JP2020019361A - 駆動輪及び台車 - Google Patents

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紘 藤岡
Ko Fujioka
紘 藤岡
圭 近藤
Kei Kondo
圭 近藤
大石 保徳
Yasunori Oishi
保徳 大石
学士 尾崎
Takashi Ozaki
学士 尾崎
和田 正義
Masayoshi Wada
正義 和田
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Abstract

【課題】任意の方向に移動、旋回が可能であり、段差踏破能力が高く、振動及び騒音が小さい駆動輪及び台車を提供する。【解決手段】駆動輪は、車輪と、車輪を回転させる第1駆動部と、第1駆動部の第1出力軸が車輪の車軸に接続される第1接続状態と、第1出力軸が車軸に接続されない第1非接続状態とを切り替える第1切り替え装置と、旋回軸を中心に車輪を旋回させる操舵部と、操舵部を動作させる第2駆動部と、第2駆動部の第2出力軸が操舵部に接続される第2接続状態と、第2出力軸が操舵部に接続されない第2非接続状態とを切り替える第2切り替え装置と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動輪及び台車に関する。
荷物を積載して自走する走行台車には、モータを備えた駆動輪が搭載される。例えば、特許文献1には、全方位に走行可能な無人搬送台車(Auto Guided Vehicle;AGV)が記載されている。特許文献1に記載されたAGVでは、長方形状の車体の底面の一方の対角位置に、走行用駆動モータ及びステアリング用モータを備えた操舵駆動輪が配置されている。また、特許文献2には、車輪として、オムニホイールを備えた全方向移動可能な電動アシスト台車が記載されている。
特開2011−25801号公報 特開2015−202709号公報
狭い空間において、移動効率のよい台車を開発するためには、全方向に移動できる性能が必要である。また、台車の利用状況に応じて、自動走行、完全手動走行、あるいはパワーアシストを伴う手動走行を行わせる機能を持たせることで、工場などの生産工程において、作業効率が向上することが見込める。
上記の目的達成のためには、ホロノミックな全方向移動ができる車輪構造を採用する必要性がある。ホロノミックとは、斜めあるいは真横などを含む、任意の方向に移動する2つの自由度と、旋回する1つの自由度の計3自由度を任意の比率で合成した動作ができる性質のことであり、移動方向に拘束条件がなく、即座に移動や旋回が開始できる移動性能を意味する。これまででは、特許文献2にあるようなオムニホイールやメカナムホイールといった全方向車輪機構を3つ、あるいは4つ台車に搭載し、全方向移動を行わせる例があった。
これらの全方向車輪機構の欠点は、受動的に回転するフリーローラの径が小さいために、大きい車輪径の回転方向への段差踏破能力に対して、フリーローラの回転方向近傍の移動方向への段差踏破能力が極端に低下することである。また、3つ、あるいは4つの全方向移動車輪を用いて台車を構成する場合、それぞれの車輪の向きはお互いに異なる角度をもって台車に固定的に搭載されるため、台車の全周にわたる進行方向に対して、上述の段差踏破能力の低下する制限を受ける領域は大きい。
さらに、このような全方向車輪を用いた台車を完全手動で操作することを考えたとき、上述の車輪構造に依存する段差乗り越え能力の低さはそのままであることに加えて、台車の移動速度が自動走行に比較して速くなる。例えば、自動走行の速度は人間の歩行速度の半分以下の2km毎時程度であり、手動走行の速度は人間の歩行速度と同等の5〜6km毎時程度である。このため、上述の車輪構造を有する台車では、全方向車輪に備えられるフリーローラの接地点切り替えに伴う振動や騒音が激しくなり、動力を持たない通常の手動台車と比較して搬送性能に劣るものに成らざるを得なかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、任意の方向に移動、旋回が可能であり、段差踏破能力が高く、振動及び騒音が小さい駆動輪及び台車を提供することを目的とする。
一態様に係る駆動輪は、車輪と、前記車輪を回転させる第1駆動部と、前記第1駆動部の第1出力軸が前記車輪の車軸に接続される第1接続状態と、前記第1出力軸が前記車軸に接続されない第1非接続状態とを切り替える第1切り替え装置と、旋回軸を中心に前記車輪を旋回させる操舵部と、前記操舵部を動作させる第2駆動部と、前記第2駆動部の第2出力軸が前記操舵部に接続される第2接続状態と、前記第2出力軸が前記操舵部に接続されない第2非接続状態とを切り替える第2切り替え装置と、を備える。これによれば、第1非接続状態では、車輪は、第1駆動部の第1出力軸から切り離される。これにより、作業者は、駆動輪を備える台車を手動操作で移動させることができる。また、第2非接続状態では、車輪は、第2駆動部の第2出力軸から切り離される。これにより、作業者は、駆動輪を備える台車の進行方向を手動操作で変えることができる。したがって、駆動輪は、自動走行と手動操作の切り替えが可能である。また、駆動輪は、車輪全体の径で段差を乗り越えるため、段差の乗り越えが容易である。これにより、任意の方向に移動、旋回が可能であり、段差踏破能力が高く、振動及び騒音が小さい駆動輪を提供することができる。
望ましい態様として、前記第1出力軸と前記車軸とを接続するデファレンシャルギア、をさらに備え、前記車輪は、第1車輪と、前記第1車輪と並んで配置される第2車輪と、を有し、前記第1車輪の第1車軸及び前記第2車輪の第2車軸よりも前記デファレンシャルギアの方が、前記第1駆動部に近い位置にある。これによれば、走行面からデファレンシャルギアまでの距離が大きく確保されるので、駆動輪は走行性能をさらに高めることができる。
望ましい態様として、前記車輪を前記第1駆動部から離れる方向に付勢する弾性体、をさらに備え、前記車輪よりも前記弾性体の方が、前記第1駆動部に近い位置にある。これによれば、弾性体は、車輪を走行面に押圧することができる。
望ましい態様として、前記第1出力軸の回転が伝達される第1プーリと、前記車軸に取り付けられる第2プーリと、前記第1プーリの回転を前記第2プーリに伝達するベルトと、をさらに備える。これによれば、第1出力軸の回転が車軸に効率よく伝達される。
別の態様に係る駆動輪は、車輪と、前記車輪を回転させる第1駆動部と、前記第1駆動部の第1出力軸と前記車輪の車軸とを接続するデファレンシャルギアと、旋回軸を中心に前記車輪を旋回させる操舵部と、前記操舵部を動作させる第2駆動部と、を備え、前記車輪は、第1車輪と、前記第1車輪と並んで配置される第2車輪と、を有し、前記第1車輪の第1車軸及び前記第2車輪の第2車軸よりも前記デファレンシャルギアの方が、前記第1駆動部に近い位置にある。これによれば、走行面からデファレンシャルギアまでの距離が大きく確保されるので、駆動輪は走行性能を高めることができる。
一態様に係る台車は、上記の駆動輪と、前記駆動輪が取り付けられる基部と、を備える。これによれば、任意の方向に移動、旋回が可能であり、段差踏破能力が高く、振動及び騒音が小さい台車を提供することができる。
本発明によれば、任意の方向に移動、旋回が可能であり、段差踏破能力が高く、振動及び騒音が小さい駆動輪及び台車を提供することができる。
図1は、実施形態に係る駆動輪の構成例を示す模式図である。 図2は、実施形態に係る駆動輪の構成例を示す斜視図である。 図3は、実施形態において車輪が旋回する様子を模式的に示す平面図である。 図4は、実施形態に係る台車の構成例を示す斜視図である。 図5は、実施形態に係る台車の構成例を示す斜視図である。 図6は、実施形態に係る台車の構成例を示すブロック図である。 図7は、実施形態の変形例に係る駆動輪を示す模式図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、下記実施形態において、前述したものと同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は適宜省略することがある。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る駆動輪の構成例を示す模式図である。図2は、実施形態に係る駆動輪の構成例を示す斜視図である。本実施形態を説明する各図では、駆動輪の高さ方向をZ軸方向で示す。また、Z軸方向と直交する平面において、一方向をX軸方向で示し、X軸方向と直交する方向をY軸方向で示す。
図1及び図2に示すように、駆動輪100は、車輪1と、第1モータ10と、第1ブレーキ12と、第1クラッチ13と、第2モータ20と、第2ブレーキ22と、第2クラッチ23と、操舵部30と、減速装置40と、デファレンシャルギア50と、連結部70とを備える。
車輪1は、例えば双輪である。車輪1は、第1車輪1Aと、第1車輪1Aと並んで配置される第2車輪1Bと、を有する。第1車輪1Aと第2車輪1Bは、それぞれ、鋼製の車輪本体111と、車輪本体111の外周に設けられた樹脂部112とを有する。第1車輪1Aの径方向における中心部には、第1車軸(shaft)2Aが固定されている。第1車輪1Aは、第1車軸2Aの軸心(axis)を中心に回転する。同様に、第2車輪1Bの径方向における中心部には、第2車軸(shaft)2Bが固定されている。第2車輪1Bは、第2車軸2Bの軸心を中心に回転する。第1車軸2Aと第2車軸2Bは互いに切り離されている。第1車軸2Aと第2車軸2Bは、例えば、X−Y平面に平行である。
第1モータ10は、車輪1を駆動する。第1ブレーキ12は、第1モータ10に取り付けられている。第1ブレーキ12は、例えば、第1モータ10の軸部(shaft)11の回転を制動する。第1クラッチ13は、第1モータ10の軸部11と減速装置40とに取り付けられている。第1クラッチ13は、第1モータ10の軸部11が車輪1に接続されて軸部11の回転が車輪1に伝達される状態(以下、第1接続状態)と、軸部11が車輪1に接続されない状態(以下、第1非接続状態)とを切り替える装置である。第1クラッチ13は、第1モータ10の出力側の軸部11と、減速装置40の入力側の軸部43とを接続することで、第1接続状態を実現する。また、第1クラッチ13は、軸部11と、減速装置40の軸部43とを切り離すことで、第1非接続状態を実現する。第1クラッチ13は、軸部(shaft)同士を締結できる装置であり、例えば、摩擦クラッチ等のメカニカルクラッチ、又は電磁クラッチである。なお、軸部11、43は、例えばZ軸方向に平行である。
第2モータ20は、操舵部30を駆動する。第2ブレーキ22は、第2モータ20に取り付けられている。第2ブレーキ22は、例えば、第2モータ20の軸部(shaft)21の回転を制動する。第2クラッチ23は、第2モータ20の軸部21と操舵部30とに取り付けられている。第2クラッチ23は、第2モータ20の軸部21が操舵部30に接続されて軸部21の回転が操舵部30に伝達される状態(以下、第2接続状態)と、軸部21が操舵部30に接続されない状態(以下、第2非接続状態)とを切り替える装置である。第2クラッチ23は、第2モータ20の出力側の軸部21と、操舵部30の入力側の軸部33とを接続することで、第2接続状態を実現する。また、第2クラッチ23は、軸部21と、操舵部30の軸部33とを切り離すことで、第2非接続状態を実現する。第2クラッチ23は、軸(shaft)同士を締結できる装置であり、例えば、摩擦クラッチ等のメカニカルクラッチ、又は電磁クラッチである。なお、軸部21、33は、例えばX−Y平面に平行である。
操舵部30は、入力傘歯車31と、出力傘歯車32と、軸部(shaft)33と、操舵アーム部34と、を有する。軸部33は、入力傘歯車31の径方向における中心部に固定されている。これにより、第2モータ20は、第2クラッチ23を介して入力傘歯車31を回転させることが可能となっている。なお、入力傘歯車31の回転軸(axis)は、軸部33の軸心である。軸部33は、例えばX−Y平面に平行である。
出力傘歯車32は、入力傘歯車31と噛合っている。出力傘歯車32は、入力傘歯車31と比べて、直径が大きく歯数も多い。出力傘歯車32の径方向における中心部には、減速装置40の軸部43が通されている。図示しないが、出力傘歯車32と軸部43との間には軸受が介在している。これにより、出力傘歯車32は、軸部43に対して相対的に回転することが可能となっている。出力傘歯車32の回転軸(axis)は、軸部43の軸心43cである。
操舵アーム部34は、出力傘歯車32を挟んで、第1クラッチ13の反対側に固定されている。これにより、操舵アーム部34は、軸部43の軸心43cを中心に、出力傘歯車32と一体となって回転する。また、操舵アーム部34には、デファレンシャルギア50の軸部(shaft)55、56が通されている。これにより、軸部55、56も、軸部43の軸心43cを中心に、出力傘歯車32と一体となって回転する。また、図示しないが、操舵アーム部34と軸部55との間、及び、操舵アーム部34と軸部56との間には、それぞれ軸受が介在している。これにより、軸部55、56は、操舵アーム部34に対して回転可能となっている。
減速装置40は、入力傘歯車41と、出力傘歯車42と、軸部(shaft)43と、を有する。軸部43は、入力傘歯車41の径方向における中心部に固定されている。これにより、第1モータ10は、第1クラッチ13を介して、入力傘歯車41を回転させることが可能となっている。なお、入力傘歯車41の回転軸(axis)は、軸部43の軸心43cである。
出力傘歯車42は、入力傘歯車41と噛合っている。出力傘歯車42は、入力傘歯車41と比べて、直径が大きく歯数も多い。出力傘歯車42の径方向における中心部には、デファレンシャルギア50の軸部56が通されている。図示しないが、出力傘歯車42と軸部56との間には軸受が介在している。これにより、出力傘歯車42は、軸部56に対して相対的に回転可能となっている。出力傘歯車42の回転軸(axis)は、軸部56の軸心である。また、出力傘歯車42には、デファレンシャルギア50の枠体57が固定されている。枠体57には、第1ピニオンギア51と第2ピニオンギア52とが収められている。これにより、枠体57、第1ピニオンギア51及び第2ピニオンギア52は、軸部56の軸心を中心に、出力傘歯車42と一体となって回転可能となっている。
デファレンシャルギア50は、第1ピニオンギア51と、第2ピニオンギア52と、第1サイドギア53と、第2サイドギア54と、軸部55、56と、枠体57と、を有する。第1ピニオンギア51と第2ピニオンギア52は、互いに対向して配置されている。第1サイドギア53と第2サイドギア54も、互いに対向して配置されている。第1ピニオンギア51は、第1サイドギア53及び第2サイドギア54とそれぞれ噛合っている。第2ピニオンギア52も、第1サイドギア53及び第2サイドギア54とそれぞれ噛合っている。
第1ピニオンギア51及び第2ピニオンギア52は、それぞれ、枠体57に対して回転可能に取り付けられている。軸部55は、第1サイドギア53の径方向における中心部に固定されている。軸部56は、第2サイドギア54の径方向における中心部に固定されている。軸部55の軸心と軸部56の軸心は互いに一致している(すなわち、同一直線上にある)。
駆動輪100がカーブを曲がる場合、第1車輪1Aと第2車輪1Bとに速度差(回転数の差)が生じる。デファレンシャルギア50は、その回転数の差を吸収しつつ、第1モータ10が生成する回転力を第1車輪1Aと第2車輪1Bとに振り分けて伝えることができる。
連結部70は、デファレンシャルギア50の出力軸(shaft)である軸部55、56と車輪1の車軸2(shaft)とを連結して、デファレンシャルギア50から出力される動力を車輪1に伝達する。例えば、連結部70は、第1連結部70Aと、第2連結部70Bと、を有する。
第1連結部70Aは、デファレンシャルギア50の軸部55の回転が伝達される第1プーリ71Aと、第1車輪1Aの第1車軸2Aに取り付けられる第2プーリ72Aと、第1プーリ71Aと第2プーリ72Aとに架け渡されるベルト73Aと、を有する。第1プーリ71Aの回転は、ベルト73Aを介して第2プーリ72Aに伝達される。また、第1連結部70Aは、デファレンシャルギア50の軸部55と、第1車軸2Aとを連結する連結アーム部74Aを有する。連結アーム部74Aによって、軸部55と第1車軸2Aとの間が一定の距離に保持される。また、第1連結部70Aは、圧縮ばね75Aを有する。例えば、圧縮ばね75Aの一端は操舵アーム部34に取り付けられ、圧縮ばね75Aの他端は連結アーム部74Aに取り付けられている。これにより、圧縮ばね75Aは、第1車輪1Aを走行面(例えば、床面)に押圧することができる。
同様に、第2連結部70Bは、デファレンシャルギア50の軸部56の回転が伝達される第1プーリ71Bと、第2車輪1Bの第2車軸2Bに取り付けられる第2プーリ72Bと、第1プーリ71Bと第2プーリ72Bとに架け渡されるベルト73Bと、を有する。第1プーリ71Bの回転は、ベルト73Bを介して第2プーリ72Bに伝達される。また、第2連結部70Bは、デファレンシャルギア50の軸部56と、第2車軸2Bとを連結する連結アーム部74Bを有する。連結アーム部74Bによって、軸部56と第2車軸2Bとの間が一定の距離に保持される。また、第2連結部70Bは、圧縮ばね75Bを有する。例えば、圧縮ばね75Bの一端は操舵アーム部34に取り付けられ、圧縮ばね75Bの他端は連結アーム部74Bに取り付けられている。圧縮ばね75Bは、第2車輪1Bを走行面に押圧することができる。
車軸2は、第1車軸2Aと、第2車軸2Bとを有する。第1車軸2Aは、第1車輪1Aの中心部に固定されている。これにより、第1車輪1Aは、第1車軸2Aと一体となって回転する。第1車輪1Aの回転の中心は、第1車軸2Aの軸心である。同様に、第2車軸2Bは、第2車輪1Bの中心部に固定されている。これにより、第2車輪1Bは、第2車軸2Bと一体となって回転する。第2車輪1Bの回転の中心は、第2車軸2Bの軸心である。第1車軸2Aの軸心と、第2車軸2Bの軸心は互いに一致している(すなわち、同一直線上にある)。
次に、駆動輪100の動作例を説明する。まず、第1クラッチ13が、第1モータ10の軸部11と減速装置40の軸部43とを連結して第1接続状態にある場合を想定する。この場合、第1モータ10が駆動すると、第1モータ10の軸部11の回転は、第1クラッチ13と、減速装置40と、デファレンシャルギア50とを介して、第1連結部70Aの第1プーリ71Aと、第2連結部70Bの第1プーリ71Bとにそれぞれ伝達される。第1連結部70Aにおいて、第1プーリ71Aが回転すると、その回転はベルト73Aを介して第2プーリ72Aに伝達される。第2プーリ72Aが回転すると、その回転は第1車軸2Aに伝達される。これにより、第1車輪1Aは、第1車軸2Aの軸心を中心に回転する。同様に、第2連結部70Bにおいて、第2プーリ72Bが回転すると、その回転はベルト73Bを介して第2プーリ72Bに伝達される。第2プーリ71Bが回転すると、その回転は第2車軸2Bに伝達される。これにより、第2車輪1Bは、第2車軸2Bの軸心を中心に回転する。このようにして、第1モータ10の動力は車輪1に伝達される。
次に、第1クラッチ13が、第1モータ10の軸部11と減速装置40の軸部43とを切り離して第1非接続状態にある場合を想定する。この場合、第1モータ10が駆動しても、第1モータ10の軸部11の回転は、減速装置40の軸部43には伝達されない。このため、第1モータ10の動力は車輪1に伝達されない。
次に、第2クラッチ23が、第2モータ20の軸部21と操舵部30の軸部33とを連結して第2接続状態にある場合を想定する。この場合、第2モータ20が駆動すると、第2モータ20の軸部21の回転は、第2クラッチ23を介して、操舵部30の軸部33に伝達される。操舵部30において、軸部33が回転すると、その回転は入力傘歯車31を介して出力傘歯車32に伝達される。これにより、出力傘歯車32と、出力傘歯車32に固定されている操舵アーム部34は、軸部43の軸心43cを中心に回転する。また、操舵アーム部34には、デファレンシャルギア50の軸部55、56が通されている。このため、軸部55、56は、軸部43の軸心43cを中心に、操舵アーム部34と一体となって回転する。
また、軸部55は、連結アーム部74Aを介して第1車軸2Aに連結されている。軸部56は、連結アーム部74Bを介して第2車軸2Bに連結されている。これにより、第1車輪1Aと第2車輪1Bは、軸部43の軸心43cを中心に、操舵アーム部34と一体となって回動する。このようにして、第2モータ20の動力は車輪1に伝達される。
次に、第2クラッチ23が、第2モータ20の軸部21と操舵部30の軸部33とを切り離して第2非接続状態にある場合を想定する。この場合、第2モータ20が駆動しても、第2モータ20の軸部21の回転は、操舵部30の軸部33には伝達されない。このため、第2モータ20の動力は車輪1に伝達されない。
図3は、実施形態において車輪が旋回する様子を模式的に示す平面図である。図3に示すように、車輪1の旋回軸である軸部43の軸心43cは、平面視で、車輪1の接地領域1pから離れたオフセット位置にある。このため、図3のステップST1からST5に示すように、駆動輪100は、車輪1の回転と旋回とを同時に行いながら、車輪1の進行方向dirをX軸方向からY軸方向へ変更することができる。このように、駆動輪100は、任意の方向に移動、旋回が可能であり、車輪1の進行方向dirを短時間で変更することができる。
図4及び図5は、実施形態に係る台車の構成例を示す斜視図である。図6は、実施形態に係る台車の構成例を示すブロック図である。図4から図6に示すように、実施形態に係る台車200は、駆動輪100と、従動輪110と、基部120と、取手部130と、制御装置210と、電源220とを備える。基部120は、例えば鋼製のフレームである。基部120に、駆動輪100と従動輪110とが取り付けられている。例えば、図4及び図5に示すように、台車200の進行方向dirの前方側において、基部120の両側部に従動輪110がそれぞれ1つずつ取り付けられている。また、進行方向dirの後方側において、基部120の両側部に駆動輪100がそれぞれ1つずつ取り付けられている。また、取手部130は、基部120の後方側の端部に取り付けられている。また、図示しないが、制御装置210及び電源220も、基部120にそれぞれ取り付けられている。
図6に示すように、制御装置210は、図示しない操作部から送信されてくる制御信号sigに基づいて、駆動輪100の動作を制御する機能を備える。例えば、制御装置210は、配線を介して駆動輪100と電源220とにそれぞれ接続している。制御装置210には電源220から電流が供給される。制御装置210は、制御信号sigに基づいて、第1モータ10、第1ブレーキ12、第1クラッチ13、第2モータ20、第2ブレーキ22及び第2クラッチ23にそれぞれ電流を供給する。これにより、制御装置210は、第1モータ10、第1ブレーキ12、第1クラッチ13、第2モータ20、第2ブレーキ22及び第2クラッチ23の各動作を制御する。図6に示すように、台車200が複数の駆動輪100を有する場合、制御装置210は、複数の駆動輪100を個々に制御する。
以上説明したように、実施形態に係る駆動輪100は、車輪1と、車輪1を回転させる第1駆動部(例えば、第1モータ10)と、第1モータ10の第1出力軸(例えば、軸部11)が車輪1の車軸2に接続される第1接続状態と、軸部11が車軸2に接続されない第1非接続状態とを切り替える第1切り替え装置(例えば、第1クラッチ13)と、旋回軸(例えば、軸心43c)を中心に車輪1を旋回させる操舵部30と、操舵部30を動作させる第2駆動部(第2モータ20)と、第2モータ20の第2出力軸(例えば、軸部21)が操舵部30に接続される第2接続状態と、軸部21が操舵部30に接続されない第2非接続状態とを切り替える第2切り替え装置(例えば、第2クラッチ23)と、を備える。
これによれば、第1接続状態では、第1モータ10の動力が車輪1に伝達される。これにより、駆動輪100を備える台車200は自力で走行することができる。第1非接続状態では、車輪1は、第1モータ10の軸部11から切り離される。これにより、作業者は、台車200を手動操作で(例えば、手で押して)移動させることができる。また、第2接続状態では、第2モータ20の動力が操舵部30に伝達される。これにより、台車200は自力で進行方向dir(操舵角)を変えることができる。第2非接続状態では、車輪1は、第2モータ20の軸部21から切り離される。これにより、作業者は、台車200の進行方向dirを手動操作で変えることができる。
例えば、第1接続状態且つ第2接続状態の場合、台車200は、自力で全方向に移動することができる。また、第1非接続状態且つ第2非接続状態の場合、作業者は、台車200を手で押しながら全方向に移動させることができる。このように、実施形態に係る駆動輪100及び台車200は、自動走行と手動操作の切り替えが可能である。
また、駆動輪100は、オムニホイールではなく、全方向に移動可能な双輪タイプの車輪1を有する。駆動輪100は、車輪1の全体の径で段差を乗り越えるため、段差の乗り越えが容易であり、走行性能が高い。このように、駆動輪100は、自動走行と手動操作の切り替えが可能である。駆動輪100は、自動走行におけるホロノミックな全方向移動機能を有する。また、駆動輪100は、手動走行時には、通常の手動台車と同等な段差踏破能力と、振動及び騒音の静粛性とを達成することができる。
また、オムニホイールは、フリーローラを滑らせながら全方向に移動するため、走行の効率が低い。これに対して、駆動輪100は、車輪1をグリップさせながら全方向に移動するため、効率の良い走行が可能である。
また、駆動輪100は、第1モータ10の軸部11と車軸2とを接続するデファレンシャルギア50、を備える。車輪1は、第1車輪1Aと、第1車輪1Aと並んで配置される第2車輪1Bと、を有する。第1車輪1Aの第1車軸2A及び第2車輪1Bの第2車軸2Bよりもデファレンシャルギア50の方が、第1モータ10に近い位置にある。これによれば、走行面(例えば、床面)からデファレンシャルギア50までの距離が大きく確保されるので、駆動輪100は走行性能をさらに高めることができる。
また、駆動輪100は、車輪1を第1モータ10から離れる方向に付勢する弾性体(例えば、圧縮ばね75A、75B)、を備える。車輪1よりも圧縮ばね75A、75Bの方が、第1モータ10に近い位置にある。これによれば、圧縮ばね75A、75Bは、車輪1を走行面に押圧することができる。また、圧縮ばね75A、75Bは、走行面から車輪1に伝わる衝撃や、振動を緩和することができる。これにより、圧縮ばね75A、75Bは、駆動輪100の走行性能をさらに高めることができる。
また、第1連結部70Aは、第1モータ10の軸部11の回転が伝達される第1プーリ71Aと、第1車軸2Aに取り付けられる第2プーリ72Aと、第1プーリ71Aの回転を第2プーリ72Aに伝達するベルト73Aと、を有する。第2連結部70Bは、第1モータ10の軸部11の回転が伝達される第1プーリ71Bと、第2車軸2Bに取り付けられる第2プーリ72Bと、第1プーリ71Bの回転を第2プーリ72Bに伝達するベルト73Bと、を有する。これによれば、第1モータ10の軸部11の回転が第1車軸2Aと第2車軸2Bとに効率よく伝達される。
実施形態に係る台車200は、上記の駆動輪100と、駆動輪100が取り付けられる基部120と、を備える。これによれば、自動走行と手動操作の切り替えが可能で、且つ、走行性能に優れた台車200を提供することができる。
(変形例)
上記の実施形態では、車輪1が双輪であることを説明した。しかしながら、本実施形態はこれに限定されるものではない。車輪1は、単輪であってもよい。図7は、実施形態の変形例に係る駆動輪を示す模式図である。図7に示すように、駆動輪100Aは、車輪1と、第1モータ10と、第1ブレーキ12と、第1クラッチ13と、第2モータ20と、第2ブレーキ22と、第2クラッチ23と、操舵部30と、減速装置40と、連結部70とを備える。駆動輪100Aにおいて、車輪1は単輪である。このため、駆動輪100Aには、デファレンシャルギアは設けられていない。
減速装置40の出力傘歯車42の径方向における中心部には、減速装置40の出力軸である軸部56Aが固定されている。軸部56Aと車軸2は、1つの連結部70で連結されている。例えば、連結部70は、軸部56Aに固定される第1プーリ71、車軸2に固定される第2プーリ72と、第1プーリ71と第2プーリ72とに架け渡されるベルト73と、を有する。第1プーリ71の回転は、ベルト73を介して第2プーリ72に伝達される。
操舵部30の操舵アーム部34には、軸部56Aと車軸2とが通されている。図示しないが、操舵アーム部34と軸部56Aとの間には、軸受が介在している。これにより、軸部56Aは、操舵アーム部34に対して回転可能となっている。また、操舵アーム部34と車軸2との間にも、軸受が介在している。これにより、車軸2は、操舵アーム部34に対して回転可能となっている。
駆動輪100Aでは、操舵アーム部34が、軸部56Aと車軸2とを連結している。これにより、軸部56Aと車軸2との間が一定の距離に保持される。また、車軸2及び車輪1は、軸部43の軸心43cを中心に、操舵アーム部34と一体となって回転する。
このような構成であっても、上記の実施形態と同様に、駆動輪100A、及び、駆動輪100Aを備える台車200は、自動走行と手動操作の切り替えが可能である。また、駆動輪100Aは、オムニホイールではなく、全方向に移動可能な単輪タイプの車輪1を有する。駆動輪100Aは、車輪1全体の径で段差を乗り越えるため、段差の乗り越えが容易であり、走行性能が高い。駆動輪100Aは、自動走行におけるホロノミックな全方向移動機能を有する。また、駆動輪100Aは、手動走行時には、通常の手動台車と同等な段差踏破能力と、振動及び騒音の静粛性とを達成することができる。
1 車輪
1A 第1車輪
1B 第2車輪
2 車軸
2A 第1車軸
2B 第2車軸
10 第1モータ
12 第1ブレーキ
13 第1クラッチ
20 第2モータ
22 第2ブレーキ
23 第2クラッチ
30 操舵部
34 操舵アーム部
40 減速装置
50 デファレンシャルギア
70 連結部
70A 第1連結部
70B 第2連結部
71、71A、71B 第1プーリ
72、72A、72B 第2プーリ
73、73A、73B ベルト
74A、74B 連結アーム部
100、100A 駆動輪
110 従動輪
200 台車

Claims (6)

  1. 車輪と、
    前記車輪を回転させる第1駆動部と、
    前記第1駆動部の第1出力軸が前記車輪の車軸に接続される第1接続状態と、前記第1出力軸が前記車軸に接続されない第1非接続状態とを切り替える第1切り替え装置と、
    旋回軸を中心に前記車輪を旋回させる操舵部と、
    前記操舵部を動作させる第2駆動部と、
    前記第2駆動部の第2出力軸が前記操舵部に接続される第2接続状態と、前記第2出力軸が前記操舵部に接続されない第2非接続状態とを切り替える第2切り替え装置と、を備える
    駆動輪。
  2. 前記第1出力軸と前記車軸とを接続するデファレンシャルギア、をさらに備え、
    前記車輪は、
    第1車輪と、
    前記第1車輪と並んで配置される第2車輪と、を有し、
    前記第1車輪の第1車軸及び前記第2車輪の第2車軸よりも前記デファレンシャルギアの方が、前記第1駆動部に近い位置にある、請求項1に記載の駆動輪。
  3. 前記車輪を前記第1駆動部から離れる方向に付勢する弾性体、をさらに備え、
    前記車輪よりも前記弾性体の方が、前記第1駆動部に近い位置にある、請求項1又は2に記載の駆動輪。
  4. 前記第1出力軸の回転が伝達される第1プーリと、
    前記車軸に取り付けられる第2プーリと、
    前記第1プーリの回転を前記第2プーリに伝達するベルトと、をさらに備える請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動輪。
  5. 車輪と、
    前記車輪を回転させる第1駆動部と、
    前記第1駆動部の第1出力軸と前記車輪の車軸とを接続するデファレンシャルギアと、
    旋回軸を中心に前記車輪を旋回させる操舵部と、
    前記操舵部を動作させる第2駆動部と、を備え、
    前記車輪は、
    第1車輪と、
    前記第1車輪と並んで配置される第2車輪と、を有し、
    前記第1車輪の第1車軸及び前記第2車輪の第2車軸よりも前記デファレンシャルギアの方が、前記第1駆動部に近い位置にある、駆動輪。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動輪と、
    前記駆動輪が取り付けられる基部と、を備える台車。
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WO2023157872A1 (ja) * 2022-02-15 2023-08-24 日本精工株式会社 駆動輪及び台車

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