JP2020016917A - 情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業内容及び作業を担当する担当者の属性に応じて、用いる用語を変更する情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、作業のフェーズ及び作業を行う担当者の業務上の所属先を取得し、作業のフェーズ及び担当者の業務上の所属先の少なくとも一方に応じて、同じ事柄に対して表現の異なる用語を選択して画面に表示する。【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、複数の各々のグループの情報処理システムに対してネットワークを介して接続されるサーバ装置を含んで成るサービス事業者システムを有し、前記グループの情報処理システムは、複数のユーザの端末を含んで成り、前記サーバ装置は、ラベリング管理機能に関するサービス処理を行うラベリング管理部を有し、前記端末は、前記サーバ装置のラベリング管理部にアクセスし前記ラベリング管理機能に関するクライアント処理を行うラベリング処理部を有し、前記端末のラベリング処理部は、当該グループの複数のユーザの端末に適用するための統一のルールに応じたテンプレート情報を当該ユーザにより前記サーバ装置のラベリング管理部に対して設定する第1の処理と、当該グループのユーザの端末に適用するための前記統一のルールに応じたテンプレート情報を前記サーバ装置のラベリング管理部から取得する第2の処理と、当該端末の文書ファイルに対して、前記適用するテンプレート情報に基づき、前記ユーザにより選択されるラベルの情報を付与する第3の処理と、を行い、前記サーバ装置のラベリング管理部は、前記複数の各々のグループの前記テンプレート情報を含む管理情報を保持し、前記テンプレート情報は、前記ユーザにより選択利用可能とする1つ以上のラベルの定義の情報を含み、上記構成により、前記サービス事業者システムでは、前記グループの複数のユーザの端末での文書ファイルに対するラベリングを当該グループ単位で統一させるラベリング管理に関して、前記複数のグループを対象として一元管理すること、を特徴とするラベリング管理システムが開示されている。
特開2011−248589号公報
近年、複数の企業が協力して各社が有する業務上の強みを出し合い、1つの業務を遂行する業務形態が増加している。
こうした複数の企業で業務を遂行する場合、各々の企業で共通の業務アプリケーションが用いられることがある。業務アプリケーションでは業務に関する特定の用語が用いられているが、同じ物や状況を表す用語であっても、会社が異なれば用いられる用語が異なることがある。したがって、特定の用語に統一された業務アプリケーションを用いて業務を遂行する場合、担当者によっては普段使っている用語と異なる用語が用いられ、担当者が普段使っている用語を用いて業務を遂行する場合と比較して、作業を進めにくいことがある。
また、業務アプリケーションで用いられている用語が、担当者が普段用いている用語と同じであっても、例えば業務アプリケーションを用いて他の会社に提出する文書を作成する場合には、文書の提出先の会社で用いられている用語で文書を作成することが好ましい。
本発明は、作業内容及び作業を担当する担当者の属性に応じて、用いる用語を変更することができる情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報処理装置の発明は、作業の工程を表す工程情報、及び作業を行う担当者の所属先を取得する取得部と、前記取得部で取得された工程情報及び所属先の少なくとも一方に応じて、画面に表示される同じ事柄を表す用語が異なるように用語を選択する選択部と、を備える。
請求項2記載の発明は、前記選択部は、複数の担当者における所属先が同じ場合であっても、担当者の役割に応じて、同じ事柄に対して異なる用語が表示されるように前記画面に表示する用語を選択する。
請求項3記載の発明は、前記選択部は、前記複数の担当者における所属先が異なる場合であっても、前記複数の担当者の各々が所属する所属先のうち、何れか1つの所属先で用いられる用語を選択する。
請求項4記載の発明は、前記選択部は、前記画面に表示される用語に加え、前記取得部で取得された工程情報及び所属先に応じて、前記画面に表示される用語を含む画面レイアウトが異なるように前記画面レイアウトを選択する。
請求項5記載の発明は、担当者から使用する用語を受け付ける受付部を備え、前記選択部は、前記受付部で担当者から使用する用語を受け付けた場合、前記受付部に用語を入力した担当者と同じ工程を行い、かつ、同じ所属先に所属する各々の前記担当者に対して、前記取得部で取得された担当者が行う工程の工程情報、及び担当者の所属先の少なくとも一方に応じて選択された用語に代わって前記受付部で受け付けた用語を選択する。
請求項6記載の発明は、前記受付部は、前記選択部で選択された用語の代替候補として画面に表示された代替用語の中から、選択された用語を受け付ける。
請求項7記載の情報処理プログラムの発明は、コンピュータを、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させる。
請求項1、7記載の発明によれば、作業内容及び作業を担当する担当者の属性に応じて、用いる用語を変更することができる、という効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、担当者の所属先によって用いられる用語が選択される場合と比較して、業務を遂行しやすい、という効果を有する。
請求項3記載の発明によれば、複数の担当者の間で統一した用語を用いて業務を遂行することができる、という効果を有する。
請求項4記載の発明によれば、画面に表示される用語だけでなく、画面レイアウトも工程情報及び担当者の属性に応じて変えることができる、という効果を有する。
請求項5記載の発明によれば、情報処理装置によって選択された用語が、担当者が使用する用語と異なる場合、担当者が情報処理装置に使用する用語を登録することができる、という効果を有する。
請求項6記載の発明によれば、担当者が入力欄に用語を入力する場合と比較して、用語を容易に情報処理装置に登録することができる、という効果を有する。
第1実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック例を示す機能構成図である。 ユーザ情報管理テーブルの一例を示す図である。 業務定義テーブルの一例を示す図である。 工程テーブルの一例を示す図である。 標準用語テーブルの一例を示す図である。 個別用語テーブルの一例を示す図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る情報処理装置の電気系統の要部構成例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 用語選択処理の流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置によって表示される画面の一例を示す図である。 情報処理装置によって表示される画面の他の一例を示す図である。 個別用語テーブルの他の一例を示す図である。 ユーザ情報管理テーブルの他の一例を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック例を示す機能構成図である。 画面レイアウトテーブルの一例を示す図である。 画面レイアウトに従って表示される画面の一例を示す図である。 画面レイアウトに従って表示される他の画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 経路テーブルの一例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、機能が同じ構成要素及び処理には全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置10の機能ブロック例を示す機能構成図である。
図1に示すように、情報処理装置10は、取得部11、生成部12、表示部13、及び選択部14の各機能部と、ユーザ情報管理DB15、業務定義DB16、工程情報DB17、及び用語DB18の各データベース(Database:DB)を含む。
情報処理装置10は、情報処理プログラムによって表示される画面を、担当者が操作する図示しない情報機器(以降、「外部装置」という)に送信し、担当者が外部装置のブラウザに表示された画面を操作することで通知される情報を処理する、いわゆるウェブサービスを提供する。
取得部11は、例えばインターネット等の通信回線を経由して、外部装置での操作内容を表す操作ID(Identification)と、担当者が携わっている業務の業務情報を取得する。
操作IDは、担当者が情報処理プログラムによって表示される画面のアイテムを操作した場合に通知される識別情報であり、操作されたアイテム毎に異なる操作IDが割り当てられている。ここで「アイテム」とは、例えばボタン及びプルダウンメニューのように、画面において操作対象となるオブジェクトを指す。
業務情報には、例えば担当者を一意に識別するための識別情報であるユーザID(Identification)、担当者が担当している業務を一意に識別するための識別情報である業務ID、及び担当者が担当している業務において作業中の工程を一意に識別するための識別情報である工程情報が含まれる。
取得部11は業務情報を取得すると、ユーザ情報管理DB15を参照して、取得した業務情報に含まれる業務ID及びユーザIDから、担当者の業務上の所属先を取得する。
図2は、ユーザ情報管理DB15で管理されるユーザ情報管理テーブル20の一例を示す図である。
ユーザ情報管理テーブル20は、業務ID、ユーザID、実際の所属先、役割、及び業務上の所属先が行方向に対応付けられたテーブルである。
「実際の所属先」には、ユーザIDによって表される担当者が所属している会社を一意に識別する識別情報、例えば会社名又は会社コードが設定される。「担当者が会社に所属している」とは、会社との間で雇用契約が結ばれ、担当者が当該会社の社員であることを意味する。すなわち、担当者の実際の所属先には、担当者が社員として所属している会社を表す情報が設定される。図2に示すユーザ情報管理テーブル20の例では、ユーザIDが「UserA」で表される担当者(以降、「ユーザA」という)はA社に所属し、ユーザIDが「UserB」及び「UserC」で表される担当者(以降、それぞれ「ユーザB」及び「ユーザC」という)は、それぞれB社に所属している。
「役割」には、業務における各担当者の肩書きを表す情報が設定される。図2に示すユーザ情報管理テーブル20の例では、ユーザAは業務IDが“100”で表される業務のプロジェクト責任者であり、ユーザBはリーダー、ユーザCはリーダーが統括するグループにおいて、リーダーの指示に従い作業を行う実務担当者に設定されている。
「業務上の所属先」には、業務における担当者の見かけ上の所属先を一意に表す識別情報、例えば会社名又は会社コードが設定される。業務における担当者の見かけ上の所属先とは、担当者の実際の所属先と関係なく、作業内容の観点から分類される仮の所属先を表す。
例えば対外的に業務の責任を負う業務の発注元がA社の場合、ユーザAはプロジェクト責任者であることから、業務上の所属先は実際の所属先と同じくA社に設定される。ユーザBの実際の所属先はB社であるが、ユーザBはリーダーという立場上、B社での作業の進捗状況等をA社の一員として管理及び報告するため、業務上の所属先はA社に設定される。また、ユーザCが行った作業の報告はリーダーであるユーザBがA社に行うため、ユーザCは直接A社と接点を持たない。したがって、ユーザCの業務上の所属先は実際の所属先と同じくB社に設定される。
取得部11は、操作ID、担当者が入力した業務情報、及び業務情報から得られた担当者の業務上の所属先を生成部12に通知する。
生成部12は、受け付けた操作IDに応じて、担当者に表示する画面を生成する。そのため、生成部12は、受け付けた操作IDに対応する画面の画面レイアウトを取得する。画面レイアウトは、画面における文字、画像、及びアイテムの配置や内容を指定したテンプレートであり、生成部12が画面レイアウトで指定された位置に、指定された文字、画像、及びアイテムを埋め込むことで、画面が生成される。
一例として、画面レイアウトでは、文字が表示される位置に用語IDが指定されており、指定された用語IDを用語IDと対応付けられた用語に置き換えることで画面が生成される。したがって、生成部12は、担当者の業務上の所属先と、画面レイアウトに含まれる用語IDと、業務情報を選択部14に通知し、選択部14から用語IDに対応した用語を取得する。
選択部14は、生成部12から担当者の業務上の所属先、用語ID、及び業務情報を受け付けると、業務情報に含まれる工程情報及び業務上の所属先の少なくとも一方を用いて、生成部12から通知された用語IDに対応する用語を選択する。
具体的には、選択部14は、業務情報に含まれる工程情報及び業務上の所属先の少なくとも一方と、業務定義DB16に含まれる業務定義テーブル22、工程情報DB17に含まれる工程テーブル24、並びに、用語DB18に含まれる標準用語テーブル26及び個別用語テーブル28を用いて、用語IDに対応する用語を選択する。
図3は、業務定義テーブル22の一例を示す図である。業務定義テーブル22は、担当者が携わっている業務の業務名、又は業務IDから業務の発注元を取得するテーブルである。図3に示す業務定義テーブル22の例では、例えば業務IDが“100”で表される業務「プロジェクトA」の発注元が、A社であることを示している。業務定義テーブル22では、業務毎に業務の発注元が管理される。
図4は、工程テーブル24の一例を示す図である。工程テーブル24は、複数の区分に分割された業務の工程(フェーズともいう)を定義したテーブルであり、例えば業務ID、フェーズID、及びフェーズ名が対応付けられている。工程情報に担当者が作業中のフェーズ名が設定されている場合、工程テーブル24を用いることで、工程情報と業務IDから担当者が作業中のフェーズのフェーズIDが取得される。図4に示す工程テーブル24の例では、例えば業務IDが“100”で表される業務の外部設計に相当するフェーズのフェーズIDが“2000”であることを示している。
図5は、標準用語テーブル26の一例を示す図である。標準用語テーブル26は、特定の会社、例えば業務の発注元の会社で用いられる用語(標準用語)を業務毎に定義したテーブルであり、例えば業務ID、用語ID、及び用語が対応付けられている。標準用語テーブル26を参照することで、生成部12から受け付けた用語IDに対して、業務の発注元の会社で用いられる用語が選択される。図5に示す標準用語テーブル26の例では、例えば業務IDが“100”で表される業務において、生成部12から受け付けた用語IDが“30000”の場合、「外部設計」という用語が選択される。
図6は、個別用語テーブル28の一例を示す図である。個別用語テーブル28は、例えば標準用語テーブル26で使用する用語の定義が行われた業務の発注元と異なる会社で、業務の発注元の会社と共に作業を行う会社で用いられる用語(個別用語)を業務毎、かつ、会社毎に定義したテーブルである。個別用語テーブル28では、例えば業務ID、用語ID、業務上の所属先、及び用語が対応付けられている。個別用語テーブル28を参照することで、生成部12から受け付けた用語IDに対して、業務の発注元と異なる会社で用いられる用語が選択される。
図6に示す個別用語テーブル28の例では、例えば業務IDが“100”で表される業務において、生成部12から受け付けた用語IDが“30010”で、担当者の業務上の所属先がB社の場合、「詳細設計」という個別用語が選択される。
用語IDに対応する用語を選択部14から受け取った生成部12は、取得した画面レイアウトに含まれる各々の用語IDを選択部14から受け取った用語に置き換えて画面を生成し、生成した画面を表示部13に渡す。
表示部13は、生成部12から画面を受け付けると、受け付けた画面を業務情報の送信元である外部装置に送信して、外部装置で動作しているブラウザに表示させることで、担当者に操作IDに対応した画面を表示する。
なお、データベースとは、予め定めた主キーと関連付けてデータを管理するアプリケーションのことを指す場合が多い。しかしながら、本実施の形態に係る「データベース」とは、必ずしも商用及び非商用の各種データベースアプリケーションを用いることを意味するわけではなく、データを記憶し管理する主体全般を表している。したがって、データの管理に用いられるファイルシステムもデータベースの一例である。言うまでもなく、情報処理装置10はデータを記憶する記憶領域の管理にデータベースアプリケーションを利用してもよい。
図1に示す情報処理装置10は、例えばコンピュータ30を用いて構成される。図7は、情報処理装置10における電気系統の要部構成例を示す図である。
コンピュータ30は、図1に示した本実施の形態に係る情報処理装置10の各機能部を担うCPU(Central Processing Unit)31、情報処理プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)32、CPU31の一時的な作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)33、不揮発性メモリ34、及び入出力インターフェース(I/O)35を備える。そして、CPU31、ROM32、RAM33、不揮発性メモリ34、及びI/O35がバス36を介して各々接続されている。
不揮発性メモリ34は、不揮発性メモリ34に供給される電力が遮断されても、記憶した情報が維持される記憶装置の一例であり、例えば半導体メモリが用いられるが、ハードディスクを用いてもよい。
一方、I/O35には、例えば通信ユニット2、入力ユニット4、及び表示ユニット6が接続される。
通信ユニット2は図示しない通信回線と接続し、担当者が操作する外部装置と通信を行う通信プロトコルを備える。
入力ユニット4は、例えば情報処理装置10の管理者からの指示を受け付けてCPU31に通知する入力装置であり、例えばボタン、キーボード、マウス、及びタッチパネル等が用いられる。
表示ユニット6は、CPU31によって処理された情報を画像として表示する表示装置であり、例えば液晶ディスプレイ、又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。
次に、図8を参照して、本実施の形態に係る情報処理装置10の動作について説明する。
図8は、業務の担当者が操作する外部装置から操作ID及び業務情報を受け付けた場合に、CPU31によって実行される情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
情報処理を規定する情報処理プログラムは、例えば情報処理装置10のROM32に予め記憶されている。情報処理装置10のCPU31は、ROM32に記憶される情報処理プログラムを読み込み、情報処理を実行する。
ここでは一例として、ユーザ情報管理DB15、業務定義DB16、工程情報DB17、及び用語DB18が不揮発性メモリ34に構築されている場合について説明するが、各々のDBが通信ユニット2を介して接続される図示しない通信回線に接続された記憶装置に構築されてもよい。
まず、ステップS10において、CPU31は、外部装置から送信された業務情報を取得する。既に説明したように、業務情報には担当者が担当している業務の業務ID、担当者のユーザID、及び担当者が作業している工程情報が含まれる。
ステップS20において、CPU31は、外部装置から送信された操作IDに対応付けられた画面レイアウトを、例えば不揮発性メモリ34から取得する。操作IDと画面レイアウトとの対応付けは、例えば不揮発性メモリ34に記憶されている。
ステップS30において、CPU31は、ステップS20で取得した画面レイアウトに含まれる用語IDを取得する。
ステップS40において、CPU31は、ステップS30で取得した用語ID、及びステップS10で取得した業務情報を用いて、工程情報及び担当者の業務上の所属先の少なくとも一方に応じて、担当者毎に画面に表示する用語を選択する用語選択処理を実行する。なお、用語選択処理の詳細については後ほど説明する。
ステップS50において、CPU31は、画面レイアウトに含まれる各々の用語IDを、ステップS40の用語選択処理で選択された用語に置き換える。なお、画面レイアウトで画像が指定されている場合には、CPU31は画像の格納場所(Uniform Resource Locator:URL)を画像の指定位置に埋め込む。また、画面レイアウトにアイテムが指定されている場合には、CPU31は指定されたアイテムを画面の指定位置に埋め込む。これにより、ステップS20で取得した画面レイアウトに沿った画面が生成される。
ステップS60において、CPU31は通信ユニット2を制御して、ステップS50で生成した画面を、ステップS10で取得した業務情報の送信元である外部装置に送信する。これにより、担当者の操作に応じた画面が外部装置に表示される。
次に、ステップS40における用語選択処理の動作を、図9に示す用語選択処理の流れの一例を示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS100において、CPU31は、ユーザ情報管理テーブル20を参照して、担当者の業務上の所属先を取得する。具体的には、図8のステップS10で取得した業務情報に含まれる業務IDと担当者のユーザIDの組み合わせに対応する業務上の所属先を、ユーザ情報管理テーブル20から取得する。
ステップS110において、CPU31は、図8のステップS10で取得した業務情報に含まれる業務IDを用いて、担当者が担当している業務の発注元を業務定義テーブル22から取得する。
ステップS120において、CPU31は、ステップS100で取得した担当者の業務上の所属先と、ステップS110で取得した担当者が担当している業務の発注元が同じか否かを判定する。担当者の業務上の所属先と業務の発注元が異なる場合にはステップS130に移行する。
ステップS130において、CPU31は、図8のステップS10で取得した業務情報に含まれる業務ID、ステップS100で取得した担当者の業務上の所属先、及び図8のステップS30で取得した用語IDの組み合わせに対応した用語が含まれるか確認するため、個別用語テーブル28を参照する。
ステップS140において、CPU31は、個別用語テーブル28に担当者の業務ID、担当者の業務上の所属先、及び画面レイアウトに含まれる用語IDの組み合わせに対応した用語(条件に合致した用語)が含まれるか否かを判定する。個別用語テーブル28に条件に合致した用語が含まれる場合、ステップS150に移行する。
ステップS150において、CPU31は、個別用語テーブル28から条件に合致した用語を取得して、各々の用語IDと取得した用語を対応付け、図9に示す用語選択処理を終了する。
一方、ステップS120の判定処理で担当者の業務上の所属先と業務の発注元が同じと判定された場合、及びステップS140の判定処理で個別用語テーブル28に条件に合致した用語が含まれないと判定された場合は、ステップS160に移行する。
ステップS160において、CPU31は、標準用語テーブル26から図8のステップS10で取得した業務情報に含まれる業務ID、及び図8のステップS30で取得した用語IDの組み合わせに対応した用語を取得して、各々の用語IDと取得した用語を対応付け、図9に示す用語選択処理を終了する。
すなわち、用語選択処理では、担当者の業務上の所属先と、担当者が担当する業務の発注元の関係性から、用語IDが同じであっても異なる用語が対応付けられる。
なお、図9の用語選択処理では、担当者の業務上の所属先を取得するにあたり、ユーザ情報管理テーブル20に予め担当者の業務上の所属先を定義したが、必ずしもユーザ情報管理テーブル20に担当者の業務上の所属先を定義しておく必要はない。例えば業務上の所属先を判定する論理式を用いて、担当者の実際の所属先及び役職から担当者の業務上の所属先が設定される。
担当者の役割が「リーダー」であれば、業務の発注元に業務の進捗状況等の報告を行うことから、業務の発注元で用いられている用語を用いて資料を作成する。したがって、情報処理装置10は、役職が予め定めた役職以上であれば、担当者の業務上の所属先を業務の発注元と同じ会社であると判定し、役職が予め定めた役職未満であれば、担当者の業務上の所属先は実際の所属先と同じ会社であると判定する。
ここでは、担当者に応じて画面に表示される用語が変化する例について説明したが、例えば報告書を紙等の記録媒体に印字する印刷処理等においても、画面に表示された用語が用いられる。
図10及び図11は、図8に示した情報処理を実行した場合に、情報処理装置10によって担当者が操作する外部装置に表示される画面40、42の一例を示す図である。
画面40及び画面42は同じ画面レイアウトから作成された画面であるが、画面40はユーザA及びユーザBが操作する外部端末に表示される画面であり、画面42はユーザCが操作する外部端末に表示される画面である。なお、画面40及び画面42における括弧内の数字は画面レイアウトに含まれる用語IDを表しており、実際には画面に表示されない。また、説明の便宜上、画面40及び画面42には用語IDを表示していない用語も含まれるが、実際には用語IDが対応付けられている。
ユーザA及びユーザBは共に業務上の所属先が業務の発注元となっているため、標準用語テーブル26で定義された用語が用いられる。一方、ユーザCは業務上の所属先が業務の発注元ではないため、個別用語テーブル28で定義された用語が用いられる。
例えば図5に示した標準用語テーブル26と図6に示した個別用語テーブル28では、用語IDが“30010”、“30011”、“30020”、“30030”、及び“30031”に対して異なる用語が定義されている。したがって、図10に示した画面40では、用語IDが“30010”、“30020”、“30030”、及び“30031”で表される位置にそれぞれ「内部設計」、「コーディング/テスト」、「結合テスト」、及び「項目管理」というように、業務の発注元であるA社で用いられる用語が表示される。
一方、図11に示した画面42では、用語IDが“30010”、“30020”、“30030”、及び“30031”で表される位置にそれぞれ「詳細設計」、「製造」、「IT」、及び「チケット」というように、図10に示した画面40の同じ位置に表示される用語が、B社の用語に置き換えられる。
このように情報処理装置10では、ユーザAとユーザCのように業務上の所属先が異なる場合であって、各々の業務上の所属先で同じ事柄に対して異なる用語が用いられる場合、各々の業務上の所属先で用いられる用語が画面に表示される。また、ユーザBとユーザCのように実際の所属先が同じであっても、役割が異なれば、同じ事柄に対して異なる用語が画面に表示される。更に、ユーザAとユーザBのように実際の所属先が異なる場合であっても、何れかの担当者の実際の所属先で用いられている用語が画面に表示される。
一方、用語IDが“30000”の「外部設計」のように、業務上の所属先の各々で共通に使用されている用語については、何れの担当者に対する画面にも表示される。
<第1実施形態の変形例1>
図9に示した用語選択処理では、担当者の業務上の所属先に応じて画面に表示される用語が選択されたが、同じ担当者であっても、作業中のフェーズによっては同じ事柄に対して異なる用語が用いられた方が都合のよい場合がある。例えば実際の所属先がB社の担当者であって、役割が実務担当に設定されている担当者は、外部設計フェーズから製造フェーズまではB社で用いられる用語を用いて業務を行うが、ITフェーズで業務の発注元のA社と共同して作業を進める場合、各々の会社の担当者が各々の会社で用いられている用語を用いて作業を行うよりも、何れか一方の会社、例えばA社で用いられる用語を用いて作業を進める方が好ましい。
図12は、同じ担当者であっても、作業中のフェーズによって同じ事柄に対して異なる用語が選択される個別用語テーブル28の一例を示す図である。
図12に示す個別用語テーブル28では、図6に示した個別用語テーブル28に対してフェーズIDが追加されている。
したがって、CPU31は、図9の用語選択処理におけるステップS140で、担当者の業務ID、担当者の業務上の所属先、及び画面レイアウトに含まれる用語IDと、業務情報に含まれる工程情報に対応したフェーズIDの組み合わせに対応した用語が含まれるか否かを判定すればよい。この場合、CPU31は、業務IDが“100”で表される業務を担当する業務上の所属先がB社の担当者には、“30032”の用語IDに対して、フェーズIDがそれぞれ“2000(外部設計)”、“2001(詳細設計)”、“2002(製造)”で表される各フェーズでは「関数」の用語を選択する。しかし、CPU31は、“30032”の用語IDに対して、フェーズIDが“2003”で表されるITのフェーズでは「モジュール」の用語を同じ担当者に選択する。
すなわち、図12に示すように、用語IDにフェーズIDを対応付けた個別用語テーブル28を用いれば、同じ担当者であっても、作業中のフェーズによって同じ事柄に対して異なる用語が選択されることになる。ここでは一例として個別用語テーブル28を用いて説明したが、図5に示した標準用語テーブル26にフェーズIDを対応付けることで、業務上の所属先が業務の発注元である担当者についても、作業中のフェーズによって同じ事柄に対して異なる用語が選択される。
<第1実施形態の変形例2>
第1実施形態の変形例1では標準用語テーブル26及び個別用語テーブル28の少なくとも一方にフェーズIDを対応付けることにより、同じ担当者であっても作業中のフェーズによって同じ事柄に対して異なる用語が選択されるようにした。
ここでは、標準用語テーブル26及び個別用語テーブル28の少なくとも一方にフェーズIDを対応付けるのではなく、ユーザ情報管理テーブル20にフェーズIDを対応付けることにより、同じ担当者であっても作業中のフェーズによって同じ事柄に対して異なる用語を選択する例について説明する。
図13は、図2に示したユーザ情報管理テーブル20にフェーズIDを対応付けたユーザ情報管理テーブル20の一例を示す図である。なお、図13に示すユーザ情報管理テーブル20は、ユーザ情報管理テーブル20からユーザCに関するユーザ情報を抜粋した図である。
ユーザCが、ITフェーズの時だけ業務の発注元であるA社の社員としてA社で作業を行い、外部設計フェーズから製造フェーズまではB社で作業を行う場合、ITフェーズではB社の用語を用いるよりもA社の用語を用いて作業を行った方が好ましい。したがって、ユーザCの業務上の所属先を、ITフェーズ(フェーズID=“2003”)の時だけB社からA社に設定する。このように設定したユーザ情報管理テーブル20を用いることで、ITフェーズの場合にはユーザCの業務上の所属先がA社となるため、標準用語テーブル26から用語が選択されることになる。
<第1実施形態の変形例3>
第1実施形態に係る情報処理装置10は、ユーザ情報管理テーブル20、業務定義テーブル22、工程テーブル24、標準用語テーブル26、及び個別用語テーブル28を用いて用語IDに対応する用語を選択して画面に表示した。しかしながら、例えば標準用語テーブル26及び個別用語テーブル28に誤った用語が登録されている場合、そのまま誤った用語が選択されて画面に表示される。
したがって、情報処理装置10は、担当者から正しい用語を受け付ける受付部を備えてもよい。
例えばユーザCが操作する外部端末に表示される、図11に示す画面42の例において、B社では「外部設計」と表示されている用語に関して、実際には「基本設計」が用いられている状況について説明する。
ユーザCが「外部設計」の用語をマウス等で選択した場合、CPU31は、用語の入力を受け付けるアイテムの一例であるテキストボックスを表示し、テキストボックスに入力された用語を受付部で受け付け、選択された用語の代わりに画面に表示する。この場合、CPU31は、ユーザCの属性に基づいて図9の用語選択処理で選択された変更前の用語である「外部設計」が定義されている個別用語テーブル28の内容を修正する。すなわち、情報処理装置10は、用語選択処理によって選択された用語に代わって、担当者から受け付けた用語を優先的に選択して画面に表示する。
ここで担当者の「属性」とは、情報処理装置10で担当者に対応した用語を選択する過程で用いられる情報であり、例えば工程情報及び担当者の業務上の所属先の少なくとも一方が含まれる。
上述したように、個別用語テーブル28の内容が修正されるため、ユーザCによる用語の変更は、ユーザCと同じ属性を有する他のユーザにも反映される。
なお、情報処理装置10は、担当者が外部装置の画面上に表示されている何れかの用語をマウス等で選択した場合、選択された用語の代替候補として用いられる代替用語を一覧表示すると共に、テキストボックスとして用語の入力も受け付けるコンボボックス等のアイテムを用いて画面に表示するようにしてもよい。この場合、情報処理装置10は、コンボボックスを操作することで担当者によって選択された用語を受付部で受け付け、受け付けた用語を、変更を希望する用語として選択された用語の代わりに画面に表示する。情報処理装置10は、変更を希望する用語の代替用語としてこれまでにコンボボックスから入力された用語の履歴を用語ID毎に管理しておき、コンボボックスに代替用語を表示する場合、変更を希望する用語の用語IDに対応付けられた代替用語をコンボボックスに表示する。
<第2実施形態>
第1実施形態では、担当者に応じて画面に表示する用語を選択する情報処理装置10の例について説明したが、担当者に応じて表現が異なる対象は用語に限定されない。第2実施形態では、同じ操作が行われた場合であっても、担当者に応じて異なる画面を表示する情報処理装置10Aについて説明する。
図14は、第2実施形態に係る情報処理装置10Aの機能ブロック例を示す機能構成図である。図14に示す機能構成図が図1に示した第1実施形態に係る情報処理装置10の機能構成図と異なる点は、画面レイアウトDB19が追加された点であり、その他の内容については図1の機能構成図と同じである。
画面レイアウトDB19は、操作IDに対応した画面における画面レイアウトの選択に用いられる画面レイアウトテーブル44を管理する。
図15は画面レイアウトテーブル44の一例を示す図である。画面レイアウトテーブル44は、例えば操作ID、業務ID、フェーズID、業務上の所属先、及び画面レイアウトがそれぞれ対応付けられたテーブルである。画面レイアウトテーブル44を参照することで、取得部11で取得した特定の業務における操作IDに対して、担当者毎に工程情報及び担当者の業務上の所属先に応じた画面レイアウトが選択される。
図15に示す画面レイアウトテーブル44の例では、例えば業務IDが“100”で表される業務で、フェーズIDが“2001”で表されるフェーズ(内部設計フェーズ)が行われている場合に、担当者が操作する外部装置に表示される画面で操作IDが“0001”を通知する操作が行われた場合、担当者の業務上の所属先がA社であれば画面Aの画面レイアウトが選択され、担当者の業務上の所属先がB社であれば画面Bの画面レイアウトが選択されることを示している。
図16は、画面Aの画面レイアウトに従って表示される画面46の一例を示す図であり、図17は、画面Bの画面レイアウトに従って表示される画面48の一例を示す図である。画面46には「受付」の項目が存在するが、画面48には「受付」の項目が存在せず、画面46と画面48は異なる画面レイアウトを示している。
なお、図15に示す画面レイアウトテーブル44の例ではフェーズID及び業務上の所属先が含まれるが、少なくとも業務上の所属先があればよい。画面レイアウトテーブル44にフェーズIDが含まれない場合、取得部11で取得した特定の業務における操作IDに対して、フェーズとは関係なく担当者毎に担当者の業務上の所属先に応じた画面レイアウトが選択される。
図14に示す情報処理装置10Aは、第1実施形態に係る情報処理装置10と同じく、例えばコンピュータ30を用いて構成される。すなわち、情報処理装置10Aにおける電気系統の要部構成例は、図7に示した第1実施形態に係る情報処理装置10における電気系統の要部構成例と同じ構成が用いられる。
次に、図18を参照して、本実施の形態に係る情報処理装置10Aの動作について説明する。
図18は、業務の担当者が操作する外部装置から操作ID及び業務情報を受け付けた場合に、CPU31によって実行される情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
情報処理を規定する情報処理プログラムは、例えば情報処理装置10のROM32に予め記憶されている。情報処理装置10のCPU31は、ROM32に記憶される情報処理プログラムを読み込み、情報処理を実行する。
ここでは一例として、ユーザ情報管理DB15、業務定義DB16、工程情報DB17、及び用語DB18と同じく、画面レイアウトDB19も不揮発性メモリ34に構築されている場合について説明するが、各々のDBが通信ユニット2を介して接続される図示しない通信回線に接続された記憶装置に構築されてもよい。
図18に示すフローチャートが図8に示した第1実施形態に係る情報処理装置10の情報処理のフローチャートと異なる点は、ステップS20がステップS20Aに置き換えられた点であり、その他の処理については図8のフローチャートと同じである。
ステップS20Aにおいて、CPU31は、工程テーブル24を参照して、業務情報に含まれる工程情報に対応したフェーズIDを取得する。更に、CPU31はユーザ情報管理テーブル20を参照して、図9のステップS100で説明した処理と同じ処理を行い、担当者の業務上の所属先を取得する。CPU31は画面レイアウトテーブル44を参照して、本ステップでそれぞれ取得したフェーズID及び業務上の所属先と、業務情報に含まれる業務IDと、操作IDの各々の組み合わせに対応した画面レイアウトを取得する。
すなわち、情報処理装置10Aでは、担当者が画面を通じて同じ操作を行った場合であっても、担当者の作業中のフェーズ及び担当者の業務上の所属先に応じて異なる画面が表示されると共に、同じ事柄に対して各々の画面で異なる用語が用いられることがある。
上記では、担当者の作業中のフェーズ及び担当者の業務上の所属先から担当者に表示する画面の画面レイアウトを選択したが、画面の遷移経路によって担当者に表示する画面の画面レイアウト及び用語を選択してもよい。
図19は、経路テーブル50の一例を示す図である。経路テーブル50は、例えば業務ID、フェーズID、操作ID、及び担当者の業務上の所属先がそれぞれ対応付けられたテーブルである。経路テーブル50を参照することで、業務ID、フェーズID、及び操作IDの組み合わせから担当者の業務上の所属先が選択される。
したがって、情報処理装置10Aは、経路テーブル50に取得した業務ID、フェーズID、及び操作IDの組み合わせを含む情報が存在する場合には、ユーザ情報管理テーブル20ではなく経路テーブル50を参照して担当者の業務上の所属先を取得すればよい。
例えば図16の画面46において、「対応中」に表示されている、IDが“126”に対応付けられた行の情報を担当者がマウス等で選択した場合、“0001”に設定された操作IDが情報処理装置10Aに通知されるものとする。また図17の画面48において、「対応中」に表示されている、IDが“126”に対応付けられた行の情報を担当者がマウス等で選択した場合、“0002”に設定された操作IDが情報処理装置10Aに通知されるものとする。
更に、取得した業務情報に含まれる業務IDが“100”で、取得した業務情報に含まれる工程情報に対応したフェーズIDが“2001”とする。
こうした状況において、画面46の該当行が選択された場合、経路テーブル50には業務ID、フェーズID、及び操作IDの組み合わせを含む情報が存在することから、情報処理装置10Aは経路テーブル50を参照して、A社を業務上の所属先として取得する。一方、画面48の該当行が選択された場合も、経路テーブル50には業務ID、フェーズID、及び操作IDの組み合わせを含む情報が存在することから、情報処理装置10Aは経路テーブル50を参照して、B社を業務上の所属先として取得する。
そして、情報処理装置10Aは、取得したフェーズID及び業務上の所属先と、業務情報に含まれる業務IDと、操作IDの各々の組み合わせに対応した画面レイアウトを画面レイアウトテーブル44から取得する。
このように、情報処理装置10Aでは経路テーブル50を用いることで、外部装置から通知される操作IDによって担当者の業務上の所属先が設定されるため、画面の遷移経路によって担当者に表示する画面の画面レイアウト及び用語が選択されることになる。
以上、各実施の形態を用いて本発明について説明したが、本発明は各実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で各実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。また、担当者が情報処理装置10、10Aに通信回線で接続された外部装置を操作する例を用いて本発明を説明したが、担当者は情報処理装置10、10Aを直接操作してもよい。
また、本実施の形態では、一例として情報処理をソフトウエアで実現する形態について説明したが、図8、図9及び図18に示したフローチャートと同等の処理を、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)に実装し、ハードウエアで処理させるようにしてもよい。この場合、情報処理をソフトウエアで実現した場合と比較して、処理の高速化が図られる。
また、上述した各実施の形態では、情報処理プログラムがROM32にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本発明に係る情報処理プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。例えば、本発明に係る情報処理プログラムを、CD(Compact Disc)−ROM、又はDVD(Digital Versatile Disc)−ROM等の光ディスクに記録した形態で提供してもよい。また、本発明に係る情報処理プログラムを、USB(Universal Serial Bus)メモリ及びフラッシュメモリ等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。更に、情報処理装置10、10Aは、図示しない通信回線に接続される他の装置から本発明に係る情報処理プログラムを取得するようにしてもよい。
2 通信ユニット
4 入力ユニット
6 表示ユニット
10(10A) 情報処理装置
11 取得部
12 生成部
13 表示部
14 選択部
15 ユーザ情報管理DB
16 業務定義DB
17 工程情報DB
18 用語DB
19 画面レイアウトDB
20 ユーザ情報管理テーブル
22 業務定義テーブル
24 工程テーブル
26 標準用語テーブル
28 個別用語テーブル
30 コンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 不揮発性メモリ
40(42、46、48) 画面
44 画面レイアウトテーブル
50 経路テーブル

Claims (7)

  1. 作業の工程を表す工程情報、及び作業を行う担当者の所属先を取得する取得部と、
    前記取得部で取得された工程情報及び所属先の少なくとも一方に応じて、画面に表示される同じ事柄を表す用語が異なるように用語を選択する選択部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記選択部は、複数の担当者における所属先が同じ場合であっても、担当者の役割に応じて、同じ事柄に対して異なる用語が表示されるように前記画面に表示する用語を選択する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記選択部は、前記複数の担当者における所属先が異なる場合であっても、前記複数の担当者の各々が所属する所属先のうち、何れか1つの所属先で用いられる用語を選択する
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記選択部は、前記画面に表示される用語に加え、前記取得部で取得された工程情報及び所属先に応じて、前記画面に表示される用語を含む画面レイアウトが異なるように前記画面レイアウトを選択する
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 担当者から使用する用語を受け付ける受付部を備え、
    前記選択部は、前記受付部で担当者から使用する用語を受け付けた場合、前記受付部に用語を入力した担当者と同じ工程を行い、かつ、同じ所属先に所属する各々の前記担当者に対して、前記取得部で取得された担当者が行う工程の工程情報、及び担当者の所属先の少なくとも一方に応じて選択された用語に代わって前記受付部で受け付けた用語を選択する
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付部は、前記選択部で選択された用語の代替候補として画面に表示された代替用語の中から、選択された用語を受け付ける
    請求項5記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラム。
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