JP2020024653A - 端末、管理サーバ、就業管理システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】建設業における就業状況の申告を容易に行うことができる端末等を提供する。【解決手段】建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末(携帯端末400)は、作業履歴を申告するために必要な項目の選択肢を表示する表示部(430)と、前記作業員の就業状況を管理する管理サーバ(200)に、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信部(452)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は作業員の就業状況を管理する就業管理システムへ就業状況を申告するための端末等に関する。
就業者の勤怠状況を管理する就業管理システムが従来技術として知られている。出退勤についてオンラインで登録するシステムも知られている。例えば、特許文献1にはインターネット通信機能及びデジタルカメラ機能を備えた携帯電話機を用いて利用者の就業状況を、管理サーバを介して就業管理サーバへ送信する就業管理システムが開示されている。
特開2003−216725号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、就業状況の報告はできるものの、諸経費については報告できない構成であった。また、特許文献1では各種情報を利用者が直接入力しており、端末の操作に不慣れな人にとって利用しづらいものであった。
建設業界では作業員が作業現場へ直行する場合が多く、交通費等の諸経費については作業後に都度申告する必要があった。また、建設業界では端末操作に不慣れな高齢者や日本語に未習熟の外国人といった多様な経歴の人材を作業員として雇用してきたが、これらの作業員等は各種申告を紙媒体で行っており、事務員は該紙媒体に記載の内容をデータ入力する必要があった。
本発明の一態様は前記の問題に鑑みてなされたものであり、建設業における就業状況の申告を容易に行うことができる端末等を提供することを目的としている。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末は、建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末であって、建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目について、選択肢を表示し該作業員に選択せしめる表示部と、前記作業員の就業状況を管理する管理サーバに、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信部と、を備えている構成である。
本発明の一態様に係る管理サーバは、建設作業を実施する作業員の就業状況を管理する就業管理システムにて用いられる管理サーバであって、前記作業員が実施した建設作業に関する作業状況について、前記作業員自身が、端末からのガイダンスに従い該端末を用いて選択入力した作業状況情報を登録する作業状況情報登録部を備えている構成である。
本発明の一態様に係る制御方法は、建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末の制御方法であって、建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目について、選択肢を表示し該作業員に選択せしめる表示工程と、前記作業員の就業状況を管理する管理サーバに、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信工程と、を備えている方法である。
本発明の一態様によれば、建設業における就業状況の申告を容易に行うことができる端末等を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る就業管理システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 建設業界において作業員が従来用いていた手書きの申告書類の書式の一例を示しており、(a)は作業員の勤怠状況を申告するために用いる月報の書式であり、(b)は作業員が交通費を申告するために用いる申請用紙である。 本発明の実施形態1に係る就業管理システムを用いた一連の作業の流れの一例を示す模式図であり、(a)は事務員が事務端末を操作して管理サーバに作業現場情報を登録する流れを示し、(b)は(a)で登録された作業現場情報にしたがって作業員が携帯端末または入退場検知器を操作して作業状況情報を管理サーバへ登録する流れを示し、(c)は(b)で管理サーバへ登録された作業状況情報を含む各種情報を閲覧端末を操作して閲覧したり、建設キャリアアップシステムへ管理サーバが情報を送信する流れを示す。 本発明の実施形態1に係る管理サーバが建設キャリアアップシステムから受信する入退場データのデータ構造の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係る就業管理システムにおいて作業状況情報の登録を行う場合に携帯端末に表示される一連の画面遷移の概要を示す模式図であり、(a)は就業履歴を登録する流れを示し、(b)は電車を使用した場合の交通費検索の流れを示し、(c)は自動車を使用した場合の交通費検索の流れを示す。 本発明の実施形態1に係る携帯端末が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る管理サーバが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 建設キャリアアップシステムが提供する、個々の作業員に関する情報の一例を示す模式図である。 建設キャリアアップシステムが提供する、事業者や該事業者に所属する作業員に関する情報の一例を示す模式図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜6を用いて詳細に説明する。
(建設業界における従来の就業管理について)
建設業界における従来の就業管理について、図2を用いて説明する。図2は、建設業界において作業員が従来用いていた手書きの申告書類の一例を示しており、(a)は作業員の勤怠状況を申告するために用いる月報であり、(b)は作業員が交通費を申告するために用いる申請用紙である。
建設業界では端末操作に不慣れな高齢者や日本語に未習熟の外国人といった多様な経歴の人材を作業員として雇用してきたため、作業員が所属会社に自身の勤怠状況を申告したり交通費の支給を申請したりする場合、該作業員が紙面に手書きで記入した用紙を提出することを許容してきた。換言すれば、建設業者において既存の就業管理システムが導入されている場合であっても、該建設業者は作業員が手書きの用紙を提出することを許容してきた。なお、作業員が提出した手書きの用紙は、事務員の手作業によって就業管理システムを用いた場合と同等の電子データに変換されてきた。
図2の(a)は、作業員が自身の勤怠状況を建設業者に報告するために手書きで作成した月報の書式の一例である。図示の例において、紙面上部には報告を行う年月および作業員の名前の記入欄が設けられている。また、紙面下部には月間の総出勤日数、総残業、および交通費の記入欄が設けられている。
作業員は「日付」欄に記載の日付における自身の作業について、「開始」欄に開始時刻を記入し、「終了」欄に終了時刻を記入する。さらに「元請名」欄には作業現場における建設作業を発注元から直接請け負った元請け会社である総合建設業者の名称を記入し、「現場名」欄には作業現場の名称等を記入する。また、「作業」欄には作業員が当日に実施した建設作業に応じたコードを紙面下部に記載されている類型に応じて記入し、「残業時間」欄には当日に作業員が実施した残業時間や当日の作業が夜勤であったかといった、賃金の支給に関する付記情報を記入する。「担当印」欄は、提出された月報の内容に問題ないことを確認した建設業者の責任者の印鑑が押印される。
図2の(a)に示したように、紙面で月報を作成する場合、1か月分の勤怠状況を一度に報告することとなるので、記入漏れや記入ミスが発生しやすい。また、責任者も1か月分の勤怠状況を一度に確認することとなるので、確認漏れ等が発生しやすい。
図2の(b)は、作業員が交通費を申告するために用いる申請用紙の一例である。図示の例において、交通費は「電車代(バス代)」、「高速代」、「駐車場代」、および「ガソリン代」の4つの項目に分けられている。
「電車代(バス代)」および「高速代」には「現場名」、「場所」、「金額」、「日数」、および「小計」という同名の記入欄が存在しており、同名の記入欄には同種の内容が記入される。ここで、「現場名」欄は作業現場の名称を記入し、「場所」欄は移動における始点の位置情報および終点の位置情報を記入する。「金額」欄は「現場名」欄に記入された作業現場へ「場所」欄に記入の経路で移動した際に要した金額を片道分または往復分として記入する。「日数」には「現場名」欄に記入された作業現場へ「場所」欄に記入の経路を用いて移動した日数(≒回数)を記入する。「小計」欄には「金額」欄の値と「日数」欄の値を乗算した値を記入する。
「駐車場代」および「ガソリン代」については、月間に要した駐車場代およびガソリン代の実費を直接記入する。作業員は、図2の(a)に示した月報とともに図2の(b)の申請用紙を提出することにより、1か月分の交通費の申告および支給の申請を行う。
従来の建設業界では、このような書式を利用して作業員が手書きで作成した月報および交通費の申請用紙を受け付けた場合、事務員が記入内容を手作業で電子データ化を行っていた。しかしながら、前記のような対応は建設業者における人件費を不要に増加させるおそれがある。
また、申告された交通費の金額等が妥当なものであるのか否かを判定することもできなかった。具体的には、申請用紙の提出時に交通費に関する領収書が必須ではなかったので、例えば金額の記入ミスがあった場合に事務員が該記入ミスに気付くことができなかった。そのため、建設業界では勤怠状況および交通費の申告をオンラインで実施でき、かつ入力ミスの発生を抑止する就業管理システムが望まれていた。
また、建設業界では作業員の福利厚生を充実させる一貫として、所属会社に依らず建設作業に従事した日数に応じて退職金を積み立てる「建設業退職金共済制度」が導入されている。作業員は作業日数に応じて共済証紙の交付を所属会社に申請し、交付された共済証紙を共済手帳に貼ることによって退職金の積み立てを行うことができる。このとき、事務員は共済証紙の交付申請を取りまとめる必要があるため、交付申請についてもオンラインで実施できることが好ましい。
(就業管理システムを用いた業務の流れ)
本実施形態に係る就業管理システム1を用いた一連の作業の流れについて、図3の各図を用いて説明する。図3は、就業管理システム1を用いた一連の作業の流れの一例を示す模式図である。図3の(a)は事務員が事務端末100を操作して管理サーバ200に作業現場情報を登録する流れを示している。図3の(b)は、図3の(a)で登録された作業現場情報にしたがって作業員が携帯端末400または入退場検知器300を操作して作業状況情報を管理サーバ200へ登録する流れを示している。図3の(c)は、図3の(b)で管理サーバ200へ登録された作業状況情報を含む各種情報について、閲覧端末500を操作して閲覧したり、建設キャリアアップシステム600へ管理サーバ200が情報を送信する流れを示す。
図3の(a)を用いて、事務員が管理サーバ200に作業現場情報を登録する流れについて説明する。ここで、管理サーバ200は就業管理システム1にて建設作業を実施する作業員の就業状況を管理するために用いられるサーバである。また、作業現場情報は、就業管理システム1を導入した建設業者が請け負った建設作業について、該建設作業に関する情報と該建設作業に割り当てられた作業員に関する情報とが紐付けられて登録された情報である。
建設作業に関する情報は、例えば作業現場の名称、住所等の位置情報、および電話番号等の連絡先情報、元請けである総合建設業者の名称や作業現場における作業の責任者の名称、および建設作業の工期等を含むが、これに限定されない。例えば建設作業の施工計画書や建設作業を安全に実施するために注意すべき事項や事故の事例等が記載された安全情報、作業現場付近の地図情報等を含んでもよい。事務員は、所属会社の事務所に設けられた事務端末100を操作して、管理サーバ200に作業現場情報を登録することができる。事務端末100では、例えば自社に所属している作業員の保有資格、経験年数、保有技能、年齢、社会保険への加入の有無等の情報に基づいて新たに請け負った建設作業に割り当てる作業員を決定することにより、人材を適正に配置することができる。
図3の(b)において、作業員は図3の(a)で作業現場情報が登録された建設作業を実施し、作業状況情報を管理サーバ200に登録することができる。ここで、作業状況情報は作業員の勤怠状況に関する情報、および交通費等の経費の支給や共済証紙の交付といった福利厚生等に関する申請の情報の少なくともいずれかを含む、作業員が実施した建設作業に関する作業状況の情報である。作業員の勤怠状況に関する情報は、例えば作業現場に関する情報、作業を実施した日付、開始時刻、および終了時刻に関する情報を含む。
作業員は、建設作業の現場に設けられた入退場検知器300、および自身が携帯する携帯端末400のいずれかを操作して自身の作業状況情報を登録する。例えば、作業員は、携帯端末400からのガイダンスに従い該携帯端末400を用いて作業状況情報を選択入力する。入退場検知器300は、例えば作業員が所持するICカードを読み取った時刻を開始時刻や終了時刻として建設キャリアアップシステム600へ送信するカードリーダであってもよい。ここで、建設キャリアアップシステム600は、作業員の就業実績や所有する資格等の情報を、作業員のキャリアアップのために管理するシステムであり、建設キャリアアップシステム600は作業員の技能を公正に評価し、該作業員の建設業におけるキャリア構築を支援する。
管理サーバ200は、建設キャリアアップシステム600と通信可能に接続されており、建設キャリアアップシステム600から作業現場に対する作業員の入退場のデータである入退場データを受信し、該入退場データに基づいて作業状況情報を生成し、登録することができる。また、携帯端末400は作業状況情報の入力を受け付け、入力内容を管理サーバ200へ送信する機能を備えたアプリケーションがインストールされたスマートフォン等の端末であってもよい。
管理サーバ200は携帯端末400から作業状況情報を受信すると、受信した作業状況情報が示す建設作業の現場が図3の(a)で登録済みのものであることを確認する。そして管理サーバ200は作業状況情報に含まれる作業員の勤怠状況に関する情報は就業履歴情報として登録し、福利厚生等に関する申請の情報は申請情報として登録する。
図3の(b)の後、図3の(c)に示すように、管理サーバ200に登録されている各種情報は閲覧端末500を操作して閲覧することができる。閲覧端末500は例えば建設業者の営業担当者が営業活動の際に所持するノートパソコン等であってもよい。営業担当者は、例えば閲覧端末500を用いて自社に所属する作業員の一覧を元請けである総合建設業者に提示し、新たな作業現場に対する人員の割り当てを依頼することができる。作業員の一覧は、例えば作業員の保有資格、経験年数、保有技能、年齢、社会保険への加入の有無等の情報を含むものであってもよい。
また、管理サーバ200は建設キャリアアップシステム600との間で情報を送受信することができる。管理サーバ200は建設キャリアアップシステム600へ、例えば作業員の作業状況情報を定期的に送信することにより、建設キャリアアップシステム600に作業員が管理サーバ200に登録したものと同一の内容を登録しなくてもよいようにすることができる。
このようにして、本実施形態にかかる就業管理システム1は事前に登録された作業現場情報に基づいて作業員が作業現場で実施した内容を履歴として登録することができる。そして、登録した内容の閲覧や、建設キャリアアップシステム600との間で情報を送受信して同期を行うことができる。
(就業管理システムの構成)
本実施形態に係る就業管理システム1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、就業管理システム1の要部構成の一例を示すブロック図である。
就業管理システム1は、建設業者が自社に所属する作業員の勤怠状況等を管理するために用いるシステムである。就業管理システム1は、事務端末100、管理サーバ200、携帯端末400、および閲覧端末500を備えており、管理サーバ200は外部の建設キャリアアップシステム600と通信可能に接続されている。
事務端末100は、建設業者に所属する事務員が操作する端末であり、該事務員は事務端末100を操作して管理サーバ200へ各種情報を登録する。事務端末100は、例えば一般的なパーソナルコンピュータであってもよく、専用の端末であってもよい。
管理サーバ200は、建設作業を実施する作業員の就業状況を管理するサーバである。管理サーバ200は、サーバ記憶部210およびサーバ制御部220を備えており、サーバ記憶部210は、作業員情報211、建設業者情報212、安全情報213、作業現場情報214、就業履歴情報215、および申請情報216を備えている。また、サーバ制御部220は、現場情報登録部221、作業状況情報登録部222、および情報提示部224を備えている。
管理サーバ200は、事務端末100から受けた指示に基づいて作業現場情報214を登録する。具体的には、管理サーバ200は事務端末100から指示を受信すると、作業員情報211、建設業者情報212、および安全情報213を参照して作業現場情報214に新たな情報を登録するよう現場情報登録部221に指示する。管理サーバ200は、携帯端末400から作業状況情報を受信すると、該作業状況情報を就業履歴情報215および申請情報216に登録するよう作業状況情報登録部222に指示する。管理サーバ200は、携帯端末400、および閲覧端末500から受けた指示に基づいて、建設作業の作業現場に関する情報を提示するよう情報提示部224に指示する。
管理サーバ200は、建設キャリアアップシステム600に対して各種情報を送受信する。管理サーバ200は、作業員情報211の内容を建設キャリアアップシステム600へ送信し、作業員に関する情報を同期させることができる。管理サーバ200は、建設キャリアアップシステム600から作業員に関する情報や建設業者に関する情報、作業員の就業状況に関する履歴等を受信し、これらの情報を同期させることができる。管理サーバ200は、建設キャリアアップシステム600が備えている、入退場検知器300にて検知した作業員の入退場に関するデータである入退場データ610を取得し、就業履歴情報215等に登録することができる。
サーバ記憶部210は、管理サーバ200にて扱う各種情報を格納している。作業員情報211は、就業管理システム1を導入している建設業者に所属する作業員に関する情報を格納している。作業員情報211は、例えば作業員の氏名、自宅の住所、および該作業員を一意に識別するための識別子を含んでおり、保有資格、経験年数、保有技能、年齢、社会保険への加入の有無等の情報をさらに備えてもよい。作業員情報211は、事務端末100を用いて登録可能な構成であってもよい。
建設業者情報212は、就業管理システム1を導入している建設業者と業務上の取引がある他の建設業者に関する情報を格納している。建設業者情報212は、例えば顧客から建設作業を直接請け負い、就業管理システム1を導入している建設業者へ一部作業を委託した元請けの総合建設業者に関する情報を含む。建設業者情報212は、例えば業者名、連絡先、責任者名、および業者を一意に識別するための識別子を含んでいる。建設業者情報212は、事務端末100を用いて登録可能な構成であってもよい。
安全情報213は、建設作業を安全に実施するための留意事項等を示す情報であり、例えば特定の建設作業における過去の事故事例を含んでもよい。安全情報213は、例えば建設作業の種類ごとに分類されていてもよい。安全情報213は、事務端末100を用いて登録可能な構成であってもよいし、図示しない別のサーバから自動的に取得する構成であってもよい。
作業現場情報214は、就業管理システム1を導入した建設業者が請け負った建設作業の作業現場に関する情報を格納している。作業現場情報214は現場情報登録部221によって登録され、情報提示部224によって外部に提示される。作業現場情報214は、例えば建設作業を請け負った建設業者の情報、該建設作業の作業現場の位置情報、該建設作業に割り当てられた作業員の情報、および該建設作業を安全に実施するための安全情報を含んでもよい。
就業履歴情報215は、就業管理システム1を導入した建設業者に所属する作業員が入退場検知器300または携帯端末400を用いて申告した、該作業員が実施した建設作業に関する作業状況情報のうち、就業状況に関する履歴を格納している。就業履歴情報215は、作業状況情報登録部222によって登録され、情報提示部224によって外部に提示される。就業履歴情報215は、例えば建設作業の年月日、該建設作業を実施した作業員名、開始時刻、終了時刻、および残業時間を含んでもよい。
申請情報216は、就業管理システム1を導入した建設業者に所属する作業員が携帯端末400を用いて申告した、該作業員が実施した建設作業に関する作業状況情報のうち、該建設作業において生じた経費に関する申請や福利厚生等に関する申請の情報を格納している。申請情報216は、作業状況情報登録部222によって登録され、情報提示部224によって外部に提示される。申請情報216は、例えば申請の年月日、申請の種類、および申請の内容を含んでもよく、交通費の領収書等の証明書のデータをさらに含んでもよい。
サーバ制御部220は、管理サーバ200の各部を統括して制御する。サーバ制御部220は、サーバ記憶部210に格納されている各種情報を外部の建設キャリアアップシステム600との間で送受信して同期させることができる。情報の送受信は、例えば建設キャリアアップシステム600が指定するフォーマットに合わせて情報を加工した上で実施されてもよい。
現場情報登録部221は、事務端末100から受けた指示に基づいて、作業現場情報214を登録する。より具体的には、現場情報登録部221は特定の建設作業について、元請けである総合建設業者に関する情報を建設業者情報212から取得し、該特定の建設作業に割り当てる作業員に関する情報を作業員情報211から取得する。さらに、現場情報登録部221は特定の建設作業に応じた安全情報を安全情報213から取得し、取得した一連の情報を紐付けて作業現場情報214に登録する。現場情報登録部221は、例えば事務端末100から受け付けた建設作業の作業現場の位置情報を作業現場情報214として登録してもよい。
作業状況情報登録部222は、携帯端末400から作業状況情報を受信するか、建設キャリアアップシステム600から入退場データ610を受信すると、受信した情報のうち、就業状況に関する履歴は就業履歴情報215に登録し、経費や福利厚生に関する申請の情報は申請情報216に登録する。作業状況情報登録部222は、例えば受信した作業状況情報の内容が適切であるか否かを判定し、適切でないと判定した場合は該作業状況情報を登録しない構成であってもよい。
情報提示部224は、携帯端末400、および閲覧端末500に対して各種情報を提示することができる。具体的には、情報提示部224は携帯端末400、および閲覧端末500に対して作業現場情報214から取得した、建設作業の作業現場に関する情報を提示することができる。また、情報提示部224は就業履歴情報215および申請情報216から取得した作業状況情報をこれらの端末に提示してもよい。
携帯端末400は、建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末であり、例えば作業員が所持するスマートフォンであってもよい。携帯端末400は、カメラ410、入力部420、表示部430、端末記憶部440、および端末制御部450を備えており、端末記憶部440はアプリケーションプログラム441、および画像データ442を備えている。また、端末制御部450は交通費算出部451、作業状況情報送信部452を備えている。
なお、携帯端末400は作業員が申告した就業状況等の情報を確認することができてもよい。例えば、携帯端末400は作業員の操作に応じて該作業員の保有資格、経験年数、保有技能、年齢、社会保険への加入の有無等の情報を管理サーバ200から取得して出力できてもよい。
カメラ410は端末制御部450の指示にしたがって画像を撮像する。撮像した画像は、端末制御部450によって画像データ442として記録される。
入力部420は、携帯端末400に対する作業員の各種入力を受け付けることができる。入力部420は、例えば表示部430と一体に形成されたタッチパネルであってもよい。
表示部430は、アプリケーションプログラム441に関する各種画面や画像データ442等を表示する、例えば液晶ディスプレイである。表示部430は、アプリケーションプログラム441にしたがって、建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目を選択形式で画面内に表示し、該作業員に選択肢の中から選択させることができる。
端末記憶部440は、携帯端末400にて扱う各種データを記憶する。端末記憶部440は、アプリケーションプログラム441および画像データ442を備えている。アプリケーションプログラム441は、携帯端末400の動作に必要な処理が記述されたプログラムである。アプリケーションプログラム441は端末制御部450によって読み出され、記述内容にしたがって端末制御部450は交通費算出部451および作業状況情報送信部452を動作させることができる。
アプリケーションプログラム441は携帯端末400に事前にインストールすることが可能なものであればよく、例えばインターネット上から任意にダウンロードおよびインストールが可能な形態で配布されてもよい。また、有償でダウンロード可能であってもよい。アプリケーションプログラム441は、ユーザ情報として、例えば管理サーバ200が携帯端末400との通信において該携帯端末400を所持する作業員を一意に識別するための認証情報や、該作業員の自宅の住所等の情報を保持してもよい。アプリケーションプログラム441は、必要に応じて管理サーバ200との間で各種情報を送受信する。
画像データ442は、端末制御部450によって記録され、作業状況情報送信部452によって管理サーバ200へ送信されるデータである。画像データ442は、カメラ410を用いて撮像されたデータであってもよいし、他の手段によって取得されたデータであってもよい。画像データ442は、例えば交通費の領収書等の証明書のデータを含んでもよい。
端末制御部450は、携帯端末400の各部を統括して制御する。端末制御部450は、管理サーバ200の情報提示部224に対して建設作業の作業現場に関する情報を提示するよう指示を送信し、受信した情報を表示部430に表示することができる。このとき、端末制御部450は携帯端末400を所持する作業員に対して割り当てられた建設作業の作業現場に関する情報のみを受信してもよい。端末制御部450は、アプリケーションプログラム441を端末記憶部440から読み出して、各種画面を表示部430に表示することができる。端末制御部450は、表示部430に表示した画面に応じて作業員が入力部420に入力した内容に基づいて、交通費算出部451および作業状況情報送信部452を動作させることができる。
交通費算出部451は、位置情報に基づいて作業現場までの移動経路を決定し、該移動経路に沿って移動した場合の交通費を算出する。より具体的には、交通費算出部451は端末制御部450から始点および終点に関する情報を受信すると、始点から終点までの移動経路を探索し、探索した移動経路に沿って移動した場合の費用(交通費)、所要時間、および乗換回数等を算出する。例えば、交通費算出部451は、始点として作業員の自宅の位置情報が指定され、終点として作業現場の位置情報が指定された場合、該作業員の自宅から作業現場までの移動経路を探索し、該移動経路で移動した場合の交通費を算出する。
なお、移動経路は、距離が最短となるように移動した場合の経路、電車の乗り換え回数が最小となるように移動した場合の経路、および交通費が最安となるように移動した場合の経路といったように、必要に応じて異なる条件で探索されてもよい。交通費算出部451が算出した交通費は表示部430に表示され、さらに作業状況情報送信部452によって管理サーバ200の作業状況情報登録部222へ送信される。
作業状況情報送信部452は、アプリケーションプログラム441にしたがって動作し、作業状況情報を管理サーバ200の作業状況情報登録部222へ送信する。より具体的には、作業状況情報送信部452はアプリケーションプログラム441にしたがって表示部430に表示された画面に対して作業員が入力した情報、および交通費算出部451が算出した交通費の情報を作業状況情報として送信する。
閲覧端末500は、就業管理システム1を導入した建設業者に所属する営業担当者が営業活動の際に所持する端末であり、例えば管理サーバ200と通信可能なノートパソコンであってもよい。閲覧端末500は、管理サーバ200の情報提示部224から建設作業の作業現場に関する情報や作業状況情報を受信し、出力することができる。
入退場検知器300は、作業現場に対する作業員の入退出を検知する検知器である。入退場検知器300は、例えば作業員ごとに与えられたタイムカードを読み取るタイムレコーダであってもよいし、作業員ごとに与えられたカードを読み取るカードリーダであってもよい。入退場検知器300は、総合建設業者によって各作業現場に配置され、作業員の入退出を検知すると、検知した結果を建設キャリアアップシステム600へ送信する。具体的には、入退出を行った作業員を特定する情報と、入場時刻または退出時刻とを建設キャリアアップシステム600へ送信する。
入退場検知器300は、建設キャリアアップシステム600に送信すべき情報を一時的に蓄積できる構成であってもよい。入退場検知器300は、例えば情報を一時的に蓄積可能な記憶領域を備えたノートPCやタブレット等の機器をカードリーダに組み合わせたものであってもよい。ここで、ノートPCまたはタブレット等の機器とカードリーダとの間の通信は、USBケーブル等の通信ケーブルを用いた有線通信であってもよいし、Bluetooth(登録商標)を用いた無線通信であってもよい。入退場検知器300は、入退出を行った作業員を特定する情報と、入場時刻または退出時刻とを一時的に蓄積した後、蓄積した情報について自動又は手動で建設キャリアアップシステム600へ送信してもよい。そして、管理サーバ200は、入退場検知器300にて検知および蓄積された後、作業員の就業実績や所有する資格等の情報を作業員のキャリアアップのために管理する建設キャリアアップシステム600に送信された、前記作業現場に対する前記作業員の入退出に関する情報を、前記建設キャリアアップシステムから取得してもよい。
入退場検知器300は、建設キャリアアップシステム600に送信すべき情報について、カードリーダ等の機器を用いることなく、作業員が所持するスマートフォン等の端末から通信によって直接取得してもよい。なお、タイムカードの代わりに使用可能な端末は、携帯端末400であってもよいし別の端末であってもよい。携帯端末400をタイムカードの代わりに使用可能である場合、携帯端末400は、入退場検知器300と通信することによって、該入退場検知器300に作業員の入退出を通知することができる。この場合、入退場検知器300は、携帯端末400との通信によって作業員の入退出を検知し、検知した結果を建設キャリアアップシステム600へ送信してもよい。
建設キャリアアップシステム600は、就業管理システム1の外部に存在する、就業管理システム1とは別のシステムである。建設キャリアアップシステム600は作業現場に対する作業員の入退場のデータである入退場データ610を備えており、管理サーバ200のサーバ制御部220との間で入退場データ610を含む各種情報を送受信し、情報の同期を行うことができる。具体的には、建設キャリアアップシステム600は、管理サーバ200から作業員に関する情報や建設業者に関する情報、作業員の就業状況に関する履歴等を受信し、これらの情報を同期させることができる。建設キャリアアップシステム600は、管理サーバ200と同期した情報を含めた各種情報について、閲覧可能な形式で提供することができる。建設キャリアアップシステム600は、例えば個々の作業員に関する情報として職種や保険の加入状況といった情報を提供してもよく、就業状況に関する履歴として作業現場ごとに就業年月や就業日数等の情報を提供してもよい。また、建設キャリアアップシステム600は就業管理システム1を導入した建設業者に対して、該建設業者の連絡先や、該建設業者に所属する作業員に関する情報を提供してもよい。このとき、建設業者は建設キャリアアップシステム600を利用することによって、自社に所属する作業員を一覧形式で閲覧できてもよく、作業員全体に含まれる有資格者の人数等の集計結果を閲覧できてもよい。
建設キャリアアップシステム600が提供する、個々の作業員に関する情報の一例について図8を用いて説明する。個々の作業員に関する情報の一例として、図8には作業員の経歴、および保険や共済への加入状況を一覧形式で示す本人情報801、および指定した期間における個々の作業員の就業履歴を一覧形式で示す技能者就業履歴802が示されている。作業員は、本人情報801や技能者就業履歴802を閲覧することにより、例えば自身の保険や共済への加入状況や、就業履歴の登録状況を確認することができる。なお、本人情報801および技能者就業履歴802は、事業者が閲覧可能であってもよい。
建設キャリアアップシステム600が提供する、事業者や該事業者に所属する作業員に関する情報の一例について図9を用いて説明する。図9には事業者の情報である事業者情報(自社情報)901、事業者に所属する作業員を一覧形式で示す所属技能者一覧902、事業者に所属する作業員の有する資格、および保険や共済への加入状況を示す技能者集計情報903、および指定した期間における各作業員の就業実績を一覧形式で示す就業実績904が示されている。事業者は、事業者情報(自社情報)901を閲覧し、登録内容に変更があれば別途更新を行うことができる。また、所属技能者一覧902や技能者集計情報903を参照して、例えば作業員の有する資格等に基づいて新たな作業の割り当てを検討することができる。さらに、事業者は就業実績904を参照して、例えば個々の作業員に対して作業日数に応じた枚数の共済証紙の申請処理を行うことができる。
建設キャリアアップシステム600は、入退場検知器300にて検知した作業員の入退場に関するデータである入退場データ610を管理サーバ200へ送信することができる。入退場データ610のデータ構造について、図4を用いて以下に説明する。
(入退場データの具体例)
作業現場に対する作業員の入退場を検知したときに入退場検知器300が建設キャリアアップシステム600に送信した情報に基づいて生成され、管理サーバ200が二次利用する入退場データ610の具体例について、図4を用いて以下に説明する。図4は、管理サーバ200が建設キャリアアップシステム600から受信する入退場データ610のデータ構造の一例を示す模式図である。
図示の例において、入退場データ610は、「総合建設業者」、「作業現場情報」、「作業員」、および「入退場日時」の列を備えており、「作業現場情報」列は「作業現場名」列、および「位置情報」列を備えている。また、「入退場日時」列は、「作業日」列、「入場時刻」列、および「退場時刻」列を備えている。
「総合建設業者」列には、「作業現場情報」列に示す作業現場における建設作業を請け負った総合建設業者を特定する総合建設業者情報が設定される。図示の例では「A社」や「B社」といった総合建設業者の名称が設定されているが、総合建設業者を一意に識別するための識別子が設定されてもよい。なお、識別子は建設業者情報212で用いられる識別子と共通の内容が設定されることが好ましい。
「作業現場情報」列には、建設作業の作業現場の位置を特定する作業現場位置情報が設定され、図示の例では作業現場の名称を示す「作業現場名」列と、該作業現場の位置を示す「位置情報」列とが含まれている。換言すれば、建設作業の作業現場の名称が「作業現場名」列で指定され、該作業現場の位置は「位置情報」列で指定される。例えば、名称が「現場A」である作業現場の位置は、「位置A」で特定される。
「作業員」列には、「作業現場情報」列で指定された作業現場における建設作業に割り当てられた作業員を一意に識別する作業員識別情報が設定される。図示の例では「作業員A」や「作業員B」といった作業員の氏名が設定されているが、作業員を一意に識別するための識別子が設定されてもよい。なお、識別子は作業員情報211で用いられる識別子と共通の内容が設定されることが好ましい。
「入退場日時」列には、「作業員」列で指定された作業員が「作業現場情報」列で指定された作業現場に入退場した日時を示す入退場日時情報が設定される。図示の例では建設作業を実施した日付を示す「作業日」列と、「作業日」列で指定した日付における作業現場への入場時刻を示す「入場時刻」列と、退場時刻を示す「退場時刻」列とが含まれている。
入退場データ610は、作業現場へ作業員が入退場したことを入退場検知器300が検知した際に該入退場検知器300から建設キャリアアップシステム600へ送信された情報に基づいて、該建設キャリアアップシステム600にて生成されてもよい。例えば、「総合建設業者」列の値および「作業現場情報」列の値は、建設作業を請け負った総合建設業者が入退場検知器300を作業現場に配置する際、該入退場検知器300に予め登録しておいた値が設定されてもよい。「作業員」列の値は、入退場検知器300がICカード等から読み取った内容が設定されてもよい。「入退場日時」列の値は、入退場検知器300がICカードを読み取った日時が設定されてもよい。
このようにして建設キャリアアップシステム600にて生成された入退場データ610を管理サーバ200は取得して、サーバ記憶部210の就業履歴情報215等に入退場データ610の内容を反映してもよい。これにより、作業員が入退場検知器300を用いて自身の入退場を入力した場合、該作業員の就業状況に関する履歴を建設キャリアアップシステム600を介して管理サーバ200に自動的に登録することができる。
(作業状況情報の登録操作)
本実施形態において、作業員が携帯端末400を操作して自身の実施した建設作業に関する作業状況情報を管理サーバ200に登録する一連の操作について、図5を用いて説明する。図5は、就業管理システム1において作業状況情報の登録を行う場合に携帯端末400に表示される一連の画面遷移の概要を示す模式図である。図5の(a)は就業履歴を登録する流れを示し、図5の(b)は電車を使用した場合の交通費検索の流れを示している。図5の(c)は自動車を使用した場合の交通費検索の流れを示している。なお、以下の説明において携帯端末400の入力部420は表示部430と一体に形成されたタッチパネルであるものとする。このとき、作業員は表示部430をタップすることによって選択肢の中から適切な内容を選択し、入力することができる。
図5の(a)は、携帯端末400の表示部430に就業履歴登録画面701が表示されている状態を示している。なお、就業履歴登録画面701は、例えば画面全体を上下方向にスクロールさせることが可能な構成であってもよく、図示しないボタンや入力欄をさらに備える構成であってもよい。例えば、共済証紙の交付申請を行うか否かを選択可能な構成であってもよい。また、携帯端末400がアプリケーションプログラム441を起動した際、図示しないログイン画面を表示して作業者の認証を行ってもよいし、初回起動時に登録した認証情報を自動的に適用して就業履歴登録画面701を即座に表示してもよい。
図示の例では、就業履歴登録画面701には「日付」欄、「開始」欄、「終了」欄、「元請名」欄、「現場名」欄、「作業」欄、「経費(交通費等)」欄が表示されている。また、「経費(交通費等)」欄は「種別」欄、「適用」欄、「片道/往復」欄、および「金額」欄を含んでいる。なお、「経費(交通費等)」欄には図5の(b)および図5の(c)を用いて後述する操作によって入力された値が設定される。
「日付」欄は作業員が建設作業を実施した年月日を入力する入力欄であり、「開始」欄および「終了」欄は、建設作業の開始時刻および終了時刻を入力する入力欄である。「日付」欄、「開始」欄、および「終了」欄は、作業員が入力枠をタップすると、タップした位置に対応する入力欄に設定可能な選択肢の一覧がポップアップとして就業履歴登録画面701に重畳表示される。作業員は、選択肢の中から適切なものを選択してタップすると、ポップアップが消えて就業履歴登録画面701の入力欄に先ほど選択した選択肢の内容が設定される。なお、就業履歴登録画面701のすべての入力欄を一度に設定する必要はない。例えば、作業員は作業現場に入場したタイミングで就業履歴登録画面701の「日付」欄や「開始」欄に建設作業の開始日時を設定し、当日の作業を終えて退場したタイミングで就業履歴登録画面701の「終了」欄に終了時刻を設定してもよい。
「元請名」欄は発注元から建設作業を直接請け負った元請けである総合建設業者の名称を入力する入力欄であり、「現場名」欄は建設作業の作業現場の名称を入力する入力欄である。「作業」欄は作業員が実施した建設作業の種類を入力する入力欄である。
図示の例において「元請名」欄、「現場名」欄、および「作業」欄は、プルダウン形式で入力内容を選択することができる。これらの入力欄において入力可能な選択肢は、例えば端末制御部450が管理サーバ200の情報提示部224を介して取得した作業現場情報214の内容に基づいて設定されてもよい。換言すれば、就業履歴登録画面701において作業員が「現場名」欄に入力可能な選択肢は、該作業員に割り当てられた作業現場に限定されてもよい。同様に、就業履歴登録画面701において作業員が「元請名」欄に入力可能な選択肢は、該作業員に割り当てられた作業現場において建設作業を発注元から直接請け負った元請け会社である総合建設業者に限定されてもよい。また、「現場名」欄に設定できる作業現場は、例えば、携帯端末400の現在位置を示すGPS情報をGPS衛星から受信し、該GPS情報から所定の範囲内にある作業現場に限定されてもよい。
なお、作業員が図5の(a)の就業履歴登録画面701から自身の作業状況情報を登録する際、一部の入力欄は、管理サーバ200が建設キャリアアップシステム600から取得した入退場データ610の内容に基づいて選択入力が可能な選択肢が制限されてもよい。換言すれば、作業員が携帯端末400を用いて就業履歴登録画面701から選択入力する項目のうち、少なくとも一部の項目は管理サーバ200によって選択肢が制限されてもよい。
例えば、就業履歴登録画面701の「元請名」欄および「現場名」欄には、入退場データ610の「総合建設業者」列および「作業現場名」列のそれぞれに設定されていた値のみがプルダウン形式で選択可能であってもよい。これにより、作業員は制限された選択肢の中から作業状況情報を選択入力するため、自身の就業状況の申告を容易に行うことができる。
また、「元請名」欄および「現場名」欄に対して作業員が選択入力を行うと、「日付」欄、「開始」欄および「終了」欄には、入退場データ610の「入退場日時」列の値が自動的に設定されてもよい。すなわち、アプリケーションプログラム441は、「元請名」欄および「現場名」欄に選択入力された内容から、入退場データ610に基づいて就業履歴情報215に登録済みである情報を管理サーバ200から取得し、「日付」欄、「開始」欄および「終了」欄に自動設定してもよい。
図5の(b)は、携帯端末400の表示部430に交通費検索画面710が表示されている状態から、経路一覧(電車)画面721および経路詳細(電車)画面722を用いて交通費を設定する流れを示している。なお、図示の例において交通費検索画面710は図5の(a)に示した就業履歴登録画面701から図示しないボタン(例えば「交通費を検索する」ボタン)を押下することによって遷移した先の画面であるとする。また、交通費検索画面710における「日付」欄、「開始」欄、「終了欄」、および「現場」欄には、就業履歴登録画面701にて入力された値が引き継がれて設定済みであるものとする。
交通費検索画面710には、「日付」欄、「開始」欄、「終了欄」、「現場」欄、「交通手段」欄、「交通費検索」ボタン、「交通費(往復)」欄、および「保存」ボタンが表示されている。また、「交通手段」欄は「日付」欄に設定されている年月日に作業員が作業現場まで移動するために利用した交通手段について、「電車」、「車」、および「その他」の中から択一で選択するようになっている。
いま、交通費検索画面710にて作業員が「交通手段」欄を「電車」とした状態で「交通費検索」ボタンを押下すると、端末制御部450は交通費算出部451を用いて作業員の自宅から作業現場まで電車で移動した場合の交通費を算出する。そして、算出結果を経路一覧(電車)画面721として表示部430に表示する。図示の例によれば、経路一覧(電車)画面721には「自宅」欄、「現場住所」欄、「経路一覧」欄、および「確定」ボタンが表示されている。「自宅」欄には作業員の自宅の住所が表示され、「現場住所」欄には就業履歴登録画面701において「現場名」欄に設定された作業現場の住所が表示される。なお、作業員の自宅の住所は端末記憶部440に格納されたものであってもよいし、管理サーバ200から受信したものであってもよい。
「経路一覧」欄には、交通費算出部451が算出した交通費等の情報が表示される。図示の例において、「経路一覧」欄には3つの算出結果が表示されているが、3つの算出結果は条件を変えて探索した3つの移動経路のそれぞれに対応する交通費等の算出結果を示している。これは電車の待ち時間等の都合によって作業員が必ずしも最短経路を使用するわけではないことを考慮している。
作業員が「経路一覧」に表示された算出結果の中から自身が実際に支払った交通費に最も近いものを選択してタップすると、タップした算出結果が色分けして表示される。この状態で「確定」ボタンを押下すると交通費検索画面710へ遷移する。このとき、経路一覧(電車)画面721にて選択した算出結果が示す費用を往復で支払った場合の金額が交通費検索画面710の「交通費(往復)」欄に設定される。一方、作業員が「経路一覧」に表示された算出結果の中から自身が実際に支払った交通費に最も近いものを選択してロングタップすると、ロングタップした算出結果に対応する移動経路の詳細が表示された経路詳細(電車)画面722へ遷移する。
経路詳細(電車)画面722には、交通費算出部451が算出し、経路一覧(電車)画面721にて作業員が選択した移動経路の詳細な情報が表示される。図示の例では、経路詳細(電車)画面722には、電車の乗換駅や移動経路の地図が表示されている。また、画面下部には「確定」ボタンが表示されており、作業員が「確定」ボタンを押下すると交通費検索画面710へ遷移する。このとき、経路詳細(電車)画面722で表示している移動経路に沿って移動する場合にかかる費用を往復で支払った場合の金額が交通費検索画面710の「交通費(往復)」欄に設定される。
このようにして、作業員は携帯端末400を用いて自宅から作業現場まで電車で移動した場合の交通費について、選択肢の中から選択入力することができる。これにより、手入力による入力ミスを抑制することができる。
図5の(c)は、携帯端末400の表示部430に交通費検索画面710が表示されている状態から、経路一覧(車)画面731および経路詳細(車)画面732を用いて交通費を設定する流れを示している。なお、図示の例において交通費検索画面710は、図5の(b)における交通費検索画面710と同一の画面であるが、「交通手段」欄に「車」が選択されている点が異なっている。
いま、交通費検索画面710にて作業員が「交通手段」欄を「車」とした状態で「交通費検索」ボタンを押下すると、端末制御部450は経路一覧(車)画面731を表示部430に表示する。図示の例によれば、経路一覧(車)画面731は、図5の(b)における経路一覧(電車)画面721と、「経路一覧」欄の表示内容が異なる以外、同一である。経路一覧(車)画面731において、「経路一覧」欄には、「有料道路」や「無料道路」といった、移動経路の検索条件が一覧形式で表示されている。
作業員が「経路一覧」に表示された算出結果の中から自身が実際に支払った交通費に最も近いものを選択してタップすると、タップした検索条件が色分けして表示される。この状態で「確定」ボタンを押下すると交通費検索画面710へ遷移する。このとき、経路一覧(車)画面731にて選択した検索条件にしたがって車で移動した場合にかかる往復の費用を交通費算出部451が算出し、算出結果が交通費検索画面710の「交通費(往復)」欄に設定される。一方、作業員が「経路一覧」に表示された検索条件の中から自身が実際に移動したときの条件に最も近いものを選択してロングタップすると、ロングタップした検索条件にしたがって車で移動した場合にかかる往復の費用を交通費算出部451が算出し、算出結果に対応する移動経路の詳細が表示された経路詳細(車)画面732へ遷移する。
経路詳細(車)画面732には、経路一覧(車)画面731にて作業員が選択した検索条件にしたがって交通費算出部451が探索した移動経路の詳細な情報が表示される。図示の例では、経路詳細(車)画面732には、移動経路の地図やガソリンの消費量等の情報が表示されている。また、画面下部には「確定」ボタンが表示されており、作業員が「確定」ボタンを押下すると交通費検索画面710へ遷移する。このとき、経路詳細(車)画面732で表示している移動経路に沿って移動する場合にかかる費用を往復で支払った場合の金額が交通費検索画面710の「交通費(往復)」欄に設定される。
このようにして、作業員は携帯端末400を用いて自宅から作業現場まで車で移動した場合の交通費について、選択肢の中から選択入力することができる。これにより、手入力による入力ミスを抑制することができる。
なお、図5の(b)および(c)において「交通手段」欄を「その他」として「交通費検索」ボタンを押下した場合は交通費に関する任意の内容を直接入力できてもよい。例えば、タクシーを使用した場合等は「交通手段」欄を「その他」として交通費を申告してもよい。
また、図5の(b)および(c)において、交通費(往復)に設定される金額は交通費算出部451によって算出されたものであるが、設定された金額が実際にかかった費用と必ずしも一致するとは限らない。例えば、作業者が作業現場までの移動に使用した車の燃費が標準的な車種の燃費と異なる場合は、ガソリンの消費量が交通費算出部451の算出した値と異なる可能性がある。このような場合、例えば図示しないファイル添付画面からガソリン購入時の領収書の画像データを添付して管理サーバ200へ送信してもよい。
(携帯端末における処理の流れ)
本実施形態において、作業員が携帯端末400を用いて作業状況情報を管理サーバ200へ送信する処理の流れについて、図6を用いて説明する。図6は、携帯端末400が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、端末制御部450は入力部420に対する作業員の入力内容に基づいてアプリケーションプログラム441を起動する(S21)。その後、端末制御部450は図5の(a)にて説明した就業履歴登録画面701を表示部430に表示し、これから作業状況情報を登録する作業現場の選択を「現場名」欄に対する作業員の選択入力として受け付ける(S22)。さらに、端末制御部450は就業履歴登録画面701の他の入力欄について、選択入力による作業員の就業履歴の入力を受け付ける(S23)。図5の(a)で説明したように、就業履歴登録画面701に対する入力として、共済証紙の交付申請といった申請情報が含まれてもよい。
S23の後、端末制御部450は交通費検索画面710にて交通費の自動算出が選択されたか否かを判定する(S24)。換言すれば、端末制御部450は交通費検索画面710の「交通手段」欄を「電車」または「車」として「交通費検索」ボタンが押下されたか否かを判定する。自動算出が選択されたと判定した場合(S24でYES)、端末制御部450は図5の(b)および(c)にて説明したように画面遷移を行う。そして端末制御部450の指示にしたがって交通費算出部451は、作業員の自宅の住所とS22で選択された作業現場の住所とに基づいて往復の交通費を算出し、交通費検索画面710の「交通費(往復)」欄に設定する(S25)。その後、処理はS27へ進む。一方、自動算出が選択されなかったと判定した場合(S24でNO)、端末制御部450は任意の交通費の入力を受け付ける(S26)。その後、処理はS27へ進む。
S27において、端末制御部450は領収書の画像を添付する操作を入力部420が受け付けたか否かを判定する(S27)。操作を受け付けたと判定した場合(S27でYES)、端末制御部450は画像データ442の中から添付する領収書の画像データの指定を受け付ける(S28)。その後、処理はS29へ進む。一方、操作を受け付けなかったと判定した場合(S27でNO)、処理はS29へ直接進む。
S29において、端末制御部450はこれまでに入力された情報を管理サーバ200へ登録する操作を入力部420が受け付けたか否かを判定する(S29)。操作を受け付けたと判定した場合(S29でYES)、作業状況情報送信部452はS22およびS23で選択入力された就業履歴情報と、S25またはS26で設定された交通費と、を作業状況情報として管理サーバ200の作業状況情報登録部222へ送信する(S30)。その後、アプリケーションプログラム441を終了する(S31)。
以上の処理によって、作業員は携帯端末400にインストールされたアプリケーションプログラム441を利用して、自身の作業状況情報を管理サーバ200へ登録することができる。
(管理サーバにおける処理の流れ)
本実施形態において、管理サーバ200が作業状況情報を受信して登録する処理の流れについて、図7を用いて説明する。図7は、管理サーバ200が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、管理サーバ200のサーバ制御部220は入退場検知器300からデータを受信したか否かを判定する(S41)。受信したと判定した場合(S41でYES)、作業状況情報登録部222は、入退場検知器300から受信した作業状況情報に基づいて就業履歴情報を就業履歴情報215に登録する(S42)。その後、処理はS43へ進む。一方、受信しなかったと判定した場合(S41でNO)、処理はS43へ直接進む。
S43において、管理サーバ200のサーバ制御部220は、携帯端末400がアプリケーションプログラム441を起動し、該アプリケーションプログラム441を介して管理サーバ200へログインしたか否かを判定する(S43)。ログインしなかったと判定した場合(S43でNO)、一連の処理を終了する。一方、ログインしたと判定した場合(S43でYES)、情報提示部224は、S43でログインした作業員に割り当てられている作業現場に関する情報を作業現場情報214から取得し、携帯端末400へ送信する(S44)。
S44の後、サーバ制御部220は携帯端末400から作業員の作業状況情報のデータを受信したか否かを判定する(S45)。受信したと判定した場合(S45でYES)、作業状況情報登録部222は、S45で受信した作業状況情報に就業履歴情報が含まれていたか否かを判定する(S46)。含まれていたと判定した場合(S46でYES)、作業状況情報登録部222はS45で受信した作業状況情報に含まれていた就業履歴情報を就業履歴情報215に登録する(S47)。その後、処理はS48へ進む。一方、含まれていなかったと判定した場合(S46でNO)、処理はS48へ直接進む。
S48において、作業状況情報登録部222は、S45で受信した作業状況情報に交通費の申請情報が含まれていたか否かを判定する(S48)。含まれていたと判定した場合(S48でYES)、作業状況情報登録部222はS45で受信した作業状況情報に含まれていた申請情報を申請情報216に登録する(S49)。その後一連の処理を終了する。一方、含まれていなかったと判定した場合(S48でNO)、一連の処理を終了する。
以上の処理によって、管理サーバ200は作業員の就業履歴情報をオンラインで受信し、登録することができる。さらに、管理サーバ200は携帯端末400から受信した交通費等の申請情報をオンラインで受信し、登録することができる。
〔変形例〕
前記実施形態において、管理サーバ200は過去の複数の建設作業における実績値に基づいて、就業管理システム1を導入した建設業者に対する、将来の収益性を予測して提示してもよい。より具体的には、管理サーバ200はディープラーニング等の機械学習手法によって建設作業における過去の実績値の蓄積から、将来の予測を含めた建設業者の収益性の良し悪しを分析して提示してもよい。
ここで建設作業における実績値は、例えば建設作業が完了するまでに要した実際の期間に関する値であってもよい。実績値は、総合建設業者の種類、建設作業の種類、および作業員の保有資格等に基づいて決定(補正)されてもよい。
管理サーバ200は、作業現場情報214に登録された作業現場情報ごとに実績値を収集し、例えば過去に行われた作業現場への作業員の割り当てが適切であったか否かを判定してもよいし、建設業者のこれまでの収支状況を判定してもよい。判定は、例えば計画時点における作業員の就業予測時間と実際の就業時間との差分が所定上限値を上回った建設作業の全建設作業に対する割合に基づいて行ってもよい。これにより、建設業者は過去の建設作業における実績値に基づいて、例えば作業員の割り当て方の見直しや、作業員の保有資格を活用できる建設作業を多く受任する等の対策を検討することができる。
前記実施形態において、サーバ制御部220は作業状況情報登録部222が登録した情報に基づいて、共済証紙の交付申請を自動的に行ってもよい。具体的には、サーバ制御部220は就業履歴情報215から就業状況に関する履歴を作業員ごと、および総合建設業者ごとに収集し、就業日数に応じた枚数の共済証紙の交付申請を自動的に生成してもよい。さらに、サーバ制御部220は「建設業退職金共済制度」の運用元へ、生成した交付申請を送信することが可能な構成であってもよい。これにより、本変形例に係る就業管理システム1は、建設キャリアアップシステム600および「建設業退職金共済制度」の運用元との間で就業状況に関する履歴に一貫性を持たせて管理することができる。
図5の(a)に示した就業履歴登録画面701について、「現場名」欄に作業現場の名称として選択入力が可能な項目は、例えば作業現場の位置情報と作業員の位置との間の距離に応じて制限されてもよい。例えば、携帯端末400がGPS衛星から自端末の位置情報を受信可能である場合、該携帯端末400の位置情報が示す位置から所定の範囲内に存在する作業現場の名称だけが選択入力可能であってもよい。これにより、携帯端末400を所持する作業員は、「現場名」欄に設定する作業現場の名称を容易に特定することができる。
図3の(b)を用いて説明したように、管理サーバ200は建設キャリアアップシステム600から受信した入退場データに基づいて生成した作業状況情報を登録してもよいし、携帯端末400から受信した作業状況情報を登録してもよい。さらに、管理サーバ200は携帯端末400から受信した作業状況情報を登録した後、建設キャリアアップシステム600から受信した入退場データと登録した作業状況情報とを照合し、携帯端末400から受信した作業状況情報の真正性を確保してもよい。具体的には、管理サーバ200は建設キャリアアップシステム600から入退場データを所定のフォーマットで定期的に受信し、該入退場データの内容を作業現場情報214や就業履歴情報215等と照合してもよい。これにより、例えば作業員が携帯端末400を用いて作業状況情報を登録した際、誤った作業現場を設定していた場合は入退場データに基づいて正しい作業現場に訂正することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る端末は、建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末であって、建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目について、選択肢を表示し該作業員に選択せしめる表示部と、前記作業員の就業状況を管理する管理サーバに、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信部と、を備えている構成である。
前記の構成によれば、作業員は端末の表示部に表示された選択肢を選択することで就業状況を申告することができる。これにより、建設業界において従来は手書きの書類を提出することで経費等の支給の申請を行っていたことに対して、オンラインで即座に申請することができる。また、選択肢を選択することで申請を行うため、手書きによる申請ミスの発生を抑制することができる。したがって、建設業における就業状況の申告を容易に行うことができる端末を提供することができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る端末は、前記態様1において、前記表示部は、前記管理サーバから取得した前記建設作業を請け負った建設業者を示す建設業者情報をさらに表示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、作業員は端末を用いて建設業者情報を確認することができる。これにより、例えば作業員は自身に割り当てられた特定の建設作業について、該特定の建設作業の建設業者情報に応じた準備を事前に行うことができる。
本発明の態様3に係る端末は、前記態様1または2において、前記表示部は、前記管理サーバから取得した前記建設作業の作業現場の位置情報をさらに表示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、作業員は端末を用いて作業現場の位置情報を確認することができる。これにより、例えば作業員は自身に割り当てられた特定の建設作業について、位置情報に基づいて作業現場まで移動することができる。
本発明の態様4に係る端末は、前記態様3において、前記位置情報に基づいて前記作業現場までの移動経路を決定し、該移動経路に沿って移動した場合の交通費を算出する交通費算出部をさらに備えている、構成としてもよい。
前記の構成によれば、端末は作業現場までの移動にかかる交通費を算出することができる。これにより、作業員は交通費の支給の申請時に手入力による入力ミスが発生することを抑制することができる。
本発明の態様5に係る端末は、前記態様3または4において、前記表示部は、前記作業現場における作業を安全に実施するための安全情報をさらに表示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、端末は安全情報を表示することができる。これにより、例えば作業員は自身に割り当てられた特定の建設作業に関する安全情報を確認し、該安全情報に基づいて建設作業を安全に実施することができる。
本発明の態様6に係る端末は、前記態様1から5のいずれかにおいて、前記端末を用いて前記作業員が選択入力する前記項目のうち、少なくとも一部の項目は前記管理サーバによって選択肢が制限されている、構成としてもよい。
前記の構成によれば、端末を所持する作業員は自身の作業状況情報を登録する際に誤った内容を選択入力する可能性を抑制することができる。
本発明の態様7に係る管理サーバは、建設作業を実施する作業員の就業状況を管理する就業管理システムにて用いられる管理サーバであって、前記作業員が実施した建設作業に関する作業状況について、前記作業員自身が、端末からのガイダンスに従い該端末を用いて選択入力した作業状況情報を登録する作業状況情報登録部を備えている構成である。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは、建設作業の作業員が端末を用いて選択入力した作業状況情報を登録することができる。これにより、建設業界において従来は手書きの書類を提出することで勤怠等の就業状況の申請を行っていたことに対して、オンラインで即座に申請することができる。また、選択入力によって申請が行われるため、手書きによる申請ミスの発生を抑制することができる。したがって、建設業における就業状況の申告を容易に行うことができる就業管理システムを提供することができるという効果を奏する。
本発明の態様8に係る管理サーバは、前記態様7において、前記作業状況情報は、前記作業員が前記建設作業において生じた経費に関する申請の情報を含んでいる、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは建設作業の作業員が端末を用いて選択入力した経費の支給の申請を受け付けて登録することができる。
本発明の態様9に係る管理サーバは、前記態様7または8において、前記作業状況情報は、前記作業員の福利厚生等に関する申請の情報を含んでいる、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは建設作業の作業員が端末を用いて選択入力した福利厚生等の申請を受け付けて登録することができる。
本発明の態様10に係る管理サーバは、前記態様7から9のいずれかにおいて、建設作業の作業現場に関する情報を提示する情報提示部をさらに備えており、前記情報提示部は、前記建設作業の作業現場に関する情報として該建設作業を請け負った建設業者を示す建設業者情報を提示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは、作業現場について、作業を請け負った建設業者を提示することができる。これにより、例えば特定の建設作業が割り当てられた作業員は、管理サーバにアクセスすることによって該建設作業に関する建設業者を確認することができる。
本発明の態様11に係る管理サーバは、前記態様10において、前記情報提示部は、前記建設作業の作業現場に関する情報として該作業現場の位置情報をさらに提示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは、作業現場の位置情報を提示することができる。これにより、例えば特定の建設作業が割り当てられた作業員は、管理サーバにアクセスすることによって該建設作業の作業現場の位置情報を確認することができる。
本発明の態様12に係る管理サーバは、前記態様10または11において、前記情報提示部は、前記作業現場における作業を安全に実施するための安全情報をさらに提示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは、建設作業の作業現場に関する情報とともに安全情報を提示することができる。これにより、例えば特定の建設作業が割り当てられた作業員は、管理サーバにアクセスすることによって安全情報を確認し、該安全情報に基づいて建設作業を安全に実施することができる。
本発明の態様13に係る管理サーバは、前記態様7から12のいずれかにおいて、前記建設作業の作業現場に関する情報を登録する現場情報登録部をさらに備えており、前記現場情報登録部は、前記建設作業に関する情報と該建設作業に割り当てられた前記作業員に関する情報とを紐付けて登録する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは、建設作業の作業現場に関する情報として、該建設作業に関する情報と該建設作業に割り当てられた作業員に関する情報とを紐付けて登録することができる。これにより、例えば特定の建設作業が割り当てられた作業員は、管理サーバにアクセスすることによって自身に割り当てられた建設作業を確認することができる。
本発明の態様14に係る管理サーバは、前記態様13において、過去の複数の建設作業における実績値に基づいて、将来の収益性を予測して提示する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、管理サーバは過去の実績値に基づいて将来の収益性を予測して提示することができる。これにより、例えば建設業者は経営計画の見直しを図ることができる。
本発明の態様15に係る管理サーバは、前記態様7から14のいずれかにおいて、作業員の就業実績や所有する資格等の情報を所属する建設業者に依らず一律のフォーマットで管理する建設キャリアアップシステムへ前記作業状況情報を送信する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、就業管理システムの管理サーバは、建設キャリアアップシステムへ作業状況情報を送信することができる。これにより、例えば作業者は端末を用いて選択入力した作業状況情報を、建設キャリアアップシステムを用いて確認することができる。
本発明の態様16に係る管理サーバは、前記態様15において、入退場検知器にて検知および蓄積された後、前記建設キャリアアップシステムに送信された、前記作業現場に対する前記作業員の入退出に関する情報を、前記建設キャリアアップシステムから取得する、構成としてもよい。
前記の構成によれば、管理サーバは、建設キャリアアップシステムを通して、入退場検知器が検知した作業員の入退出の情報を取得することができる。
本発明の態様17に係る就業管理システムは、前記態様1から6のいずれかの端末と、前記態様7から16のいずれか1項に記載の管理サーバと、建設作業の作業現場に関する情報を前記管理サーバに入力する事務端末と、を備えている構成としてもよい。前記の構成によれば、前記態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様18に係る制御方法は、建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末の制御方法であって、建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目について、選択肢を表示し該作業員に選択せしめる表示工程と、前記作業員の就業状況を管理する管理サーバに、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信工程と、を備えている方法である。前記の構成によれば、前記態様1と同様の作用効果を奏する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
管理サーバ200および携帯端末400の制御ブロック(特に現場情報登録部221、作業状況情報登録部222、情報提示部224、交通費算出部451、および作業状況情報送信部452)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、管理サーバ200および携帯端末400は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、前記コンピュータにおいて、前記プロセッサが前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。前記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。前記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、前記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 就業管理システム
100 事務端末
200 管理サーバ
211 作業員情報
212 建設業者情報
213 安全情報
214 作業現場情報
215 就業履歴情報
216 申請情報
221 現場情報登録部
222 作業状況情報登録部
224 情報提示部
300 入退場検知器
400 携帯端末(端末)
430 表示部
451 交通費算出部
452 作業状況情報送信部
500 閲覧端末
600 建設キャリアアップシステム

Claims (21)

  1. 建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末であって、
    建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目について、選択肢を表示し該作業員に選択せしめる表示部と、
    前記作業員の就業状況を管理する管理サーバに、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信部と、を備えていることを特徴とする端末。
  2. 前記表示部は、前記管理サーバから取得した前記建設作業を請け負った建設業者を示す建設業者情報をさらに表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 前記表示部は、前記管理サーバから取得した前記建設作業の作業現場の位置情報をさらに表示する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の端末。
  4. 前記位置情報に基づいて前記作業現場までの移動経路を決定し、該移動経路に沿って移動した場合の交通費を算出する交通費算出部をさらに備えている、ことを特徴とする請求項3に記載の端末。
  5. 前記表示部は、前記作業現場における作業を安全に実施するための安全情報をさらに表示する、ことを特徴とする請求項3または4に記載の端末。
  6. 前記端末を用いて前記作業員が選択入力する前記項目のうち、少なくとも一部の項目は前記管理サーバによって選択肢が制限されている、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の端末。
  7. 建設作業を実施する作業員の就業状況を管理する就業管理システムにて用いられる管理サーバであって、
    前記作業員が実施した建設作業に関する作業状況について、前記作業員自身が、端末からのガイダンスに従い該端末を用いて選択入力した作業状況情報を登録する作業状況情報登録部を備えていることを特徴とする管理サーバ。
  8. 前記作業状況情報は、前記作業員が前記建設作業において生じた経費に関する申請の情報を含んでいる、ことを特徴とする請求項7に記載の管理サーバ。
  9. 前記作業状況情報は、前記作業員の福利厚生等に関する申請の情報を含んでいる、ことを特徴とする請求項7または8に記載の管理サーバ。
  10. 建設作業の作業現場に関する情報を提示する情報提示部をさらに備えており、
    前記情報提示部は、前記建設作業の作業現場に関する情報として該建設作業を請け負った建設業者を示す建設業者情報を提示する、ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の管理サーバ。
  11. 前記情報提示部は、前記建設作業の作業現場に関する情報として該作業現場の位置情報をさらに提示する、ことを特徴とする請求項10に記載の管理サーバ。
  12. 前記情報提示部は、前記作業現場における作業を安全に実施するための安全情報をさらに提示する、ことを特徴とする請求項10または11に記載の管理サーバ。
  13. 前記建設作業の作業現場に関する情報を登録する現場情報登録部をさらに備えており、
    前記現場情報登録部は、前記建設作業に関する情報と該建設作業に割り当てられた前記作業員に関する情報とを紐付けて登録する、ことを特徴とする請求項7から12のいずれか1項に記載の管理サーバ。
  14. 過去の複数の建設作業における実績値に基づいて、将来の収益性を予測して提示する、ことを特徴とする請求項13に記載の管理サーバ。
  15. 作業員の就業実績や所有する資格等の情報を作業員のキャリアアップのために管理する建設キャリアアップシステムへ前記作業状況情報を送信する、ことを特徴とする請求項7から14のいずれか1項に記載の管理サーバ。
  16. 入退場検知器にて検知および蓄積された後、前記建設キャリアアップシステムに送信された、前記作業現場に対する前記作業員の入退出に関する情報を、前記建設キャリアアップシステムから取得する、ことを特徴とする請求項15に記載の管理サーバ。
  17. 請求項1から6のいずれか1項に記載の端末と、
    請求項7から16のいずれか1項に記載の管理サーバと、
    建設作業の作業現場に関する情報を前記管理サーバに入力する事務端末と、を備えていることを特徴とする就業管理システム。
  18. 建設作業を実施する作業員が就業状況の申告のために用いる端末の制御方法であって、
    建設作業に関する作業履歴を作業員が申告するために必要な項目について、選択肢を表示し該作業員に選択せしめる表示工程と、
    前記作業員の就業状況を管理する管理サーバに、該作業員が選択入力した項目を作業状況情報として送信する作業状況情報送信工程と、を備えていることを特徴とする制御方法。
  19. 請求項1から6のいずれか1項に記載の端末としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  20. 請求項7から16のいずれか1項に記載の管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  21. 建設作業を請け負った総合建設業者を特定する総合建設業者情報と、該建設作業の作業現場の位置を特定する作業現場位置情報と、該建設作業に割り当てられた作業員を一意に識別する作業員識別情報と、該作業員が該作業現場に入退場した日時を示す入退場日時情報と、を含む、入退場データのデータ構造であって、
    作業員の就業実績や所有する資格等の情報を作業員のキャリアアップのために管理する建設キャリアアップシステムから前記入退場データを取得する管理サーバが、
    前記作業員が実施した建設作業に関する作業状況について、前記作業員自身が、端末からのガイダンスに従い該端末を用いて選択入力した作業状況情報を登録する工程において、前記入退場データに基づいて選択入力が可能な選択肢を制限する処理に用いられる、ことを特徴とする入退場データのデータ構造。
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