシンプルになる。したがって、本実施例1の水栓装置Aは、水栓本体26の意匠性に優れている。
尚、上記構成における「給水機能」は、給水温度を調節するための温度調節機能と、給水形態を止水、シャワー及びカランのいずれかに切り換えるための流路切換機能とを含んでいる。また、給水操作とは、給水温度を調節するための温度調節操作と、給水形態を止水、シャワー及びカランのいずれかに切り換えるための流路切換操作とを含んでいる。
また、水栓装置Aは、左右方向に延びた形態であり、水栓本体26に対し左右方向の軸線Pを中心として揺動可能に支持された給水操作用のアーム状ハンドル17を備えている。この構成によれば、アーム状ハンドル17は、アクセントライン34に対して接近又は離間するように揺動するので、アーム状ハンドル17の操作量を把握し易い。また、アーム状ハンドル17とアクセントライン34は概ね平行をなすので、デザイン的な統一感がある。
また、アクセントライン34は水栓本体26とは別体の部品であるから、アクセントライン34の色や質感等を水栓本体26とは異なるものとすることにより、デザイン上の自由度が高くなる。
また、水栓本体26の左右両外側面のうち標示部36が配される左側の外側面には、左右方向の軸線Pを中心として回動可能であり、円柱形又は円筒形をなす給水操作用の温調ハンドル14が設けられており、標示部36の標示幅は、アクセントライン34における標示部36以外の領域(長尺部35と繋ぎ部37)よりも幅広である。温調ハンドル14は、円柱形又は円筒形をなすため、回動操作しても回動変位を目視確認し難いのであるが、温調ハンドル14に近い位置に配されている標示部36の標示幅を広くすることで、温調ハンドル14を注視し易くなる。これにより、温調ハンドル14の回動状態を目視確認し易くなる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図7を参照して説明する。本実施例2の水栓装置Bは、水栓本体50を構成するハウジング51のアッパカバー52と、アクセントライン63を、上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上記実施例1のアッパカバー23が単一部品であったのに対し、本実施例2のアッパカバー52は、前側部材53と後側部材57との2つの部品を前後に合体して構成されている。前側部材53は、実施例1のアッパカバー23の前板部29を構成する形状であり、後側部材57は、実施例1のアッパカバー23の上板部27と左右両側板部28とを構成する形状である。
前側部材53の後端面には、前側部材53の上面部を後方へ突出させた形態の前側抜止めリブ54と、前側部材53の下面部を後方へ突出させた形態の前側受け板部55とが形成されている。前側部材53の後端部下面には、後方へ突出した形態の前側取付部56が形成されている。後側部材57の前端面には、後側部材57の上面部を前方へ突出させた形態の後側抜止めリブ58が形成されている。後側部材57の前端部下面には、前方へ片持ち状に延出した後側受け板部59が形成されている。後側部材57の前端部下面のうち後側受け板部59より後方の位置には、下方へ突出した形態の後側取付部60が形成されている。
前側部材53と後側部材57を合体させると、前側受け板部55の後端部が、後側部材57の前端部下面と後側受け板部59の上面との間の隙間に嵌入し、前側取付部56の後端面が後側取付部60の前面に面当たり状態で当接する。この状態で、後側取付部60に貫通させたビス61を前側取付部56内にねじ込むと、前側部材53と後側部材57が合体状態に固定される。両部材53,57を合体した状態では、前側部材53の後端面と後側部材57の前端面と前側受け板部55とにより、上方へ開放した形態の取付溝62が構成される。
両部材53,57を合体する工程と同時に、アクセントライン63が取付溝62内に収容される。取付溝62に収容されたアクセントライン63の上面のうち、段差状に低くなった後縁部と前縁部には、前側抜止めリブ54と後側抜止めリブ58が上から当接する。この両リブ54,58に当接により、アクセントライン63は、取付溝62からの離脱を規制され、水栓本体50に取り付けられた状態に保持される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、アクセントラインが水栓本体の左右方向全領域に亘って連続した形態であるが、アクセントラインは、複数の短いラインを破線状(間欠的)に直列配置した形態であってもよい。
(2)上記実施例では、アクセントラインを1本のみとしたが、複数本のアクセントラインを平行して配置してもよい。
(3)上記実施例では、アクセントラインは概ね直線状をなしているが、アクセントラインは、全体として左右方向に延びた形態であれば、振幅の小さい波形や高低差の小さい鋸歯形であってもよい。
(4)上記実施例では、アクセントラインが透明な材料からなるが、アクセントラインは半透明な材料や透光性を有しない材料であってもよい。
(5)上記実施例では、アクセントラインを水栓本体の上面に設けているが、アクセントラインは水栓本体の前面に設けてもよい。
(6)上記実施例では、標示部の標示幅をアクセントラインにおける他の領域より広くしたが、アクセントラインの前後方向の幅寸法は、アクセントラインの全長に亘って一定寸法であってもよい。
(7)上記実施例では、アクセントラインの標示部は40℃の温度を示すものであるが、アクセントラインの標示部は、温度調節時のハンドルの操作方向を示すHやCの文字や、青色と赤色の図形等であってもよい。この場合、アクセントラインを2本平行して設け、一方のアクセントラインに高温用の標示部を設け、他方のアクセントラインに低温用の標示部を設けもよい。
(8)上記実施例では、アクセントラインを水栓本体とは別体の部品としたが、アクセントラインは、水栓本体の外面に塗装を施した形態や、水栓本体の外面形状をリブ状に変更した形態であってもよい。
(9)上記実施例では、給水操作手段として、水栓本体の左右方向全領域に亘り左右方向に延びた形態のアーム状ハンドルと、揺動軸と同心状の円柱形又は円筒形をなすハンドル(温調ハンドル)とを備えているが、給水操作手段は、円柱形又は円筒形をなす2つのハンドルだけで構成されていてもよい。
(10)上記実施例では、水栓本体が給水ユニットとハウジングとから構成され、カバーにアクセントラインが取り付けられているが、水栓本体は給水ユニットだけで構成されたものであってもよい。
A,B…水栓装置
P…軸線
14…温調ハンドル(ハンドル)
17…アーム状ハンドル
26,50…水栓本体
34,63…アクセントライン
36…標示部

Claims (4)

  1. 給水機能を有する水栓本体と、
    左右方向に延びた形態であり、前記水栓本体の外面の左右方向全領域に亘って設けられたアクセントラインとを備え、
    前記アクセントラインの左右方向における少なくとも一方の端部に、給水操作用の標示部が設けられていることを特徴とする水栓装置。
  2. 左右方向に延びた形態であり、前記水栓本体に対し左右方向の軸線を中心として揺動可能に支持された給水操作用のアーム状ハンドルを備えていることを特徴とする請求項1記載の水栓装置。
  3. 前記アクセントラインが、前記水栓本体とは別体の部品であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の水栓装置。
  4. 前記水栓本体の左右両外側面のうち前記標示部が配される側の外側面に、左右方向の軸線を中心として回動可能であり、円柱形又は円筒形をなす給水操作用のハンドルが設けられ、
    前記標示部の標示幅が、前記アクセントラインにおける前記標示部以外の領域よりも幅広であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の水栓装置。
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