JP2020019202A - 液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法 - Google Patents
液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020019202A JP2020019202A JP2018144108A JP2018144108A JP2020019202A JP 2020019202 A JP2020019202 A JP 2020019202A JP 2018144108 A JP2018144108 A JP 2018144108A JP 2018144108 A JP2018144108 A JP 2018144108A JP 2020019202 A JP2020019202 A JP 2020019202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- active energy
- energy ray
- composition
- air supply
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【課題】画像滲みやすじを抑制し、良好な画像品質が得られる液体を吐出する装置を提供することを目的とする。【解決手段】ラジカル重合性化合物と、該ラジカル重合性化合物に対して含有量が1質量%以上10質量%以下であるシアン化アクリレート化合物とを含む活性エネルギー線硬化型組成物を記録媒体に吐出する複数の吐出手段51と、複数の吐出手段51の間に設けられ、吐出手段51から吐出された前記活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する1つ以上の空気供給手段509と、前記活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する第1の照射手段508と、を有することを特徴とする。【選択図】図6
Description
本発明は、液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法に関する。
電子線又は紫外線などの放射線の照射によりインク組成物を硬化させるインクジェット方式がある。インク組成物を直接的に硬化させるため、溶剤系インク組成物と比べて乾燥性、環境安全性に優れた画像形成技術である。
しかし、今までの電子線又は紫外線硬化型インクジェット方式では、硬化処理を行う前のインクが混ざりあってしまい、画像滲み、文字滲みが発生し、良好な画像品質が得られないという、問題があった。
特許文献1には、紫外線照射により半硬化させた先塗層上にインクを吐出し、更に紫外線照射によりインクを半硬化させることによりインクの移動(混ざり)を抑制し、画像滲みを抑えることが開示されている。
特許文献2には、メチル−α−シアノアクリレートモノマーを主成分とした低粘度インクを、ヘッドからインクを吐出し、飛翔中に湿潤空気を吹き付けて粘度を上昇させ、ノズル詰まり、画像滲みを抑えることが開示されている。
しかしながら、従来の方法で画像を形成すると画質が悪いという問題があった。
本発明は、画像滲みやすじを抑制し、良好な画像品質が得られる液体を吐出する装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像滲みやすじを抑制し、良好な画像品質が得られる液体を吐出する装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液体を吐出する装置は、ラジカル重合性化合物と、該ラジカル重合性化合物に対して含有量が1質量%以上10質量%以下であるシアン化アクリレート化合物とを含む活性エネルギー線硬化型組成物を記録媒体に吐出する複数の吐出手段と、前記複数の吐出手段の間に設けられ、前記吐出手段から吐出された前記活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する1つ以上の空気供給手段と、前記活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する第1の照射手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像滲みやすじを抑制し、良好な画像品質が得られる液体を吐出する装置を提供することができる。
以下、本発明に係る液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法)
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1を参照して説明する。図1は液体を吐出する装置の一形態としての画像形成装置の概略説明図である。なお、図1では照射部、空気供給部の図示を省略している。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1を参照して説明する。図1は液体を吐出する装置の一形態としての画像形成装置の概略説明図である。なお、図1では照射部、空気供給部の図示を省略している。
本実施形態の画像形成装置は、フルライン型インクジェット記録装置であり、装置本体1と乾燥時間を稼ぐ出口ユニット2とを並置している。
この画像形成装置においては、連続紙である記録媒体10は、元巻きローラ11から巻き出され、搬送ローラ12〜18によって搬送されて、巻取りローラ21にて巻き取られる。
この記録媒体10は、搬送ローラ13と搬送ローラ14との間で、搬送ガイド部材19上を画像形成部5に対向して搬送され、画像形成部5(吐出手段)から吐出される液滴によって画像が形成される。
ここで、画像形成部5には、例えば、媒体搬送方向上流側から、4色分のフルライン型記録ヘッド51K、51C、51M、51Y(以下、色の区別しないときは「記録ヘッド51」という。)が配置されている。各記録ヘッド51は、それぞれ、搬送される被記録媒体10に対してブラックK、シアンC、マゼンタM、イエローYの液滴を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
記録ヘッド51は、例えば、図2に示すように、1つのフルライン型記録ヘッドであっても良い。また、図3に示すように、複数の短尺ヘッド100をベース部材52上に千鳥状に並べてヘッドアレイとすることで媒体幅分のフルライン型記録ヘッドとして構成したものでも良い。また、記録ヘッド51は、液体吐出ヘッドとこの液体吐出ヘッドに液体供給するヘッドタンクを有する液体吐出ヘッドユニットで構成しているが、これに限るものではなく、液体吐出ヘッド単独の構成でもよい。
なお、本発明においては、ラインヘッド型に限られるものではなく、シリアル型でも適用できる。すなわち、インクジェット記録方式としては、吐出ヘッド幅に応じて間欠的に移動する記録媒体に対し、ヘッドを移動させて記録媒体上にインクを吐出するシリアル方式や、連続的に記録媒体を移動させ、一定の位置に保持されたヘッドから記録媒体上にインクを吐出するライン方式のいずれであっても適用することができる。
また、吐出させる方法は特に限定されないが、連続噴射型、オンデマンド型等が挙げられる。オンデマンド型としてはピエゾ方式、サーマル方式、静電方式等が挙げられる。
また、吐出させる方法は特に限定されないが、連続噴射型、オンデマンド型等が挙げられる。オンデマンド型としてはピエゾ方式、サーマル方式、静電方式等が挙げられる。
次に、記録ヘッドを構成している1つの液体吐出ヘッド(ヘッドチップ)の一例について図4及び図5を参照して説明する。図4は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図、図5は同じくノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板101と、流路板(液室基板)102と、振動板部材103とを接合している。そして、振動板部材103を変位させる圧電アクチュエータ111と、共通流路部材としてフレーム部材120とを備えている。
これにより、液滴を吐出する複数のノズル104に通じる個別液室(圧力室、加圧室などとも称される。)106、個別液室106に液体を供給する流体抵抗部を兼ねた液体供給路107と、液体供給路107に通じる液導入部108とを形成している。隣り合う個別液室106はノズル配列方向で隔壁106Aによって隔てられている。
そして、フレーム部材120の共通流路としての共通液室110から振動板部材103に形成したフィルタ部109を通じて、液導入部108、液体供給路107を経て複数の個別液室106に液体を供給する。
圧電アクチュエータ111は、振動板部材103の個別液室106の壁面を形成する変形可能な振動領域130を挟んで、個別液室106とは反対側に配置されている。
この圧電アクチュエータ111は、ベース部材113上に接合した複数の積層型圧電部材112を有し、圧電部材112にはハーフカットダイシングによって溝加工して1つの圧電部材112に対して所要数の柱状圧電素子(圧電柱)112A、112Bを所定の間隔で櫛歯状に形成している。
圧電部材112の圧電柱112A、112Bは、同じものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電柱を駆動圧電柱(駆動柱)112A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電柱を非駆動圧電柱(非駆動柱)112Bとして区別している。
そして、駆動柱112Aを振動板部材103の振動領域130に形成した島状の凸部103aに接合している。また、非駆動柱112Bを振動板部材103の凸部103bに接合している。
この圧電部材112は、圧電層と内部電極とを交互に積層したものであり、内部電極がそれぞれ端面に引き出されて外部電極が設けられ、駆動柱112Aの外部電極に駆動信号を与えるための可撓性を有するフレキシブル配線基板としてのFPC115が接続されている。
フレーム部材120は、例えばエポキシ系樹脂或いは熱可塑性樹脂であるポリフェニレンサルファイト等で射出成形により形成し、ヘッドタンクや液体カートリッジから液体が供給される共通液室110が形成されている。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば駆動柱112Aに印加する電圧を基準電位から下げることによって駆動柱112Aが収縮し、振動板部材103の振動領域130が下降して個別液室106の容積が膨張することで、個別液室106内に液体が流入する。
その後、駆動柱112Aに印加する電圧を上げて駆動柱112Aを積層方向に伸長させ、振動板部材103の振動領域130をノズル104方向に変形させて個別液室106の容積を収縮させる。これにより、個別液室106内の液体が加圧され、ノズル104から液滴が吐出(噴射)される。
そして、駆動柱112Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材103の振動領域130が初期位置に復元し、個別液室106が膨張して負圧が発生するので、共通液室110から液体供給路107を通じて個別液室106内に液体が充填される。そこで、ノズル104のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与え方によって引き打ちや押し打ちなどを行うこともできる。
<第1の実施形態>
次に、本実施形態の詳細を説明する。本実施形態の液体を吐出する装置を図6に示す。
次に、本実施形態の詳細を説明する。本実施形態の液体を吐出する装置を図6に示す。
本実施形態の液体を吐出する装置は、ラジカル重合性化合物と、該ラジカル重合性化合物に対して含有量が1質量%以上10質量%以下であるシアン化アクリレート化合物(シアノアクリレート化合物とも称する)とを含む活性エネルギー線硬化型組成物を記録媒体に吐出する複数の吐出手段51K、51C、51M、51Yと、前記複数の吐出手段の間に設けられ、前記吐出手段から吐出された前記活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する1つ以上の空気供給手段509a〜509cと、前記活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する第1の照射手段508と、を有する。
本実施形態の2次元又は3次元の像形成方法は、ラジカル重合性化合物と、該ラジカル重合性化合物に対して含有量が1重量%以上10重量%以下であるシアン化アクリレート化合物とを含む活性エネルギー線硬化型組成物を、複数の吐出手段により記録媒体に吐出する吐出工程と、前記複数の吐出手段の間に設けられた1つ以上の空気供給手段により、前記吐出手段から吐出された前記活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する空気供給工程と、前記活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する照射工程と、を有する。
図6において、記録媒体10は、元巻きローラ11から巻き出され、巻取りローラ21により巻き取られる。図中矢印は記録媒体10の搬送方向を示す。
また本実施形態では、記録媒体10の搬送方向上流側にコロナ帯電装置512を設けている。
また本実施形態では、記録媒体10の搬送方向上流側にコロナ帯電装置512を設けている。
吐出手段51は複数設けられている。本実施形態では、吐出手段51K、51C、51M、51Yとしているが、数は適宜変更することができる。
吐出手段51は活性エネルギー線硬化型組成物を記録媒体に吐出する。吐出手段51としては、上述した記録ヘッド51の構成とすることができる。
吐出手段51は活性エネルギー線硬化型組成物を記録媒体に吐出する。吐出手段51としては、上述した記録ヘッド51の構成とすることができる。
空気供給手段509a〜509c(区別しない場合は空気供給手段509と表記する)は複数の吐出手段51の間に設けられている。空気供給手段509は、吐出手段から吐出された活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する。
湿潤空気の供給方法としては、特に制限はないが、水をミストとして噴霧する方法や、水蒸気をノズル近傍に流す方法などが挙げられる。湿度としては、特に65〜90%に制御することが好ましい。この場合、シアノアクリレートを含有するインクの表面微硬化、先塗組成物乃至先塗層(後述)中の水分量が適度に調整され、画像滲み、合一の発生を更に抑制し、より良好な画質を有する印刷物を形成できる。
第1の照射手段508は、活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する。第1の照射手段508は、吐出手段51により吐出された活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射するものであり、記録媒体10の搬送方向下流側に設けられている。活性エネルギー線が照射されることにより、記録媒体10に吐出された活性エネルギー線硬化型組成物が硬化する。
第1の照射手段508としては、例えば紫外光源、電子線源、光学素子等を利用して構成される。
第1の照射手段508としては、例えば紫外光源、電子線源、光学素子等を利用して構成される。
活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させるために用いる活性エネルギー線としては、紫外線の他、電子線、α線、β線、γ線、X線等の、組成物中の重合性成分の重合反応を進める上で必要なエネルギーを付与できるものであればよく、特に限定されない。特に高エネルギーな光源を使用する場合には、重合開始剤を使用しなくても重合反応を進めることができる。また、紫外線照射の場合、環境保護の観点から水銀フリー化が強く望まれており、GaN系半導体紫外発光デバイスへの置き換えは産業的、環境的にも非常に有用である。さらに、紫外線発光ダイオード(UV−LED)及び紫外線レーザダイオード(UV−LD)は小型、高寿命、高効率、低コストであり、紫外線光源として好ましい。
活性エネルギー線硬化型組成物としては、インク組成物としての態様が挙げられ、インクジェットインク組成物、電子線又は紫外線硬化型インクジェットインク組成物として好適に用いることができる。
なお、活性エネルギー線硬化型組成物をインクと称して説明することがある。
なお、活性エネルギー線硬化型組成物をインクと称して説明することがある。
本実施形態では、活性エネルギー線硬化型組成物に所定の量のシアノアクリレート化合物を含有させ、湿潤空気と接触させることにより、インク表面近傍を微硬化させる。これにより、色間の画像滲み(文字滲み)やビーディングを抑制することができる。
また、活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射することにより、アクリルモノマーとシアノアクリレートを架橋させ、インクのタック感や画像ブロッキング(インク剥離)を防止し、高画質で高耐久な画像を得ることができる。
また、シアノアクリレート化合物によりインク表面近傍を微硬化させる構成であることにより、微硬化させるために作像プロセス中に照射装置を設ける必要がない。このため、照射装置数を低減でき、コストを抑えることができる。
記録媒体は、特に限定されないが、紙、フィルム、セラミックスやガラス、金属、これらの複合材料等が挙げられ、シート状であってもよい。また片面印刷のみを可能とする構成であっても、両面印刷も可能とする構成であってもよい。一般的な記録媒体として用いられるものに限られず、ダンボール、壁紙や床材等の建材、コンクリート、Tシャツなど衣料用等の布、テキスタイル、皮革等を適宜使用することができる。
本実施形態の液体を吐出する装置、2次元又は3次元の像形成方法により形成される記録物としては、通常の紙や樹脂フィルムなどの平滑面に印刷されたものだけでなく、凹凸を有する被印刷面に印刷されたものや、金属やセラミックなどの種々の材料からなる被印刷面に印刷されたものも含む。また、2次元の画像を積層することで、一部に立体感のある画像(2次元と3次元からなる像)や立体物を形成することもできる。
次に、本実施形態の液体を吐出する装置の制御部の概要について図10を参照して説明する。なお、図10は同制御部のブロック説明図である。
この制御部は、この画像形成装置全体の制御を司るヘッド駆動制御手段を兼ねるマイクロコンピュータ、画像メモリ、通信インタフェースなどで構成した主制御部(システムコントローラ)501を備えている。主制御部501は、外部の情報処理装置(ホスト側)などから転送される画像データ及び各種コマンド情報に基づいて用紙に画像を形成するために、印刷制御部502に印刷用データを送出する。
印刷制御部502は、主制御部501から受領した画像データをシリアルデータで転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ503に出力する。また、印刷制御部502は、ROMに格納されている共通駆動波形のパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動波形生成部を含み、1の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動信号をヘッドドライバ503に対して出力する。
ヘッドドライバ503は、シリアルに入力される1つの記録ヘッド51に相当する画像データに基づいて印刷制御部502から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択して圧力発生手段としての圧電部材112に対して与え液滴を吐出させる。このとき、駆動波形を構成するパルスの一部又は全部或いはパルスを形成する波形要素の全部又は一部を選択することによって、例えば、大滴、中滴、小滴など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
また、主制御部501は、モータドライバ504を介して、元巻きローラ11、搬送ローラ12〜18、巻取りローラ21などの各ローラ類510を駆動制御する。
また、主制御部501には各種センサからなるセンサ群506からの検出信号が入力され、また、操作部507との間で各種情報の入出力及び表示情報のやり取りを行う。
また、主制御部501は、照射部(照射手段508)及び空気供給部(空気供給手段509)を制御する。
<<活性エネルギー線硬化型組成物の組成>>
活性エネルギー線硬化型組成物は、ラジカル重合性化合物と、シアン化アクリレート化合物(シアノアクリレート化合物)とを含み、必要に応じてその他の成分を含む。
活性エネルギー線硬化型組成物は、ラジカル重合性化合物と、シアン化アクリレート化合物(シアノアクリレート化合物)とを含み、必要に応じてその他の成分を含む。
−ラジカル重合性化合物−
ラジカル重合性化合物としては、(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、又はビニルエーテルを併用することができる。具体的には、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、γ−ブチロラクトンアクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ホルマール化トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(メタ)アクリル酸安息香酸エステル、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート〔CH2=CH−CO−(OC2H4)n−OCOCH=CH2(n≒9)、同(n≒14)、同(n≒23)〕、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクレート〔CH2=C(CH3)−CO−(OC3H6)n−OCOC(CH3)=CH2(n≒7)〕、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、プロピレンオキサイド変性テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性グリセリルトリ(メタ)アクリレート、ポリエステルジ(メタ)アクリレート、ポリエステルトリ(メタ)アクリレート、ポリエステルテトラ(メタ)アクリレート、ポリエステルペンタ(メタ)アクリレート、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、N−ビニルホルムアミド、ポリウレタンジ(メタ)アクリレート、ポリウレタントリ(メタ)アクリレート、ポリウレタンテトラ(メタ)アクリレート、ポリウレタンペンタ(メタ)アクリレート、ポリウレタンポリ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、ジシクロペンタジエンビニルエーテル、トリシクロデカンビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、エチルオキセタンメチルビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ラジカル重合性化合物としては、(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、又はビニルエーテルを併用することができる。具体的には、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、γ−ブチロラクトンアクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ホルマール化トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(メタ)アクリル酸安息香酸エステル、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート〔CH2=CH−CO−(OC2H4)n−OCOCH=CH2(n≒9)、同(n≒14)、同(n≒23)〕、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクレート〔CH2=C(CH3)−CO−(OC3H6)n−OCOC(CH3)=CH2(n≒7)〕、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、プロピレンオキサイド変性テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性グリセリルトリ(メタ)アクリレート、ポリエステルジ(メタ)アクリレート、ポリエステルトリ(メタ)アクリレート、ポリエステルテトラ(メタ)アクリレート、ポリエステルペンタ(メタ)アクリレート、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、N−ビニルホルムアミド、ポリウレタンジ(メタ)アクリレート、ポリウレタントリ(メタ)アクリレート、ポリウレタンテトラ(メタ)アクリレート、ポリウレタンペンタ(メタ)アクリレート、ポリウレタンポリ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、ジシクロペンタジエンビニルエーテル、トリシクロデカンビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、エチルオキセタンメチルビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
−シアノアクリレート化合物−
シアノアクリレート化合物としては、微量の水分によって重合することが好ましく、例えばアルキル−α−シアノアクリレートを使用することができる。
また、シアノアクリレート化合物としては、例えば、α−シアノアクリレート、α−メチルシアノアクリレート、α−エチルシアノアクリレート、エチル−2−シアノアクリレート等が挙げられる。
シアノアクリレート化合物としては、微量の水分によって重合することが好ましく、例えばアルキル−α−シアノアクリレートを使用することができる。
また、シアノアクリレート化合物としては、例えば、α−シアノアクリレート、α−メチルシアノアクリレート、α−エチルシアノアクリレート、エチル−2−シアノアクリレート等が挙げられる。
活性エネルギー線硬化型組成物中のシアノアクリレート化合物は、ラジカル重合性化合物に対して1質量%以上10質量%以下含まれる。1質量%未満の場合、活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給しても微硬化できず、色滲みやすじが発生してしまう。10質量%を超える場合、インクジェットヘッドのノズル先端でゲル化してしまい吐出不良等の要因となってしまう。
シアノアクリレート化合物の含有量は、ラジカル重合性化合物に対して5質量%以下であることが好ましい。この場合、システム内でのインクの安定性と滲み防止を両立できる。
−重合開始剤−
活性エネルギー線硬化型組成物は、重合開始剤を含有していてもよい。重合開始剤としては、活性エネルギー線のエネルギーによって、ラジカル、カチオン等の活性種を生成し、重合性化合物(モノマーやオリゴマー)の重合を開始させることが可能なものであればよい。
活性エネルギー線硬化型組成物は、重合開始剤を含有していてもよい。重合開始剤としては、活性エネルギー線のエネルギーによって、ラジカル、カチオン等の活性種を生成し、重合性化合物(モノマーやオリゴマー)の重合を開始させることが可能なものであればよい。
重合開始剤としては、公知のラジカル重合開始剤、カチオン重合開始剤、塩基発生剤等を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができ、特にラジカル重合開始剤を使用することが好ましい。
また、重合開始剤は、十分な硬化速度を得るために、組成物の総質量(100質量%)に対し、5〜20質量%含まれることが好ましい。
ラジカル重合開始剤としては、例えば、芳香族ケトン類、アシルフォスフィンオキサイド化合物、芳香族オニウム塩化合物、有機過酸化物、チオ化合物(チオキサントン化合物、チオフェニル基含有化合物等)、ヘキサアリールビイミダゾール化合物、ケトオキシムエステル化合物、ボレート化合物、アジニウム化合物、メタロセン化合物、活性エステル化合物、炭素ハロゲン結合を有する化合物、アルキルアミン化合物等が挙げられる。
また、上記重合開始剤に加え、重合促進剤(増感剤)を併用することもできる。重合促進剤としては、特に限定されないが、例えば、トリメチルアミン、メチルジメタノールアミン、トリエタノールアミン、p−ジエチルアミノアセトフェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、N,N−ジメチルベンジルアミン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等のアミン化合物が好ましい。重合促進剤の含有量は、使用する重合開始剤やその量に応じて適宜設定すればよい。
−色剤−
活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含有していてもよい。色材としては、本実施の形態に係る組成物の目的や要求特性に応じて、ブラック、ホワイト、マゼンタ、シアン、イエロー、グリーン、オレンジ、光沢色(金、銀等)等を付与する種々の顔料や染料を用いることができる。
活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含有していてもよい。色材としては、本実施の形態に係る組成物の目的や要求特性に応じて、ブラック、ホワイト、マゼンタ、シアン、イエロー、グリーン、オレンジ、光沢色(金、銀等)等を付与する種々の顔料や染料を用いることができる。
色材の含有量は、所望の色濃度、組成物中における分散性等を考慮して適宜決定すればよく、特に限定されないが、組成物の総質量(100質量%)に対して、0.1〜20質量%であることが好ましい。なお、活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含まず無色透明であってもよく、その場合には、例えば、画像を保護するためのオーバーコート層として好適である。
顔料としては、無機顔料又は有機顔料を使用することができ、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
無機顔料としては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、酸化鉄、酸化チタン等が挙げられる。
有機顔料としては、例えば、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、アゾレーキ、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、染色レーキ(塩基性染料型レーキ、酸性染料型レーキ等)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、昼光蛍光顔料が挙げられる。
また、活性エネルギー線硬化型組成物は、顔料の分散性をより良好なものとするため、分散剤を含んでもよい。分散剤としては、特に限定されないが、例えば、高分子分散剤等の顔料分散物を調製するのに慣用されている分散剤が挙げられる。
染料としては、例えば、酸性染料、直接染料、反応性染料、及び塩基性染料が使用可能であり、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。色材を入れることで紫外線照射の通過を妨げ、硬化時間が長くなることは、本実施形態による平滑化の効果がより大きくなるように作用する。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態に係る液体を吐出する装置を図7に示す。
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態に係る液体を吐出する装置を図7に示す。
本実施形態では、記録媒体10の搬送方向における吐出手段よりも上流側に、記録媒体10に先塗組成物を付与するローラー塗布機513(先塗組成物付与手段)を有する。
また、本実施形態では、記録媒体10の搬送方向に沿って、水溶性樹脂を含む前記先塗組成物を付与するローラー塗布機513(先塗組成物付与手段)と、前記先塗組成物を乾燥させる乾燥手段514と、前記先塗組成物に湿潤空気を供給する空気供給手段509dと、複数の吐出手段51K、51C、51M、51Y及び1つ以上の空気供給手段509a〜509cと、第1の照射手段508と、が設けられている。
先塗組成物を付与することにより、先塗組成物の水分によってインク表面近傍が微硬化し、インクが動きにくくなるため、インク同士が合一することがなくなる。こにれより、画像滲みを抑制することができる。また、インクの合一、ブロッキングが抑制された、高耐久、高品質な画像を提供することができる。また、シアノアクリレート化合物をインクに含ませることにより先塗組成物(又は後述の先塗層)中の水分によって、インク表面を微硬化させ作像した後、活性エネルギー線によってほぼ完全に硬化させることによって、画像滲み、合一、ブロッキングが抑制できる。
シアノアクリレートは水と反応するが、未反応や反応が十分でない場合、インクにタック感が残存するといった不具合が起こる。そのため、活性エネルギー線の照射によってアクリルモノマーと未反応シアノアクリレートとを反応させることによってタック感がなく、他の画像と重ねた場合などにブロッキング(インク剥離)が生じることを防ぐことができる。
また、本実施形態では先塗組成物を乾燥させる乾燥手段を有し、記録媒体に付与された先塗組成物を乾燥させ、先塗層を形成する。所定の条件で乾燥させることにより、先塗層中の水分量を一定量に調整し、その後の空気供給手段で狙いの水分量に制御することができる。
乾燥手段としては、特に制限されるものではなく、公知のものを用いることができ、例えばヒーターにより熱風を与えることが挙げられる。
乾燥手段としては、特に制限されるものではなく、公知のものを用いることができ、例えばヒーターにより熱風を与えることが挙げられる。
本実施形態の先塗組成物には、吸水率の高い樹脂が使用でき、ポリビニルアルコール系、ポリアクリルアミド系、ポリエトキシエチレン系、ポリアクリル酸ナトリウム、酢酸セルロール、エポキシ樹脂等、吸水率の高い既存の樹脂を使用することができる。
次いで、乾燥させた先塗組成物に対して空気供給手段509dにより湿潤空気を供給する。湿潤空気を供給することにより、先塗組成物乃至先塗層に水分を付与し、インクを吐出した際にインクを微硬化させることができ、滲みを抑制することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態に係る液体を吐出する装置を図8に示す。図7に示される例とは、先塗組成物の組成及び乾燥手段514の有無の点で異なっている。
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態に係る液体を吐出する装置を図8に示す。図7に示される例とは、先塗組成物の組成及び乾燥手段514の有無の点で異なっている。
本実施形態では、記録媒体10の搬送方向に沿って、水溶性ラジカル重合性化合物を含む先塗組成物を付与するローラー塗布機513(先塗組成物付与手段)と、前記先塗組成物に活性エネルギー線を照射する第2の照射手段515と、前記先塗組成物に湿潤空気を供給する空気供給手段509dと、複数の吐出手段51K、51C、51M、51Y及び1つ以上の空気供給手段509a〜509cと、第1の照射手段508と、が設けられている。
本実施形態の第2の照射手段515としては、特に制限されるものではなく、例えば第1の照射手段508と同じものを用いることができる。第2の照射手段により、記録媒体に付与された先塗組成物に活性エネルギー線を照射し、先塗層を形成する。
本実施形態の先塗組成物には、水溶性ラジカル重合性化合物を使用し、硬化型アクリルアミド系モノマーが好ましく用いられる。水溶性ラジカル重合性化合物を塗布後硬化させて使用することで、吸湿性だけでなく耐久性ももった先塗層を形成することができる。
アクリルアミド系モノマーとしては、ジメチルアクリルアミド、4−アクリロイロモルフォリン、ヒドロキシエチルアクリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド、4−t−ブチルシクロヘキシルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、アクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、3−アクリロイル−2−オキサゾリジノン、6−アクリルアミドヘキサン酸、N−tert−ブチルアクリルアミド、N−(ブトキシメチル)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]アクリルアミド、N,N’−(1,2−ジヒドロキシエチレン)ビスアクリルアミド、N−ドデシルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、N,N’−エチレンビスアクリルアミド、N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−(ヒドロキシメチル)アクリルアミド、N,N’−メチレンビスアクリルアミ、N−フェニルアクリルアミド、1,3,5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン等が挙げられる。
次いで、活性エネルギー線が照射された先塗組成物に対して空気供給手段509dにより湿潤空気を供給する。湿潤空気を供給することにより、先塗組成物乃至先塗層に水分を付与し、インクを吐出した際にインクを微硬化させることができ、滲みを抑制することができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態に係る液体を吐出する装置を図9に示す。
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態に係る液体を吐出する装置を図9に示す。
本実施形態では、記録媒体10の搬送方向に沿って、水溶性ラジカル重合性化合物を含む先塗組成物を付与するローラー塗布機513(先塗組成物付与手段)と、前記先塗組成物に湿潤空気を供給する空気供給手段509dと、複数の吐出手段51K、51C、51M、51Y及び1つ以上の空気供給手段509a〜509cと、第1の照射手段508と、が設けられている。
本実施形態では、先塗組成物を付与した後、活性エネルギー線の照射を行わずに、湿潤空気を供給している。これは、硬化型材料から構成される先塗層は、溶媒が不要となるため、硬化しなくとも、水分量が比較的安定しているためである。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、以降の説明において「部」は「質量部」を意味する。
(実施例1)
本実施例では図6に示される装置を用いた。図6に示すように、ロール搬送系のコロナ帯電装置512を設け、その下流にブラック用ヘッド51K、湿潤空気供給装置509a、シアン用ヘッド51C、湿潤空気供給装置509b、マゼンタ用ヘッド51M、湿潤空気供給装置509c、イエロー用ヘッド51Y、電子線照射装置(第1の照射手段508)を配置した。
吐出手段であるインクジェットヘッドとして、リコープリンティングシステムズ製GEN4ヘッド(MH2420)を各色4つずつ並列に配置し、ヘッドを45℃に加温して、20pLの打滴サイズで描画できるよう、周波数をコントロールした。電子線照射装置としては、岩崎電気製EC300/30/30mAを配置し、不活性ガスブランケット内は、不活性ガス源として、コンプレッサー付きN2ガス発生装置Maxi−Flow30(Inhouse Gas社製)を0.2MPa・sの圧力で接続し、ブランケット内のN2濃度が所定の範囲になるよう、2〜10L/分の流量でN2をフローさせ、酸素濃度が500ppm以下となるよう設定した。
本実施例では図6に示される装置を用いた。図6に示すように、ロール搬送系のコロナ帯電装置512を設け、その下流にブラック用ヘッド51K、湿潤空気供給装置509a、シアン用ヘッド51C、湿潤空気供給装置509b、マゼンタ用ヘッド51M、湿潤空気供給装置509c、イエロー用ヘッド51Y、電子線照射装置(第1の照射手段508)を配置した。
吐出手段であるインクジェットヘッドとして、リコープリンティングシステムズ製GEN4ヘッド(MH2420)を各色4つずつ並列に配置し、ヘッドを45℃に加温して、20pLの打滴サイズで描画できるよう、周波数をコントロールした。電子線照射装置としては、岩崎電気製EC300/30/30mAを配置し、不活性ガスブランケット内は、不活性ガス源として、コンプレッサー付きN2ガス発生装置Maxi−Flow30(Inhouse Gas社製)を0.2MPa・sの圧力で接続し、ブランケット内のN2濃度が所定の範囲になるよう、2〜10L/分の流量でN2をフローさせ、酸素濃度が500ppm以下となるよう設定した。
記録媒体としては、OPP(延伸ポリプロピレン、厚み:25μm、フタムラ化学社製、FOR−AQ)、PET(厚み:12μm、フタムラ化学社製、FE2001)、ナイロン(厚み:15μm、ユニチカ社製、ON)を用いた。15m/minの速度で走査させ、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの25%画像(各色フィルムの4分1の幅)を描画し、スジの発生具合を目視により評価した。また、色境界滲み発生具合を目視により評価した。なお、電子線照射装置の照射条件は加速電圧30kV、30線量kGyとなるように調整した。
<インクジェット用インク>
以下の組成でインクを作製した。
・アクリロイロモルフォリン:40部
・ベンジルアクリレート:20部
・1,9−ノナンジオールジアクリレート:20部
・α−エチルシアノアクリレート:1部
・着色剤:40部
以下の組成でインクを作製した。
・アクリロイロモルフォリン:40部
・ベンジルアクリレート:20部
・1,9−ノナンジオールジアクリレート:20部
・α−エチルシアノアクリレート:1部
・着色剤:40部
<着色剤>
ブラックヘッド用インク、シアンヘッド用インク、マゼンタヘッド用インク、イエローヘッド用インクの着色剤はそれぞれ以下を使用した。
・IRGALITE BLUE GLVO(シアン顔料、BASFジャパン社製)
・SPECIAL BLACK 250(ブラック顔料、BASFジャパン社製)
・CINQUASIA MAGENTA RT−355−D(マゼンタ顔料、BASFジャパン社製)
・NOVOPERM YELLOW H2G(イエロー顔料、クラリアント社製)
ブラックヘッド用インク、シアンヘッド用インク、マゼンタヘッド用インク、イエローヘッド用インクの着色剤はそれぞれ以下を使用した。
・IRGALITE BLUE GLVO(シアン顔料、BASFジャパン社製)
・SPECIAL BLACK 250(ブラック顔料、BASFジャパン社製)
・CINQUASIA MAGENTA RT−355−D(マゼンタ顔料、BASFジャパン社製)
・NOVOPERM YELLOW H2G(イエロー顔料、クラリアント社製)
(実施例2)
本実施例は図7に示される装置を用いた。図7に示すように、ロール搬送系の最上流部にローラー塗布機513を配置し、以下の先塗組成物を塗布した後、その下流にて乾燥手段514により60℃の熱風に1分間さらし乾燥させ先塗層を形成し、空気供給手段509dにより湿潤空気を先塗層に吹き付けた以外は、実施例1と同様に行った。
本実施例は図7に示される装置を用いた。図7に示すように、ロール搬送系の最上流部にローラー塗布機513を配置し、以下の先塗組成物を塗布した後、その下流にて乾燥手段514により60℃の熱風に1分間さらし乾燥させ先塗層を形成し、空気供給手段509dにより湿潤空気を先塗層に吹き付けた以外は、実施例1と同様に行った。
<先塗組成物>
・ポリアクリルアミド樹脂(荒川工業社製1257、固形分濃度25質量%)
・ポリアクリルアミド樹脂(荒川工業社製1257、固形分濃度25質量%)
(実施例3)
本実施例は図8に示される装置を用いた。図8に示すように、ロール搬送系の最上流部にローラー塗布機513を配置し、以下の先塗組成物を塗布後、その下流に紫外線照射装置(第2の照射手段515)で先塗組成物を硬化させ先塗層を形成し、空気供給手段509dにより湿潤空気を先塗層に吹き付けた以外は、実施例1と同様に行った。
本実施例は図8に示される装置を用いた。図8に示すように、ロール搬送系の最上流部にローラー塗布機513を配置し、以下の先塗組成物を塗布後、その下流に紫外線照射装置(第2の照射手段515)で先塗組成物を硬化させ先塗層を形成し、空気供給手段509dにより湿潤空気を先塗層に吹き付けた以外は、実施例1と同様に行った。
<先塗層>
・アクリロイロモルフォリン:100部
・重合開始剤(2−ジメチルアミノ−2−(4−メチルベンジル)−1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)ブタン−1−オン:5部
・アクリロイロモルフォリン:100部
・重合開始剤(2−ジメチルアミノ−2−(4−メチルベンジル)−1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)ブタン−1−オン:5部
(実施例4)
本実施例は図8に示される装置を用いた。ロール搬送系の最上流部にローラー塗布機を配置し、以下の先塗組成物を塗布した後、湿潤空気を先塗組成物に吹き付けた以外は、実施例1と同様に行った。
本実施例は図8に示される装置を用いた。ロール搬送系の最上流部にローラー塗布機を配置し、以下の先塗組成物を塗布した後、湿潤空気を先塗組成物に吹き付けた以外は、実施例1と同様に行った。
<先塗組成物>
・メトキシポリエチレングリコールアクリレート(新中村化学工業社製、AM−130g):100部
・アクリロイロモルフォリン:100部
・メトキシポリエチレングリコールアクリレート(新中村化学工業社製、AM−130g):100部
・アクリロイロモルフォリン:100部
(実施例5)
実施例1のインクジェットインクを以下のものに変えた以外は、実施例1と同様とした。
実施例1のインクジェットインクを以下のものに変えた以外は、実施例1と同様とした。
<インクジェット用インク>
・アクリロイロモルフォリン:40部
・ベンジルアクリレート:20部
・1,9−ノナンジオールジアクリレート:20部
・α−エチルシアノアクリレート:8部
・着色剤:40部
・アクリロイロモルフォリン:40部
・ベンジルアクリレート:20部
・1,9−ノナンジオールジアクリレート:20部
・α−エチルシアノアクリレート:8部
・着色剤:40部
(比較例1)
実施例1において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例1と同様に行った。
実施例1において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例1と同様に行った。
(比較例2)
実施例2において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例2と同様に行った。
実施例2において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例2と同様に行った。
(比較例3)
実施例3において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例3と同様に行った。
実施例3において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例3と同様に行った。
(比較例4)
実施例4において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例4と同様に行った。
実施例4において、インクジェットインクのα−エチルシアノアクリレートを0部とした以外は実施例4と同様に行った。
(比較例5)
実施例1のインクジェットインクを以下のものに変えた以外は、実施例1と同様とした。
実施例1のインクジェットインクを以下のものに変えた以外は、実施例1と同様とした。
<インクジェット用インク>
・アクリロイロモルフォリン:40部
・ベンジルアクリレート:20部
・1,9−ノナンジオールジアクリレート:20部
・α−エチルシアノアクリレート:9部
・着色剤:40部
・アクリロイロモルフォリン:40部
・ベンジルアクリレート:20部
・1,9−ノナンジオールジアクリレート:20部
・α−エチルシアノアクリレート:9部
・着色剤:40部
実施例1〜5、比較例1〜5の結果を以下に示す。
10 記録媒体
11 元巻きローラ
21 巻取りローラ
51 記録ヘッド(液体吐出ヘッド、吐出手段)
508 第1の照射手段
509 空気供給手段
512 コロナ帯電装置
513 ローラー塗布機(先塗組成物付与手段)
514 乾燥手段
515 第2の照射手段
11 元巻きローラ
21 巻取りローラ
51 記録ヘッド(液体吐出ヘッド、吐出手段)
508 第1の照射手段
509 空気供給手段
512 コロナ帯電装置
513 ローラー塗布機(先塗組成物付与手段)
514 乾燥手段
515 第2の照射手段
Claims (7)
- ラジカル重合性化合物と、該ラジカル重合性化合物に対して含有量が1質量%以上10質量%以下であるシアン化アクリレート化合物とを含む活性エネルギー線硬化型組成物を記録媒体に吐出する複数の吐出手段と、
前記複数の吐出手段の間に設けられ、前記吐出手段から吐出された前記活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する1つ以上の空気供給手段と、
前記活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する第1の照射手段と、
を有することを特徴とする液体を吐出する装置。 - 前記記録媒体の搬送方向における前記吐出手段よりも上流側に、前記記録媒体に先塗組成物を付与する先塗組成物付与手段を有することを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
- 前記記録媒体の搬送方向に沿って、
水溶性樹脂を含む前記先塗組成物を付与する先塗組成物付与手段と、
前記先塗組成物を乾燥させる乾燥手段と、
前記先塗組成物に湿潤空気を供給する空気供給手段と、
前記複数の吐出手段及び前記1つ以上の空気供給手段と、
前記第1の照射手段と、
が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体を吐出する装置。 - 前記記録媒体の搬送方向に沿って、
水溶性ラジカル重合性化合物を含む前記先塗組成物を付与する先塗組成物付与手段と、
前記先塗組成物に活性エネルギー線を照射する第2の照射手段と、
前記先塗組成物に湿潤空気を供給する空気供給手段と、
前記複数の吐出手段及び前記1つ以上の空気供給手段と、
前記第1の照射手段と、
が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体を吐出する装置。 - 前記記録媒体の搬送方向に沿って、
水溶性ラジカル重合性化合物を含む前記先塗組成物を付与する先塗組成物付与手段と、
前記先塗組成物に湿潤空気を供給する空気供給手段と、
前記複数の吐出手段及び前記1つ以上の空気供給手段と、
前記第1の照射手段と、
が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体を吐出する装置。 - 前記活性エネルギー線は、紫外線又は電子線であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
- ラジカル重合性化合物と、該ラジカル重合性化合物に対して含有量が1質量%以上10質量%以下であるシアン化アクリレート化合物とを含む活性エネルギー線硬化型組成物を、複数の吐出手段により記録媒体に吐出する吐出工程と、
前記複数の吐出手段の間に設けられた1つ以上の空気供給手段により、前記吐出手段から吐出された前記活性エネルギー線硬化型組成物に湿潤空気を供給する空気供給工程と、
前記活性エネルギー線硬化型組成物に活性エネルギー線を照射する照射工程と、
を有することを特徴とする2次元又は3次元の像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144108A JP2020019202A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144108A JP2020019202A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020019202A true JP2020019202A (ja) | 2020-02-06 |
Family
ID=69587955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018144108A Withdrawn JP2020019202A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020019202A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0387262A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2005349322A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Three Bond Co Ltd | 吐出装置及び吐出方法 |
JP2009091528A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェットインクセット及びインクジェット記録方法 |
JP2010069805A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Fujifilm Corp | インクセット及びインクジェット記録方法 |
JP2013124333A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Konica Minolta Ij Technologies Inc | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及びそれを用いた画像形成方法 |
JP2014198775A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性組成物、硬化性組成物セット、及び画像形成方法 |
JP2015009392A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録方法 |
JP2016117960A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 染料印刷用前処理剤及びその利用 |
-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018144108A patent/JP2020019202A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0387262A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2005349322A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Three Bond Co Ltd | 吐出装置及び吐出方法 |
JP2009091528A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェットインクセット及びインクジェット記録方法 |
JP2010069805A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Fujifilm Corp | インクセット及びインクジェット記録方法 |
JP2013124333A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Konica Minolta Ij Technologies Inc | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及びそれを用いた画像形成方法 |
JP2014198775A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性組成物、硬化性組成物セット、及び画像形成方法 |
JP2015009392A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録方法 |
JP2016117960A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 染料印刷用前処理剤及びその利用 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7520601B2 (en) | Printing of radiation curable inks into a radiation curable liquid layer | |
JPWO2006129530A1 (ja) | 紫外線硬化型インクジェットインク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
US9493667B2 (en) | UV curable ink jet recording ink composition, ink container and ink jet recording apparatus | |
JP2003220698A (ja) | インクジェット記録方法、記録ユニット及びインクジェット記録装置 | |
JP2004167873A (ja) | 画像記録装置及び画像記録方法 | |
JP2018149803A (ja) | 二成分インクの噴射可能なプライマー、および三次元物体に印刷するためのこのインクへの接着促進剤の組み込み | |
JP4903529B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2019155858A (ja) | 白色硬化型組成物、白色硬化型インク、収容容器、及び液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JP2013203067A (ja) | 画像形成方法及び印画物 | |
JP7353016B2 (ja) | Uv硬化されるインク下層の前処理 | |
WO2012110815A1 (en) | Method of ink- jet printing | |
JP7114958B2 (ja) | 硬化型組成物、硬化型インク、硬化物、収容容器、液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JP4534416B2 (ja) | 活性光線硬化型インクジェット無溶剤インクとそれを用いた画像形成方法 | |
JP5550859B2 (ja) | 紫外線硬化型インクジェット用インク、インクジェットプリント方法および凸模様が形成されたシート | |
JP7010089B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェットインクおよびインクジェット記録装置 | |
US10486439B2 (en) | Radiation-curable inkjet ink composition | |
JP2020019202A (ja) | 液体を吐出する装置及び2次元又は3次元の像形成方法 | |
US11639064B2 (en) | Image forming method | |
JP4903530B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP6915348B2 (ja) | 液体吐出装置、処理方法、及び液体吐出装置の制御プログラム | |
JP2022133522A (ja) | 液体を吐出する装置、印刷装置 | |
CN113226778A (zh) | 液体排出装置和液体排出方法 | |
JP2007055083A (ja) | 画像形成装置及び方法 | |
EP3243666B1 (en) | Liquid discharging device, processing method, and carrier means | |
JP2019162742A (ja) | 液体を吐出する装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20220708 |