JP2020014854A - 医用画像診断装置、医用画像表示装置、および医用画像表示方法 - Google Patents

医用画像診断装置、医用画像表示装置、および医用画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データセットとアプリケーションとの正しい組み合わせを選択できるようサポートする医用画像診断装置を提供する。【解決手段】医用画像診断装置は、検査に含まれる複数の撮像プロトコルを実行する実行部130と、複数の撮像プロトコルの実行後に、撮像プロトコルそれぞれで収集された複数の画像データセットを選択可能に表示するとともに、個別の画像データセットに関して適用可能な後処理のアプリケーションを抽出して表示する第1画面と、第1画面から遷移して表示される画面であって、画像データセットに対する後処理を実行するための第2画面とを表示する表示制御部12とを備え、表示制御部は、第1画面上で、所定の画像データセットに対応付けられたアプリケーションが選択されると、選択されたアプリケーションを起動するとともに、第1画面から遷移して所定の画像データセットに対する後処理を実行するための第2画面を表示する。【選択図】図2

Description

本発明の一態様としての実施形態は、医用画像診断装置、医用画像表示装置、および医用画像表示方法に関する。
医療現場で使用される医用画像診断装置(以下、モダリティ装置とする)による医用画像の取得は、体を傷つけずに体の内部を見て診断を下すことができるため、現代の医療において欠かせない技術となっている。モダリティ装置の発展とその性能の向上に伴い、様々な身体部位や病気の発見手段に応じて、多種多様なモダリティ装置が開発されている。さらに、医用画像のデジタル化が進み、医用画像一元管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication Systems)や病院情報システム(HIS:Hospital Information System)などの発展で、医療を取り巻く環境の電子化が進んでいる。これに伴い、モダリティ装置で取得された医用画像も電子データ化されるようになった。
一方、モダリティ装置の多様化や、撮像方法の多様化に伴い、ユーザはモダリティ装置や撮像方法に応じて異なる操作や入力を要求されるようになった。そのため、モダリティ装置に様々な設定を入力するための操作が複雑になってきている。くわえて、1回の検査は、異なる撮像方法を用いた複数の撮像単位(以下、撮像プロトコルと呼ぶこととする)の組み合わせから構成されることが多く、全ての撮像プロトコルに対してそれらの設定を手動で行うことは、ユーザにとって大きな負担となる。
そこで、検査の目的、撮像条件などから自動化可能な操作と、ユーザによる入力を要求する操作とを区別することで、検査全体の進行を制御し、ユーザの操作負担を軽減する医用画像診断装置が提供されている(たとえば、特許文献1等)。
特開2012−030052号公報
上述したようにモダリティ装置の多様化や、撮像方法の多様化に伴い、取得した医用画像データを処理するアプリケーションも多様化している。たとえば、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置で取得した医用画像データの処理方法には、拡散テンソルイメージング(DTI:Diffusion Tensor Imaging)と呼ばれる画像処理方法があり、DTIを作成するためのアプリケーションが提供されている。同様に、脳の活動によって生じる局所脳血流を観察する脳機能イメージング(fMRI:functionalMRI)のためのアプリケーション、3次元画像データから任意断面を取得するMPR(multiplanar reconstruction)法や、2次元面上に立体的に見えるように投影表示するレンダリング法等による3次元表示画像を生成するためのアプリケーション、ケミカルシフトと呼ばれるMR信号の周波数の差を利用して、生体内の化学的情報を捉えることができるMRS(magnetic resonance spectroscopy)のアプリケーション、造影検査や心同期スキャン等のような撮像方法に応じたアプリケーションが存在する。
これらのアプリケーションを用いて画像処理を行うためには、それぞれのアプリケーションで使用可能な医用画像データを適切に選択する必要がある。たとえば、DTIは、神経線維内の水分子などの粒子が熱によるブラウン運動により散らばっていく拡散効果を強調した拡散強調画像(DWI:Diffusion Weighted Image)をテンソル解析することにより得られる。DWIは、MPG(Motion Probing Gradient)パルスと呼ばれる強い強度の傾斜磁場を印加することで、撮像対象の動きによる位相シフトを強調することができる撮像方法により取得することができる。また、3次元画像データから任意断面を取得するMPR法や、レンダリング法による3次元画像を生成するためには、3次元撮像手法、あるいは、マルチスライス撮像によって得られる3次元ボリュームデータのデータ形式である必要がある。このように、アプリケーションの種類によって、処理対象となる画像データの撮像方法や、画像データの形式等が異なる。
また、1回の検査は撮像方法の異なる複数の撮像プロトコルから構成される。1つの撮像プロトコルでは1つまたは複数の画像が取得される。以下、1つの撮像プロトコルで取得される1つまたは複数の画像から成るデータのことを画像データセットと呼ぶこととする。したがって、1つの検査で取得されるデータ(以下、検査データと呼ぶ)は、複数の撮像プロトコルごとに生成された画像データセットが一纏めとなっている。そのため、取得した検査データを医用画像表示装置で画像処理する場合、取得した検査データを構成する複数の画像データセットの中から選択した画像データセットに対応するアプリケーションを選択しなければならない。アプリケーションを起動するには、複数の画像データセットが一覧で表示される画像選択画面で画像データセットを選択したのち、アプリケーションの一覧を表示するアプリケーション選択画面でアプリケーションを選択する。この時、選択した画像データセットが選択したアプリケーションで使用できなかった場合は、アプリケーションを正しく起動することができない。その場合、別のアプリケーションを探すか、画像データセットを確認する画面で、別の画像データセットを再選択するなどの作業が発生する。
このように、複数ある撮像方法で取得された複数の画像データセットに対して、多様なアプリケーションの中から、ユーザが正しい組み合わせを選択することは難しい。
そこで、画像データセットとアプリケーションとの正しい組み合わせを選択できるようサポートする機能を有する医用画像診断装置が要望されている。
本実施形態に係る医用画像診断装置は、検査に含まれる複数の撮像プロトコルを実行する実行部と、前記複数の撮像プロトコルの実行後に、前記撮像プロトコルそれぞれで収集された複数の画像データセットのうちいずれかを選択可能に表示部に表示するように制御する画像表示制御部と、前記複数の画像データセットに含まれる第1の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第1の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第1画像データセット用のリストと、前記複数の画像データセットに含まれる第2の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第2の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第2画像データセット用のリストと、をそれぞれ生成するリスト生成部と、前記第1の画像データセットに対する操作時には、前記第1画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第1画像データセット用のリストが表示され、前記第2の画像データセットに対する操作時には、前記第2画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第2画像データセット用のリストが表示されるように制御する適合アプリケーションリスト表示制御部と、を備える。
実施形態に係る医用画像診断装置の一例を示す概念的な構成図。 実施形態に係る医用画像診断装置の機能構成例を示す機能ブロック図。 検査および撮像プロトコルについて説明する図。 検査データおよび画像データセットについて模式的に説明する図。 従来の医用画像診断装置でのアプリケーション起動を説明するフローチャート。 従来の医用画像診断装置での画像選択画面の表示を説明する図。 従来の医用画像診断装置でのアプリケーション選択画面の表示を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置の動作の第1の実施形態を示すフローチャート。 実施形態に係る医用画像診断装置の画像データセットの表示例を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置の適合判定テーブルの一例を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置の適合アプリケーションリスト表示部の一例を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置のアプリケーション処理履歴表示部の第1の表示例を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置のアプリケーション処理履歴表示部の第2の表示例を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置の画像処理の再開を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置の動作の第2の実施形態を示すフローチャート。 実施形態に係る医用画像診断装置の適合画像データセットリスト表示部の一例を説明する図。 実施形態に係る医用画像診断装置の画像データセット処理履歴表示部の一例を説明する図。 実施形態に係る医用画像表示装置の一例を示す概念的な構成図。
以下、本実施形態の医用画像診断装置、医用画像表示装置、および医用画像表示方法を添付図面に基づいて説明する。
(1)構成
図1は、実施形態に係る医用画像診断装置1の一例を示す概念的な構成図である。図1では医用画像診断装置1がMRI装置で構成されている例を示している。本実施形態に係る医用画像診断装置1は、MRI装置に限らず、X線CT(Computed Tomography)装置、SPECT(Single Photon Emission computed Tomography)装置、PET(Positron Emission computed Tomography)装置など他のモダリティ装置で構成されていてもよい。図1が示すように、医用画像診断装置1は撮像システム11と表示制御部12とから構成される。
撮像システム11は、静磁場磁石121、傾斜磁場コイル122、傾斜磁場電源装置123、寝台124、寝台制御部125、送信コイル126、送信部127、受信コイル128a〜128e、受信部129、および実行部130(シーケンスコントローラ)を備える。
静磁場磁石121は、架台(図示しない)の最外部に中空の円筒形状に形成されており、内部空間に一様な静磁場を発生する。静磁場磁石121としては、たとえば永久磁石あるいは超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル122は、中空の円筒形状に形成されており、静磁場磁石121の内側に配置される。傾斜磁場コイル122は、互いに直交するX、Y、Zの各軸にそれぞれ対応するコイルが組み合わされて形成されている。3つのコイルは傾斜磁場電源装置123から個別に電流供給を受けて、X、Y、Zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生させる。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。傾斜磁場電源装置123は、実行部130から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、傾斜磁場コイル122に電流を供給する。
ここで、傾斜磁場コイル122によって発生する傾斜磁場にはリードアウト用傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびスライス選択用傾斜磁場Gsがある。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じてMR信号の周波数を変化させるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じてMR信号の位相を変化させるために利用される。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。たとえば、アキシャル断面のスライスを取得する場合は、図1に示したX、Y、Zの各軸を、リードアウト用傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾斜磁場Ge、スライス選択用傾斜磁場Gsにそれぞれ対応させる。
寝台124は、被検体Pが載置される天板124aを備えている。寝台124は、後述する寝台制御部125による制御のもと、天板124aを、被検体Pが載置された状態で傾斜磁場コイル122の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、この寝台124は、長手方向が静磁場磁石121の中心軸と平行になるように設置される。
寝台制御部125は、実行部130による制御のもと、寝台124を駆動して、天板124aを長手方向および上下方向へ移動する。
送信コイル126は、傾斜磁場コイル122の内側に配置されており、送信部127から高周波(RF:radio Frequency)信号の供給を受けて、RF磁場を発生する。送信コイル126は受信コイルとしても使用され、全身用RFコイルとも呼ばれる。
送信部127は、実行部130から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、ラーモア周波数に対応するRF信号を送信コイル126に送信する。
受信コイル128a〜128eは、傾斜磁場コイル122の内側に配置されており、RF信号に応答して被検体Pから放射されるMR信号を受信する。ここで、受信コイル128a〜128eは、それぞれ、被検体Pから発せられたMR信号をそれぞれ受信する複数の要素コイルを有するアレイコイルであり、各要素コイルによってMR信号が受信されると、受信されたMR信号を受信部129へ出力する。
受信コイル128aは、被検体Pの頭部に装着される頭部用のコイルである。また、受信コイル128b,128cは、それぞれ、被検体Pの背中と天板124aとの間に配置される脊椎用のコイルである。また、受信コイル128d,128eは、それぞれ、被検体Pの腹側に装着される腹部用のコイルである。また、医用画像診断装置1は、送受信兼用のコイルを備えてもよい。
受信部129は、実行部130から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、受信コイル128a〜128eから出力されるMR信号に基づいてMR信号データを生成する。また、受信部129は、MR信号データを生成すると、そのMR信号データを実行部130を介して表示制御部12に送信する。
なお、受信部129は、受信コイル128a〜128eが有する複数の要素コイルから出力されるMR信号を受信するための複数の受信チャンネルを有している。そして、受信部129は、撮像に用いる要素コイルが表示制御部12から通知された場合には、通知された要素コイルから出力されたMR信号が受信されるように、通知された要素コイルに対して受信チャンネルを割り当てる。
実行部130は、傾斜磁場電源装置123、寝台制御部125、送信部127、受信部129、および表示制御部12と接続される。実行部130は、図示しないプロセッサ、たとえばCPU(central processing unit)およびメモリを備えており、傾斜磁場電源装置123、寝台制御部125、送信部127、および受信部129を駆動させるために必要な制御情報、たとえば傾斜磁場電源装置123に印加すべきパルス電流の強度や印加時間、印加タイミング等の動作制御情報を記述したシーケンス情報を記憶する。
また、実行部130は、検査に含まれる複数の撮像プロトコルを実行する。実行部130は、記憶した所定のシーケンス情報に従って傾斜磁場電源装置123、送信部127、および受信部129を駆動させることによって、架台内にX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場Gy,Z軸傾斜磁場GzおよびRF信号を発生させる。さらに、記憶した所定のシーケンス情報に従って寝台制御部125を駆動させることによって、天板124aを架台に対してZ方向に進退させる。
表示制御部12は、複数の撮像プロトコルの実行後に、撮像プロトコルそれぞれで収集された複数の画像データセットを選択可能に表示するとともに、個別の画像データセットに関して適用可能な後処理のアプリケーションを抽出して表示する第1画面と、第1画面から遷移して表示される画面であって、画像データセットに対する後処理を実行するための第2画面とを表示する。また、上述のような画像データセットの表示制御にくわえて、医用画像診断装置1の全体制御や、データ収集、画像再構成などを行う。表示制御部12は、通信制御部10、記憶部20、主制御部30、表示部40、入力部50を有する。
通信制御部10は、実行部130を介して撮像システム11の傾斜磁場電源装置123、寝台制御部125、送信部127、および受信部129に接続されており、これらの接続された各部と表示制御部12との間で授受される信号の入出力を制御する。
受信部129から受信されるMR信号データは通信制御部10を介して、記憶部20に記憶させる。記憶部20に記憶されているMR信号データに対して後処理を施すことによって、被検体P内における所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データセットを生成する。取得したMR信号を後処理するアプリケーションには、DWIや、MPR、MRS、fMRIなど撮像方法に応じて様々な種類がある。このようなアプリケーションは記憶部20に格納されたプログラムが主制御部30によって実行されることで処理される。
記憶部20は、収集されたMR信号データ、生成された画像データセット、または複数のアプリケーションなどを記憶する。
記憶部20に格納されたプログラムが、主制御部30によって実行されることで、取得した検査データおよびアプリケーションの選択が行われる。
記憶部20は、RAMとROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、磁気的もしくは光学的記憶媒体または半導体メモリなどの、主制御部30により読み取り可能な記憶媒体を含んだ構成を有し、これらの記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。また、医用画像診断装置1で使用されるアプリケーションは、予め記憶部20に格納されていてもよいし、通信制御部10を介して外部のアプリケーションサーバ等から取得されてもよい。
表示部40は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示装置により構成されるほか、主制御部30の制御に従って画像をディスプレイ表示する。
入力部50は、たとえばキーボード、タッチパネル、テンキー、マウスなどの一般的な入力装置により構成される。入力部50はユーザのアプリケーションまたは画像データセットの選択といった操作や、アプリケーションの中断などに対応した入力信号を主制御部30に出力する。
図2は、実施形態に係る医用画像診断装置1の機能構成例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、表示制御部12は、アプリケーション記憶部21、起動データ記憶部22、データ入力部31、第1のリスト作成部32、抽出部33、第2のリスト作成部34、起動部35、アプリケーション処理履歴作成部36、画像データセット履歴作成部37、画像データセットリスト表示部41、アプリケーションリスト表示部42、アプリケーション処理履歴表示部43、画像データセット履歴表示部44、適合画像データセットリスト表示部45、適合アプリケーションリスト表示部46、入力部50から構成される。そのうち、データ入力部31、第1のリスト作成部32、抽出部33、第2のリスト作成部34、起動部35、アプリケーション処理履歴作成部36、画像データセット履歴作成部37は、記憶部20に格納されたプログラムが主制御部30によって実行されることによって実現される機能である。
アプリケーション記憶部21は、医用画像表示装置100で使用できる画像処理アプリケーションを格納している。
データ入力部31は、撮像部11から検査データを取得する。検査データは、その検査の被検体である患者情報や、その検査に使用されたモダリティ装置の名称、および、その検査を構成する複数の撮像プロトコルで取得された複数の画像データセットが含まれる。検査データについては後述する。
第1のリスト作成部32は、検査データに含まれる複数の画像データセットおよび、医用画像診断装置1で使用可能な複数のアプリケーションの何れか一方のリストを作成する。第1のリスト作成部32は、医用画像診断装置1に表示された画面が「画像選択画面」の場合は、検査データを構成する複数の画像データセットのリストを作成し、「アプリケーション選択画面」の場合は、医用画像表示装置100で使用可能な複数のアプリケーションのリストを作成する。
画像データセットリスト表示部41は、複数の画像データセットのリストの中から1つの画像データセットを選択できるように、複数の画像データセットのリストを表示する。画像データセットリスト表示部41は第1のリスト作成部32で作成された、検査データを構成する複数の画像データセットのリストを表示する。第1のリスト作成部32で作成される画像データセットのリストについては後述する。
アプリケーションリスト表示部42は、複数のアプリケーションのリストの中から1つのアプリケーションを選択できるように、複数のアプリケーションのリストを表示する。アプリケーションリスト表示部42は、第1のリスト作成部32で作成された医用画像表示装置100で使用可能なアプリケーションのリストを表示する。第1のリスト作成部32で作成される医用画像表示装置100で使用可能なアプリケーションのリストについては後述する。
抽出部33は、画像データセットの中から選択された1つの画像データセットを処理可能な1つまたは複数の適合アプリケーションを複数のアプリケーションの中から抽出する。抽出部33は、検査データの付帯情報と、アプリケーション記憶部21に格納されている適合判定テーブルとを比較し、第2のリストを構成する項目を抽出する。第2のリストは、検査データに含まれる複数の画像データセットおよび、医用画像診断装置1で使用可能なアプリケーションの何れか一方のうち、第1のリスト作成の際に選択されていない方をもとに作成される。すなわち、第1のリストが検査データに含まれる複数の画像データセットのリストであった場合、第2のリストは、医用画像表示装置100で使用可能なアプリケーションをもとに作成される。一方、第1のリストが医用画像表示装置100で使用可能なアプリケーションのリストである場合、第2のリストは、検査データに含まれる複数の画像データセットをもとに作成される。抽出部33で適合判定テーブルを用いた第2のリストを構成する項目の抽出方法については後述する。
第2のリスト作成部34は、抽出部33で抽出された項目をもとに、第2のリストを作成する。抽出部33で抽出されたデータが画像データセットの場合は、適合画像データセットのリストが、アプリケーションの場合は、適合アプリケーションのリストが作成される。
適合画像データセットリスト表示部45は、1つまたは複数の適合画像データセットのリストの中から1つの適合画像データセットを選択できるように、1つまたは複数の適合画像データセットのリストを表示する。適合画像データセットリスト表示部45は、第2のリスト作成部34で作成された第2のリストである、適合画像データセットのリストを表示する。
適合アプリケーションリスト表示部46は、1つまたは複数の適合アプリケーションのリストの中から1つの適合アプリケーションを選択できるように、1つまたは複数の適合アプリケーションリストを表示する。適合アプリケーションリスト表示部46は、第2のリスト作成部34で作成された第2のリストである、適合アプリケーションのリストを表示する。
起動部35は、入力部50などからの入力により第1のリストおよび第2のリストから選択された画像データセットとアプリケーションの組み合わせで画像処理アプリケーションを起動する。
起動データ記憶部22は、アプリケーションによる画像処理が中断された場合に、アプリケーションの起動に使用される、アプリケーションと、画像データセットとの組み合わせを記憶する。また、起動データ記憶部22は、アプリケーションを起動する際に生成される起動データを記憶する。起動データについては後述する。
アプリケーション処理履歴作成部36は、アプリケーションの処理履歴を作成する。アプリケーション処理履歴作成部36は、画像データセットについて使用されたアプリケーションの使用履歴に関する表示画像を作成する。アプリケーション処理履歴作成部36は、それぞれの画像データセットの付帯情報に格納されているアプリケーション処理履歴をもとに、アプリケーション処理履歴の表示画像を作成する。
アプリケーション処理履歴表示部43は、アプリケーション処理履歴を表示する。アプリケーション処理履歴表示部43は、アプリケーション処理履歴作成部36で作成されたアプリケーション処理履歴の表示画像を表示する。
画像データセット履歴作成部37は、それぞれのアプリケーションで処理した画像データセットの使用履歴から、画像データセットの使用履歴を作成する。
画像データセット履歴表示部44は、画像データセット履歴を表示する。画像データセット履歴表示部44は、画像データセット履歴作成部37で作成された画像データセット履歴の表示画像を表示する。
(2)動作
まず、医用画像診断装置1で使用される検査データおよび画像データセットについて説明する。
図3は、検査および撮像プロトコルについて説明する図である。図3が示すように、1つの検査は、複数の撮像プロトコルから構成されている。図3では、1つの検査が6個の撮像プロトコルから構成される例を示している。
図3の例で示された検査はそれぞれ左から、(撮像プロトコル1000)X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ1枚ずつの位置決め用画像を取得する撮像を行う「3 Axis Locator」、(撮像プロトコル2000)受信コイルの感度マップを取得する撮像を行う「Map」、(撮像プロトコル3000)TOF(Time of Flight)法による撮像を行う「TOF」、(撮像プロトコル4000)拡散テンソル画像を得るために、MPG(motion probing Gradient)パルスと呼ばれる強い強度の傾斜磁場を印加し、撮像対象の動きによる位相シフトを強調する撮像を行う「Diffusion」、(撮像プロトコル5000および6000)脳の活動により生じる局所脳血流の変化を観察するため、酸化ヘモグロビンの増加を相対的に検出するBOLD(blood oxygenation level dependent)法により撮像を行う「BOLD」の6つの撮像プロトコルから構成される。撮像プロトコル5000および6000は、休息中の「rest」状態と被検体が何らかの作業を行っている「task」状態を比較するため、2つの状態で撮像が行われる。
このように、1つの検査は複数の撮像プロトコルから構成されており、それぞれの撮像プロトコルは撮像方法等が異なっている。
図4は、検査データおよび画像データセットについて模式的に説明する図である。図4に示した検査データは、図4に示した検査を実行した場合の例を示している。
図4に示した検査データは、左から、共通付帯情報、撮像プロトコル個別付帯情報、画像情報から構成されている。医用画像診断装置1で取得されるデータは、画像データセットにくわえて、撮像条件や検査種別などの情報を付帯させている。たとえば、医用画像診断装置1で取得されるデータは、DICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)規格に準拠している。DICOMは、異なる医用画像診断装置1で取得されたデータを、標準化されたデータ形式や通信方法で扱うための世界標準規格である。
共通付帯情報には、検査データを構成する複数の撮像プロトコルに共通する情報が格納されている。具体的には、図4の共通付帯情報の下部に示されるように、検査名(検査A)、検査が行われたモダリティ種別(MRI)、被検体である患者の情報(患者X)などが含まれる。
図3に示された検査を実行すると、実行された撮像プロトコルそれぞれについて複数の画像を含む画像データセットが生成される。それぞれの撮像プロトコルは、撮像方法や、生成される画像タイプ、および撮像条件を示す撮像パラメータ等が異なる。それらの情報は、撮像プロトコル個別付帯情報に格納される。図4の例で撮像プロトコル3000の付帯情報の下部に示されるように、撮像プロトコル3000は、撮像方法が「TOF」であり、画像データセットの画像タイプが「3D」すなわち、複数の連続したスライス画像から構成される3次元画像であることが示されている。
図4の撮像プロトコル個別付帯情報の後に示された画像情報は、それぞれの撮像プロトコルに対応して存在する。たとえば、撮像プロトコル個別付帯情報は、図4に示された撮像プロトコル1000から撮像プロトコル6000のそれぞれの撮像プロトコルについて存在する。これに対応して画像データセットも、それぞれの撮像プロトコルごとに生成される。すなわち、撮像プロトコル1000から撮像プロトコル6000のそれぞれの撮像プロトコルについて画像データセットが存在する。
(従来の実施形態)
図5は、従来の医用画像診断装置でのアプリケーション起動を説明するフローチャートである。
ST101では、図5で説明した検査データが従来の医用画像診断装置で取得される。
ST103では、上述したような検査データを取得すると、画像データセットが画像選択画面に表示される。
図6は、従来の医用画像診断装置での画像選択画面の表示を説明する図である。図6は従来の医用画像診断装置の画像選択画面W1の例を示している。図6が示す例では「画像選択画面」と「アプリケーション選択画面」がタブ表示形式で切り替え可能に表示されている。「アプリケーション選択画面」のタブを押下すると、アプリケーション選択画面W2が表示される。図6の例では、タブで表示を切り替える例を示しているが、「画像選択画面」と「アプリケーション選択画面」とを表示するためのボタンを表示し、ボタンによって表示が切り替わってもよい。
図4に例示した検査を実行したとき、6つの撮像プロトコルについてそれぞれ画像データセットが生成される。図6の例で示した画像選択画面W1の右側の6分割された箇所には、それぞれに検査データを構成する画像データセットの画像および、撮像プロトコルを説明する文言が表示される。6分割された枠に表示される画像は、それぞれ左上から、(撮像プロトコル1000)「3 Axis Locator」の画像、(撮像プロトコル2000)「Map」の画像、(撮像プロトコル3000)「TOF」の画像、そして左下から、(撮像プロトコル4000)「Diffusion」の画像、(撮像プロトコル5000)「BOLD(rest)」の画像、(撮像プロトコル6000)「BOLD(task)」の画像が表示される。また、図6が示すように、それぞれの撮像プロトコルの画像データセットが表示される枠内には、表示された画像を識別するための撮像プロトコル番号や撮像方法を示す文言が表示される。
また、図6の画像選択画面W1の左側には、検査データの共通付帯情報に含まれる患者情報や、モダリティ種別が表示される。図4で示された検査は、MRI装置を用いて行われた検査であるため、使用モダリティとして「MRI」が表示される。
図5のST105では、画像選択画面W1で画像データセットが選択される。図6で示した表示に基づき、ユーザはマウスやキーボードから構成される入力部50などを介して、画像データセットの画像および、撮像プロトコルを説明する文言から画像データセットを選択する。
ST107では、画像選択画面W1から、アプリケーション選択画面W2に遷移し、アプリケーション選択画面W2が表示される。この画像選択画面W1から、アプリケーション選択画面W2への画面遷移も、ユーザが入力部50などを介して、画像選択画面W1に表示された「アプリケーション選択画面」のタブやボタンを押下することで行われる。
図7は、従来の医用画像診断装置でのアプリケーション選択画面W2の表示を説明する図である。図7は従来の医用画像診断装置のアプリケーション選択画面W2の例を示している。図7は、図6が示す例と同様に、「画像選択画面」と「アプリケーション選択画面」がタブ表示形式で切り替え可能に表示されている。図7は、図6の画像選択画面W1で撮像プロトコル3000の画像データセットが選択され、アプリケーション選択画面W2に遷移した後の例を示している。
図7の左側には、アプリケーションの一覧が示されている。図7のアプリケーション一覧の左上に表示された、「サブトラクション」アプリケーションは、同じ部位に対して取得された時相の異なる画像を比較し、その画像で共通している構造を排除する画像処理を行うアプリケーションである。たとえば、血管を造影前、造影後の画像を比較する際、サブトラクション処理を行うことで、骨など不要な組織を除いた造影信号のみを捉えることができる。また、その右側に表示された「フュージョン」アプリケーションは、画像を重ね合わせて表示する画像処理を行うものである。PETでは臓器などの形態学的情報の取得が難しい。そこで、形態学的情報が取得できるX線CT装置やMRI装置のような異なるモダリティ装置で取得した画像と重ね合わせて観察する場合がある。同様に、その左下に表示された「3D MPR レンダリング」アプリケーションは、3次元画像データセットから任意断面を取得するMPR法や、レンダリング法による3次元画像を生成するためのアプリケーションである。「DWI/DTI」アプリケーションは、拡散テンソルイメージング画像を取得するためのアプリケーションである。「MRS」アプリケーションは、対象となる核種のMR感度の高さや生体内での存在量をイメージングするアプリケーションである。「fMRI」アプリケーションは、脳の活動によって生じる局所脳血流を観察するためのアプリケーションである。「CTパフュージョン」および「MRIパフュージョン」アプリケーションは、X線CT装置、MRI装置それぞれで取得した画像を用いて、血液の流れを解析するアプリケーションである。
図7の左側に示されたアプリケーションは、上述したアプリケーション以外にも、心同期スキャンの解析を行うためのアプリケーションなど、解剖学的部位または、撮像方法等に特化した様々な画像処理アプリケーションがある。
図5のST109では、アプリケーション選択画面W2でアプリケーションが選択される。
ST111では、画像選択画面W1で選択した画像データセットで、アプリケーション選択画面W2で選択したアプリケーションが起動できるか否か判断される。起動できる場合は、ST113でアプリケーションが起動し、画像処理が開始される。一方、ST111における判定で、画像データセットおよびアプリケーションの組み合わせが不適合である場合、ST115に示すようにエラーとなりアプリケーションは起動しない。
図7の右側には、図6の画像選択画面W1で選択された撮像プロトコル3000の画像が表示されている。また、撮像プロトコル3000の画像を説明する情報として、撮像プロトコル番号や撮像方法「TOF」といった文言が表示されている。従来の医用画像診断装置では、この撮像プロトコルについて文言で表示された撮像方法などの情報をもとに、図7の左側に表示されたアプリケーションを選択しなければならなかった。
たとえば、図7の例で、「fMRI」アプリケーションを選択した場合、アプリケーションは起動しない。fMRIは、BOLD法によって、脳の活動によって変化する酸化ヘモグロビン量を解析するため、TOF法で取得した撮像プロトコル3000の画像データセットでは、撮像方法が異なるため使用することができない。このように、撮像方法の違いなどによって、使用可能なアプリケーションとそうでないアプリケーションが存在する。従来の医用画像表示装置は、選択された個々のアプリケーションの起動時に、先に選択した画像データセットを当該アプリケーションで使用可能かどうか判定していた。
上述のとおり、従来の医用画像診断装置では、画像データセットおよびアプリケーションの選択がユーザの自由な選択に基づくため、画像データセットおよびアプリケーションの組み合わせとして適合しないものが選択される場合がある。その場合、アプリケーションの起動はエラーとなり、従来の医用画像表示装置では、ST103に戻り最初から画像データセットおよびアプリケーションの選択を行う必要があった。
さらに、従来の医用画像診断装置では、画像データセットを選択する画像選択画面W1と、アプリケーションを選択するアプリケーション選択画面W2とがあり、それぞれの画面で画像データセットとアプリケーションとを別々に選択する必要があった。そのため、画像データセットとアプリケーションとの組み合わせが不適合な場合、アプリケーションが起動せず、それぞれの画面に戻り選択をやり直す必要があった。
また、1回の検査で実行される撮像プロトコルは複数であり、それぞれの撮像プロトコルで取得される画像データセットも複数ある。また、撮像プロトコルごとに異なる撮像方法で撮像されており、アプリケーションごとに使用できる画像データセットは異なる。また、画像データセットに関する撮像条件など、画像選択画面W1に表示できる情報は付帯情報に格納されたものの一部であるため、ユーザは限られた情報からアプリケーションを選択する必要があった。
そこで、本発明は、アプリケーションおよび画像データセットの何れか一方の選択に基づき、選択したものに対応するアプリケーションおよび画像データセットのリストを作成することで、ユーザの選択をサポートする医用画像診断装置1を提供するものである。
画像データセットおよびアプリケーションの何れか一方のうち、画像データセットを先に選択する実施形態を「第1の実施形態」、アプリケーションを先に選択する実施形態を「第2の実施形態」として、下記で説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、画像データセットを先に選択する実施形態である。
図8は、実施形態に係る医用画像診断装置1の第1の実施形態を示すフローチャートである。
ST121では、データ入力部31に、検査データが入力される。データ入力部31は、撮像部11で収集されたMR信号を実行部130を介して取得する。データ入力部31が取得する検査データは、たとえば、図4で示した形式のデータであり、画像以外に付帯情報などを含んでいる。
ST123では、ユーザが検査データを使用するため画像選択画面W1を表示する。
ST125では、第1のリスト作成部32が、表示された画面が画像選択画面W1であるため、第1のリストとして画像データセットのリストを作成する。画像データセットのリストは、取得した検査データに含まれる全ての画像データセットを一覧化したリストである。
ST127では、画像データセットリスト表示部41に第1のリスト作成部32で作成された画像データセットのリストが表示される。
図9は、実施形態に係る医用画像診断装置1の画像データセットリストの表示例を説明する図である。図9は、図6で示したタブ形式の画像選択画面W1を、1つの画面で表示した例を示している。図9左下には、「アプリケーション選択画面へ」のボタンがあり、アプリケーション選択画面W2に遷移することができる。
図9に表示された画像選択画面W1の左側には、図6と同様に、検査データの共通付帯情報に格納された検査名やモダリティ種別などの情報が表示される。
図9の画像選択画面W1の右側は、画像データセットリスト表示部41である。画像データセットリスト表示部41には、画像データセットのリストが表示される。画像データセットのリストは、検査データに含まれる全ての画像データセットの一覧である。図9の例では、リストを構成するそれぞれの画像データセットは、画像データセットリスト表示部41の6分割された枠にそれぞれ表示される。1つの枠には、1つの撮像プロトコルで取得された画像、撮像プロトコル番号や、撮像条件を示す文言が表示される。たとえば、画像データセットリスト表示部41の左上の枠には、撮像プロトコル1000(3 Axis locator)の画像が表示され、その画像を説明する文言として、「撮像プロトコル1000」と「3 Axis locator」の文言が表示される。
図8のST129では、画像データセットリスト表示部41の表示をもとに、ユーザは画像データセットの選択を行い、選択された情報は入力部50を介して抽出部33に伝達される。
ST131では、抽出部33がアプリケーション記憶部21に格納されている全アプリケーションから、選択された画像データセットを処理できるアプリケーションの抽出を行う。
図10は、実施形態に係る医用画像診断装置1の適合判定テーブルの一例を説明する図である。図10に示されるように、適合判定テーブルは、アプリケーションの種類ごとに、そのアプリケーションの起動にかかわる条件として、少なくとも画像データセットの付帯情報の「モダリティ種別」、「撮像方法」、「画像タイプ」との関連が規定されている。それぞれのアプリケーションは、上記全ての付帯情報について条件が設定されていてもよいし、1つも設定されていなくてもよい。判定条件が設定されていないアプリケーションは、全ての画像データセットに対応していることになる。
適合判定テーブルの「モダリティ種別」はX線CT装置(CT)、MRI装置(MRI)、PETなど、アプリケーションがどのモダリティの種類によって生成された画像データセットを使用することができるかを示す。「撮像方法」は、TOF法やBOLD法など、検査目的に応じて選択された撮像方法を示し、そのアプリケーションがどの撮像方法に対応した画像処理を行うかどうかを示している。「画像タイプ」は、使用できる画像の種類を示す。たとえば、2次元画像(2D)や3次元画像(3D)であることを示す。そのほか、適合判定テーブルには、「スライス枚数」や「スライス方向」などの撮像条件を規定した「撮像パラメータ」などが規定されていてもよい。
図10の例では、「サブトラクション」アプリケーションは、「モダリティ種別」が「CT/MRI」となっており、X線CT装置とMRI装置の何れで取得した画像データセットでもよいことを示している。「撮像方法」には「造影/非造影」と示され。造影剤を被検体に注入した撮像も、そうでない撮像も対象であることがわかる。「画像タイプ」には「2D/3D」が記載されており、2次元画像にも3次元画像にも対応していることを示している。また、「フュージョン」アプリケーションは、「モダリティ種別」は「CT/MRI/PET」となっており、X線CT装置、MRI装置およびPETの何れで取得した画像データセットでもよいことを示している。「撮像方法」には「−」が記載されており、これらの項目はアプリケーションにおける画像処理に影響を与えないことを示している。「画像タイプ」には、「2D」とあり2次元画像が対象であることを示している。同様に、「3D MPR/レンダリング」アプリケーションでは、「モダリティ種別」は「CT/MRI」となっており、X線CT装置とMRI装置の何れで取得した画像データセットでもよいことを示している。「撮像方法」には「−」が記載されており、これらの項目はアプリケーションにおける画像処理に影響を与えないことを示している。「画像タイプ」には「3D」と記載されている。このように、アプリケーションで行われる画像処理によっては画像タイプに左右されるものもある。「DWI/DTI」アプリケーションは、「モダリティ種別」は「MRI」となっており、MRI装置で取得した画像データセットのみ使用できることを示している。また、「撮像方法」には、「Diffusion」が示されており、「画像タイプ」は「3D」となっている。「MRS」アプリケーションでは、「モダリティ種別」は「MRI」となっており、MRI装置で取得された画像データセットを処理可能であることを示している。また、「撮像方法」には、「MRS」と記載されており、ケミカルシフトと呼ばれるMR信号の周波数の差を利用して取得した画像データセットを処理可能であることを示している。また、「画像タイプ」は「3D」となっている。「fMRI」アプリケーションでは、「モダリティ種別」が「MRI」となっており、MRI装置で取得された画像データセットを処理可能であることを示している。また、「撮像方法」には、「BOLD」とあり、酸化ヘモグロビンの増減を観察できる撮像法で取得された画像データセットを処理できることを示している。また「画像タイプ」は「3D」となっている。「CTパフュージョン」アプリケーションでは、「モダリティ種別」が「CT」となっており、X線CT装置で取得された画像データセットを処理可能であることを示している。一方、「MRIパフュージョン」アプリケーションでは、「モダリティ種別」が「MRI」となっており、MRI装置で取得された画像データセットを処理可能であることを示している。「CTパフュージョン」と「MRIパフュージョン」の「撮像方法」には、「造影」とあり、造影剤を被検体に注入した撮像が対象であることがわかる。
図10で例示した適合判定テーブルには、適合しなければならない必須の判定条件が規定されているが、任意の判定条件を規定することもできる。また、逆に、その条件を有する画像データセットでは起動できないという条件が規定されていてもよい。図10に示した適合判定テーブルは、様々なモダリティ装置で共通に使用できるテーブルの例を示しているが、使用する医用画像診断装置1の種別ごとに適合判定テーブルがあってもよい。
抽出部33は、選択された画像データセットの個別付帯情報から「撮像方法」「画像タイプ」を取得し、画像データセットの属する検査データの共通付帯情報から、「モダリティ種別」を取得する。そして、上述の適合判定テーブルに基づき、選択された画像データセットが処理可能なアプリケーションを抽出する。
図8のST133では、第2のリスト作成部34が、抽出部33で抽出されたアプリケーションをもとに、第2のリストとして、適合アプリケーションのリストを作成する。
ST135では、第2のリスト作成部34で作成されたリストが、適合アプリケーションのリストであるため、適合アプリケーションリスト表示部46に、適合アプリケーションのリストが表示される。
このように、第1の実施形態では、先に検査データに含まれる全ての画像データセットから画像データセットが1つ選択される。抽出部33では、選択された画像データセットを処理可能なアプリケーションの一覧を、アプリケーション記憶部21に格納されているアプリケーションから抽出し、第2のリスト作成部34で、抽出されたアプリケーションをもとに、適合アプリケーションのリストが作成され、表示される。
図11は、実施形態に係る医用画像診断装置1の適合アプリケーションリスト表示部46の一例を説明する図である。図11は、図9で示した画像選択画面W1の一部を示している。図11では、図9と同様に画像選択画面W1の右側の画像データセットリスト表示部41に画像データセットのリストが表示されており、撮像プロトコル3000が選択された例を示している。撮像プロトコル3000の画像データセットが選択されたという情報は、たとえば、撮像プロトコル3000の撮像プロトコル画像が表示された箇所が押下されるなどの入力操作が入力部50を介して取得され、抽出部33に伝達される。
図4に例示したように、撮像プロトコル3000の画像データセットには個別付帯情報として、「撮像方法」が「TOF」であること、および、「画像タイプ」が「3D」であることが格納されていることとする。さらに、撮像プロトコル3000の属する検査データの共通付帯情報には「モダリティ種別」として「MRI」が格納されていることとする。これらの条件から、図10に示された適合判定テーブルに基づき、抽出部33は、「サブトラクション」、「3D MPR/レンダリング」の2種類のアプリケーションが、アプリケーション記憶部21から抽出される。
第2のリスト作成部34により、抽出されたアプリケーションから適合アプリケーションのリストが作成され、適合アプリケーションリスト表示部46に表示される。図11に示すように、適合アプリケーションのリストは、「サブトラクション」、「3D MPR/レンダリング」、の2つのアプリケーションが一覧で表示されたリストである。この適合アプリケーションのリストは、選択された撮像プロトコル3000の画像上の適合アプリケーションリスト表示部46に表示される。また、適合アプリケーションリスト表示部46は画像選択画面上にポップアップ表示されてもよい。
図8のST137では、ユーザにより適合アプリケーションリスト表示部46に表示された適合アプリケーションのリストから、1つのアプリケーションが選択される。選択されたアプリケーションの情報は、入力部50を介して起動部35に伝達される。
ST139では、起動部35が選択されたアプリケーションおよび選択された画像データセットから、起動データを生成し、起動データ記憶部22に格納する。起動データは、第1のリストである画像データセットのリストから選択された画像データセットと、第2のリストである適合アプリケーションのリストから選択されたアプリケーションとの組み合わせについての情報を備えたデータである。この起動データは、他の画像データセットと同様に、検査データの一部として格納されてもよいし、記憶部20に格納されてもよい。
ST141では、起動部35が第1のリストである画像データセットのリストから選択された画像データセットと、第2のリストである適合アプリケーションのリストから選択されたアプリケーションとを用いて画像処理アプリケーションを起動する。
このように、従来は、画像選択画面W1からアプリケーション選択画面W2に遷移しなければアプリケーションを起動できなかったのに対し、第1の実施形態では、初めに表示した画像選択画面W1から直接アプリケーションを起動することができる。さらに、選択した画像データセットを利用できるアプリケーションのみ選択可能としたことで、選択した画像データセットを利用できないアプリケーションを選択することがなくなり、起動時のエラーを回避することができる。そのため、従来の医用画像表示装置で行われていた、画像選択画面W1とアプリケーション選択画面W2とを往復する操作が不要になり、ユーザの行う操作が簡略化される。
第1の実施例の変形例として、適合アプリケーションリスト表示部46に表示される適合アプリケーションのリストの表示にくわえて、アプリケーション処理履歴表示部43を併せて表示する例について説明する。アプリケーション処理履歴の表示画像は、画像データセットの付帯情報に記憶された過去に処理されたアプリケーション処理履歴に基づきアプリケーション処理履歴作成部36により作成される。アプリケーション処理履歴表示部43には、選択した画像データセットを処理したことのあるアプリケーションが表示される。
図12は、実施形態に係る医用画像診断装置1のアプリケーション処理履歴表示部43の第1の表示例を説明する図である。図12は、図11と同様に、図9で示した画像選択画面W1の一部を示している。さらに、図12の例では、図11と同様に、撮像プロトコル3000の画像データセットが選択された例を示している。また、図11と同様に、撮像プロトコル3000の画像データセットに対応する適合アプリケーションのリストが表示されている。図11と異なるのは、適合アプリケーションのリストの横に、「レ」が表示されたアプリケーション処理履歴表示部43が表示されている点である。「レ」は撮像プロトコル3000の画像データセットに対して、使用した実績があるアプリケーションであることを示している。すなわち、撮像プロトコル3000の画像データセットを用いて、「サブトラクション」アプリケーションが起動できるという実績を示している。
このように、撮像プロトコル3000の画像データセットを選択したときに、適合アプリケーションのリストだけではなく、アプリケーション処理履歴表示部43を併せて表示することで、選択した画像データセットに対して起動実績のあるアプリケーションを選択し、確実にアプリケーションを起動させることができる。
上述のアプリケーション処理履歴表示部43に表示されるアプリケーション処理履歴の表示画像は、アプリケーション処理履歴に基づいて作成される。アプリケーション処理履歴は、参照可能な形式でアプリケーション記憶部21または、記憶部20に格納され、アプリケーションが起動されるたびに適宜更新される。
図13は、実施形態に係る医用画像診断装置1のアプリケーション処理履歴表示部43の第2の表示例を説明する図である。図13は、図11と同様に、図9で示した画像選択画面W1の一部を示している。
図12では、画像選択画面W1で画像データセットが選択され、適合アプリケーションのリストが表示される際にアプリケーション処理履歴表示部43が同時に表示される例を示した。図13では、画像データセットのリストが画像選択画面W1に表示される際に、画像データセットリスト表示部41とアプリケーション処理履歴表示部43とが同時に表示される例を示している。図13では、図12の例と同様に、撮像プロトコル3000の画像データセットが「サブトラクション」アプリケーションによる画像処理がすでに実行されている例を示している。図12では、そのようなアプリケーション処理履歴を「レ」で示したが、図13は、撮像プロトコル3000の画像データセット上に、アプリケーションの名称を示す文言で表示される例を示している。図13では、この状態で撮像プロトコル3000の画像データセットを選択した際、適合アプリケーションのリストが表示された例を示している。図13で表示された適合アプリケーションのリストは、図11と同じである。
このように、画像データセットとアプリケーション処理履歴が同時に表示されていることで、選択した画像データセットを用いて起動した実績のあるアプリケーションを選択することができる。
また、図12および図13では、選択された画像データセットに対して使用された実績のあるアプリケーションを履歴として表示する例を示しているが、アプリケーション処理履歴表示部43には、他の画像データセットや他の検査データで使用されたアプリケーションの履歴を表示することもできる。たとえば、選択された画像データセットと同一の撮像方法で取得された他の検査データの画像データセットに施されたアプリケーションの履歴を、アプリケーション処理履歴表示部43に表示することも可能である。
このような表示により、選択した画像データセットに対してどのアプリケーションを使用すべきであるかというユーザの選択をサポートし、容易にアプリケーションを選択できるようにすることができる。
さらに、本実施形態に係る医用画像診断装置1では、画像処理の中断が発生した場合に、その中断した処理を再開することができる。従来の医用画像診断装置では、このような中断処理が発生し、アプリケーションを再開する場合に、再び画像選択画面W1で画像データセットを選択し、アプリケーション選択画面W2に遷移し、アプリケーションを選択するという操作が必要であった。一方、本実施形態では、アプリケーションを起動する際に、起動データが生成され、起動データ記憶部22に記憶されるため、再開時も起動データを用いて容易に再開可能である。たとえば、起動データはアプリケーションにより途中まで処理された画像データセットと関連付けされていてもよい。また、処理前の画像データセットとアプリケーションで実行した処理を関連付けて記憶しておき、起動データを用いてアプリケーションを再開するときに、記憶していた処理を画像データセットに実行して再開してもよい。また、起動データは、画像データセットに対してアプリケーションで実行した処理だけでなく、中断時の表示などを再現できるようにしてもよい。たとえば、中断時のタブやボタン表示などの状態を起動データとして記憶しておき、中断時の表示を再現できるようにしてもよい。
さらに起動データは、アプリケーションによる処理で使用する撮像条件や撮像時に取得された画像データセット以外の情報と関連付けされていてもよい。また、アプリケーションの中断により生成されるだけでなく、初期起動前(アプリケーションが選択される前)に生成されていてもよい。たとえば、fMRIの検査では被検体の作業や状態等の情報と被検体からのMR信号を同時に記録している。fMRIのアプリケーションでは撮像時の被検体の作業や状態等の情報を用いて画像処理が実行される。このようなアプリケーションの場合は、アプリケーションで上述のようなデータを使用することが明らかである。そこで、アプリケーションの初期起動前に、アプリケーションで使用する撮像条件や撮像時の情報などと画像データセットとをまとめた起動データが予め生成されてもよい。また、初期起動時であってもすでに起動データが存在する場合は、起動データを選択するだけでアプリケーションを起動できてもよい。
図14は、実施形態に係る医用画像診断装置1の画像処理の再開を説明する図である。入力部50等からアプリケーションの中断要求が入力される場合がある。図14は、撮像プロトコル3000の画像データセットに対して、「サブトラクション」アプリケーションで行われていた処理を再開する例を示している。図14には撮像プロトコル3000の画像データセットをもとに生成された「起動データ1000」が表示されている。起動データにはその起動データが生成された順序や日付などで、そのデータを一意に特定するための名称が付与されている。
また、起動データは、上述したとおり、選択された画像データセットと選択されたアプリケーションの情報が一纏めになったデータである。そこで、起動データのもととなる画像データセットの撮像プロトコル番号や、撮像条件も合わせて表示してもよい。図14の例では、撮像プロトコル3000の画像データセットに対して、「サブトラクション」アプリケーションが選択された場合の「起動データ1000」が示されており、「起動データ1000」が表示される枠内に、「撮像プロトコル3000」および「TOF」の文言が表示されている例を示している。
起動データ1000は画像データセットリスト表示部41に表示されてもよい。また、画像データセットリスト表示部41に表示される際に、他の画像データセットと一緒に表示されてもよいし、起動データ1000のみが表示されてもよい。図14では、他の画像データセットと一緒に表示された例を示している。
図14の例では、起動データ1000が表示されている箇所に実行途中のアプリケーション名が表示され、「再開」で示したアプリケーションを再開するためのボタンが表示されている。この「再開」ボタンを押下すると、起動データ1000をもとに起動部35によってアプリケーションが再開する。
このように、起動データを用いてアプリケーションが再開されることで、従来の医用画像表示装置で要求された画像選択画面W1とアプリケーション選択画面W2との往復操作を回避することができ、容易にアプリケーションの再開を行うことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、使用するアプリケーションを先に選択する実施形態である。
図15は、実施形態に係る医用画像診断装置1の第2の実施形態を示すフローチャートである。図8で示した第1の実施形態と同じ処理は同じ番号で示している。
ST121では、データ入力部31が検査データを取得する。
ST151では、ユーザがアプリケーション選択画面W2を表示する。
ST153では、第1のリスト作成部32がアプリケーション記憶部21に格納されている全てのアプリケーションのリストを作成する。第1の実施形態で説明したとおり、第1のリスト作成部32は、表示された画面を判断し、アプリケーション選択画面W2である場合はアプリケーションのリストを作成する。
ST155では、第1のリスト作成部32で作成されたアプリケーションのリストをアプリケーションリスト表示部42に表示する。
ST157では、アプリケーションリスト表示部42の表示に基づき、ユーザはアプリケーションを選択する。アプリケーションの選択は、マウスやキーボードから構成される入力部50からの入力によって行われる。
ST159では、抽出部33が適合判定テーブルに基づき、選択されたアプリケーションで使用可能な画像データセットの抽出を行う。抽出部33では、選択されたアプリケーションの適合判定テーブルに設定された付帯情報に関する項目と、検査データに含まれる共通付帯情報と、全ての画像データセットの個別付帯情報とを比較することで、画像データセットの抽出を行う。抽出部33で抽出された画像データセットをもとに、第2のリスト作成部34は、適合画像データセットのリストを作成する。
ST161では、適合画像データセットリスト表示部45に適合画像データセットのリストが表示される。
図16は、実施形態に係る医用画像診断装置1の適合画像データセットリスト表示部45の一例を説明する図である。図16は、図7で例示したアプリケーション選択画面W2が1つの画面として表示された例を示している。図16の左下には、「画像選択画面へ」のボタンが表示され、画像選択画面W1に遷移することができる。
図16の例では、網掛けで示された「fMRI」アプリケーションが選択された例を示している。アプリケーション選択画面W2でアプリケーションが選択されると、抽出部33では、取得した検査データの中から、選択したアプリケーションで使用可能な画像データセットが抽出される。図10に示した適合性判定テーブルの「fMRI」行から、使用可能な画像データセットの付帯情報が、「モダリティ種別」が「MRI」で撮像方法が「BOLD」法であることがわかる。抽出部33は、取得した検査データの共通付帯情報から、使用されたモダリティ種別が「MRI」であること、さらに、画像データセットの個別付帯情報から、撮像方法が「BOLD」法の画像データセットを抽出する。したがって、抽出部33は、「fMRI」アプリケーションで使用できる画像データセットとして、撮像プロトコル5000と6000を抽出する。この撮像プロトコル5000と6000から構成されるリストが、適合画像データセットのリストである。
図16の右側に示すように、アプリケーション選択画面W1の適合画像データセットリスト表示部45には、撮像プロトコル5000と6000の画像データセットが表示される。
図15のST163では、適合画像データセットリスト表示部45に表示された適合画像データセットのリストをもとに、画像データセットが1つ選択され、選択された情報は入力部50を介して起動部35に伝達される。
ST139では、起動部35が起動データを作成し、起動データ記憶部22に格納する。
ST141では、起動部35が第1のリストであるアプリケーションのリストから選択されたアプリケーションと、第2のリストである適合画像データセットのリストから選択された画像データセットとを用いてアプリケーションを起動する。
このように、アプリケーション選択画面W2で選択したアプリケーションに使用可能な画像データセットを抽出し、適合画像データセットリスト表示部45に表示することで、アプリケーション選択画面W2から直接アプリケーションを起動することができる。
なお、第1の実施形態と同様に、第2の実施形態においてもアプリケーションの中断処理が発生した場合に、この起動データを用いて画像処理の再開が可能である。
また、第1の実施形態と同様に、変形例としてそのアプリケーションで処理した実績のある画像データセットの履歴を表示することもできる。
図17は、実施形態に係る医用画像診断装置1の画像データセット履歴表示部44の一例を説明する図である。図17は、図16と同様にアプリケーション選択画面W2を示している。図17の左側には、アプリケーションが一覧で表示され、右側には適合画像データセットリスト表示部45に適合画像データセットのリストが表示されている。画像データセット履歴の表示は、画像データセット履歴作成部37によって作成される。図17の例では、図16の例と同様に、「fMRI」アプリケーションが選択され、適合画像データセットリスト表示部45には「fMRI」アプリケーションで使用可能な画像データセットである撮像プロトコル5000とおよび6000が表示されている。図17では、すでに撮像プロトコル5000が「fMRI」アプリケーションで処理された後の例を示している。
図17の例では、「fMRI」アプリケーションのボタンの横に画像データセット履歴表示部44が表示されている。画像データセット履歴表示部44には、選択したアプリケーションですでに処理された画像データセットが一覧で表示される。図17の例では、「fMRI」アプリケーションのボタンの横に「撮像プロトコル5000」が示されており、当該アプリケーションで「撮像プロトコル5000」がすでに処理されたことを示している。この画像データセットそれぞれのアプリケーションの使用履歴は、対応する画像データセットの付帯情報に記憶される。
また、画像データセット履歴表示部44には、選択したアプリケーションで使用された撮像プロトコル番号だけではなく、そのアプリケーションで使用された画像データセットの撮像方法などを表示してもよい(図示せず)。さらに、この撮像方法の表示は、第1の実施形態のアプリケーション処理履歴表示部43と同様に、他の検査データなどを含めて、選択したアプリケーションで使用された撮像方法を表示してもよい。
このように、選択したアプリケーションで使用された画像データセットの履歴を表示することで、選択したアプリケーションを起動させることができる画像データセットを確実に選択することができる。
上述したとおり本発明は、画像データセットおよびアプリケーションの何れか一方の全項目を一覧化した第1のリストに基づき選択を行い、その選択した項目と組み合わせ可能な項目を一覧化した第2のリストを作成する。それにより、画像選択画面W1またはアプリケーション選択画面W2から画面遷移せずとも、先の選択を行うために表示した画面から直接アプリケーションを起動することができる。また、先の選択に基づいて生成されたリストから後の選択を行うため、後の選択を行う際の選択肢が予め絞られている。それにより、画像データセットおよびアプリケーションの組み合わせにおいて適合しない組み合わせでの起動が回避される。また、画像データセットおよびアプリケーションの選択を簡単に行うことができる。さらに、アプリケーション選択画面と画像選択画面の何れか一方の画面からアプリケーションを起動可能であり、従来のような画面を往復する操作が不要である。
さらに、医用画像診断装置1の表示制御部12で実施される処理は、医用画像診断装置1とは別の装置、たとえば、読影や表示を行う医用画像表示装置などで実施することが可能である。
図18は、実施形態に係る医用画像表示装置100の一例を示す概念的な構成図である。図18が示すように、医用画像表示装置100は、通信制御部10、記憶部20、主制御部30、表示部40、入力部50を備えた構成である。
医用画像表示装置100は、通信制御部10を介して電子ネットワーク経由で医用画像一元管理サーバ200および医用画像診断装置1と接続している。通信制御部10は、ネットワーク形態に応じた種々の通信プロトコルを実装する。
医用画像診断装置1には、一般X線撮影装置、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置あるいは、超音波診断装置などの各種医用画像診断装置が含まれる。
医用画像表示装置100で取得される検査データは、一般X線撮影装置で撮影したX線画像や、X線CT装置、MRI装置、PET装置などで撮影したマルチスライス画像、あるいは、超音波診断装置で撮像した超音波検査画像など様々な医用画像診断装置1で取得された検査データが対象である。
記憶部20に格納されたプログラムが主制御部30によって実行されることで、上述した画像データセットに関して適用可能な後処理のアプリケーションを抽出して表示したり、選択したアプリケーションで使用可能な画像データセットを表示したりする。また、選択した画像データセットとアプリケーションの組み合わせでアプリケーションを起動する。
図18に示した構成により、医用画像表示装置100は医用画像診断装置1と同様の効果を発揮できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 医用画像診断装置
11 撮像システム
12 表示制御部
121 静磁場磁石
122 傾斜磁場コイル
123 傾斜磁場電源装置
124 寝台
124a 天板
125 寝台制御部
126 送信コイル
127 送信部
128a〜e 受信コイル
129 受信部
130 実行部(シーケンスコントローラ)
10 通信制御部
20 記憶部
30 主制御部
40 表示部
50 入力部
21 アプリケーション記憶部
22 起動データ記憶部
31 データ入力部
33 抽出部
35 起動部
36 アプリケーション処理履歴作成部
37 画像データセット履歴作成部
41 画像データセットリスト表示部
42 アプリケーションリスト表示部
43 アプリケーション処理履歴表示部
44 画像データセット履歴表示部
45 適合画像データセットリスト表示部
46 適合アプリケーションリスト表示部
100 医用画像表示装置
200 医用画像一元管理サーバ

Claims (9)

  1. 検査に含まれる複数の撮像プロトコルを実行する実行部と、
    前記複数の撮像プロトコルの実行後に、前記撮像プロトコルそれぞれで収集された複数の画像データセットのうちいずれかを選択可能に表示部に表示するように制御する画像表示制御部と、
    前記複数の画像データセットに含まれる第1の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第1の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第1画像データセット用のリストと、前記複数の画像データセットに含まれる第2の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第2の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第2画像データセット用のリストと、をそれぞれ生成するリスト生成部と、
    前記第1の画像データセットに対する操作時には、前記第1画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第1画像データセット用のリストが表示され、前記第2の画像データセットに対する操作時には、前記第2画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第2画像データセット用のリストが表示されるように制御する適合アプリケーションリスト表示制御部と、
    を備える、医用画像診断装置。
  2. 前記第1の画像データセットに対して、前記第1画像データセット用のリストの中から選択された前記所定の適合アプリケーションを起動するとともに、前記第2の画像データセットに対して、前記第2画像データセット用のリストの中から選択された前記所定の適合アプリケーションを起動する起動部、
    をさらに備えた請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記起動部が、前記第1の画像データセット又は前記第2の画像データセットに対する前記所定の適合アプリケーションを起動した後に後処理が中断された場合に、当該所定の適合アプリケーションと、当該第1の画像データセット又は第2の画像データセットとの組み合わせを記憶する起動データ記憶部、
    をさらに備え、
    前記起動部は、前記起動データ記憶部に記憶された組み合わせに含まれる当該第1の画像データセット又は第2の画像データセットに対して、前記組み合わせに含まれる当該所定の適合アプリケーションを起動し、当該第1の画像データセット又は第2の画像データセットの前記後処理を再開させる、
    請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記複数の画像データセットの各画像データセットに付帯される付帯情報に適合する1又は複数の適合アプリケーションを予め関連付けたテーブルから、前記第1の画像データセット又は前記第2の画像データセットの付帯情報に対応する、前記1又は複数の適合アプリケーションを抽出する抽出部、
    をさらに備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記付帯情報は、前記各画像データセットを取得したモダリティ装置の種別、および撮像方法に関する情報を少なくとも含む、
    請求項4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記第1の画像データセットの前記付帯情報は、前記第1の画像データセットに対して起動された、前記所定のアプリケーションの処理履歴を含み、
    前記第2の画像データセットの前記付帯情報は、前記第2の画像データセットに対して使用された処理履歴を含み、
    前記第2の画像データセットの処理前記アプリケーション処理履歴を前記表示部に表示するように制御するアプリケーション処理履歴表示制御部と、
    をさらに備えた請求項4又は5に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記画像表示制御部は、前記複数の画像データセットを示すリストの中から前記第1の画像データセット又は前記第2の画像データセットを選択可能なように、前記複数の画像データセットを示すリストを前記表示部に表示するように制御する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  8. 検査に含まれる複数の撮像プロトコルを実行して前記撮像プロトコルそれぞれで収集された複数の画像データセットを入力するデータ入力部と、
    前記複数の画像データセットのうちいずれかを選択可能に表示部に表示するように制御する画像表示制御部と、
    前記複数の画像データセットに含まれる第1の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第1の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第1画像データセット用のリストと、前記複数の画像データセットに含まれる第2の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第2の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第2画像データセット用のリストと、をそれぞれ生成するリスト生成部と、
    前記第1の画像データセットに対する操作時には、前記第1画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第1画像データセット用のリストが表示され、前記第2の画像データセットに対する操作時には、前記第2画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第2画像データセット用のリストが表示されるように制御する適合アプリケーションリスト表示制御部と、
    を備える、医用画像表示装置。
  9. 検査に含まれる複数の撮像プロトコルを実行するステップと、
    前記複数の撮像プロトコルの実行後に、前記撮像プロトコルそれぞれで収集された複数の画像データセットのうちいずれかを選択可能に表示部に表示するように制御するステップと、
    前記複数の画像データセットに含まれる第1の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第1の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第1画像データセット用のリストと、前記複数の画像データセットに含まれる第2の画像データセットに従って生成されるリストであって、複数の後処理のアプリケーションのうち、前記第2の画像データセットに適合する1又は複数の適合アプリケーションのみを示す第2画像データセット用のリストと、をそれぞれ生成するステップと、
    前記第1の画像データセットに対する操作時には、前記第1画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第1画像データセット用のリストが表示され、前記第2の画像データセットに対する操作時には、前記第2画像データセット用のリストの中から所定の適合アプリケーションを選択可能に前記第2画像データセット用のリストが表示されるように制御するステップと、
    を備える、医用画像表示方法。
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