JP2020020708A - 三次元レーザー光走査装置 - Google Patents

三次元レーザー光走査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザー光測距の性能を低下させずにレーザー光照射密度が高くなる高密度領域が生じないようにして人を含む生態系に対する安全性を確保した三次元レーザー光走査装置を提供する。【解決手段】制御ユニット6が第一駆動部3と第二駆動部7を制御して反射鏡2のレーザー光を反射させる方向を変化させつつレーザー計測ユニット1を制御してレーザー光測距を行うのでレーザー光照射による三次元走査範囲が広く、しかもレーザー光測距を行う仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、三次元レーザー光走査装置に関するものである。
以前より、レーザー光測距を行う装置のレーザー光を三次元空間へ照射し点群データを取得する試みがなされてきた。点群データとは、三次元座標値データ群のことであり、周囲の環境に存在する物体の形状を表現したものなどである。先行技術としては、例えば特開2017−134293号(特許文献1参照)に開示されている技術のような方法が知られている。
特開2017−134293号公報
レーザー光測距装置のようなレーザー光を用いる機器は安全規格によりクラス分けがされており、保護対策が不要なクラス1およびクラス2の範囲内のレーザー光を用いることにより不特定多数の人間が存在する空間においても安全に使用可能な汎用性のあるレーザー光測距を行うことができる。しかしながら、より遠距離に対する測距性能やより高精度な測距性能に対する市場要求もある。
これら要求を満たすためには、レーザー光出力を上げる必要があり、安全性のみを考慮するだけでは必要なレーザー光測距の性能を確保することができない。
また、特許文献1で開示されている三次元レーザー光走査装置においては、走査装置の直上付近の領域においてレーザー光の照射される密度が高まるという問題もあった。より具体的には、仮に三次元レーザー光走査装置の周囲に任意の半径の透明な球体が仮想的に存在するとした場合、この球体の表面(以下「仮想球面」という)上に測距用レーザー光が照射される際の単位面積あたりのエネルギーは一様では無く、仮想球面の緯度が高い(北極に近い)領域ほど単位面積当りのエネルギーも高いという特徴が生じるということである。人間に対するレーザー光照射の安全性は、レーザー光が照射される際の単位面積あたりのエネルギーで判断される。レーザー光照射密度が高くなる領域(高エネルギー照射密度領域)が存在する場合、安全性確保の観点から高照射密度領域における単位面積当りのレーザー光照射エネルギーを低減させる必要があり、そのためには測距用レーザー光発光装置の出力を下げることとなり、結果としてレーザー光測距可能な距離や精度などの性能を低下させてしまうことになる。
本開示はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、レーザー光測距の性能を低下させずにレーザー光照射密度が高くなる高密度領域のレーザー光照射エネルギー密度を下げることによってより安全性の高い三次元レーザー光走査装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、以下に述べる実施形態には、次の構成を備える。
レーザー光を照射して反射光を受光することで測距するレーザー光測距装置と、前記レーザー光測距装置から照射されたレーザー光を反射面で反射させて被照射体に向けて照射し、被照射体からの反射光を前記反射面で反射させて受光する反射鏡と、前記反射鏡を水平回転軸を中心に回転駆動させる第一駆動部と、前記レーザー光測距装置と前記第一駆動部を支持固定する回転支持部と、前記回転支持部を鉛直軸を中心に回転駆動させる第二駆動部と、前記レーザー光測距装置、前記第一駆動部及び第二駆動部を統括的に制御する制御部と、を備え、前記制御部は前記第一駆動部と前記第二駆動部を駆動制御して前記反射鏡のレーザー光を反射させる方向を変化させつつ、前記レーザー光測距装置によりレーザー光測距を行うことにより、前記反射鏡を中心とした任意の半径の仮想球体の仮装球面上を一定のパターンでレーザー光測距を行い、前記レーザー光測距を行う前記仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うように制御することを特徴とする。
上述した三次元レーザー光走査装置を用いれば、制御部が第一駆動部と第二駆動部を制御して反射鏡のレーザー光を反射させる方向を変化させつつレーザー光測距装置を制御してレーザー光測距を行うのでレーザー光照射による三次元走査範囲が広く、しかもレーザー光測距を行う仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うことにより、単位面積当りのレーザー光出力が高い高エネルギー照射密度領域のエネルギー照射密度を下げて安全規格を満たしながら測距距離や精度などの性能を確保することができる。
また、点群の密度に関して言えば、高エネルギー照射密度領域はもともと点群も高密度である。したがって、今回の発明で提案する走査方法によって得られる点群はより均一化されるとともに点群そのもののデータ量も小さくすることができる。
前記仮想球面の赤道上から北極点に近づくレーザー光の走査方向において、前記レーザー光測距装置によるレーザー光測距を行う前記仮想球面の緯度θ1が所定角度範囲でn回(n=1/cosθ1)に1回の割合でレーザー光照射の頻度を減らして走査が行われ、北極点に近づくにつれて頻度nの値を増加させるようにしてもよい。
これにより、仮想球面の赤道上とそれより北緯方向に緯度が高くなるにつれ経線方向(東西方向)に隣接する走査軌跡相互の間隔が狭くなり北極近傍で高密度エネルギー領域が発生するところ、レーザー光測距を行う仮想球面の緯度θ1が所定角度範囲でn回(n=1/cosθ1:0°≦θ1<90°)に1回の割合でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行い、北極点に近づくにつれて頻度nの値を増加させることで、高密度エネルギー領域のエネルギー密度を下げることができ、安全規格内で高出力レーザー光を照射して測距距離や測距精度などの性能を高めることができる。尚、北極点ではcos90°=0となるため、レーザー光照射によるエネルギー密度の高まりに応じて任意にnの値を決定することが好ましい。
以下に述べる実施形態には、さらに次の構成を備える。
レーザー光を照射して反射光を受光することで測距するレーザー光測距装置と、前記レーザー光測距装置から照射されたレーザー光を反射面で反射させて被照射体に向けて照射し、被照射体からの反射光を前記反射面で反射させて受光する反射鏡と、前記反射鏡を水平回転軸を中心に回転駆動させる第一駆動部と、前記レーザー光測距装置と前記第一駆動部を支持固定する回転支持部と、前記回転支持部を鉛直軸を中心に回転駆動させる第二駆動部と、前記レーザー光測距装置、前記第一駆動部及び第二駆動部を統括的に制御する制御部と、を備え、前記制御部は前記第一駆動部と前記第二駆動部を駆動制御して前記反射鏡のレーザー光を反射させる方向を変化させつつ、前記レーザー光測距装置によりレーザー光測距を行うことにより、前記反射鏡を中心とした任意の半径の仮想球体の仮装球面上を一定のパターンでレーザー光測距を行うように制御し、前記レーザー光測距を行う前記仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)及び経度θ2(0°≦θ2≦360°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うように制御することを特徴とする。
上述した三次元レーザー光走査装置を用いれば、制御部が第一駆動部と第二駆動部を制御して反射鏡のレーザー光を反射させる方向を変化させつつレーザー光測距装置を制御してレーザー光測距を行うのでレーザー光照射による三次元走査範囲が広く、しかもレーザー光測距を行う仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1<90°)及び経度θ2(0°≦θ2≦360°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うことにより、単位面積当りのレーザー光出力が高い高エネルギー照射密度領域のエネルギー密度を下げて安全規格を満たしながら測距距離や精度などの性能を確保することができる。
前記仮想球体の赤道上から北極点に近づくレーザー光の走査方向において、前記レーザー光測距装置による前記レーザー光測距を行う前記仮想球体の緯度θ1が所定角度範囲でn回(n=1/cosθ1:0°≦θ1<90°)に1回の割合にレーザー光照射の頻度を減らして走査を行い、前記北極点に近づくにつれて頻度nの値を増加させるようにしてもよい。
これにより、レーザー光測距を行う仮想球面の緯度θ1が所定角度範囲内では経度方向の測距間隔を空けて走査が行われ、北極点に近づくにつれて仮想球面の経度方向の測距間隔が長くなるように走査を行うことで、高密度エネルギー領域の発生を解消することができ、安全規格を満たしながら測距距離や精度などの性能を確保することができる。
尚、仮想球面の南半球(南緯0度〜90度)の所定角度範囲において三次元レーザー光測距装置によるレーザー光照射は行わないよう制御される。
まず、三次元レーザー光測距装置の構造上の制約を原因として垂直方向に対して全周走査を行うことができない。一般には重力方向に構成部材を配置するため、仮想球面における南緯度の高い領域においては構成部材によって遮られレーザー光測距を行うことができないからである。
また、三次元レーザー光測距装置は三脚などの架台の上に設置されるため、やはり同様に仮想球面の南緯度の高い領域は架台によって遮られてレーザー光測距を行うことができないことになるからである。
よって、本発明におけるレーザー光測距の間引きは仮想球面の北半球においてのみ適用し、南半球においては適用しない前提で説明する。θ1は0〜90°の範囲であるがこれは北緯0度〜90度を意味する。
尚、上述のレーザー光が遮られる影響を避けられる場合には、必要に応じて南半球でも北半球と同様のレーザー光測距の間引きを行ってもよい。
レーザー光照射による三次元走査範囲が広く、しかも走査線どうしの間隔が狭まる高密度照射領域のエネルギー密度を低減しつつ高度のレーザー光測距性能を安定して発揮することができる。
本発明装置の概要を示す斜視図である。 本発明装置の概要を示す正面図である。 三次元レーザー光走査装置の照射するレーザー光の回転走査線が形成する仮想球面を示す説明図である。 図3の仮想球面上を走査する走査線の緯度経度を示す展開図である。 間引き走査の一例を示す測距点の概念図である。 間引き走査の他例を示す測距点の概念図である。
以下、三次元レーザー光走査装置の概略構成について、図1および図2を参照しながら説明する。図1は、三次元レーザー光走査装置の正面図、図2はその斜視図である。
図1及び図2において、レーザー計測ユニット1(レーザー光測距装置)は、レーザー光を発光し、測距対象に照射し、測距対象から反射したレーザー光を受光して、レーザー計測ユニット1と測距対象との直線距離を測定する。
具体的には、レーザー計測ユニット1が発光するレーザー光を一旦反射ミラー2(反射鏡)に当てて、ミラー表面における反射を利用して測距対象に向けて照射するようになっている。反射ミラー2としてはロッドミラーが好適に用いられ、円柱状の物質(ガラス等)を斜めに切断しその切断平面に銀などを蒸着したものである。蒸着以外にミラーそのものを切断平面に貼付けても良い。本実施例では、円柱の中心軸と切断平面は45度の傾斜角度を有する。
反射ミラー2は、ミラー駆動モータ3(第一駆動部)により円柱の中心軸(水平回転軸)を中心として回転可能に軸支されている。これにより、レーザー計測ユニット1からのレーザー光は、ミラー表面で反射されることにより、円柱の中心軸(水平回転軸)から90度の方向へ偏向される。このミラー2の回転により測距のレーザー光は垂直方向のあらゆる角度に向かって照射される。ミラーエンコーダ4は、ミラー駆動モータ3によるミラー2の回転の角度を検出するためのものである。
レーザー計測ユニット1及びミラー駆動モータ3は回転支持台5(回転支持部)上に支持固定されている。回転支持台5は、設置面に載置固定される支持脚5aと支持脚5aに起立形成された固定軸5bを有する。支持台本体5cは固定軸5bに対して軸受5c1を介して回転可能に支持されている。支持台本体5cの上端部には、上部支持板5dが固定軸5bと直交する方向に支持台本体5cより外側に張り出して設けられている。上部支持板5dには、レーザー計測ユニット1及び制御ユニット6が支持されている。上部支持板5d上には起立板5eが起立形成されており、該起立板5eには、ミラー駆動モータ3が支持固定されている。
支持台本体5cの下端部には、下部支持板5fが固定軸5bと直交する方向に支持台本体5cより外側に張り出して設けられている。下部支持板5f上には、スピンドル駆動モータ7(第二駆動部)がモータ軸7aを下向きに支持固定されている。モータ軸7aにはモータ歯車8aが一体に設けられている。またモータ歯車8aは固定軸5bに一体に組み付けられた固定歯車8bと噛み合っている。固定軸5bにはスピンドルエンコーダ9が設けられている。スピンドルエンコーダ9は、スピンドル駆動モータ7による支持台本体5cの回転の角度を検出するためのものである。
制御ユニット6(制御部)は、レーザー計測ユニット1、ミラー駆動モータ3及びスピンドル駆動モータ7の動作を統括的に制御する。制御ユニット6にはミラーエンコーダ4からミラー駆動モータ3の回転情報、スピンドルエンコーダ9からスピンドル駆動モータ7の回転情報を取得してこれらの回転駆動を制御する。
スピンドル駆動モータ7を回転駆動すると、モータ軸7aに設けられたモータ歯車8aが回転する。モータ歯車8aは固定軸5bに設けられた固定歯車8bに噛み合いながら公転する。これにより、支持台本体5cが軸受5c1を介して固定軸5bを中心として回転させる。よって、回転支持台5が回転するので、回転支持台5に組み付けられたレーザー計測ユニット1及び反射ミラー3も固定軸5bを中心として自転することとなる。
このように、レーザー計測ユニット1が発光するレーザー光を、反射ミラー2にてレーザー光照射方向と垂直方向へ偏向させて水平回転軸を中心として回転させることで垂直方向の全周へ照射し、かつレーザー計測ユニット1及び反射ミラー2は回転支持台5と共に固定軸5bを中心に自転を行うことで、三次元レーザー光走査を実現している。
尚、回転支持台5に対するレーザー計測ユニット1、ミラー駆動モータ3、制御ユニット6及びスピンドル駆動モータ7の組み付けは、固定軸5bを中心とする回転支持台5の回転バランスを考慮して組み付けられるのが好ましい。本実施例では、レーザー計測ユニット1及び制御ユニット6とミラー駆動モータ3及びスピンドル駆動モータ7とで重量バランスが調整されている。
図3は、仮に三次元レーザー光走査装置の周囲に任意の半径の透明な球体が仮想的に存在するとした場合、この仮想球体の表面(以下「仮想球面10」という)上に測距用レーザー光がどのように照射されるかを概念的に例示するものである。即ち、反射ミラー2がミラー駆動モータ3とスピンドル駆動モータ7の回転の合成によって一定のパターンを以って運動し反射面の方向がどの様に変化するか、加えてレーザー計測ユニット1が発光するレーザー光が反射ミラー2で反射された結果として仮想球面10上に走査線がどのようなパターンを描くかを示したイメージ図である。
本実施例においては、反射ミラー2の質量に比べて回転支持台5の質量の方が大きいので、ミラー駆動モータ3の回転速度をスピンドル駆動モータ7の回転速度に比べて大幅に高くなるようにしている。よって、仮想球面10上にプロットされるレーザー光は緯度(上下)方向に密となり、経度(水平)方向に粗となる。この走査パターンでは仮想球面10の北極点付近においてレーザー光の照射される点の密度が高くなる。高密度照射領域とは仮想球面10の北極点付近が該当する。尚、理論上は仮想球面10の南極点付近においても同様にレーザー光の照射される点の密度が高くなる高密度照射領域が発生するが、前述の通り、反射ミラー2の反射光が回転支持台5に遮られてしまうため、主として北極点付近を対象として説明するものとする。
そこで、レーザー計測ユニット1より照射されるレーザー光の仮想球面10上の走査点の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)及び経度θ2(0°≦θ2≦360°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らす走査が行われる。特に、レーザー光の走査点の緯度が高緯度になればなるほど高密度照射領域となるためレーザー光照射の頻度を減らす走査を行う必要がある。尚、経度θ2の変化を一定とすれば、走査点の緯度θ1のみをパラメータとしてレーザー光を照射することができる。
以下、レーザー計測ユニット1のレーザー光照射の頻度を減らす走査(以下、「間引き走査」という)の一例について説明する。レーザー光が仮想球面10の北極点付近を照射する際には、ミラーエンコーダ4によって検出される緯度の増加に応じてレーザー光測距動作の頻度を減らすことで実現する。すなわち、緯度θ1が所定角度範囲でn回(n=1/cosθ1:0°≦θ1<90°)に1回の割合にレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うことで高密度照射領域のレーザー光照射エネルギー密度を1/nに低減することができる。
間引き走査方法についてより詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、三次元レーザー光走査装置はレーザー計測ユニット1を有している。レーザー計測ユニット1はレーザー光測距を一定の時間間隔で連続して行う。そのため、ミラー駆動モータ3によって回転駆動される反射ミラー2とスピンドル駆動モータ7より回転駆動される回転支持台5の協働により、レーザー光が周囲の三次元空間へ照射される。照射されたレーザー光は、図3に示すように、仮想球面10上において一定の走査点の集合として可視化される。図3では周囲の物体を省略しているが、実際にはレーザー計測ユニット1は仮想球面10の中心から物体までの直線距離を測定し、制御ユニット6が直線距離とミラーエンコーダ4およびスピンドルエンコーダ9の出力に基づき極座標値を算出し、これを複数回行って点群データを作成する。
上述したように、仮想球面10の北極点付近は高密度照射領域となるので、レーザー光測距を行う緯度が上がる(=北極点に近づく)につれてレーザー光測距を行う割合を漸減することでエネルギー密度を下げることができる。赤道面より上を北緯とすると、例えば北緯0度〜60度では間引き走査無し、北緯60度〜75度では1/2に間引き走査(2回に1回の割合でレーザー光測距を行うこと)、北緯75度〜90度では1/4に間引き走査(4回に1回の割合でレーザー光測距を行う)、という制御を行う。そうすることで、極付近のエネルギー密度は4分の1に低減する。また、間引き走査による点群密度の低下は赤道付近の点群密度を下回ることがないためより均一な密度の点群を得ることが可能となる。
異なる方法としては、緯線(上下方向)のレーザー光測距動作を間引くのでは無く、一定の緯度に達したら緯線方向のレーザー光測距そのものを行わないようにしても良い。ミラー駆動モータ3が1回転すると1回は仮想球面10の北極点をレーザー光走査線の軌跡が通過するが、その間に仮想球面10の赤道の経度が1度相当を回転するようにスピンドル駆動モータ7を回転制御しているとする。そのため、レーザー光測距の緯線方向の点の軌跡は厳密には緯線と平行とはならない。説明の便宜のため、仮想球面10と走査線の軌跡が交叉する際の緯度θ1及び経度θ2で表現する。仮想球面10の赤道上の東経0度と交叉する緯線方向の軌跡では、北緯0度〜90度でレーザー光測距を行う(間引き無し)。仮想球面の赤道上の東経1度の経線と交差する緯線方向の軌跡では、北緯0度〜60度でレーザー光測距を行い(間引き無し)、北緯60度〜90度ではレーザー光測距を行わない(間引き)。仮想球面10の赤道上の東経2度と交叉する緯線方向の軌跡では、北緯0度〜75度でレーザー光測距を行い(間引き無し)、北緯75度〜90度ではレーザー光測距を行わない(間引き)。仮想球面10の赤道上の東経3度と交叉する緯線方向の軌跡では、北緯0度〜60度でレーザー光測距を行い(間引き無し)、北緯60度〜90度ではレーザー光測距を行わない(間引き)。このような制御を経度4度毎に繰り返して行う。これにより、北緯75度〜90度では経線方向のレーザー光測距は1/4に間引かれ、北緯60度〜75度では経線方向のレーザー光測距は1/2に間引かれる。
以下、間引き走査例について図4に示す走査線の緯度経度展開図を参照しながら説明する。図4において縦軸は緯度θ1を表しており、北極が90度、赤道が0度となる。また横軸は経度θ2を示しており、一定角度10度ずつ東経0度〜東経360度(周回)分を示している。レーザー計測ユニット1の水平光軸(レーザー光照射方向を示す)が回転角A度(10度)回転する間に垂直軸が180度(南極から北極へ)回転するものとする。また、図示しないが、走査線上をB度間隔で測距し点群データを得るものとする。
例えば、図4の一番左側の斜線で示す走査線は、南極(南緯90度東経0度)から赤道(北緯0度東経5度)を通り、北極(北緯90度東経10度)へ至る。そして反対側へ走査が続く。この際の北極(北緯90度東経10度)は反対側へ至ると北緯90度西経170度(=東経190度)となり、赤道(北緯0度西経165度=東経195度)を経て、南極(南緯90度西経160度=東経200度)となる。全周の走査はこれを360度回転するまで繰り返す。尚、本来は南極側にもレーザー光照射が高密度な領域が存在するが、前述の通り、北半球領域のみについて間引き走査の対象とする。
また、図4では、北極点から赤道を経て南極へ至る緯度の表示において90度→0度→90度として表記されているが、θ1は0〜90°の範囲とする(北極点=90°、赤道上=0°)。
レーザー計測ユニット1は、ある一定周期(例えば1回の測距に10μ秒)で連続してレーザー光を照射して測距を行う。この周期は基本的に固定的な値であり、動的に変更できる類のものでは無く、そのシステムに特化された固有値である。よって、レーザー計測ユニット1の垂直方向および水平方向の回転が一定の角速度であれば、測距を行う点は仮想球面10(図3参照)の上で特定のパターンを描く。
図4において、B度は、上述の周期で連続して測距を行う際の、ある点とその次の点の緯度θ1の差を表している。仮想球面10の北極点付近で「θ1=90°走査線上の測定間隔4B」とあるのは、通常ならば緯度方向ではB度間隔で測距を行うところを、4B度の間隔(=1/4に間引く)で測距を行うということを意味する。
このように緯度θ1が高くなるほど(=北極点に近づくほど)、経線上(水平方向)では同じA度でも、実際の距離は縮まる。この経線方向の縮まりの度合いに応じて、緯線方向(垂直方向)の走査線を間引く。レーザー光測距を行う仮想球面10の緯度をθ1(0°≦<θ1<90°)とすると、レーザー計測ユニット1は、緯度θ1においてn回(n=1/cosθ1)毎に測距動作の間引きが行われる。
具体的には、上述のA度に相当する角度は、走査線の軌跡が赤道と交叉する経度(=水平方向)の間隔を示すが、このA度を変化させずに仮想球面10における経線上の距離が赤道上における場合の長さと比較して半分になるのは、cos60°=0.5であるから、赤道上を北緯0度として北緯60度で経線上の長さが赤道での半分となる。n回に1回、という表現で間引きを定義すると、n=1/cos(θ1)=1/cos60°=2回となる。よって、北緯60度では2回に1回の割合で測距動作の間引きが行われる。
同様にcos75.52°=0.25であるから、北緯75.5度で経線上の長さが赤道上での長さの1/4となる。よって、n=1/cos(θ1)=1/cos75.52°=4回となる。よって、北緯75.52度では4回に1回の割合で間引き走査が行われる。尚、仮想球面10の北極点においては、cos90°=0となるため、このような式に代入せず全周の走査のうちのN回(Nは自然数)だけ間引き走査するものとする。
続いて、具体的な間引き走査のイメージについて、図5を例にして説明する。
図5は、仮想球面10の北半球の一部の間引き走査の概念を現している。θ1は仮想球面10の緯線(南北)方向、θ2は仮想球面10の経線(東西)方向を示している。南北方向に3つの領域に分けてあり、南から順に「間引き無し」「発光頻度1/2」「発光頻度1/4」である。
間引き無し領域では、間引き走査を行わず、上述のθ1=0〜60°に相当する。発光頻度1/2領域では、上述のθ1=60〜75.5°に相当し、前述のn=1/cosθ1に当てはめるとn=2となり、2回に1回の頻度で測距を行う。発光頻度1/4領域では、上述のθ1=75.5〜90°に相当し、前述のn=1/cosθ1に当てはめるとn=4となり、4回に1回の頻度で測距を行う。
なお、図5は間引き走査のイメージを説明するための概念図であり、実際には各領域で多くの間引き走査を行う。
図6では、具体的な間引き走査のイメージについて、別の例を説明する。
図6は図5と同様に、仮想球面10の北半球の一部の間引き走査の概念を現しているが、図5とは異なる間引き走査の例である。
θ1は仮想球面10の緯線(南北)方向、θ2は仮想球面10の経線(東西)方向を示している。南北方向に3つの領域に分けてあり、南から順に「間引き無し」「発光頻度1/2」「発光頻度1/4」である。図5と異なり、図6では東西方向の発光頻度について示している。
間引き無し領域では、間引き走査を行わず、上述のθ1=0〜60°に相当する。発光頻度1/2領域では、上述のθ1=60〜75.5°に相当し、前述のn=1/cosθ1に当てはめるとn=2となり、東西方向で2回に1回の頻度となるように測距を行う。発光頻度1/4領域では、上述のθ1=75.5〜90°に相当し、前述のn=1/cosθ1に当てはめるとn=4となり、東西方向で4回に1回の頻度となるように測距を行う。
なお、図6は間引き走査のイメージを説明するための概念図であり、実際には各領域で多くの間引き走査を行う。
上述した北緯60°や北緯75.5°は一例であって、北極点付近の北緯75.5度以上の領域を更に細分化してcosθ1=1/8、1/16となる角度を求め、測定点の極近傍における間引き量を多くして、さらに高エネルギー照射密度領域のエネルギー密度を1/8、1/16となるようにしてもよい。
以上は、ミラー駆動モータ3の回転が速くスピンドル駆動モータ7回転が遅い三次元レーザー光走査装置について説明してきたが、ミラー駆動モータ3とスピンドル駆動モータ7の回転速度の関係が逆(ミラー駆動モータ3の回転が遅くスピンドル駆動モータ7回転が速い場合)であっても良い。この場合も仮想球面10の北極点付近に高密度照射領域が同様に生じるので、上述の考えを適用して同様に間引けば良い。
上述した三次元レーザー光走査装置を用いれば、レーザー光照射密度が高くなる高密度領域におけるエネルギー密度を下げることができるため同様の安全規格内においてより高いレーザー光出力で計測することができるため、レーザー光測距の距離や精度などの性能を確保した三次元レーザー光走査装置を提供することができる。よって、三次元レーザー光走査装置の安全規格を遵守しつつ高い実用性、更には省エネルギー性を実現することができる。
1 レーザー計測ユニット 2 反射ミラー 3 ミラー駆動モータ 4 ミラーエンコーダ 5 回転支持台 5a 支持脚 5b 固定軸 5c 支持台本体 5c1 軸受 5d 上部支持板 5e 起立板 5f 下部支持板 6 制御ユニット 7 スピンドル駆動モータ 7a モータ軸 8a モータ歯車 8b 固定歯車 9 スピンドルエンコーダ 10 仮想球面

Claims (4)

  1. レーザー光を照射して反射光を受光することで測距するレーザー光測距装置と、
    前記レーザー光測距装置から照射されたレーザー光を反射面で反射させて被照射体に向けて照射し、被照射体からの反射光を前記反射面で反射させて受光する反射鏡と、
    前記反射鏡を水平回転軸を中心に回転駆動させる第一駆動部と、
    前記レーザー光測距装置と前記第一駆動部を支持固定する回転支持部と、
    前記回転支持部を鉛直軸を中心に回転駆動させる第二駆動部と、
    前記レーザー光測距装置、前記第一駆動部及び第二駆動部を統括的に制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は前記第一駆動部と前記第二駆動部を駆動制御して前記反射鏡のレーザー光を反射させる方向を変化させつつ、前記レーザー光測距装置によりレーザー光測距を行うことにより、前記反射鏡を中心とした任意の半径の仮想球体の仮装球面上を一定のパターンでレーザー光測距を行い、前記レーザー光測距を行う前記仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うように制御することを特徴とする三次元レーザー光走査装置。
  2. 前記仮想球面の赤道上から北極点に近づくレーザー光の走査方向において、前記レーザー光測距装置によるレーザー光測距を行う前記仮想球面の緯度θ1が所定角度範囲でn回(n=1/cosθ1)に1回の割合でレーザー光照射の頻度を減らして走査が行われ、北極点に近づくにつれて頻度nの値を増加させる請求項1記載の三次元レーザー光走査装置。
  3. レーザー光を照射して反射光を受光することで測距するレーザー光測距装置と、
    前記レーザー光測距装置から照射されたレーザー光を反射面で反射させて被照射体に向けて照射し、被照射体からの反射光を前記反射面で反射させて受光する反射鏡と、
    前記反射鏡を水平回転軸を中心に回転駆動させる第一駆動部と、
    前記レーザー光測距装置と前記第一駆動部を支持固定する回転支持部と、
    前記回転支持部を鉛直軸を中心に回転駆動させる第二駆動部と、
    前記レーザー光測距装置、前記第一駆動部及び第二駆動部を統括的に制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は前記第一駆動部と前記第二駆動部を駆動制御して前記反射鏡のレーザー光を反射させる方向を変化させつつ、前記レーザー光測距装置によりレーザー光測距を行うことにより、前記反射鏡を中心とした任意の半径の仮想球体の仮装球面上を一定のパターンでレーザー光測距を行うように制御し、前記レーザー光測距を行う前記仮想球面の緯度θ1(0°≦θ1≦90°)及び経度θ2(0°≦θ2≦360°)をパラメータとして、所定走査範囲でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行うように制御することを特徴とする三次元レーザー光走査装置。
  4. 前記仮想球体の赤道上から北極点に近づくレーザー光の走査方向において、前記レーザー光測距装置による前記レーザー光測距を行う前記仮想球体の緯度θ1が所定角度範囲でn回(n=1/cosθ1:0°≦θ1<90°)に1回の割合でレーザー光照射の頻度を減らして走査を行い、前記北極点に近づくにつれて頻度nの値を増加させる請求項1記載の三次元レーザー光走査装置。
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