JP2020014090A - 動特性測定装置及びそのプログラム、並びに、動特性測定システム - Google Patents

動特性測定装置及びそのプログラム、並びに、動特性測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置の動特性を簡易に測定できる動特性測定装置を提供する。【解決手段】動特性測定装置4は、フレーム制御期間毎に2つのパターン画像を交互に出力する信号発生手段45と、ディスプレイ9がパターン画像を表示するときの遅延時間に応じて、シャッタ制御期間内で1フレーム期間だけシャッタ2を開くタイミング調整手段47と、2つのパターン画像を表示中のディスプレイ9を撮像した動特性用画像の信号レベルと基準信号レベルとの差分を、ディスプレイ9の動特性として測定する動特性測定手段49とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置の動特性を測定する動特性測定装置及びそのプログラム、並びに、動特性測定システムに関する。
一般的に動画像は、1秒間に50フレーム又は60フレームの映像システムで表示されており、近年、120フレーム以上となる高フレームレートの映像システムも研究されている。そこで、映像システムにおいては、使用するディスプレイが十分な動画表示特性(以下、「動特性」)を有しているのかを定量的に示す必要があり、幾つかの従来技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、ディスプレイの動特性測定用データ取得装置が記載されている。図13(a)に示すように、画像信号発生装置90が、図13(b)のパターン画像を被測定用のディスプレイ9に表示させ、その画面9a上でパターン画像を一定速度で移動させる。このとき、動特性測定用データ取得装置91が、パターン画像の移動に合わせて回転鏡92を回転させ、この回転鏡を介して、撮像装置93を移動させることなくパターン画像を撮像する。そして、動特性測定用データ取得装置91が、回転時のパターン画像と静止時に予め撮像したパターン画像との差により、ディスプレイ9の動特性を測定する。
特開2001−54147号公報
前記した従来技術では、パターン画像の空間周波数や移動速度を変化させながら測定を複数回行う必要がある。このため、前記した従来技術では、ディスプレイ9、回転鏡92、撮像装置93の位置関係や、パターン画像の移動に応じた回転鏡92の回転速度など、測定を行う毎に精密な調整が必要になるという問題がある。
ここで、ディスプレイ9で動画像を表示するというのは、現在表示しているフレームが別のフレームに変化することであり、画素単位で見れば、現在の信号レベルが異なる信号レベルに変化することである。このとき、理想的には輝度Pだけ変化するはずが、ディスプレイ9の動特性の影響により、輝度の変化量が(P−ΔP)であったとする。この場合、理想的な輝度Pと動特性の影響量ΔPの関係を定量的に把握できれば、回転鏡を用いることなく、ディスプレイ9の動特性を測定できる。
図14に示すように、異なるパターンが描かれた2つのパターン画像(フレーム)Fa,Fbを交互に表示する場合を考える。図14では、横軸が画面上の水平位置であり、縦軸が信号レベルである(なお、縦軸は画面9aの輝度レベルであってもよい)。ここで、2つのパターン画像Fa,Fbは、パターンの信号レベルを表す正弦波の位相が正反対になっている。2つのパターン画像Fa,Fbを交互に表示しているとき、画面9a上の信号レベルを測定する。この測定した信号レベルと、理想的な信号レベルを比較すると、図15のようになる。図15では、実線が理想的な信号レベル(理想レベル)を表し、破線が実際に測定した信号レベル(測定レベル)を表す。この測定レベル(L−ΔL)には、動特性の影響量ΔLが含まれている。また、画面9a上の位置に応じて、理想レベルLと影響量ΔLが変化するので、理想レベルLに対する影響量ΔLの関係を求めることができる。この理想レベルL及び影響量ΔLの関係が前記した輝度P及び影響量ΔPの関係と等価と考えられる。つまり、時間方向の輝度変化量(P−ΔP)が空間方向の信号レベル変化量(L−ΔL)と等価と考えられるので、この空間方向の信号レベル変化量(L−ΔL)からディスプレイ9の動特性を測定できる。
本発明は、表示装置の動特性を簡易に測定できる動特性測定装置及びそのプログラム、並びに、動特性測定システムを提供することを課題とする。
前記した課題に鑑みて、本発明に係る動特性測定装置は、動特性測定用のパターン画像を表示している表示装置を撮像する撮像装置と、表示装置と撮像装置との間に配置されたシャッタとを備える動特性測定システムで用いられる動特性測定装置であって、パターン画像出力手段と、シャッタ制御手段と、動特性測定手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、パターン画像出力手段は、表示装置に対して、1フレーム期間又は2フレーム期間以上で予め設定されたフレーム制御期間毎に、異なるパターンが描かれた2つ以上のパターン画像を出力する。
シャッタ制御手段は、表示装置がパターン画像を表示するときの遅延時間に応じて、フレーム制御期間の倍となるシャッタ制御期間内で1フレーム期間だけシャッタを開く。
動特性測定手段は、パターン画像を表示している表示装置を撮像した動特性用画像が撮像装置から入力され、入力された動特性用画像の信号レベルと基準信号レベルとの差分を、表示装置の動特性として測定する。
動特性用画像の信号レベルが測定レベル(L−ΔL)に相当し、基準信号レベルが理想レベルLに相当するので、両者の差分が影響量ΔLを表すことになる。このように、動特性測定装置は、回転鏡を備えることなく、空間方向の信号レベル変化量(L−ΔL)により表示装置の動特性を測定できるので、その測定を行う毎に精密な調整を必要としない。
また、本発明に係る動特性測定システムは、動特性測定用のパターン画像を表示している表示装置を撮像する撮像装置と、表示装置と撮像装置との間に配置されたシャッタと、前記した動特性測定装置と、を備える構成とした。
また、本発明に係る動特性測定装置は、一般的なコンピュータを前記した各手段として協調動作させるプログラムで実現することもできる。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
本発明によれば、測定を行う毎に精密な調整を必要としないので、表示装置の動特性を簡易に測定することができる。
各実施形態に係る動特性測定装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態において、パターン画像の一例を説明する説明図である。 第1実施形態において、パラメータの設定を説明する説明図である。 図1の動特性測定装置の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態において、基準信号レベルの測定処理を説明する説明図である。 第1実施形態において、動特性用信号レベルの測定処理を説明する説明図である。 第1実施形態において、パターン画像の出力・表示タイミングとシャッタの開閉タイミングの調整を説明する説明図である。 第1実施形態において、動特性の測定を説明する説明図である。 第1実施形態において、動特性の測定結果の一例を示すグラフである。 第2実施形態において、動特性用信号レベルの測定処理を説明する説明図である。 第2実施形態において、動特性の測定結果の一例を示すグラフである。 変形例において、パターン画像の一例を説明する説明図である。 従来技術において、(a)は動特性測定用データ取得装置の外観図であり、(b)はパターン画像の一例である。 本発明において、2つのパターン画像に描かれたパターンの関係を説明する説明図である。 本発明において、パターン画像における理想レベルと測定レベルの関係を示すグラフである。
以下、本発明の各実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施形態において、同一の手段には同一の符号を付し、説明を省略した。
(第1実施形態)
[動特性測定システムの構成]
図1を参照し、動特性測定システム1の構成について説明する。
動特性測定システム1は、ディスプレイ9の動特性を測定するものであり、図1に示すように、シャッタ2と、撮像装置3と、動特性測定装置4とを備える。
ディスプレイ9は、動特性の測定対象となる表示装置のことであり、後記する動特性測定装置4から入力されたパターン画像を表示する。本実施形態では、ディスプレイ9が、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)であることとして説明する。
ここで、ディスプレイ9は、測定レベル(L−ΔL)に相当する動特性用信号レベルの測定時、2つのパターン画像を交互に表示する。一方、ディスプレイ9は、理想レベルLに相当する基準レベルの測定時、同一のパターン画像を表示し続ける。
図2に示すように、パターン画像(フレーム)Fは、所定のパターンが描かれており、例えば、信号レベルが水平方向に滑らかに変化する濃淡画像である。本実施形態では、2つのパターン画像Fa,Fbを用いることとする。パターン画像Fa,Fbは、パターンの信号レベルを表す正弦波(信号波)の位相が正反対、つまり、その明暗の変化が正反対となる。
なお、本実施形態では、パターン画像Fの信号レベルが水平方向で変化することとして説明するが、垂直方向の場合も同様である。
シャッタ2は、後記する動特性測定装置4からの指令に応じて開閉し、ディスプレイ9からの光を通過又は遮蔽するものである。このシャッタ2は、後記する撮像装置3とディスプレイ9との間、つまり、ディスプレイ9からの光が撮像装置3に入射するまでの光路上に配置されている。本実施形態では、シャッタ2は、撮像装置3の前面に配置されていることとする。例えば、シャッタ2としては、液晶式シャッタや機械式シャッタなど、一般的なものがあげられる。
撮像装置3は、パターン画像Fを表示しているディスプレイ9を撮像する一般的な撮像カメラである。ここで、撮像装置3は、動特性用信号レベルの測定時、2つのパターン画像Fa,Fbを交互に表示しているディスプレイ9を撮像する。この画像を「動特性用画像」と呼ぶ。一方、撮像装置3は、基準レベルの測定時、同一のパターン画像Faを表示しているディスプレイ9を撮像する。この画像を「基準用画像」と呼ぶ。そして、撮像装置3は、動特性用画像及び基準用画像を動特性測定装置4に出力する。
なお、ディスプレイ9が液晶ディスプレイの場合、後記する遅延時間が画面9aの上下で異なる場合がある。この場合、シャッタ2は、ディスプレイ9の画面9aの一部領域(例えば、縦横10cmの矩形領域)を撮像装置3が撮像できる大きさであればよい。そして、撮像装置3は、ディスプレイ9の画面9aの一部領域を撮像した画像を動特性測定装置4に出力することで、その遅延時間が異なる影響を低減できる。
[動特性測定装置の構成]
以下、動特性測定装置4の構成について説明する。
動特性測定装置4は、撮像装置3から入力された動特性用画像及び基準用画像を用いて、空間方向の信号レベル変化量(L−ΔL)によりディスプレイ9の動特性を測定するものである。具体的には、動特性測定装置4は、ディスプレイ9におけるパターン画像Fの表示タイミングと、シャッタ2の開閉タイミングとを制御し、撮像装置3からの動特性用画像及び基準用画像を用いて、ディスプレイ9の動特性を測定する。
図1に示すように、動特性測定装置4は、演算手段40と、パラメータ設定手段41と、信号発生手段(パターン画像出力手段)45と、タイミング調整手段(シャッタ制御手段)47とを備える。
演算手段40は、動特性測定システム1を制御すると共に、ディスプレイ9の動特性を測定するものであり、制御手段43と、動特性測定手段49とを備える。
パラメータ設定手段41は、ディスプレイ9の動特性の測定に必要な各種パラメータが予め設定されるものである。本実施形態では、動特性測定システム1の利用者が、図示を省略したマウス、キーボード等の操作手段を介して、各種パラメータをパラメータ設定手段41に設定する。
<各種パラメータ>
例えば、各種パラメータとしては、フレーム制御期間、シャッタ制御期間、遅延時間、遷移期間、パターン情報があげられる。これらパラメータは、動特性測定装置4の各手段によって参照される。
「フレーム制御期間」とは、2つのパターン画像Fa,Fbを交互に出力する期間(フレーム周期)のことであり、1フレーム期間又は2フレーム期間以上に設定できる。
「シャッタ制御期間」とは、シャッタ2の開閉を制御する期間のことであり、フレーム制御期間の倍に設定される。
「遅延時間」とは、ディスプレイ9がパターン画像Fを表示するときの遅延時間のことである。つまり、遅延時間は、ディスプレイ9にパターン画像Fを出力してから、ディスプレイ9がパターン画像Fを表示するまでの遅延を表す。
「遷移期間」とは、ディスプレイ9が、ある信号レベルに対応した輝度から別の信号レベルに対応した輝度に遷移(変化)する時間のことである。ディスプレイ9には、フレーム単位でパターン画像Fが入力される。ディスプレイ9のある画素に注目すると、絶えず、1フレーム期間後には次の映像信号が入力される。液晶ディスプレイの場合、その画素の輝度は、次の映像信号が入力されるまで同一に保持される。そして、ディスプレイ9では、現在の映像信号と次の映像信号との信号レベルが異なる場合、次の信号レベルに対応する輝度に変化するのに時間を要する。この時間が遷移期間のことである。
なお、遷移期間が存在しない場合、利用者は、この遷移期間をパラメータ設定手段41に設定する必要がない。
「パターン情報」とは、パターン画像Fに描かれたパターンを特定する情報であり、図3に示すように、パターンの振幅(信号レベル)A、パターンの周期T及び中心信号レベルCが含まれる。この中心信号レベルCは、パターンを表す信号波において、振幅中心の信号レベルである。なお、ディスプレイ9によっては、この中心信号レベルCにより動特性の測定結果が変化するので、利用者は、複数の中心信号レベルCをパラメータ設定手段41に設定してもよい。
図1に戻り、動特性測定装置4の構成について、説明を続ける。
制御手段43は、後記する信号発生手段45及びタイミング調整手段47を制御するものである。具体的には、制御手段43は、予め設定されたフレーム制御期間毎に、信号発生手段45にパターン画像Fの出力を指令する(パターン画像制御信号)。また、制御手段43は、シャッタ制御期間内で1フレーム期間だけシャッタ2が開くようにタイミング調整手段47に指令する(シャッタ制御信号)。
信号発生手段45は、動特性用信号レベルの測定時、ディスプレイ9に対して、予め設定されたフレーム制御期間毎に、2つのパターン画像Fa,Fbを交互に出力するものである。具体的には、信号発生手段45は、制御手段43からパターン画像制御信号が入力される毎に、2つのパターン画像Fa,Fbを交互にディスプレイ9に出力する。さらに、信号発生手段45は、パターン画像Fa,Fbをディスプレイ9に出力する毎に、パターン画像Fa,Fbの出力タイミングをタイミング調整手段47に通知する(タイミング信号)。
一方、信号発生手段45は、基準レベルの測定時、動特性用信号レベルの測定時と同様に、同一のパターン画像Faをディスプレイ9に出力する。なお、同一のパターン画像Faを出力する以外、基準レベル測定時の処理内容は、動特性用信号レベルの測定時と同様のため、説明を省略する。
タイミング調整手段47は、予め設定された遅延時間及び遷移期間に応じて、シャッタ制御期間内で1フレーム期間だけシャッタ2が開くようにシャッタ2を制御するものである。本実施形態では、タイミング調整手段47は、制御手段43からシャッタ制御信号が入力される毎に、信号発生手段45からのタイミング信号を基準として、遅延時間及び遷移期間に応じて、1フレーム期間だけシャッタ2を開く。
なお、動特性用信号レベルの測定時及び基準レベルの測定時の両方において、タイミング調整手段47の処理内容は同様である。
動特性測定手段49は、撮像装置3から動特性用画像及び基準画像が入力される。そして、動特性測定手段49は、動特性用画像の信号レベル(動特性用信号レベル)と、基準画像の信号レベル(基準信号レベル)との差分を、ディスプレイ9の動特性として測定するものである。
[動特性測定装置の動作]
図4を参照し、動特性測定装置4の動作について説明する。
図4に示すように、動特性測定装置4は、パラメータの設定処理S1、基準信号レベルの測定処理S2、動特性用信号レベルの測定処理S3、動特性の測定処理S4を行う。そして、動特性測定装置4は、測定終了判定処理S5の結果に応じて、中心信号レベルの変更処理S6を行い、S1〜S5の処理を繰り返す。その後、動特性測定装置4は、動特性の出力処理S7を行う。
<パラメータの設定処理>
図4のパラメータの設定処理S1について説明する。
パラメータ設定手段41は、各種パラメータとして、例えば、フレーム制御期間、シャッタ制御期間、遅延時間、パターン情報が設定される。ここでは、フレーム制御期間が1フレーム期間に設定され、シャッタ制御期間が2フレーム期間に設定されたこととする。
<基準信号レベルの測定処理>
図5を参照し、図4の基準信号レベルの測定処理S2について説明する。
図5では、縦方向が時間の経過を表しており、左側がパターン画像Fの表示タイミングを表し、右側がシャッタ2の開閉タイミングを表す。図5の左側では、パターン画像Fの時系列を明確にするため、フレーム単位で‘01’〜‘04’の番号を付した。また、図5の右側では、シャッタ2が開いている時間を白抜きで図示し、シャッタ2が閉じている時間をハッチングで図示した。
図5に示すように、信号発生手段45は、1つ目のパターン画像Fa(図2)のみをディスプレイ9に出力する。このとき、タイミング調整手段47は、2フレーム期間のシャッタ制御期間Tsのうち、1フレーム期間だけシャッタ2が開くように、シャッタ2を制御する。
つまり、ディスプレイ9は、フレーム制御期間Tpに関わりなく、同一のパターン画像Fa01〜Fa04を表示する。シャッタ2は、パターン画像Fa01,Fa03の光を通過させ、パターン画像Fa02,Fa04の光を遮蔽する。この間、撮像装置3は、シャッタ2を介してディスプレイ9を撮像し、撮像した基準用画像を動特性測定手段49に出力する。そして、動特性測定手段49は、撮像装置3が撮影した基準用画像から基準信号レベルを測定する。この基準信号レベルは、基準用画像のパターンにおいて、中心信号レベルCを中心とした振幅を表す。
図5に示すように、ディスプレイ9が同一のパターン画像Faを表示し続けるので、同一の画面位置では、基準信号レベルが一定である。このように、基準信号レベルは、ディスプレイ9の動特性の影響を受けていないので、理想レベルLに相当する。
なお、基準信号レベルの測定処理S2では、後記する動特性用信号レベルの測定処理S3と測定条件を同等にするため、シャッタ2の開閉を行っている。
また、基準信号レベルの測定処理S2では、1つ目のパターン画像Faのみを表示し続ける以外、動特性用信号レベルの測定処理S3と同様にタイミング調整を行うため、その説明を省略する。
<動特性用信号レベルの測定処理>
図6を参照し、図4の動特性用信号レベルの測定処理S3について説明する。
図6に示すように、信号発生手段45は、1フレーム期間毎に、2つのパターン画像Fa,Fbを交互にディスプレイ9に出力する。このとき、タイミング調整手段47は、2フレーム期間のシャッタ制御期間Tsのうち、1フレーム期間だけシャッタ2が開くように、シャッタ2を制御する。
従って、ディスプレイ9は、パターン画像Fa01,Fb02,Fa03,Fb04を順に表示する。シャッタ2は、パターン画像Fa01,Fa03の光を通過させ、パターン画像Fb02,Fb04の光を遮蔽する。この間、撮像装置3は、シャッタ2を介してディスプレイ9を撮像し、撮像した動特性用画像を動特性測定手段49に出力する。そして、動特性測定手段49は、撮像装置3が撮影した動特性用画像から動特性用信号レベルを測定する。この動特性用信号レベルは、動特性用画像のパターンにおいて、中心信号レベルCを中心とした振幅を表す。
図6に示すように、ディスプレイ9が2つのパターン画像Fa,Fbを交互に表示するので、同一画面位置上でも、動特性用信号レベルが最大信号レベルと最小信号レベルとの間で変化する。このように、動特性用信号レベルは、ディスプレイ9の動特性の影響を受けているので、測定レベル(L−ΔL)に相当する。
なお、2つのパターン画像Fa,Fbで信号レベルが同一となる画素位置、つまり、2つのパターン画像Fa,Fbのパターンを表す信号波が交わる画素位置では、信号レベルが変化しないのでディスプレイ9の動特性の影響を受けないと考えられる。そこで、動特性測定手段49は、この画素位置を動特性用信号レベルの測定対象から除外してもよい。
<<タイミング調整>>
図7を参照し、動特性用信号レベルの測定処理S3でのタイミング調整を説明する。
図7では、縦方向が時間の経過を表している。また、図7には、左側に出力タイミング、中央に表示タイミング、右側に開閉タイミングを図示した。出力タイミングは、信号発生手段45がディスプレイ9にパターン画像Fa,Fbを出力するタイミングを表す。表示タイミングは、ディスプレイ9がパターン画像Fa,Fbを表示するタイミングを表す。開閉タイミングは、シャッタ2が開閉するタイミングを表す。
図7に示すように、ディスプレイ9の表示には遅延が生じ、さらに、パターン画像Fa,Fbの間には遷移期間が存在する。従って、タイミング調整手段47は、撮像装置3の出力が最大となるように、遅延時間及び遷移期間を考慮して、シャッタ2の開閉タイミングを調整する。具体的には、タイミング調整手段47は、ディスプレイ9の遅延時間だけシャッタ2の開閉タイミングを遅延させ、ディスプレイ9の遷移期間内でシャッタ2を開閉する。
<動特性の測定処理>
図8を参照し、図4の動特性の測定処理S4について説明する。
図8に示すように、ステップS2,S3の処理において、基準信号レベルLと、動特性用信号レベル(L−ΔL)との組が多数測定されている。そこで、動特性測定手段49は、ステップS2で測定した基準信号レベルLと、ステップS3で測定した動特性用信号レベル(L−ΔL)との差分ΔLを、ディスプレイ9の動特性として測定する。
<測定終了判定処理>
図4の測定終了判定処理S5について説明を続ける。
動特性測定手段49は、ディスプレイ9の動特性の測定を終了するか否かを判定する。
動特性測定手段49は、全ての中心信号レベルでディスプレイ9の動特性を測定した場合、測定終了と判定し(ステップS5でYes)、動特性の出力処理S7に進む。
動特性測定手段49は、全ての中心信号レベルでディスプレイ9の動特性を測定していない場合、測定継続と判定し(ステップS5でNo)、中心信号レベルの変更処理S6に進む。
<中心信号レベルの変更処理>
図4の中心信号レベルの変更処理S6について説明する。
動特性測定手段49は、パラメータ設定手段41に設定されたパターン情報を参照し、ディスプレイ9の動特性を未だ測定していない中心信号レベルに変更し、基準信号レベルの測定処理S2に戻る。
<動特性の出力処理>
図9を参照し、動特性の出力処理S7について説明する。
動特性測定手段49は、動特性の測定処理S4で測定したディスプレイ9の動特性を外部(例えば、図示を省略したモニタ装置)に出力する。ここで、動特性測定手段49は、複数の中心信号レベルを設定した場合、各中心信号レベルの測定結果を別々に出力してもよく、全ての測定結果の平均を出力してもよい。
また、動特性測定手段49は、ディスプレイ9の動特性として、図9のグラフを出力する。図9のグラフは、横軸が基準信号レベルLを表し、縦軸が比(1−ΔL/L)を表す。縦軸の最小値は‘0’であり、最大値が‘1’であり、最大値を破線で図示した。このグラフは、ディスプレイ9のある画面位置における動特性を表しており、比が低くなる程、動特性が劣化していることを表す。
なお、動特性測定手段49は、図9のグラフに限定されず、任意の形式でディスプレイ9の動特性を出力できる。
[作用・効果]
以上のように、第1実施形態に係る動特性測定システム1は、空間方向の信号レベル変化量(L−ΔL)により、ディスプレイ9の動特性を測定する。従って、動特性測定システム1は、従来技術のように回転鏡を備えず、測定を行う毎に精密な調整を必要としないので、ディスプレイ9の動特性を簡易に測定することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係る動特性測定システム1Bについて、第1実施形態と異なる点を説明する。
第2実施形態では、フレーム制御期間及びシャッタ制御期間が、第1実施形態と異なる。具体的には、フレーム制御期間が、第1実施形態では1フレーム期間であるのに対し、第2実施形態では2フレーム期間である。また、シャッタ制御期間が、第1実施形態では2フレーム期間であるのに対し、第2実施形態では4フレーム期間である。
さらに、第2実施形態では、シャッタ2を開閉するタイミングも第1実施形態と異なる。
[動特性測定装置の構成]
図1に示すように、動特性測定システム1Bは、シャッタ2と、撮像装置3と、動特性測定装置4Bとを備える。
動特性測定装置4Bは、演算手段40B(制御手段43B、動特性測定手段49B)と、パラメータ設定手段41と、信号発生手段45Bと、タイミング調整手段47Bとを備える。
なお、制御手段43B、信号発生手段45B及びタイミング調整手段47B以外の各手段は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
制御手段43Bは、信号発生手段45B及びタイミング調整手段47Bを制御するものである。
信号発生手段45Bは、ディスプレイ9に対して、2フレーム期間であるフレーム制御期間毎に、2つのパターン画像Fa,Fbを交互に出力するものである。
タイミング調整手段47Bは、遅延時間及び遷移期間に応じて、2フレーム期間であるシャッタ制御期間内で1フレーム期間だけシャッタ2が開くようにシャッタ2を制御するものである。さらに、タイミング調整手段47Bは、シャッタ制御期間内でシャッタ2を開くタイミングを変更する。
動特性測定手段49Bは、動特性用画像の信号レベルと、基準画像の信号レベルとの差分を、ディスプレイ9の動特性として測定するものである。
[動特性測定装置の動作]
図4を参照し、動特性用信号レベルの測定処理S3B及び動特性の出力処理S7Bの測定処理について説明する。なお、動特性用信号レベルの測定処理S3B及び動特性の出力処理S7B以外の各処理は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
<動特性用信号レベルの測定処理>
図10を参照し、図4の動特性用信号レベルの測定処理S3Bについて説明する。
図10に示すように、シャッタ2の開閉タイミングが2つ設定されており、それぞれ符号2A,2Bで図示した。これらの開閉タイミング2A,2Bでは、シャッタ2を開くタイミングが異なっている。また、フレーム制御期間Tpが2フレーム期間であり、シャッタ制御期間Tsが4フレーム期間である。
信号発生手段45Bは、2フレーム期間毎に、2つのパターン画像Fa,Fbを交互にディスプレイ9に出力する。このとき、タイミング調整手段47Bは、4フレーム期間のシャッタ制御期間Tsのうち、1フレーム期間だけシャッタ2が開くように、シャッタ2を制御する。
まず、開閉タイミング2Aについて考える。ディスプレイ9は、パターン画像Fa01,Fa02,Fb03,Fb04,Fa05,Fa06を順に表示する。シャッタ2は、パターン画像Fbを表示していた直後のパターン画像Fa01,Fa05の光を通過させる。このパターン画像Fa01,Fa05では、パターンが変化した直後なので、ディスプレイ9の動特性は低下すると考えられる。一方、シャッタ2は、他のパターン画像Fa02,Fb03,Fb04,Fa06の光を遮蔽する。この間、撮像装置3は、シャッタ2を介してディスプレイ9を撮像し、撮像した動特性用画像を動特性測定手段49Bに出力する。そして、動特性測定手段49Bは、撮像装置3が撮影した動特性用画像から、開閉タイミング2Aでの測定用信号レベルを測定する。
次に、開閉タイミング2Bについて考える。シャッタ2は、パターン画像Faを表示してから1フレーム期間経過後のパターン画像Fa02,Fa06の光を通過させる。このFa02,Fa06では、パターンが変化してから時間が経過しているので、ディスプレイ9の動特性はさほど低下しないと考えられる。一方、シャッタ2は、他のパターン画像Fa01,Fb03,Fb04,Fa05の光を遮蔽する。この間、撮像装置3は、シャッタ2を介してディスプレイ9を撮像し、撮像した動特性用画像を動特性測定手段49Bに出力する。そして、動特性測定手段49Bは、撮像装置3が撮影した動特性用画像から、開閉タイミング2Bでの測定用信号レベルを測定する。
すなわち、動特性用信号レベルの測定処理S3Bでは、パターンが変化してからの時間が異なる開閉タイミング2A,2Bを設定し、測定条件が異なる開閉タイミング2A,2Bのそれぞれで測定用信号レベルを測定する。その後、第1実施形態と同様、開閉タイミング2A,2Bのそれぞれで、測定用信号レベルからディスプレイ9の動特性を求める。
<動特性の出力処理>
図11を参照し、図4動特性の出力処理S7Bについて説明する。
動特性測定手段49Bは、開閉タイミング2A,2Bのそれぞれについて、ディスプレイ9の動特性を出力する。例えば、動特性測定手段49Bは、ディスプレイ9の動特性として、図11のグラフを出力する。図11のグラフでは、開閉タイミング2A,2Bそれぞれの測定結果に符号2A,2Bを付した。
図11に示すように、ディスプレイ9の動特性は、開閉タイミング2Bよりも、開閉タイミング2Aの方が低下することが多い。この性質を利用して、ディスプレイ9の動特性をより詳細に分析できる。
例えば、ディスプレイ9が120Hzで駆動し、パターン画像Fa,Fbのフレームレートが120Hzであることとする(1フレーム期間=1/120秒)。この場合、フレーム制御期間Tpが1/60秒(2フレーム期間)となり、シャッタ制御期間Tsが1/30秒(4フレーム期間)となる。
ここで、開閉タイミング2Aは、パターンが変化した直後であり、ディスプレイ9が120Hzで駆動している状態に相当する。一方、開閉タイミング2Bは、パターンが変化してから時間が経過しており、ディスプレイ9が60Hzで駆動している状態に相当する。
従って、開閉タイミング2Aでディスプレイ9の動特性が良好な場合、120Hz駆動時の動特性が良好と分析できる。また、開閉タイミング2Aでディスプレイ9の動特性が良好でなくとも、開閉タイミング2Bでディスプレイ9の動特性が良好な場合、60Hz駆動時の動特性が良好と分析できる。さらに、開閉タイミング2Bでディスプレイ9の動特性が良好でない場合、60Hz駆動時の動特性も良好でないと分析できる。
[作用・効果]
以上のように、第2実施形態に係る動特性測定システム1Bは、第1実施形態と同様、測定を行う毎に精密な調整を必要としないので、ディスプレイ9の動特性を簡易に測定することができる。さらに、動特性測定システム1Bは、シャッタ2の開閉タイミングを変更してディスプレイ9の動特性を測定するので、ディスプレイ9の動特性をより詳細に分析することができる。
(変形例)
以上、本発明の各実施形態を詳述してきたが、本発明は前記した各実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
前記した各実施形態では、動特性用信号レベルを測定する際、2つのパターン画像を交互に表示することとして説明したが、3つ以上のパターン画像を切り替えて表示してもよい。
前記した各実施形態では、フレーム制御期間が1フレーム期間又は2フレーム期間であることとして説明したが、これに限定されない。つまり、フレーム制御期間は、3フレーム期間以上であってもよい。
前記した第2実施形態では、2つの開閉タイミングでシャッタを開閉し、ディスプレイの動特性を測定することとして説明したが、これに限定されない。つまり、何れか1つの開閉タイミングのみでシャッタを開閉し、ディスプレイの動特性を測定してもよい。
前記した各実施形態では、正弦波の位相が正反対である2つのパターン画像を用いることとして説明したが、これに限定されない。つまり、2つのパターン画像は、信号レベルを表すパターンが異なっていればよい。例えば、2つのパターン画像では、正弦波ではなく余弦波で信号レベルの位相を表してもよい。さらに、図12に示すように、2つ目のパターン画像Fbとして、信号レベルの空間周波数成分が直流成分のみの画像を用いてもよい。図12のパターン画像Fbは、各画素の信号レベルが同一の画像である。
前記した各実施形態では、タイミング調整手段が、遷移期間内でシャッタを開閉することとして説明したが、これに限定されない。つまり、タイミング調整手段は、遷移期間外でシャッタを開閉してもよい。
さらに、DMD(Digital Mirror Device)で駆動するプロジェクタのような、遷移期間が発生しない表示装置も存在する。この場合、タイミング調整手段は、プロジェクタの遅延時間のみを考慮して、シャッタの開閉タイミングを調整すればよい。
前記した実施形態では、動特性測定装置を独立したハードウェアとして説明したが、本発明は、これに限定されない。例えば、本発明は、コンピュータが備えるCPU、メモリ、ハードディスク等のハードウェア資源を、前記した動特性測定装置として協調動作させるプログラムで実現することもできる。これらのプログラムは、通信回線を介して配布してもよく、CD−ROMやフラッシュメモリ等の記録媒体に書き込んで配布してもよい。
1,1B 動特性測定システム
2 シャッタ
2A,2B 開閉タイミング
3 撮像装置
4,4B 動特性測定装置
9 ディスプレイ(表示装置)
9a 画面
40,40B 演算手段
41 パラメータ設定手段
43,43B 制御手段
45,45B 信号発生手段(パターン画像出力手段)
47,47B タイミング調整手段(シャッタ制御手段)
49,49B 動特性測定手段
A パターンの振幅
C 中心信号レベル
F,Fa,Fb パターン画像
T パターンの周期
Tp フレーム制御期間
Ts シャッタ制御期間

Claims (7)

  1. 動特性測定用のパターン画像を表示している表示装置を撮像する撮像装置と、前記表示装置と前記撮像装置との間に配置されたシャッタとを備える動特性測定システムで用いられる動特性測定装置であって、
    前記表示装置に対して、1フレーム期間又は2フレーム期間以上で予め設定されたフレーム制御期間毎に、異なるパターンが描かれた2つ以上の前記パターン画像を出力するパターン画像出力手段と、
    前記表示装置が前記パターン画像を表示するときの遅延時間に応じて、前記フレーム制御期間の倍となるシャッタ制御期間内で1フレーム期間だけ前記シャッタを開くシャッタ制御手段と、
    前記パターン画像を表示している表示装置を撮像した動特性用画像が前記撮像装置から入力され、入力された前記動特性用画像の信号レベルと基準信号レベルとの差分を、前記表示装置の動特性として測定する動特性測定手段と、
    を備えることを特徴とする動特性測定装置。
  2. 前記パターン画像出力手段は、前記パターンの信号レベルを表す信号波の位相が正反対である2つの前記パターン画像を前記表示装置に交互に出力することを特徴とする請求項1に記載の動特性測定装置。
  3. 前記パターン画像出力手段は、さらに、前記パターンの信号レベルを表す信号波の位相が同一である前記パターン画像を前記表示装置に出力し、
    前記動特性測定手段は、同一の前記パターン画像を表示している表示装置を撮像した基準用画像が前記撮像装置から入力され、入力された前記基準用画像の信号レベルを前記基準信号レベルとして測定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動特性測定装置。
  4. 前記動特性測定手段は、前記信号波の振幅中心の信号レベルを表す中心信号レベルが予め複数設定され、前記中心信号レベル毎に前記動特性用画像の信号レベル及び前記基準信号レベルを測定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の動特性測定装置。
  5. 前記パターン画像出力手段は、前記フレーム制御期間が2フレーム期間以上で予め設定され、
    前記シャッタ制御手段は、前記シャッタ制御期間内で前記シャッタを開くタイミングを変更し、
    前記動特性測定手段は、前記タイミング毎に前記表示装置の動特性を測定することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の動特性測定装置。
  6. コンピュータを、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の動特性測定装置として機能させるためのプログラム。
  7. 動特性測定用のパターン画像を表示している表示装置を撮像する撮像装置と、
    前記表示装置と前記撮像装置との間に配置されたシャッタと
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の動特性測定装置と、
    を備えることを特徴とする動特性測定システム。
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