JP2020013880A - コネクタアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の両側に実装されたコネクタ同士の端子が干渉することがなく、基板の面積が小さく、占有スペースを小さくすることができ、信頼性を高めるコネクタアセンブリを提供する。【解決手段】スルーホール92aに挿入される第1テール部152を有する複数の第1端子を含む第1コネクタ101と、基板91の他方の表面95bに、第1コネクタ101と対向して実装される第2コネクタ201であって、先端近傍部分が第1テール部152の挿入されるスルーホール92aと異なる位置のスルーホール92bに挿入される第2テール部252を有する複数の第2端子を含む第2コネクタ201と、基板の他方の表面95bと第2コネクタ201との間に取付けられて、基板の他方の表面95bに向けて開口する凹部86を含むスペーサ81と、を備える。第1テール部152の先端部は、基板91の他方の表面95bから突出して凹部内に収容される。【選択図】図5

Description

本開示は、コネクタアセンブリに関するものである。
従来、自動車等の輸送機器、工作機械等の産業機器等の分野においては、給電線、信号線等の電線を、途中で分岐したり中継したりして、複数の電装装置に接続するために、複数のコネクタを組合せたコネクタアセンブリを備えるジャンクションボックスが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図21は従来のジャンクションボックス内のコネクタの配置を示す図である。なお、図において、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
図において、891は回路基板であり、該回路基板891の一方の面には、複数の電源用コネクタ801が実装されている。851は、電源用コネクタ801の端子であり、その先端は回路基板891に形成されたスルーホールに挿入されてはんだ付けされ、回路基板891に形成された導電トレースと電気的に接続されている。
また、前記回路基板891の他方の面には、複数の信号用コネクタ901が実装されている。951は、信号用コネクタ901の端子であり、その先端は回路基板891に形成されたスルーホールに挿入されてはんだ付けされ、回路基板891に形成された導電トレースと電気的に接続されている。なお、前記回路基板891には、半導体リレー等の部品991を必要に応じて実装することができる。
そして、前記電源用コネクタ801及び信号用コネクタ901には、給電線、信号線等を含むケーブルの先端に接続された図示されないケーブルコネクタが嵌合される。
特開2007−109994号公報
しかしながら、前記従来のコネクタアセンブリにおいては、多数の電源用コネクタ801及び信号用コネクタ901を実装する場合、広い面積の回路基板891が必要となるので、占有スペースが大きくなってしまう。
ここでは、前記従来の問題点を解決して、基板の両側に実装されたコネクタ同士の端子が干渉することがなく、基板の面積が小さく、占有スペースを小さくすることができ、信頼性の高いコネクタアセンブリを提供することを目的とする。
そのために、コネクタアセンブリにおいては、複数のスルーホールが形成された基板と、該基板の一方の表面に実装される第1コネクタであって、前記スルーホールに挿入される第1テール部を有する複数の第1端子を含む第1コネクタと、前記基板の他方の表面に、前記第1コネクタと対向して実装される第2コネクタであって、先端近傍部分が前記第1テール部の挿入されるスルーホールと異なる位置のスルーホールに挿入される第2テール部を有する複数の第2端子を含む第2コネクタと、前記基板の他方の表面と前記第2コネクタとの間に取付けられたスペーサであって、前記基板の他方の表面に向けて開口する凹部を含むスペーサと、を備え、前記第1テール部の先端部は、前記基板の他方の表面から突出して前記凹部内に収容される。
他のコネクタアセンブリにおいては、さらに、前記スペーサが、前記第2コネクタから前記基板の他方の表面にかけて通過する通過孔を含み、前記第2テール部の先端近傍部分が、前記通過孔を通過して前記スルーホールに挿入される。
更に他のコネクタアセンブリにおいては、さらに、前記第1テール部は、側面視において直線状の形状を有し、前記第2テール部は、側面視において略クランク状の形状を有する。
更に他のコネクタアセンブリにおいては、さらに、前記第1テール部は、前記基板の幅方向に延在する複数の列を形成するように並んで配列され、前記第2テール部の先端近傍部分は、前記第1テール部の列の外側において、前記基板の幅方向に延在する複数の列を形成するように並んで配列される。
更に他のコネクタアセンブリにおいては、さらに、前記第2コネクタは、側面視において直線状の形状を有する第2テール部を有する複数の第2端子を更に含み、前記第1コネクタは、前記スルーホールに挿入される先端近傍部分が前記側面視において直線状の形状を有する第2テール部の外側に位置するようにオフセットされた第1テール部を有する複数の第1端子を更に含む。
更に他のコネクタアセンブリにおいては、さらに、前記基板の一方の表面に取付けられた第2スペーサであって、前記基板の一方の表面に向けて開口する凹部と、該凹部の外側に形成された通過孔とを含む第2スペーサを更に備え、前記側面視において直線状の形状を有する第2テール部の先端部は、前記基板の一方の表面から突出して前記凹部内に収容され、前記第1テール部の先端近傍部分は、前記通過孔を通過して前記スルーホールに挿入される。
本開示によれば、基板の両側に実装されたコネクタ同士の端子が干渉することがなく、基板の面積が小さく、占有スペースを小さくすることができ、信頼性の高いコネクタアセンブリを提供することができる。
第1の実施の形態におけるジャンクションボックスの斜視図である。 第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図である。 第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図である。 第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図3(a)におけるA−A矢視断面図である。 第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの第1の分解図である。 第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの第2の分解図である。 第1の実施の形態における第1スペーサの五面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図、(e)は(a)におけるB−B矢視断面図である。 第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図である。 第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図である。 第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図9(a)におけるC−C矢視断面図である。 第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの分解図である。 第2の実施の形態における第1スペーサの五面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図、(e)は(a)におけるD−D矢視断面図である。 第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図である。 第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図である。 第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図14(a)におけるE−E矢視断面図である。 第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの分解図である。 第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図である。 第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図である。 第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図18(a)におけるF−F矢視断面図である。 第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの分解図である。 従来のジャンクションボックス内のコネクタの配置を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
以下、実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態におけるジャンクションボックスの斜視図、図2は第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図、図3は第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図、図4は第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図3(a)におけるA−A矢視断面図、図5は第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの第1の分解図、図6は第1の実施の形態におけるコネクタアセンブリの第2の分解図、図7は第1の実施の形態における第1スペーサの五面図である。なお、図3において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図であり、図7において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図、(e)は(a)におけるB−B矢視断面図である。
図において、1は本実施の形態におけるジャンクションボックスであり、例えば、自動車等の輸送機器、工作機械等の産業機器等の分野において、給電線、信号線等の各種電線を、途中で分岐したり中継したりして、複数の電装装置に接続するために使用される。前記ジャンクションボックス1は、複数のコネクタを組合せたコネクタアセンブリ2を備えるとともに、該コネクタアセンブリ2の周囲のほぼ全体を覆うボックスハウジング11を備える。前記コネクタアセンブリ2に含まれるコネクタは、いかなる種類のコネクタであってもよく、また、その数はいくつであってもよいが、ここでは、給電線、信号線等を含むケーブルの先端に接続された図示されないケーブルコネクタが嵌合される、いわゆる、I/Oコネクタであって、第1コネクタ101、第2コネクタ201及び第3コネクタ301の3つである場合について説明する。
なお、本実施の形態において、ジャンクションボックス1、コネクタアセンブリ2及びその他の部材に含まれる各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、ジャンクションボックス1、コネクタアセンブリ2及びその他の部材に含まれる各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、ジャンクションボックス1、コネクタアセンブリ2及びその他の部材に含まれる各部の姿勢が変化した場合には、姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
前記ボックスハウジング11は、合成樹脂等の絶縁性材料から成り、図1に示されるように、内部に第1コネクタ101、第2コネクタ201及び第3コネクタ301を収容するとともに、少なくとも、第1コネクタ101、第2コネクタ201及び第3コネクタ301における前記ケーブルコネクタと嵌合するための嵌合側端部が露出可能な開口部としての第1開口部13a、第2開口部13b及び第3開口部13cを有する。また、前記ボックスハウジング11は、第1半部11aと、該第1半部11aに組合せ可能な第2半部11bとを有し、前記第1半部11aと第2半部11bとは、係合枠部12aと係合突起12bとが互いに係合することによって結合される。
前記コネクタアセンブリ2は、さらに、1枚の基板91と、該基板91の表面に取付けられるスペーサである第1スペーサ81とを含んでいる。
前記基板91は、図示されない複数の導電性の配線を備える多層プリント回路基板等のプリント回路基板であって、その第1表面95aには第1コネクタ101が実装され、前記第1表面95aの反対側の表面である第2表面95bには、第1スペーサ81を介して、前記第2コネクタ201及び第3コネクタ301が実装されている。なお、前記第2コネクタ201は、基板91を挟んで、第1コネクタ101と対向する位置において、第2表面95bに実装されている。また、前記基板91には、第1コネクタ101が備える第1端子151の第1テール部152が挿入される第1スルーホール92a、第2コネクタ201が備える第2端子251の第2テール部252が挿入される第2スルーホール92b、及び、第3コネクタ301が備える第3端子351の第3テール部352が挿入される第3スルーホール92cが複数個ずつ形成されている。なお、図に示される例において、比較的径の大きな第1スルーホール92aには、第1コネクタ101が備える第1シェル171の第1脚部176が挿入され、比較的径の大きな第3スルーホール92cには、第3コネクタ301が備える第3シェル371の第3脚部376が挿入される。さらに、前記基板91には、第1スペーサ81の接続突起84が挿入される一対の接続用孔94が形成されている。
なお、前記第1表面95a及び第2表面95bを統合的に説明する場合には表面95として説明し、前記第1スルーホール92a、第2スルーホール92b及び第3スルーホール92cを統合的に説明する場合には、スルーホール92として説明する。図に示される例においては、第2コネクタ201が備える第2シェル271が脚部を有していないので、比較的径の大きな第2スルーホール92bは、基板91に形成されていないが、必要に応じて、形成することもできる。また、スルーホール92の内周面には、一般的なプリント回路基板のスルーホールと同様に、導電性の金属被膜が形成され、必要に応じて、対応する配線と導通されている。
前記第1スペーサ81は、合成樹脂等の絶縁性材料から成り、概略矩形の板状の外形を有する部材であり、第2コネクタ201に対応する主部分81Aと、第3コネクタ301に対応する副部分81Bとを含んでいる。本実施の形態における第1スペーサ81では、第2コネクタ201及び第3コネクタ301側(X軸正方向)の表面であるコネクタ側表面85aは、平坦な平面となっており、基板91側(X軸負方向)の表面である基板側表面85bには、該基板側表面85bからX軸正方向に向けて凹入するとともに前記基板91の第2表面95bに向けて開口する凹部86と、前記基板側表面85bからX軸負方向に向けて突出する一対の接続突起84が形成されている。また、前記第1スペーサ81には、第2コネクタ201が備える第2端子251の第2テール部252が通過する第2通過孔82a、及び、第3コネクタ301が備える第3端子351の第3テール部352が通過する第3通過孔82bが複数個ずつ、コネクタ側表面85aから基板側表面85bまで貫通するように形成されている。なお、図に示される例において、比較的径の大きな第3通過孔82bは、第3コネクタ301が備える第3シェル371の第3脚部376が通過する。さらに、前記主部分81Aには、第2コネクタ201が備える第2ハウジング211の脚部212が収容されるハウジング収容凹部87が、幅方向(Y軸方向)両側から中央に向けて凹入するように形成されている。
なお、前記第2通過孔82a及び第3通過孔82bを統合的に説明する場合には、通過孔82として説明する。図に示される例においては、第2コネクタ201が備える第2シェル271が脚部を有していないので、比較的径の大きな第2通過孔82aは、前記第1スペーサ81に形成されていないが、必要に応じて、形成することもできる。
そして、前記基板91の第2表面95bに基板側表面85bが対向するような姿勢で、前記第1スペーサ81は基板91に取付けられる。この場合、接続突起84が接続用孔94に挿入され、第2通過孔82a及び第3通過孔82bが対応する第2スルーホール92b及び第3スルーホール92cと位置合せされる。なお、前記基板91と第1スペーサ81とは、接着剤によって固着されてもよいし、図示されないボルト及びナットによって固着されてもよいし、いかなる固着手段によって固着されてもよい。
前記第1コネクタ101は、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジングとしての第1ハウジング111と、導電性の金属から成り、前記第1ハウジング111に装填される端子としての複数の第1端子151と、導電性の金属から成り、前記第1ハウジング111の周囲のほぼ全体を覆う第1シェル171とを有する。
前記第1端子151は、第1ハウジング111に保持される第1本体部153と、該第1本体部153の一端に接続された第1テール部152と、前記第1本体部153の他端に接続された第1接触部154とを含んでいる。前記第1テール部152は、いわゆる、ディップタイプ又はピン挿入形と称されるタイプのものであり、少なくともその一部が第1ハウジング111の実装側面111aから基板91に向って突出する部分であり、該基板91の第1スルーホール92aに圧入される圧入部157と、前記基板91の第2表面95bから突出する先端部158とを含んでいる。そして、前記第1テール部152は、はんだ付によって第1スルーホール92aに電気的かつ機械的に接続される。また、前記第1接触部154は、第1ハウジング111の舌部114の表面に配設され、図示されない相手方コネクタとしてのケーブルコネクタが備える相手方端子と電気的に接続可能となる。
そして、前記第1シェル171は、第1ハウジング111の周囲を覆うように該第1ハウジング111に取付けられ、その開口である第1シェル開口173内に第1ハウジング111の舌部114が収容される。前記第1シェル開口173は、第1コネクタ101の嵌合側端部における嵌合開口113として機能し、ボックスハウジング11の第1開口部13a内に露出し、前記嵌合開口113内に相手方コネクタとしてのケーブルコネクタの嵌合部が挿入されて嵌合する。なお、前記第1シェル171の実装側端から突出する第1脚部176は、基板91の第1スルーホール92aに挿入され、はんだ付によって第1スルーホール92aに電気的かつ機械的に接続される。また、第1脚部176の先端部176aは、前記基板91の第2表面95bから突出する。
図に示される例において、前記第1コネクタ101は、いわゆる、ライトアングルタイプであって、相手方コネクタとしてのケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第1表面95aと平行な方向(Y軸方向)となっているが、必ずしもライトアングルタイプである必要はなく、いわゆる、ストレートタイプであって、図示されないケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第1表面95aと垂直な方向(X軸方向)となっていてもよい。
前記第2コネクタ201は、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジングとしての第2ハウジング211と、導電性の金属から成り、前記第2ハウジング211に装填される端子としての複数の第2端子251と、導電性の金属から成り、前記第2ハウジング211の周囲の大半を覆う第2シェル271とを有する。
前記第2端子251は、第2ハウジング211に保持される第2本体部253と、該第2本体部253の一端に接続された第2テール部252と、前記第2本体部253の他端に接続された第2接触部254とを含んでいる。前記第2テール部252は、いわゆる、ディップタイプ又はピン挿入形と称されるタイプのものであり、第2本体部253の一端から基板91に向って(X軸負方向)延在する基部252aと、該基部252aの先端に第1湾曲部252bを介して接続されて基板91の第2表面95bとほぼ平行(Z軸方向)に、かつ、第2ハウジング211の実装側面211aに沿って延在する延長部252cと、該延長部252cの先端に第2湾曲部252dを介して接続されて基板91に向って延在する先端近傍部分である挿入部252eとを含んでいる。なお、前記第1湾曲部252b及び第2湾曲部252dは、約90度湾曲する部分である。これにより、前記第2テール部252は、図4に示されるように、側面視において、略クランク状の形状を有する。そして、前記挿入部252eは、第1スペーサ81の第2通過孔82aを通過し、その先端が基板91の第2スルーホール92bに挿入され、はんだ付によって第2スルーホール92bに電気的かつ機械的に接続される。また、前記第2接触部254は、第2ハウジング211の舌部214の表面に配設され、図示されない相手方コネクタとしてのケーブルコネクタが備える相手方端子と電気的に接続可能となる。
そして、前記第2シェル271は、第2ハウジング211の少なくとも嵌合側端部を覆うように該第2ハウジング211に取付けられ、その開口である第1シェル開口173内に第1ハウジング111の舌部114が収容される。前記第2シェル開口273は、第2コネクタ201の嵌合側端部における嵌合開口213として機能し、ボックスハウジング11の第2開口部13b内に露出し、前記嵌合開口213内に相手方コネクタとしてのケーブルコネクタの嵌合部が挿入されて嵌合する。なお、前記第2シェル271は脚部を有していない。一方、第2ハウジング211の実装側端部には、基板91の第2表面95bに向けて延在する脚部212が形成されている。該脚部212は、第1スペーサ81のハウジング収容凹部87に収容される。
図に示される例において、前記第2コネクタ201は、いわゆる、ストレートタイプであって、相手方コネクタとしてのケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第2表面95bと垂直な方向(X軸方向)となっているが、必ずしもストレートタイプである必要はなく、いわゆる、ライトアングルタイプであって、図示されないケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第2表面95bと平行な方向(Y軸方向)となっていてもよい。
前記第3コネクタ301は、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジングとしての第3ハウジング311と、導電性の金属から成り、前記第3ハウジング311に装填される端子としての複数の第3端子351と、導電性の金属から成り、前記第3ハウジング311の周囲における嵌合側端部314を除くほぼ全体を覆う第3シェル371とを有する。
前記第3端子351は、第3ハウジング311に保持される第3本体部353と、該第3本体部353の一端に接続された第3テール部352と、前記第3本体部353の他端に接続された第3接触部354とを含んでいる。前記第3テール部352は、いわゆる、ディップタイプ又はピン挿入形と称されるタイプのものであり、少なくともその一部が第3ハウジング311の実装側面311aから基板91に向って突出する部分であり、第1スペーサ81の第3通過孔82bを通過し、その先端が基板91の第3スルーホール92cに挿入され、はんだ付によって第3スルーホール92cに電気的かつ機械的に接続される。また、前記第3接触部354は、第3ハウジング311のハウジング開口315の内側表面に配設され、図示されない相手方コネクタとしてのケーブルコネクタが備える相手方端子と電気的に接続可能となる。
そして、前記第3シェル371は、第3ハウジング311の周囲における嵌合側端部314を除くほぼ全体を覆うように前記第3ハウジング311に取付けられる。前記第3シェル371の実装側端から突出する第3脚部376は、第1スペーサ81の第3通過孔82bを通過し、その先端が基板91の第3スルーホール92cに挿入され、はんだ付によって第3スルーホール92cに電気的かつ機械的に接続される。また、第3ハウジング311の嵌合側端部314は、第3シェル371の嵌合側端部から突出し、第3ハウジング311の嵌合側端部314が第3コネクタ301の嵌合側端部として機能し、ハウジング開口315が、第3コネクタ301の嵌合開口313として機能する。したがって、第3ハウジング311の嵌合側端部314がボックスハウジング11の第3開口部13cから外側に突出し、相手方コネクタとしてのケーブルコネクタの嵌合部と嵌合する。
図に示される例において、第3ハウジング311の嵌合側端部314と第2コネクタ201の嵌合側端部とは、互いに相補的な構造となっている。すなわち、第3ハウジング311の嵌合側端部314は、第2コネクタ201の嵌合開口213に挿入可能な構造であり、第3ハウジング311の嵌合側端部314が第2コネクタ201の嵌合開口213に挿入されると、ハウジング開口315の内側表面に配設された第3接触部354は、第2ハウジング211の舌部214の表面に配設された第2接触部254と接触して導通する。換言すると、第2コネクタ201の嵌合開口213内に挿入されて嵌合する相手方コネクタとしてのケーブルコネクタの嵌合部は、嵌合側端部314を含む第3コネクタ301の嵌合側端部と同様の構造を有し、第3ハウジング311の嵌合側端部314と嵌合する相手方コネクタとしてのケーブルコネクタの嵌合部は、第2コネクタ201の嵌合側端部と同様の構造を有する。なお、第3ハウジング311の嵌合側端部314と第2コネクタ201の嵌合側端部とは、必ずしも互いに相補的な構造である必要はなく、適宜変更することができる。
また、図に示される例において、前記第3コネクタ301は、いわゆる、ストレートタイプであって、相手方コネクタとしてのケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第2表面95bと垂直な方向となっているが、必ずしもストレートタイプである必要はなく、いわゆる、ライトアングルタイプであって、図示されないケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第2表面95bと平行な方向となっていてもよい。
前述のように、基板91の第1表面95aには第1コネクタ101が実装されるとともに、第2表面95bには、基板91を挟んで第1コネクタ101と対向する位置に、第2コネクタ201が実装されている。すなわち、第1コネクタ101及び第2コネクタ201のY−Z平面における位置は、ほぼ同一である。このように、Y−Z平面における同一箇所に第1コネクタ101及び第2コネクタ201が実装されているので、基板91の面積を小さくすることができ、コネクタアセンブリ2の占有スペースを小さくすることができる。
そして、第1端子151の第1テール部152は、基板91の幅方向(Y軸方向)に延在する複数(図に示される例では、2本)の列を形成するように複数(図に示される例では、4本)ずつ並んで配列され、また、第2端子251の第2テール部252も、基板91の幅方向に延在する複数(図に示される例では、2本)の列を形成するように複数(図に示される例では、4本)ずつ並んで配列されている。そこで、第1テール部152との干渉を回避するために、第2テール部252は、図4に示されるように、側面視において、略クランク状の形状を有し、その先端近傍部分である挿入部252eの列が第1テール部152の列の外側(Z軸方向に関して外側)に位置するように形成されている。さらに、前記挿入部252eの列は、第1シェル171の第1脚部176の列よりも外側に位置するように形成されている。すなわち、第2テール部252の挿入部252eは、第1テール部152及び第1脚部176の外側に位置するようにオフセットされている。これにより、第2テール部252は、第1テール部152及び第1脚部176と干渉することがない。
したがって、基板91において、第2テール部252の挿入部252eが挿入される第2スルーホール92bの列も、第1テール部152、及び、第1脚部176が挿入される第1スルーホール92aの列の外側に位置するように形成されている。
なお、第2スルーホール92bから、第1スルーホール92aのうちで最も近接するものまでの距離は、いわゆる最小クリアランス(最小絶縁距離、又は、最小沿面距離)以上であることが望ましい。すなわち、図5、6等に示される例においては、列の両端に位置する第2スルーホール92bから比較的径の大きな第1スルーホール92aまでの距離が最小クリアランス以上となることが望ましい。前記最小クリアランスは、隣接するスルーホール同士の間で電気的な干渉が発生しない最低距離であって、経験上は、約1〔mm〕である。
また、図4に示されるように、基板91の第2表面95bから突出する第1テール部152の先端部158及び第1脚部176の先端部176aが、基板91に取付けられた第1スペーサ81の基板側表面85bに形成された凹部86内に収容されている一方で、第2テール部252の延長部252cは、第1スペーサ81のコネクタ側表面85aに沿って延在し、挿入部252eは凹部86の外側に形成された第2通過孔82aを通過している。したがって、第1テール部152の先端部158及び第1脚部176の先端部176aは、第2テール部252に接触することがない。さらに、第1テール部152の先端部158及び第1脚部176の先端部176aと第2テール部252との間には、絶縁部材である第1スペーサ81が介在しているので、前記第1テール部152の先端部158及び第1脚部176の先端部176aと第2テール部252との間の沿面距離を長くすることができ、相互の電気的な干渉を回避することができる。
なお、本実施の形態においては、第1スペーサ81が、第2コネクタ201に対応する主部分81Aと、第3コネクタ301に対応する副部分81Bとを含んでいる例についてのみ説明したが、不要であれば、前記副部分81Bを省略することもできる。
このように、本実施の形態において、コネクタアセンブリ2は、複数のスルーホール92が形成された基板91と、基板91の第1表面95aに実装される第1コネクタ101であって、第1スルーホール92aに挿入される第1テール部152を有する複数の第1端子151を含む第1コネクタ101と、基板91の第2表面95bに、第1コネクタ101と対向して実装される第2コネクタ201であって、挿入部252eが第1テール部152の挿入される第1スルーホール92aと異なる位置の第2スルーホール92bに挿入される第2テール部252を有する複数の第2端子251を含む第2コネクタ201と、基板91の第2表面95bと第2コネクタ201との間に取付けられた第1スペーサ81であって、基板91の第2表面95bに向けて開口する凹部86を含む第1スペーサ81と、を備え、第1テール部152の先端部158は、基板91の第2表面95bから突出して凹部86内に収容される。
これにより、基板91の両側に実装された第1コネクタ101及び第2コネクタ201の第1端子151及び第2端子251が干渉することがなく、基板91の面積を小さくして占有スペースを小さくすることが可能な信頼性の高いコネクタアセンブリ2を提供することができる。さらに、第1テール部152の先端部158と第2テール部252との間の沿面距離を長くすることができ、相互の電気的な干渉を回避することができる。
また、第1スペーサ81が、第2コネクタ201から基板91の第2表面95bにかけて通過する第2通過孔82aを含み、第2テール部252の挿入部252eが、第2通過孔82aを通過して第2スルーホール92bに挿入される。このように、第1テール部152の先端部158と第2テール部252との間には、第1スペーサ81が介在しているので、相互の電気的な干渉を回避することができる。
さらに、第1テール部152は、側面視において直線状の形状を有し、第2テール部252は、側面視において略クランク状の形状を有する。さらに、第1テール部152は、基板91の幅方向に延在する2本の列を形成するように並んで配列され、第2テール部252の挿入部252eは、第1テール部152の列の外側において、基板91の幅方向に延在する2本の列を形成するように並んで配列される。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図、図9は第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図、図10は第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図9(a)におけるC−C矢視断面図、図11は第2の実施の形態におけるコネクタアセンブリの分解図、図12は第2の実施の形態における第1スペーサの五面図である。なお、図9において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図であり、図12において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図、(e)は(a)におけるD−D矢視断面図である。
本実施の形態において、第1スペーサ81は、第3コネクタ301に対応する副部分81Bの厚さ(X軸方向の寸法)が、第2コネクタ201に対応する主部分81Aの厚さよりも厚くなるように形成されている。すなわち、副部分81Bのコネクタ側表面85a2が、主部分81Aのコネクタ側表面85a1よりも、X軸正方向に位置するように形成されている。なお、基板側表面85bは、主部分81A及び副部分81Bにおいて、面一である。
これにより、第3コネクタ301の嵌合側端301fは、第2コネクタ201の嵌合側端201fとほぼ面一となっている。すなわち、X軸方向に関して、第3コネクタ301の嵌合側端301fの位置は、第2コネクタ201の嵌合側端201fの位置とほぼ同一となっている。
なお、コネクタアセンブリ2のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図13は第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図、図14は第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図、図15は第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図14(a)におけるE−E矢視断面図、図16は第3の実施の形態におけるコネクタアセンブリの分解図である。なお、図14において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図である。
本実施の形態において、第1コネクタ101は、いわゆる、ストレートタイプであって、図示されないケーブルコネクタが嵌合される方向が基板91の第1表面95aと垂直な方向(X軸方向)となっている。そして、前記第1コネクタ101の構造は、第1端子151の第1テール部152がストレート、すなわち、直線的である点を除いて、前記第1の実施の形態における第2コネクタ201とほぼ同様である。したがって、第1ハウジング111の実装側端部には、基板91に向けて延在する脚部112が形成されている。
また、本実施の形態において、第3コネクタ301は、その嵌合側端部の構造が、前記第1の実施の形態における第2コネクタ201の嵌合側端部と相補的なものでない。そして、前記第3コネクタ301の構造は、第3端子351の第3テール部352がストレート、すなわち、直線的である点を除いて、前記第1の実施の形態における第2コネクタ201とほぼ同様である。したがって、第3ハウジング311の実装側端部には、基板91に向けて延在する脚部312が形成されている。
さらに、本実施の形態において、第1スペーサ81は、第3コネクタ301に対応する副部分81Bにも、ハウジング収容凹部87が、幅方向(Y軸方向)両側から中央に向けて凹入するように形成されている。該ハウジング収容凹部87には、第3ハウジング311の脚部312が収容される。
なお、コネクタアセンブリ2のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図17は第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの斜視図、図18は第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの四面図、図19は第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの断面図であって図18(a)におけるF−F矢視断面図、図20は第4の実施の形態におけるコネクタアセンブリの分解図である。なお、図18において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は背面図である。
本実施の形態において、第1コネクタ101が備える第1端子151の第1テール部152は、基板91の幅方向(Y軸方向)に延在する複数(図に示される例では、2本)の列を形成するように複数(図に示される例では、4本)ずつ並んで配列され、また、第2コネクタ201が備える第2端子251の第2テール部252も、基板91の幅方向に延在する複数(図に示される例では、2本)の列を形成するように複数(図に示される例では、4本)ずつ並んで配列されている。そして、第1テール部152と第2テール部252との干渉を回避するために、第1テール部152のうちの一方の列(図に示される例においては、上側の列)に属する第1テール部152は、図19に示されるように、側面視において、略クランク状の形状を有し、挿入部152eが第2テール部252のうちの一方の列(図に示される例においては、上側の列)に属する第2テール部252の外側に位置するようにオフセットされ、また、第2テール部252のうちの他方の列(図に示される例においては、下側の列)に属する第2テール部252は、図19に示されるように、側面視において、略クランク状の形状を有し、挿入部252eが第1テール部152のうちの他方の列(図に示される例においては、下側の列)に属する第1テール部152の外側に位置するようにオフセットされている。
なお、本実施の形態における第2コネクタ201は、前記一方の列に属する第2テール部252のみが、側面視において、略クランク状でなく、直線状の形状を有し、その先端部258が基板91の第1表面95aから突出する点で、前記第1の実施の形態における第2コネクタ201と相違し、その他の点の構造は、前記第1の実施の形態における第2コネクタ201と同様である。
また、本実施の形態における第1コネクタ101は、前記一方の列に属する第1テール部152のみが、側面視において、直線状でなく、略クランク状の形状を有し、第1本体部153の一端から基板91に向って(X軸正方向)延在する基部152aと、該基部152aの先端に第1湾曲部152bを介して接続されて基板91の第1表面95aとほぼ平行(Z軸方向)に沿って延在する延長部152cと、該延長部152cの先端に第2湾曲部152dを介して接続されて基板91に向って延在する挿入部152eとを含んでいる点で、前記第3の実施の形態における第1コネクタ101と相違し、その他の点の構造は、前記第3の実施の形態における第1コネクタ101と同様である。なお、前記第1湾曲部152b及び第2湾曲部152dは、約90度湾曲する部分である。
さらに、本実施の形態においては、基板91の第1表面95aにおける第1スペーサ81の主部分81Aと対向する位置に、もう1つのスペーサである第2スペーサ181が固着されている。該第2スペーサ181は、合成樹脂等の絶縁性材料から成り、概略矩形の板状の外形を有する部材である。図に示されるように、前記第2スペーサ181では、第1コネクタ101側(X軸負方向)の表面であるコネクタ側表面185aは、平坦な平面となっており、基板91側(X軸正方向)の表面である基板側表面185bには、該基板側表面185bからX軸負方向に向けて凹入するとともに前記基板91の第1表面95aに向けて開口する凹部186と、前記基板側表面185bからX軸正方向に向けて突出する接続突起184が形成されている。また、前記第2スペーサ181には、第1コネクタ101が備える第1端子151の略クランク状の第1テール部152の挿入部152e及び直線状の第1テール部152が通過する第1通過孔182が形成されている。なお、直線状の第1テール部152が通過する第1通過孔182は、凹部186に対応する位置に形成され、略クランク状の第1テール部152の挿入部152eが通過する第1通過孔182は、凹部186の外側に形成されている。さらに、前記第2スペーサ181には、第1コネクタ101が備える第1ハウジング111の脚部112が収容されるハウジング収容凹部187が、幅方向(Y軸方向)両側から中央に向けて凹入するように形成されている。
また、本実施の形態における第1スペーサ81は、直線状の第2テール部252が通過する第2通過孔82aが、凹部86に対応する位置に形成されている点で、前記第3の実施の形態における第1スペーサ81と相違し、その他の点の構造は、前記第3の実施の形態における第1スペーサ81と同様である。
図19に示されるように、第1端子151の第1テール部152のうちの一方の列に属する略クランク状の第1テール部152の挿入部152eは、第2端子251の第2テール部252のうちの一方の列に属する直線状の第2テール部252の外側に位置するようにオフセットされている。また、第2端子251の第2テール部252のうちの他方の列に属する略クランク状の第2テール部252の挿入部252eは、第1テール部152のうちの他方の列に属する直線状の第1テール部152の外側に位置するようにオフセットされている。
そして、略クランク状の第1テール部152の挿入部152eは、凹部186の外側に形成された第1通過孔182を通過して、基板91における第2スルーホール92bのうちの一方の列に属する第2スルーホール92bに挿入され、直線状の第1テール部152は、凹部186に対応する位置に形成された第1通過孔182を通過して、基板91における第1スルーホール92aのうちの他方の列に属する第1スルーホール92aに挿入され、先端部158が、基板91の第2表面95bから突出し、第1スペーサ81の基板側表面85bに形成された凹部86内に収容される。一方、略クランク状の第2テール部252の挿入部252eは、凹部86の外側に形成された第2通過孔82aを通過して、基板91における第2スルーホール92bのうちの他方の列に属する第2スルーホール92bに挿入され、直線状の第2テール部252は、凹部86に対応する位置に形成された第2通過孔82aを通過して、基板91における第1スルーホール92aのうちの一方の列に属する第1スルーホール92aに挿入され、先端部258が、基板91の第1表面95aから突出し、第2スペーサ181の基板側表面185bに形成された凹部186内に収容される。
なお、コネクタアセンブリ2のその他の点の構成については、前記第3の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
また、本明細書の開示は、好適で例示的な実施の形態に関する特徴を述べたものである。ここに添付された特許請求の範囲内及びその趣旨内における種々の他の実施の形態、修正及び変形は、当業者であれば、本明細書の開示を総覧することにより、当然に考え付くことである。
本開示は、コネクタアセンブリに適用することができる。
1 ジャンクションボックス
2 コネクタアセンブリ
11 ボックスハウジング
11a 第1半部
11b 第2半部
12a 係合枠部
12b 係合突起
13a 第1開口部
13b 第2開口部
13c 第3開口部
81 第1スペーサ
81A 主部分
81B 副部分
82a 第2通過孔
82b 第3通過孔
84、184 接続突起
85a、85a1、85a2、185a コネクタ側表面
85b、185b 基板側表面
86、186 凹部
87、187 ハウジング収容凹部
91 基板
92a 第1スルーホール
92b 第2スルーホール
92c 第3スルーホール
94 接続用孔
95a 第1表面
95b 第2表面
101 第1コネクタ
111 第1ハウジング
111a、211a、311a 実装側面
112、212、312 脚部
113、213、313 嵌合開口
114、214 舌部
151 第1端子
152 第1テール部
152a、252a 基部
152b、252b 第1湾曲部
152c、252c 延長部
152d、252d 第2湾曲部
152e、252e 挿入部
153 第1本体部
154 第1接触部
157 圧入部
158、176a、258 先端部
171 第1シェル
173 第1シェル開口
176 第1脚部
181 第2スペーサ
182 第1通過孔
201 第2コネクタ
201f、301f 嵌合側端
211 第2ハウジング
251 第2端子
252 第2テール部
253 第2本体部
254 第2接触部
271 第2シェル
273 第2シェル開口
301 第3コネクタ
311 第3ハウジング
314 嵌合側端部
315 ハウジング開口
351 第3端子
352 第3テール部
353 第3本体部
354 第3接触部
371 第3シェル
376 第3脚部
801 電源用コネクタ
851、951 端子
891 回路基板
901 信号用コネクタ
991 部品

Claims (6)

  1. (a)複数のスルーホールが形成された基板と、
    (b)該基板の一方の表面に実装される第1コネクタであって、前記スルーホールに挿入される第1テール部を有する複数の第1端子を含む第1コネクタと、
    (c)前記基板の他方の表面に、前記第1コネクタと対向して実装される第2コネクタであって、先端近傍部分が前記第1テール部の挿入されるスルーホールと異なる位置のスルーホールに挿入される第2テール部を有する複数の第2端子を含む第2コネクタと、
    (d)前記基板の他方の表面と前記第2コネクタとの間に取付けられたスペーサであって、前記基板の他方の表面に向けて開口する凹部を含むスペーサと、を備え、
    (e)前記第1テール部の先端部は、前記基板の他方の表面から突出して前記凹部内に収容されることを特徴とするコネクタアセンブリ。
  2. 前記スペーサが、前記第2コネクタから前記基板の他方の表面にかけて通過する通過孔を含み、前記第2テール部の先端近傍部分が、前記通過孔を通過して前記スルーホールに挿入される請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
  3. 前記第1テール部は、側面視において直線状の形状を有し、前記第2テール部は、側面視において略クランク状の形状を有する請求項1又は2に記載のコネクタアセンブリ。
  4. 前記第1テール部は、前記基板の幅方向に延在する複数の列を形成するように並んで配列され、前記第2テール部の先端近傍部分は、前記第1テール部の列の外側において、前記基板の幅方向に延在する複数の列を形成するように並んで配列される請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリ。
  5. 前記第2コネクタは、側面視において直線状の形状を有する第2テール部を有する複数の第2端子を更に含み、前記第1コネクタは、前記スルーホールに挿入される先端近傍部分が前記側面視において直線状の形状を有する第2テール部の外側に位置するようにオフセットされた第1テール部を有する複数の第1端子を更に含む請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
  6. 前記基板の一方の表面に取付けられた第2スペーサであって、前記基板の一方の表面に向けて開口する凹部と、該凹部の外側に形成された通過孔とを含む第2スペーサを更に備え、
    前記側面視において直線状の形状を有する第2テール部の先端部は、前記基板の一方の表面から突出して前記凹部内に収容され、
    前記第1テール部の先端近傍部分は、前記通過孔を通過して前記スルーホールに挿入される請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
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