JP2020015409A - 車両用支持構造体 - Google Patents

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【課題】ロアアーム連結部における、タイロッド連結部側に、補剛のための肉盛を可能としつつ、部品点数および組立工数を削減可能な車両用支持構造体を提供する。【解決手段】車両用支持構造体1は、車両側に取り付けられる本体部2と、本体部2の下部でロアアームを挿通してボルトで締結する構造のロアアーム連結部3と、車両の前後方向のいずれか一方に本体部2の上部から延出される第一の片4とロアアーム連結部3から延出される第二の片5とが結合する結合部6と、を備え、ロアアーム連結部3に、ボルトが螺合する雌ネジ部7が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用支持構造体に関する。
車両用支持構造体は、車両側に取り付けられて車体を懸架する構造体であり、例えばステアリングアスクルの構成部品である。車両用支持構造体には、剛性と、燃費向上等のための軽量化が求められる。
従来、ロアアーム連結部が形成され、ボルト及びナットによってロアアームを固定する構造の車両用支持構造体が知られている(特許文献1:特許第6116191号公報、特許文献2:特許第6046450号公報)。
特許第6116191号公報 特許第6046450号公報
特許文献1と特許文献2に記載の車両用支持構造体は、ボルトとナットとによってロアアームを固定する構造(ボルト及びナット構造)のロアアーム連結部となっている。そのため、ロアアーム連結部における、両側に座面が設けられている。しかし、ロアアーム連結部の両側に座面が設けられていることで、補剛(補強)のための肉盛が出来ないという問題があった。また、ボルト及びナットによる締結構造は部品点数が多くなり、組み付け工数の増加につながっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、ロアアーム連結部における、タイロッド連結部側に補剛のための肉盛を可能としつつ、部品点数および組立工数を削減可能な車両用支持構造体を提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明の車両用支持構造体は、車両側に取り付けられる本体部と、前記本体部の下部でロアアームを挿通してボルトで締結する構造のロアアーム連結部と、車両の前後方向のいずれか一方に前記本体部の上部から延出される第一の片と前記ロアアーム連結部から延出される第二の片とが結合する結合部と、を備え、前記ロアアーム連結部に、前記ボルトが螺合する雌ネジ部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ロアアーム連結部に雌ネジ部を形成した雌ネジ締結構造となるので、雌ネジ部に隣接する部位の補剛のための肉盛りが可能となるとともに、ナットが不要となるので、部品点数および組立工数の削減が出来る。
前記雌ネジ部は前記結合部側に形成されており、前記第二の片には前記雌ネジ部の端部から前記結合部に向けて前記第二の片に沿って延出するリブ部が一体に形成されていることが好ましい。この構成によれば、雌ネジ部の端部から結合部に向かうリブ部が一体に形成された補強構造となるので、剛性を必要とする第二の片に確実に剛性を付与できる。尚且つ、剛性を必要とする第二の片以外の部位に補剛対応の肉盛りをしている従来品(ボルト及びナット構造の支持構造体)と比較して、剛性を確保しつつ軽量化を図ることが出来る。
前記リブ部は前記雌ネジ部の端部から前記結合部に向けて傾斜していることが好ましい。この構成によれば、雌ネジ部の端部から結合部に向けてリブ部が傾斜する補強構造となるので、従来のボルト及びナット構造の支持構造体と比較して、剛性を確保しつつ必要最小限の重量に出来る。
一例として、前記車両用支持構造体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金の鋳造にて形成されている。これにより、鋳物ならではの高い剛性が得られるとともに、アルミニウムまたはアルミニウム合金ならではの軽量化を図ることが出来る。
開示の車両用支持構造体によれば、雌ネジ部をロアアーム連結部に形成した雌ネジ締結構造とすることで、雌ネジ部に隣接する部位の補剛のための肉盛りが可能となるとともに、ナットが不要となって部品点数および組立工数の削減が出来る。
図1は本発明の実施形態に係る車両用支持構造体の例を示す概略の斜視図である。 図2は図1にボルトを締結した状態の例を示す概略の側面図である。 図3は図2の一点鎖線で囲んだエリアIIIにおける側面視での概略の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は本実施形態の車両用支持構造体1の例を示す概略の斜視図であり、図2は図1の側面図である。なお、説明の便宜上、各図において矢印方向で車両用支持構造体1および本体部2の前後方向および上下方向を示す。また、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
図1と図2に示すように、本実施形態の車両用支持構造体1は、例えば、車両の両端を支持するステアリングナックルである。車両用支持構造体1は、車両側に取り付けられる本体部2と、本体部2の下部でロアアームを挿通してボルトで締結する構造のロアアーム連結部3と、車両の前後方向のいずれか一方に本体部2の上部から延出される第一の片4とロアアーム連結部3から延出される第二の片5とが結合する結合部6とを備える。車両用支持構造体1は、アルミニウムまたはアルミニウム合金の鋳造にて形成されている。
本体部2の上部にはストラット連結部11が形成されており、ストラット連結部11にはストラット取付け部を取り付けてボルト及びナットで締結するための貫通穴17が形成されている。また、本体部2の後部にはタイロッド連結部12が形成されており、タイロッド連結部12にはタイロッド取り付け用の貫通穴18が形成されている。ここでは、結合部6が後方向に延出してタイロッド連結部12が形成される。
本体部2における、上部の前側及び下部の前側にはディスクブレーキのキャリパ取り付け用の貫通穴15がそれぞれ形成されている。また、本体部2の中央部にはドライブシャフトが挿通する貫通穴14が形成されており、貫通穴14の周囲にはハブ取り付け用の貫通穴16が複数形成されている。
本体部2の下部にはロアアーム連結部3が形成されており、ロアアーム連結部3にはロアアームを取り付けるためのザグリ穴13が形成されている。また、ロアアーム連結部3にはザグリ穴13と繋がるスリット32が形成されている。
図3は、本実施形態における雌ネジ締結構造の例を示す概略の部分断面図である。図3に示すように、ロアアーム連結部3における、スリット32と直交する方向(前後方向)にはロアアーム締結用のボルト51が挿通する貫通穴19a及び結合部6側には当該ボルト51が螺合する雌ネジ19bを備えた雌ネジ部7が形成されている。雌ネジ部7は、袋ナット構造としている。雌ネジ部7が袋状となっていることで、ボルトのネジ部先端の錆び防止効果がある。ここで、ロアアーム連結部3における、雌ネジ部7と反対側の端部(前方向の端部)には平坦面31が形成されている。図3の例では、ボルト51の雄ネジと雌ネジ部7の雌ネジ19bとを螺合させ、ボルト51に取り付けられた座金52(又はワッシャ)がロアアーム連結部3の平坦面31に当接した状態でボルト51に所定トルクを加えてボルト51と雌ネジ部7とを締結する。
本実施形態によれば、ロアアーム連結部3に雌ネジ部7を形成した雌ネジ締結構造とすることで、雌ネジ部7に隣接する部位の補剛のための肉盛りが可能となるとともに、ナットが不要となって部品点数および組立工数の削減が出来る。
本実施形態は、本体部2の第二の片には、ロアアーム連結部3の雌ネジ部7の端部から結合部6に向けて第二の片に沿って延出するリブ部8が一体に形成されている。この構成によって、剛性を必要とする第二の片5に確実に剛性を付与できる。尚且つ、剛性を必要とする第二の片5以外の部位に補剛対応の肉盛りをする必要がなく、剛性を確保しつつ軽量化を図ることが出来る。
本実施形態は、リブ部8は雌ネジ部7の端部から結合部6に向けて傾斜している。この場合の傾斜方向は、図2においては、手前から奥に向かう方向である。この構成によって、剛性を確保しつつ必要最小限の重量に出来る。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、雌ネジ部7が結合部6側に形成されているとしたが、この例に限定されず、雌ネジ部7が結合部6の反対側に形成されている場合もある。例えば、車両用支持構造体1の各部の形状は、機械的な強度を確保しつつ、組み合わさるストラットや、タイロッドやロアアームの仕様等に合わせて適宜変更することができる。
1 車両用支持構造体(ステアリングナックル)
2 本体部
3 ロアアーム連結部
4 第一の片
5 第二の片
6 結合部
7 雌ネジ部
8 リブ部
11 ストラット連結部
12 タイロッド連結部
51 ボルト
52 座金

Claims (4)

  1. 車両側に取り付けられる本体部と、前記本体部の下部でロアアームを挿通してボルトで締結する構造のロアアーム連結部と、車両の前後方向のいずれか一方に前記本体部の上部から延出される第一の片と前記ロアアーム連結部から延出される第二の片とが結合する結合部と、を備え、
    前記ロアアーム連結部に、前記ボルトが螺合する雌ネジ部が形成されていること
    を特徴とする車両用支持構造体。
  2. 請求項1記載の車両用支持構造体において、
    前記雌ネジ部は前記結合部側に形成されており、
    前記第二の片には前記雌ネジ部の端部から前記結合部に向けて前記第二の片に沿って延出するリブ部が一体に形成されていること
    を特徴とする車両用支持構造体。
  3. 請求項2記載の車両用支持構造体において、
    前記リブ部は前記雌ネジ部の端部から前記結合部に向けて傾斜していること
    を特徴とする車両用支持構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項記載の車両用支持構造体において、
    アルミニウムまたはアルミニウム合金の鋳造にて形成されていること
    を特徴とする車両用支持構造体。
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