JP2020019296A - 車両後部構造 - Google Patents

車両後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020019296A
JP2020019296A JP2018142300A JP2018142300A JP2020019296A JP 2020019296 A JP2020019296 A JP 2020019296A JP 2018142300 A JP2018142300 A JP 2018142300A JP 2018142300 A JP2018142300 A JP 2018142300A JP 2020019296 A JP2020019296 A JP 2020019296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
storage device
reinforce
power storage
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018142300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6831812B2 (ja
Inventor
尚之 辻本
Naonori Tsujimoto
尚之 辻本
政幸 向畑
Masayuki Mukaihata
政幸 向畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2018142300A priority Critical patent/JP6831812B2/ja
Publication of JP2020019296A publication Critical patent/JP2020019296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6831812B2 publication Critical patent/JP6831812B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両後部に搭載された蓄電装置が車両の後突時に破損するなどの不具合を適切に防止または抑制し得る車両後部構造を提供する。【解決手段】車両後部の車室1内のフロア部2に設けられた凹部20の底壁部22上に固定された蓄電装置3と、底壁部22の下面側に接合され、かつ底壁部22の後部から車両前方側に延びて前部がフロアクロスメンバ8に接合されたリインフォース5A,5Bと、を備えている、車両後部構造Aであって、リインフォース5A,5Bのうち、車両前後方向において、蓄電装置3の取付け領域Sの後端部Saに一致する部位、またはこの部位に接近した車両後方寄りの部位に設けられ、かつ車両後方側からの所定以上の荷重入力があったときに屈曲変形の起点となり、蓄電装置3が後下がり状に回転することを可能とする剛性断点RPを、さらに備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両後部に搭載された蓄電装置を好適に保護することが可能とされた車両後部構造に関する。
たとえば、ハイブリッド自動車においては、バッテリ(蓄電装置)が車両後部に搭載される場合がある。その一例として、特許文献1に記載のものがある。
同文献に記載の構造においては、車両後部の車室内のフロア部に、下向きに窪んだ凹部が設けられ、かつこの凹部内にバッテリが配設されている。このような構成においては、車両が後突した際に、バッテリが損傷しないようにすることが望まれる。
そこで、同文献においては、フロア部の底壁部の下側にリインフォース(同文献では、リヤセンタメンバ)を設けている。このリインフォースは、その後部が底壁部の後端に接合されて車両前方側に延び、バッテリの直下に設けられて車幅方向に延びるフロアクロスメンバに前部が接合されている。また、このリインフォースは、車両側面視において上下に屈曲した複数の屈曲部を有し、かつ各屈曲部には、脆弱部が設けられている。
このような構成によれば、車両が後突を生じ、車両後部に所定以上の荷重入力があった場合に、リインフォースが複数の脆弱部を起点として上下に屈曲する。このことにより、バッテリに車両後端部材が衝突し難くなる作用が得られる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように改善すべき余地があった。
すなわち、前記従来技術においては、車両が後突を生じた場合に、リインフォースの複数箇所を上下に屈曲させることにより、衝突エネルギを吸収し、車両後端部材がバッテリに接近することを抑制しようとするに過ぎない。このため、後突荷重が相当に大きい場合には、リインフォースの折り曲げ作用のみによっては十分なエネルギ吸収が図られず、車両後端部材が車両前方側に大きく突入し、バッテリに強く衝突する虞がある。このような虞を抑制するには、バッテリを車両後端部材からかなり前方に配置することが望まれるが、種々の事情により、そのような配置が困難な場合がある。とくに、小型車の場合にはそのような配置は一層困難であり、前記した不具合を適切に防止することが難しいものとなっている。
また、ハイブリッド車においては、バッテリの車両前方側の位置に、燃料タンクを配設する場合があるが、このような場合には、バッテリが車両前方側に押し込まれることによって燃料タンクに衝突し、この燃料タンクが破損する虞も生じ得る。したがって、このようなことを適切に防止または抑制することが要望される。
特開2016−185739号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、車両後部に搭載されたバッテリなどの蓄電装置が車両の後突時に破損するなどの不具合を適切に防止または抑制し、しかも構成が簡易であって、製造コストも廉価にすることが可能な車両後部構造を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両後部構造は、車両後部の車室内のフロア部に設けられ、かつ下向きに窪んだ凹部と、この凹部内に位置するように前記凹部の底壁部上に固定された蓄電装置と、前記凹部の前記底壁部の下面側に接合され、かつ前記底壁部の後部から車両前方側に延びるリインフォースと、前記車両後部において車幅方向に間隔を隔てて車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドメンバ間に架け渡されるようにして固定され、かつ前記リインフォースの前部が接合されているフロアクロスメンバと、を備えている、車両後部構造であって、前記リインフォースのうち、車両前後方向において、前記蓄電装置の取付け領域の後端部に一致する部位、またはこの部位に接近した車両後方寄りの部位に設けられ、かつ車両後方側からの所定以上の荷重入力があったときに屈曲変形の起点となることにより、前記蓄電装置が後下がり状に回転することを可能とする剛性断点を、さらに備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、通常時においては、フロアクロスメンバやリインフォースなどを利用してフロア部の凹部を適切かつ効率的に補強し得ることに加え、次のような効果がさらに得られる。
第1に、車両の後突を生じ、車両後部に所定以上の荷重入力があった場合、リインフォースが剛性断点の位置を起点として屈曲変形するが、その際には、蓄電装置が前記剛性断点を中心として後下がり状に回転するように変位する。このため、蓄電装置がそのような回転を行なうことなく車両前方側に突入した車両後端部材と衝突する従来技術と比較すると、蓄電装置が受けるダメージを少なくし、前記従来技術よりも蓄電装置の保護性能を高めることができる。また、蓄電装置がそのまま車両前方側に大きく押圧されることも解消されるため、蓄電装置の車両前方側にたとえば燃料タンクが存在している場合に、この燃料タンクに蓄電装置が衝突して、これらが破損するといったことも適切に解消することが可能である。さらに、蓄電装置が上方に吹き飛ぶといったことも防止可能である。
第2に、本発明においては、リインフォースの所定部位に剛性断点を設け、車両の後突時には蓄電装置を後下がり状に回転させることによって蓄電装置などの保護を図る構成であるため、構成が簡易であり、サイズが大きな補強部材を多数用いる必要もない。したがって、生産性の向上、製造コストの低減、および車両の軽量化なども適切に図ることができる。
本発明において、好ましくは、前記凹部の前記底壁部上に固定され、かつ前記蓄電装置の少なくとも前後および上側を囲んで前記蓄電装置を保護する保護部材を備えており、前記荷重入力に起因して車両後部のロアバックパネルが車両前方側に突入したときには、このロアバックパネルが前記保護部材に当接可能な構成とされている。
このような構成によれば、保護部材の存在により蓄電装置をより適切に保護し得ることに加え、車両が後突を生じ、ロアバックパネルが車両前方側に突入したときには、このロアバックパネルが保護部材に当接し、保護部材を挟み込む作用により、蓄電装置が上方などに向けて吹き飛ばないようにすることがより確実化される。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両後部構造の一例を示す要部側面断面図である。 図1のII−II断面図である。 図1の要部概略底面図である。 図1に示す車両後部構造の作用例を示す要部側面断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す車両後部構造Aは、たとえばハイブリッド自動車に適用されており、この車両の車室1内のフロア部2(リヤフロア部)、このフロア部2に設けられた凹部20、蓄電装置の一例としてのバッテリ3、バッテリ3用の保護部材4、第1および第2のリインフォース5A,5B、ならびに剛性断点RPを備えている。
第1および第2のリインフォース5A,5Bは、本発明でいうリインフォースの具体例に相当し、本実施形態において、第2のリインフォース5Bは、牽引フックである。図面において、符号9は、後輪を示している。
フロア部2は、薄手の金属板製のフロアパネルを用いて構成されている。凹部20は、車室1内のうち、荷室に相当する部分に設けられた下向きに窪んだ領域である。この凹部20の後壁部は、ロアバックパネル6であり、その上部は、ロアバックインナパネル6aおよびロアバックアウタパネル6bが組み合わされたボックス断面部60である。このボックス断面部60の上方は、バックドア10によって開閉可能な後部開口部11である。凹部20の前壁部21には、段部21aが設けられているが、この段部21aは、後述する車両の後突時に、前壁部21を円滑に屈曲変形させるのに役立つ。前壁部21の車両前方側には、燃料タンク18が設けられている。
バッテリ3は、たとえば鉛蓄電池などの補機用バッテリであるが、これに代えて、駆動用メインバッテリなどとすることも可能である。このバッテリ3は、凹部20の底壁部22上に固定されている。より具体的には、バッテリ3は、バッテリ用のトレイ7上に載置され、かつJボルト70を用いて下向きの押圧力が加えられたバッテリクランプ71によってその上面部が押さえられ、トレイ7上に固定されている。
保護部材4は、バッテリ3の前後および上側を囲んで保護するための複数のガードプレート部4a〜4cを有する門型状である。保護部材4は、たとえばボルトを利用したトレイ7との共締めなどの手段を用いて底壁部22上に固定されている。
第1および第2のリインフォース5A,5Bは、バッテリ3の保護を図るべくフロア部2を補強するとともに、車両の後突時における車両後方側からの荷重入力時には、この荷重がバッテリ3に直接的に作用しないようにするための部材である。第1のリインフォース5Aは、たとえば断面ハット状の部材であり、かつ底壁部22の下面に接合されてロアバックパネル6の下部またはその近傍部分から車両前方に延び、フロアクロスメンバ8に前部が接合されている。フロアクロスメンバ8は、第1のリインフォース5Aと同様に、たとえば断面ハット状の部材であり、図2によく表れているように、車両後部の車幅方向両側寄りに位置して車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドメンバ81に両端部が接続され、かつ車幅方向に延びている。このフロアクロスメンバ8は、バッテリ3の取付け領域Sの下方、またはそれよりも車両前方側に位置している。
第2のリインフォース5Bは、既述したように、牽引フックであり、たとえば屈曲状の丸棒部材を用いて構成されている。この第2のリインフォース5Bの後部は、第1のリインフォース5Aの下面部の後部に接合されており、かつその前部は、バッテリ3の取付け領域Sの後端部Saの直下に位置するようにして第1のリインフォース5Aの下面部に接合されている。好ましくは、第1および第2のリインフォース5A,5Bどうしの接合を強固にする手段として、図2に示すように、第1のリインフォース5Aの下面側には凹状部50が形成され、かつこの凹状部50に第2のリインフォース5Bの一部を嵌入する手段が採用される。
剛性断点RPは、本実施形態においては、第1のリインフォース5Aの長手方向のうち、第2のリインフォース5Bが重なっている後側領域と、第2のリインフォース5Bが重なっていない前側領域との境界部分である。第1および第2のリインフォース5A,5Bのトータルの剛性は、前記した剛性断点RPの位置で急変しており、剛性断点RPよりも前側領域においては、第1のリインフォース5Aに第2のリインフォース5Bが接合されていないため、後側領域の方が前側領域よりも剛性が大きい領域となっている。剛性断点RPは、バッテリ3の取付け領域Sの後端部Saの下方に位置している。本実施形態においては、バッテリ3がトレイ7上に載せられ、かつこのトレイ7と保護部材4とは共通のボルトなどを用いて底壁部22に取付けられており、バッテリ3の取付け領域Sの概念には、トレイ7および保護部材4の取付け領域も含まれる。
次に、前記した車両後部構造Aの作用について説明する。
まず、通常時においては、第1および第2のリインフォース5A,5B、ならびにフロアクロスメンバ8などが、フロア部2の凹部20を効率よく補強しており、剛性不足を生じないようにすることができる。
一方、車両に後突が生じ、車両後部に前向きの所定以上の荷重Fが入力した場合には、この荷重Fの一部が第1および第2のリインフォース5A,5Bに入力する。ここで、これら第1および第2のリインフォース5A,5Bの組み合わせ構造部には、剛性断点RPが設けられていることにより、第1のリインフォース5Aは、剛性断点RPを起点として、屈曲変形する。第1のリインフォース5Aは、その前部がフロアクロスメンバ8に接合されているため、前記した荷重Fを受けた際に、ある程度の突っ張り力を発揮する。このため、剛性断点RPが起点となって第1のリインフォース5Aが屈曲変形することは、確実化される。前記屈曲変形は、バッテリ3および保護部材4が、剛性断点RPを中心として矢印Naで示す方向に回転し、後下がり状となるように行なわれる(図4も参照)。なお、第1および第2のリインフォース5A,5Bのトータルの剛性は、剛性断点RPよりも後側領域の方が前側領域よりも大きくされているため、車両後方からの荷重入力により、第1のリインフォース5Aを剛性断点RPの位置で屈曲変形させることは、一層確実化される。
バッテリ3および保護部材4の前記した回転は、凹部20の前壁部21の変形を伴いながら行なわれるが、前壁部21には、既述したように、段部21aが予め設けられているため、この段部21aを起点として前壁部21を円滑に変形させ、バッテリ3および保護部材4の回転動作が前壁部21の存在によって大きく妨げられないようにすることが可能である。
このように、第1のリインフォース5Aを剛性断点RPの位置で屈曲変形させて、バッテリ3および保護部材4を後下がり状に回転させるようにすれば、バッテリ3および保護部材4の車両前方側への変位量を少なくすることが可能である。その結果、バッテリ3および保護部材4が、その車両前方側に位置する燃料タンク18に強く衝突することが回避され、燃料タンク18およびバッテリ3の双方の適切な保護が図られる。勿論、この車両後部構造Aにおいては、車両後部のうち、バッテリ3の取付け領域Sよりも車両後方側の各部材が変形すること、および凹部20の前壁部21が変形することなどにより、衝突エネルギの吸収が効率よく図られる。
荷重Fが大きい場合には、ロアバックパネル6が車両前方側にかなり大きく突入することとなるが、この場合には、図4に示すように、保護部材4の後部のガードプレート部4bにロアバックパネル6が当接し、バッテリ3自体にロアバックパネル6が衝突することは適切に回避される。加えて、ロアバックパネル6がガードプレート部4bに当接した場
合には、保護部材4がロアバックパネル6と変形を生じた前壁部21との間に挟み込まれた状態となるため、バッテリ3が上方に吹き飛ぶといったことも適切に防止される効果が得られる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両後部構造の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、剛性断点RPが、車両前後方向において、バッテリ3の取付け領域Sの後端部Saに一致する部位(後端部Saの直下)に設けられているが、本発明はこれに限定されない。本発明においては、車両前後方向において、バッテリ3の取付け領域Sの後端部Saに接近した位置であって、後端部Saよりも車両後方寄りの位置であってもよい。この場合においても、第1のリインフォース5Aが剛性断点RPにおいて屈曲した場合に、バッテリ3を後下がり状に回転させ、本発明が意図する作用を得ることが可能である。
上述の実施形態においては、第2のリインフォース5Bとして、牽引フックを用いており、合理的であるが、本発明はこれに限定されず、第2のリインフォース5Bとして、牽引フック以外の部材を用いることもできる。また、本発明でいうリインフォースは、必ずしも、複数のリインフォースが組み合わされて構成されている必要はなく、たとえば上述した第1のリインフォース5Aのみを用いた構成とすることもできる。この場合、第1のリインフォース5Aに切欠き部や薄肉部などの脆弱部を設け、この脆弱部を剛性断点とすることもできる。
剛性断点は、リインフォースの剛性が急変する箇所であって、車両後方側からの所定以上の荷重入力があったときにリインフォースの屈曲変形の起点となる部位である。ただし、本発明は、リインフォースが剛性断点の位置で屈曲変形した場合に、バッテリ(蓄電装置)を後下がり状となるように回転可能とするものであり、剛性断点が設けられる位置は、既述したように、車両前後方向において、蓄電装置の取付け領域の後端部に一致する部位、またはこの部位に接近した車両後方寄りの部位とされる。
本発明でいう蓄電装置は、各種のバッテリに限らず、キャパシタなども含む。本発明が適用される車両は、ハイブリッド車に限らず、電気自動車や一般のエンジン自動車にも適用することができる。
A 車両後部構造
RP 剛性断点
S バッテリの取付け領域
Sa バッテリの取付け領域の後端部
1 車室
18 燃料タンク
2 フロア部
20 凹部
22 底壁部(凹部の)
3 バッテリ(蓄電装置)
4 保護部材
5A,5B 第1および第2のリインフォース(リインフォース)
6 ロアバックパネル
8 フロアクロスメンバ
81 リヤサイドメンバ

Claims (2)

  1. 車両後部の車室内のフロア部に設けられ、かつ下向きに窪んだ凹部と、
    この凹部内に位置するように前記凹部の底壁部上に固定された蓄電装置と、
    前記凹部の前記底壁部の下面側に接合され、かつ前記底壁部の後部から車両前方側に延びるリインフォースと、
    前記車両後部において車幅方向に間隔を隔てて車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドメンバ間に架け渡されるようにして固定され、かつ前記リインフォースの前部が接合されているフロアクロスメンバと、
    を備えている、車両後部構造であって、
    前記リインフォースのうち、車両前後方向において、前記蓄電装置の取付け領域の後端部に一致する部位、またはこの部位に接近した車両後方寄りの部位に設けられ、かつ車両後方側からの所定以上の荷重入力があったときに屈曲変形の起点となることにより、前記蓄電装置が後下がり状に回転することを可能とする剛性断点を、さらに備えていることを特徴とする、車両後部構造。
  2. 請求項1に記載の車両後部構造であって、
    前記凹部の前記底壁部上に固定され、かつ前記蓄電装置の少なくとも前後および上側を囲んで前記蓄電装置を保護する保護部材を備えており、
    前記荷重入力に起因して車両後部のロアバックパネルが車両前方側に突入したときには、このロアバックパネルが前記保護部材に当接可能な構成とされている、車両後部構造。
JP2018142300A 2018-07-30 2018-07-30 車両後部構造 Active JP6831812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018142300A JP6831812B2 (ja) 2018-07-30 2018-07-30 車両後部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018142300A JP6831812B2 (ja) 2018-07-30 2018-07-30 車両後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020019296A true JP2020019296A (ja) 2020-02-06
JP6831812B2 JP6831812B2 (ja) 2021-02-17

Family

ID=69587958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018142300A Active JP6831812B2 (ja) 2018-07-30 2018-07-30 車両後部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6831812B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11577663B2 (en) 2020-03-25 2023-02-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric vehicle

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190523A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Nissan Motor Co Ltd 車両の水素タンク搭載構造
JP2014015061A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Suzuki Motor Corp 車体後部構造
JP2015000615A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 日産自動車株式会社 バッテリの車両搭載構造
JP2016185739A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 本田技研工業株式会社 車体の後部構造
JP2017121871A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 トヨタ自動車株式会社 車体後部構造
US20180050734A1 (en) * 2016-08-22 2018-02-22 Volvo Car Corporation Spare wheel cavity
CN109383637A (zh) * 2017-08-02 2019-02-26 丰田自动车株式会社 车辆后部构造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190523A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Nissan Motor Co Ltd 車両の水素タンク搭載構造
JP2014015061A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Suzuki Motor Corp 車体後部構造
JP2015000615A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 日産自動車株式会社 バッテリの車両搭載構造
JP2016185739A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 本田技研工業株式会社 車体の後部構造
JP2017121871A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 トヨタ自動車株式会社 車体後部構造
US20180050734A1 (en) * 2016-08-22 2018-02-22 Volvo Car Corporation Spare wheel cavity
CN109383637A (zh) * 2017-08-02 2019-02-26 丰田自动车株式会社 车辆后部构造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11577663B2 (en) 2020-03-25 2023-02-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP6831812B2 (ja) 2021-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9108679B2 (en) Frame structure for a motor vehicle, rear frame structure, and vehicle body
EP3064389B1 (en) Battery unit mounting structure
US11148721B2 (en) Vehicle body structure and vehicle
JP7408927B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP5979084B2 (ja) 車体前部構造
US20190276093A1 (en) Vehicle rear structure
JP7367588B2 (ja) 車両の後部車体構造
US20140327254A1 (en) Front vehicle body structure
CN110707247B (zh) 蓄电池壳体和具有蓄电池壳体的机动车
WO2007100118A1 (ja) 蓄電パックの車載構造
US11242089B2 (en) Chassis for a passenger car
CN110091928B (zh) 车辆的地板构造
JP2019026084A (ja) 車両前部構造
JP6137105B2 (ja) 車両駆動用バッテリの取付構造
JP2018152942A (ja) 高電圧ケーブルの配索構造
JPH0781623A (ja) 電気自動車のフロア構造
JP2016196207A (ja) 自動車の後部車体構造
US10836435B2 (en) Vehicle rear structure
JP2014193692A (ja) 車体の後部構造
JP2020019296A (ja) 車両後部構造
JP2006069279A (ja) 車体後部構造
JP2020117042A (ja) 車両後部構造
CN209208868U (zh) 一种车辆顶盖后横梁连接结构及具有该连接结构的车辆
CN109204495B (zh) 车身结构及车辆
JP7290131B2 (ja) 車体のフロア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6831812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250