JP2020023026A - 工具、通信装置、工具システム及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具が稼動する蓋然性が高い状況下で、上限条件が満たされてデータの送信が制限される事態を抑制することを可能とする工具、通信装置、工具システム及び通信方法を提供する。【解決手段】 工具は、前記工具に関するデータを送信する通信部と、前記通信部を少なくとも制御する制御部と、前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む履歴を格納する格納部と、を備える。前記制御部は、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する。前記制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する。【選択図】 図2
Description
本発明は、工具、通信装置、工具システム及び通信方法に関する。
近年、結束機などの工具として、通信機能を有する工具が提案されている。例えば、工具は、工具の稼働データ又はバッテリの残量データなどを他の装置に送信する。稼働データは、工具の異常判定に用いられる(例えば、特許文献1)。
ところで、所定期間において工具に許容されるデータの送信には上限条件(最大送信回数又は最大送信データ量)が設定されているケースが想定される。例えば、工具がデータの送信に用いるネットワークの契約によって上限条件が設定されるケースや、省電力化等を目的にユーザやメーカが上限条件を設定するケースなどが想定される。
しかしながら、データの送信が上限条件を満たすと、工具が稼動する蓋然性が高い状況下であるか否かに関わらず、データの送信が制限される可能性がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具が稼動する蓋然性が高い状況下で、上限条件が満たされてデータの送信が制限される事態を抑制することを可能とする工具、通信装置、工具システム及び通信方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る工具は、前記工具に関するデータを送信する通信部と、前記通信部を少なくとも制御する制御部と、前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む履歴を格納する格納部と、を備える。前記制御部は、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行し、前記制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する。
第2の特徴に係る通信装置は、工具と接続される。前記通信装置は、前記工具から取得される前記工具に関するデータを送信する通信部と、前記通信部を少なくとも制御する制御部と、前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む動作履歴を格納する格納部と、を備える。前記少なくとも一つの制御部は、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行し、前記少なくとも一つの制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する。
第3の特徴に係る工具システムは、工具を少なくとも含む。前記工具は、前記工具に関するデータを送信する通信部と、前記通信部を少なくとも制御する制御部と、を備える。前記システムは、前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む動作履歴を格納する格納部と、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する割当部と、を備える。前記制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する。
第4の特徴に係る通信方法は、工具に関するデータを前記工具から送信するステップAと、前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む動作履歴を格納するステップBと、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行するステップCと、を備える。前記ステップAは、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するステップを含む。
一態様によれば、データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具が稼動する蓋然性が高い状況下で、上限条件が満たされてデータの送信が制限される事態を抑制することを可能とする工具、通信装置、工具システム及び通信方法を提供することができる。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれている場合があることは勿論である。
[実施形態]
(工具システム)
以下において、一実施形態に係る工具システムの一例について説明する。図1に示すように、工具システム1は、工具100と、通信ネットワーク200と、管理サーバ300とを有する。工具100及び管理サーバ300は、通信ネットワーク200を介して接続される。
(工具システム)
以下において、一実施形態に係る工具システムの一例について説明する。図1に示すように、工具システム1は、工具100と、通信ネットワーク200と、管理サーバ300とを有する。工具100及び管理サーバ300は、通信ネットワーク200を介して接続される。
工具100は、様々な加工及び工事に用いる道具である。例えば、工具100は、電気を動力として用いる工具(例えば、電動ドリル、電動ドライバー、電動のこぎり、研削機又は研磨機など)であってもよく、空圧を動力として用いる工具であってもよく、油圧を動力として用いる工具であってもよい。工具100は、コードレス型の工具であってもよい。
一実施形態では、工具100が結束機(例えば、鉄筋結束機)であるケースについて説明する。例えば、工具100は、駆動用バッテリ110から供給される電力によって駆動する。駆動用バッテリ110は、工具100に着脱可能に構成される。駆動用バッテリ110は、工具100を駆動する電力を蓄積する。例えば、駆動用バッテリ110は、充電可能な二次電池であってもよい。二次電池としては、リチウムイオンバッテリを用いることができる。駆動用バッテリ110は、工具100から取り外された状態で充電器によって充電されてもよい。
具体的には、工具100は、結束部11と、本体部12と、グリップ部13とを有する。結束部11は、鉄筋を挟むアームを有し、アームに挟まれた鉄筋にワイヤを巻き付ける。本体部12は、ワイヤが巻き付けられたリールを収容する。本体部12は、図2に示すモータ150を内蔵する。本体部12は、工具100の電源オン/オフを行うための電源スイッチ15を有する。
グリップ部13は、ユーザによって把持される部材であり、本体部12から下方に向けて延びている。グリップ部13の上端部分は、トリガ14を有する。トリガ14の押下によって結束部11及び本体部12の結束動作が行われる。グリップ部13は、トリガ14をロック(固定)するためのトリガロック16を有していてもよい。トリガロック16によってトリガ14がロックされると、トリガ14の押下が制限される。グリップ部13の下端部分は、駆動用バッテリ110を着脱するためのラッチ機構を有する。
一実施形態では、工具100は、通信機能を有する。例えば、工具100は、LPWA(Low Power Wide Area)技術を用いた無線通信機能を有する。工具100は、通信ネットワーク200に含まれる基地局210と無線通信を行う。工具100は、上り方向のみの単方向通信を行うように構成されていてもよい。工具100は、通信ネットワーク200を介して、管理サーバ300にデータを送信する。
通信ネットワーク200は、工具100との無線通信を行う基地局210を有する。通信ネットワーク200は、狭域通信網(LAN:Local Area Network)、高域通信網(WAN:Wide Area Network)、及びインターネットのうち少なくとも1つを含む。
管理サーバ300は、工具100を管理するサーバである。管理サーバ300は、通信ネットワーク200を介して工具100からデータを受信する。管理サーバ300は、工具100から受信するデータに基づいて、工具100のエラーを判断してもよく、工具100の盗難を判断してもよい。
(工具)
以下において、一実施形態に係る工具の一例について説明する。
以下において、一実施形態に係る工具の一例について説明する。
図2に示すように、工具100は、バッテリ接続部120と、工具制御部130と、モータ駆動部140と、温度センサ141と、モータ150と、通信部160と、通信用バッテリ170と、位置データ取得部180とを有する。
バッテリ接続部120は、駆動用バッテリ110と電気的に接続されるコネクタである。バッテリ接続部120は、駆動用バッテリ110が工具100に取り付けられた場合に、駆動用バッテリ110から供給される電力を工具制御部130に伝達する。
工具制御部130は、工具100の動作を制御する。工具制御部130は、電力制御部131と、駆動制御部132とを備える。電力制御部131及び駆動制御部132のそれぞれは、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含んで構成される。工具制御部130は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含んで構成され、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリにより電力制御部131及び駆動制御部132の機能が実行されてもよい。
電力制御部131は、駆動用バッテリ110からバッテリ接続部120を介して供給される電力の電圧を変換し、変換された電圧を有する電力を駆動制御部132及びモータ駆動部140に供給する。電力制御部131は、駆動用バッテリ110が工具100に取り付けられており、かつ、電源スイッチ15がオン状態である場合にモータ駆動部140に電力を供給する。電力制御部131は、電源スイッチ15がオフ状態である場合にモータ駆動部140に電力を供給しない。電力制御部131は、駆動用バッテリ110が工具100に取り付けられている状態で駆動制御部132に電力を常に供給してもよい(スリープ状態)。電力制御部131は、駆動用バッテリ110が工具100に取り付けられている状態で駆動用バッテリ110から供給される電力によって通信用バッテリ170を充電してもよい。電力制御部131は、駆動用バッテリ110のバッテリ残量を管理してもよい。
駆動制御部132は、モータ150の駆動を制御する。駆動制御部132は、トリガ14の押下に応じてモータ150を駆動するようにモータ駆動部140を制御する。これによって結束動作が行われる。駆動制御部132は、結束動作を行った回数を管理してもよく、工具100のエラーの有無を管理してもよい。駆動制御部132は、温度センサ141によって検出される温度を管理してもよい。
モータ駆動部140は、駆動制御部132の制御下でモータ150に駆動電力を供給することによってモータ150を駆動する。
温度センサ141は、工具100における温度(例えば、モータ駆動部140又はモータ150)の温度を検出するセンサであってもよい。
モータ150は、ワイヤを結束部11に供給するとともにワイヤを鉄筋に巻き付けるための駆動力を発生する。
通信部160は、工具100に関するデータを管理サーバ300に送信する。通信部160は、通信制御部161と、無線通信部162とを有する。通信制御部161は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含んで構成される。通信制御部161を構成する少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリは、工具制御部130を構成する少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリの一部又は全部を共有してもよい。
通信制御部161は、無線通信部162を制御する。例えば、通信制御部161は、工具制御部130から周期的にデータを受信する。通信制御部161は、通信用バッテリ170のバッテリ残量を管理してもよい。通信制御部161は、後述する位置データ取得部180からデータを周期的に受信してもよい。
無線通信部162は、ネットワーク200に設けられる基地局200と通信を行う。例えば、無線通信部162は、LPWA技術を用いた無線通信を行う。
通信用バッテリ170は、通信部160を駆動する電力を蓄積する。例えば、通信用バッテリ170は、充電可能な二次電池であってもよい。二次電池としては、リチウムイオンバッテリを用いることができる。
位置データ取得部180は、工具100の地理的な位置を示す位置データを取得する。位置データ取得部180は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を含んで構成される。例えば、GNSS受信機は、GPS受信機である。位置データ取得部180は、通信制御部161の制御下で、取得した位置データを通信制御部161に出力する。位置データ取得部180は、例えば、GNSS受信機として、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、IRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)、COMPASS、Galileo、或いは準天頂衛星システム(QZSS:Quasi−Zenith Satellites System)等の受信機を含んで構成されてよい。また位置データ取得部180は、複数のGNSS受信機により構成されてよい。
(送信データ)
以下において、一実施形態に係る送信データ(以下、単にデータと称する)の一例について説明する。
以下において、一実施形態に係る送信データ(以下、単にデータと称する)の一例について説明する。
例えば、工具100から管理サーバ300に送信されるデータは、工具100が使用されている使用状態において第1データと、工具100が使用されていない非使用状態において第2データと、を含んでもよい。第1データ及び第2データは、第1データ及び第2データに共通する共通データを含む。第1データは、第2データに含まれない個別データを含んでもよい。第1データは、工具100の動作に応じて送信されてもよい。
例えば、共通データは、工具100の位置データ及びバッテリの残量データの少なくともいずれか1つを含む。工具100の位置データは、上述した位置データ取得部180によって取得されるデータ(例えば、緯度経度データ)である。バッテリの残量データは、駆動用バッテリ110のバッテリ残量を示すデータを含んでもよく、通信用バッテリ170のバッテリ残量を示すデータを含んでもよい。
個別データは、工具100の稼働データ及び工具100のエラーデータの少なくともいずれか1つを含む。工具100の稼働データは、工具100の動作回数を示すデータを含んでもよく、工具100の温度を示すデータを含んでもよい。工具100のエラーデータは、工具100によって検出可能なエラーを示すデータである。例えば、エラーデータは、結束部11のアームによって挟まれる鉄筋が閾値よりも大きいことを示すデータであってもよく、工具100の温度が閾値よりも高いことを示すデータであってもよい。
但し、実施形態はこれに限定されるものではなく、非使用状態において工具100から管理サーバ300にデータが送信されなくてもよい。
一実施形態では、所定期間において工具100に許容されるデータの送信には上限条件(ここでは、最大送信回数)が設定されているケースについて説明する。言い換えると、一実施形態では、LPWA技術を用いた無線通信において、上述した上限条件が設定されることが想定されている。
(通信制御部)
以下において、上述した通信制御部161の詳細について説明する。図3に示すように、通信制御部161は、格納部161A及び制御部161Bを有する。
以下において、上述した通信制御部161の詳細について説明する。図3に示すように、通信制御部161は、格納部161A及び制御部161Bを有する。
格納部161Aは、工具100の動作の履歴回数(以下、動作履歴回数とも称する)を単位時間毎に含む動作履歴を格納する格納部の一例である。例えば、格納部161Bは、図4に示す動作履歴を格納する。
図4に示すように、動作履歴は、単位時間及び動作履歴回数を対応付ける情報を含む。動作履歴は、単位時間及び通信の履歴回数(以下、通信履歴回数とも称する)を対応付ける情報を含んでもよい。
ここでは、09:00〜18:00までの時間帯が作業現場における作業時間であるケースについて例示する。00:00〜09:00までの時間帯は、作業時間外の時間帯であるため、動作履歴回数は0である。同様に、18:00〜00:00までの時間帯は、作業時間外の時間帯であるため、動作履歴回数は0である。但し、上述した第2データの送信が行われる場合には、通信履歴回数は1であってもよい。一方で、09:00〜18:00までの時間帯は、作業時間内の時間帯であるため、工具100の動作に応じて動作履歴回数が変動する。さらに、工具100の動作に応じてデータの送信が行われることを想定しているため、動作履歴回数の変動に伴って通信履歴回数も変動する。
格納部161Aは、対象期間と比較可能な2以上の期間毎に動作履歴を格納してもよい。ここで、対象期間とは、後述する割当処理の対象とされる期間である。対象期間は、上限条件(ここでは、データの最大送信回数)が設定される所定期間と同じであってもよい。上限条件が設定される所定期間は、例えば、1日としてよい。より具体的に、1日は、基準となる時刻から、当該基準となる時刻の24時間後の時刻までの期間であり、例えば0:00〜翌日0:00の期間としてよい。対象期間は、所定期間よりも短くてもよい。例えば、対象期間は、作業時間の時間帯であってもよい。このような場合であっても、対象期間が所定期間の少なくとも一部であるため、動作履歴は対象期間と比較可能な期間で格納される。格納部161Aに格納される動作履歴は、所定期間毎に集計されてもよい。
例えば、格納部161Aは、2以上の条件毎に動作履歴を管理してもよい。2以上の条件は、所定期間において工具100を用いる作業内容を含んでもよい。例えば、作業内容は、基礎工事、解体工事、外装工事、内装工事などである。2以上の条件は、所定期間において工具100を用いる作業時間を含んでもよい。例えば、作業時間は、8時間などの時間長で表されてもよく、09:00〜18:00などの時間帯で表されてもよい。2以上の条件は、所定期間において工具100を用いる作業現場を含んでもよい。作業現場は、作業現場を特定する識別子(例えば、作業現場の住所、作業現場の名称、作業現場の地理座標、作業現場内の地理的区分を特定する区分名、或いは作業現場の管理番号等)で表されてもよく、作業現場の面積で表されてもよい。2以上の条件は、所定期間において工具100を用いる作業業者を含んでもよい。作業業者は、作業業者を特定する名称又はIDで表されてもよい。2以上の条件は、所定期間の曜日を含んでもよい。2以上の条件は、所定期間の属する季節を含んでもよい。
ここで、これらの条件は、動作履歴にタグ付けされる形式で管理されてもよい。動作履歴にタグ付けされる条件は動作履歴毎に異なっていてもよい。すなわち、一部の条件がタグ付けされていない動作履歴が存在してもよい。
制御部161Bは、無線通信部162を少なくとも制御する制御部の一例である。制御部161Bは、動作履歴に基づいて、データの送信が対象期間において上限条件を満たさないようにデータの送信回数を単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する。制御部161Bは、割当処理の結果に基づいてデータを送信するように無線通信部162を制御する。
具体的には、制御部161Bは、動作履歴に基づいて対象期間において単位時間毎に想定されるデータの送信回数を推定することができるため、許容可能なデータの送信回数を単位時間毎に割り当てることができる。
さらに、制御部161Bは、2以上の期間の中から対象期間と比較すべき参照期間を選択し、参照期間の動作履歴に基づいて割当処理を実行してもよい。制御部161Bは、対象期間と対応付けられる条件と合致する参照期間を選択する。このような条件は、対象期間において工具100を用いる作業内容、対象期間において工具100を用いる作業時間、対象期間において工具100を用いる作業現場、対象期間において工具100を用いる作業業者、対象期間の曜日及び対象期間の属する季節の少なくともいずれか1つであってもよい。
制御部161Bは、対象期間の開始前に割当処理を実行してもよい。制御部161Bは、対象期間における工具100の動作の実際回数が履歴回数と異なる場合に、割当処理で割り当てられたデータの送信回数を対象期間中に補正する補正処理を実行してもよい。補正処理は、対象期間中に2回以上実行されてもよい。
ここでは、現在の時刻が対象期間中の時刻Nであるケースについて考える。例えば、時刻Nよりも前において実際回数が履歴回数よりも少ない場合には、通信履歴回数が想定よりも少ないため、制御部161Bは、時刻Nよりも後において割当処理で割り当てられたデータの送信回数を減少するように補正処理を実行してもよい。このような補正処理によれば、不要な通信が抑制され、通信用バッテリ170の残量が減りにくくなる傾向がある。このような補正処理によれば、管理サーバ300において、工具100を管理するための処理負荷を軽減できる傾向があるともいえる。ここで、工具100は、上限条件に関わらず時刻Nよりも前において実際回数が履歴回数よりも少ない場合には、時刻Nよりも後において割当処理で割り当てられたデータの送信回数を減少するように補正処理を実行してもよい。すなわち、上述の上限条件に関わらず、工具100は、動作履歴に基づいて、データの送信回数を減少するように補正処理を実行してもよい。このような構成の工具100は、データの送信に上限条件が設定されているケースであるか否かに関わらず、通信用バッテリ170のバッテリ残量の消費を軽減できる傾向がある。
或いは、時刻Nよりも前において実際回数が履歴回数よりも少ない場合には、通信履歴回数が想定よりも少ないため、制御部161Bは、時刻Nよりも後において割当処理で割り当てられたデータの送信回数を増大するように補正処理を実行してもよい。このような補正処理によれば、データの送信回数が最大送信回数を超えずに、将来的な通信回数の増大に備えることができる。
或いは、時刻Nよりも前において実際回数が履歴回数よりも多い場合には、通信回数の不足が想定されるため、制御部161Bは、時刻Nよりも後において割当処理で割り当てられたデータの送信回数を増大するように補正処理を実行してもよい。但し、このような補正処理を実行すると、データの送信回数が最大送信回数を超える可能性が高いため、制御部161Bは、データの送信回数を一時的に増大した後にデータの送信回数を減少する補正処理を実行してよい。
(通信方法)
以下において、一実施形態に係る通信方法の一例について説明する。ここでは、対象期間の開始前に割当処理が実行され、対象期間中に補正処理が実行されるケースを例示する。
以下において、一実施形態に係る通信方法の一例について説明する。ここでは、対象期間の開始前に割当処理が実行され、対象期間中に補正処理が実行されるケースを例示する。
図5に示すように、ステップS11において、工具100は、動作履歴に基づいて、データの送信が対象期間において上限条件を満たさないようにデータの送信回数を単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する。割当処理の詳細については上述した通りである。
ステップS12において、工具100は、割当処理の結果に基づいてデータを管理サーバ300に送信する。
ステップS13において、工具100は、割当処理で割り当てられたデータの送信回数を対象期間中に補正する補正処理を実行する。補正処理の詳細については上述した通りである。
ステップS14において、工具100は、補正処理の結果に基づいてデータを管理サーバ300に送信する。
図5では、1回の補正処理が実行されるケースを例示しているが、上述したように、補正処理は2回以上実行されてもよい。
一実施形態の工具100は、上述の補正処理を実行可能な程度に通信用バッテリ170のバッテリ残量があるのであれば、当該バッテリ残量の値に依存せずに、当該補正処理を実行してよい。
(作用及び効果)
一実施形態では、工具100は、動作履歴に基づいて、データの送信が対象期間において上限条件を満たさないようにデータの送信回数を単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する。このような構成によれば、データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具100から送信されるデータが制限されにくい。言い換えると、工具100は、データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具が稼動する蓋然性が高い状況下で、上限条件が満たされてデータの送信が制限される事態を抑制することができる。
一実施形態では、工具100は、動作履歴に基づいて、データの送信が対象期間において上限条件を満たさないようにデータの送信回数を単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する。このような構成によれば、データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具100から送信されるデータが制限されにくい。言い換えると、工具100は、データの送信に上限条件が設定されているケースにおいて、工具が稼動する蓋然性が高い状況下で、上限条件が満たされてデータの送信が制限される事態を抑制することができる。
[変更例]
以下において、実施形態の一変更例について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について説明する。
以下において、実施形態の一変更例について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について説明する。
具体的には、上述した実施形態では、通信部160及び通信用バッテリ170が工具100に内蔵されるケースについて説明した。これに対して、変更例では、図6に示すように、通信部160及び通信用バッテリ170を含む通信装置400は、工具100に対して着脱可能に構成される。
図6に示すように、通信装置400は、着脱可能な駆動用バッテリ110から供給される電力によって駆動する工具100と電気的に接続するための接続部191を有する。一方、工具100は、通信装置400の接続部191と電気的に接続するための接続部192を有する。
通信装置400は、上述した通信部160を少なくとも有する。通信装置400は、上述した通信用バッテリ170を有していてもよい。通信部160及び通信用バッテリ170は、上述した実施形態と同様の構成及び機能を有するため、その詳細については省略する。このようなケースにおいて、通信装置400は、第1データ及び第2データの送信に必要なデータを工具100から取得してもよい。
このように、通信部160及び通信用バッテリ170を有する通信装置400が工具100に対して着脱可能に構成されるため、ユーザが工具100を購入した後、必要に応じて工具100に通信機能を付加することができる。また、通信部160又は通信用バッテリ170の故障又は経年劣化が生じた場合であっても通信装置400を交換しやすい。
図6では、電力制御部131が工具100に設けられているが、電力制御部131の機能の一部又は全部は通信装置400によって実現されてもよい。言い換えると、通信装置400は、単体で電力制御部131の機能を実行してもよく、工具100の工具制御部130と協働して電力制御部131の機能を実行してもよい。
[変更例]
以下において、実施形態の一変更例について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について説明する。
以下において、実施形態の一変更例について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について説明する。
具体的には、上述した実施形態では、データの送信に定められた上限条件が所定期間におけるデータの最大送信回数であるケースを例示した。これに対して、変更例では、データの送信に定められた上限条件は、所定期間における最大送信データ量である。
変更例においては、割当処理及び補正処理の詳細については上述した実施形態と同様であり、上述した「送信回数」を「送信データ量」と読み替えればよい。
[変更例]
以下において、実施形態の一変更例について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について説明する。
以下において、実施形態の一変更例について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について説明する。
変更例において、制御部161Bは、動作履歴の学習結果に基づいて割当処理を実行する。動作履歴の学習は、工具100が実施してもよいし、管理サーバ300等のサーバが実施してもよい。サーバが工具100の動作履歴を学習する場合には、工具100とサーバとは、工具100の動作履歴及びサーバによる学習結果を通信により共有してもよい。
例えば、学習は、条件毎に動作履歴回数の平均値を算出する処理であってもよい。条件は、作業内容、作業時間、作業現場、作業業者、対象期間の曜日及び対象期間の属する季節などの中から選択された2以上の条件であってもよい。
或いは、学習は、人工知能によって実現される処理であってもよい。具体的には、学習は、上述した条件を入力条件として実行知能が動作履歴を特定し、特定された動作履歴に基づいて対象期間における単位時間毎の工具100の動作回数を人工知能が推定する処理であってもよい。工具100は、推定結果の評価を人工知能にフィードバックしてもよい。推定結果の評価は、人工知能によって推定された動作回数が実際回数よりも少ない、人工知能によって推定された動作回数が実際回数よりも多いといった評価であってもよい。
このようなケースにおいて、工具100は、図7に示すように、動作履歴の学習の進捗状況(以下、単に学習の進捗状況ともいう)を通知する通知インタフェース17を備えてもよい。なお工具100は、学習の進捗状況を、公知技術を用いて決定してもよい。
通知インタフェース17は、工具100に設けられるディスプレイ又はLEDなどの発光素子であってもよい。例えば、工具100は、動作履歴の学習の進捗状況が所定条件を満たしたことを示す文字、図形又は記号をディスプレイに表示してよい。例えば、工具100は、学習の進捗状況が所定条件を満たしたことを示す色のLEDを発行させてよい。例えば、工具100は、動作履歴の学習の進捗状況が所定条件を満たしたことを示す点滅パターンでLEDを点滅させてよい。通知インタフェース17は、工具100に設けられるスピーカ等の音出力装置であってもよい。例えば、工具100は、学習の進捗状況が所定条件を満たしたことを示す音声又はブザー音をスピーカから出力してよい。通知インタフェース17は、進捗状況を示すデータを外部装置(例えば、ユーザ端末又は管理サーバ300)に送信する通信インタフェースであってもよい。このようなケースにおいて、通知インタフェース17として、上述した通信部160を用いてもよい。
ここで、工具100は、図7に示すように、学習制御部133を有していてもよい。学習制御部133は、学習の進捗状況が所定条件を満たす場合に、動作履歴の学習の進捗状況を通知してもよい。例えば、所定条件は、予め定められた学習結果が蓄積されることであってもよい。
工具100は、図7に示すように、動作履歴の学習結果をリセットするリセットインタフェース18を備えてもよい。リセットインタフェース18は、工具100に設けられるボタン又はスイッチであってもよい。リセットインタフェース18は、リセットを指示するデータを受信する通信インタフェースであってもよい。このようなケースにおいて、リセットインタフェース18として、上述した通信部160を用いてもよい。
ここで、工具100は、図7に示すように、学習制御部133を有していてもよい。学習制御部133は、リセットインタフェース18を用いたリセットの検知に応じて、動作履歴の学習結果をリセットしてもよい。
(処理方法)
第1に、動作履歴の学習の進捗状況を通知するフローについて説明する。図8に示すように、ステップS21において、工具10は、動作履歴の学習の進捗状況を取得する。ステップS22において、工具10は、学習の進捗状況が所定条件を満たす否かを判定する。工具10は、判定結果がYESである場合に、ステップS23の処理を行う。工具10は、判定結果がNOである場合に、一定の待ち時間の待機を行った上で、ステップS21の処理に戻る。ステップS23において、工具10は、学習の進捗状況を通知する。
第1に、動作履歴の学習の進捗状況を通知するフローについて説明する。図8に示すように、ステップS21において、工具10は、動作履歴の学習の進捗状況を取得する。ステップS22において、工具10は、学習の進捗状況が所定条件を満たす否かを判定する。工具10は、判定結果がYESである場合に、ステップS23の処理を行う。工具10は、判定結果がNOである場合に、一定の待ち時間の待機を行った上で、ステップS21の処理に戻る。ステップS23において、工具10は、学習の進捗状況を通知する。
第2に、学習結果をリセットするフローについて説明する。図9に示すように、ステップS31において、工具10は、リセットインタフェース18を用いたリセットが検知された否かを判定する。工具10は、判定結果がYESである場合に、ステップS32の処理を行う。工具10は、判定結果がNOである場合に、一定の待ち時間の待機を行った上で、ステップS31の処理に戻る。ステップS32において、工具10は、動作履歴の学習結果をリセットする。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した実施形態では、動作履歴を格納する格納部が通信制御部161に設けられるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。格納部は、通信制御部161以外に設けられてもよい。例えば、格納部は、工具制御部130に設けられてもよい。さらには、格納部は、管理サーバ300に設けられてもよい。
上述した実施形態では、割当処理及び補正処理を実行する制御部(割当部又は補正部と称してもよい)が通信制御部161に設けられるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。制御部は、通信制御部161以外に設けられてもよい。例えば、制御部は、工具制御部130に設けられてもよい。さらには、制御部は、管理サーバ300に設けられてもよい。制御部の機能は、工具100に設けられる1以上のプロセッサ及び管理サーバ300に設けられる1以上のプロセッサの協働によって実現されてもよい。
上述した実施形態において、工具100から送信されるデータの宛先(以下、宛先装置)が通信ネットワーク200上に設けられた管理サーバ300であるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。宛先装置が無線通信機能を有する場合には、通信ネットワーク200を介さずに直接的に工具100から宛先装置にデータが送信されてもよい。
工具100又は通信装置400が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
上述した実施形態において、駆動用バッテリ110と異なる通信用バッテリ170を備える工具100を例示したが、工具100は、駆動用バッテリ110の機能を有する通信用バッテリ170を備えてもよい。工具100は、通信用バッテリ170を備えず、駆動用バッテリ110から供給される電力を用いて通信部160を制御してもよい。
1:工具管理システム、11:結束部、12:本体部、13:グリップ部、14:トリガ、15:電源スイッチ、16:トリガロック、17:通知インタフェース、18:リセットインタフェース、100:工具、110:駆動用バッテリ、120:バッテリ接続部、130:工具制御部、131:電力制御部、132:駆動制御部、133:学習制御部、140:モータ駆動部、141:温度センサ、150:モータ、160:通信部、161:通信制御部、161A:格納部、161B:制御部、162:無線通信部、170:通信用バッテリ、180:位置データ取得部、191:接続部、192:接続部、200:通信ネットワーク、210:基地局、300:管理サーバ、400:通信装置
Claims (11)
- 工具であって、
前記工具に関するデータを送信する通信部と、
前記通信部を少なくとも制御する制御部と、
前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む履歴を格納する格納部と、を備え、
前記制御部は、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行し、
前記制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する、工具。 - 前記格納部は、前記対象期間と比較可能な2以上の期間毎に前記動作履歴を格納し、
前記制御部は、前記2以上の期間の中から前記対象期間と比較すべき参照期間を選択し、前記参照期間の前記動作履歴に基づいて前記割当処理を実行する、請求項1に記載の工具。 - 前記制御部は、前記対象期間において前記工具を用いる作業内容、前記対象期間において前記工具を用いる作業時間、前記対象期間において前記工具を用いる作業現場、前記対象期間において前記工具を用いる作業業者、前記対象期間の曜日及び前記対象期間の属する季節の少なくともいずれか1つに基づいて前記参照期間を選択する、請求項2に記載の工具。
- 前記制御部は、前記対象期間の開始前に前記割当処理を実行する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の工具。
- 前記制御部は、前記対象期間における前記工具の動作の実際回数が前記履歴回数と異なる場合に、前記割当処理で割り当てられた前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを前記対象期間中に補正する補正処理を実行する、請求項4に記載の工具。
- 前記制御部は、前記動作履歴の学習結果に基づいて前記割当処理を実行する、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の工具。
- 前記動作履歴の学習の進捗状況を通知する通知インタフェースを備える、請求項6に記載の工具。
- 前記動作履歴の学習結果をリセットするリセットインタフェースを備える、請求項6及び請求項7のいずれか1項に記載の工具。
- 工具と接続される通信装置であって、
前記工具から取得される前記工具に関するデータを送信する通信部と、
前記通信部を少なくとも制御する制御部と、
前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む動作履歴を格納する格納部と、を備え、
前記少なくとも一つの制御部は、前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行し、
前記少なくとも一つの制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する、通信装置。 - 工具を少なくとも含む工具システムであって、
前記工具は、
前記工具に関するデータを送信する通信部と、
前記通信部を少なくとも制御する制御部と、を備え、
前記システムは、
前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む動作履歴を格納する格納部と、
前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行する割当部と、を備え、
前記制御部は、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するように前記通信部を制御する、工具システム。 - 工具に関するデータを前記工具から送信するステップAと、
前記工具の動作の履歴回数を単位時間毎に含む動作履歴を格納するステップBと、
前記動作履歴に基づいて、前記データの送信が対象期間において上限条件を満たさないように前記データの送信回数及び送信量の少なくともいずれか1つを単位時間毎に割り当てる割当処理を実行するステップCと、を備え、
前記ステップAは、前記割当処理の結果に基づいて前記データを送信するステップを含む、通信方法。
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