JP2020026445A - 塩素含有樹脂組成物 - Google Patents
塩素含有樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020026445A JP2020026445A JP2018150377A JP2018150377A JP2020026445A JP 2020026445 A JP2020026445 A JP 2020026445A JP 2018150377 A JP2018150377 A JP 2018150377A JP 2018150377 A JP2018150377 A JP 2018150377A JP 2020026445 A JP2020026445 A JP 2020026445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- chlorine
- containing resin
- resin composition
- hydrotalcite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
Description
本発明の塩素含有樹脂組成物は、塩素含有樹脂100重量部に対して、1〜30重量部の熱膨張黒鉛と、0.1重量部以上、3重量部未満のハイドロタルサイトとを含むことを特徴とする。
熱膨張黒鉛を含む塩素含有樹脂組成物に対してハイドロタルサイトを添加することで押出或いは射出成形時の酸の発生を抑え、金型の腐食を抑制することができる。ここで、ハイドロタルサイトの代わりに酸を中和する成分である水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム等を添加することも考えられるが、これらを使用した場合、酸と反応して形成される塩が成形体表面に噴出する等の問題が発生することになる。特に水酸化カルシウムは酸を捕捉する効果は確認できるものの、塩素含有樹脂組成物のゲル化を著しく早めるため、押出成形が困難になる。ハイドロタルサイトを含む本発明の塩素含有樹脂組成物はこれらの不具合の発生もなく、押出成形や射出成形等に好適に用いることができる。
以下に、本発明の塩素含有樹脂組成物を構成する各成分について順に説明する。
本発明において塩素含有樹脂としては、塩素原子を含む樹脂(重合体)である限り特に限定されないが、塩化ビニル系樹脂が好ましい。これにより、柔軟性や難燃性に優れる成形体が得られる。
塩化ビニル系樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレン等の単独重合体;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化ビニル−イソブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−ウレタン共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイン酸共重合体、塩化ビニル−スチレン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重合体、塩化ビニル−イソプレン共重合体、塩化ビニル−塩素化プロピレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共重合体、塩化ビニル−メタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−マレイミド共重合体等の共重合体;等が挙げられる。なお、塩素含有樹脂と塩素非含有樹脂とのブレンド品を使用してもよいし、また塩化ビニル系樹脂を得るための重合方法は特に限定されない。
本発明における熱膨張黒鉛としては、熱膨張黒鉛として一般に使用されるいずれのものも用いることができ、天然鱗状グラファイト、熱分解グラファイト、キッシュグラファイト等の粉末を濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無機酸と濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重クロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで、黒鉛の層間に無機酸を挿入する酸処理をした後、pH調整して得られる黒鉛の1種又は2種以上を用いることができる。
本発明におけるハイドロタルサイトとしては、マグネシウム元素(Mg)及び/又は亜鉛元素(Zn)と、アルミニウム元素(Al)とを含むものが好ましい。特に好ましくは、下記一般式(1):
{(Mg)x(Zn)y}(Al)z(OH)2(An−)x/n・mH2O (1)
(式中、An−は、n価の層間アニオンを表す。x、y及びzは、0<x<1、0≦y<1、0.2≦z≦0.4、x+y+z=1を満たす数であって、かつx+yとzとの比{(x+y)/z}は3.0以下である。n及びmは、それぞれ1≦n≦4、及び、0≦mを満たす数である。)で表されるものである。
上述したように、本発明の塩素含有樹脂組成物はハイドロタルサイトを含むことで熱膨張黒鉛からの酸の発生を抑制することができるが、それに加えて、耐熱性や熱安定性も向上することになる。
ここで、y=0であるものは、Mg/Al系ハイドロタルサイトと称され、0<yであるものは、亜鉛変性ハイドロタルサイトと称される。本発明では、これらのいずれも好適に使用できる。
ハイドロタルサイトの(Mg+Zn)/Alのモル比は、より好ましくは、2.0以上、2.5以下であり、更に好ましくは、2.0以上、2.1以下である。
なお、ハイドロタルサイトが亜鉛元素(Zn)を含まないMg/Al系のものである場合、(Mg+Zn)/Alは、Mg/Alを意味する。
BET比表面積は、例えばJIS Z8830の規定に従って、市販の比表面積・細孔分布測定装置を用いて測定することができる。
ハイドロタルサイトの含有量は、塩素含有樹脂100重量部に対して、0.1〜2.0重量部であることが好ましい。このような割合であると、熱膨張黒鉛からの酸の発生を抑える効果を十分に発揮しつつ、塩素含有樹脂組成物の成形時の発泡もより少なくなる。より好ましくは、0.5〜1.5重量部である。
本発明の塩素含有樹脂組成物は、更に鉛系安定剤、非鉛系安定剤、及び、有機スズ系安定剤の少なくとも1つを含むことが好ましい。これらの安定剤を含むことで、塩素含有樹脂組成物が加工時の熱安定性に優れたものとなる。
本発明の塩素含有樹脂組成物は更に、離型剤を含んでいてもよい。離型剤としては、ジペンタエリスリトールヘキサステアレート、ペンタエリスリトールテトラステアレート等が挙げられるが、これらの中でもジペンタエリスリトールヘキサステアレートを含むことが好ましい。これにより、本発明の塩素含有樹脂組成物のかすれや筋引きの発生を抑制することができる。
本発明の塩素含有樹脂組成物は更に、充填剤を含んでいてもよい。これにより、成形品の寸法安定性や成形品の強度が向上するので、成形体用途に好ましい樹脂組成物となる。
本発明の塩素含有樹脂組成物は更に、必要に応じてその他の成分を含んでもよい。例えば、耐熱助剤、滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、架橋助剤、可塑剤等の各種添加剤が挙げられる。添加剤はそれぞれ特に限定されないが、例えば、耐熱助剤としてはジペンタリスリトール等の多価アルコール化合物や、エポキシ樹脂等のエポキシ化合物が挙げられ、滑剤としてはステアリン酸モノグリセライド、パルミチン酸モノグリセライド、ステアリン酸、パルミチン酸、ポリエチレンワックス等が挙げられ、紫外線吸収剤としてはベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、芳香族ベンゾエート系化合物等が挙げられ、酸化防止剤としてはフェノール系化合物等が挙げられ、架橋助剤としてはトリメチロールプロパントリメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等が挙げられ、可塑剤としてはジオクチルフタレート(DOP)やトリオクチルトリメリテート(TOTM)、ジオクチルアジペート(DOA)等が挙げられる。
本発明の塩素含有樹脂組成物は、熱膨張黒鉛を含みながら金型の腐食の発生が抑制された組成物であることから、耐火パイプや耐火継手等の材料として好適に用いることができる。このような、本発明の塩素含有樹脂組成物を用いてなる成形体もまた、本発明の1つである。
成形体の形状は特に限定されず、板状、シート状、フィルム状、膜状等の平面形状の他、ひも状、棒状、ペレット状、管状等のいずれの形状であってもよい。
後述の表1に記載する原料は以下のとおりである。
[塩素含有樹脂]
塩化ビニル系樹脂:信越化学工業社製、ポリ塩化ビニルTK−1000、重合度1000
[熱膨張黒鉛]
熱膨張黒鉛:エア・ウォーター社製、SS−3
[ハイドロタルサイト]
ハイドロタルサイトHT−1:Mg4Al2(OH)12CO3・3H2O 堺化学工業社製、Mg/Al系ハイドロタルサイト(Mg/Al=2.0、BET比表面積=8m2/g)
ハイドロタルサイトHT−6:Mg6Al2(OH)16CO3・4H2O 堺化学工業社製、Mg/Al系ハイドロタルサイト(Mg/Al=3.0、BET比表面積=15m2/g)
ハイドロタルサイトHT−7:Mg3.5Zn0.5Al2(OH)12CO3・3H2O 堺化学工業社製、(Mg+Zn)/Al系ハイドロタルサイト((Mg+Zn)/Al=2.0、BET比表面積=8m2/g)
ハイドロタルサイトDHT−4A:Mg4.3Al2(OH)12.6CO3・3.5H2O 協和化学工業社製、Mg/Al系ハイドロタルサイト(Mg/Al=2.15、BET比表面積=12m2/g)
[安定剤]
ステアリン酸鉛:堺化学工業社製、SL−1000
三塩基性硫酸鉛:堺化学工業社製、TL−7000
[ハイドロタルサイトとの比較物質]
塩基性炭酸バリウム:堺化学工業社製、BW−K
水酸化マグネシウム:神島化学社製、#200
消石灰:日の丸鉱業社製
20Lヘンシェルミキサーに塩化ビニル系樹脂6kgを入れ、それ以外の成分を、塩化ビニル系樹脂に対して表1に記載の重量比となるように添加し、40℃まで撹拌混合して塩素含有樹脂組成物を調製した。得られた塩素含有樹脂組成物について、以下の方法により銅板表面変色、ブツ及び成形発泡性の評価を行った。結果を表1に示す。
<銅板表面変色>
上記のようにして得られた塩素含有樹脂組成物のコンパウンドを粉末のまま、5cm×10cm×厚さ0.1mmの銅箔に1g薄く乗せた後、銅箔を160℃に加熱したオーブンで60分加熱処理し、取出して冷却後、表面のコンパウンドを除去して銅箔表面の変色性を確認し、5段階(表面変色が少ない5→表面変色が多い1)で評価した。
<ブツ>
上記のようにして得られた塩素含有樹脂組成物のコンパウンドを160℃の6インチロールにて混練し、0.3mm厚のシートを作成し、その表面に存在するブツを確認し、5段階(ブツが少ない5→ブツが多い1)で評価した。
<成形発泡性>
上記20Lミキサーにて調整した塩素含有樹脂組成物のコンパウンドを金型温度210℃に設定したシートダイを装備した東洋精機製1軸押出機(シリンダー温度180℃)に投入し、押出されたテープ状シートの表面を観察し、発泡状態を確認し、全く発泡していないものを◎、ほとんど発泡していないものを○、やや発泡が認められるものを△、発泡が認められるものを×とした。
また塩素含有樹脂と熱膨張黒鉛に塩基性炭酸バリウム、水酸化マグネシウム又は消石灰のいずれかの塩基性化合物を添加した組成物では、ブツの発生が多く確認された。これは、熱膨張黒鉛から遊離した酸と塩基性化合物との反応により生成した塩が表面に噴出したものと考えられる。これに対し、本発明の塩素含有樹脂組成物はブツの発生が少なく熱膨張黒鉛やハイドロタルサイトが均一に分散した組成物であることが確認された。
Claims (4)
- 塩素含有樹脂100重量部に対して、1〜30重量部の熱膨張黒鉛と、0.1重量部以上、3重量部未満のハイドロタルサイトとを含むことを特徴とする塩素含有樹脂組成物。
- 前記ハイドロタルサイトは、(Mg+Zn)/Alのモル比が2.0以上、3.0以下であり、かつ、BET比表面積が30m2/g以下であることを特徴とする請求項1に記載の塩素含有樹脂組成物。
- 更に鉛系安定剤、非鉛系安定剤、及び、有機スズ系安定剤の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の塩素含有樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の塩素含有樹脂組成物を用いてなることを特徴とする成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018150377A JP2020026445A (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 塩素含有樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018150377A JP2020026445A (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 塩素含有樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020026445A true JP2020026445A (ja) | 2020-02-20 |
Family
ID=69621996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018150377A Pending JP2020026445A (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 塩素含有樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020026445A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5580445A (en) * | 1978-12-14 | 1980-06-17 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | Thermoplastic resin composition and prevention of deterioration |
JPH06107717A (ja) * | 1992-10-01 | 1994-04-19 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | 塩化ビニル系単量体の重合方法および塩化ビニル系重合体組成物 |
JP2008180068A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-08-07 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築用配管材およびこの建築用配管材の成形方法 |
JP2009040940A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築用配管材 |
JP2010500446A (ja) * | 2006-08-10 | 2010-01-07 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 高膨張黒鉛を充填したポリマー |
JP2012076933A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Maruo Calcium Co Ltd | ハイドロタルサイト組成物、その製造方法、並びに該組成物を含有した安定剤、樹脂組成物およびその成形体 |
JP2018104611A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 住ベシート防水株式会社 | 樹脂組成物、防水シート、鋼板および貯水槽 |
-
2018
- 2018-08-09 JP JP2018150377A patent/JP2020026445A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5580445A (en) * | 1978-12-14 | 1980-06-17 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | Thermoplastic resin composition and prevention of deterioration |
JPH06107717A (ja) * | 1992-10-01 | 1994-04-19 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | 塩化ビニル系単量体の重合方法および塩化ビニル系重合体組成物 |
JP2008180068A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-08-07 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築用配管材およびこの建築用配管材の成形方法 |
JP2010500446A (ja) * | 2006-08-10 | 2010-01-07 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 高膨張黒鉛を充填したポリマー |
JP2009040940A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築用配管材 |
JP2012076933A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Maruo Calcium Co Ltd | ハイドロタルサイト組成物、その製造方法、並びに該組成物を含有した安定剤、樹脂組成物およびその成形体 |
JP2018104611A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 住ベシート防水株式会社 | 樹脂組成物、防水シート、鋼板および貯水槽 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03157437A (ja) | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 | |
JP2012167232A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物 | |
EP0489545B1 (en) | Antistatic, thermally stabilized halogen-containing resin composition | |
WO2010041378A1 (ja) | 透明製品用塩化ビニル系樹脂組成物及び該組成物を成形してなる透明成形品 | |
WO2012160943A1 (ja) | 射出成形用塩化ビニル系樹脂組成物 | |
JP6702449B1 (ja) | 塩素含有樹脂組成物及びその成形体 | |
JPH04208246A (ja) | 金属石鹸及びこれを含む熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2020026445A (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
US10882963B2 (en) | Processes for producing chlorine-containing resin composition and processed chlorine-containing-resin object | |
JP4427084B2 (ja) | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 | |
JP2012021122A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物 | |
JP6601473B2 (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
JP7196482B2 (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
JP7196483B2 (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
JP2004175868A (ja) | 含ハロゲン樹脂組成物 | |
JP6988804B2 (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
JP7260955B2 (ja) | 塩素含有樹脂成型体の製造方法 | |
JP2022091430A (ja) | 塩素含有樹脂組成物及びその成形体 | |
JP2021116379A (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
JP2010070681A (ja) | 発泡不良現象を抑えた塩素含有樹脂組成物 | |
WO2019131705A1 (ja) | 電線被覆材用塩素含有樹脂組成物 | |
CA2009931A1 (en) | Moldable resin composition | |
JP2000344983A (ja) | ハロゲン含有樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200410 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220104 |