JP2020023882A - 車両用エンジン冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行工程の全体で見た場合に、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力の総量を抑える。【解決手段】目標冷却水温Tw_tは、基準値Tw_rと速度補正値Tmap_spの和に基づいて算出される(式(1))。速度補正値Tmap_spは、速度補正値マップを参照することにより設定される。速度補正値マップにおいて、速度補正値Tmap_spは、低速度域では一定値(=ゼロ)に設定される。また、速度補正値Tmap_spは、中速度域よりも高い速度域では負の値に設定される。つまり、中速度域よりも高い速度域では、目標冷却水温Tw_tが、速度補正値Tmap_spの分だけ基準値Tw_rよりも低い値に設定される。Tw_t=Tw_r+Tmap_sp ・・・(1)【選択図】図4

Description

本発明は、車両に搭載されるエンジンの冷却装置に関する。
特開2010−96042号公報には、ラジエータと、電動式の冷却ファンと、電動式のウォータポンプと、制御手段と、を備えるエンジン冷却装置が開示されている。ラジエータは、エンジン冷却水の循環回路に設けられている。冷却ファンは、その回転に伴いラジエータの周囲に空気の流れを形成する。ウォータポンプは、その駆動に伴い循環回路内にエンジン冷却水を流通させる。制御手段は、エンジン冷却水の温度が目標水温になるように、冷却ファンとウォータポンプを制御する。
冷却ファンとウォータポンプの制御に際し、制御手段は、冷却ファンとウォータポンプにおいてそれぞれ消費される電力の合計値が小さくなるように、これらの制御量を決定する。また、この決定に際しては、エンジン冷却装置を搭載した車両の走行速度(以下、「車速」ともいう。)が考慮される。車速が変わればラジエータを通過する風量も変わる。そのため、車速を考慮することで、上記合計値の算出を実際の冷却状況に即して行うことができる。
特開2010−96042号公報
しかし、上述の制御手法は、現時刻における車速に基づいて上記合計値の最適解を算出する手法に他ならない。そのため、定速走行、減速走行、加速走行を含む走行工程の全体で見た場合、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力の総量を小さくできるとは限らない。
本発明は、上述した課題の少なくとも1つに鑑みてなされたものであり、走行工程の全体で見た場合に、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力の総量を抑えることができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するための車両用エンジン冷却装置であり、次の特徴を有する。
前記車両用エンジン冷却装置は、ラジエータと、電動式の冷却ファンと、電動式のウォータポンプと、電子制御ユニットと、車速センサと、を備える。
前記ラジエータは、エンジンの冷却水を循環させる循環回路に設けられる。
前記冷却ファンは、前記ラジエータを通過する空気の流量を調整する。
前記ウォータポンプは、前記冷却水の流量を調整する。
前記電子制御ユニットは、前記冷却水の目標温度に基づいて、前記冷却ファンと前記ウォータポンプとを制御するように構成されている。
前記車速センサは、車速を検出する。
前記電子制御ユニットは、前記目標温度を設定する設定処理を行うように構成されている。
前記設定処理は、基準値に補正値を加える処理である。
前記基準値は、前記エンジンの運転状態に基づいて設定される。
前記補正値は、前記車速が属する速度域に応じて設定される。
前記補正値は、低速度域ではゼロを示す。
前記補正値は、高速度域ではゼロよりも小さい最小値を示す。
前記補正値は、前記低速度域と前記高速度域の間の中速度域では、ゼロよりも小さく、かつ、車速が上昇するほど低い値を示す。
本発明によれば、エンジンの冷却水の目標温度が、基準値に補正値を加えることにより設定される。この基準値は、エンジンの運転状態に基づいて設定される。一方、補正値は、車速が低速度域に属する場合、ゼロに設定される。また、この補正値は、車速が高速度域に属する場合、ゼロよりも小さい最小値に設定される。また、補正値は、車速が中速度域に属する場合、ゼロによりも小さく、かつ、車速が上昇するほど小さな値に設定される。したがって、中速度域〜高速度域では、基準値よりも低い値に目標温度が設定される。特に、高速度域では、目標温度が最も低い値に設定される。
ここで、ラジエータを通過する空気の流量は、車速の影響を受ける。そのため、車速が低い場合は、車速が高い場合に比べて、ラジエータでの所望の放熱量を確保するために冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力が多くなる。換言すると、車速が低い場合は、車速が高い場合に比べて、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力当たりの放熱効率が低い。
そして、本発明によれば、この放熱効率が低い低速度域では目標温度が基準値と等しい値に設定され、放熱効率が高い中速度域〜高速度域では目標温度が基準値よりも低い値に設定される。そのため、中速度域〜高速度域での走行中においては高い放熱効率を利用した冷却水の冷却を行い、その後の低速度域での走行中における冷却ファンやウォータポンプの駆動の頻度を抑えることが可能となる。したがって、走行工程の全体で見た場合に、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力の総量を抑えることが可能となる。
本発明の実施の形態に係るエンジン冷却装置の構成を説明する図である。 ラジエータにおける放熱特性と、エンジンの冷却に伴い消費される電力との関係の一例を説明する図である。 目標冷却水温Tw_tの設定処理の流れの一例を説明する図である。 車速と速度補正値Tmap_spとの関係の一例を示した図である。 目標冷却水温Tw_tの設定処理の流れの別の例を説明する図である。 車速と粘度補正値Tmap_visとの関係の一例を示した図である。 従来のエンジン冷却制御における問題点を説明するタイムチャートである。 本発明の実施の形態のエンジン冷却制御による効果を説明するタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造やステップ等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
1.エンジン冷却装置の構成の説明
図1は、本発明の実施の形態に係るエンジン冷却装置の構成を説明する図である。図1に示すエンジン冷却装置10は、車両に搭載される。エンジン冷却装置10は、冷却対象としてのエンジン12を備えている。エンジン12の燃焼方式、気筒数や気筒配列は特に限定されない。
エンジン12の本体(シリンダブロックやシリンダヘッド)には、ウォータジャケット(図示しない)が形成されている。このウォータジャケットには、冷却水路14が接続されている。ウォータジャケット内には、エンジン12を冷却するための冷却水(エンジン冷却水)が注入されている。ウォータジャケットおよび冷却水路14は、エンジン冷却水の循環回路を形成する。
冷却水路14の途中には、ラジエータ16が設けられている。ラジエータ16は、冷却水路14と繋がる冷却水管を備えている。冷却水管には、エンジン冷却水が注入されている。ラジエータ16の背面には、電動式の冷却ファン18が設けられている。冷却ファン18は、バッテリ(図示しない)からの通電により回転する。冷却ファン18が回転すると、ラジエータ16の前面から背面に向かう空気の流れが生じる。この空気は、ラジエータ16を通過する間にエンジン冷却水から熱を奪う。これにより、エンジン冷却水が冷やされる。
冷却水路14の途中には、電動式のウォータポンプ(WP)20も設けられている。WP20は、バッテリからの通電により駆動される。WP20が駆動されると、エンジン冷却水が循環回路内を循環する。エンジン冷却水は、ウォータジャケットを通過する間にエンジン12の本体から熱を奪う。これにより、当該本体が冷やされる。
ラジエータ16とWP20の間には、サーモスタット22が設けられている。サーモスタット22は、エンジン冷却水の実際の温度(実冷却水温Tw_a)に応じて開閉動作する。例えば、実冷却水温Tw_aが閾値Tw_th1未満の場合に閉弁し、エンジン12とラジエータ16の間でのエンジン冷却水の循環を停止させる。実冷却水温Tw_aが閾値Tw_th1以上の場合に開弁し、エンジン12とラジエータ16の間でエンジン冷却水を循環させる。
エンジン冷却装置10は、電子制御ユニット(ECU)30を備えている。ECU30は、入出力インターフェース、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロコンピュータである。ECU30は、車両に搭載された各種センサからの情報を、入出力インターフェースを介して受け取る。各種センサには、温度センサ32と、車速センサ34とが含まれる。温度センサ32は、ウォータジャケットの出口部に設けられており、この出口部におけるエンジン冷却水の温度を実冷却水温Tw_aとして検出する。車速センサ34は、車速V_aを検出する。ECU30は、受け取ったセンサ情報を用い、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行する。
2.エンジン本体のエンジン冷却制御
本実施の形態では、ECU30によるエンジン12の本体の冷却制御として、冷却ファン18およびWP20の駆動制御が行われる。
冷却ファン18の駆動制御は、例えば、次のように行われる。先ず、車速V_aが閾値V_th1以上であり、尚且つ、実冷却水温Tw_aが閾値Tw_th2(>閾値Tw_th1)以上であるか否かが判定される。そして、この判定結果が肯定的な場合、冷却ファン18を通過させる空気の流量の目標値が設定される。この通過空気の流量目標値は、エンジン冷却水の目標温度(以下、「目標冷却水温」ともいう。)Tw_tに基づいて設定される。具体的に、通過空気の流量目標値は、目標冷却水温Tw_tが高くなるほど増やされる。通過空気の流量目標値の設定は、事前に設定したマップ等を参照することにより行われる。ただし、目標冷却水温Tw_tに関係なく、通過空気の流量目標値が一定値に設定されてもよい。
WP20の駆動制御は、例えば、次のように行われる。先ず、実冷却水温Tw_aが閾値Tw_th1以上であるか否かが判定される。そして、この判定結果が肯定的な場合、WP20から送り出されるエンジン冷却水の流量の目標値が設定される。通過空気の流量目標値同様、エンジン冷却水の流量目標値も、目標冷却水温Tw_tに基づいて設定される。具体的に、エンジン冷却水の流量目標値は、目標冷却水温Tw_tが高くなるほど増やされる。エンジン冷却水の流量目標値の設定は、事前に設定したマップ等を参照することにより行われる。
3.実施の形態のエンジン冷却制御の特徴
3.1 ラジエータの放熱特性と消費電力の関係
冷却ファン18やWP20の駆動に伴い、エンジン12の本体が冷やされる一方で、電力が消費される。図2は、ラジエータにおける放熱特性と、冷却ファン18やWP20の駆動により消費される電力との関係の一例を説明する図である。図2に示す「ラジエータ流量」は、ラジエータの冷却水管内を流れるエンジン冷却水の流量を意味する。ラジエータ流量は、ウォータポンプから送り出されるエンジン冷却水の流量(WP流量)に比例する。「ラジエータ風速」は、ラジエータの前面から背面に向かって流れる空気の速度を表している。ラジエータ風速は、車速およびファン流量の少なくとも一方に比例する。「ファン流量」は、冷却ファンの回転により生じ、ラジエータを通過させる空気の流量を意味する。
図2に示すように、ラジエータでの放熱量は、ラジエータ流量が多くなるほど増加する。つまり、放熱量は、WP流量が多くなるほど増加する。また、放熱量は、ラジエータ風速が高くなるほど増加する。ただし、上述したように、ラジエータ風速の要素には車速が含まれている。そのため、走行風によるラジエータ風速の上昇が期待できる高車速時にはファン流量やラジエータ流量が少なくても所望の放熱量を確保できる一方で、低車速時にはこれが難しくなる。つまり、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力当たりの放熱効率は、車速が低下するほど低くなる。
3.2 目標水温設定処理
図2で説明した関係を踏まえ、本実施の形態では、目標冷却水温Tw_tを可変に設定する。目標冷却水温Tw_tの設定処理は、例えば、実冷却水温Tw_aが閾値Tw_th1以上の場合に、ECU30により繰り返し実行される。以下、目標冷却水温Tw_tの設定処理について説明する。
(1)第1の例
図3は、目標冷却水温Tw_tの設定処理の流れの一例を説明する図である。図3に示す例では、先ず、車速V_aが取得される(ステップS10)。続いて、目標冷却水温Tw_tが決定される(ステップS12)。目標冷却水温Tw_tは、基準値Tw_rと速度補正値Tmap_spの和に基づいて算出される(式(1))。
Tw_t=Tw_r+Tmap_sp ・・・(1)
式(1)中の速度補正値Tmap_spは、速度補正値マップを参照することにより設定される。このマップは、速度補正値Tmap_spと、車速との関係に基づいて事前に作成されている。図4は、この関係の一例を示した図である。図4に示すように、速度補正値Tmap_spは、低速度域では一定値(=ゼロ)を示す。また、速度補正値Tmap_spは、高速度域でも一定値(最小値)を示す。この最小値は、負の値である。また、速度補正値Tmap_spは、低速度域と高速度域の間の中速度域では、車速が上昇するほどより小さな値を示す。
このような速度補正値Tmap_spによれば、車速V_aが低速度域に属するときには、目標冷却水温Tw_tが基準値Tw_rと等しい値に設定されることになる。また、車速V_aが中速度域よりも高い速度域に属するときには、目標冷却水温Tw_tが、速度補正値Tmap_spの分だけ基準値Tw_rよりも低い値に設定されることになる。なお、基準値Tw_rは、エンジン回転速度、アクセル開度といったエンジン12の運転状態に基づいて別途設定される冷却水温の基準値である。基準値Tw_rの設定は、事前に設定したマップ等を参照することにより行われている。
(2)第2の例
図5は、目標冷却水温Tw_tの設定処理の流れの別の例を説明する図である。図5に示す例では、先ず、車速V_aが取得される(ステップS20)。続いて、目標冷却水温Tw_tが決定される(ステップS22)。目標冷却水温Tw_tは、速度補正値Tmap_spとオイル粘度補正値Tmap_visの積と、基準値Tw_rとの和に基づいて算出される(式(2))。
Tw_t=Tw_r+Tmap_sp×Tmap_vis ・・・(2)
式(2)中の速度補正値Tmap_spは、式(1)中の速度補正値Tmap_spと同一である。式(2)中のオイル粘度補正値Tmap_visは、オイル粘度補正値マップを参照することにより設定される。このマップは、オイル粘度補正値Tmap_visと、エンジンのオイル粘度との関係に基づいて事前に作成されている。図6は、この関係の一例を示した図である。図6に示すように、オイル粘度補正値Tmap_visは、オイル粘度が高くなるほど小さな値に設定される。また、オイル粘度補正値Tmap_visの最小値は、1に設定される。
このようなオイル粘度補正値Tmap_visによれば、オイル粘度が高くなるほど目標冷却水温Tw_tがより低い値に設定されることになる。なお、オイル粘度は、センサ等を用いて直接検出してもよいし、公知の手法を用いて推定してもよい。
上記第1の例では、中速度域よりも高い速度域ではエンジン12の本体の温度が相対的に低くなる。そのため、オイルが冷やされ、オイル粘度が上昇することでエンジンフリクションが増加する。この点、速度補正値Tmap_spにオイル粘度補正値Tmap_visを乗算する第2の例によれば、エンジン12の本体の温度が低くなり過ぎるのを未然に防ぐことができる。
4.実施の形態のエンジン駆動制御による効果
図7は、従来のエンジン冷却制御における問題点を説明するタイムチャートである。図8は、本実施の形態のエンジン冷却制御による効果を説明するタイムチャートである。両図に示す領域A〜Eは、車両の走行状態(定速走行、減速走行および加速走行)の違いに基づいて区分けしたものである。両図に共通する領域における車速は同じである。時刻T1〜T4は、走行状態が変化した時刻を表している。両図の下段に示す「冷却系消費電力」は、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力を指している。
図7に示す従来の制御では、目標冷却水温Tw_tが一定値に設定されている。これに対し、図8に示す本実施の形態の制御では、目標冷却水温Tw_tが車速に応じて変更される。そのため、時刻T1〜T3における冷却系消費電力の量は、本実施の形態の制御の方が従来の制御よりも多くなる。
しかし、図2の説明に基づけば、高車速時にはファン流量やラジエータ流量が少なくても所望の放熱量を確保できることから、時刻T1〜T3の間における冷却系消費電力の量は抑えられる。更に、この時刻T1〜T3の間は、目標冷却水温Tw_tの変更に伴い実冷却水温Tw_aが低下する。したがって、時刻T3以降に車速が低下した場合に、実冷却水温Tw_aが目標冷却水温Tw_tを下回り続ける時刻T3〜T5の間は、冷却ファンやウォータポンプの駆動を停止して冷却系消費電力を大きく削減することができる。
以上のことから、本実施の形態の制御によれば、走行工程の全体で見た場合に、冷却ファンやウォータポンプの駆動により消費される電力の総量を抑えることが可能となる。
10 エンジン冷却装置
12 エンジン
14 冷却水路
16 ラジエータ
18 冷却ファン
20 ウォータポンプ
22 サーモスタット
30 電子制御ユニット(ECU)
32 温度センサ
34 車速センサ

Claims (1)

  1. エンジンの冷却水を循環させる循環回路に設けられたラジエータと、
    前記ラジエータを通過する空気の流量を調整する電動式の冷却ファンと、
    前記冷却水の流量を調整する電動式のウォータポンプと、
    前記冷却水の目標温度に基づいて、前記冷却ファンと前記ウォータポンプとを制御するように構成された電子制御ユニットと、
    車速を検出する車速センサと、
    を備える車両用エンジン冷却装置であって、
    前記電子制御ユニットは、前記目標温度を設定する設定処理を行うように構成され、
    前記設定処理が、前記エンジンの運転状態に基づいて設定した基準値に、前記車速が属する速度域に応じて設定される補正値を加える処理であり、
    前記補正値は、
    低速度域ではゼロを示し、
    高速度域ではゼロよりも小さい最小値を示し、
    前記低速度域と前記高速度域の間の中速度域では、ゼロよりも小さく、かつ、車速が上昇するほど低い値を示す
    ことを特徴とする車両用エンジン冷却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112377292A (zh) * 2020-12-01 2021-02-19 广西玉柴机器股份有限公司 一种可对发动机精准热管理的控制方法及系统
CN114033543A (zh) * 2021-09-23 2022-02-11 东风汽车集团股份有限公司 车辆及其冷却系统的设计方法和装置

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