JP2020013540A - 管理システム、サーバ、管理方法、及びプログラム - Google Patents
管理システム、サーバ、管理方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020013540A JP2020013540A JP2019044243A JP2019044243A JP2020013540A JP 2020013540 A JP2020013540 A JP 2020013540A JP 2019044243 A JP2019044243 A JP 2019044243A JP 2019044243 A JP2019044243 A JP 2019044243A JP 2020013540 A JP2020013540 A JP 2020013540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- transfer
- block
- processing
- right holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
ブロックチェーンを用いた宅配ボックスシステムでは、宅配ボックスを使用することができる権利者を示す権利者情報をブロックチェーン上に書き込むことで、宅配ボックスを使用することができる権利などを管理することが考えられている。また、このような宅配ボックスシステムでは、スマートコントラクトと呼ばれる、任意のプログラムを実行可能な仕組みにより、権利を管理したり行使したりする。
以下では、図面を参照しながら、実施の形態における管理システムについて説明する。
ここでは、本開示の実施の形態として、本開示に関わる宅配ボックスの管理システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態における管理システム10の全体像を示す図である。図2は、実施の形態における管理システム10の全体構成の一例を示す図である。実施の形態における管理システム10は、ブロックチェーンを用いて、1以上の収納部を有するボックス装置の1以上のボックスについての使用権などの権利を管理することで、当該1以上のボックスの不適切な使用を抑止する。図1に示す例では、管理システム10は、ブロックチェーンを用いて、1以上の収納部である1以上の宅配ボックスを有する宅配ボックス装置の1以上の宅配ボックスについての使用権などの権利を管理する。より具体的には、管理システム10は、認証サーバ装置400、410、420それぞれの格納部に格納された、ブロックチェーンの基盤上で構築される同一内容の台帳に、ユーザ1からユーザ2への権利移動等の取引履歴を蓄積することで権利を管理する。
図3は、実施の形態におけるユーザ端末装置100の詳細構成の一例を示す構成図である。ユーザ端末装置110も、ユーザ端末装置100と同じ構成であるので説明を省略する。
譲渡条件決定部101は、宅配ボックスの使用権を他のユーザに譲渡する際に付与する譲渡条件を決定する。例えば譲渡条件として使用期限を用いる場合、ユーザが所持している使用権の使用期限を認証サーバ装置400等に問い合わせ、得られた使用期限を超えないように使用期限を設定すればよい。なお、譲渡条件は、使用期限だけでなく、再譲渡可能な回数(再譲渡可能回数)、使用回数等であってもよい。いずれの場合も、ユーザは所持している権利に付与されている使用条件を認証サーバ装置400等に問い合わせ、得られた使用条件を超えない譲渡条件を設定すればよい。
権利譲渡部102は、他のユーザに権利を譲渡する処理命令を示す譲渡処理命令を作成する。より具体的には、権利譲渡部102は、譲渡対象すなわち譲渡先のユーザを示す譲渡先ユーザ情報を取得し、取得した譲渡先ユーザ情報と、譲渡条件決定部101で決定された譲渡条件と、当該ユーザの署名を含めた譲渡処理命令を作成する。権利譲渡部102は、作成した譲渡処理命令を、通信部105を介して、認証サーバ装置400、410、420に送信する。
権利行使部103は、宅配ボックスの開錠または施錠等の権利行使を行う処理命令を示す権利行使命令を作成する。この処理命令にも、ユーザの署名が付与される。権利行使部103は、作成した権利行使命令を、通信部105を介して、認証サーバ装置400、410、420に送信する。
権利返却部104は、ユーザが所持している権利を元の権利者に返却する処理命令を示す返却処理命令を作成する。返却処理命令は、宅配ボックスに格納されている荷物等をユーザが受け取った後に作成される。より具体的には、権利返却部104は、認証サーバ装置400、410、420のいずれかに元の権利者を含む権利者情報を問い合わせ、取得した権利者情報に含まれる元の権利者と、ユーザの署名とを含めた返却処理命令を作成する。権利返却部104は、作成した返却処理命令を、通信部105を介して、認証サーバ装置400、410、420に送信する。
通信部105は、プロセッサ及び通信I/F等により実現され、認証サーバ装置400、410、420と通信を行う。より具体的には、通信部105は、権利譲渡部102、権利行使部103及び権利返却部104で作成された処理命令を認証サーバ装置400、410、420に送信し、権利の確認または処理の実行を要求する。
図7は、実施の形態における宅配ボックス制御装置200の詳細構成の一例を示す構成図である。宅配ボックス制御装置200は、ボックス制御装置の一例であり、ボックス装置を制御する。本実施の形態では、宅配ボックス制御装置200は、ユーザ端末装置100、110から認証サーバ装置に送信された処理命令を取得し、宅配ボックス装置300に対して処理を実行するための命令を送信する。宅配ボックス制御装置200は、図7に示すように、通信部201と、処理解析部202と、宅配ボックス制御部203とを含んで構成される。宅配ボックス制御装置200は、例えば、プロセッサ(マイクロプロセッサ)、メモリ、センサ、通信インタフェース等を備えるコンピュータにより実現される。
通信部201は、プロセッサ及び通信I/F等により実現され、ユーザ端末装置100、110から認証サーバ装置400、410、420に対して送信された処理命令を受信する。通信部201は、受信した処理命令を処理解析部202に送信する。
処理解析部202は、通信部201から送信された処理命令を解析する。より具体的には、処理解析部202は、受信した処理命令の種類及び権利行使する処理の種類を解析する。
宅配ボックス制御部203は、処理解析部202から送信された、権利行使対象の宅配ボックスに対する命令を宅配ボックス装置300に送信する。
図8は、実施の形態における宅配ボックス装置300の詳細構成の一例を示す構成図である。宅配ボックス装置300は、電子的な処理により開閉される鍵が付され、実体的な物体を物理的に格納することができる1以上のボックスを有するボックス装置の一例である。換言すると、1以上のボックスは、電子的な処理により開閉される鍵が付され、実体的な物体を物理的に格納することができる1以上の格納部であればよく、1以上の宅配ボックスに限らない。また、ボックス装置は、宅配ボックス装置に限らず、1以上の格納部を有していればよい。
通信部301は、プロセッサ及び通信I/F等により実現され、宅配ボックス制御装置200から送信された開錠または施錠等を実行させるための命令を受け取り、処理実行部302へ送信する。なお、ここでの通信は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などのネットワーク間の通信でもよいし、シリアルポートまたはUSB(Universal Serial Bus)を用いたシリアル通信でもよい。
処理実行部302は、通信部301から受け取った命令に従い、対象の宅配ボックスの開錠または施錠等を実行する。
図9は、実施の形態における認証サーバ装置400の詳細構成の一例を示す構成図である。認証サーバ装置400、410、420はそれぞれ、ブロックチェーンの基盤上で構築される同一内容の台帳を有しており、権利譲渡等の使用権の取引履歴を蓄積することで権利を管理する。なお、認証サーバ装置410、420も、認証サーバ装置400と同じ構成であるので説明を省略し、認証サーバ装置400について詳細に説明する。
処理格納部401は、ユーザ端末装置100、110から受信した処理命令を格納すなわち記憶する。本実施の形態では、処理格納部401は、ユーザ端末装置100、110から受信した権利行使命令、返却処理命令または譲渡処理命令を格納する。また、処理格納部401は、他の認証サーバ装置410、420と共有した返却処理命令を格納する。
合意形成部402は、処理命令を含むブロックチェーンにおけるブロックを作成してブロック格納部406に格納する。
処理実行部403は、作成されたブロックチェーンのブロックに含まれる処理命令の一として、譲渡処理命令を取得すると、権利者情報に含まれる現権利者を第1ユーザから第2ユーザに更新する処理を実行する。また、処理実行部403は、作成されたブロックチェーンのブロックに含まれる処理命令の一として返却処理命令を取得すると、権利者情報に含まれる第2ユーザを第1ユーザへと更新する。
条件確認部404は、譲渡条件が満たされているか否かを確認し、譲渡条件が満たされていないと判定した場合、第2ユーザから第1ユーザへ権利を返却するための返却処理命令を作成し、返却処理命令を合意形成部402へ送信する。ここで、条件確認部404は、前記譲渡条件が満たされているか否かを一定時間ごとに確認する。
権利者情報格納部405は、ボックス装置の一のボックスを使用することができる権利者である第1ユーザを含む、一のボックスの権利に関する権利者情報を記憶する。
ブロック格納部406は、処理命令を含むブロックチェーンにおけるブロックを格納する。
通信部407は、プロセッサ及び通信I/F等により実現され、ユーザ端末装置100、110及び/または宅配ボックス制御装置200と通信を行う。本実施の形態では、通信部407は、例えばユーザ端末装置100、110から処理命令を受信すると、処理格納部401に格納する。また、通信部407は、宅配ボックス制御装置200に対して処理格納部401に格納している処理命令を送信する。なお、通信部407は、宅配ボックス制御装置200の要求に応じて、全ての処理命令を送信もしくは、ある時点以降の処理を全て送信すればよい。
次に、以上のように構成された管理システム10の動作について説明する。管理システム10の動作は、権利を行使する権利行使フェーズと、権利を返却する権利返却フェーズと、権利を譲渡する権利譲渡フェーズと、譲渡条件が満たされているか否かを確認する譲渡条件確認フェーズとの4つからなる。以下、それぞれのフェーズに分けて説明する。
図13は、実施の形態における権利行使フェーズの動作の一例を示すシーケンス図である。
図14は、実施の形態における権利返却フェーズの動作の一例を示すシーケンス図である。
図15は、実施の形態における権利譲渡フェーズの動作の一例を示すシーケンス図である。
図16は、実施の形態における譲渡条件確認フェーズの動作の一例を示すシーケンス図である。
以上のように、本実施の形態の管理システム10は、使用権などの権利を譲渡する際には、譲渡対象者とともに使用期限などの譲渡条件を管理することで、使用期限が過ぎるなどの譲渡条件を満たさなくなった場合には自動的に権利を元の権利者に戻すことができる。それにより、1以上の収納部を有するボックス装置の不適切な使用を抑止することができる。
なお、本開示を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示は、上記の実施の形態に限定されないのは勿論である。以下のような変形例1〜変形例8も本開示に含まれる。
上記実施の形態では、宅配ボックス装置300は宅配ボックス制御装置200から命令を受け取り、命令を実行するだけとして説明したが、それに限らない。宅配ボックス装置がセンシングを備え、宅配ボックスの庫内の状況及び/または扉の開閉状況等を宅配ボックス制御装置へ送信してもよい。
上記の実施の形態では、事前に決められた1台の認証サーバ装置400がボックスの権利について譲渡条件を満たしているか否かの判定を行っていたが、これに限らない。全ての認証サーバ装置400、410、420が、図16に示すステップS401、S402の処理を行い、譲渡条件を満たしているか否かの判定を行ってもよい。
上記の実施の形態では、認証サーバ装置400がボックスの権利について定期的に譲渡条件を満たしているかの判定を行っていたが、これに限らない。ユーザが任意の権利行使、権利返却及び権利譲渡のいずれかの処理を行う前に、いずれかの認証サーバ装置に対して対象となる宅配ボックスの権利者更新依頼を送信し、受信した認証サーバ装置が譲渡条件を満たしているかの判定を行ってもよい。
上記の実施の形態では、認証サーバ装置400がボックスの権利について譲渡条件を満たしているか否かの判定を行っていたが、これに限らない。宅配ボックス制御装置が譲渡条件を満たしているか否かの判定を行ってもよい。
上記の実施の形態では、認証サーバ装置400がボックスの権利について譲渡条件を満たしているかの判定(確認)を一定期間ごとに行っていたが、これに限らない。宅配ボックスの権利の譲渡条件が満たされなったときに合わせて、認証サーバ装置400は、権利返却の割り込み処理を行ってもよい。
上記の実施の形態では、認証サーバ装置400、410、420は、譲渡条件を満たされない宅配ボックスの権利がある場合に、返却処理命令を共有してから権利者情報の更新をするとして説明したが、これに限らない。以下、変形例6の譲渡条件確認フェーズの動作について説明する。
上記の実施の形態では、ある宅配ボックスの権利についての譲渡条件が満たされなくなった場合には権利の返却のみを行っているが、それに加えて以下のような操作をしてもよい。
譲渡条件が使用期限等である場合、ユーザから申請があった場合には、使用期限等の延長を行ってもよい。
上記の実施の形態及び変形例では、管理システム10は、使用権などの権利を譲渡する際に、譲渡対象者とともに使用期限などの譲渡条件を管理し、使用期限が過ぎるなどの譲渡条件を満たさなくなった場合には自動的に権利を元の権利者に戻すと説明したが、これに限らない。
上記の実施の形態及び変形例では、管理システム10は、使用権などの権利を譲渡する際に、譲渡対象者とともに使用期限などの譲渡条件を管理し、使用期限が過ぎるなどの譲渡条件を満たさなくなった場合には自動的に権利を元の権利者に戻すと説明したが、これに限らない。
上記の実施の形態及び変形例では、管理システム10は、ブロックチェーンを用いて、宅配ボックス装置の権利を管理することで、ボックスの不適切な使用を抑止することについて説明したが、これに限らない。管理システム10は、シェアリングバイクなど他の機器における権利を、ブロックチェーンを用いて管理することで、不適切な使用を抑止するとしてもよい。つまり、本開示の管理システム等を、シェアリングバイクなどの他の機器に応用し、他の機器の不適切な使用を抑制するとしてもよい。
以上、実施の形態において本開示の管理システム等について説明したが、各処理が実施される主体や装置に関しては特に限定しない。ローカルに配置された特定の装置内に組み込まれたプロセッサなど(以下に説明)によって処理されてもよい。またローカルの装置と異なる場所に配置されているクラウドサーバなどによって処理されてもよい。
LSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。前記RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
録されている前記デジタル信号であるとしてもよい。
101 譲渡条件決定部
102 権利譲渡部
103 権利行使部
104 権利返却部
105、201、301、407、501、606 通信部
200、600 宅配ボックス制御装置
202、601 処理解析部
203 宅配ボックス制御部
300、500 宅配ボックス装置
302、403、502、703 処理実行部
400、410、420、700、710、720 認証サーバ装置
401 処理格納部
402 合意形成部
404、504、604 条件確認部
405 権利者情報格納部
406 ブロック格納部
503 センシング部
Claims (9)
- 電子的な処理により開閉される鍵が付され、実体的な物体を物理的に格納することができる1以上のボックスを有するボックス装置の一のボックスを使用することができる権利者である第1ユーザを含む、前記一のボックスの権利に関する権利者情報を記憶する権利者情報格納部と、
処理命令を含むブロックチェーンにおけるブロックを作成してブロック格納部に格納する合意形成部と、
前記処理命令の一として、前記権利の譲渡対象である第2ユーザを示すユーザ情報と前記権利の譲渡条件とを含む譲渡処理命令を送信する端末装置と、
前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として前記譲渡処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる現権利者を前記第1ユーザから前記第2ユーザにと更新する処理実行部と、
前記譲渡条件が満たされているか否かを確認し、前記譲渡条件が満たされていないと判定した場合、前記第2ユーザから第1ユーザへ前記権利を返却するための返却処理命令を作成し、前記返却処理命令を前記合意形成部へ送信する条件確認部と、を備え、
前記処理実行部は、前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として前記返却処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる前記第2ユーザを前記第1ユーザへと更新する、
管理システム。 - 前記譲渡条件は、使用期限、使用回数、または、再譲渡可能回数である、
請求項1に記載の管理システム。 - 前記譲渡条件は、前記端末装置に入力されることで設定される、
請求項1に記載の管理システム。 - 前記管理システムは、前記端末装置、前記ボックス装置及びサーバ装置を備え、
前記サーバ装置は、前記権利者情報格納部、前記合意形成部、前記処理実行部、及び、前記条件確認部を有し、
前記条件確認部は、前記譲渡条件が満たされているか否かを一定時間ごとに確認する、
請求項2または3に記載の管理システム。 - 前記管理システムは、前記端末装置、前記ボックス装置、サーバ装置、及び、前記ボックス装置を制御するボックス制御装置を備え、
前記サーバ装置は、前記合意形成部を有し、
前記ボックス制御装置は、前記権利者情報格納部、前記処理実行部、及び、前記条件確認部を有し、
前記条件確認部は、前記譲渡条件が満たされているか否かを一定時間ごとに確認する、
請求項2または3に記載の管理システム。 - 前記端末装置は、さらに、前記権利者情報の更新依頼を送信し、
前記条件確認部は、さらに、前記更新依頼を受信すると、前記譲渡条件が満たされているか否かを確認する、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の管理システム。 - 電子的な処理により開閉される鍵が付され、実体的な物体を物理的に格納することができる1以上のボックスを有するボックス装置の一のボックスを使用することができる権利者である第1ユーザを含む、前記一のボックスの権利に関する権利者情報を記憶する権利者情報格納部と、
処理命令を含むブロックチェーンにおけるブロックを作成してブロック格納部に格納する合意形成部と、
前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として、前記権利の譲渡対象である第2ユーザを示すユーザ情報と前記権利の譲渡条件とを含む譲渡処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる現権利者を前記第1ユーザから前記第2ユーザに更新する処理実行部と、
前記譲渡条件が満たされているか否かを確認し、前記譲渡条件が満たされていないと判定した場合、前記第2ユーザから第1ユーザへ前記権利を返却するための返却処理命令を作成し、前記返却処理命令を前記合意形成部へ送信する条件確認部と、を備え、
前記処理実行部は、前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として前記返却処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる前記第2ユーザを前記第1ユーザへと更新する、
サーバ。 - 電子的な処理により開閉される鍵が付され、実体的な物体を物理的に格納することができる1以上のボックスを有するボックス装置の一のボックスを使用することができる権利者である第1ユーザを含む、前記一のボックスの権利に関する権利者情報を記憶する権利者情報格納ステップと、
処理命令を含むブロックチェーンにおけるブロックを作成してブロック格納部に格納する合意形成ステップと、
前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として、前記権利の譲渡対象である第2ユーザを示すユーザ情報と前記権利の譲渡条件とを含む譲渡処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる現権利者を前記第1ユーザから前記第2ユーザに更新する処理実行ステップと、
前記譲渡条件が満たされているか否かを確認し、前記譲渡条件が満たされていないと判定した場合、前記第2ユーザから第1ユーザへ前記権利を返却するための返却処理命令を作成し、前記返却処理命令を前記合意形成ステップへ送信する条件確認ステップと、を含み、
前記処理実行ステップでは、前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として前記返却処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる前記第2ユーザを前記第1ユーザへと更新する、
管理方法。 - 電子的な処理により開閉される鍵が付され、実体的な物体を物理的に格納することができる1以上のボックスを有するボックス装置の一のボックスを使用することができる権利者である第1ユーザを含む、前記一のボックスの権利に関する権利者情報を記憶する権利者情報格納ステップと、
処理命令を含むブロックチェーンにおけるブロックを作成してブロック格納部に格納する合意形成ステップと、
前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として、前記権利の譲渡対象である第2ユーザを示すユーザ情報と前記権利の譲渡条件とを含む譲渡処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる現権利者を前記第1ユーザから前記第2ユーザに更新する処理実行ステップと、
前記譲渡条件が満たされているか否かを確認し、前記譲渡条件が満たされていないと判定した場合、前記第2ユーザから第1ユーザへ前記権利を返却するための返却処理命令を作成し、前記返却処理命令を前記合意形成ステップへ送信する条件確認ステップと、を含み、
前記処理実行ステップでは、前記ブロックに含まれる前記処理命令の一として前記返却処理命令を取得すると、前記権利者情報に含まれる前記第2ユーザを前記第1ユーザへと更新することを、
コンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP19181604.0A EP3591892B1 (en) | 2018-07-04 | 2019-06-21 | Management system, server, management method, and program for management of access rights to a delivery locker using blockchain |
US16/448,630 US11216538B2 (en) | 2018-07-04 | 2019-06-21 | Management system, server, management method, and program |
CN201910560525.3A CN110689679B (zh) | 2018-07-04 | 2019-06-26 | 管理系统、服务器、管理方法及记录介质 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018127771 | 2018-07-04 | ||
JP2018127771 | 2018-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020013540A true JP2020013540A (ja) | 2020-01-23 |
JP7232085B2 JP7232085B2 (ja) | 2023-03-02 |
Family
ID=69170650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019044243A Active JP7232085B2 (ja) | 2018-07-04 | 2019-03-11 | 管理システム、サーバ、管理方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7232085B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018055203A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | Gmoインターネット株式会社 | データ管理システム、情報処理装置、プログラム、データ管理方法、データ構造 |
JP2018097894A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-06-21 | 株式会社Zweispace Japan | 不動産管理システム、方法及びプログラム |
-
2019
- 2019-03-11 JP JP2019044243A patent/JP7232085B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018097894A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-06-21 | 株式会社Zweispace Japan | 不動産管理システム、方法及びプログラム |
JP2018055203A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | Gmoインターネット株式会社 | データ管理システム、情報処理装置、プログラム、データ管理方法、データ構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7232085B2 (ja) | 2023-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Zhuang et al. | Applying blockchain technology for health information exchange and persistent monitoring for clinical trials | |
EP4064167A1 (en) | Blockchain-implemented method and system | |
CN101185100A (zh) | 对固定数量的设备进行无限次许可的系统和方法 | |
RU2355117C2 (ru) | Управление цифровыми правами | |
CN110689679B (zh) | 管理系统、服务器、管理方法及记录介质 | |
JP4520736B2 (ja) | リソースの使用を管理するシステムでリソースのステータスを追跡する方法および装置 | |
JP2008257492A (ja) | 認証処理プログラム、情報処理プログラム、認証処理装置、認証処理システムおよび情報処理システム | |
CN101763575A (zh) | 许可管理设备、许可管理方法以及计算机可读介质 | |
EP2736010A1 (en) | License management device, license management system, license management method, and program | |
JP2010086461A (ja) | ライセンス管理装置およびライセンス管理方法、ならびに、ライセンス管理システム | |
JP2020013540A (ja) | 管理システム、サーバ、管理方法、及びプログラム | |
JP5783414B2 (ja) | 文書管理システムおよび文書管理方法 | |
JP2011090589A (ja) | 端末への自動ログオン情報管理システム | |
JP6074848B2 (ja) | 情報記録装置、記録メディア、情報記録システム | |
JP2009020744A (ja) | 携帯型情報処理装置、電子装置、操作制御方法、及び操作制御プログラム | |
JP2010286980A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム | |
JP5338843B2 (ja) | サーバ装置及び通信方法 | |
JP4786622B2 (ja) | 記憶装置及び記憶媒体制御方法 | |
JP5640804B2 (ja) | ライセンス管理装置および管理方法 | |
JP2007018344A (ja) | ライセンス情報の更新方法 | |
JP5949867B2 (ja) | サーバ装置並びに通信方法 | |
JPWO2012132012A1 (ja) | 管理装置、管理プログラムおよび管理方法 | |
JP2008262579A (ja) | コンテンツ情報送信システム | |
JP2006235751A (ja) | 仮想ストレージ装置、仮想ストレージ方法およびプログラム | |
JP2008123176A (ja) | 履歴管理システム、情報端末装置及びコンピュータのプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7232085 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |