JP2020023386A - 搬送装置とそれを搭載した組合せ計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水仕様の振動フィーダを含む搬送装置の脚部を腐食させずに、長期間の使用に耐えうる搬送装置を提供することを課題とする。【解決手段】ベース部上に設置される脚部を備えた搬送装置であって、前記ベース部が第1の金属で構成され、前記脚部が第2の金属で構成され、前記脚部と前記ベース部との間には、前記脚部から前記ベース部に向けて順に、第2の金属からなる金属部材と、絶縁体とが配置されている。これにより、金属部材と脚部が、ベース部よりもイオン化傾向の強い金属であっても、これらが絶縁体を介してベース部から電気的に隔絶されるから、金属部材や脚部のガルバニック腐食が防止される。【選択図】 図2

Description

本発明は、防水仕様の搬送装置、特にトラフを振動させて物品を搬送する振動フィーダの腐食防止構造と、前記搬送装置を搭載した組合せ計量装置に関する。
この種の振動フィーダは、トラフを微小に振動させることで、トラフに供給された物品を精度良く搬送できることから、種々の装置で使用されている。例えば、一定量に物品を自動計量する組合せ計量装置では、上方から投入される物品を受けて四方に分散させる中央の振動フィーダと、それを中心に放射状に配列されて、円周上に配列された複数のホッパへ個別に物品を供給する複数の振動フィーダとが使用されている。
こうした組合せ計量装置は、特に食品分野で多用されるため、そこに搭載される振動フィーダは、日々の洗浄に耐えられるように防水仕様となっている。具体的には、物品と接するトラフ以外の駆動部分が防水カバー内に収納され、その防水カバーの貫通孔から突出するトラフ支持部が、柔軟なゴムカバーで被われて、カバー内が密閉されるようになっている。
さらに、ゴムカバーや防水カバーのシール部分の劣化や損傷等に備えて、腐食し易い箇所、例えば振動フィーダが設置される鉄製のベース部分には、亜鉛メッキ等の防錆処理が施されている。
しかし、そうした防錆処理が施されていても、長期間使用する間に、鉄製のベース部分に錆が発生することがある。こうした錆びは、カバー内で発生した錆びであっても、食品を扱う装置としては敬遠され、その改善が求められていた。
特開2008−156076号公報
そこで、振動フィーダを設置する鉄製のベース部をステンレス材に置き換える対策が考えられるが、振動フィーダの脚部が異種金属であるため、接触部分にガルバニック腐食が発生するおそれがある。そこで、特許文献1を参考にして、脚部とベース部との間に合成樹脂を介在させることが考えられるが、その合成樹脂が、振動フィーダの振動によって摩耗し、長期間の使用に耐えられない問題が発生する。
本発明は、こうした背景から、振動フィーダを含む搬送装置全般の、特に防水仕様の脚部を腐食させずに、長期間の使用に耐えうる搬送装置を提供することを課題とする。
本発明に係る搬送装置は、
ベース部上に設置される脚部を備えた搬送装置であって、
前記ベース部が第1の金属で構成され、
前記脚部が前記第1の金属とは異なる第2の金属で構成され、
前記脚部と前記ベース部との間には、前記脚部から前記ベース部に向けて、前記第2の金属からなる金属部材が、続いて絶縁体が、又は、絶縁体に続いて前記第1の金属からなる金属部材が、順に介在されていることを特徴とする。
これにより、脚部と、それに接する金属部材が、ベース部よりもイオン化傾向の強い金属で構成されていても、これらが絶縁体を介してベース部から電気的に隔絶されるから、金属部材や脚部のガルバニック腐食が防止される。
第1の金属は、第2の金属よりもイオン化し難い金属であることを特徴とする。
イオン化し難い第1の金属としては、例えばステンレス材を挙げることができるが、これは、どちらの金属がイオン化傾向が強いかによって決まる相対的なものであるから、第1の金属がステンレス材であるとは限らない。しかして、ベース部をステンレス材で構成する場合は、重量物となる搬送装置を複数台ベース部の上に設置する場合でも、剛性を持たせることができる。
前記搬送装置が、
物品を搬送するトラフと、
前記トラフを振動させる加振機と、を備え、
前記脚部が前記加振機の振動を減衰させるコイルスプリングであることを特徴とする。
これにより、コイルスプリングが同種の金属からなる金属部材上に設置され、その下に絶縁体が敷かれることになるから、コイルスプリングが振動しても、それと接する金属部材が振動を緩衝させるから、その下に敷かれる絶縁体の摩耗を防止することができる。
前記コイルスプリングが被せられる突起部が、前記ベース上に配置され、
前記突起部が、絶縁部材で構成され、まつ、その底面に前記金属部材と前記絶縁体とを敷いた状態で、前記ベース部に固定されていることを特徴とする。
これにより、コイルスプリングを突起部に被せるだけで、搬送装置をベース部の所定位置に位置決めすることができるから、搬送装置のベース部への取り付けや、取り外しが自在にできる。したがって、組み立てや分解清掃が容易な搬送装置とすることができる。
前記金属部材と前記絶縁体とが、前記コイルスプリングの外径より大径のワッシャであることを特徴とする。
これにより、ワッシャである金属部材と絶縁体とが、突起部からはみ出た状態で敷かれるため、突起部の上にコイルスプリングを被せるだけで、コイルスプリングの絶縁状態が確保される。しかも、金属部材と絶縁体は、突起部によってベース部側に固定されているから、メンテナンス等で取り外した搬送装置を再びベース部に取り付けるときに、金属部材や絶縁体を脚部の下に介在させるのを忘れてしまう事故を防止することができる。
第1の金属で構成される本体フレームの上部に前記搬送装置が複数配置される組合せ計量装置であって、
前記ベース部が、前記本体フレームの天板部であり、
前記本体フレームで囲まれる空間内には、少なくとも前記搬送装置から供給される物品を受け取るホッパの駆動部と、該ホッパに供給された物品の質量を測定する測定部とが収納されていることを特徴とする。
これにより、組合せ計量装置の本体フレームと、その上部に取り付けられる天板部とがステンレス材で構成される場合でも、脚部に腐食を生じさせない搬送装置とすることができる。
前記搬送装置と前記天板部とが、前記搬送装置の一部を露出させる防水カバーで被われていることを特徴とする。
ここで、搬送装置の一部とは、前述のトラフと、該トラフを加振機に連結する連結部である。これにより、防水カバーから露出しているトラフに水を掛けて洗浄することができるから、食品分野に適する組合せ計量装置とすることができる。
本発明によれば、イオン化し易い搬送装置の脚部を、絶縁体を介して、イオン化し難いベース部に設置するようにしたから、ベース部がステンレス材で構成されていても、鋼材で構成される脚部のガルバニック腐食を防止して、耐摩耗性・耐久性に優れた搬送装置を市場に提供することができる。また、その搬送装置を防水仕様の組合せ計量装置に搭載することができるから、食品分野に適する組合せ計量装置とすることができる。
本発明に係る搬送装置の一実施形態の外観斜視図。 上記搬送装置の脚部の構造を示す断面図。 上記搬送装置が搭載された組合せ計量装置の一実施形態の、特に上段の一部のホッパとトラフとを取り外して防水カバーを露出させた状態の外観斜視図。 図3の防水カバーを取り外して、内部の加振機を露出させた状態の外観斜視図。 組合せ計量装置の動作を制御する制御系統のブロック線図。
以下、一実施形態に係る搬送装置と、それを搭載した組合せ計量装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここに示す実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本発明に係る搬送装置の一実施形態の外観斜視図であり、図2は、脚部の取り付け構造を示す断面図である。これらの図において、搬送装置Aは、図示しない物品を振動によって搬送するトラフ1と、該トラフ1を振動させる加振機2と、加振機2の下部に取り付けられる脚部3と、トラフ1を加振機2に着脱自在に連結する連結部4とを備えたものである。
トラフ1は、ステンレス材で構成され、物品を搬送する底面10と、その両サイドから立ち上がる側壁11、12と、後壁13とを備えている。そして、加振機2によってトラフ1に振動が加えられると、向かって左側の後部14に供給された物品が矢印方向Fに移動して、トラフ1の先端部15から排出されるようになっている。また、底面10の裏面には、矢印方向Fに沿う2本の補強板16が取り付けられ、それらの補強板16を架橋するブリッジ17の底に、連結部4の一方をなす皿状部材28が取り付けられている。
両サイドの側壁11,12は、先端部15に向かって扇状に広げられている。これは、図3に示すように、搬送装置Aを放射状に配列したときに、隣接するトラフ1とトラフ1の間から物品が零れるのを防止するためである。そのため、一方の側壁11の上縁は、隣接するトラフ1の他方の側壁12の上縁に覆い被さるように山形に折り曲げられている。こうしたトラフ1の形状や大きさは、搬送される物品の性状や大きさに応じて適宜に決められている。したがって、トラフ1の形状は、この実施形態には限定されない。
加振機2は、可動ブロック20と、固定ブロック21と、固定ブロック21に取り付けられたカウンターウエイト22と、可動ブロック20を固定ブロック21上に揺動自在に支持する前後の板バネ23、24と、可動ブロック20の底面に固定された磁性体からなる可動コア25と、この可動コア25と所定間隔をおいて固定ブロック21上に対向配置された電磁石26とで構成されている。なお、ここでは、矢印方向Fを前側、その反対方向を後側としている。
前側の板バネ23は、可動ブロック20の中央位置に取り付けられ、後側の板バネ24は、電磁石26を間に置いた両脇に配置されている。また、後側の板バネ24のバネ定数は、前側のバネ定数よりも小さく設定され、さらに前側の板バネ23の垂直軸からの傾斜角度は、後側の板バネ24の傾斜角度よりも小さく設定されている。これにより、電磁石26に通電され、可動コア25が断続的に電磁石26に引き付けられると、トラフ1が上下斜め上方に振動する。その際、トラフ1上の前側に位置する物品は、矢印方向Fから例えば約35°の角度で跳び上がり、中央に位置する物品は、矢印方向Fから約25°の角度で跳び上がり、後側に位置する物品は、矢印方向Fから約15°の角度で跳び上がるように、前後の板バネ23、24の取り付け角度が設定されている。これは、前側の物品の搬送速度をより速くすることによって、物品が前側に進む程、物品の密度が疎になるように構成したものである。
脚部3は、第2の金属からなるコイルスプリング30で構成され、固定ブロック21の前後左右に取り付けられている。このコイルスプリング30で固定ブロック21の振動を減衰させるために、バネ定数を小さくしたスプリングが用いられている。
コイルスプリング30が設置されるベース部Bの所定位置には、図2に示すように、ボルト50が埋め込まれ、そのボルト50にドーナツ形の絶縁体5と、金属部材6とが嵌め込まれ、その上から円錐台状の突起部7がボルト50に捩じ込まれて固定されている。また、この金属部材6は、突起部7をボルト50に捩じ込むときのワッシャ60となるものである。
ベース部Bとボルト50は、第1の金属からなるステンレス材で構成され、コイルスプリング30と金属部材6は、ステンレス材よりもイオン化し易い第2の金属、例えば鋼材で構成されている。
突起部7は、例えばポリアミド樹脂等の合成樹脂製の絶縁部材で構成され、中央部の貫通孔には、メネジが切られ、底面中央には、下に突出する段差部70が設けられている。この段差部70に金属部材6としてのワッシャ60が嵌め込まれている。これにより、第2の金属からなるワッシャ60が、突起部7と同心上に配置されて、ワッシャ60が、第1の金属からなるボルト50と非接触に保持されるようになっている。さらに、ワッシャ60の下面には、例えば超高分子ポリエチレンからなる絶縁体5が敷かれている。この絶縁体5も、ドーナツ状のワッシャに形成されている。これにより、ボルト50がステンレス材で構成されていても、異種金属であるコイルスプリング30は、ボルト50とベース部Bとに接触しないようになっている。
また、突起部7の外径は、コイルスプリング30の内径よりも若干小さく設定され、絶縁体5とワッシャ60の各外径は、コイルスプリング30の外径と略同じか、それより若干大きいサイズに設定されている。これにより、コイルスプリング30を突起部7に被せたときに、コイルスプリング30が、ベース部Bと接触しないようになっている。
搬送装置Aをベース部Bに取り付けるときは、コイルスプリング30を突起部7に被せるだけで良い。これにより、搬送装置Aが突起部7によって位置決めされるから、搬送装置Aをベース部Bに取り付けたり、取り外したりすることが容易になる。
図1に戻って、トラフ1と加振機2とを連結する連結部4は、トラフ1のブリッジ17の底に固定された、皿を伏せた形状の皿状部材28と、可動ブロック20の円柱27上に取り付けられた同一形状で、上向きの皿状部材28と、それらのフランジ部を向かい合わせに重ねた状態で、それらのフランジ部に巻き付ける巻き締めリング40とで構成されている。そして、トラフ1を加振機2に固定するときは、それぞれの皿状部材28のフランジ部を重ね合わせてから、それらのフランジ部に巻き締めリング40を巻いて締め付ければ、トラフ1が可動ブロック20の円柱27上に強固に固定されるようになっている。これにより、巻き締めリング40を操作するだけで、トラフ1を加振機2に簡単に連結できるようになっている。
図3は、搬送装置Aを搭載した組合せ計量装置Wの一実施形態の外観斜視図を示す。この図では、手前2つのプールホッパPHを取り除いて、図1の加振機2全体が防水カバー8で被われた様子を示している。
この防水カバー8は、中央の分散フィーダDFの加振機と、その周りに放射状に配列された複数の放射フィーダRFの各加振機2を被う形状に形成されている。すなわち、防水カバー8は、ドーナツ形の天板80と、その周縁を取り囲む円筒状の側板81とで構成されている。天板80の中央に設けられた貫通孔には、円錐形の分散テーブルTと防水カバー8内の図示しない加振機とを連結する連結部が通っており、その連結部と貫通孔との隙間にゴム製のカバーが被せられて、中央の貫通孔が密閉されている。
また、天板80の周縁部には、複数の貫通孔が設けられ、それらの貫通孔から図1の連結部4を露出させた状態で、それらの貫通孔と図1の円柱27との隙間にゴム製のカバーが被せられて、各貫通孔が密閉されている。図3では、密閉された状態の連結部4の下側の皿状部材28が露出している。この露出した皿状部材28の上に、トラフ1の下部に取り付けられた、伏せた状態の皿状部材28を重ね合わせてから、それらのフランジ部に巻き締めリング40を巻いて締め付ければ、トラフ1が防水カバー8内の図4の加振機2と連結されるようになっている。
防水カバー8の一部をなす円筒状の側板81は、図4のベース部Bに固定されるようになっている。具体的には、ベース部Bの周縁に取り付けられた内側のボルトbに、図示しない柱状フレームが取り付けられ、その柱状フレームに円筒状の側板81が内側から固定されるようになっている。また、図3の天板80も、その柱状フレームの頭部にボルトで固定されるようになっている。その際、天板80と側板81との接合部分には、パッキンが挿入されて密閉されるようになっている。
図2のベース部Bは、図4では、組合せ計量装置Wの本体フレーム9の上部に被せられる天板部90として構成されている。この本体フレーム9と天板部90は、ステンレス材で構成され、それらで囲まれる内部には、複数の駆動ユニット91が収納される空間が設けられている。この駆動ユニット91は、各放射フィーダRFに対応させて設けられ、そのハウジングは、アルミダイキャストで構成されるが、本体フレーム9との接合部には、パッキンが挿入されて、本体フレーム9内を密閉し、かつ、電気的に絶縁するようになっている。
組合せ計量装置Wは、装置中央上部の分散フィーダDFと、その周りに放射状に配列された複数の放射フィーダRFと、各放射フィーダRFの先端下部に配置された複数のプールホッパPHと、各プールホッパPHの下段に配置された同数の計量ホッパWHと、さらに各計量ホッパWHから排出された物品を集合させて排出する集合シュートCと、を備えている。また、各駆動ユニット91内には、対応する放射フィーダRFを駆動制御する図5の制御部101と、プールホッパPHと計量ホッパWHの各ゲートGを開閉させる駆動部102と、計量ホッパWHに供給された物品の質量を測定する測定部103と、中央のコントローラ100と通信するインターフェース104とが組み込まれている。
分散フィーダDFは、円錐形の分散テーブルTを上部に配置し、下部に分散テーブルTを螺旋状に往復運動させる駆動部を備えている。また、各放射フィーダRFは、図1と同じ構造の搬送装置Aであって、上部にトラフ1を有し、下部に加振機2を備えている。また、分散フィーダDFの構造は、図1の搬送装置Aの構造と異なるが、脚部は、図2と同様な取り付け構造となっている。
この組合せ計量装置Wでは、物品が、中央上部の分散テーブルT上に投入され、そこで分散テーブルTが螺旋状に往復運動することによって、周囲の各放射フィーダRFに物品が分散されるようになっている。各放射フィーダRFに供給された物品は、各放射フィーダRFの加振機2が所定時間、所定振幅で駆動することにより、トラフ1上の物品が先端部15に向けて漸次搬送されるようになっている。
運転に際しては、中央のコントローラ100が各駆動ユニット91の制御部101に対して駆動指令を送信する。すると、各駆動ユニット91の制御部101は、計量ホッパWHが空であれば、上段のプールホッパPHのゲートGを開閉させて、プールホッパPHから計量ホッパWHへ物品を供給させる。また、プールホッパPHが空になれば、上段の放射フィーダRFを所定時間、所定振幅で振動させて、放射フィーダRFからプールホッパPHへ物品を供給させる。
こうして、計量ホッパWHに物品が供給されると、制御部101は、測定部103から計量値を入力し、それをメインのコントローラ100に送信する。メインのコントローラ100では、得られた各計量値を組合せて、目標値に最も近い最適な計量ホッパWHの組合せを求め、求めた各計量ホッパWHの制御部101に対して排出指令を送信する。排出指令を受け取った制御部101は、計量ホッパWHのゲートGを開閉させて、組合せ選択された物品を排出させる。これにより、集合シュートCの排出口からは、所定質量の物品が収集されることになる。
再び、計量ホッパWHが空になれば、制御部101は、上段のプールホッパPHを駆動させて、下段の計量ホッパWHに物品を供給させ、プールホッパPHが空になれば、対応する放射フィーダRFを駆動させて、空のプールホッパPHに物品を供給させる。こうした動作が一定サイクルで繰り返されるようになっている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内で他の実施形態も採用可能である。例えば、図2では、脚部3の底面に鉄製の金属部材6を敷き、その下に絶縁体5を敷く構成としたが、脚部3をステンレス材で構成する場合は、天地を逆にした構成とすることもできる。例えば、脚部3を直接ベース部Bに固定し、その脚部3の上端に金属部材6を載せ、さらにその上に絶縁体5を介して固定ブロック21を載せるようにしても良い。
また、ここでは、搬送装置Aとして振動フィーダを挙げたが、例えば、防水仕様のローラコンベヤやベルトコンベヤであっても良いし、さらには、往きと帰りで異なる速度で往復運動するファストバックコンベヤであっても良い。
また、ここでは、複数の振動フィーダ(放射フィーダRF)を放射状に配列した組合せ計量装置を例示したが、これには限定されず、例えば、複数の振動フィーダを並列に配列した組合せ計量装置であっても良い。
さらに、絶縁体として超高分子ポリエチレンを挙げたが、これに代えて、ワッシャ60である金属部材6をシリコーンやウレタン樹脂でコーティングしたものであっても良い。加えて、金属部材6の代わりに、セラミックを用いても良い。
A 搬送装置
B ベース部
1 トラフ
2 加振機
3 脚部
4 連結部
5 絶縁体
6 金属部材
7 突起部
8 防水カバー
9 本体フレーム
30 コイルスプリング
60 ワッシャ
90 本体フレームの天板部
91 駆動ユニット
102 駆動部
103 測定部
PH プールホッパ
WH 計量ホッパ

Claims (10)

  1. ベース部上に設置される脚部を備えた搬送装置であって、
    前記ベース部が第1の金属で構成され、
    前記脚部が前記第1の金属とは異なる第2の金属で構成され、
    前記脚部と前記ベース部との間には、前記脚部から前記ベース部に向けて、第2の金属からなる金属部材が、続いて絶縁体が、順に介在されている、
    搬送装置。
  2. ベース部上に設置される脚部を備えた搬送装置であって、
    前記ベース部が第1の金属で構成され、
    前記脚部が前記第1の金属とは異なる第2の金属で構成され、
    前記脚部と前記ベース部との間には、前記脚部から前記ベース部に向けて、絶縁体が、続いて前記第1の金属からなる金属部材が、順に介在されている、
    搬送装置。
  3. 前記第1の金属は、前記第2の金属よりもイオン化し難い金属である請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記第1金属が、ステンレス材である請求項1から3の何れかに記載の搬送装置。
  5. 物品を搬送するトラフと、
    前記トラフを振動させる加振機と、を備え、
    前記脚部が前記加振機の振動を減衰させるコイルスプリングである、
    請求項1又は2に記載の搬送装置。
  6. 前記コイルスプリングが被せられる突起部が、前記ベース部上に配置され、
    前記突起部が、絶縁部材で構成され、かつ、その底面に前記金属部材と前記絶縁体とを敷いた状態で、前記ベース部に固定されている、
    請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記金属部材と前記絶縁体とが、前記コイルスプリングの外径より大径のワッシャである請求項6に記載の搬送装置。
  8. 第一の金属で構成される本体フレームの上部に、請求項1から7の何れかに記載の搬送装置が搭載される組合せ計量装置であって、
    前記ベース部が、前記本体フレームの天板部であり、
    前記本体フレームで囲まれる空間内には、少なくとも前記搬送装置から供給される物品を受け取るホッパの駆動部と、
    該ホッパに供給された物品の質量を測定する測定部と、が収納されている、
    組合せ計量装置。
  9. 前記搬送装置と前記天板部とが、前記搬送装置の一部を露出させる防水カバーで被われている、
    請求項8に記載の組合せ計量装置。
  10. 前記防水カバーから露出される前記搬送装置の一部が、請求項5に記載のトラフと、該トラフを前記加振機に連結する連結部である、
    請求項9に記載の組合せ計量装置。
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