JP2020022016A - 通信システム、通信方法および画像形成装置 - Google Patents

通信システム、通信方法および画像形成装置 Download PDF

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貴晃 金子
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孝治 桑名
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Abstract

【課題】終端処理が必要な通信局が一意に定まらない構成において、CPU制御によりネットワーク通信を使用可能にすることができる通信システム、通信方法および画像形成装置を提供する。【解決手段】複数の通信局が2線式通信ラインを介して通信する通信システムであって、各通信局は、自身が前記2線式通信ラインの終端に位置するか否かを検知する終端検知部と、終端検知部によって、2線式通信ラインの終端に位置することが検知された場合、2線式通信ラインの終端部において終端処理を行う終端制御部と、終端制御部により終端処理が行われた後、終端処理の完了通知を、2線式通信ラインを介して他の通信局へ送信する通知部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、通信システム、通信方法および画像形成装置に関する。
大型の商用印刷機は、全体の動作を司るメインCPU(Central Processing Unit)の他にも各モジュール(通信局)がCPUを持ち、分散制御する方法が知られている。そして、各モジュールのCPU同士の通信には2線式通信ラインを用いた通信構成がある。以下、この2線式通信ラインを用いた通信を「ネットワーク通信」と称する場合がある。ネットワーク通信では、複数のモジュールがひとつのバスを用いて通信を行うが、両端の通信局は、信号の反射を抑制するために、2線式通信ラインの終端部において終端処理を行う必要がある。商用印刷機は、拡張性を持ち、各モジュールの有無、および配置構成はオプションの有無によって異なることから、終端処理が必要なモジュールが一意に定まらない。そこで、各モジュールは終端用の抵抗(終端抵抗)を有し、起動時に終端に位置するモジュールは終端抵抗を接続し、ネットワーク通信の信号線を確立する技術が既に知られている。
このような2線式通信ラインを用いたネットワーク通信を行う技術として、各モジュールがコネクタの接続状態を検知し、両端に位置するモジュールにおいて終端抵抗の接続を行い、通信ラインを使用可能にする技術が示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、終端抵抗の接続制御にCPUが介在していないため、故障等の例外的状況に対応しづらいという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、終端処理が必要な通信局が一意に定まらない構成において、CPU制御によりネットワーク通信を使用可能にすることができる通信システム、通信方法および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の通信局が2線式通信ラインを介して通信する通信システムであって、前記各通信局は、自身が前記2線式通信ラインの終端に位置するか否かを検知する終端検知部と、前記終端検知部によって、前記2線式通信ラインの終端に位置することが検知された場合、該2線式通信ラインの終端部において終端処理を行う終端制御部と、前記終端制御部により前記終端処理が行われた後、該終端処理の完了通知を、前記2線式通信ラインを介して他の通信局へ送信する通知部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、終端処理が必要な通信局が一意に定まらない構成において、CPU制御によりネットワーク通信を使用可能にすることができる。
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの2線式通信ラインを用いた通信構成の一例を示す図である。 図2は、2線式通信ラインを用いた通信において終端処理を行う必要があることを説明する図である。 図3は、第1の実施形態に係る通信システムの通信局のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る通信システムの通信局の機能ブロック構成の一例を示す図である。 図5は、2線式通信ラインが使用可能になることを確認するまでのタイミングチャートである。 図6は、第1の実施形態に係る通信システムの各通信局のコネクタ接続構成の一例を示す図である。 図7は、終端検知部による終端検知処理を行うための回路構成の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態での通信認識モジュールにおける終端確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態でのその他のモジュールにおける終端確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態での通信認識モジュールにおける起動完了確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、変形例1での通信認識モジュールにおける起動完了確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、変形例2での通信認識モジュールにおける異常処理を含む終端確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、第2の実施形態に係る画像形成装置の通信構成の一例を示す図である。
以下に、図1〜図13を参照しながら、本発明に係る通信システム、通信方法および画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
[第1の実施形態]
(通信システムの2線式ラインを用いた通信構成)
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの2線式通信ラインを用いた通信構成の一例を示す図である。図2は、2線式通信ラインを用いた通信において終端処理を行う必要があることを説明する図である。図1および図2を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の2線式通信ラインを用いた通信構成について説明する。
図1に示すように、通信システム1は、5つの通信局10(通信局10a〜10e)を有する。なお、通信局10の数は5つに限定されるものではなく、3つ以上であればよい。
各通信局10は、2線(ラインL1、L2)で一対のバスラインを共有して通信を行うモジュールである。一対のバスラインであるラインL1、L2は、差動信号を伝送する。各通信局10は、それぞれCPU101(CPU101a〜101e)と、終端回路50(終端回路50a〜50e)と、そ備えている。
CPU101は、通信局10の通信の制御および終端抵抗の接続の処理(終端処理)の制御を行う演算装置である。ここでは、5つのCPU101(CPU101a〜101e)のうち、CPU101cは、通信システム1全体の動作を管理するメインCPUとして機能する。
終端回路50は、CPU101からの信号に従って終端抵抗の接続の有無を変更する。各終端回路50(終端回路50a〜50e)は、それぞれ終端回路50における回路を開閉するためのスイッチSW(スイッチSWa〜SWe)と、スイッチSWに接続される終端抵抗である抵抗R(抵抗Ra〜Re)と、を含む。すなわち、各通信局10において、ラインL1とラインL2との間に、スイッチSWと抵抗Rとの直接回路が接続された構成となっている。なお、各通信局10において、2線式通信ラインの接続状態から自身の通信局10が終端の位置するか否かを検知する処理である終端検知処理については、後述する。
図2に示す構成は、各通信局10が起動した後に、2線式通信ラインが使用可能になった状態の構成である。安定した2線通信ラインを用いたネットワーク通信を行うためには、両端に位置する通信局10(図2に示す例では、通信局10a、10e)は、ラインL1とラインL2との間に終端抵抗を接続する終端処理を行う必要がある。そのためには、各通信局10は、後述する終端検知処理を実行し、自身が終端に位置するモジュールであるのか否かを検知し、終端に位置することを検知した場合に、終端処理を実行する。その後、終端接続が完了したことをメインCPU(CPU101c)を有する通信局10cが認識すれば、2線式通信ラインが使用可能となる。
(通信局のハードウェア構成)
図3は、第1の実施形態に係る通信システムの通信局のハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、通信局10のハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、通信局10は、CPU101と、ROM(Read Only Memory)102と、メモリ103と、バス通信I/F104と、を備え、各構成要素はバスを介して通信可能に接続されている。また、通信局10は、上述したようにCPU101からの信号に従って終端抵抗の接続の有無を変更する終端回路50を備えている。
CPU101は、通信局10の動作(例えば、上述のネットワーク通信の制御)を制御する演算装置である。
ROM102は、CPU101による動作(ネットワーク通信の制御等)を行うために実行されるプログラム等が記憶された不揮発性記憶装置である。メモリ103は、CPU101の動作のワークエリア(作業領域)として機能するRAM(Random Access Memory)である。
バス通信I/F104は、上述のネットワーク通信を実現する2線式通信ラインを接続するためのインターフェースである。
なお、図3に示した通信局10のハードウェア構成は、一例を示すものであり、その端の構成要素を含むものとしてもよい。
(通信局の機能ブロック構成)
図4は、第1の実施形態に係る通信システムの通信局の機能ブロック構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、通信局10の機能ブロック構成について説明する。
図4に示すように、通信局10は、通信制御部201と、送信部202と、受信部203と、記憶部204と、終端検知部205と、終端制御部206と、状態管理部207(通知部)と、を有する。
通信制御部201は、2線式通信ラインを用いたネットワーク通信の制御を行う機能部である。通信制御部201は、例えば、図3に示すCPU101により実行されるプログラムにより実現される。
送信部202は、通信制御部201から受けた送信データについて所定の通信方式に従って変換処理を行い、2線式通信ライン(ラインL1、L2)を介して送信する機能部である。送信部202は、図3に示すバス通信I/F104、およびCPU101により実行されるプログラムにより実現される。
受信部203は、2線式通信ラインを介して受信データを受信して、当該受信データを変換して通信制御部201へ送る機能部である。受信部203は、図3に示すバス通信I/F104、およびCPU101により実行されるプログラムにより実現される。
記憶部204は、通信制御部201から受け取った受信データを記憶する機能と、送信データを通信制御部201へ送る機能とを有する機能部である。記憶部204は、図3に示すメモリ103により実現される。
終端検知部205は、後述する終端検知処理を実行し、自身(通信局10)が2線式通信ラインの両端に位置するか否かを検知する機能部である。終端検知部205は、検知結果を状態管理部207へ通知する。終端検知部205は、例えば、図3に示すCPU101により実行されるプログラムにより実現される。
終端制御部206は、状態管理部207からの指令に従って、終端回路50に対する制御を行う機能部である。終端制御部206は、例えば、図3に示すCPU101により実行されるプログラムにより実現される。
状態管理部207は、上述の各機能部の状態管理を行う機能部である。状態管理部207は、例えば、図3に示すCPU101により実行されるプログラムにより実現される。
なお、図4に示す通信局10の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4に示す通信局10で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図4に示す通信局10で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、通信制御部201、終端検知部205、終端制御部206および状態管理部207の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
(終端確認処理)
図5は、2線式通信ラインが使用可能になることを確認するまでのタイミングチャートである。図5を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1での2線式通信ラインが使用可能になることを認識する処理である終端確認処理のタイミングチャートについて説明する。
まず、すべての通信局10は、起動すると初期設定(イニシャライズ)を行う。初期設定終了後、各通信局10は、終端検知処理(図5に示す「終端判断」)を行って、終端処理を実行するべきか否かを判断する。図5に示す例では、終端検知処理の結果、通信局10aおよび通信局10eが、終端検知処理の結果、自身が終端に位置するモジュールであることを検知し、終端処理を行う。具体的には、通信局10aおよび通信局10eは、終端処理として、終端回路50のスイッチSWをオン状態(導通)させ、ラインL1とラインL2との間に抵抗R(終端抵抗)が接続された状態とする。
終端処理を行った通信局10aおよび通信局10eは、終端処理が完了したことを示す終端完了通知を、2線式通信ラインを介して、メインCPUを有する通信局10cへ送信する。通信局10cは、通信局10aおよび通信局10eから終端完了通知を受信すると、2線式通信ラインが使用可能になったことを認識する。
<終端検知処理>
図6は、第1の実施形態に係る通信システムの各通信局のコネクタ接続構成の一例を示す図である。図7は、終端検知部による終端検知処理を行うための回路構成の一例を示す図である。図6および図7を参照しながら、終端検知処理について説明する。
図6には、各通信局10が2線式通信ラインで通信可能とするためにコネクタを介して接続した状態を示している。2線式通信ラインの両端に位置していない通信局10(通信局10b〜10d)は、左右にラインL1、L2を延ばす必要があるので、コネクタが2つ接続されている。
具体的には、通信局10bは、2線式通信ラインを接続するためのコネクタであるコネクタ61b、62b(接続部の一例)を備えており、コネクタ61bには、通信局10aへ接続するためのコネクタ71b(接続部の一例)が接続されており、コネクタ62bには、通信局10cへ接続するためのコネクタ71c(接続部の一例)が接続されている。通信局10cは、2線式通ラインを接続するためのコネクタであるコネクタ61c、62c(接続部の一例)を備えており、コネクタ61cには、通信局10bへ接続するためのコネクタ71d(接続部の一例)が接続されており、コネクタ62cには、通信局10dへ接続するためのコネクタ71e(接続部の一例)が接続されている。通信局10dは、2線式通ラインを接続するためのコネクタであるコネクタ61d、62d(接続部の一例)を備えており、コネクタ61dには、通信局10cへ接続するためのコネクタ71f(接続部の一例)が接続されており、コネクタ62dには、通信局10dへ接続するためのコネクタ71g(接続部の一例)が接続されている。
一方、2線式通信ラインの両端に位置する通信局10(通信局10a、10e)は、片側のみラインL1、L2を延ばす必要があるので、コネクタが1つのみ接続されている。
具体的には、通信局10aは、2線式通信ラインを接続するためのコネクタであるコネクタ61a、62a(接続部の一例)を備えているものの、コネクタ61aには、対応するコネクタが接続されておらず、コネクタ62aにのみ、通信局10bへ接続するためのコネクタ71a(接続部の一例)が接続されている。通信局10eは、2線式通信ラインを接続するためのコネクタであるコネクタ61e、62e(接続部の一例)を備えているものの、コネクタ61eにのみ、通信局10dへ接続するためのコネクタ71h(接続部の一例)が接続されており、コネクタ62eには、対応するコネクタが接続されていない。
なお、図6で上述したコネクタ61a〜61eについて、任意のコネクタを示す場合、または総称する場合、単に「コネクタ61」と称するものとする。また、図6で上述したコネクタ62a〜62eについて、任意のコネクタを示す場合、または総称する場合、単に「コネクタ62」と称するものとする。また、図6で上述したコネクタ71a〜71hについて、任意のコネクタを示す場合、または総称する場合、単に「コネクタ71」と称するものとする。
以上の図6に示した各通信局10のコネクタ接続構成において、どのように終端検知部205による終端検知処理を行うかを、図7を参照しながら説明する。
コネクタ61は、上述のように通信局10側の2線式通信ライン(ラインL1、L2)を接続するコネクタであり、コネクタ61には、このラインL1、L2を接続するための端子の他、図7に示すように、ラインL11、L12を接続するための端子が備えられている。すなわち、コネクタ61には、少なくともラインL1、L2、L11、L12を接続するための4つの端子を含む。図7に示すように、ラインL12は、接地(アース)されており、ラインL11は、終端検知部205に接続されている。なお、ラインL11と終端検知部205との接続は概念上のものであり、物理的には、ラインL11での電圧レベル(High(H)、Low(L))が、終端検知部205により認識されるような構成であればよい。また、ラインL11は、抵抗PRを介して直流電源により、いわゆるプルアップされた状態である。
そして、コネクタ71は、コネクタ61に対して接続されると、コネクタ61のラインL1、L2と、コネクタ71のラインL1、L2とが導通されると共に、コネクタ71が有する短絡ラインSLによってラインL11とラインL12とが短絡(ショート)された状態となる。このような構成において、コネクタ61にコネクタ71が接続された場合には、ラインL11の電圧レベルはLとなり、コネクタ61にコネクタ71が接続されていない状態には、ラインL11の電圧レベルがHとなる。なお、図7に示すコネクタ61と終端検知部205との間に展開された回路構成は、コネクタ62についても同様である。
そして、このラインL11の電圧レベルが、終端検知部205に伝達されることにより、終端検知部205は、2つのコネクタ(コネクタ61、62)のいずれにコネクタ71が接続されているかを認識することができる。すなわち、終端検知部205は、2つのコネクタ(コネクタ61、62)の双方にコネクタ71が接続されている場合、2つのコネクタのそれぞれのラインL11の電圧レベルはLであることを検知して、自身(通信局10)が終端に位置するモジュールではないことを検知する。一方、終端検知部205は、2つのコネクタ(コネクタ61、62)のうちいずれかにコネクタ71が接続されている場合、コネクタ71が接続されたコネクタのラインL11の電圧レベルはLであり、コネクタ71が接続されていないコネクタのラインL11の電圧レベルはHであることを検知して、自身(通信局10)が終端に位置するモジュールであることを検知する。
なお、図7に示す構成での検知方法は、終端検知処理の一例であり、その他、通信局10に設けられたディップスイッチの状態を認識することによる検知方法、ROM102等の不揮発性メモリに位置情報を記憶しておく方法、または、CPUにより実行されるプログラムで事前に位置情報が規定される方法等がある。
<通信認識モジュールにおける終端確認処理>
図8は、第1の実施形態での通信認識モジュールにおける終端確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8を参照しながら、通信認識モジュールにおける終端確認処理の流れを説明する。この通信認識モジュールによる終端確認処理を、ステップS10とする。なお、通信認識モジュール(代表の通信局)とは、図1に示した通信局10cのようにメインCPUを備えるモジュールを示す。
<<ステップS11>>
通信認識モジュールである通信局10(例えば、状態管理部207)は、起動すると各種の初期設定(イニシャライズ)を行う。そして、ステップS12へ移行する。
<<ステップS12>>
終端検知部205は、上述した終端検知処理を実行する。終端検知部205は、終端検知処理の結果を、状態管理部207へ送る。そして、ステップS13へ移行する。
<<ステップS13>>
終端検知部205の終端検知処理の結果、自身(通信局10)が終端に位置することが検知された場合(ステップS13:Yes)、ステップS14へ移行し、終端に位置しないことが検知された場合(ステップS13:No)、ステップS17へ移行する。
<<ステップS14>>
状態管理部207は、終端検知部205により自身(通信局10)が終端に位置することが検知された場合、終端制御部206に終端処理を行わせるための指令を送る。終端制御部206は、状態管理部207からの指令に従って、終端回路50に対して終端処理を行い、終端処理が完了した旨を、状態管理部207へ送る。そして、ステップS15へ移行する。
<<ステップS15>>
状態管理部207は、終端処理が終了した旨を示す終端完了通知を、通信制御部201および送信部202を介して、2線式通信ラインに送信する。ただし、自身(通信局10)以外に通信可能か認識させるモジュールがない場合、状態管理部207は、終端完了通知を送信する必要はない。そして、ステップS16へ移行する。
<<ステップS16>>
自身(通信局10)が終端に位置するので、他の1つの通信局10から終端完了通知を受信すれば、2線式通信ラインが使用可能であることを認識できる。したがって、状態管理部207(認識部の一例)が受信部203および通信制御部201を介して、他の1つの通信局10から終端完了通知を受信した場合(ステップS16:Yes)、状態管理部207は、2線式通信ラインが使用可能であることを認識し、終端確認処理を終了する。一方、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の通信局10から終端完了通知を受信していない場合(ステップS16:No)、引き続き、終端完了通知を受信するまで待機する。
<<ステップS17>>
自身(通信局10)が終端には位置しないので、他の2つの通信局10から終端完了通知を受信すれば、2線式通信ラインが使用可能であることを認識できる。したがって、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の2つの通信局10から終端完了通知を受信した場合(ステップS17:Yes)、状態管理部207は、2線式通信ラインが使用可能であることを認識し、終端確認処理を終了する。一方、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の2つの通信局10から終端完了通知を受信していない場合(ステップS17:No)、引き続き、終端完了通知を受信するまで待機する。
以上のステップS11〜S17の流れで、通信認識モジュールにおける終端確認処理が行われる。
<その他のモジュールにおける終端確認処理>
図9は、第1の実施形態でのその他のモジュールにおける終端確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9を参照しながら、通信認識モジュールではないその他のモジュールにおける終端確認処理の流れを説明する。ここで、その他のモジュールとは、図1に示した通信局10a、10b、10d、10eが相当する。
<<ステップS21>>
その他のモジュールである通信局10(例えば、状態管理部207)は、起動すると各種の初期設定(イニシャライズ)を行う。そして、ステップS22へ移行する。
<<ステップS22>>
終端検知部205は、上述した終端検知処理を実行する。終端検知部205は、終端検知処理の結果を、状態管理部207へ送る。そして、ステップS23へ移行する。
<<ステップS23>>
終端検知部205の終端検知処理の結果、自身(通信局10)が終端に位置することが検知された場合(ステップS23:Yes)、ステップS24へ移行し、終端に位置しないことが検知された場合(ステップS23:No)、終端確認処理を終了する。
<<ステップS24>>
状態管理部207は、終端検知部205により自身(通信局10)が終端に位置することが検知された場合、終端制御部206に終端処理を行わせるための指令を送る。終端制御部206は、状態管理部207からの指令に従って、終端回路50に対して終端処理を行い、終端処理が完了した旨を、状態管理部207へ送る。そして、ステップS25へ移行する。
<<ステップS25>>
状態管理部207は、終端処理が終了した旨を示す終端完了通知を、通信制御部201および送信部202を介して、2線式通信ラインに送信する。そして、終端確認処理を終了する。
以上のステップS21〜S25の流れで、通信認識モジュールではないその他のモジュールにおける終端確認処理が行われる。
なお、通信局10a〜10eすべてが、通信可能か認識する通信認識モジュールとして、図8に示す終端確認処理を行うものとしてもよい。
以上の図8および図9に示した終端確認処理のように、モジュール構成が定まっていない状態においても、起動後に終端完了通知を送信する通信局10は最大で2つであり、すべての通信局10が何らかの通知(終端である旨、終端でない旨等)を送信する方法に比べ、2線式通信ラインが使用可能であることを認識するまでの時間が短縮することができる。
(起動完了確認処理)
図10は、第1の実施形態での通信認識モジュールにおける起動完了確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10を参照しながら、通信認識モジュールにおける起動完了確認処理の流れを説明する。
<ステップS10>
通信認識モジュールは、図8に示した終端確認処理を実行する。これによって、通信確認モジュールは、2線式通信ラインが使用可能であることを認識する。そして、ステップS31へ移行する。
<ステップS31>
通信認識モジュールの状態管理部207(第1送信部の一例)は、他の通信局10に対して、起動完了通知を要求するための起動完了通知要求を、通信制御部201および送信部202を介して、2線式通信ラインに送信する。そして、起動完了通知要求を受信した他の通信局10の状態管理部207(返信部の一例)は、起動完了通知を返信する。そして、ステップS32へ移行する。
なお、起動完了通知要求は、ブロードバンド送信であっても、個別送信であってもよい。ブロードバンド送信の場合、通信認識モジュールが、他の通信局10への起動完了通知要求を個別に送る必要がないので、送信する情報の総数を減らすことができる。一方、個別送信の場合、モジュール(通信局10)の数が少ないとき等において、既に終端確認処理により終端のモジュールとの通信は確立されているので、終端のモジュールから起動完了通知を受け取る必要がなくなり、ブロードバンド送信と比べて、送信する情報の総数を減らすことができる。
<ステップS32>
通信認識モジュールの状態管理部207が、受信部203および通信制御部201を介して、すべての他のモジュールから起動完了通知を受信した場合(ステップS32:Yes)、2線式通信ラインで接続されたすべての通信局10が起動完了したことを認識し、起動完了確認処理を終了する。一方、状態管理部207が、受信部203および通信制御部201を介して、すべての他のモジュールから起動完了通知を受信していない場合(ステップS32:No)、引き続き、起動完了通知を受信するまで待機する。
以上のように、本実施形態に係る通信システム1では、各通信局10により終端検知処理が行われ、自身が2線式通信ラインの終端の位置にある場合は、ソフトウェアで実現される終端制御部206による指令に基づいて、ラインL1とラインL2との間で終端抵抗が接続される終端処理が実行されるものとしている。これによって、終端処理が必要な通信局が一意に定まらない構成において、ソフトウェア制御によりネットワーク通信を使用可能にすることができる。
また、本実施形態に係る通信システム1では、終端確認処理において、モジュール確認処理において、モジュール構成が定まっていない状態においても、起動後に終端完了通知を送信する通信局10は最大で2つである。したがって、すべての通信局10が何らかの通知(終端である旨、終端でない旨等)を送信する方法に比べ、2線式通信ラインが使用可能であることを認識するまでの時間が短縮することができる。
(変形例1)
本変形例に係る通信システム1について、第1の実施形態に係る通信システム1と相違する点を中心に説明する。上述の図8に示した第1の実施形態に係る通信認識モジュールにおける起動完了確認処理では、メインCPUを有する通信局10が通信認識モジュールとして動作し、他の通信局10に対して起動完了通知要求を送信するものとしていた。本変形例では、通信システム1に含まれるすべての通信局10が通信認識モジュールとして機能し、他のモジュールに対して自発的に起動完了通知を送信する動作について説明する。なお、本変形例に係る通信システム1の全体構成、ならびに通信局10のハードウェア構成、および機能ブロック構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図11は、変形例1での通信認識モジュールにおける起動完了確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11を参照しながら、本変形例に係る通信認識モジュール(通信局10)における起動完了確認処理の流れを説明する。
<ステップS10>
通信認識モジュールは、上述の図8に示した終端確認処理を実行する。これによって、通信確認モジュールは、2線式通信ラインが使用可能であることを認識する。そして、ステップS41へ移行する。
<ステップS41>
通信認識モジュールの終端検知部205の終端検知処理の結果、自身(通信認識モジュール)が終端に位置することが検知されている場合(ステップS41:Yes)、起動完了通知の代わりとなる終端完了通知を送信済みなので、ここでは何も送信しない。一方、自身(通信認識モジュール)が終端に位置しないことが検知されている場合(ステップS41:No)、ステップS42へ移行する。
<ステップS42>
通信認識モジュールの状態管理部207(第2送信部の一例)は、他の通信局10に対して、起動完了通知を、通信制御部201および送信部202を介して、2線式通信ラインに送信する。
ステップS41またはS42の処理が終了後、通信認識モジュールの状態管理部207は、受信部203および通信制御部201を介して、すべての他のモジュール(終端のモジュール以外)から起動完了通知を受信した場合、2線式通信ラインで接続されたすべての通信局10が起動完了したことを認識し、起動完了確認処理を終了する。
なお、図11では、自身が終端に位置しない場合に起動完了通知を送信しているが、これに限定されるものではなく、自身が終端に位置するか否かにかかわらず、他の通信局10に対して起動完了通知を送信するものとしてもよい。
以上のように、本変形例では、上述の図10で示したような1つの通常認識モジュールが起動完了通知要求を送信するフローが不要となるので、短時間ですべてのモジュールが起動完了したか否かを確認することができる。
(変形例2)
本変形例に係る通信システム1について、第1の実施形態に係る通信システム1と相違する点を中心に説明する。本変形例では、通信認識モジュールにおける終端確認処理において、終端に位置するモジュールから終端完了通知を受け取れない場合に異常処理を行う動作について説明する。なお、本変形例に係る通信システム1の全体構成、ならびに通信局10のハードウェア構成、および機能ブロック構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図12は、変形例2での通信認識モジュールにおける異常処理を含む終端確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12を参照しながら、本変形例に係る通信認識モジュールにおける異常処理を含む終端確認処理の流れを説明する。
<ステップS51>
通信認識モジュールである通信局10(例えば、状態管理部207)は、起動すると各種の初期設定(イニシャライズ)を行う。そして、ステップS52へ移行する。
<ステップS52>
終端検知部205は、上述した終端検知処理を実行する。終端検知部205は、終端検知処理の結果を、状態管理部207へ送る。そして、ステップS53へ移行する。
<ステップS53>
終端検知部205の終端検知処理の結果、自身(通信局10)が終端に位置することが検知された場合(ステップS53:Yes)、ステップS54へ移行し、終端に位置しないことが検知された場合(ステップS53:No)、ステップS59へ移行する。
<ステップS54>
状態管理部207は、終端検知部205により自身(通信局10)が終端に位置することが検知された場合、終端制御部206に終端処理を行わせるための指令を送る。終端制御部206は、状態管理部207からの指令に従って、終端回路50に対して終端処理を行い、終端処理が完了した旨を、状態管理部207へ送る。そして、ステップS55へ移行する。
<ステップS55>
状態管理部207は、終端処理が終了した旨を示す終端完了通知を、通信制御部201および送信部202を介して、2線式通信ラインに送信する。ただし、自身(通信局10)以外に通信可能か認識させるモジュールがない場合、状態管理部207は、終端完了通知を送信する必要はない。そして、ステップS56へ移行する。
<ステップS56>
通信認識モジュールである通信局10は、他の通信局10から終端完了通知を受信するまで待機する。そして、ステップS57へ移行する。
<ステップS57>
自身(通信局10)が終端に位置するので、他の1つの通信局10から終端完了通知を受信すれば、2線式通信ラインが使用可能であることを認識できる。したがって、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の1つの通信局10から終端完了通知を受信した場合(ステップS57:1個)、状態管理部207は、2線式通信ラインが使用可能であることを認識し、終端確認処理を終了する。一方、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の1つの通信局10から、所定時間待機しても終端完了通知を受信していない場合(ステップS57:1個以外)、ステップS58へ移行する。
<ステップS58>
通信認識モジュールである通信局10は、他の1つの通信局10から終端完了通知を受信できないため異常状態であると認識し、所定の異常処理を実行する。異常処理としては、例えば、自身が表示手段を有する場合、当該表示手段に終端確認処理で異常が発生した旨を表示させたり、または、上位の管理システム等に異常信号を送信する等の処理が挙げられる。そして、終端確認処理を終了する。
<ステップS59>
通信認識モジュールである通信局10は、他の通信局10から終端完了通知を受信するまで待機する。そして、ステップS60へ移行する。
<ステップS60>
自身(通信局10)が終端には位置しないので、他の2つの通信局10から終端完了通知を受信すれば、2線式通信ラインが使用可能であることを認識できる。したがって、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の2つの通信局10から終端完了通知を受信した場合(ステップS60:2個)、状態管理部207は、2線式通信ラインが使用可能であることを認識し、終端確認処理を終了する。一方、状態管理部207が受信部203および通信制御部201を介して、他の2つの通信局10から、所定時間待機しても終端完了通知を受信していない場合(ステップS60:2個以外)、ステップS61へ移行する。
<ステップS61>
通信認識モジュールである通信局10は、他の2つの通信局10から終端完了通知を受信できないため異常状態であると認識し、所定の異常処理を実行する。異常処理の例としては、上述した通りである。そして、終端確認処理を終了する。
以上のように、本変形例では、終端に位置する通信局10から終端完了通知を受信することができない場合、所定の異常処理を行うものとしている。これによって、終端確認処理についての異常を認識することができ、終端に位置する通信局10での故障、設定不良、または2線式通信ラインの未接続もしくは接続不良等について迅速に対応することが可能となる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、上述の第1の実施形態または変形例1、2に係る通信システム1を画像形成装置に適用した例を説明する。
図13は、第2の実施形態に係る画像形成装置の通信構成の一例を示す図である。図13を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置300の通信構成について説明する。なお、画像形成装置300は、各ユニットの配置構成を適宜変更することができる商用印刷機であるものとして説明する。そして、画像形成装置300は、各ユニットは上述の通信局10に相当するCPUを有するモジュールを備えるものとする。
図13に示すように、本実施形態に係る画像形成装置300は、連結排紙ユニット301、302と、冷却ユニット303と、乾燥ユニット304と、作像ユニット305と、レジストユニット306と、先塗りユニット307と、連結給紙ユニット308〜310と、を備えている。
連結排紙ユニット301、302は、印刷された印刷媒体(印刷用紙等)を排紙するユニットであり、2つのユニット構成とすることにより、排紙ボリュームを増加させることができる。連結排紙ユニット301、302は、それぞれ通信局311、312を備えている。
冷却ユニット303は、乾燥ユニット304で乾燥された印刷媒体を冷却するユニットである。冷却ユニット303は、通信局313を備えている。
乾燥ユニット304は、印刷された印刷媒体に付着したインクを乾燥させ、馴染ませる機能を有するユニットである。乾燥ユニット304は、通信局314を備えている。
作像ユニット305は、印刷媒体にインクを吐出して印刷を行うユニットである。作像ユニット305は、通信局315を備えている。
レジストユニット306は、印刷媒体の搬送タイミングの調整、および位置調整を行うユニットである。レジストユニット306は、通信局316を備えている。
先塗りユニット307は、異なる印刷媒体に対してもインクを馴染ませることができるように、先塗り液をコーティングするユニットである。先塗りユニット307は、通信局317を備えている。
連結給紙ユニット308〜310は、印刷媒体を給紙するユニとであり、3つの連結構成とすることにより、給紙ボリュームを増加させることができる。連結給紙ユニット308〜310は、それぞれ通信局318〜320を備えている。
通信局311〜320は、それぞれ上述した第1の実施形態に係る通信局10と同様のハードウェア構成および機能ブロック構成を備えている。
上述のように、商用印刷機である画像形成装置300は、印刷物に応じて、ユニット構成(すなわち、通信局311〜320の配置構成)が変わる場合があり、一意に定まらない。このように、構成が変わる場合においても、通信局311〜302を含む通信システムでは、ソフトウェア制御により終端処理を行って、ネットワーク通信を使用可能にすることができ、短時間で通信可能になったことを認識することができる。
なお、上述の各実施形態および各変形例において、通信システム1および画像形成装置300の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の各実施形態および各変形例に係る通信システム1および画像形成装置300で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk−Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の各実施形態および各変形例に係る通信システム1および画像形成装置300で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の各実施形態および各変形例に係る通信システム1および画像形成装置300で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の各実施形態および各変形例の通信システム1および画像形成装置300で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU101が上述の記憶装置(例えば、ROM102)からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置(例えば、メモリ103)上にロードされて生成されるようになっている。
1 通信システム
10、10a〜10e 通信局
50、50a〜50e 終端回路
61、61a〜61e コネクタ
62、62a〜62e コネクタ
71、71a〜71h コネクタ
101、101a〜101e CPU
102 ROM
103 メモリ
104 バス通信I/F
201 通信制御部
202 送信部
203 受信部
204 記憶部
205 終端検知部
206 終端制御部
207 状態管理部
300 画像形成装置
301、302 連結排紙ユニット
303 冷却ユニット
304 乾燥ユニット
305 作像ユニット
306 レジストユニット
307 先塗りユニット
308〜310 連結給紙ユニット
311〜320 通信局
L1、L2 ライン
L11、L12 ライン
PR 抵抗
R、Ra〜Re 終端抵抗
SL 短絡ライン
SW、SWa〜SWe スイッチ
特開2010−028670号公報

Claims (10)

  1. 複数の通信局が2線式通信ラインを介して通信する通信システムであって、
    前記各通信局は、
    自身が前記2線式通信ラインの終端に位置するか否かを検知する終端検知部と、
    前記終端検知部によって、前記2線式通信ラインの終端に位置することが検知された場合、該2線式通信ラインの終端部において終端処理を行う終端制御部と、
    前記終端制御部により前記終端処理が行われた後、該終端処理の完了通知を、前記2線式通信ラインを介して他の通信局へ送信する通知部と、
    を備えた通信システム。
  2. 前記終端制御部は、前記終端処理として、前記2線式通信ラインのライン間が終端抵抗で接続された状態とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記複数の通信局のうち代表の通信局は、
    前記2線式通信ラインの終端に位置する通信局から、前記完了通知を受信した場合、前記2線式通信ラインが使用可能であると認識する認識部を、
    さらに備えた請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記認識部は、
    前記終端検知部により前記代表の通信局が前記2線式通信ラインの終端に位置することが検知された場合、前記完了通知を1つ受信したときに該2線式通信ラインが使用可能であると認識し、
    前記終端検知部により前記代表の通信局が前記2線式通信ラインの終端に位置しないことが検知された場合、前記完了通知を2つ受信したときに該2線式通信ラインが使用可能であると認識する請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記代表の通信局は、所定時間、前記完了通知を受信しない場合、所定の異常処理を実行する請求項3または4に記載の通信システム。
  6. 前記各通信局は、
    前記他の通信局と前記2線式通信ラインで接続するための2つの接続部を、さらに備え、
    前記終端検知部は、
    前記2つの接続部に対応する接続部がそれぞれ接続されている場合、前記2線式通信ラインの終端に位置していないことを検知し、
    前記2つの接続部のうち1つの接続部のみが対応する接続部が接続されている場合、前記2線式通信ラインの終端に位置していることを検知する請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 前記複数の通信局のうち代表の通信局は、前記2線式通信ラインが使用可能であることが認識された後、前記代表の通信局以外の通信局に対して、起動完了通知の要求を送信する第1送信部を、さらに備え、
    前記代表の通信局以外の通信局は、前記要求の受信後、前記起動完了通知を返信する返信部を、さらに備えた請求項1〜6のいずれか一項に記載の通信システム。
  8. 前記複数の通信局のうち、前記2線式通信ラインの終端に位置しない通信局は、
    前記2線式通信ラインが使用可能であることが認識された後、他の通信局に起動完了通知を送信する第2送信部を、さらに備えた請求項1〜6のいずれか一項に記載の通信システム。
  9. 複数の通信局が2線式通信ラインを介して通信する通信システムの通信方法であって、
    前記各通信局が、自身が前記2線式通信ラインの終端に位置するか否かを検知する終端検知ステップと、
    前記各通信局が、前記2線式通信ラインの終端に位置することを検知した場合、該2線式通信ラインの終端部において終端処理を行う終端制御ステップと、
    前記各通信局が、前記終端処理を行った後、該終端処理の完了通知を、前記2線式通信ラインを介して他の通信局へ送信する通知ステップと、
    を有する通信方法。
  10. 複数のユニットがそれぞれ備える通信局が2線式通信ラインを介して通信する画像形成装置であって、
    前記各通信局は、
    自身が前記2線式通信ラインの終端に位置するか否かを検知する終端検知部と、
    前記終端検知部によって、前記2線式通信ラインの終端に位置することが検知された場合、該2線式通信ラインの終端部において終端処理を行う終端制御部と、
    前記終端制御部により前記終端処理が行われた後、該終端処理の完了通知を、前記2線式通信ラインを介して他の通信局へ送信する通知部と、
    を備えた画像形成装置。
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