JP2020024773A - 電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法 - Google Patents

電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020024773A
JP2020024773A JP2018149177A JP2018149177A JP2020024773A JP 2020024773 A JP2020024773 A JP 2020024773A JP 2018149177 A JP2018149177 A JP 2018149177A JP 2018149177 A JP2018149177 A JP 2018149177A JP 2020024773 A JP2020024773 A JP 2020024773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
electronic device
housing
slider
connecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018149177A
Other languages
English (en)
Inventor
敏之 高橋
Toshiyuki Takahashi
敏之 高橋
清司 森川
Seiji Morikawa
清司 森川
英一郎 渡邊
Eiichiro Watanabe
英一郎 渡邊
坂本 茂
Shigeru Sakamoto
茂 坂本
弘行 大塚
Hiroyuki Otsuka
弘行 大塚
宏樹 岩井
Hiroki Iwai
宏樹 岩井
博司 猪野
Hiroshi Ino
博司 猪野
誠 堀部
Makoto Horibe
誠 堀部
卓 八代醍
Taku Yashirodai
卓 八代醍
靖 林崎
Yasushi Hayashizaki
靖 林崎
誉晴 小川
Takeharu Ogawa
誉晴 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2018149177A priority Critical patent/JP2020024773A/ja
Publication of JP2020024773A publication Critical patent/JP2020024773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】表示パネルを有する電子機器のラトルノイズの発生を抑制すること。【解決手段】電子機器1は、表示パネル20と、表示パネルの下部に接続され、表示パネルが設けられた筐体に対して、表示パネルの下部を進退させるスライダ30、40と、表示パネルの上部と連結し、スライダに形成した係合溝と係合し、スライダに沿ってスライド可能に配置された連結部50、60と、筐体10と、連結部との間に設けられ、表示パネルと、筐体とを互いに引き合う方向に付勢する付勢部材70、80とを備える。付勢部材は、筐体に対する表示パネルの角度に応じた力で表示パネルと、筐体とを付勢する。表示パネルが閉じた状態からスライダが前方に移動すると、表示パネルの下部が前方に移動するとともに、表示パネルの上部が下方に移動することで表示パネルが開いた状態になる。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法に関する。
車両に搭載される電子機器には、表示パネルを有するものがある。このような、電子機器において、表示パネルのラトルノイズの発生を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2004−103064号公報
近年、表示パネルは大型が求められている。表示パネルは、サイズが大きくなるに伴い、重量も大きくなる。これにより、表示パネルを駆動させるモータのみでは、表示パネルのラトルノイズの発生を抑制することが困難となる可能性がある。したがって、サイズの大きな表示パネルを有する電子機器において、ラトルノイズの発生を抑制することが求められている。
そこで、本発明は、表示パネルを有する電子機器のラトルノイズの発生を抑制することのできる電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法を提供することを課題とする。
本発明の電子機器は、表示パネルと、前記表示パネルの下部に接続され、前記表示パネルが設けられた筐体に対して、前記表示パネルの下部を進退させるスライダと、前記表示パネルの上部と連結し、前記スライダに形成した係合溝と係合し、前記スライダに沿ってスライド可能に配置された連結部と、前記筐体と、前記連結部との間に設けられ、前記表示パネルと、前記筐体とを互いに引き合う方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、前記筐体に対する前記表示パネルの角度に応じた力で前記表示パネルと、前記筐体とを付勢し、前記表示パネルが閉じた状態から前記スライダが前方に移動すると、前記表示パネルの下部が前方に移動するとともに、前記表示パネルの上部が下方に移動することで前記表示パネルが開いた状態になる。
本発明の電子機器のラトルノイズ抑制方法は、表示パネルと、前記表示パネルの下部に接続され、前記表示パネルが設けられた筐体に対して、前記表示パネルの下部を進退させるスライダと、前記表示パネルの上部と連結し、前記スライダに形成した係合溝と係合し、前記スライダに沿ってスライド可能に配置された連結部と、前記筐体と、前記連結部との間に設けられた付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、前記筐体に対する前記表示パネルの角度に応じた力で、前記表示パネルと、前記筐体とを互いに引き合う方向に付勢する。
本発明によれば、表示パネルを有する電子機器のラトルノイズの発生を抑制することのできる電子機器及びラトルノイズ抑制方法を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る電子機器が搭載された車両を示す模式図である。 図2は、本実施形態に係る表示パネルが閉状態の時の電子機器を示す模式図である。 図3は、本実施形態に係る表示パネルが閉状態の時の電子機器のラトルノイズの発生を抑制する動作を説明するための図である。 図4は、本実施形態に係る表示パネルが閉状態の時の電子機器のラトルノイズの発生を抑制する動作を説明するための図である。 図5は、本実施形態に係る表示パネルがチルト状態の時の電子機器を示す図である。 図6は、本実施形態に係る表示パネルがチルト状態の時の電子機器のラトルノイズの発生を抑制する方法を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る表示パネルを閉状態のまま水平方向に移動させる構造を示す模式図である。 図8は、本実施形態に係る表示パネルがチルト状態の時の電子機器のラトルノイズの発生を抑制する方法を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る表示パネルが開状態の時の電子機器を示す図である。 図10は、本実施形態に係る表示パネルが開状態の時の電子機器の操作感の悪化を抑制する方法を説明するための図である。 図11は、本実施形態に係る表示パネルが開状態の時の電子機器の操作感の悪化を抑制する方法を説明するための図である。 図12は、本実施形態に係る電子機器をサブパネルに組み付ける方法を説明するための図である。 図13は、本実施形態に係る電子機器をサブパネルに組み付ける方法を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。
以下の説明では、各図において、X方向、Y方向、及びZ方向で表現される直交座標系を使用している。例えば、X方向は水平面内の所定の方向であり、Y方向は水平面内においてX方向と直交する方向であり、Z方向はX方向及びY方向に直交する鉛直方向である。また、X方向を前後方向、Y方向を左右方向、Z方向を上下方向と呼ぶこともある。
図1は、本実施形態に係る電子機器が搭載された車両を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、車両M内に搭載される。電子機器1は、筐体10と表示パネル20とを有する。筐体10は、内部に電子機器1を駆動するための駆動装置などが収納されており、車両Mの内部に収納される。筐体10は、車両Mに対して固定されており、車両Mに対して移動しない。表示パネル20は、画像を表示するパネルであり、運転者席に露出している。電子機器1は、例えば、AV一体型のカーナビゲーション装置などである。
[実施形態]
図2を用いて、本実施形態に係る電子機器の構成について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る電子機器の構成を示す模式図である。なお、図2では、本実施形態と関連の薄い構成要素については省略している。
図2に示すように、電子機器1は、筐体10と、表示パネル20と、第一スライダ30と、第二スライダ40と、第一連結部50と、第二連結部60と、第一付勢部材70と、第二付勢部材80とを備える。ここで、第一スライダ30と、第二スライダ40とは、左右に対になって配置されている。第一連結部50と、第二連結部60とは、左右に対になって配置されている。第一付勢部材70と、第二付勢部材80とは、左右に対になって配置されている。図2において、矢印Aは、車両の走行時などにおける振動によって生じる、表示パネル20の動きの方向を示している。すなわち、矢印Aの方向に表示パネル20が動くことがラトルノイズの発生の原因となっている。本実施形態では、矢印Aの方向の動きを抑制することによって、ラトルノイズの発生を抑制する。
表示パネル20は、筐体10の表面に露出するように設けられている。表示パネル20の背面には、第一連結部50の上端接続部51と、第二連結部60の上端接続部61とが回動可能に接続される。表示パネル20は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。なお、表示パネル20は、これらに限定されるものではない。
第一スライダ30は、電子機器1を後方から見た場合に、筐体10の右側面において、X方向に沿って設けられている。第一スライダ30は、X方向に沿って移動可能な構造を有している。第一スライダ30は、第一溝部31と、第一規制部32と、スライダ接続部33とを有する。
第一溝部31は、第一スライダ30において、X方向に沿って部分的に設けられた溝である。図2では図示されていないが、第一溝部31と、第一連結部50の下端接続部とが係合することで、第一連結部50が第一溝部31に沿ってスライド可能に取り付けられている。
第一規制部32は、具体的には後述するが、第一スライダ30のスライダ接続部33の近傍に設けられており、電子機器1の前面からサブパネルなどを組み付ける際に、第一連結部50の上方向の動きを規制する。図2で示す例では、第一規制部32は、スライダ接続部33の斜め下方に設けられている。
スライダ接続部33は、電子機器1を後方から見た場合に、表示パネル20の右側の下部において、表示パネル20と、第一スライダ30とを接続する。
第二スライダ40は、電子機器1を後方から見た場合に、筐体10の左側面において、X方向に沿って設けられている。第二スライダ40は、X方向に沿って移動可能な構造を有している。第二スライダ40は、第二溝部41と、第二規制部42と、スライダ接続部(図示しない)を有する。なお、第一スライダ30と、第二スライダ40とは、底板により一体に設けられている。
第二溝部41は、第二スライダ40において、X方向に沿って部分的に設けられた溝である。図2に示すように、第二溝部41と、第二連結部60の下端接続部62とが係合することで、第二連結部60が第二溝部41に沿ってスライド可能に取り付けられている。
第二規制部42は、具体的には後述するが、第二スライダ40のスライダ接続部の近傍に設けられており、電子機器1の前面からサブパネルなどを組み付ける際に、第二連結部60の上方向の動きを規制する。
第二スライダ40に設けられた図示しないスライダ接続部は、電子機器1を後方から見た場合に、表示パネル20の左側の下部において、表示パネル20と、第二スライダ40とを接続する。
第一スライダ30と、第二スライダ40とが表示パネル20の下側に接続されているので、第一スライダ30と、第二スライダ40とを前後方向に移動させることで、表示パネル20の下側も前後方向に移動することで表示パネル20はチルト動作する。
第一連結部50は、電子機器1を後方から見た場合に、筐体10の右側において、筐体10と、表示パネル20とを連結する。具体的には、第一連結部50は、上端接続部51と、図2では図示されていない下端接続部とを有する。上端接続部51は電子機器1を後方から見た場合に、表示パネル20の背面の右側に接続されている。下端接続部は、第一溝部31にスライド可能に接続されている。第一連結部50は、例えば、少なくとも一部が屈曲したアーム構造を有している。
第二連結部60は、電子機器1を後方から見た場合に、筐体10の左側において、筐体10と、表示パネル20とを連結する。具体的には、第二連結部60は、上端接続部61と、下端接続部62とを有する。上端接続部61は、電子機器1を後方から見た場合に、表示パネル20の背面の左側に接続されている。下端接続部62は、第二溝部41にスライド可能に接続されている。第二連結部60は、例えば、少なくとも一部が屈曲したアーム構造を有している。
第一連結部50の下端接続部と、第二連結部60の下端接続部62とを−X方向に移動させることで、表示パネル20の上部は−Z方向に移動する。これにより、表示パネル20は、閉状態からチルト状態や、開状態に遷移する。
第一付勢部材70は、電子機器1を後方から見た場合に、筐体10の右側において、筐体10と、第一連結部50とを繋ぐように設けられている。具体的には、第一付勢部材70は、図2では図示されていない上端接続部が第一連結部50に接続され、電子機器1を後方から見た場合に、図2では図示されていない下端接続部が筐体10の右側に設けられた取付部に接続される。例えば、下端接続部は、筐体10のシャーシに接続される。これにより、第一付勢部材70は、筐体10と、第一連結部50とを付勢する。具体的には、第一付勢部材70は、筐体10と、第一連結部50とを互いに引き合う方向に付勢する。第一付勢部材70は、例えば、弾性部材で実現することができる。弾性部材としては、例えば、コイルスプリングを挙げることができる。
第二付勢部材80は、電子機器1を後方から見た場合に、筐体10の左側において、筐体10と、第二連結部60とを繋ぐように設けられている。具体的には、第二付勢部材80は、上端接続部81が第二連結部60に接続され、電子機器1を後方から見た場合に、下端接続部82が筐体10の左側に設けられた取付部に接続される。例えば、下端接続部82は、筐体10のシャーシに接続される。これにより、第二付勢部材80は、筐体10と、第二連結部60とを付勢する。具体的には、第二付勢部材80は、筐体10と、第二連結部60とを互いに引き合う方向に付勢する。第二付勢部材80は、例えば、弾性部材で実現することができる。弾性部材としては、例えば、コイルスプリングを挙げることができる。具体的には後述するが、本実施形態では、第一付勢部材70と、第二付勢部材80とによって、表示パネル20に発生するラトルノイズの発生を抑制する。
駆動源90は、例えば、第一スライダ30と、第二スライダ40とを前後方向にスライドさせることによって、表示パネル20の下端側をX軸に沿って進退させる。駆動源90は、表示パネル20が閉状態から第一スライダ30と、第二スライダ40を前進させることで、下端接続部52と、下端接続部62とをX方向へと移動させて、表示パネル20をチルト状態や、開状態へと遷移させる。駆動源90は、例えば、図2では示されていない筐体10の前面部に相当するサブパネルに表示パネル20を押し当てることで、ラトルノイズの発生を抑制する。駆動源90は、例えば、電気的なショートブレーキによる保持力によって、ラトルノイズの発生を抑制する。駆動源90は、例えば、モータで実現することができる。
図3と、図4とを用いて、ラトルノイズの発生を抑制する方法について説明する。図3と、図4とは、ラトルノイズの発生を抑制する方法を説明するための図である。
図3は、表示パネル20が閉じた状態の電子機器1を、XY面に沿って切断した断面図である。図3に示すように、第二溝部41は、X軸に平行な水平部41aと、斜め上方に傾斜している傾斜部41bとを有する。表示パネル20が閉じた状態では、下端接続部62は、傾斜部41bに位置している。傾斜部41bの上端部は、高位置部と呼ばれることもある。
第一点P1は、表示パネル20の重心位置を示している。矢印B1は、車両の走行時などにおいて、表示パネル20に対して加わるX方向の振動方向を示している。矢印B2は、車両の走行時などにおいて、表示パネル20に加わるZ方向の振動方向を示している。表示パネル20は、矢印B1及び矢印B2方向に加振されることで、矢印Aの方向に動く。第二点P2は、表示パネル20の回転中心を示している。
第二付勢部材80は、上端接続部81が第二連結部60に接続されている。これにより、第二付勢部材80の第二連結部60側の接続点である、上端接続部81には、矢印方向の付勢力F1が発生する。そのため、第二付勢部材80は、第二連結部60を付勢力F1によって付勢する。その結果、表示パネル20は、付勢力F1によって、筐体10側に引き寄せられる。
第二付勢部材80は、電子機器1を後方から見た場合に、下端接続部82が筐体10の左側において、例えば筐体10に設けられたシャーシに接続されている。これにより、第二付勢部材80の筐体10側の接続点である、下端接続部82には、矢印方向の付勢力F2が発生する。そのため、第二付勢部材80は、筐体10を付勢力F2によって付勢する。その結果、筐体10は、付勢力F2によって、表示パネル20側に引き寄せられる。
すなわち、第二付勢部材80は、筐体10と、表示パネル20とを、互いに引き合う方向に付勢する。これにより、第二付勢部材80は、表示パネル20の矢印A方向の動きを規制する。言い換えれば、第二付勢部材80は、表示パネル20の矢印A方向の動きに起因するラトルノイズの発生を抑制する。
付勢力F1と、付勢力F2とは、例えば、表示パネル20の重量に応じて、表示パネル20が閉状態の時に表示パネル20のラトルノイズの発生を抑制できる強さとすればよい。この場合、所望の大きさの付勢力F1と、付勢力F2とを発生できるように第二付勢部材80を設計すればよい。例えば、第二付勢部材80がコイルスプリングである場合には、バネ定数を変更することによって、付勢力F1、F2との大きさを変更することができる。なお、付勢力F1と、付勢力F2との大きさは、同じである。
図4に示すように、第二付勢部材80は、付勢力F1と、付勢力F2とを発生させることで、筐体10と、表示パネル20とを付勢する。図4において、垂直寸法C1は、下端接続部62と、第二付勢部材80との間の垂直寸法である。具体的には後述するが、下端接続部62には、下端接続部62と、第二付勢部材80との間の垂直寸法に応じた付勢トルクが発生する。
下端接続部62は、表示パネル20が閉状態のときには、傾斜部41bに嵌め込まれたカム構造を有している。この場合、下端接続部62と、傾斜部41bとの間には、例えば、矢印Dに沿ったガタつきが発生することがある。ここで、第二連結部60は、付勢力F1によって、付勢されている。これにより、下端接続部62の傾斜部41bにおけるガタつきの方向が一方向に規制される。
なお、表示パネル20が閉状態の時の第一溝部31と、第一連結部50と、第一付勢部材70とについては、表示パネル20が閉状態の時の第二溝部41と、第二連結部60と、第二付勢部材80と同様なので、説明を省略する。
図5は、表示パネル20がチルト状態の時の電子機器1を示す図である。電子機器1は、チルト状態の時には、表示パネル20をサブパネルに押し当てることができない。そのため、電子機器1は、表示パネル20がチルト状態の時には、表示パネル20が閉状態の時と比べて、ラトルノイズの発生を抑制することが困難な状態となる。
第一付勢部材70は、第一連結部50に接続されているため、表示パネル20がチルト状態になると、X方向に引っ張られる。これにより、第一付勢部材70は、表示パネル20が閉状態の時と比べて、伸びた状態となる。
第二付勢部材80は、第二連結部60に接続されているため、表示パネル20がチルト状態になると、X方向に引っ張られる。これにより、第二付勢部材80は、表示パネル20が閉状態の時と比べて、伸びた状態となる。
図6を用いて、表示パネル20がチルト状態の時に、ラトルノイズの発生を抑制する方法について説明する。図6は、表示パネル20がチルト状態の時に、ラトルノイズの発生を抑制する方法を説明するための図である。
図6は、表示パネル20がチルト状態の電子機器1をXY面に沿って切断した断面図を示している。電子機器1は、例えば、表示パネル20が閉状態のままX方向に沿って前方に移動し、その後、回動してチルト状態となる。
図7を用いて、表示パネル20が閉状態のままX方向に沿って前方に移動させる構造を説明する。図7は、表示パネル20が閉状態のままX方向に沿って前方に移動させる構造を示す模式図である。
図7に示すように、第二スライダ40のY方向側(外側)には、ガイド部材100が設けられている。ガイド部材100には溝部110が形成されている。この場合、下端接続部62は、第二溝部41を介して、溝部110に係合している。溝部110は、水平溝部110aと、傾斜溝部110bとを有する。なお、第一スライダ30側においても、ガイド部材100と左右対称に移動部材が設けられている。
具体的には、下端接続部62は、表示パネル20が閉状態のときには、水平溝部110aと係合している。下端接続部62は、表示パネル20が筐体10の前面部に相当するサブパネルと接触しているときには、図7に示す位置から−X方向に進んだ水平溝部110aの端部に位置する。このため、下端接続部62は、第二スライダ40を前方に動かすことで、水平溝部110aに沿って移動する。これにより、表示パネル20は閉状態を維持したまま前方に移動する。そして、下端接続部62は、傾斜溝部110bまで進むと、下方向に遷移し、第二溝部41の水平部41aと同じ高さに位置する。これにより、下端接続部62を、水平部41aの−X方向に移動させることで、表示パネル20はチルト動作する。
再び図6を参照する。表示パネル20がチルト状態の時、第二付勢部材80の第二連結部60側の接続点である、上端接続部81には、矢印方向の付勢力F3が発生する。付勢力F3は、第二付勢部材80が伸びた状態になっているので、表示パネル20が閉状態の時に、上端接続部81に発生する付勢力F1よりも大きい。すなわち、表示パネル20は表示パネル20がチルト状態の時、表示パネル20が閉状態の時と比べて、大きな力で筐体10側に引き寄せられる。
表示パネル20がチルト状態の時、第二付勢部材80の筐体10側の接続点である、下端接続部82には、矢印方向の付勢力F4が発生する。付勢力F4は、第二付勢部材80が伸びた状態になっているので、表示パネル20が閉状態の時に、下端接続部82に発生する付勢力F2よりも大きい。すなわち、筐体10は表示パネル20がチルト状態の時、表示パネル20が閉状態の時と比べて、大きな力で表示パネル20側に引き寄せられる。
付勢力F3と、付勢力F4とは、例えば、表示パネル20の重量と、表示パネル20の筐体10に対する傾き角度とに応じて、表示パネル20のラトルノイズの発生を抑制できる強さとすればよい。この場合、所望の大きさの付勢力F3と、付勢力F4とを発生できるように第二付勢部材80を設計すればよい。
表示パネル20がチルト状態の時、下端接続部62は、水平部41aに位置している。すなわち、下端接続部62は、上下方向の位置が、表示パネル20が閉状態の時の位置h1から、位置h1よりも高さの低い位置h2に移動している。
その結果、図8に示すように、下端接続部62と、第二付勢部材80との間の垂直寸法C2は、表示パネル20が閉状態の時の垂直寸法C1と比べて長くなるため、下端接続部62に作用するモーメントが大きくなる。これにより、下端接続部62に発生する、矢印方向の付勢トルクTが大きくなる。
付勢トルクTは、図8に示す下端接続部62のY方向を回転中心に、第二連結部60を反時計回りに回転させるトルクである。言い換えれば、付勢トルクTは、表示パネル20を筐体10側に引き寄せる付勢力として、第二連結部60に作用する。
すなわち、表示パネル20がチルト状態の時、表示パネル20は、付勢力F3と、付勢トルクTとによって、筐体10の方向に付勢される。したがって、表示パネル20がラトルノイズの発生を抑制することが困難なチルト状態であっても、ラトルノイズの発生を抑制することができる。
なお、表示パネル20がチルト状態の時の第一溝部31と、第一連結部50と、第一付勢部材70とについては、表示パネル20がチルト状態の時の第二溝部41と、第二連結部60と、第二付勢部材80と同様なので、説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る表示パネルが開状態の時の電子機器1を示す図である。図9に示すように、表示パネル20が開状態の時には、第一スライダ30と、第二スライダ40とは、筐体10から引き出されているため、第一連結部50と、第二連結部60とが伸びた状態となる。これにより、図9では図示されていない第一付勢部材70と、第二付勢部材80とは、表示パネル20がチルト状態の時と比較して、更に伸びた状態となる。この場合、表示パネル20が開状態の時に、表示パネル20を上方から押すと、第一付勢部材70と、第二付勢部材80とからの反発力によって、操作感が悪化してしまうことが考えられる。
図10と、図11とを用いて、表示パネル20が開状態の時に、表示パネル20の操作感の悪化を抑制する方法について説明する。図9と、図10とは、表示パネル20が開状態の時に、電子機器1をXY面に沿って切断した断面図であり、表示パネル20の操作感の悪化を抑制する方法を説明するための図である。
表示パネル20が開状態の時、第二付勢部材80の第二連結部60側の接続点である、上端接続部81には、矢印方向の付勢力F5が発生する。付勢力F5は、第二付勢部材80が、表示パネル20がチルト状態の時から更に伸びた状態になっているので、表示パネル20がチルト状態の時に、上端接続部81に発生する付勢力F3よりも大きい。すなわち、表示パネル20は表示パネル20が開状態の時、表示パネル20がチルト状態の時と比べて、大きな力で筐体10側に引き寄せられる。
表示パネル20が開状態の時、第二付勢部材80の筐体10側の接続点である、下端接続部82には、矢印方向の付勢力F6が発生する。付勢力F6は、第二付勢部材80が、表示パネル20がチルト状態の時から更に伸びた状態になっているので、表示パネル20がチルト状態の時に、下端接続部82に発生する付勢力F4よりも大きい。すなわち、筐体10は表示パネル20が開状態の時、表示パネル20がチルト状態の時と比べて、大きな力で表示パネル20側に引き寄せられる。
図11に示すように、表示パネル20が開状態の時、下端接続部62と、第二付勢部材80との間の垂直寸法C3は、表示パネル20が閉状態の時の垂直寸法C1と比べて短くなる。そのため、表示パネル20が開状態の時、下端接続部62に作用するモーメントは、表示パネル20が閉状態の時に下端接続部62に作用するモーメントよりも小さくなる。言い換えれば、表示パネル20が開状態の時に、下端接続部62に作用するモーメントが最も小さくなるので、下端接続部62回りの付勢トルクが最も小さくなる。
すなわち、表示パネル20が開状態の時、表示パネル20を筐体10に引き寄せる付勢力F5は最も大きくなるが、下端接続部62回りの付勢トルクは最も小さくなる。このため、表示パネル20を筐体10に引き寄せる付勢力の増加分が、付勢トルクを小さくしたことによって相殺される。これにより、表示パネル20が開状態の時、表示パネル20を上方から押した際の操作感の悪化を防止することができる。
なお、表示パネル20が開状態の時の第一溝部31と、第一連結部50と、第一付勢部材70とについては、表示パネル20が開状態の時の第二溝部41と、第二連結部60と、第二付勢部材80と同様なので、説明を省略する。
上述のとおり、本実施形態は、第一付勢部材70と、第二付勢部材80とによって、生じる付勢力と、付勢トルクとによって、表示パネル20を付勢することができる。これにより、本実施形態は、駆動源90だけでは保持することのできなかった表示パネル20が発生させるラトルノイズの発生を抑制することができる。
また、本実施形態は、第一付勢部材70を、第一連結部50と、筐体10との間に設け、第二付勢部材80を、第二連結部60と、筐体10との間に設けることで、ラトルノイズの発生を抑制している。すなわち、第一連結部50と、第二連結部60とを有しており、第一連結部50と、第二連結部60とをスライドさせる構造を備えている電子機器であれば、本実施形態を適用することができる。
[サブパネルの組み付け方法]
図12と、図13とを用いて、電子機器1にサブパネルを組み付ける方法について説明する。図12と、図13とは、電子機器1にサブパネルを組み付ける方法を説明するための図である。図12と、図13とにおいて、−X方向がサブパネルを組み付ける方向であるものとする。
図12において、−X方向がサブパネル21の組み付け方向であるものとする。上述のとおり、本実施形態では、第一連結部50と、筐体10との間には、第一付勢部材70が設けられ、第二連結部60と、筐体10との間には、第二付勢部材80が設けられている。そのため、電子機器1にサブパネル21を組み付ける際には、第一連結部50と、第二連結部60とは、上方向に立ち上がっている。そのため、第一連結部50と、第二連結部60とは、電子機器1にサブパネル21を組み付ける際の妨げとなる。
図13に示すように、電子機器1にサブパネル21を組み付ける際には、第一連結部50は、第一スライダ30に設けられた第一規制部32によって上方向の移動を規制する。第二連結部60は、第二スライダ40に設けられた第二規制部42によって上方向の移動が規制されている。これにより、第一連結部50と、第二連結部60とは、X軸に沿った状態になる。
第一規制部32は、第一スライダ30において、第一連結部50の動きを規制した際の、第一スライダ30と、第一連結部50との位置関係が、電子機器1の通常の動作時には実現しない位置関係となるように設けられている。このような第一規制部32は、例えば、第一スライダ30において、筐体10の内側に突出するように設けられた突起部である。図12に示す例では、第一規制部32は、第一スライダ30の先端側に設けられている。
第二規制部42は、第二スライダ40において、第二連結部60の動きを規制した際の、第二スライダ40と、第二連結部60との位置関係が、電子機器1の通常の動作時には実現しない位置関係となるように設けられている。このような第二規制部42は、例えば、第二スライダ40において、筐体10の内側に突出するように設けられた突起部である。図12に示す例では、第二規制部42は、第二スライダ40の先端側に設けられている。
第一規制部32と、第二規制部42との形状は、それぞれ、第一連結部50と、第二連結部60との立ち上がりを規制することができる形状であれば特に制限はない。例えば、第一規制部32と、第二規制部42とは、それぞれ、第一連結部50と、第二連結部60とを引っ掛けることのできるフック形状を有している。
第一規制部32と、第二規制部42との形状は、それぞれ、異なっていてもよい。第一規制部32と、第二規制部42とは、X軸を対称軸として、線対称に設けられていてもよいし、非線対称に設けられていてもよい。
上述のとおり、本実施形態は、第一規制部32と、第二規制部42とによって、第一連結部50と、第二連結部60との立ち上がりを規制することができる。これにより、本実施形態は、第一規制部32と、第二規制部42とを設けた場合であっても、電子機器1にサブパネル21を組み付けることができる。
1 電子機器
10 筐体
20 表示パネル
21 サブパネル
30 第一スライダ
31 第一溝部
32 第一規制部
33 スライダ接続部
40 第二スライダ
41 第二溝部
41a 水平部
41b 傾斜部
42 第二規制部
50 第一連結部
51,61,81 上端接続部
52,62,82 下端接続部
70 第一付勢部材
80 第二付勢部材
90 駆動源
100 ガイド部材

Claims (9)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの下部に接続され、前記表示パネルが設けられた筐体に対して、前記表示パネルの下部を進退させるスライダと、
    前記表示パネルの上部と連結し、前記スライダに形成した係合溝と係合し、前記スライダに沿ってスライド可能に配置された連結部と、
    前記筐体と、前記連結部との間に設けられ、前記表示パネルと、前記筐体とを互いに引き合う方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記付勢部材は、前記筐体に対する前記表示パネルの角度に応じた力で前記表示パネルと、前記筐体とを付勢し、
    前記表示パネルが閉じた状態から前記スライダが前方に移動すると、前記表示パネルの下部が前方に移動するとともに、前記表示パネルの上部が下方に移動することで前記表示パネルが開いた状態になる、
    電子機器。
  2. 前記係合溝は、前記表示パネルが閉状態のときに前記連結部の下端と係合する高位置部と、前記表示パネルがチルト動作を行う際に係合する水平部と、前記高位置部と、前記水平部とをつなぐ傾斜部で形成されている、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記付勢部材は、前記スライダと前記連結部との接続部から前記付勢部材までの垂直寸法に応じた付勢トルクを前記連結部に与える、
    請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記付勢部材は、前記表示パネルが所定の角度のチルト状態の時の垂直寸法が、前記表示パネルが閉じた状態の垂直寸法よりも長くなるように設けられている、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記付勢部材は、前記表示パネルが開いた状態の垂直寸法が、前記表示パネルが閉じた状態の垂直寸法よりも短くなるように設けられている、
    請求項3または4に記載の電子機器。
  6. 前記付勢部材は、弾性部材である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記弾性部材は、コイルスプリングである、
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記スライダは、前記連結部の上方向の動きを規制する規制部を備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 表示パネルと、
    前記表示パネルの下部に接続され、前記表示パネルが設けられた筐体に対して、前記表示パネルの下部を進退させるスライダと、前記表示パネルの上部と連結し、前記スライダに形成した係合溝と係合し、前記スライダに沿ってスライド可能に配置された連結部と、
    前記筐体と、前記連結部との間に設けられた付勢部材と、を備え、
    前記付勢部材は、前記筐体に対する前記表示パネルの角度に応じた力で、前記表示パネルと、前記筐体とを互いに引き合う方向に付勢する、電子機器のラトルノイズ抑制方法。
JP2018149177A 2018-08-08 2018-08-08 電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法 Pending JP2020024773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018149177A JP2020024773A (ja) 2018-08-08 2018-08-08 電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018149177A JP2020024773A (ja) 2018-08-08 2018-08-08 電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020024773A true JP2020024773A (ja) 2020-02-13

Family

ID=69618866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018149177A Pending JP2020024773A (ja) 2018-08-08 2018-08-08 電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020024773A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004103064A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Alpine Electronics Inc 車載用電子機器の前面パネル装置
US20050056734A1 (en) * 2003-09-15 2005-03-17 Hyundai Mobis. Co., Ltd. Monitor tilting apparatus of AV system for motor vehicle
KR20050116949A (ko) * 2004-06-09 2005-12-14 현대모비스 주식회사 떨림 방지된 차량용 에이브이시스템의 틸팅 모니터

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004103064A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Alpine Electronics Inc 車載用電子機器の前面パネル装置
US20050056734A1 (en) * 2003-09-15 2005-03-17 Hyundai Mobis. Co., Ltd. Monitor tilting apparatus of AV system for motor vehicle
KR20050116949A (ko) * 2004-06-09 2005-12-14 현대모비스 주식회사 떨림 방지된 차량용 에이브이시스템의 틸팅 모니터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100891633B1 (ko) 틸트 장치 및 전자기기
JP4858892B2 (ja) 機器のパネル開閉装置
KR101048549B1 (ko) 전자기기의 수용장치
JP2020024773A (ja) 電子機器及び電子機器のラトルノイズ抑制方法
JP6732671B2 (ja) パネル装置およびパネル装置の組立方法
JP4785424B2 (ja) 電子機器
JP5309922B2 (ja) 車両用シェード装置
US7640557B2 (en) Housing for on-vehicle electronic apparatus
JP2009274676A (ja) パネル装置
JP2006123751A (ja) 電子機器の表示パネル駆動機構
JP5517980B2 (ja) ディスプレイ装置
JP2010184506A (ja) モニタパネル装置
JP2007283901A (ja) 車載電子機器用案内構造、車載電子機器及びがたつき防止方法
JP7392450B2 (ja) スライド機構、表示パネル駆動装置および電子機器
JP5958328B2 (ja) コンバイナ収納装置、ヘッドアップディスプレイ装置
JP2009248601A (ja) 車両用画像表示装置
JP2013010461A (ja) カーナビゲーション装置及びそのディスプレイチルト調整部品
JP2016101773A (ja) ガイド装置
JP5828301B2 (ja) パネル装置及びカーナビゲーション装置
JP5645059B2 (ja) 電子機器
WO2015151630A1 (ja) 電子機器
WO2022074775A1 (ja) 車載表示装置、および、通信接続方法
JP6325312B2 (ja) 電子機器
JP4867021B2 (ja) 機器のパネル開閉装置
JP2009286298A (ja) 可動パネルの駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220809