JP2020019316A - 貨車用バネ装置 - Google Patents
貨車用バネ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020019316A JP2020019316A JP2018142959A JP2018142959A JP2020019316A JP 2020019316 A JP2020019316 A JP 2020019316A JP 2018142959 A JP2018142959 A JP 2018142959A JP 2018142959 A JP2018142959 A JP 2018142959A JP 2020019316 A JP2020019316 A JP 2020019316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rigid plate
- spring device
- plate
- wagon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
Description
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る貨車1の部分的な側面図である。図1に示すように、貨車1は、貨車1の長手方向に延びる台車2と、台車2に支持された車体3とを備える。台車2は、貨車1の長手方向に延びる台車枠4と、車幅方向に延びる輪軸5と、輪軸5の車幅方向両側に固定された車輪6と、輪軸5を回転自在に軸支する軸箱7と、軸箱7を支持する軸箱支持構造8とを備える。
図5は、第2実施形態に係るバネ装置110の鉛直断面図である。図5に示すように、バネ装置110は、座板15、第1ゴムR1、剛板P1、第2ゴムR12、上板17、及び取付板116を備える。要素15,R1,P1,R12,17,及び116は、下方から上方に向けて、この順に重ねられ、一体に形成されている。
図6は、第3実施形態に係るバネ装置210の鉛直断面図である。図6に示すように、バネ装置210は、座板15、第1ゴムR1、第1剛板P1、第2ゴムR2、第2剛板P2、第3ゴムR3、及び取付板16を備える。要素15,R1,P1,R2,P2,R3,及び16は、下方から上方に向けて、この順に重ねられ、一体に形成されている。
図7は、第4実施形態に係るバネ装置310の鉛直断面図である。図7に示すように、バネ装置310は、座板15、第1ゴムR1、第1剛板P1、第2ゴムR2、第2剛板P2、第3ゴムR13、上板17、及び取付板116を備える。要素15,R1,P1,R2,P2,R13,17,及び116は、下方から上方に向けて、この順に重ねられ、一体に形成されている。
図8は、第5実施形態に係るバネ装置410の鉛直断面図である。図8に示すように、バネ装置410は、座板15、第1ゴムR1、第1剛板P1、第2ゴムR2、第2剛板P2、第3ゴムR13、上板17、第3剛板P3、及び下向突出部緩衝材18を備える。要素15,R1,P1,R2,P2,R13,17,及びP3は、下方から上方に向けて、この順に重ねられ、一体に形成されている。一例として、ゴムR1,R2,及びR13は、鉛直方向から見て外形が一致している。
図9は、第6実施形態に係るバネ装置510の鉛直断面図である。図9に示すように、バネ装置510は、下板23、第4ゴムR4、ベース板24、上向突出部緩衝材25、座板15、第1ゴムR1、第1剛板P1、第2ゴムR2、及び取付板16を備える。要素23,R4,24,15,R1,P1,R2,及び16は、下方から上方に向けて、この順に重ねられ、一体に形成されている。
第7実施形態では、図10に示すように、第1剛板P11と第2剛板P2とのうち一方の剛板には、他方の剛板に向けて突出し且つ突出方向先端が他方と直接的又は間接的に当接可能に配置された板突出部P11aが設けられている。第2ゴムR12は、水平方向に板突出部P11aと離隔して配置されている。積車状態では、板突出部P11aにより、第1剛板P11と第2剛板P2との上下方向の間隔が規制される。板突出部と他方との間には、板突出部緩衝材20が配置されている。
図11は、第8実施形態に係るバネ装置710の鉛直断面図である。図11に示すように、バネ装置710は、下板23、第1ゴムR11、第1剛板P11、第2ゴムR12、及び取付板16を備える。要素23、R11、P11、R12、及び16は、下方から上方に向けて、この順に重ねられ、一体に形成されている。
図12は、第9実施形態に係る台車102の部分的な側面図である。図12では、台車枠104の長手方向一端を断面図で示している。図13は、図12のバネ装置210の鉛直断面図である。
図14は、第10実施形態に係る貨車101の部分的な側面図である。図14に示す台車202は、図1に示す台車2と共通する構造を有しているが、本実施形態においては、枕バネ装置であるバネ装置111が、第1実施形態のバネ装置10と同様の構成を有する。即ちバネ装置111は、第1ゴムR1、第1剛板P1、及び第2ゴムR2を有する。バネ装置111は、貨車101の車体3を支持する。
P2 第2剛板
P3 第3剛板
P3a 下向突出部
P11a,24a 上向突出部(板突出部)
R1 第1ゴム
R2,R12 第2ゴム
R3,R13 第3ゴム
R4 第4ゴム
S1〜S3 内部空間
1,101 貨車
2,102,202 台車
3 車体
4,104 台車枠
7,207 軸箱
7a,207a 軸箱の突出部(規制部材)
7b 座面
10,110〜710 軸バネ装置(バネ装置)
11 枕バネ装置(バネ装置)
14 規制部材緩衝材
15a 連通孔(給排気孔)
18,21 下向突出部緩衝材
20,25 上向突出部緩衝材(板突出部緩衝材)
Claims (16)
- 貨車の軸箱に支持され且つ前記貨車の台車枠を支持する一次サスペンション、又は、前記貨車の前記台車枠に支持され且つ前記貨車の車体を支持する二次サスペンションに用いられる貨車用バネ装置であって、
前記貨車に設けられた座面に配置される第1ゴムと、
前記第1ゴムの上面に設けられ、前記第1ゴムに鉛直荷重を伝達する剛板と、
前記剛板の上面に配置される第2ゴムと、
所定以上の鉛直荷重が負荷されたときに、当該鉛直荷重が前記第1ゴムに伝達されるのを規制する規制部材と、を備え、
前記第1及び第2ゴムは、貨物が積載された積車状態、及び、前記貨物が積載されていない空車状態の両方において、鉛直荷重が負荷されている、貨車用バネ装置。 - 前記剛板は、水平方向に延び、上下方向における前記第1ゴムと前記第2ゴムとの間に配置されて下方から前記第2ゴムを支持し、前記第1ゴムの上下方向の伸縮に伴って上下方向に往復移動し、
前記積車状態では、前記規制部材により、前記剛板の前記座面へ近接する方向への移動が規制され、
前記空車状態では、前記規制部材と前記剛板とが上下方向に離隔している、請求項1に記載の貨車用バネ装置。 - 前記第2ゴムは、水平方向に延びる下面を有し、
前記剛板は、上下方向において前記第2ゴムの全体と重なっている、請求項1又は2に記載の貨車用バネ装置。 - 前記規制部材は、前記座面の前記剛板と上下方向に重なる部分に設けられて上方に向けて突出し且つ突出方向先端が前記剛板と直接的又は間接的に当接可能に配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。
- 前記規制部材と前記剛板との間に配置された規制部材緩衝材を更に備える、請求項4に記載の貨車用バネ装置。
- 前記第1ゴムのバネ定数が、前記第2ゴムのバネ定数よりも大きい、請求項1〜5のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。
- 前記第1及び第2ゴムは、同一の構成を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。
- 前記剛板は第1剛板であり、
前記第2ゴムの上方で前記第2ゴムに重ねて配置される第3ゴムと、
水平方向に延び、上下方向における前記第2ゴムと前記第3ゴムとの間に配置されて下方から前記第3ゴムを支持し、前記第2ゴムの上下方向の伸縮に伴って上下方向に往復移動する第2剛板とを更に備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。 - 前記第1剛板と前記第2剛板とのうち一方の剛板には、他方の剛板に向けて突出し且つ突出方向先端が前記他方の前記剛板と直接的又は間接的に当接可能に配置された板突出部が設けられ、
前記第2ゴムは、水平方向に前記板突出部と離隔して配置され、
前記積車状態では、前記板突出部により、前記第1剛板と前記第2剛板との上下方向の間隔が規制される、請求項8に記載の貨車用バネ装置。 - 前記板突出部と前記他方の前記剛板との間に配置された板突出部緩衝材を更に備える、請求項9に記載の貨車用バネ装置。
- 水平方向に延び、前記第3ゴムの上方で前記第3ゴムに重ねて配置された第3剛板を更に備え、
前記第3剛板には、下方に向けて突出し且つ突出方向先端が前記第2剛板と直接的又は間接的に当接可能に配置された下向突出部が設けられ、
前記第3ゴムは、水平方向に前記下向突出部と離隔して配置され、
前記積車状態では、前記下向突出部の突出方向先端が前記第2剛板と直接又は間接的に当接することで、前記第2剛板と前記第3剛板との上下方向の間隔が規制される、請求項8〜10のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。 - 前記下向突出部と前記第2剛板との間に配置された下向突出部緩衝材を更に備える、請求項11に記載の貨車用バネ装置。
- 前記第1ゴムの下方且つ前記貨車の前記座面の上方で前記第1ゴムと重ねて配置され、下方から前記第1ゴムを支持する第4ゴムを更に備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。
- 貨車の軸箱に支持され且つ前記貨車の台車枠を支持する一次サスペンション、又は、前記貨車の前記台車枠に支持され且つ前記貨車の車体を支持する二次サスペンションに用いられる貨車用バネ装置であって、
前記貨車に設けられた座面に配置される第1ゴムと、
前記第1ゴムの上面に設けられ、前記第1ゴムに鉛直荷重を伝達する剛板と、
前記剛板の上面に配置される第2ゴムと、
所定以上の鉛直荷重が負荷されたときに、当該鉛直荷重が前記第2ゴムに伝達されるのを規制する規制部材と、を備え、
前記第1及び第2ゴムは、貨物が積載された積車状態、及び、前記貨物が積載されていない空車状態の両方において、鉛直荷重が負荷されている、貨車用バネ装置。 - 前記第2ゴムの上面に設けられ、前記第2ゴムに鉛直荷重を伝達する板部材を更に備え、
前記剛板は、水平方向に延び、上下方向における前記第1ゴムと前記第2ゴムとの間に配置されて下方から前記第2ゴムを支持し、前記第1ゴムの上下方向の伸縮に伴って上下方向に往復移動し、
前記積車状態では、前記規制部材により、前記板部材の前記剛板へ近接する方向への移動が規制され、
前記空車状態では、前記規制部材と前記板部材とが上下方向に離隔している、請求項14に記載の貨車用バネ装置。 - 前記空車状態と前記積車状態とで体積が変化する内部空間と、
前記内部空間の空気を内外に給排気する給排気孔とを更に備える、請求項1〜15のいずれか1項に記載の貨車用バネ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018142959A JP7205967B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | 貨車用バネ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018142959A JP7205967B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | 貨車用バネ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020019316A true JP2020019316A (ja) | 2020-02-06 |
JP7205967B2 JP7205967B2 (ja) | 2023-01-17 |
Family
ID=69587937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018142959A Active JP7205967B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | 貨車用バネ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7205967B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220033225A (ko) | 2020-09-09 | 2022-03-16 | 한국교통대학교산학협력단 | 방진장치 및 이를 포함하는 컨테이너 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141011A (ja) * | 1974-04-03 | 1975-11-12 | ||
JP2011080507A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 鉄道車両用空気ばね |
JP2018062266A (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の二次サスペンション装置 |
-
2018
- 2018-07-30 JP JP2018142959A patent/JP7205967B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141011A (ja) * | 1974-04-03 | 1975-11-12 | ||
JP2011080507A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 鉄道車両用空気ばね |
JP2018062266A (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の二次サスペンション装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220033225A (ko) | 2020-09-09 | 2022-03-16 | 한국교통대학교산학협력단 | 방진장치 및 이를 포함하는 컨테이너 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7205967B2 (ja) | 2023-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2913243B1 (en) | Bogie and axle box suspension and positioning apparatus thereof | |
EA010229B1 (ru) | Вагонная железнодорожная тележка и её элементы | |
US20040261652A1 (en) | Three-piece motion control truck system | |
JP5803930B2 (ja) | 車両用空気ばねとそれを用いた台車 | |
JP5848198B2 (ja) | 軸ばねを備えた鉄道車両用台車 | |
JP2008275009A (ja) | 軸ばね装置 | |
JP7205967B2 (ja) | 貨車用バネ装置 | |
US20200269887A1 (en) | Railroad Truck Providing Improved Dynamic Characteristics Of The Freight Railway Car And The Railroad Truck Components | |
JP2007127168A (ja) | 車両用空気ばね | |
JP2018030395A (ja) | 鉄道車両用台車 | |
JP5436368B2 (ja) | 車両間ダンパ装置 | |
JP6309596B1 (ja) | 鉄道車両用軸箱支持装置 | |
JP2013217463A (ja) | 空気ばね | |
JP4011628B2 (ja) | 軌道車両 | |
EA013652B1 (ru) | Вагонная железнодорожная тележка и ее элементы | |
CN210083223U (zh) | 轴箱橡胶垫及轨道车辆转向架 | |
JP4911210B2 (ja) | 移動体用空気ばね、および移動体用台車 | |
JP2006057746A (ja) | 軸ばね装置 | |
WO2016063382A1 (ja) | 鉄道車両 | |
US2136733A (en) | Rail car truck | |
JP2015051677A (ja) | 鉄道車両用台車 | |
JP7094626B2 (ja) | ボルスタレス台車 | |
JP2008298124A (ja) | 車両用空気バネ | |
JP2010111327A (ja) | 鉄道車両用軸箱支持装置 | |
JP2005205927A (ja) | 鉄道車両のレベリングサスペンション装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210311 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20211029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220315 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7205967 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |