JP2020024279A - 情報処理装置 - Google Patents

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Ippei Nanbada
逸平 難波田
令司 松本
Reiji Matsumoto
令司 松本
高橋 哲也
Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
祐樹 松本
Yuki Matsumoto
祐樹 松本
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Abstract

【課題】適切に道路リンクと車線リンクとの関連付けをすることができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置は、取得部が道路リンクDBから道路リンクに関する情報及び、車線リンクDBから車線リンクに関する情報を取得する。そして、処理部は、道路リンクに関する情報に含まれる道路リンクL31における道路リンクL41との接続関係と、道路リンクL31、L41から幾何的に近い位置に存在する車線リンクとの接続関係と、に基づいて、道路リンクL31と車線リンクと、道路リンクL41と車線リンクとを関連付けている。【選択図】図2

Description

本発明は、道路リンク及び車線リンクに対して所定の処理を行う情報処理装置に関する。
従来から、走行支援技術として、道路地図を示す道路地図情報を用いて、車両の経路を誘導するための誘導情報を、画像や音声によって車両の運転者に提供するナビゲーションシステムが実用化されている。この種のナビゲーションシステムでは、道路単位の地図データを用いての誘導情報が生成されている。
近年では、自動運転を実現するために、従来の道路単位での地図データよりもさらに高精度な地図データとして、車線単位での地図データを用いて誘導情報の生成することが検討されている。
このような車線単位での地図データにて誘導情報を生成する際には、例えば、経路探索は道路単位での地図データを利用して行い、探索した経路に基づく誘導情報は車線単位での地図データを元に生成するのが効率的である。このような構成とする場合には、道路単位の地図データに登録された道路リンクと、車線単位の地図データに登録された車線リンクとの関連付けが必要となる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017−161308号公報
特許文献1では、道路リンクと車線リンクとの対応付け(関連付け)には、それぞれのリンクの幾何的な位置等によって行っている。そのため、例えば高速道路と一般道が並走している場所や、本線と側道が並走している場所において、本来関連付けるのが適当でないリンク同士を誤って関連付けてしまうおそれがある。
本発明が解決しようとする課題としては、適切に道路リンクと車線リンクとの関連付けをすることが一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、道路リンクに関する情報を取得する道路リンク情報取得部と、車線リンクに関する情報を取得する車線リンク情報取得部と、前記道路リンク同士の接続関係と、前記車線リンク同士の接続関係と、に基づいて前記車線リンクと前記道路リンクとを関連付ける処理部と、を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、道路リンク及び車線リンクに対して所定の処理を行う情報処理装置で実行される情報処理方法であって、道路リンクに関する情報を取得する道路リンク情報取得工程と、車線リンクに関する情報を取得する車線リンク情報取得工程と、前記道路リンク同士の接続関係と、前記車線リンク同士の接続関係と、に基づいて前記車線リンクと前記道路リンクとを関連付ける処理工程と、を含むことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理方法を、コンピュータにより実行させることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理プログラムを格納したことを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる情報処理装置の概略構成図である。 図1に示された道路リンクDBに含まれる道路リンクで構成される道路ネットワークの例である。 図1に示された車線リンクDBに含まれる車線リンクで構成される車線ネットワークの例である。 車線リンクから関連付ける道路リンクを検索する場合のフローチャートである。 道路リンクから関連付ける車線リンクを検索する場合のフローチャートである。 本発明の第2の実施例にかかる道路リンクと車線リンクとの関連付けの方法のフローチャートである。 道路リンクDBに含まれる道路リンクで構成される道路ネットワークの例である。 車線リンクDBに含まれる車線リンクで構成される車線ネットワークの例である。 リンク列の長さを考慮する場合の道路ネットワークの説明図である。 リンク列の長さを考慮する場合の車線ネットワークの説明図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる情報処理装置は、道路リンク情報取得部が道路リンクに関する情報を取得し、車線リンク情報取得部が車線リンクに関する情報を取得する。そして、処理部が道路リンク同士の接続関係と、車線リンク同士の接続関係と、に基づいて車線リンクと道路リンクとを関連付ける。このようにすることにより、リンク同士の接続性を考慮することができるため、関連付けの精度を高めて、適切に道路リンクと車線リンクとの関連付けをすることができる。
また、処理部は、道路リンク同士の接続関係と、車線リンク同士の接続関係と、道路リンク及び車線リンクの位置関係と、に基づいて車線リンクと道路リンクとを関連付けてもよい。このようにすることにより、リンク同士の接続性に加えて道路リンクと車線リンクの位置関係も考慮することができる。そのため、関連付けの精度をより高めることができる。
また、処理部は、道路リンクに関する情報に含まれる所定の道路リンクにおける他の道路リンクとの接続関係と、所定の道路リンクから所定距離以内に存在する車線リンクに関する情報に含まれる所定の車線リンクにおける他の車線リンクとの接続関係と、に基づいて、所定の道路リンク及び他の道路リンクと所定の車線リンク及び他の車線リンクとを関連付けてもよい。このようにすることにより、所定の道路リンクに基づいて車線リンクを検索して関連付けることができる。
また、処理部は、車線リンクに関する情報に含まれる所定の車線リンクにおける他の車線リンクとの接続関係と、所定の車線リンクから所定距離以内に存在する道路リンクに関する情報に含まれる所定の道路リンクにおける他の道路リンクとの接続関係と、に基づいて、所定の車線リンク及び他の車線リンクと所定の道路リンク及び他の道路リンクとを関連付けてもよい。このようにすることにより、所定の車線リンクに基づいて道路リンクを検索して関連付けることができる。
また、処理部は、関連付けの対象となる車線リンク又は道路リンクが複数抽出された場合、所定の道路リンク又は所定の車線リンクの一方側と他方側のうちいずれかの側の接続を辿り、関連付けの対象となる車線リンク又は道路リンクを1つに特定してもよい。このようにすることにより、所定のリンクに接続されたリンクのみでは関連付けられるリンクが1つに特定できない場合に、1つに特定することができる。
また、道路リンクに関する情報及び車線リンクに関する情報には、道路の属性の情報が含まれており、処理部は、対象となる道路の前記属性に基づいて所定の道路リンクと所定の車線リンクとを関連付けてもよい。このようにすることにより、例えば、高速道路、一般道等の道路種別や、本線、側道等のリンク種別といった属性も考慮して道路リンクと車線リンクとを関連付けることができる。
また、処理部は、接続関係にある複数の道路リンク列の始端から終端までの長さ及び接続関係にある複数の車線リンク列の始端から終端までの長さに基づいて、所定の車線リンク及び他の車線リンクと所定の道路リンク及び他の道路リンクとを関連付けてもよい。このようにすることにより、接続関係があるもリンク列が迂回路などにより長くなり関連付けをするのは適切でないリンクを排除することができる。
また、本発明の一実施形態にかかる情報処理方法は、道路リンク情報取得工程で道路リンクに関する情報を取得し、車線リンク情報取得工程で車線リンクに関する情報を取得する。そして、処理工程で道路リンク同士の接続関係と、前記車線リンク同士の接続関係と、に基づいて前記車線リンクと前記道路リンクとを関連付ける。このようにすることにより、リンク同士の接続性を考慮することができるため、関連付けの精度を高めて、適切に道路リンクと車線リンクとの関連付けをすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる情報処理プログラムは、上述した情報処理方法を、コンピュータにより実行させてもいる。このようにすることにより、リンク同士の接続性を考慮することができるため、関連付けの精度を高めて、コンピュータを用いて、適切に道路リンクと車線リンクとの関連付けをすることができる。
また、上述した情報処理プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の第1の実施例にかかる情報処理装置を図1〜図8を参照して説明する。図1に情報処理装置1の機能的構成を示す。情報処理装置1は、道路リンクDB2と、車線リンクDB3と、取得部4と、処理部5と、を備えている。情報処理装置1としては、例えばサーバ装置などで構成することができる。
道路リンクDB2は、従来のカーナビゲーション等で用いている道路単位のリンクによって表現される道路ネットワークを構成する道路リンクに関する情報が記憶されている。道路リンクに関する情報としては、例えば、道路リンクのID、始点及び終点に対応する位置情報、リンク長や、始点及び終点に対応する各道路ノードのID、道路幅員、道路形状データなどが挙げられる。
車線リンクDB3は、車線単位のリンクによって表現される車線ネットワークを構成する車線リンクに関する情報が記憶されている。車線リンクに関する情報としては、例えば、車線リンクのID、始点及び終点に対応する位置情報、リンク長や、始点及び終点に対応する各車線ノードのID、車線番号、車線種類、車線幅員、車線変更禁止などの交通規制情報、車線形状データなどが挙げられる。
なお、道路リンクDB2と車線リンクDB3とは同じ記憶媒体に格納されていてもよいし、それぞれ別の記憶媒体に格納されていてもよい。また、情報処理装置1が備えず、別のサーバ装置等が備え、取得部4等がアクセスして読み出すような構成でもよい。
道路リンク情報取得部及び車線リンク情報取得部としての取得部4は、処理部5の制御により、道路リンクDB2や車線リンクDB3から関連付けの対象となるリンクの情報を読み出す。取得部4は、図1では1つのブロックとして構成しているが、道路リンクDB2、車線リンクDB3のそれぞれに対応する取得部を設けてもよい。
処理部5は、取得部4が取得した道路リンクに関する情報及び車線リンクに関する情報から、道路リンク同士の接続関係と、車線リンク同士の接続関係と、道路リンク及び車線リンクの位置関係と、に基づいて車線リンクと道路リンクとを関連付ける関連付情報を生成する。
なお、取得部4と処理部5とは、例えばCPU(Central Processing Unit)とメモリ等を有するマイクロコンピュータ(マイコン)で構成することができる。またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアで構成してもよい。
次に、上述した構成の情報処理装置1における道路リンクと車線リンクとの関連付けの方法(情報処理方法)について図2〜図4を参照して説明する。
図2は、道路リンクDB2に含まれる道路リンクで構成される道路ネットワークの例である。図2は、交差点の例である。図2において、黒丸はノード、線(直線、曲線)はリンクを示している。
ここで、図2に示した道路リンクL31は、交差点において、道路リンクL31と略垂直に交わる道路リンクL41と交差点内のノードN1を介して接続されている(接続関係にある)。また、図2に示した道路リンクL32は、道路リンクL31と並走する道路を示すリンクであるが、道路リンクL41とは接続されていない。また、図2に示した道路リンクL42は、道路リンクL41と並走する道路を示すリンクであるが、道路リンクL31、L32とは接続されていない。
図3は、車線リンクDB3に含まれる車線リンクで構成される車線ネットワークの例である。図3は、図2に示した道路リンクの交差点に対応する車線ネットワークの例である。
ここで、図3に示した車線リンクl31は、交差点において、車線リンクl31と略垂直に交わる道路リンクl41と交差点内のノードn1を介して接続されている(接続関係にある)。また、図2に示した車線リンクl32、l33は、車線リンクl31と並走する道路の車線を示すリンクであるが、リンクl41とは接続されていない。また、図2に示した車線リンクl42、l43は、車線リンクl41と並走する道路の車線を示すリンクであるが、リンクl31〜l33とは接続されていない。
図4は、車線リンクから関連付ける道路リンクを検索する場合のフローチャートである。まず、ステップS11において、処理部5は、車線リンクDB3から着目リンク及び当該着目リンクと接続関係にあるリンクを抽出する。例えば図3であれば、処理部5は、図3に示した範囲の車線リンクを取得部4を介して取得し、その中で車線リンクl31を着目リンクとし、その車線リンクl31と接続関係にある車線リンクl41を抽出する。
次に、ステップS12において、処理部5は、道路リンクDB2からステップS11で抽出された車線リンクに幾何的に近い道路リンクを抽出する。即ち、車線リンクと道路リンクとの位置関係に基づいている。例えば図2であれば、処理部5は、図2に示した範囲の道路リンクを取得部4を介して取得し、その中で車線リンクl31に幾何的に近い(緯度、経度が近い)道路リンクL31、L32と、車線リンクl41に幾何的に近い道路リンクL41、L42と、を抽出する。
次に、ステップS13において、処理部5は、ステップS12で抽出した道路リンクに接続関係があるか解析する。即ち、車線リンク同士の接続関係と、道路リンク同士の接続関係に基づいている。例えば、図2の場合、道路リンクL31と、道路リンクL41、L42と、に接続関係があるか、また、道路リンクL32と、道路リンクL41、L42と、に接続関係があるかを解析する。この場合、道路リンクL31と道路リンクL41には接続関係があり、他の組み合わせは接続関係が無いことが分かる。
次に、ステップS14において、処理部5は、ステップS13の解析結果に基づいて車線リンクと道路リンクとを関連付ける。例えば、図2及び図3の場合、ステップS13において、道路リンクL31と道路リンクL41に接続関係があることが判明したので、車線リンクl31と道路リンクL31を関連付けて、車線リンクl41と道路リンクL41を関連付ける(図2及び図3の太線)。
即ち、処理部5は、車線リンクl31(所定の車線リンク)における車線リンクl41(他の車線リンク)との接続関係と、車線リンクl31(所定の車線リンク)から所定距離以内(幾何的に近い)に存在する道路リンクL31(所定の道路リンク)における道路リンクL41(他の道路リンク)との接続関係と、に基づいて、車線リンクl31(所定の車線リンク)及び車線リンクl41(他の車線リンク)と道路リンクL31(所定の道路リンク)及び道路リンクL41(他の道路リンク)とを関連付けている。
この関連付けの情報(関連付情報)は、道路リンクDB2や車線リンクDB3の各々のリンクの情報に付加するようにしてもよいし、関連付情報を独立したデータとして有するようにしてもよい。
そして、このような関連付情報が付加された道路リンクDB2や車線リンクDB3は、ノード情報等の他の地図データに含まれる情報とともに地図データを構成する。つまり、ステップS14を実行後の道路リンクDB2や車線リンクDB3を地図データに含める処理を行って地図データが生成される。また、関連付情報を独立したデータとする場合は道路リンクDB2や車線リンクDB3とともに関連付情報を含める処理を行って地図データが生成される。なお、この地図データを生成する工程は、処理部5で実行するようにしてもよいし、他の装置で実行するようにしてもよい。
上述した説明から明らかなように、ステップS11が車線リンク情報取得工程、ステップS12が道路リンク情報取得工程、ステップS13、S14が処理工程として機能する。
なお、図4に示したフローチャートでは、車線リンクから関連付ける道路リンクを検索していたが、逆に道路リンクから関連付ける車線リンクを検索するようにしてもよい。この場合のフローチャートを図5に示す。
まず、ステップS21において、処理部5は、道路リンクDB2から着目リンク及び当該着目リンクと接続関係にあるリンクを抽出する。例えば図2であれば、処理部5は、図2に示した範囲の車線リンクを取得部4を介して取得し、その中で道路リンクL31を着目リンクとし、その道路リンクL31と接続関係にある道路リンクL41を抽出する。
次に、ステップS22において、処理部5は、車線リンクDB3からステップS21で抽出された道路リンクに幾何的に近い車線リンクを抽出する。例えば図3であれば、処理部5は、図3に示した範囲の道路リンクを取得部4を介して取得し、その中で道路リンクL31に幾何的に近い車線リンクl31、l32、l33と、道路リンクL41に幾何的に近い車線リンクl41、l42、l43と、を抽出する。
次に、ステップS23において、処理部5は、ステップS22で抽出した車線リンクに接続関係があるか解析する。例えば、図3の場合、車線リンクl31と、車線リンクl41、L42、l43と、に接続関係があるか、また、車線リンクl32と、車線リンクl41、l42、l43と、に接続関係があるか、また、車線リンクl33と、車線リンクl41、l42、l43と、に接続関係があるかを解析する。この場合、車線リンクl31と車線リンクl41には接続関係があり、他の組み合わせは接続関係が無いことが分かる。
次に、ステップS24において、処理部5は、ステップS23の解析結果に基づいて道路リンクと車線リンクとを関連付ける。例えば、図2及び図3の場合、ステップS23において、車線リンクl31と車線リンクl41に接続関係があることが判明したので、道路リンクL31と車線リンクl31を関連付けて、道路リンクL41と車線リンクl41を関連付ける。
即ち、処理部5は、道路リンクL31(所定の道路リンク)における道路リンクL41(他の道路リンク)との接続関係と、道路リンクL31(所定の道路リンク)から所定距離以内(幾何的に近い)に存在する車線リンクl31(所定の車線リンク)における車線リンクl41(他の車線リンク)との接続関係と、に基づいて、道路リンクL31(所定の道路リンク)及び道路リンクL41(他の道路リンク)と車線リンクl31(所定の車線リンク)及び車線リンクl41(他の車線リンク)とを関連付けている。
本実施例によれば、情報処理装置1は、取得部4が道路リンクDB2から道路リンクに関する情報及び、車線リンクDB3から車線リンクに関する情報を取得する。そして、処理部5は、道路リンクに関する情報に含まれる道路リンクL31における道路リンクL41との接続関係と、道路リンクL31、L41から幾何的に近い位置に存在する車線リンクl31及び車線リンクl41との接続関係と、に基づいて、道路リンクL31と車線リンクl31と、道路リンクL41と車線リンクl41とを関連付けている。このようにすることにより、リンク同士の接続性を考慮することができるため、関連付けの精度を高めて、適切に道路リンクと車線リンクとの関連付けをすることができる。
また、処理部5は、車線リンクに関する情報に含まれる車線リンクl31における車線リンクl41との接続関係と、車線リンクl31、l41から幾何的に近い位置に存在する道路リンクL31及び道路リンクL41との接続関係と、に基づいて、車線リンクl31と道路リンクL31と、車線リンクl41と道路リンクL41とを関連付けている。このようにすることにより、車線リンクから対応する道路リンクを検索することが可能となり、適切に車線リンクと道路リンクとの関連付けをすることができる。
次に、本発明の第2の実施例にかかる情報処理装置を図6〜図8を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、構成は図1と同様であるが、道路リンクと車線リンクとの関連付けの方法が異なる。図6に本実施例にかかる道路リンクと車線リンクとの関連付けの方法のフローチャートを示す。
まず、ステップS31において、処理部5は、ステップS21と同様に、道路リンクDB2から着目リンク及び当該着目リンクと接続関係にあるリンクを抽出する。
次に、ステップS32において、処理部5は、ステップS22と同様に、車線リンクDB3からステップS21で抽出された道路リンクに幾何的に近い車線リンクを抽出する。
次に、ステップS33において、処理部5は、ステップS32で抽出された車線リンクが1つに特定されているか否かを判断し、1つに特定された場合(YESの場合)はステップS35に進み、1つに特定されない場合(NOの場合)はステップS34に進む。例えば図2及び図3の場合は、ステップS22で説明したように、道路リンクL31に対しては車線リンクl31、l32、l33が、道路リンクL41に対しては車線リンクl41、l42、l43が、それぞれ抽出されるため、1つに特定されずステップS34に進むこととなる。
次に、ステップS34において、現在の接続関係にあるリンク列の始端側の1つ手前または終端側の1つ先のリンクを抽出する。本ステップは、ステップS33で車線リンクが1つに特定されていないと判断されたので、接続関係にあるリンクをさらに辿っていく。図2及び図3の例の場合、上述したように、道路リンクL31、L41ともに車線リンクが1つに特定されていない。そこで、例えば始端側の道路リンクL31を終端側の道路リンクL41とは逆の方向に辿ると、道路リンクL2が抽出される(図7参照)。
ここで、この抽出された道路リンクL2についてステップS32を実行すると、車線リンクl31と接続されている車線リンクl2が抽出される(図8参照)。したがって、車線リンクが1つに特定される。上述した説明では、道路リンクL31側を辿ったが、道路リンクL41側を辿ってもよい。
そして、ステップS35において、処理部5は、ステップS23の解析結果に基づいて道路リンクと車線リンクとを関連付ける。図7及び図8の例の場合、道路リンクL31と車線リンクl31が関連付けられ、道路リンクL41と車線リンクl41が関連付けられ、道路リンクL2と車線リンクl2が関連付けられる(図7及び図8の太線)。
即ち、処理部5は、関連付けの対象となる車線リンクが複数抽出された場合、道路リンクL31(所定の道路リンク)一方側の接続を辿り、関連付けの対象となる車線リンクを1つに特定している。
なお、図6に示したフローチャートでは道路リンクから関連付ける車線リンクを検索していたが、逆に車線リンクから関連付ける道路リンクを検索するようにしてもよい。
また、長区間に渡って複数の道路が並走している場合など、どんなに接続リンクを辿っていっても、対応するリンクが一意に特定できない場合は、道路種別(高速道路、一般道など)、リンク種別(本線、側道など)、制限速度情報、幅員などの道路の属性情報を各道路リンク及び車線リンクに付与しておき、それらの属性に基づいて(例えば一致するかを見ることによって)、1つに特定するようにしてもよい。
本実施例によれば、処理部5は、関連付けの対象となる車線リンク又は道路リンクが複数抽出された場合、接続関係にある道路リンク列又は接続関係にある車線リンク列の始点側と終点側とのうちいずれかの側の接続を辿り、関連付けの対象となる車線リンク又は道路リンクを1つに特定してもよい。このようにすることにより、所定のリンクに接続されたリンクのみでは関連付けられるリンクが1つに特定できない場合に、1つに特定することができる。また、複数のリンクの組み合わせについて解析をする必要が無くなり、処理部5の処理を軽減することが可能となる。
なお、上述した2つの実施例において、幾何的に近いか否か(位置関係)を考慮していたが、接続関係のみで関連付けとなるリンクを検索してもよい。
また、上述した2つの実施例において、リンクの接続性に限らず、接続関係にある複数のリンク列の始端から終端までの長さに基づいて関連付けを行ってもよい。例を図9及び図10を参照して説明する。
図9において、車線リンクl31と車線リンクl51は接続関係にある(図9の太線)。これらのリンク列と関連付ける道路リンクを探索すると、図10に示した道路リンクL31から道路リンクL51までのリンク列に限らず、道路リンクL32、L61、L62、L63のリンク列も接続性や幾何的な近さを持っている(図10の太線)。しかしながら、後者(道路リンクL32、L61、L62、L63)のリンク列は迂回する渡り線を経由しているため、リンク列としての長さの和は道路リンクL31からL51までのリンク列の長さの和と大きく異なるため、関連付けされるべきリンク列ではない。
そこで、接続関係にあるリンク列の始端から終端までの長さを考慮することで、後者のようなリンク列を排除することができるようになる。ただし、車線リンクと道路リンクは関連付けされるべきリンク同士であったとしても、リンクの両端の位置が夫々異なると、この位置の違いによって長さに差が生じる場合がある。したがって、長さの差分が所定値以上である場合にリンク列を排除したり、長さの測定開始位置を当該の車線リンクと道路リンクが近接している位置に合わせた上で長さを考慮するようにしてもよい。
また、本実施例においては車線リンクと道路リンクとの関連付けを例に挙げたが、これに限定されない。すなわち、データの作成時期やデータのフォーマット等が異なる車線リンク同士や道路リンク同士の関連付けを行ってもよい。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の情報処理装置を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 情報処理装置
2 道路リンクDB
3 車線リンクDB
4 取得部(道路リンク情報取得部、車線リンク情報取得部)
5 処理部

Claims (10)

  1. 道路リンクに関する情報を取得する道路リンク情報取得部と、
    車線リンクに関する情報を取得する車線リンク情報取得部と、
    前記道路リンク同士の接続関係と、前記車線リンク同士の接続関係と、に基づいて前記車線リンクと前記道路リンクとを関連付ける処理部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記処理部は、前記道路リンク同士の接続関係と、前記車線リンク同士の接続関係と、前記道路リンク及び前記車線リンクの位置関係と、に基づいて前記車線リンクと前記道路リンクとを関連付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理部は、前記道路リンクに関する情報に含まれる所定の道路リンクにおける他の道路リンクとの接続関係と、前記所定の道路リンクから所定距離以内に存在する前記車線リンクに関する情報に含まれる所定の車線リンクにおける他の車線リンクとの接続関係と、に基づいて、前記所定の道路リンク及び前記他の道路リンクと前記所定の車線リンク及び前記他の車線リンクとを関連付けることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理部は、前記車線リンクに関する情報に含まれる所定の車線リンクにおける他の車線リンクとの接続関係と、前記所定の車線リンクから所定距離以内に存在する前記道路リンクに関する情報に含まれる所定の道路リンクにおける他の道路リンクとの接続関係と、に基づいて、前記所定の車線リンク及び前記他の車線リンクと前記所定の道路リンク及び前記他の道路リンクとを関連付けることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理部は、関連付けの対象となる前記車線リンク又は前記道路リンクが複数抽出された場合、前記所定の道路リンク又は前記所定の車線リンクの一方側と他方側のうちいずれかの側の接続を辿り、関連付けの対象となる前記車線リンク又は前記道路リンクを1つに特定することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記道路リンクに関する情報及び前記車線リンクに関する情報には、道路の属性の情報が含まれており、
    前記処理部は、対象となる道路の前記属性に基づいて前記所定の道路リンクと前記所定の車線リンクとを関連付けることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記処理部は、接続関係にある複数の道路リンク列の始端から終端までの長さ及び接続関係にある複数の車線リンク列の始端から終端までの長さに基づいて、前記所定の車線リンク及び前記他の車線リンクと前記所定の道路リンク及び前記他の道路リンクとを関連付けることを特徴とする請求項3から6のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 道路リンク及び車線リンクに対して所定の処理を行う情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    道路リンクに関する情報を取得する道路リンク情報取得工程と、
    車線リンクに関する情報を取得する車線リンク情報取得工程と、
    前記道路リンク同士の接続関係と、前記車線リンク同士の接続関係と、に基づいて前記車線リンクと前記道路リンクとを関連付ける処理工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  10. 請求項9に記載の情報処理プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2018148295A 2018-08-07 2018-08-07 情報処理装置 Ceased JP2020024279A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017161308A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 パイオニア株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
WO2018135006A1 (ja) * 2017-01-23 2018-07-26 三菱電機株式会社 走行支援装置、走行支援方法およびデータ構造

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