JP6074848B2 - 情報記録装置、記録メディア、情報記録システム - Google Patents

情報記録装置、記録メディア、情報記録システム Download PDF

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Description

本開示は、パスワードにより機能制限が可能な記録メディア、当該記録メディアを制御する情報記録装置、並びにこれらを含む情報記録システムに関する。
メモリカード等の記録メディアに記録されているデータにアクセスする際、当該データのセキュリティの確保のため、パスワードの入力を要求する場合がある。しかし、パスワード入力には煩わしさが伴う。
特許文献1には、パスワード入力の煩わしさを回避するための技術が開示されている。具体的に、情報記録装置側にデフォルト入力パスワードを保存し、アクセス保護パスワードを記録メディア側に保存する。そして、ユーザが記録メディアを情報記録装置で使用する際、ユーザによるパスワードの入力がない場合は、デフォルト入力パスワードとアクセス保護パスワードとの比較照合を実施する。デフォルト入力パスワードとアクセス保護パスワードが一致していれば、記録メディアへのアクセス制限を解除する。これにより、ユーザは、パスワードを入力することなく、記録メディアにアクセスすることができる。
特開2004−030581号公報
利用者が異なる複数の記録メディアを、例えば1つのカメラレコーダで利用したい場合がある。その場合、如何に、セキュリティを確保しつつ、パスワード入力の煩わしさを回避するかという課題がある。
本開示は、利用者が異なる複数の記録メディアを、例えば1つのカメラレコーダで利用する場合に、セキュリティを確保しつつ、パスワード入力の煩わしさを回避することができる情報記録装置、記録メディア、及び情報記録システムを提供する。
本開示の第1の態様において、情報記録システムが提供される。
情報記録システムは、パスワードにより機能制限が可能な記録メディアと、記録メディアを制御する情報記録装置とを含む。
記録メディアは、
入力されたパスワードを保存するパスワード登録部と、
パスワード登録部に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部と、
パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部と、
パスワード関連情報保存部に格納された情報を、情報記録装置からの読み出し要求に従って出力するパスワード関連情報提供部と、
パスワード登録部に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部と、
パスワード照合部での照合結果に従い当該記録メディアの所定の機能を制限する機能制限部とを有し、
情報記録装置は、
パスワードと、パスワードの更新回数と関連付けられたパスワード識別IDとを保存するパスワード管理部と、
記録メディアのパスワード照合部でパスワードを照合させるため、パスワード関連情報提供部から出力された当該パスワードの更新回数及びパスワード識別IDを参照して、パスワード管理部で保存しているパスワードを選択し、記録メディアに出力する制限解除要求部と、
を有する。
本開示の第2の態様において、記録メディアが提供される。
記録メディアは、
入力されたパスワードを保存するパスワード登録部と、
パスワード登録部に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部と、
パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部と、
パスワード関連情報保存部に格納された情報を、情報記録装置からの読み出し要求に従って提供するパスワード関連情報提供部と、
パスワード登録部に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部と、
パスワード照合部での照合結果に従い当該記録メディアの所定の機能を制限する機能制限部とを有する。
本開示の第3の態様において、情報記録システムが提供される。
情報記録システムは、パスワードにより機能制限が可能な記録メディアと、記録メディアを制御する情報記録装置とを含む。
記録メディアは、
入力されたパスワードを保存するパスワード登録部と、
パスワード登録部に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部と、
パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部と、
パスワード関連情報保存部に格納された情報を、情報記録装置からの読み出し要求に従って提供するパスワード関連情報提供部と、
記録メディア固有のメディアIDを記憶するメディアID保存部と、
パスワード登録部に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部と、
パスワード照合部での照合結果に従い当該記録メディアの所定の機能を制限する機能制限部とを有する。
情報記録装置は、
メディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを紐づけしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部と、
記録メディアのパスワード照合部でパスワード比較照合させるため、記録メディアから取得したメディアIDとパスワードの更新回数を参照して、パスワード管理部で保存しているパスワードを選択し、記録メディアに出力する制限解除要求部と、
新規のパスワードを作成するパスワード作成部と、
パスワード作成部で作成された新規パスワードを、記録メディアのパスワード登録部に登録するパスワード設定部を有する。
本開示の第4の態様において、情報記録システムが提供される。
情報記録システムは、パスワードによって機能制限が可能な記録メディアを制御する情報記録装置と、パスワードを管理するパスワードサーバとを含む。
情報記録装置は、
記録メディア固有のメディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを紐づけしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部と、
記録メディアのパスワード照合部でパスワード比較照合させるため、記録メディアから取得したメディアIDとパスワードの更新回数を参照して、パスワード管理部で保存しているパスワードを選択し、記録メディアに出力する制限解除要求部と、
新規のパスワードを作成するパスワード作成部と、
パスワード作成部で作成された新規パスワードを、記録メディアのパスワード登録部に登録するパスワード設定部と、
メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部と、
データ通信部を介してパスワードサーバとの間で認証をおこなうサーバ認証部と、
新規パスワードと、当該新規パスワード設定後のパスワード更新回数と、メディアIDとを、パスワードサーバに送信するメディアパスワード情報提供部と、
パスワードサーバから受信したメディアパスワード情報におけるパスワード更新回数とメディアパスワード情報提供部に保存されているメディアパスワード情報のパスワード更新回数を、同じメディアIDのものに関して比較し、パスワードサーバから受信したパスワード更新回数がメディアパスワード情報提供部に保存されているパスワード更新回数より大きい記録メディアに限り、パスワード管理部に保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部とを有する。
パスワードサーバは、
情報記録装置との間で、メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部と、
データ通信部を介して情報記録装置の認証をおこない、認証結果に従って、当該パスワードサーバと情報記録装置との間で交換するメディアパスワード情報を制御する機器認証部と、
対象とする記録メディア全てのメディアパスワード情報を保存する全パスワード情報管理部と、
情報記録装置にメディアパスワード情報を出力するメディアパスワード情報提供部と、
情報記録装置から受信したメディアパスワード情報のパスワード更新回数と全パスワード情報管理部のメディアパスワード情報のパスワード更新回数を比較し、受信したメディアパスワード情報のパスワード更新回数が大きい場合に限り、全パスワード情報管理部に保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部と、
を有する。
本開示の第5の態様において、情報記録装置が提供される。
情報記録装置は、パスワードにより機能制限が可能な記録メディアを制御する。
情報記録装置は、
記録メディア固有のメディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを紐づけしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部と、
メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部と、
データ通信部を介してパスワードサーバとの間で認証をおこなうサーバ認証部と、
記録メディアのパスワード照合部でパスワードを照合させるため、記録メディアから取得したメディアIDとパスワードの更新回数とを参照して、パスワード管理部で保存しているメディアパスワード情報を選択し、当該メディアパスワード情報に記録されているパスワードを記録メディアに出力する制限解除要求部と、
新規のパスワードを作成するパスワード作成部と、
パスワード作成部で作成された新規パスワードを、記録メディアに登録するパスワード設定部と、
パスワード設定部を介して設定した新規パスワードと、新規パスワード設定後のパスワード更新回数と、メディアIDとを、パスワードサーバに送信するメディアパスワード情報提供部と、
パスワードサーバから受信したメディアパスワード情報におけるパスワード更新回数とメディアパスワード情報提供部に保存されているメディアパスワード情報のパスワード更新回数を、同じメディアIDのものに関して比較し、パスワードサーバから受信したパスワード更新回数がメディアパスワード情報提供部に保存されているパスワード更新回数より大きい記録メディアに限り、パスワード管理部に保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部を有する。
本開示によれば、利用者が異なる複数の記録メディアを、例えば1つのカメラレコーダで利用する場合に、セキュリティを確保しつつ、パスワード入力の煩わしさを回避することができる情報記録装置、記録メディア、及び情報記録システムを提供することができる。
情報記録システムの使用例を示す図 実施の形態1に係る情報記録システムの構成を示すブロック図 情報記録装置から記録メディアに出力するコマンドの形式の一例を説明する図 機能IDと機能名の対応を示す図 パスワード及び暗号鍵の状態遷移の一例を示す図 バージョン情報とパスワード分類との対応の一例を示す図 パスワードリストとバージョン情報の関係を示す図 実施の形態2に係る情報記録システムの構成を示すブロック図 パスワード情報を説明するための図 実施の形態2に係る情報記録装置及びパスワードサーバの構成を示すブロック図 記録メディアが情報記録装置に接続されたときにおける、パスワードサーバとの間の処理の一例を示すフローチャート 情報記録装置が記録メディアに対して新しいパスワードを設定したときにおける、パスワードサーバとの間の処理の一例を示すフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(本開示に至った経緯)
フラッシュメモリの低価格化、高速化に伴い、民生機器の分野のみならず、プロフェッショナル用途の映像機器の分野においても、メモリカードに動画像データを記録することが主流となりつつある。
しかしながら、メモリカードは小型、軽量で使いやすい反面、紛失しやすい。プロフェッショナル用途のカメラレコーダで撮影したコンテンツは個人情報や秘密情報等を含む。そのため、コンテンツが入ったメモリカードを紛失した場合や誤って他人に貸した場合のコンテンツ漏洩のリスクは非常に大きい。
このため、メモリカードを紛失した場合や誤って他人に貸した場合に、撮影したコンテンツを再生できないような機能がメモリカードに搭載されることが要望されている。
上記課題に対応する技術として、メモリカードにパスワードを設定し、設定したパスワードと同一のパスワードが入力されない場合は、当該メモリカードへのアクセスを禁止するパスワードロックという技術が知られている。
パスワードロック技術では、電源を投入する毎にパスワード入力が要求される。しかし、電源投入後、即記録が要求されるプロフェッショナル用途においては、パスワード入力は煩わしさを招く。
特許文献1によれば、前述のように、情報記録装置側にデフォルト入力パスワードを保存し、アクセス保護パスワードを記録メディア側に保存する。そして、ユーザが記録メディアを情報記録装置で使用する際、ユーザによるパスワードの入力がない場合は、デフォルト入力パスワードとアクセス保護パスワードとの比較照合を実施する。デフォルト入力パスワードとアクセス保護パスワードが一致していれば、記録メディアへのアクセス制限を解除する。これにより、ユーザは、パスワードを入力することなく、記録メディアにアクセスすることができる。
カメラレコーダや記録メディアを複数のグループで共用したい場合がある。特に、プロフェッショナルの分野においてそのような場合がある。
しかしながら、1台のカメラレコーダを複数人でグループ使用したり、稼動中のカメラレコーダを別のグループに所定期間貸し出ししたりするプロフェッショナルのカメラレコーダ用途においては、個人用途と比較してパスワード漏洩のリスクが高くなる。そのため、パスワードを頻繁に変更することが要求される。
しかし、カメラレコーダ、記録メディアをグループ内で共用化し、パスワードを頻繁に変更すると、新規に記録メディアを購入した場合や長期間使用しない場合に、使用しているパスワードのずれが発生する。特に、アーカイブ代わりに使用し長期使用しない記録メディアのパスワードは、その他の記録メディアのパスワードとは数世代も異なってしまう可能性もある。
上記のような状況を考慮すると、従来のようにデフォルト入力パスワードを装置側に保存する手法は、パスワードの異なる複数の記録メディアを利用する場合、十分ではない。具体的な例を、図1を参照にしながら説明する。
図1は、情報記録システムの使用例を示す図である。図1においては、記録メディアとして、パスワードの更新回数が1回の記録メディアA、パスワードの更新回数が4回の記録メディアB、購入したて(初期状態)の記録メディアCが存在する。また、カメラレコーダとして、記録メディアAのみを使用できるカメラレコーダa、記録メディアBのみを使用できるカメラレコーダb、記録メディアAと記録メディアBと記録メディアCを使用できるカメラレコーダcが存在する。
カメラレコーダaは、記録メディアAを専用に使用している。カメラレコーダbは、記録メディアA、記録メディアBを専用に使用している。カメラレコーダcは、記録メディアCと共に新規に購入し、カメラレコーダa、カメラレコーダbのユーザが共同で使うものとする。カメラレコーダcでは、記録メディアA、記録メディアB、記録メディアCの3つの記録メディアが利用されることとなる。
記録メディアA、記録メディアB、記録メディアCに登録されているパスワードを、カメラレコーダcに登録した場合の動作について説明する。
3種類の記録メディアの判別は、記録メディアのシリアル番号により行われる。
つまり、カメラレコーダは、記録メディアのシリアル番号を検出し、検出したシリアル番号を参照して当該記録メディアのパスワードを決定する。
しかしながら、記録メディアAの現在のパスワードがカメラレコーダaにより変更され、その後に記録メディアAがカメラレコーダcで使用された場合、カメラレコーダcに登録されている記録メディアA用のパスワードは、変更後のパスワードとは異なる。
この場合、記録メディアAのパスワードをソフトキーボード等で入力する必要があるが、入力には相当の時間を要する、そのため、撮影したい瞬間を取り逃がす虞がある。
また、カメラレコーダcに、イニシャルパスワードを含めたパスワードを複数個登録していたとしても、パスワード照合を数回実施しなければならない。しかしながら、パスワードが一致しないとパスワードの受付を禁止するロックシステムが記録メディアに実装されている場合、この方式は使用できない。
なお、ロックシステムにおけるパスワード照合の試行回数を大きく設定することが考えられる。しかし、パスワード変更回数が少ないときには使用できなくもないが、パスワードの変更回数が増加してくると、パスワード照合の試行にかかる時間が長くなり、撮影したい瞬間を取り逃がす虞が大きくなる。
本開示の具体的目的は、アクセス制限用のパスワードを設定した複数個の記録メディアを、例えば1台のカメラレコーダで使用する場合に、パスワード変更などのセキュリティ保持に費やす手順を簡素化できる情報記録装置、記録メディア、及び情報記録システムを提供することである。以下、具体的に、本開示に係る情報記録装置、記録メディア、及び情報記録システムについて説明する。
(実施の形態1)
1.構成
図2は、本開示に係る記録メディア及び情報記録装置を有する情報記録システムの構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報記録装置はカメラレコーダに適用されている。同図に示すように、本開示に係る情報記録システムは、情報記録装置1と記録メディア2を含む。
1−1.情報記録装置の構成
情報記録装置1は、データ通信部11、サーバ認証部12、パスワード管理部13、パスワード設定部14、制限解除要求部15、パスワード関連情報設定部16、ユーザデータ処理部17を含む。
データ通信部11は、パスワードサーバ等の外部機器とのインタフェースである。データ通信部11は、例えばパスワードサーバからパスワードを受信する。データ通信部11は、例えば、インターネット用ブラウザと通信制御部で構成される。
サーバ認証部12は、データ通信部11を介して受信されたパスワードの正当性を確保するために、パスワードサーバの認証を行う。
パスワード管理部13は、データ通信部11を介して入力されたパスワードを保存(管理)する。パスワード管理部13は、複数の記録メディア2が接続されている場合、各記録メディア2のパスワードを保存する。
パスワード設定部14は、パスワード管理部13が保存しているパスワードのうち所定のパスワードを記録メディア2に設定する。
制限解除要求部15は、パスワード管理部15から出力されたパスワードを記録メディア2に出力し、記録メディア2が有する機能のうち所定機能の利用の制限の解除を要求する。
パスワード関連情報設定部16は、パスワード更新回数、パスワードのバージョン情報を含むパスワード関連情報を記録メディア2に設定する。
1−2.記録メディアの構成
記録メディア2は、パスワード登録部20、パスワード更新回数計数部21、パスワード関連情報保存部22、パスワード関連情報提供部23、パスワード照合部24、暗号鍵管理部25、暗号化エンジン26、記録再生部27、機能制限部28を含む。
パスワード登録部20は、出荷の際イニシャルパスワードを保存している。パスワード登録部20は、情報記録装置1のパスワード設定部14からパスワードが送信されてくると、送信されてきたパスワードを、現在保存されているパスワードに置き換えて保存する。
パスワード更新回数計数部21は、パスワードの更新回数を計数する。パスワード更新回数計数部21には、出荷の際、更新回数の初期値として16進数の”FFFF“が設定されている。パスワード更新回数計数部21は、パスワード登録部20において、パスワード設定部14から送信されてきたパスワードが最初に設定されたときに、更新回数を0にセットし、以後パスワード登録部20においてパスワードが変更される都度1ずつ加算される。
パスワード関連情報保存部22は、パスワード更新回数計数部21で計数されたパスワード更新回数を保存する。また、パスワード関連情報保存部22は、後述するパスワードリストのバージョン情報を保存する。
パスワード関連情報提供部23は、パスワード関連情報保存部22に保存されているパスワード更新回数とパスワードリストのバージョン情報を、情報記録装置1からの要求荷応じて、情報記録装置1に送信する。
パスワード照合部24は、制限解除要求部15から出力されたパスワードと、パスワード登録部20で保存されているパスワードとの照合を行う。
暗号鍵管理部25は、コンテンツに対して暗号化処理及び復号化処理を実行する際の共通暗号鍵を生成し、生成した共通暗号鍵を管理する。暗号鍵管理部25は、パスワードの内容とは関係なく、ランダムに共通暗号鍵を生成する。そして、暗号鍵管理部25は、生成した共通暗号鍵を保存(管理)する。
暗号化エンジン26は、情報記憶装置1のユーザデータ処理部17から出力されたユーザデータを暗号化し、暗号化したユーザデータを記録再生部27に出力する。また、暗号化エンジン26は、記録再生部27で再生された暗号化データを復号化し、復号化により生成したデータを情報記憶装置1のユーザデータ処理部17に出力する。
記録再生部27は、暗号化エンジン26で暗号化したユーザデータを記憶部51に記録する。また、記録再生部27は、記憶部51に記録されている暗号化データを再生して暗号化エンジン26に出力する。
記憶部51は、ユーザデータ等の種々のデータを記憶する。記憶部51は、例えば、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)等により構成される。
機能制限部28は、記録メディア2の有する機能の、情報記憶装置1による利用を制限する。具体的に、機能制限部28は、情報記憶装置1による暗号鍵管理部25の機能の利用を制限する。機能制限部28は、パスワード照合部24でのパスワードの照合の結果、パスワードが一致している場合は、記録メディア2の機能の利用の制限を解除し、パスワードが一致していない場合は、記録メディア2の機能の利用の制限を解除しない。パスワードが不一致だった場合、情報記憶装置1は、記録メディア2に記憶されているコンテンツをリードすることもできないし、情報記憶装置1のユーザデータ処理部17が出力したユーザデータを記録メディア2に記録することもできない。
1−3.コマンド
図3は、本開示の情報記録装置から記録メディアに出力するコマンドの形式の一例を説明する図である。コマンドは、機能ID、識別ID、変更後の新パスワード、及び現在のパスワード(旧パスワード)で構成される。機能ID、識別ID、新パスワード、及び旧パスワードは、それぞれ1Byte、1Byte、16Byte、16Byteの情報量を有する。なお、識別ID、新パスワード、及び旧パスワードは、機能IDの種類によっては付随させない場合もある。
図4は、パスワードに関する機能IDの説明図である。本実施形態では、機能IDとして、「00000001」、「00000010」、「00000100」」、「00001000」が設定されている。「00000001」、「00000010」、「00000100」、「00001000」は、それぞれパスワードセット機能、パスワードクリア機能、パスワード変更機能、パスワードバージョン情報セット機能に対応する。
また、識別IDは、当該パスワードを適用するグループ等を識別するために、パスワード設定時において、パスワードに付随させて登録する。
識別IDは、記録メディア2の前記パスワード関連情報保存部22に保存され、保存された識別IDは、前記パスワード関連情報提供部23を介して情報記録装置1に記録される。
図5は、パスワード及び暗号鍵の状態遷移の説明図である。状態S0はパスワードがクリアされ、暗号鍵もクリアされた状態を示す。状態S0へは、パスワードクリアの機能IDを付加したコマンドを発行することにより、全状態から遷移可能である。パスワードクリアコマンドにおいては、機能IDに対して、識別ID、新パスワード、及び旧パスワードのいずれをも付随させる必要はない。
状態S0において、パスワードセットの機能IDを付加したコマンド(パスワードセットコマンド)を発行すると、暗号鍵が生成されて、状態S0以外の状態(S10、S20、S30、S11、S21、S31)に遷移する。パスワードセットコマンドにおいては、機能IDに、識別IDと新パスワードを付随させる。
また、これらの状態S0以外の状態(S10、S20、S30、S11、S21、S31)からパスワードクリアの機能IDを付加したコマンド(パスワードクリアコマンド)を発行すると、パスワード及び暗号鍵がクリアされた状態S0に遷移する。
状態(S10、S20、S30)は、同一のパスワードAを有するが、異なる暗号鍵を有する状態である。状態S10、S20、S30は、それぞれ、暗号鍵A、暗号鍵B、暗号鍵Cを有する。状態(S11、S21、S31)は、同一のパスワードBを有するが、異なる暗号鍵を有する状態である。
暗号鍵を変更せずにパスワードを変更するには、パスワード及び暗号鍵が存在するS0以外の状態からパスワード変更の機能IDを付加したコマンド(パスワード変更コマンド)を発行する。パスワード変更コマンドにおいては、機能IDに、識別ID、新パスワード、及び旧パスワードを付随させる。
例えば、S10状態からパスワード変更コマンドを発行すれば、暗号鍵AのままパスワードのみがパスワードAからパスワードBに変更された状態S20に遷移させることができる。
また、パスワードの変更に伴い、パスワードのバージョンが変わると、機能ID「00001000」のコマンドが発行され、パスワードのバージョン情報が変更される。
上述のように、本実施形態では、パスワードを変更しても暗号鍵が変わらない。そのため、情報記録装置1に登録されているパスワードを記録メディア2に発行し、記録メディア2において当該パスワードと記録メディア2側のパスワードを照合して、記録を開始し、記録開始後に情報記録装置1から新規パスワードを入力してパスワードを変更することも可能となる。
1−4.パージョン情報の具体例
図6は、バージョン情報とパスワード分類との対応の一例を示す図である。
バージョン情報は、8bitで構成される。バージョン情報が「00000000」であることは、パスワードのバージョンが0であることを示す。つまりパスワードが出荷時のイニシャルパスワードであることを示す。「11111111」は予約語であり、「00000001」〜「11111110」の254個がパスワードのバージョン情報として割り当てられる。
バージョン情報は、パスワード更新回数の下位ビットに対応づけられたパスワードリストのバージョン識別を目的として使用される。
バージョン情報が「00000001」であることは、パスワードのバージョンがパスワードバージョン1であることを示し、バージョン情報が「00000010」であることは、パスワードのバージョンがパスワードバージョン2であることを示し、バージョン情報が「00000011」であることは、パスワードのバージョンがパスワードバージョン3であることを示す。
出荷時の記録メディアにおいては、イニシャルパスワードがパスワード登録部29に設定されている。記録メディア2の初回使用時、情報記録装置1は、データ通信部11により、ネットワークを介して、パスワードサーバに接続し、パスワードバージョン1にかかる後述するパスワードリストを取得する。情報記録装置1は、パスワードリストを取得すると、バージョン情報を「00000001」に変更する。
(パスワードリストとバージョン情報の関係)
図7は、パスワードリストとバージョン情報の関係を示す図である。図7(a)は、パスワードバージョン1のパスワードリストを示し、図7(b)は、パスワードバージョン2のパスワードリストを示す。パスワードバージョン3以上においても同様に、パスワードバージョン毎に1個のパスワードリストが設けられる。
各パスワードリストには、パスワードの更新回数の下位3ビットと、これに対応するパスワードが記載されている。
このように、パスワード管理部13は、バージョン情報と対応したパスワードリストを保存している。つまり、バージョン情報,パスワードの更新回数の下位3ビットをパスワード識別IDとし、パスワード識別IDとパスワードの対応を一意に管理している。
より具体的には、記録メディア2のパスワード関連情報提供部23より取得したバージョン情報が1で、パスワード更新回数が1である場合、パスワード管理部13は、当該記録メディア2に保存されているパスワードは、図7(a)の2行目に示すパスワード「AAB3」であると推定する。また、記録メディア2のパスワード関連情報提供部23より取得したバージョン情報が2で、パスワード更新回数が4である場合、パスワード管理部13は、当該記録メディア2に保存されているパスワードは、図7(b)の5行目のパスワード「B9A7」であると推定する。
パスワードの下位ビットのみをパスワードリストに記載するのは、長期間使用した記録メディア2のパスワードと、新規に購入した記録メディア2ではパスワードの更新回数の差分が大きいからである。より具体的には、例えば毎週パスワードを変更するような場合、5年間使用した記録メディア2のパスワード更新回数は250回程度となり、新規に購入した記録メディア2のパスワード更新回数は0回となるので、250個以上のパスワードを情報記録装置1のパスワード管理部13に保存しておく必要がある。
パスワードの更新回数に対して記録メディア2のパスワードを一意で決定した場合、長期間使用した際に漏洩する可能性があり、セキュリティ上好ましくない。また、新規購入の記録メディア2のパスワードと既存の記録メディア2のパスワードを一致させようとすると、最大で250回程度のパスワード変更を要し、現実的ではない。
これらの課題を解決するためには、定期的にパスワードリストを更新し、最新バージョンのパスワードリストを利用すればよい。その際、パスワードの更新回数の下位ビットに関連づけられたパスワードを使用してパスワードの登録を実施してもよい。
パスワードの登録においては、記録メディア2から取得したパスワードの更新回数の下位3ビットに1を加算した更新回数とパスワードリストとを対比する。記録メディア2から取得したパスワードの更新回数の下位3ビットが「111」の場合は1を加算した更新回数は「000」となる。
新規取得の記録メディア2のパスワードと、既存の記録メディア2のパスワードを同一パスワードとする場合には、新規取得の記録メディア2においてパスワードの変更を繰り返せばよい。例えば、新規取得の記録メディア2において、パスワードの更新回数の下位3ビットを4以上とするためには、新規取得の記録メディア2に保存されているイニシャルパスワードを、パスワードリストに従い5回パスワード変更処理を行えばよい。
本実施の形態の記録メディア2では、パスワードを変更しても暗号鍵は保持される。そのため、パスワード変更のタイミングに制限はない。
なお、本実施の形態ではパスワードリストは8個のパスワードを記録しているが、8個以上または8個以下のパスワードを記録していてもよい。パスワードリストが記録するパスワードの数は、パスワードの更新頻度に合わせて設定すればよい。
また、工場出荷する際のパスワードリストとして、8個よりもより大きな更新回数分のパスワードを記載したパスワードリストを設定しておけば、別バージョンのパスワードリストをネットワーク等を介して取得する必要性が減少する。
以上説明したように、情報記録装置1は、パスワードの更新回数を保存している記録メディア2から、当該記録メディア2のパスワード更新回数を取得し、情報記録装置1に保存しているパスワードリストに記録されている複数のパスワードの中から所定のパスワードを選択して、パスワード照合用のパスワードを記録メディア2に発行する。
そして、情報記録装置1は、パスワード変更時、取得したパスワード更新回数に1を加算した更新回数のパスワードを、パスワードリストより選択して記録メディア2に設定する。
これにより、他の情報記録装置1でパスワード変更がなされた記録メディア2を挿入した場合においても、当該記録メディア2から取得したパスワード更新回数荷基づいて当該記録メディア2のパスワードを一意で決定できる。そのため、パスワード照合結果が不一致となる可能性は小さい。
また、記録メディア2のパスワードを更新する場合、情報記録装置1は、当該記録メディア2から取得したパスワード更新回数に対して1を加算した更新回数に対応するパスワード識別IDのパスワードをパスワード管理部13から選択し、記録メディア2に設定する。そのため、パスワード更新回数とパスワード識別IDの関係を継続的に保持できる。これにより、パスワード照合やパスワード更新を自動化できる。そのため、これらの処理に要する時間を大幅に節約できる。
また、新規取得の記録メディア2においてパスワードの変更を繰り返せば、新規取得の記録メディア2のパスワードと、既存の記録メディア2のパスワードを同一とすることができる。そのため、新規取得の記録メディア2において古いパスワードを利用することによるセキュリティに対するリスクを防止できる。
また、新規パスワードを追加する場合、以前に保存されていたパスワード群と追加されたパスワード群を識別するバージョン情報を、パスワード管理部13に追加し、新規バージョンのパスワードのみを利用する。これにより、古いパスワードを使用することによるセキュリティリスクを防止できる。のみならず、管理するパスワードの数を削減することもできる。
さらに、バージョン情報とパスワードの更新回数の下位ビットを参照パラメータとしてパスワードを設定する。これにより、同一のバージョン情報のパスワードリストを用いて、新規購入の記録メディア2のパスワード更新回数と既存の記録メディア2のパスワード更新回数の下位ビットを一致させれば、新規購入の記録メディア2のパスワードと既存の記録メディア2のパスワードを同一とすることができる。パスワード照合において、下位ビットのみを照合させればよいので、全ビットを照合させる場合よりも、パスワード更新に要する時間を節約することができる。
1−5.効果等
以上説明したように、本実施形態の情報記録システムは、
パスワードにより機能制限が可能な記録メディア2と、記録メディア2を制御する情報記録装置1とを含む情報記録システムであって、
記録メディア2は、
入力されたパスワードを保存するパスワード登録部20と、
パスワード登録部20に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部21と、
パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部22と、
パスワード関連情報保存部22に格納された情報を、情報記録装置1からの読み出し要求に従って出力するパスワード関連情報提供部23と、
パスワード登録部20に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部24と、
パスワード照合部24での照合結果に従い当該記録メディア2の所定の機能を制限する機能制限部28とを有し、
情報記録装置1は、
パスワードと、パスワードの更新回数と関連付けられたパスワード識別IDとを保存するパスワード管理部13と、
記録メディア2のパスワード照合部24でパスワードを照合させるため、パスワード関連情報提供部23から出力された当該パスワードの更新回数及びパスワード識別IDを参照して、パスワード管理部13で保存しているパスワードを選択し、記録メディア2に入力する制限解除要求部15と、
を有する。
上記構成により、情報記録装置1は、記録メディア2から出力された当該記録メディア2のパスワードの更新回数及びパスワード識別IDを参照して、記憶しているパスワードの中から適切なパスワードを選択し、記録メディア2に対して出力することができる。したがって、使用される記録メディア2が変更された場合でも、情報記録装置1は、記録メディア2に対して適切なパスワードを出力することができる。
これにより、使用者が異なる複数の記録メディア2を、例えば1つのカメラレコーダで利用する場合に、セキュリティを確保しつつ、パスワード入力の煩わしさを回避することができる。
本実施形態において、
情報記録装置1は、さらに、パスワード設定部14を備え、
パスワード設定部14は、パスワードの更新の際、パスワード関連情報提供部23から出力された当該パスワードの更新回数に1を加算し、加算した更新回数に関連付けられたパスワードを記録メディア2のパスワード登録部20に保存する。
これにより、パスワードの更新の際、記録メディア2に、パスワードの更新回数と、加算した更新回数に関連付けられたパスワードを記録メディア2に同時に登録することができる。
本実施形態において、
パスワード管理部13は、パスワード及びパスワード識別IDを、出荷時に複数個ずつ保存している。
これにより、例えば出荷時にパスワードが1個だけ保存している場合よりも、セキュリティが向上する。
本実施形態において、
パスワード設定部14は、
記録メディア2のパスワードの更新の際、パスワード関連情報提供部23から提供された当該パスワードの更新回数を参照して、所望の更新回数に対応するパスワードとなるよう、パスワード登録部20に対してパスワードの設定を複数回実施する。
これにより、記録メディア2のパスワードの更新回数を、パスワード関連情報提供部23から提供された当該パスワードの更新回数に容易に一致させることができる。
本実施形態において、
記録メディア2は、さらにパスワード関連情報設定部16を備え、
パスワード管理部13は、複数のパスワードと更新回数とを対応付けて保存したパスワードリスト及びそのバージョン情報を記憶しており、
パスワード関連情報設定部16は、パスワード設定部14が記録メディア2に設定した当該パスワードのバージョン情報を、パスワード関連情報保存部22に設定し、
制限解除要求部15は、パスワード関連情報提供部23から提供されたパスワード更新回数とバージョン情報を参照して、パスワード管理部13に保存されている複数のパスワードの中から所定のパスワードを選択する。
これにより、複数のパスワードと更新回数とを対応付けて保存したパスワードリスト自体を更新することができる。よって、セキュリティが一層向上する。
本実施形態において、
パスワード識別IDは、パスワードの更新回数の下位Nビット(Nは自然数)と等しい。
これにより、パスワード識別IDを容易に設定することができる。
本実施形態の記録メディア2は、
入力されたパスワードを保存するパスワード登録部20と、
パスワード登録部20に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部21と、
パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部22と、
パスワード関連情報保存部22に格納された情報を、情報記録装置1からの読み出し要求に従って提供するパスワード関連情報提供部23と、
パスワード登録部20に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部24と、
パスワード照合部24での照合結果に従い当該記録メディア2の所定の機能を制限する機能制限部28とを有する。
これにより、使用者が異なる複数の記録メディア2を、例えば1つのカメラレコーダで利用する場合に、セキュリティを確保しつつ、パスワード入力の煩わしさを回避することができる。
(実施の形態2)
2−1.構成
実施の形態1では、パスワードを管理しているサーバから送信されるパスワードを記録メディア2のパスワードとして使用したが、本実施の形態では、情報記録装置1にユーザがパスワードを入力するためのパスワード入力部10を設け、ユーザが入力したパスワードを記録メディア2のパスワードとして用いる。
図8は、本実施の形態に係る情報記録システムの構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施の形態に係る情報記録システムは、情報記録装置1aと記録メディア2aとを含む。
本実施の形態に係る情報記録システムでは、実施の形態1と同様に、情報記録装置1aの発行するパスワードにより、記録メディア2aの暗号化エンジンを制御し、暗号化されて記録されたデータは、パスワードが一致しないとデコードできないようになっている。そのため、記録メディア2aのセキュリティを保持できる。以下、本実施の形態に係る情報記録システムについて、具体的に説明する。
まず、記録メディア2aの構成について図8を参照して説明する。
本実施形態の記録メディア2aは、実施の形態1の記録メディア2の構成に加え、さらに、メディアID保存部29を備えている。メディアID保存部29は、記録メディア2の識別パラメータであるメディアIDとして、例えばシリアル番号を用いることができる。図8では、情報記録装置1aにおいて、メディアIDと記録メディア2のパスワード関連情報提供部23より読み出されたパスワード更新回数とを対応づけて管理する。その他の構成は、実施形態1と同様であり、説明を省略する。
つぎに、情報記録装置1aの構成について、図8を参照して説明する。
本実施形態の情報記録装置1aは、実施形態1の情報記録装置1の構成に加え、さらに、パスワード入力部10、メディアパスワード情報提供部30a、メディアパスワード情報更新部31aを備える。一方、本実施形態の情報記録装置1aは、実施形態1の情報記録装置1のパスワード関連情報設定部16は備えていない。
パスワード入力部10は、記録メディア2aのパスワードを、記録メディア2aの使用者が作成して入力するための操作インタフェースである。パスワード入力部10は、例えば、タッチパネルやキーボード等により構成できる。
本実施形態のパスワード管理部13aは、記録メディア2aのメディアIDと、記録メディア2aのパスワード更新回数及びパスワードとを対応付けて記憶(管理)している。
パスワード管理部13aは、以下のパスワード情報を記録(管理)する。
(Type1) 情報記録装置1aで設定した記録メディア2aのパスワード情報
(Type2) パスワードを管理しているパスワードサーバ4から取得したパスワード情報
(Type1)のパスワード情報は、(Type2)のパスワード情報を情報記録装置1aが取得してから記録された情報であり、情報記録装置1aのみに記録されている。
メディアパスワード情報提供部30aは、(Type1)にかかるパスワード情報を、データ通信部11を介してサーバに登録する。
メディアパスワード情報更新部31aは、(Type2)にかかるパスワード情報を、データ通信部11を介して取得する。
パスワード管理部13aの動作について、図9を参照して、説明する。図9は、パスワード管理部13aが管理しているパスワードリストの例を示す図である。具体的に、図9(a)は、メディアパスワード情報更新部31aを介して取得したパスワード情報を記録したパスワードリストであり、(Type2)のパスワード情報を記録したパスワードリストに相当する。図9(b)は当該情報記録装置1aで設定したパスワード情報を記録したパスワードリストであり、(Type1)のパスワード情報を記録したパスワードリストに相当する。図9(c)は、図9(a)のパスワード情報を取得してからある時間が経過した後に、メディアパスワード情報更新部31aを介して取得したパスワード情報を記録したパスワードリストである。
図9(a)のパスワードリストには、4個の記録メディア2aが登録されている。具体的に、本例では、「0000」「0001」「0010」「0011」のメディアIDを有する4個の記録メディア2aのそれぞれについて、パスワード及びパスワード更新回数の情報が記録されている。
図9(b)のパスワードリストでは、図9(a)のパスワードリストにおいて「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワードが「AAA1」から「NAAF」に変更され、「0010」のメディアIDの記録メディア2aのパスワードが「BBA4」から2回変更されて「BAA4」に変更されている。
図9(c)のパスワードリストでは、「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード更新回数が、図9(a)の「001」から「011」に2回増加している。
これは、「0000」の記録メディアが、「NAAF」のパスワードを付した情報記録装置とは異なる情報記録装置でパスワード更新されたことを示す。このような状態は、記録メディアにパスワードを設定し、パスワードを設定した本人が、同一記録メディアのパスワードを、パスワードを設定した情報記録装置とは異なる情報記録装置で更新した場合に発生する。
パスワード管理部13aにおいて、図9(a)及び図9(b)に示すパスワードリスト(パスワード情報)を管理している状態で、メディアパスワード情報更新部31aを介して図9(c)のパスワードリストを取得した場合の動作について説明する。
図9(b)のパスワードリストと図9(c)のパスワードリストにおいて、「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード更新回数を比較すると、図9(c)のパスワードリストのパスワード更新回数の方が大きい。また、「0010」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード更新回数を比較すると、図9(b)のパスワードリストのパスワード更新回数の方が大きい。
この場合、情報記録装置1aは、当該情報記録装置1aにおいて「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワードを変更した後、他の情報記録装置1aが「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワードを再度変更したと判定する。
このとき、当該情報記録装置1aのパスワード管理部13aは、図9(b)のパスワードリストにおけるメディアIDが「0000」の記録メディア2aのパスワードを消去し、図9(a)のパスワードリストにおけるメディアIDが「0000」の記録メディア2aのパスワード情報を、図9(c)に示すパスワードリストにおけるメディアIDが「0000」の記録メディア2aのパスワード更新回数及びパスワードに変更する。
パスワード管理部13aが、更新された図9(b)のパスワード情報を、メディアパスワード情報提供部30a及びデータ通信部11を介してパスワードサーバに送信する動作について説明する。
図10は、実施の形態2の情報記録装置1aに接続されたパスワードサーバ4の構成を示すブロック図である。
情報記録装置1aは、図8における情報記録装置1と同一の構成であるので説明を割愛する。
パスワードサーバ4は、データ通信部41、メディアパスワード情報提供部30b、メディアパスワード情報更新部31b、機器認証部42、及び全パスワード情報管理部43を有する。パスワードサーバ4は、情報記録装置1aから送信された記録メディア2aのパスワード情報を管理し、複数の情報記録装置1aとの間でパスワード情報を送受信する。
データ通信部41は、情報記録装置1aとパスワード情報の送受信をおこなう。機器認証部42は、パスワード情報の交換をする情報記録装置1aの認証を行う。また、機器認証部42は、交換するパスワード情報の峻別を行う。
全パスワード情報管理部43は、情報記録装置1aから送信された記録メディアのパスワード情報を管理している。
メディアパスワード情報提供部30bは、全パスワード情報管理部43で管理しているパスワード情報を、機器認証部42の認証結果に従い、データ通信部11を介して情報記録装置1に送信する。
メディアパスワード情報更新部31bは、データ通信部11を介して受信した情報記録装置1aのパスワード情報を、全パスワード情報管理部43に反映するか否かを決定する。
メディアパスワード情報更新部31bで受信するパスワード情報は、図9(b)で例示したような、情報記録装置1aで設定されたパスワードに関する情報である。
図9(b)にかかるパスワード情報がメディアパスワード情報更新部31bに入力され、その入力時点における全パスワード情報管理部43のパスワード情報が図9(c)に示すような情報であった場合の動作について、以下説明する。
図9(b)のパスワードリストと図9(c)のパスワードリストにおいて、「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード更新回数を比較すると、図9(c)のパスワード更新回数の方が大きい。また、「0010」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード更新回数を比較すると、図9(b)のパスワードリストのパスワード更新回数の方が大きい。
この場合、現時点でパスワードサーバ4とパスワード交換している情報記録装置1aは、当該情報記録装置1aにおいて「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワードを変更した後、他の情報記録装置1aが「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワードを再度変更し、その情報記録装置1aが先にパスワードサーバ4にパスワード情報を送信したと判定する。
このとき、パスワードサーバ4のメディアパスワード情報更新部31bは、「0000」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード情報(図9(b)のパスワード情報を、全パスワード情報管理部43に転送しない。
また、このとき、現時点でパスワードサーバ4とパスワード交換している情報記録装置1aが、「0010」のメディアIDの記録メディア2aの最新のパスワード情報を持っていると判断できる。そのため、「0010」のメディアIDの記録メディア2aのパスワード情報(図9(b))のパスワード情報を、全パスワード情報管理部43に転送する。
このように、記録メディア2aのメディアIDとパスワード更新回数を管理すれば、1つの記録メディア2aを複数の情報記録装置1aで利用する場合において、当該記録メディア2aのパスワードを変更した場合においても、それぞれの情報記録装置1a及びパスワードサーバ4が有しているパスワードを正確に管理することができる。
また、個人が作成したパスワードを、情報記録装置1aを介して記録メディア2aに設定し、そのパスワードをパスワードサーバ4に登録後、パスワードサーバ4を介して認証済みの他の情報記録装置1aに提供することができる。これにより、個々の記録メディア2aごとに異なるパスワードを作成し、適宜そのパスワードを変更することが可能となる。
図11は、記録メディア2aが情報記録装置1aに接続されたときにおける、パスワードサーバ4との間の処理の一例を示すフローチャートである。
記録メディア2aが情報記録装置1aに接続されると(S1)、情報記録装置1aは記録メディア2aのメディアID及び更新回数を記録メディア2aに問い合わせる(S2)。記録メディア2aは、記録メディア2aのメディアID及び更新回数を情報記録装置1aに送信する(S3)。情報記録装置1aは、記録メディア2aから受信したメディアIDの更新回数が、パスワードリストに記録されている記録メディア2aの更新回数と一致するか判定する(S4)。パスワードリストに記録されている記録メディア2aの更新回数と一致するときは、情報記録装置1aは、パスワードリストに記録されているパスワードのうち、記録メディア2aから受信したメディアIDに対応するパスワードを記録メディア2aに送信する(S5)。これに対し、パスワードリストに記録されている記録メディア2aの更新回数と一致しないときは、情報記録装置1aは、記録メディア2aから受信したメディアID及び更新回数に対応するパスワードをパスワードサーバ4に問い合わせる(S6)。パスワードサーバ4は、メディアID及び更新回数に対応するパスワードを情報記録装置1aに送信する(S7)。情報記録装置1aは、パスワードサーバ4から受信したパスワードを記録メディア2aに送信する(S8)。記録メディア2aは、情報記録装置1aから受信したパスワードに対して照合処理を行う(S9)。
図12は、情報記録装置1aが記録メディア2aに対してパスワード変更処理を行ったとき、つまり新しいパスワードを設定したときにおける、パスワードサーバ4との間の処理の一例を示すフローチャートである。
情報記録装置1aは記録メディア2aに新パスワードを設定すると(S11)、記録メディア2aのメディアID、新パスワード及び更新回数をパスワードサーバ4に送信する(S12)。パスワードサーバ4は、送信されてきたメディアIDに対応するパスワード及び更新回数を更新する(S13)。
2−2.効果等
以上説明したように、実施形態2の情報記録システムは、
パスワードにより機能制限が可能な記録メディア2aと、記録メディア2aを制御する情報記録装置1aとを含む情報記録システムであって、
記録メディア2aは、
入力されたパスワードを保存するパスワード登録部20と、
パスワード登録部20に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部21と、
パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部22と、
パスワード関連情報保存部22に格納された情報を、情報記録装置1aからの読み出し要求に従って提供するパスワード関連情報提供部23と、
記録メディア2a固有のメディアIDを記憶するメディアID保存部29と、
パスワード登録部20に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部24と、
パスワード照合部24での照合結果に従い当該記録メディア2aの所定の機能を制限する機能制限部28を有し、
情報記録装置1aは、
メディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを関連付けしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部13aと、
記録メディア2aのパスワード照合部24でパスワード比較照合させるため、記録メディア2aから取得したメディアIDとパスワードの更新回数を参照して、パスワード管理部13aで保存しているパスワードを選択し、記録メディア2aに入力する制限解除要求部15と、
新規のパスワードを作成するパスワード入力部10と、
パスワード入力部10で作成された新規パスワードを、記録メディア2aのパスワード登録部20に登録するパスワード設定部14を有する。
本実施形態の情報記録システムは、
パスワードによって機能制限が可能な記録メディア2aを制御する情報記録装置1aと、パスワードを管理するパスワードサーバ4とを含む情報記録システムであって、
情報記録装置1aは、
記録メディア2a固有のメディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを関連付けしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部13aと、
記録メディア2aのパスワード照合部24でパスワード比較照合させるため、記録メディア2aから取得したメディアIDとパスワードの更新回数を参照して、パスワード管理部13aで保存しているパスワードを選択し、記録メディア2aに入力する制限解除要求部15と、
新規のパスワードを作成するパスワード入力部10と、
パスワード入力部10で作成された新規パスワードを、記録メディア2aのパスワード登録部20に登録するパスワード設定部14と、
メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部11と、
データ通信部11を介してパスワードサーバ4との間で認証をおこなうサーバ認証部12と、
新規パスワードと、当該新規パスワード設定後のパスワード更新回数と、メディアIDとを、パスワードサーバ4に送信するメディアパスワード情報提供部30aと、
パスワードサーバ4から受信したメディアパスワード情報におけるパスワード更新回数とメディアパスワード情報提供部30aに保存されているメディアパスワード情報のパスワード更新回数を、同じメディアIDのものに関して比較し、パスワードサーバ4から受信したパスワード更新回数がメディアパスワード情報提供部30aに保存されているパスワード更新回数より大きい記録メディア2aに限り、パスワード管理部13aに保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部31bとを有し、
パスワードサーバ4は、
情報記録装置1aとの間で、メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部11と、
データ通信部11を介して情報記録装置1aの認証をおこない、認証結果に従って、当該パスワードサーバ4と情報記録装置1aとの間で交換するメディアパスワード情報を制御する機器認証部42と、
対象とする記録メディア2a全てのメディアパスワード情報を保存する全パスワード情報管理部43と、
情報記録装置1aにメディアパスワード情報を出力するメディアパスワード情報提供部30aと、
情報記録装置1aから受信したメディアパスワード情報のパスワード更新回数と全パスワード情報管理部43のメディアパスワード情報のパスワード更新回数を比較し、受信したメディアパスワード情報のパスワード更新回数が大きい場合に限り、全パスワード情報管理部43に保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部31bと、
を有する。
本実施形態の情報記録装置1aは、
パスワードにより機能制限が可能な記録メディア2aを制御する情報記録装置1aであって、
記録メディア2a固有のメディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを関連付けしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部13aと、
メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部11と、
データ通信部11を介してパスワードサーバ4との間で認証をおこなうサーバ認証部12と、
記録メディア2aのパスワード照合部24でパスワードを照合させるため、記録メディア2aから取得したメディアIDとパスワードの更新回数とを参照して、パスワード管理部13aで保存しているメディアパスワード情報を選択し、当該メディアパスワード情報に記録されているパスワードを記録メディア2aに入力する制限解除要求部15と、
新規のパスワードを作成するパスワード入力部10と、
パスワード入力部10で作成された新規パスワードを、記録メディア2aに登録するパスワード設定部14と、
パスワード設定部14を介して設定した新規パスワードと、新規パスワード設定後のパスワード更新回数と、メディアIDとを、パスワードサーバ4に送信するメディアパスワード情報提供部30aと、
パスワードサーバ4から受信したメディアパスワード情報におけるパスワード更新回数とメディアパスワード情報提供部30aに保存されているメディアパスワード情報のパスワード更新回数を、同じメディアIDのものに関して比較し、パスワードサーバ4から受信したパスワード更新回数がメディアパスワード情報提供部30aに保存されているパスワード更新回数より大きい記録メディア2aに限り、パスワード管理部13aに保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部31bを有する。
上記構成により、情報記録装置1は、記録メディア2から出力された当該記録メディア2のメディアID及びパスワードの更新回数を参照して、記憶しているパスワードの中から適切なパスワードを選択し、記録メディア2に対して出力することができる。したがって、使用される記録メディア2が変更された場合でも、情報記録装置1は、記録メディア2に対して適切なパスワードを出力することができる。
これにより、使用者が異なる複数の記録メディア2aを、例えば1つのカメラレコーダで利用する場合に、セキュリティを確保しつつ、パスワード入力の煩わしさを回避することができる情報記録装置1a、記録メディア2a、及び情報記録システムを提供することができる。
(その他の実施の形態)
実施形態1の情報記録装置1を構成するデータ通信部11、サーバ認証部12、パスワード設定部14、制限解除要求部15、パスワード関連情報設定部16、ユーザデータ処理部17は、LSI等の半導体プロセッサにより実現可能である。その際、これらの部分は、それぞれ1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。パスワード管理部13は、半導体メモリにより実現可能である。上記半導体プロセッサと半導体メモリは1チップ化してもよい。なお、半導体メモリとして、記憶部51を利用してもよい。
記録メディア2を構成するパスワード更新回数計数部21、パスワード関連情報提供部23、パスワード照合部24、暗号化エンジン26、記録再生部27、機能制限部28は、LSI等の半導体プロセッサにより実現可能である。その際、これらの部分は、それぞれ1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。パスワード登録部20、パスワード関連情報保存部22、暗号鍵管理部25は、半導体メモリにより実現可能である。上記半導体プロセッサと半導体メモリは1チップ化してもよい。なお、半導体メモリとして、記憶部51を利用してもよい。
また、実施形態2の情報記録装置1aを構成するデータ通信部11、サーバ認証部12、パスワード設定部14、制限解除要求部15、ユーザデータ処理部16、メディアパスワード情報提供部30a、メディアパスワード情報更新部31aは、LSI等の半導体プロセッサにより実現可能である。その際、これらの部分は、それぞれ1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。パスワード管理部13は、半導体メモリにより実現可能である。上記半導体プロセッサと半導体メモリは1チップ化してもよい。なお、半導体メモリとして、記憶部51を利用してもよい。
記録メディア2aを構成するパスワード更新回数計数部21、パスワード関連情報提供部23、パスワード照合部24、暗号化エンジン26、記録再生部27、機能制限部28、メディアID保存部29は、LSI等の半導体プロセッサにより実現可能である。その際、これらの部分は、それぞれ1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。パスワード登録部20、パスワード関連情報保存部22、暗号鍵管理部25、メディアID保存部29は、半導体メモリにより実現可能である。上記半導体プロセッサと半導体メモリは1チップ化してもよい。なお、半導体メモリとして、記憶部51を利用してもよい。
なお、ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらに、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてあり得る。
また、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェア及びハードウェアの混在処理(協働)により実現しても良い。つまり、情報記録装置1及び記録メディア2は、プロセッサと、プログラムを記憶したメモリとを備えており、上記各部の機能は、メモリ上のプログラムをプロセッサが実行することにより実現されてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
本開示に係る記録メディアならびに情報記録装置は、データを暗号化して記録するので、記録メディアを紛失した場合のリスクを軽減できる。そして、データ暗号化を管理する記録メディアのパスワード更新を、新規に購入した記録メディアと使用中の記録メディアを区別することなく随時実施することができる。そのため、大量の記録メディアを使用し、高セキュリティの運用が要求されるプロフェッショナル用途のカメラレコーダ分野で利用される可能性が高い。
11 データ通信部
12 サーバ認証部
13 パスワード管理部
14 パスワード設定部
15 制限解除要求部
16 パスワード関連情報設定部
13a パスワード管理部
20 パスワード登録部
21 パスワード更新回数計数部
22 パスワード関連情報保存部
23 パスワード関連情報提供部
24 パスワード照合部
25 暗号鍵管理部
26 暗号化エンジン
27 記録再生部
28 機能制限部
41 データ通信部
51 記憶部

Claims (10)

  1. パスワードにより機能制限が可能な記録メディアと、前記記録メディアを制御する情報記録装置とを含む情報記録システムであって、
    前記記録メディアは、
    入力されたパスワードを保存するパスワード登録部と、
    前記パスワード登録部に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部と、
    前記パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部と、
    前記パスワード関連情報保存部に格納された情報を、前記情報記録装置からの読み出し要求に従って出力するパスワード関連情報提供部と、
    前記パスワード登録部に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部と、
    前記パスワード照合部での照合結果に従い当該記録メディアの所定の機能を制限する機能制限部とを有し、
    前記情報記録装置は、
    パスワードと、パスワードの更新回数と関連付けられたパスワード識別IDとを保存するパスワード管理部と、
    前記記録メディアのパスワード照合部でパスワードを照合させるため、前記パスワード関連情報提供部から出力された当該パスワードの更新回数及び前記パスワード管理部のパスワード識別IDを参照して、前記パスワード管理部で保存しているパスワードを選択し、前記記録メディアに出力する制限解除要求部と、
    を有する、情報記録システム。
  2. 前記情報記録装置は、さらに、パスワード設定部を備え、
    前記パスワード設定部は、パスワードの更新の際、前記パスワード関連情報提供部から出力された当該パスワードの更新回数に1を加算し、加算した更新回数に関連付けられたパスワードを前記記録メディアのパスワード登録部に保存する、
    請求項1に記載の情報記録システム。
  3. 前記パスワード管理部は、パスワードと、それに対応するパスワード識別IDを、出荷時に複数個保存している、
    請求項1に記載の情報記録システム。
  4. 前記パスワード設定部は、
    前記記録メディアのパスワードの更新の際、前記パスワード関連情報提供部から提供された当該パスワードの更新回数を参照して、所望の更新回数に対応するパスワードとなるよう、前記パスワード登録部に対してパスワードの設定を複数回実施する、
    請求項2に記載の情報記録システム。
  5. 前記記録メディアは、さらにパスワード関連情報設定部を備え、
    前記パスワード管理部は、複数のパスワードと更新回数とを対応付けて保存したパスワードリスト及びそのバージョン情報を記憶しており、
    前記パスワード関連情報設定部は、前記パスワード設定部が前記記録メディアに設定した当該パスワードのバージョン情報を、前記パスワード関連情報保存部に設定し、
    前記制限解除要求部は、前記パスワード関連情報提供部から提供されたパスワード更新回数とバージョン情報を参照して、前記パスワード管理部に保存されている複数のパスワードの中から所定のパスワードを選択する、
    請求項2に記載の情報記録システム。
  6. 前記パスワード識別IDは、前記パスワードの更新回数の下位Nビット(Nは自然数)と等しいことを特徴とする請求項1に記載の情報記録システム。
  7. 入力されたパスワードを保存するパスワード登録部と、
    前記パスワード登録部に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部と、
    前記パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部と、
    前記パスワード関連情報保存部に格納された情報を、前記情報記録装置からの読み出し要求に従って提供するパスワード関連情報提供部と、
    前記パスワード登録部に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部と、
    前記パスワード照合部での照合結果に従い当該記録メディアの所定の機能を制限する機能制限部と、
    を有する記録メディア。
  8. パスワードにより機能制限が可能な記録メディアと、前記記録メディアを制御する情報記録装置とを含む情報記録システムであって、
    前記記録メディアは、
    入力されたパスワードを保存するパスワード登録部と、
    前記パスワード登録部に保存されたパスワードの更新回数を計数するパスワード更新回数計数部と、
    前記パスワードの更新回数を格納するパスワード関連情報保存部と、
    前記パスワード関連情報保存部に格納された情報を、前記情報記録装置からの読み出し要求に従って提供するパスワード関連情報提供部と、
    前記記録メディア固有のメディアIDを記憶するメディアID保存部と、
    前記パスワード登録部に保存されているパスワードと入力されるパスワードとを照合するパスワード照合部と、
    前記パスワード照合部での照合結果に従い当該記録メディアの所定の機能を制限する機能制限部とを有し、
    前記情報記録装置は、
    前記メディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを関連付けしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部と、
    前記記録メディアのパスワード照合部でパスワード比較照合させるため、前記記録メディアから取得したメディアIDとパスワードの更新回数を参照して、前記パスワード管理部で保存しているパスワードを選択し、前記記録メディアに出力する制限解除要求部と、
    新規のパスワードを作成するパスワード作成部と、
    前記パスワード作成部で作成された新規パスワードを、前記記録メディアのパスワード登録部に登録するパスワード設定部とを有する、
    情報記録システム。
  9. パスワードによって機能制限が可能な記録メディアを制御する情報記録装置と、前記パスワードを管理するパスワードサーバとを含む情報記録システムであって、
    前記情報記録装置は、
    前記記録メディア固有のメディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを関連付けしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部と、
    前記記録メディアのパスワード照合部でパスワード比較照合させるため、前記記録メディアから取得したメディアIDとパスワードの更新回数を参照して、前記パスワード管理部で保存しているパスワードを選択し、前記記録メディアに出力する制限解除要求部と、
    新規のパスワードを作成するパスワード作成部と、
    前記パスワード作成部で作成された新規パスワードを、前記記録メディアのパスワード登録部に登録するパスワード設定部と、
    前記メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部と、
    前記データ通信部を介して前記パスワードサーバとの間で認証をおこなうサーバ認証部と、
    前記新規パスワードと、当該新規パスワード設定後のパスワード更新回数と、前記メディアIDとを、前記パスワードサーバに送信するメディアパスワード情報提供部と、
    前記パスワードサーバから受信した前記メディアパスワード情報におけるパスワード更新回数と前記パスワード管理部に保存されている前記メディアパスワード情報のパスワード更新回数を、同じメディアIDのものに関して比較し、前記パスワードサーバから受信したパスワード更新回数が前記パスワード管理部に保存されているパスワード更新回数より大きい記録メディアに限り、前記パスワード管理部に保存されている前記メディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部とを有し、
    前記パスワードサーバは、
    前記情報記録装置との間で、前記メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部と、
    前記データ通信部を介して情報記録装置の認証をおこない、認証結果に従って、当該パスワードサーバと前記情報記録装置との間で交換する前記メディアパスワード情報を制御する機器認証部と、
    対象とする記録メディア全てのメディアパスワード情報を保存する全パスワード情報管理部と、
    前記情報記録装置に前記メディアパスワード情報を出力するメディアパスワード情報提供部と、
    前記情報記録装置から受信した前記メディアパスワード情報のパスワード更新回数と前記全パスワード情報管理部の前記メディアパスワード情報のパスワード更新回数を比較し、受信したメディアパスワード情報のパスワード更新回数が大きい場合に限り、前記全パスワード情報管理部に保存されているメディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部と、
    を有する情報記録システム。
  10. パスワードにより機能制限が可能な記録メディアを制御する情報記録装置であって、
    記録メディア固有のメディアIDにパスワードとパスワードの更新回数とを関連付けしたメディアパスワード情報を保存するパスワード管理部と、
    前記メディアパスワード情報を送受信するデータ通信部と、
    前記データ通信部を介してパスワードサーバとの間で認証をおこなうサーバ認証部と、
    前記記録メディアのパスワード照合部でパスワードを照合させるため、前記記録メディアから取得したメディアIDとパスワードの更新回数とを参照して、前記パスワード管理部で保存しているメディアパスワード情報を選択し、当該メディアパスワード情報に記録されているパスワードを前記記録メディアに出力する制限解除要求部と、
    新規のパスワードを作成するパスワード作成部と、
    前記パスワード作成部で作成された新規パスワードを、前記記録メディアに登録するパスワード設定部と、
    前記パスワード設定部を介して設定した新規パスワードと、新規パスワード設定後のパスワード更新回数と、前記メディアIDとを、前記パスワードサーバに送信するメディアパスワード情報提供部と、
    前記パスワードサーバから受信した前記メディアパスワード情報におけるパスワード更新回数と前記パスワード管理部に保存されている前記メディアパスワード情報のパスワード更新回数を、同じメディアIDのものに関して比較し、前記パスワードサーバから受信したパスワード更新回数が前記パスワード管理部に保存されているパスワード更新回数より大きい記録メディアに限り、前記パスワード管理部に保存されている前記メディアパスワード情報を更新するメディアパスワード情報更新部を有する情報記録装置。
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