JP2020025486A - 貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
Description
貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室の冷却,加熱および加湿の少なくとも1つを行う機能部品を収容する機能部品室とが内部に形成された箱状の貯蔵庫本体と、
前記貯蔵庫本体の内部底面側に配された板状の部材であって、自身と前記貯蔵庫本体の内部底面とによって、前記貯蔵室と前記機能部品室との間の空気の流れを許容する底面側循環路を形成する底面側ダクト部材と、
を備え、
前記底面側ダクト部材は、外縁の一部において前記貯蔵室との間の空気の流れを許容する開口を形成するものとされ、その開口を形成する前記外縁の一部が、前記板状を構成する主板部から下方に立ち下がる立下り壁部と、前記立下り壁部の立ち下がり縁から内側に折れ曲がり前記主板部と並行して形成される折曲り部と、を備えて構成されたことを特徴とする。
前記機能部品室における前記ケースと前記貯蔵庫本体の底面との間に設けられ、前記ケースの下端から前記底面側ダクト部材まで空気を循環させるためのケース下ダクト部材を、さらに備えた構成とすることができる。
本発明の実施例である貯蔵庫としての温湿度調節庫10を図1から図5に示す。本温湿度調節庫10は、ドウコンディショナーと呼ばれるものであり、成形したパン生地について冷凍から発酵までを管理可能なものである。具体的には、パンの焼成工程に入るより前に、成形したパン生地に対して、フリーズ(冷凍)工程、リタード(冷蔵)工程、予熱工程、および、ホイロ(発酵)工程を順番に自動で実行すること、あるいは、いずれかの工程を単独で実行することが可能なものである。つまり、本温湿度調節庫10は、それらの各工程に応じた温度制御を行うとともに、予熱工程およびホイロ工程においては、温度制御に加えて湿度制御を行うように構成されている。
i)ダクト部材の形状・取付構造
本温湿度調節庫10は、各空間12内における空気の循環路に関して特徴を有するものであるため、以下に、その循環路について詳しく説明することとする。先に説明したように、本温湿度調節庫10は、背面パネル32によって、収納室14と機能部品室30とが区画されており、天面パネル33によって形成された吸気路37から収納室14の空気を吸い込み、底面パネル34によって形成された吐出路38から温度・湿度を調節した空気を収納室14へ吐き出すように構成されている。また、各空間12内における左右の側壁の各々には、図3および図6に示すように、収納室14の前後方向における中間に、上下方向に延びる側壁側ダクト部材65が固定されている。側壁側ダクト部材65は、断面コの字状で、空間12の側面との間に、側壁側循環路66を形成するものである。また、側壁側ダクト部材65には、上方側のトレイ上へ空気を吐出するための吐出口67が形成されている。ちなみに、本実施例においては、下から2段には吐出口は形成されておらず、上から6段に吐出口67が形成されている。そして、図8に示した状態の温湿度調節庫10に対して、側面に4本の棚柱17と、上記側壁側ダクト部材65を取り付けた後、天面パネル33,背面パネル32,底面パネル34の順で取り付けることで、空間12内の循環路が形成される。
そして、側壁側ダクト部材65および3つのパネル部材32,33,34が取り付けられて形成された循環路によって、図6に白抜き矢印で示したように、空気が循環することになる。具体的には、循環ファン36が作動すると、収納室14の空気が機能部品室30に吸い込まれるのであるが、収納室14の空気は、主に、天面パネル33の前端によって形成された開口から、吸い込まれることになる。つまり、その開口が、収納室14の空気を吸気路37に取り込むための第1吸込口として主吸込口70である。
次に、機能部品室30内における空気の流れについて説明する。機能部品室30内には、前述した循環ファン36,冷却装置20のエバポレータ40,加熱装置21,加湿装置22の一部が収容されるのであるが、それらは、図14に示すようにユニット化され、エバポレータAssy80とされている。そのエバポレータAssy80については、簡単に説明するが、図3に示すように、ケース81内に、上側から順に、エバポレータ40,加熱装置21,スプレーノズル50の順で取り付けられている。また、そのケース81の上端に循環ファン36が取り付けられている。さらに、ケース81の上端には、図8に示すように、温度センサ60および湿度センサ61が取り付けられている。つまり、本温湿度調節庫10は、このエバポレータAssy80をハウジング11の外で組み付け、その
組み付けたエバポレータAssy80を、ハウジング11の空間12内における背面に固定するだけで、機能部品等の取り付けが完了する。したがって、本温湿度調節庫10は、製造工程を簡易化することができるようになっている。
エバポレータAssy80から排出されて底面パネル34の下に流れ込んだ空気は、図16に示すように、底面パネル34の両側端(左右方向における両側の端部)の開口から収納室14に吐き出される。なお、底面パネル34は、前端に脚部34bが設けられているため、前方に向かう空気の流れは遮断されているため、底面パネル34の側方からのみから、空気は吐き出されるようになっている。つまり、底面パネル34の脚部34bは、閉塞壁部として機能するものとなっている。
また、本温湿度調節庫10においては、パン生地を扱うために、パン粉やパン屑が庫内に落ち、底面パネル34はそれらが付着しやすい。そのため、本温湿度調節庫10は、底面パネル34を取り外して、掃除することが可能となっている。先にも述べたように、底面パネル34は、係合孔34fを背面パネル32のカラー32cに引っ掛けているだけで取り付けられているため、容易に取り外すことができるようになっている。また、底面パネル30は、両側端の各々が収納室14への開口となっているため、作業者が両手で持ちやすい形状となっており、より容易に脱着することができる。さらに、底面パネル30は、両側端の各々が、立下り壁部34dおよび折曲り部34eを有し、概して断面コの字状に形成されているため、作業者に怪我を負わせることもなく、強度も確保することができ、脱着作業時における部材の変形を抑えることが可能である。さらにまた、底面パネル30は、図2に示すように、左右方向における寸法が、左右一対のトレイガイド16の間の間隔より小さくされているため、下段側のトレイガイド16を取り外すことなく、底面パネル34の脱着を行うことができ、脱着作業がより簡便なものとなる。
図17に、本実施例の変形例の温湿度調節庫90の庫内の側面断面を示す。本変形例の温湿度調節庫90は、上記実施例の温湿度調節庫10とほぼ同様の構成であるが、側壁側ダクト部材92のみ、上記実施例に係る側壁側ダクト部材65と異なる。上記実施例に係る側壁側ダクト部材65は、下段側に吐出口は設けられておらず、上段側にのみ吐出口67が設けられていた。それに対し、変形例の温湿度調節庫90が備える側壁側ダクト部材92は、上段ほど、開口面積が大きくされている。具体的に言えば、側壁側ダクト部材92は、上段ほど、吐出口93の数が多くされているのである。底面パネル34から吐出された空気は、上段に向かうほど流れが弱くなるが、上段ほど側壁側ダクト部材92の開口面積が大きくされているため、各段の風量の均一化が図られ、各段における温度・湿度のムラを抑えることができる。
Claims (10)
- 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室の冷却,加熱および加湿の少なくとも1つを行う機能部品を収容する機能部品室とが内部に形成された箱状の貯蔵庫本体と、
前記貯蔵庫本体の内部底面側に配された板状の部材であって、自身と前記貯蔵庫本体の内部底面とによって、前記貯蔵室と前記機能部品室との間の空気の流れを許容する底面側循環路を形成する底面側ダクト部材と、
を備え、
前記底面側ダクト部材は、外縁の一部において前記貯蔵室との間の空気の流れを許容する開口を形成するものとされ、その開口を形成する前記外縁の一部が、前記板状を構成する主板部から下方に立ち下がる立下り壁部と、前記立下り壁部の立ち下がり縁から内側に折れ曲がり前記主板部と並行して形成される折曲り部と、を備えて構成されたことを特徴とする貯蔵庫。 - 前記貯蔵庫本体は、前方に開口し、前記貯蔵室の後方に前記機能部品室が形成されたものとされ、
前記底面側ダクト部材は、左右方向における端部の各々が前記立下り壁部と前記折曲り部とを備えた請求項1に記載の貯蔵庫。 - 当該貯蔵庫が、上下方向に延びて前記貯蔵室と前記機能部品室とを区画する区画部材を備え、
前記区画部材は、前方に向かって突出する突起を有し、
前記底面側ダクト部材は、後側の端部から上下方向に延び出した立壁部を有し、その立壁部に前記突起に係合可能な係合孔が形成された請求項2に記載の貯蔵庫。 - 前記底面側循環路は、前記機能部品室から前記貯蔵室へと空気を循環する循環路であり、
前記底面側ダクト部材は、前側の端部から下方に延びて前記貯蔵庫本体の底面に接して前記底面側循環路の前側を塞ぐ閉塞壁部を有する請求項2または請求項3に記載の貯蔵庫。 - 前記貯蔵庫本体は、
貯蔵物を載置するための複数の棚板を上下方向に多段状に支持可能な棚板支持部と、
内部側面の前後方向における中間において上下方向に延び、前記底面側循環路から吐出された空気の一部を流入させて上方に向かって流すとともに、前記複数の棚板上の空間のうちの少なくとも上段側に位置する空間に空気を吐出する側壁側循環路と、
を有する請求項4に記載の貯蔵庫。 - 前記底面側ダクト部材は、前記閉塞壁部が前記側壁側循環路より前側に位置するように配された請求項5に記載の貯蔵庫。
- 前記貯蔵庫本体は、貯蔵物を載置するための棚板を支持すべく互いに間隔をおいて配される一対の棚板支持部材からなる棚板支持部材対を、内部の左右方向における両側面に備え、
前記底面側ダクト部材は、左右方向における寸法が、前記前記貯蔵庫本体に取り付けられた前記一対の棚板支持部材の間隔より小さくされた請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の貯蔵庫。 - 前記機能部品を内部に固定するケースを備え、前記機能部品は前記ケースとともに前記貯蔵庫本体の背面側に形成された前記機能部品室に収容され、前記機能部品によって温度と湿度との少なくとも一方が調節された空気を前記ケースの下端から排出するように構成されるともに、
前記機能部品室における前記ケースと前記貯蔵庫本体の底面との間に設けられ、前記ケースの下端から前記底面側ダクト部材まで空気を循環させるためのケース下ダクト部材を、さらに備えた請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の貯蔵庫。 - 前記ケースは、左右方向における内寸が前記貯蔵庫本体の内寸より小さなものであり、
前記ケース下ダクト部材は、
前記貯蔵庫本体の内部背面側の左右方向両側に設けられ、左右方向において互いに対向する対向壁部を有して左右方向への空気の流れを遮断する一対の遮断部材からなる請求項8に記載の貯蔵庫。 - 前記一対の遮断部材は、前方に開口した形状のものとされた請求項9に記載の貯蔵庫。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH051982U (ja) * | 1991-06-17 | 1993-01-14 | ホシザキ電機株式会社 | 結露水捕捉装置 |
JP2002257455A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Fujitsu General Ltd | 電気冷蔵庫 |
KR20030025608A (ko) * | 2001-09-21 | 2003-03-29 | 주식회사 엘지이아이 | 냉장고의 냉기공급장치 |
KR20110025545A (ko) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | 김대인 | 도우 컨디셔너 |
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