JP2020022924A - サクションフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビテーションの発生を防止し、ポンプ内でのエロージョンの発生を防ぐことができる。【解決手段】第1濾過部の上端面に設けられ、第1濾過部の上側全体を覆うカバーの下側かつ第1濾過部の中空部には、バルブが設けられている。バルブは、棒状部材に沿って移動可能な第1弁体と、両端が第1弁体及び棒状部材に設けられ、第1弁体をカバーに向けて押し上げる弾性部材と、を有する。第1濾過部、カバー及び下プレートにより形成された空間の内部の圧力が、液体中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、第1弁体がカバーの孔を塞ぐ閉状態と第1弁体が孔を塞がない開状態とを切り替える。【選択図】 図2

Description

本発明は、サクションフィルタに関する。
特許文献1には、作動油タンク内に配置され、作動油タンク内の作動油を浄化するフィルタ部と、このフィルタ部に連結され、上方向に延設されるロッド部とを備えており、ロッド部の上端が作動油タンクの開口部を覆うカバー部分に保持されているサクションフィルタが開示されている。
特開2002−021803号公報
濾過装置の負圧が一定以上になると、液体の中に溶けていた空気が圧力の低下に伴って液の外に逃げ出し、液体の中に気泡が発生する(キャビテーション)。このキャビテーションは、液体の流動中に圧力の高いところへくると崩壊する。
特許文献1に記載のサクションフィルタで濾過された後の作動油は、油圧ポンプに導かれる。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、液体中のキャビテーションの発生を防止することができない。したがって、液体と共に気泡がポンプに導かれ、キャビテーションがポンプ内部で崩壊して高い衝撃が発生すると、ポンプ内部の固体表面上に壊食(エロージョン)と呼ばれる破壊現象を引き起し、ポンプの寿命を著しく低下させるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、キャビテーションの発生を防止し、ポンプ内でのエロージョンの発生を防ぐことができるサクションフィルタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るサクションフィルタは、例えば、油が貯留されるタンク内に設けられ、前記タンク内からポンプに吸入される液体を濾過するサクションフィルタであって、縦糸と横糸とを交差させた網目状の薄板をプリーツ状に折り曲げて形成した略筒状の第1濾過部と、前記第1濾過部の上端面に設けられ、前記第1濾過部の上側全体を覆うカバーと、前記第1濾過部の下端面に設けられ、前記第1濾過部の下側全体を覆う下プレートであって、前記液体を前記ポンプへ流出させる流出口を有する下プレートと、前記カバーの下側かつ前記第1濾過部の中空部に設けられたバルブと、を備え、前記カバーは、孔を有し、前記バルブは、前記カバーに立設された棒状部材と、前記棒状部材に設けられ、前記棒状部材に沿って移動可能な第1弁体と、両端が前記第1弁体及び前記棒状部材に設けられ、前記第1弁体を前記カバーに向けて押し上げる弾性部材と、を有し、前記バルブは、前記第1濾過部、前記カバー及び前記下プレートにより形成された空間の内部の圧力が前記液体中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、前記第1弁体が前記孔を塞ぐ閉状態と前記第1弁体が前記孔を塞がない開状態とを切り替えるように構成されていることを特徴とする。
本発明に係るサクションフィルタによれば、第1濾過部の上端面に設けられ、第1濾過部の上側全体を覆うカバーの下側かつ第1濾過部の中空部には、バルブが設けられている。バルブは、棒状部材に沿って移動可能な第1弁体と、両端が第1弁体及び棒状部材に設けられ、第1弁体をカバーに向けて押し上げる弾性部材と、を有する。第1濾過部、カバー及び下プレートにより形成された空間の内部の圧力が、液体中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、第1弁体がカバーの孔を塞ぐ閉状態と第1弁体が孔を塞がない開状態とを切り替える。これにより、キャビテーションの発生を防止し、ポンプ内でのエロージョンの発生を防ぐことができる。
ここで、前記第1弁体には空気孔が形成され、前記バルブは、前記棒状部材に設けられ、前記棒状部材に沿って移動可能な第2弁体を有し、前記第2弁体は、前記第1弁体と前記カバーとの間に設けられ、前記空気孔を覆う位置と前記空気孔を覆わない位置との間で移動可能であってもよい。これにより、サクションフィルタ内の空気を排出することができる。
ここで、前記カバーは、板状部と、前記板状部に設けられ、前記第1濾過部と反対側に突出する凸部を有し、前記凸部は、内部が空洞であり、前記空洞は前記カバーの下端面に開口しており、前記バルブが前記閉状態のときに、前記第1弁体は前記空洞を覆うように前記カバーの下端面に当接し、前記第2弁体は前記空洞の内部に設けられてもよい。これにより、サクションフィルタの内部に空気が溜まりにくく、サクションフィルタ内の空気をより確実に排出することができる。
ここで、前記カバーの上側に、前記孔を覆うように設けられた第2濾過部を備え、前記第2濾過部の網目の大きさは、前記第1濾過部の網目の大きさより大きくてもよい。これにより、バルブが開いたときに塵埃がサクションフィルタの内部に流入しないようにすることができる。
ここで、前記第2濾過部は傘状であり、前記第2濾過部の略円環形状の下端面が前記カバーと当接してもよい。これにより、第2濾過部にさえぎられた塵埃が第2濾過部上に留まらないようにすることができる。
ここで、鉛直方向に延在し、下端近傍が前記カバーに設けられたロッド部を備え、前記棒状部材は、前記ロッド部の前記カバーの下側に存在する部分を含んでもよい。これにより、部品点数を減らし、簡単な構造とすることができる。
本発明によれば、キャビテーションの発生を防止し、ポンプ内でのエロージョンの発生を防ぐことができる。
本発明の一実施形態であるサクションフィルタ1が内部に設けられた作動油タンク100の概略を示す図である。 サクションフィルタ1の概略を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面視における断面図である。 サクションフィルタ1の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。 サクションフィルタ1の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。 バルブ20が設けられていない場合及びバルブ20が設けられている場合の作動油の流量と空間S1の負圧との関係を示すグラフである。 サクションフィルタ2の概略を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面視における断面図である。 サクションフィルタ2の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。 サクションフィルタ2の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。 サクションフィルタ2の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。 サクションフィルタ2Aの概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。以下、作動油が貯留されるタンクの内部に設けられるサクションフィルタを例に説明するが、サクションフィルタが濾過する液体は作動油に限られない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の一実施形態であるサクションフィルタ1が内部に設けられた作動油タンク100の概略を示す図である。図1では、作動油タンク100の要部を透視して図示している。図1では、作動油の流れを破線で示す。
作動油タンク100は、図示しない作業機械(例えば、油圧装置)に設置されるものであり、この油圧装置へ供給する作動油の油圧回路内に設けられた、作動油を貯留するためのタンクである。作動油タンク100は、例えば箱形のタンク本体101を備えており、このタンク本体101はその内部が空洞となっている。タンク本体101の内側には、主として、サクションフィルタ1と、リターンフィルタ110と、が設けられる。
油圧回路において、作動油は、油圧装置を通って作動油タンク100へ導入される。タンク本体101の側面には、作動油をタンク本体101の内部へ流入させる流入口101aが形成される。流入口101aから流入した作動油は、リターンフィルタ110に導かれる。作動油は、リターンフィルタ110により濾過されて、作動油タンク100内に貯留される。
タンク本体101の下端部近傍(本実施の形態では、タンク本体101の側面の、底面に近い位置)には、タンク本体101内の作動油をポンプ111へ流出させる流出部101dが形成される。流出部101dには、タンク本体101の外側から、ポンプ111の吸い込みポートへ繋がるサクションパイプ104が嵌挿されている。
流出部101dの上側(タンク本体101の内側)には、サクションパイプ104への異物の進入を防ぐため、サクションフィルタ1が設けられる。作動油タンク100内に貯留された作動油は、ポンプ111に吸引されて、サクションフィルタ1を通ってサクションパイプ104へ流出し、再度油圧装置へ供給される。
サクションフィルタ1には、上方向に延設されるセンタボルト30が設けられる。センタボルト30の下端部側及び上端部側には、それぞれ雄ネジ部(図1では図示省略)が形成されている。センタボルト30の下端部側の雄ネジ部30a(図2参照)は、サクションフィルタ1のカバー15(後に詳述)に形成された雌ネジ部(図示省略)と螺合している。また、サクションフィルタ1のカバー15に接するように雄ネジ部30aにはナット31(図2参照)が螺合している。
また、タンク本体101の上端部には、サクションフィルタ1やリターンフィルタ110のメンテナンス等に利用する開口部101b、101cが形成される。開口部101bには、蓋体102が取り付けられ、開口部101cには、蓋体103が取り付けられる。
蓋体102、103の周縁部には、ボルト挿通孔が形成される。ボルト挿通孔に挿通されたボルト105をタンク本体101のボルト孔(図示せず)に螺合することにより、蓋体102、103はタンク本体101に締結される。
一方、センタボルト30の上端部側の雄ネジ部には、上側に開口した有底略筒形状のガイド(図示省略)が設けられ、ガイドの内部には弾性部材(図示省略)が設けられている。ガイドは、蓋体103の下面に当接する。この結果、弾性部材の両端が蓋体103とガイドとに当接し、弾性部材がセンタボルト30、すなわちサクションフィルタ1を下向きに付勢し、サクションフィルタ1がタンク本体101の内部に保持される。蓋体103をタンク本体101から取り外し、センタボルト30の上端部を引っ張ることで、メンテナンス時等にサクションフィルタ1をタンク本体101から取り出すことができる。
なお、流出部101dは、タンク本体101の下端部近傍であれば、図1に示す位置に限定されない。例えば、流出部101dをタンク本体101の底面に設けてもよい。
タンク本体101の底面には、サクションフィルタ1が設けられる空間と、リターンフィルタ110が設けられる空間と、を分割する仕切板101fが設けられる。なお、仕切板101fは必須ではない。
図2は、サクションフィルタ1の概略を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面視における断面図である。図2(A)では、説明のため、カバー15の一部を切断している。サクションフィルタ1は、主として、ストレーナ部10と、バルブ20とを有する。
ストレーナ部10は、略円筒形状の部材であり、流出部101dの上側に載置される。ストレーナ部10は、主として、第1濾過部11と、内筒12と、下プレート13、シール部材14と、カバー15と、第2濾過部16と、を有する。
第1濾過部11は作動油を濾過するためのものである。第1濾過部11は、縦糸と横糸とを交差させた網目状の薄板(シート)をプリーツ状に折り曲げ、薄板の両端を連結して円筒状に丸めることによって形成される。これにより、第1濾過部11は、径方向に厚みを有する略円筒形状となる。本実施の形態では、第1濾過部11には80〜150メッシュの金網を用いる。ここでメッシュとは、縦、横各25.4mmの範囲内にある網目(開口)の数であり、メッシュの値が小さいほど網目が大きいことを示す。
なお、本実施の形態では、第1濾過部11は、細線がメッシュ状に編みこまれた金属(例えば、ステンレス)製の金網により形成されているが、合成樹脂や紙等のろ紙を用いてもよい。
内筒12は、両端に開口を有する略中空円筒形状の部材であり、耐腐食性の高い材料(例えば、ステンレス、アルミニウム等の金属や樹脂)を用いて形成される。内筒12には、略全域に作動油が通過する孔が形成されている。内筒12の外側には、第1濾過部11が設けられる。第1濾過部11の高さは、内筒12の高さと略同じである。ただし、内筒12は必須ではない。
第1濾過部11及び内筒12の下端面(−z側の端面)には下プレート13が設けられる。下プレート13は、略円板状の部材であり、樹脂又は金属を用いて形成される。下プレート13は、第1濾過部11及び内筒12の下側全体を覆う。下プレート13には、流出口13aが設けられる。流出口13aは、下プレート13の略中央に設けられており、流出部101dの上側に設けられた筒状部101eが挿入される。流出口13aの内側にはOリング等のシール部材14が設けられており、筒状部101eが流出口13aに挿入されるとシール部材14が筒状部101eと流出口13aとを液密に保持する。これにより、シール部材14と流出部101dとの間から、作動油がストレーナ部10内へ浸入するのが防止される。
第1濾過部11及び内筒12の上端面(+z側の端面)にはカバー15が設けられる。カバー15は、略円板状の部材であり、樹脂又は金属を用いて形成される。カバー15は、第1濾過部11及び内筒12の上側全体を覆う。
このように、下プレート13及びカバー15は、第1濾過部11、内筒12の両側の開口を覆う。言い換えると、下プレート13及びカバー15は、第1濾過部11及び内筒12を挟持する。これにより、第1濾過部11を通過した作動油は、内筒12の中空部(空間S1)に流れ込み、下プレート13の流出口13aから流出する。
カバー15の略中央には、孔15aが設けられている。孔15aは、サクションフィルタ1の内部空間(第1濾過部11、内筒12、下プレート13及びカバー15により形成された空間)である空間S1と、サクションフィルタ1の外部(ここでは、タンク本体101の内部空間である空間S2(図1参照))とを連通する。バルブ20のオーバーライド特性を小さくするため、孔15aをできるだけ大きくすることが望ましい。本実施の形態では、孔15aの外径φ1は、カバー15の外径φ2の略半分である(図2(A)参照)。
また、カバー15の略中央には孔(図示省略)が形成されており、この孔にはセンタボルト30が挿入されている。センタボルト30は、ナット31によりカバー15に固定されている。
カバー15の下側(−z側)かつ第1濾過部11及び内筒12の中空部には、孔15aを覆うようにバルブ20が設けられている。バルブ20については後に詳述する。
カバー15の上側(+z側)には、孔15aを覆うように第2濾過部16が設けられている。第2濾過部16は、ナット32によりセンタボルト30に固定されている。なお、図2(A)では第2濾過部16及びナット32の図示を省略している。
圧力損失を防ぐため、第2濾過部16は、第1濾過部11より目が粗い。言い換えれば、第2濾過部16の網目の大きさは、第1濾過部11の網目の大きさより大きい。本実施の形態では、第2濾過部16には24メッシュの金網を用いる。
第2濾過部16は傘状であり、第2濾過部16の略円環形状の下端面16aがカバー15と当接する。これにより、第2濾過部16で捕らえられた塵埃が第2濾過部16の表面にとどまらず、カバー15に向けて落下する。
図3、4は、サクションフィルタ1の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。図3は、バルブ20が閉じた状態(閉状態)を示し、図4はバルブが開いた状態(開状態)を示す。図3では、第1濾過部11の図示を省略している。バルブ20は、主として、スリーブ21と、第1弁体22と、弾性部材23と、を有する。
スリーブ21は、棒状の部材であり、センタボルト30に挿入される。スリーブ21は、ナット31、33により狭持され、位置決めされる。これにより、スリーブ21がカバー15に立設される。スリーブ21及びセンタボルト30のカバー15の下側に存在する部分を含めて本発明の棒状部材となる。スリーブ21は、センタボルト30の雄ネジ部30aを覆い、第1弁体22を摺動可能とする。スリーブ21の下端には、フランジ21aが設けられる。
第1弁体22は、スリーブ21に設けられており、スリーブ21に沿って移動可能である。弾性部材23は、両端がそれぞれ第1弁体22とフランジ21aに設けられ、第1弁体22をカバー15に向けて押し上げる。
作動油中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、第1弁体22が移動し、バルブ20の開状態と閉状態とが切り替えられる。通常、バルブ20は図3に示す閉状態にある。閉状態では、第1弁体22がカバー15の下端面に当接し、第1弁体22が孔15aを塞いでいる。空間S1の内部の負圧が大きくなると、弾性部材23の付勢力に抗して第1弁体22がスリーブ21に沿って下方向(−z方向)に移動し、バルブ20が図4に示す開状態になる。開状態では、第1弁体22がカバー15の下端面に当接しないため、第1弁体22が孔15aを塞がず、作動油が空間S2から空間S1へと流入する(図4白抜き矢印参照)。
キャビテーション圧力は、一般的に略10〜略30kPa(略0.1kgf/cm〜略0.3kgf/cm)といわれているため、本実施の形態ではセット圧を0.05kgf/cm又は0.025kgf/cmとする。弾性部材23のばね定数を適切な値とすることで、任意のセット圧とすることができる。
次に、このように構成されたサクションフィルタ1の機能について説明する。まず、図1に示すように、作動油が貯蔵されたタンク本体101に、サクションフィルタ1を取り付ける。下プレート13が下端に位置するようにセンタボルト30を保持し、サクションフィルタ1を下方(−z方向)へ押し下げる。
タンク本体101に貯蔵された作動油は、ポンプ111に吸引されると、第1濾過部11の外側から、内筒12の内部へ吸い込まれる。内筒12の内部へ流出した油は、下方からサクションフィルタ1の外へ流出する。
作動油の流量が増加すると、空間S1の負圧が大きくなる。そして、負圧がセット圧となると、第1弁体22が移動し、閉状態にあったバルブ20が開状態になる。
図5は、バルブ20が設けられていない場合及びバルブ20が設けられている場合の作動油の流量と空間S1の負圧との関係を示すグラフである。ここでは、セット圧を0.05kgf/cm、0.025kgf/cmの2通りのバルブ20を用いて実験を行った。図5において、横軸は作動油の流量であり、縦軸は空間S1の負圧である。
図5に示すように、バルブ20が設けられていない場合には、作動油の流量の増加と共に空間S1の負圧が上昇し、0.08kgf/cmでキャビテーションが発生してしまった。そして、キャビテーション発生後も作動油の流量の増加と共に空間S1の負圧が上昇した。
それに対し、バルブ20を設けた場合には、作動油の流量の増加と共に空間S1の負圧が上昇したが、空間S1の負圧はセット圧より大きくならず、キャビテーションは発生しなかった。
図4に示すように、バルブ20が開くと、孔15aを介して未濾過の作動油が空間S2から空間S1に流入する。第2濾過部16が設けられていることで、大きな塵埃が空間S1に流入しないようにすることができる。
本実施の形態によれば、サクションフィルタ1でのキャビテーションの発生を防止することができる。その結果、ポンプ内でのエロージョンの発生を防ぎ、ポンプの長寿命化に寄与することができる。また、弾性部材23を用いたバルブ20としたため、適切なセット圧にすることができる。
例えば、通常はフロートが油に浮いて孔15aを覆い、負圧が大きくなるとフロートが下がって孔15aが解放されるボール弁を採用する場合には、空間S1の負圧が小さい状態でバルブが開いてしまうという問題がある。その結果、必要以上に早い段階で未濾過の作動油が空間S1に流入し、サクションフィルタ1の役割が果たせなくなってしまう。それに対し、弾性部材23を用いて第1弁体22を移動させるバルブ20とすることで、セット圧を適切な値とし、キャビテーションを防ぎつつサクションフィルタ1の役割を果たすことができる。
なお、本実施の形態では、孔15aの上側に傘型の第2濾過部16を設けたが、第2濾過部の形状は傘型に限られない。例えば、略板状の金網を第2濾過部として孔15aを覆うように設けてもよい。
また、本実施の形態では、センタボルト30の下端近傍にバルブ20を設けたが、センタボルト30以外の棒状部材をカバー15に設け、その棒状部材を用いてバルブ20を設けてもよい。ただし、部品点数を減らし、簡単な構成にするためには、センタボルト30の下端近傍にバルブ20を設けることが望ましい。
<第2の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態では、第1弁体22を有するバルブ20を用いたが、バルブの形態はこれに限られない。
本発明の第2の実施の形態は、空気を抜くための第2弁体をさらに有するバルブを用いる形態である。以下、第2の実施の形態にかかるサクションフィルタ2について説明する。なお、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は、サクションフィルタ2の概略を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面視における断面図である。図6(A)では、説明のため、カバー15Aの一部を切断している。サクションフィルタ2は、主として、ストレーナ部10Aと、バルブ20Aとを有する。
ストレーナ部10Aは、主として、第1濾過部11と、内筒12と、下プレート13と、シール部材14と、カバー15Aと、第2濾過部16と、を有する。カバー15Aは、略円板形状の板状部15hと、板状部15hに設けられた凸部15iと、を有する。凸部15iは、略円筒形状であり、板状部15hから上向き(+z向き)、つまり第1濾過部11と反対側に突出している。凸部15iは内部が空洞(空間S3)であり、この空洞の壁面は内壁面15kである。内壁面15kは、板状部15hの略中央に設けられた孔の壁面を兼用しており、空間S3はカバー15Aの下端面に開口している。
凸部15iは上端面15jを有し、上端面15jには孔15aが設けられている。孔15aは、空間S3と、空間S2とを連通する。また、上端面15jの略中央には孔(図示省略)が形成されており、この孔にはセンタボルト30が挿入されている。センタボルト30は、ナット31により上端面15jに固定されている。
カバー15Aの下側(−z側)かつ第1濾過部11及び内筒12の中空部には、孔15aを覆うようにバルブ20Aが設けられる。
図7、8、9は、サクションフィルタ2の概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。図7〜9では、第1濾過部11の図示を省略している。バルブ20Aは、主として、スリーブ21と、第1弁体22Aと、弾性部材23と、第2弁体24と、を有する。
第1弁体22Aは、スリーブ21に設けられており、スリーブ21に沿って移動可能である。作動油中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、第1弁体22Aが移動し、バルブ20の開状態と閉状態とが切り替えられる。
第1弁体22Aには、複数の空気孔22aが形成される。第1弁体22Aの上側には、第2弁体24が設けられている。第2弁体24は、略板状であり、作動油に沈む材料を用いて形成されている。第2弁体24は、スリーブ21に設けられており、スリーブ21に沿って移動可能である。
図7は、バルブ20Aが閉じた状態(閉状態)を示す。バルブ20Aが閉状態のときには、第1弁体22Aは凸部15i内の空洞である空間S3を覆うようにカバー15Aの下端面に当接する。
第2弁体24は、第1弁体22Aとカバー15Aとの間に設けられており、バルブ20Aが閉状態にあるときは、第2弁体24は凸部15i内、すなわち空間S3の内部に設けられる。
サクションフィルタ2がタンク本体101の内部に設けられていない状態では、第2弁体24は空気孔22aを覆う位置に位置する。そして、サクションフィルタ2に空気が入った状態で、サクションフィルタ2はタンク本体101の内部に装着される。サクションフィルタ2をタンク本体101の内部に貯留された作動油に沈めると、空気がカバー15Aの下側に溜まり、カバー15Aの下側に溜まった空気が空気孔22aを介して第2弁体24を押し上げる。
図8は、第2弁体24が上方向(+z方向)に移動したエア抜き状態を示す。このように、第2弁体24が空気孔22aを覆わない位置まで押し上げられると、イニシャルエアが空気孔22a及び孔15aを通ってサクションフィルタ2の外部へ排出される(図8二点鎖線矢印参照)。
なお、空気孔22aの位置、大きさ、及び形状は図7、8等に示す形態に限られない。ただし、第2弁体24を押し上げる空気圧を確保するためには、空気孔22aの直径は略5mm〜略10mm以上とすることが望ましい。
図9は、バルブ20Aが開いた状態(開状態)を示す。空間S1の内部の負圧が大きくなり、作動油中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、弾性部材23の付勢力に抗して第1弁体22Aがスリーブ21に沿って下方向に移動する。なお、第2弁体24は作動油に沈むため、第1弁体22Aと共に第2弁体24が下方向に移動する。
この結果、第1弁体22Aがカバー15Aの下端面から離れ、空間S1と空間S3とが連通され、バルブ20Aが開状態になる。開状態では、孔15aを介して作動油が空間S2から空間S1、S3へと流入する(図9白抜き矢印参照)。
本実施の形態によれば、サクションフィルタ2でのキャビテーションの発生を防止することができる。また、第2弁体24を有するバルブ20Aを用いることで、サクションフィルタ2(空間S1)内の空気を空間S2へ排出することができる。そのため、作動油の流れに乗って空間S2内の空気がポンプへ流出しないようにすることができる。
本実施の形態によれば、第1弁体22Aが略板状であるため、第1弁体22Aと内筒12との間に空気が溜まりにくい。そのため、サクションフィルタ2の稼働時間が長くなり、空間S1内に空気が溜まったとしても、その空気は第1弁体22Aの下側に溜まり、第2弁体24を押し上げることで、空気を空間S2へ排出することができる。
なお、本実施の形態では、板状部15hと凸部15iとが一部品となったカバー15Aを用いたが、板状部15hと凸部15iとを別部品とし、これらを組み立てることでカバーとしてもよい。
また、本実施の形態では、凸部15iを有するカバー15Aを用い、略板状の第1弁体22Aを有するバルブ20Aを用いたが、空気を抜きつつキャビテーションを防止するバルブの形態はこれに限られない。図10は、変形例にかかるサクションフィルタ2Aの概略を示す断面図であり、一部を拡大表示した図である。サクションフィルタ2Aは、略板状のカバー15と、バルブ20Bと、を用いる。
バルブ20Bは、主として、スリーブ21と、第1弁体22Bと、弾性部材23と、第2弁体24と、を有する。第1弁体22Bは、スリーブ21に設けられており、スリーブ21に沿って移動可能である。
第1弁体22Bは有底略円筒形状であり、底面には複数の空気孔22aが形成される。第2弁体24は、第1弁体22Bの上側に設けられており、スリーブ21に沿って移動可能である。
空間S1の内部の負圧がセット圧になると、弾性部材23の付勢力に抗して第1弁体22Bがスリーブ21に沿って下方向に移動する。この結果、第1弁体22Bがカバー15Aの下端面から離れ、空間S1と空間S3とが連通され、バルブ20Bが開状態になる。また、空気が空気孔22aを介して第2弁体24を押し上げると、空間S1内の空気が空間S3を通って空間S2へ排出される。
ただし、サクションフィルタ2Aでは、空間S1の内部、特に第1弁体22Bと内筒12との間(図10の二点鎖線で囲まれた領域)に空気が溜まりやすいため、サクションフィルタ2のように、凸部15iを有するカバー15Aを用い、略板状の第1弁体22Aを有するバルブ20Aを用いることが望ましい。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、実施形態の構成に他の構成の追加、削除、置換等をすることが可能である。
また、本発明において、「略」とは、厳密に同一である場合のみでなく、同一性を失わない程度の誤差や変形を含む概念である。例えば、「略直交」とは、厳密に直交の場合には限られず、例えば数度程度の誤差を含む概念である。また、例えば、単に直交、平行、一致等と表現する場合において、厳密に直交、平行、一致等の場合のみでなく、略平行、略直交、略一致等の場合を含むものとする。
また、本発明において「近傍」とは、基準となる位置の近くのある範囲(任意に定めることができる)の領域を含むことを意味する。例えば、端近傍という場合に、端の近くのある範囲の領域であって、端を含んでもいても含んでいなくてもよいことを示す概念である。
1、2、2A:サクションフィルタ
10、10A:ストレーナ部
11 :第1濾過部
12 :内筒
13 :下プレート
13a :流出口
14 :シール部材
15、15A:カバー
15a :孔
15h :板状部
15i :凸部
15j :上端面
15k :内壁面
16 :第2濾過部
16a :下端面
20、20A、20B:バルブ
21 :スリーブ
21a :フランジ
22、22A、22B:第1弁体
22a :空気孔
23 :弾性部材
24 :第2弁体
30 :センタボルト
30a :雄ネジ部
31、32、33:ナット
100 :作動油タンク
101 :タンク本体
101a :流入口
101b :開口部
101c :開口部
101d :流出部
101e :筒状部
101f :仕切板
102、103:蓋体
104 :サクションパイプ
105 :ボルト
110 :リターンフィルタ
111 :ポンプ

Claims (6)

  1. 油が貯留されるタンク内に設けられ、前記タンク内からポンプに吸入される液体を濾過するサクションフィルタであって、
    縦糸と横糸とを交差させた網目状の薄板をプリーツ状に折り曲げて形成した略筒状の第1濾過部と、
    前記第1濾過部の上端面に設けられ、前記第1濾過部の上側全体を覆うカバーと、
    前記第1濾過部の下端面に設けられ、前記第1濾過部の下側全体を覆う下プレートであって、前記液体を前記ポンプへ流出させる流出口を有する下プレートと、
    前記カバーの下側かつ前記第1濾過部の中空部に設けられたバルブと、
    を備え、
    前記カバーは、孔を有し、
    前記バルブは、前記カバーに立設された棒状部材と、前記棒状部材に設けられ、前記棒状部材に沿って移動可能な第1弁体と、両端が前記第1弁体及び前記棒状部材に設けられ、前記第1弁体を前記カバーに向けて押し上げる弾性部材と、を有し、
    前記バルブは、前記第1濾過部、前記カバー及び前記下プレートにより形成された空間の内部の圧力が前記液体中に混入している空気が気泡となるキャビテーション圧より小さいセット圧になると、前記第1弁体が前記孔を塞ぐ閉状態と前記第1弁体が前記孔を塞がない開状態とを切り替えるように構成されている
    ことを特徴とするサクションフィルタ。
  2. 請求項1に記載のサクションフィルタであって、
    前記第1弁体には空気孔が形成され、
    前記バルブは、前記棒状部材に設けられ、前記棒状部材に沿って移動可能な第2弁体を有し、
    前記第2弁体は、前記第1弁体と前記カバーとの間に設けられ、前記空気孔を覆う位置と前記空気孔を覆わない位置との間で移動可能である
    ことを特徴とするサクションフィルタ。
  3. 請求項2に記載のサクションフィルタであって、
    前記カバーは、板状部と、前記板状部に設けられ、前記第1濾過部と反対側に突出する凸部を有し、
    前記凸部は、内部が空洞であり、前記空洞は前記カバーの下端面に開口しており、
    前記バルブが前記閉状態のときに、前記第1弁体は前記空洞を覆うように前記カバーの下端面に当接し、前記第2弁体は前記空洞の内部に設けられる
    ことを特徴とするサクションフィルタ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のサクションフィルタであって、
    前記カバーの上側に、前記孔を覆うように設けられた第2濾過部を備え、
    前記第2濾過部の網目の大きさは、前記第1濾過部の網目の大きさより大きい
    ことを特徴とするサクションフィルタ。
  5. 請求項4に記載のサクションフィルタであって、
    前記第2濾過部は傘状であり、前記第2濾過部の略円環形状の下端面が前記カバーと当接する
    ことを特徴とするサクションフィルタ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のサクションフィルタであって、
    鉛直方向に延在し、下端近傍が前記カバーに設けられたロッド部を備え、
    前記棒状部材は、前記ロッド部の前記カバーの下側に存在する部分を含む
    ことを特徴とするサクションフィルタ。
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