JP2020016760A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図2は、本実施形態に係る複写機1の制御部10の概略構成図である。
複写機1は、記録材の一例としての用紙にトナー像を定着させることにより画像を形成する。図1に示すように、複写機1は、制御部10、画像読取部11、作像部12、給紙部13、転写部14、定着部15、排紙部16、及び表示・操作部17等を有している。
なお、以下の説明ではC色トナー、M色トナー、Y色トナー、K色トナーのいずれか一以上のトナーを有色トナーという。それぞれの有色トナーは、顔料や染料等の色材を含有した帯電性をもった樹脂粒子である。
なお、ここでは、帯電部123の帯電部材が、感光体ドラム122の表面に接触した状態で回転する接触式帯電部材としての帯電ローラを用い、帯電ローラに帯電電源から所定の帯電電圧を印加して感光体ドラム122の表面を一様に所望電位に帯電させる場合について説明する。ただし、帯電ブラシなどの他の接触式帯電部材や、感光体ドラム122の表面に非接触の状態で電荷を付与する帯電チャージャ等の非接触式帯電部材であっても適用可能である。
|Vd(x)| ≦ A ・・・(1)
ただし、寿命閾値Aは、正の値であって、印加電圧xの絶対値よりも小さい値である。
図4は、本実施形態における帯電ローラの交換時期を予測する予測処理のフローチャートである。
Idc = C×λ × ΔV
= C×λ × (Vc−Vr) ・・・(2)
図5に示すように、印加電圧Vcと電流量Idcとの一次関係式は、感光体ドラム122の静電容量Cの違いによって傾きが変化する。ここで、感光体ドラム122は、上述のとおり、経時使用によって表面の膜が削られていき、膜厚が徐々に薄くなっていく。感光体ドラム122の膜厚と感光体ドラム122の静電容量Cとの間には高い相関関係があるため、感光体ドラム122の静電容量Cは、図5に示すように、経時使用により膜厚が薄くなるに従って変化(上昇)する。
Vd(x) = F(Idc(x),C,Tem) ・・・(3)
図8は、静電容量3(感光体ドラムの膜厚40μmに対応する静電容量)における環境情報ごとの寿命閾値Aを示すグラフである。
例えば、図7や図8に示すように、高温高湿環境(27℃80%)では、帯電ローラ123aの電気抵抗値が下がるため、表面電位Vd(x)が比較的高い場合でも、帯電ローラ123aが劣化している可能性がある。そのため、寿命閾値Aは比較的高く設定される。一方、低温低湿環境(10℃15%)では、帯電ローラ123aの電気抵抗値が上がるため、表面電位Vd(x)が比較的低い場合でも、帯電ローラ123aが劣化していないと評価できる。そのため、寿命閾値Aは比較的低く設定される。
(態様A)
所定の帯電電圧が印加されることで像担持体(例えば感光体ドラム122)の表面を帯電させる帯電部材(例えば帯電部123)に対して所定の印加電圧Vcを印加した時に流れる電流量Idcを検知する電流検知手段(例えば電流センサ21)と、前記電流検知手段が検知した電流量を用いて前記帯電部材の交換時期を予測する予測手段(例えば制御部10)とを有する画像形成装置(例えば複写機1)において、前記予測手段は、前記帯電部材に印加した印加電圧Vcと前記電流検知手段が検知した電流量Idcとから前記像担持体の静電容量Cを算出し、算出した静電容量Cと、前記電流検知手段が検知した電流量Idcとを用いて、前記帯電部材の交換時期を予測する予測処理を実行することを特徴とする。
帯電部材に対して電圧を印加した時に流れる電流量は、帯電部材の状態(電気抵抗値、トナーや潤滑剤等の異物の付着量など)だけでなく、像担持体の静電容量にも大きく影響を受ける。像担持体は、通常、経時使用によって表面の膜が削られていき、これに伴い、像担持体の表面電位の大きさを確保するための電荷を蓄積するのに必要な静電容量が徐々に変化していく。その結果、同じ劣化状態の帯電部材であっても、像担持体の状態の違い(像担持体の膜削れ量の違い等)によって、帯電部材に対して電圧を印加した時に流れる電流量は異なってくる。
帯電部材に対して所定の印加電圧を印加した時に流れる電流量を用いて当該帯電部材の交換時期を予測する従来の方法では、前記特許文献1に記載の画像形成装置のように、検知した電流量(実効電流値)から帯電部材の状態(電気抵抗値)を算出し、算出した値を、予め決められた閾値と比較して、帯電部材の交換時期を予測している。この方法では、当該電流量を変動させる他の要因である像担持体の静電容量が全く考慮されないため、帯電部材が交換時期であることを適切に予測することはできない。
そこで、本態様においては、帯電部材に印加した印加電圧と電流検知手段が検知した電流量とから像担持体の静電容量を算出することとし、電流検知手段が検知した電流量だけでなく、算出した静電容量も用いて、帯電部材の交換時期を予測する。したがって、像担持体の静電容量を考慮して、電流検知手段が検知した電流量から帯電部材の状態を判断することができ、帯電部材の交換時期を適切に予測することが可能となる。
前記態様Aにおいて、前記予測処理では、算出した静電容量Cに応じて前記電流検知手段が検知する電流量Idc(x)と像担持体の表面電位Vd(x)との関係式(例えば式(3))を特定し、特定した関係式を用いて、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧xを印加した時に前記電流検知手段が検知した帯電電流量Idc(x)から、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧xを印加して帯電される前記像担持体の表面電位Vd(x)を推定し、推定した表面電位の絶対値が所定の閾値(例えば寿命閾値A)以下である場合に、前記帯電部材が交換時期であると予測することを特徴とする。
これによれば、像担持体の表面電位を測定する電位センサを備えていなくても、像担持体の表面電位Vd(x)を、帯電部材の交換時期を予測するための指標値として用いることができ、帯電部材の交換時期を適切に予測することが可能となる。
前記態様Bにおいて、環境情報Temを取得する環境取得手段(例えば環境センサ22)を有し、前記予測処理では、前記算出した静電容量Cのほか、前記環境取得手段が取得した環境情報Temにも応じて、前記関係式を特定することを特徴とする。
これによれば、環境情報も考慮して、帯電部材の交換時期を、より適切に予測することが可能となる。
前記態様A〜Cのいずれかにおいて、前記予測処理では、前記電流検知手段が検知する電流量と像担持体の表面電位との関係式を用いて、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧を印加した時に前記電流検知手段が検知した帯電電流量から、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧を印加して帯電される前記像担持体の表面電位を推定するとともに、算出した静電容量に応じて閾値を設定し、推定した表面電位の絶対値が、設定した閾値以下である場合に、前記帯電部材が交換時期であると予測することを特徴とする。
これによれば、像担持体の表面電位を測定する電位センサを備えていなくても、像担持体の表面電位Vd(x)を、帯電部材の交換時期を予測するための指標値として用いることができ、帯電部材の交換時期を適切に予測することが可能となる。
前記態様Dにおいて、環境情報Temを取得する環境取得手段(例えば環境センサ22)を有し、前記予測処理では、前記算出した静電容量のほか、前記環境取得手段が取得した環境情報にも応じて、前記閾値を設定することを特徴とする。
これによれば、環境情報も考慮して、帯電部材の交換時期を、より適切に予測することが可能となる。
前記態様A〜Eのいずれかにおいて、前記予測処理では、前記帯電部材に印加した印加電圧Vcと前記電流検知手段が検知した電流量Idcとの一次関係式(例えば式(2))の傾きから、前記像担持体の静電容量Cを算出することを特徴とする。
これによれば、像担持体の静電容量Cを適切に算出することができる。
前記態様Fにおいて、環境情報Temを取得する環境取得手段(例えば環境センサ22)を有し、前記予測処理では、前記環境取得手段が取得した環境情報に応じて、前記傾きを変更することを特徴とする。
これによれば、環境情報も考慮して、帯電部材の交換時期を、より適切に予測することが可能となる。
前記態様A〜Gのいずれかにおいて、前記電流検知手段が検知した電流量及び算出した静電容量の少なくとも一方を記憶する記憶手段(例えばメインメモリ1012)を有することを特徴とする。
これによれば、電流検知手段が検知した電流量及び算出した静電容量の少なくとも一方を、後の別処理ステップにも利用できる。
10 :制御部
11 :画像読取部
12 :作像部
13 :給紙部
14 :転写部
15 :定着部
16 :排紙部
17 :操作部
21 :電流センサ
22 :環境センサ
120 :画像形成ユニット
121 :現像剤収容部
122 :感光体ドラム
123 :帯電部
123a :帯電ローラ
123b :帯電電源
124 :露光部
125 :現像部
126 :除電部
127 :清掃部
140 :転写部
171 :パネル表示部
172 :操作部
Claims (8)
- 所定の帯電電圧が印加されることで像担持体の表面を帯電させる帯電部材に対して所定の印加電圧を印加した時に流れる電流量を検知する電流検知手段と、
前記電流検知手段が検知した電流量を用いて前記帯電部材の交換時期を予測する予測手段とを有する画像形成装置において、
前記予測手段は、前記帯電部材に印加した印加電圧と前記電流検知手段が検知した電流量とから前記像担持体の静電容量を算出し、算出した静電容量と、前記電流検知手段が検知した電流量とを用いて、前記帯電部材の交換時期を予測する予測処理を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記予測処理では、算出した静電容量に応じて前記電流検知手段が検知する電流量と像担持体の表面電位との関係式を特定し、特定した関係式を用いて、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧を印加した時に前記電流検知手段が検知した帯電電流量から、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧を印加して帯電される前記像担持体の表面電位を推定し、推定した表面電位の絶対値が所定の閾値以下である場合に、前記帯電部材が交換時期であると予測することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
環境情報を取得する環境取得手段を有し、
前記予測処理では、前記算出した静電容量のほか、前記環境取得手段が取得した環境情報にも応じて、前記関係式を特定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記予測処理では、前記電流検知手段が検知する電流量と像担持体の表面電位との関係式を用いて、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧を印加した時に前記電流検知手段が検知した帯電電流量から、前記帯電部材に前記所定の帯電電圧を印加して帯電される前記像担持体の表面電位を推定するとともに、算出した静電容量に応じて閾値を設定し、推定した表面電位の絶対値が、設定した閾値以下である場合に、前記帯電部材が交換時期であると予測することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
環境情報を取得する環境取得手段を有し、
前記予測処理では、前記算出した静電容量のほか、前記環境取得手段が取得した環境情報にも応じて、前記閾値を設定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記予測処理では、前記帯電部材に印加した印加電圧と前記電流検知手段が検知した電流量との一次関係式の傾きから、前記像担持体の静電容量を算出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置において、
環境情報を取得する環境取得手段を有し、
前記予測処理では、前記環境取得手段が取得した環境情報に応じて、前記傾きを変更することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記電流検知手段が検知した電流量及び算出した静電容量の少なくとも一方を記憶する記憶手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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