JP2020023122A - マンホールの補修工法及びマンホールの補修システム - Google Patents
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Abstract
Description
上部開口を閉塞具で閉塞した筒状の未硬化状態の光硬化性ライニング材をマンホール内で拡開することで前記光硬化性ライニング材の外周面を該マンホールの内壁に押圧するライニング材設置工程と、該光硬化性ライニング材の内側から光照射装置により光を照射して前記光硬化性ライニング材を硬化させる光硬化工程と、を含むマンホールの補修工法であって、
前記光硬化工程は、
前記閉塞された光硬化性ライニング材内に圧縮空気を導入する空気導入動作と、前記閉塞された光硬化性ライニング材内から内部空気を排出する空気排出動作と、を含むことを特徴とする。
前記空気導入動作において、少なくとも前記光硬化性ライニング材の下方に圧縮空気を導入し、前記空気排出動作において、前記光硬化性ライニング材の上方の内部空気を排出することを特徴とする。
前記空気導入動作は、前記光照射装置に内蔵された通気管から圧縮空気を導入することにより行われることを特徴とする。
前記光照射装置は、
設置状態において上下方向に並ぶ複数の管型の発光部と、
各発光部の両端を支持する支持体と、
隣り合う支持体の間を伸長するパイプ体と、を備え
前記通気管は、設置状態で前記支持体及び前記パイプ体の内部を通って前記光硬化性ライニング材の下方まで伸長することを特徴とする。
前記空気導入動作は、前記閉塞具を貫通する通気管から圧縮空気を導入することにより行われ、
前記光照射装置は、設置状態で上下方向に並ぶ複数の発光部を備え、
前記通気管は、透明又は半透明であって、設置状態で前記複数の発光部と並列状態で前記光硬化性ライニング材の下方まで伸長することを特徴とする。
前記通気管は、波状に伸長し、
前記光硬化工程において、前記通気管及び/又は前記光照射装置は、上下方向に伸びる所定の軸周りに回転させることを特徴とすることを特徴とする。
前記光照射装置は、前記複数の発光部がマンホールの中心軸に位置するように設置され、
前記光硬化工程において、前記光照射装置を前記複数の発光部を回転中心として回転させることを特徴とする。
前記光硬化工程において、前記光照射装置を上下方向に往復移動させながら光を照射することを特徴とする。
マンホールの補修のために該マンホール内に導入された筒状の光硬化性ライニング材の内部に導入される光照射装置と、前記光硬化性ライニング材の上部開口を閉塞する閉塞具と、を備えたマンホールの補修システムにおいて、
前記閉塞具を貫通する通気管を介して前記光硬化性ライニング材の内部に圧縮空気を導入する空気供給手段と、
前記閉塞具に設けられた排気口と、を備えたことを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施の形態である地中に埋設されたマンホールの補修システムを模式的に示す断面図である。なお、本発明の説明に用いる図は、要部を強調して示しており、実際の寸法比を示すものではない。補修対象となるマンホール70は、地中に埋設された下水管渠に対して一定の間隔で配置されており、マンホール70の下部壁面に形成された取付孔72a,72bのそれぞれに下水管73,74のそれぞれの端部が挿入された状態で取り付けられている。また、本実施の形態のマンホール70は、底部から上方(地上へ向かう方向)へ円筒状に延びる直壁部70aと、直壁部70aの上方に位置して上方に向かって外径が漸次小さくなるように壁面が傾斜した斜壁部70bとを有している。
次に、図6を用いて、補修システム10の第2の実施の形態について説明する。図6は、補修システム10の第2の実施の形態を模式的に示す図1と同様の断面図であり、第1の実施の形態と対応する部位に同一符号を付している。また、以下に説明する第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一の構成については詳細な説明を省略する。
図7は、補修システムの変形例1を示す図1と同様の断面図である。本変形例では、光硬化工程においてライニング材20内に圧縮空気を供給するための第1配管52が、光照射装置30と分離して個別に設けられる。
図8は、補修システムの変形例2を示す図1と同様の断面図である。本変形例では、光照射装置30とは別体に設けられた第1配管53が、ライニング材20内に挿入される領域において、波状に伸長している。
図9は、補修システムの変形例3を示す図であって、(a)は閉塞具で閉塞されたライニング材の開口部を示す断面図、(b)は閉塞具と第2のギヤとの噛合状態を示す平面図である。本変形例では、光照射装置30と、変形例2に示す第1配管53とを同一の回転駆動装置により回転運動させている。
20 ライニング材
22 インナーフィルム
24 アウターフィルム
30 光照射装置
31 発光部
32 支持体
33 パイプ体
40 閉塞具
42 閉塞具本体
48 バンド部材
50 第1配管(通気管)
55 第2配管(排気管)
60 回転駆動装置
70 マンホール
73,74 下水管
Claims (9)
- 上部開口を閉塞具で閉塞した筒状の未硬化状態の光硬化性ライニング材をマンホール内で拡開することで前記光硬化性ライニング材の外周面を該マンホールの内壁に押圧するライニング材設置工程と、該光硬化性ライニング材の内側から光照射装置により光を照射して前記光硬化性ライニング材を硬化させる光硬化工程と、を含むマンホールの補修工法であって、
前記光硬化工程は、
前記閉塞された光硬化性ライニング材内に圧縮空気を導入する空気導入動作と、前記閉塞された光硬化性ライニング材内から内部空気を排出する空気排出動作と、を含むことを特徴とするマンホールの補修工法。 - 前記空気導入動作において、少なくとも前記光硬化性ライニング材の下方に圧縮空気を導入し、前記空気排出動作において、前記光硬化性ライニング材の上方の内部空気を排出することを特徴とする請求項1に記載のマンホールの補修工法。
- 前記空気導入動作は、前記光照射装置に内蔵された通気管から圧縮空気を導入することにより行われることを特徴とする請求項1又は2に記載のマンホールの補修工法。
- 前記光照射装置は、
設置状態において上下方向に並ぶ複数の管型の発光部と、
各発光部の両端を支持する支持体と、
隣り合う支持体の間を伸長するパイプ体と、を備え
前記通気管は、設置状態で前記支持体及び前記パイプ体の内部を通って前記光硬化性ライニング材の下方まで伸長することを特徴とする請求項3に記載のマンホールの補修工法。 - 前記空気導入動作は、前記閉塞具を貫通する通気管から圧縮空気を導入することにより行われ、
前記光照射装置は、設置状態で上下方向に並ぶ複数の発光部を備え、
前記通気管は、透明又は半透明であって、設置状態で前記複数の発光部と並列状態で前記光硬化性ライニング材の下方まで伸長することを特徴とする請求項1又は2に記載のマンホールの補修工法。 - 前記通気管は、波状に伸長し、
前記光硬化工程において、前記通気管及び/又は前記光照射装置は、上下方向に伸びる所定の軸周りに回転することを特徴とすることを特徴とする請求項5に記載のマンホールの補修工法。 - 前記光照射装置は、前記複数の発光部がマンホールの中心軸に位置するように設置され、
前記光硬化工程において、前記光照射装置を前記複数の発光部を回転中心として回転させることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のマンホールの補修工法。 - 前記光硬化工程において、前記光照射装置を上下方向に往復移動させながら光を照射することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のマンホールの補修工法。
- マンホールの補修のために該マンホール内に導入された筒状の光硬化性ライニング材の内部に導入される光照射装置と、前記光硬化性ライニング材の上部開口を閉塞する閉塞具と、を備えたマンホールの補修システムにおいて、
前記閉塞具を貫通する通気管を介して前記光硬化性ライニング材の内部に圧縮空気を導入する空気供給手段と、
前記閉塞具に設けられた排気口と、
を備えたことを特徴とするマンホールの補修システム。
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JP2022122099A (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-22 | エスジーシー下水道センター株式会社 | 管内面補強装置 |
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