JP2020013332A - 画像認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパの動作時のフレームレートの低下を抑制する。【解決手段】画像認識装置(10)は、移動体(1)の室内から、ワイパが取り付けられたウィンドウガラス越しに外部を撮像した時間的に連続する複数のフレーム画像のうち一のフレーム画像を複数の領域に分割する分割手段(13)と、複数の領域各々について、ワイパ及びウィンドウガラスへの付着物の少なくとも一方が映り込んでいるか否かを判定する判定手段(13)と、複数の領域のうち、ワイパ及び付着物が映り込んでいないと判定された領域に含まれる物標を検出する物標検出手段(14)と、物標検出手段の検出結果に基づいて、複数のフレーム画像の二以上のフレーム画像に含まれる物標である追跡対象を追跡する追跡手段(15)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像認識装置の技術分野に関する。
この種の装置として、例えば、撮像画像において対象物候補が基準回数以上連続して検知された場合に、該対象物候補を対象物として特定する車両用撮像装置であって、ワイパが作動している場合はワイパが映っていない撮像画像のみを取得する車両用撮像装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−071539号公報
特許文献1に記載の技術では、ワイパが動作している場合(主に雨天時)のフレームレートが著しく低下するという技術的問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ワイパの動作時においてもフレームレートの低下を抑制することができる画像認識装置の提供することを課題とする。
本発明の一態様に係る画像認識装置は、移動体の室内からワイパが取り付けられたウィンドウガラス越しに前記移動体の外部を撮像する撮像装置により撮像された時間的に連続する複数のフレーム画像を取得する取得手段と、前記複数のフレーム画像各々に含まれる物標を検出する物標検出手段と、前記物標検出手段の検出結果に基づいて、前記複数のフレーム画像の二以上のフレーム画像に含まれる物標である追跡対象を追跡する追跡手段と、を備える画像認識装置であって、前記複数のフレーム画像のうち一のフレーム画像を複数の領域に分割する分割手段と、前記複数の領域各々について、前記ワイパ及び前記ウィンドウガラスへの付着物の少なくとも一方が映り込んでいるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記物標検出手段は、前記複数の領域のうち、前記ワイパ及び前記付着物が映り込んでいないと判定された領域に含まれる物標を検出し、前記追跡手段は、前記複数の領域各々について、前記一のフレーム画像よりも時間的に前の他のフレーム画像についての前記物標検出手段の検出結果に基づいて、前記追跡対象を追跡するというものである。
実施形態に係る画像解析装置の構成を示すブロック図である。 画像の一例を示す図である。 トラッキング処理の一例を示す図である。 実施形態に係る画像解析処理を示すフローチャートである。
画像認識装置に係る実施形態について図1乃至図4を参照して説明する。以下の実施形態では、画像認識装置の一例として画像解析装置を挙げる。
(構成)
実施形態に係る画像解析装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る画像解析装置の構成を示す図である。
図1において、画像解析装置10は、車両1に搭載されている。車両1は、車室内からワイパが取り付けられたウィンドウガラス越しに車両1の外部を撮像するカメラ(図示せず)を備えている。ここで、車両1が自動車(例えば自動四輪車)である場合、ウィンドウガラスは、自動車のフロントウィンドウに限らず、例えばリアウィンドウ等であってもよい。
画像解析装置10は、その内部に論理的に実現される処理ブロックとして又は物理的に実現される処理回路として、ワイパ動作取得機能部11、雨天判定機能部12、領域毎実行処理判定機能部13、物標認識機能部14、物標トラッキング機能部15及び物標位置予測機能部16を備えて構成されている。画像解析装置10の動作時には、カメラにより撮像された時間的に連続する複数のフレーム画像(図1の“画像情報”に相当)が、画像解析装置10に逐次入力される。
ワイパ動作取得機能部11は、ワイパの状態に係る情報(例えば、ON/OFF、低速連続動作、高速連続動作、間欠動作、間欠動作の間隔、等)を取得する。「ワイパの状態に係る情報」を、以降、適宜「ワイパ情報」と称する。
雨天判定機能部12は、上記ワイパ情報及びフレーム画像の少なくとも一方に基づいて、雨天であるか否かを判定する。具体的には、雨天判定機能部12は、ワイパ情報によりワイパが動作中であることが示されている場合に、雨天であると判定する。雨天判定機能部12は、フレーム画像から雨滴に相当する輪郭(例えば円形)が存在する領域を抽出し、フレーム画像に占める該抽出された領域の割合が所定値以上である場合に、雨天であると判定する。或いは、雨天判定機能部12は、ワイパ情報により示されるワイパの状態及びフレーム画像から抽出された雨滴に相当する輪郭が存在する領域の両方を考慮して、雨天であるか否かを総合的に判定してもよい。尚、ここに示した雨天の判定方法は一例であり、これらに限定されるものではない。
領域毎実行処理判定機能部13は、雨天判定機能部12により雨天であると判定された場合、フレーム画像を複数の領域に分割する。具体的には、領域毎実行処理判定機能部13は、フレーム画像を、図2(a)に示すように、例えば12の領域に分割する。
次に、領域毎実行処理判定機能部13は、分割された各領域について、ワイパ及びウィンドウガラスへの付着物(例えば雨滴、泥ハネ等)の映り込みの有無を判定する。例えば図2(b)に示すフレーム画像の場合、領域毎実行処理判定機能部13は、領域(9)(図2(a)参照)以外の領域について、映り込みがあると判定する。例えば図2(c)に示すフレーム画像の場合、領域毎実行処理判定機能部13は、領域(3)、(4)、(7)、(8)、(11)及び(12)(図2(a)参照)について映り込みがあると判定する。例えば図2(d)に示すフレーム画像の場合、領域毎実行処理判定機能部13は、領域(7)、(8)、(11)及び(12)(図2(a)参照)について映り込みがあると判定する。
領域毎実行処理判定機能部13は、例えば各領域において明度が比較的小さい部分を抽出し、該抽出された部分のサイズが第1所定サイズ以上である場合に、ワイパが映り込んでいると判定する。領域毎実行処理判定機能部13は、例えば第2所定サイズ以上の円形の輪郭が存在する場合、ウィンドウガラスへの付着物が映り込んでいると判定する。尚、ここに示したワイパ又は付着物の判定方法は一例であり、これらに限定されるものではない。
領域毎実行処理判定機能部13は、雨天判定機能部12により雨天でないと判定された場合、フレーム画像(例えば図2(e)に示すような、ワイパも付着物も映っていないフレーム画像)に対して、上述した分割や映り込み判定を行わない。
物標認識機能部14は、フレーム画像に物標認識処理を施して、該フレーム画像に含まれる物標を認識(検出)する。ここで、物標認識機能部14は、雨天判定機能部12により雨天でないと判定された場合、フレーム画像全体を対象とした物標認識処理を行う。他方、物標認識機能部14は、雨天判定機能部12により雨天であると判定された場合、フレーム画像のうち、領域毎実行処理判定機能部13によりワイパ及び付着物が映り込んでいないと判定された領域を対象とした物標認識処理を行う。物標認識機能部14は、雨天判定機能部12により雨天であると判定された場合、フレーム画像のうち、領域毎実行処理判定機能部13によりワイパ及び付着物の少なくとも一方が映り込んでいると判定された領域について物標認識処理は行わない。誤認識を防止するためである。物標認識機能部14により認識された物標を示す情報は、物標認識情報(図1参照)の一部を構成する。尚、物標認識処理には、既存の各種態様を適用可能であるので、その詳細についての説明は省略する。
物標トラッキング機能部15は、フレーム画像に含まれる物標のうち、例えば車両等の追跡対象を、時間的に連続する二以上のフレーム画像において追跡する(即ち、トラッキングする)。物標トラッキング機能部15により追跡された追跡対象に係る情報は、物標認識情報(図1参照)の他の部分を構成する。尚、追跡対象の追跡方法については、既存の各種態様を適用可能であるので、その詳細についての説明は省略する。
物標位置予測機能部16は、物標トラッキング機能部15による追跡対象の追跡を補助するために、過去の物標認識情報に基づいて、当該画像解析装置10の現在の解析対象のフレーム画像が撮像された時刻における追跡対象の位置(即ち、フレーム画像上の座標又は座標範囲)を予測する。物標位置予測機能部16は、該予測された位置を含む所定範囲を示す範囲情報を、物標トラッキング機能部15に出力する。
尚、追跡対象の現在位置の予測は、例えば過去の複数の物標認識情報から、追跡対象の移動量及び移動方向を検出し、該検出された移動量及び移動方向に基づいて行えばよい。また、追跡対象の位置の予測に用いられる過去の物標認識情報が、現在からどの程度遡った時に求められた物標認識情報であるかは(即ち、“過去”が、現在からどの程度遡った時であるのかは)、例えばワイパの動作速度、フレームレート、追跡対象の移動速度等に基づいて、適宜設定されてよい。
本実施形態では、物標トラッキング機能部15は、雨天判定機能部12により雨天であると判定された場合であっても、フレーム画像全体を対象として(即ち、領域毎実行処理判定機能部13によりワイパ及び付着物が映り込んでいないと判定された領域に限らず、領域毎実行処理判定機能部13によりワイパ及び付着物の少なくとも一方が映り込んでいると判定された領域も対象として)、追跡対象の追跡を行う。
このとき、何らの対策も採らずに、フレーム画像のうち領域毎実行処理判定機能部13によりワイパ及び付着物の少なくとも一方が映り込んでいると判定された領域を対象として追跡対象の追跡が行われると、誤った追跡結果になるおそれがある。
そこで、本実施形態では、物標トラッキング機能部15は、物標位置予測機能部16から出力された範囲情報により示される所定範囲内において、追跡対象の追跡を行う。具体的には例えば、時刻Tに撮像された図3(a)に示すフレーム画像から追跡対象としての対象車両が認識された場合、物標位置予測機能部16は、該対象車両の時刻T(即ち、当該画像解析装置10の現在の解析対象のフレーム画像が撮像された時刻)での位置を推定する。物標トラッキング機能部15は、時刻Tに撮像された図3(b)に示すフレーム画像のうち、物標位置予測機能部16から出力された範囲情報により示される所定範囲内(図3(b)の“物標の推定存在領域”参照)において、対象車両の追跡を行う。
車両1は更に、車両制御部20を備えている。車両制御部20は、画像解析装置10二より生成された物標認識情報に基づいて車両1を制御する。車両制御部20は、物標認識情報に基づいて、例えば、物標認識情報により示される物標のうち車両1と衝突する可能性がある物標と、車両1との衝突を回避するために、ブレーキアクチュエータ等を制御してもよいし、車両1のドライバに衝突の可能性がある旨又は物標の存在を報知してもよい。
(画像解析処理)
次に、上述の如く構成された画像解析装置10において行われる画像解析処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
図4において、物標位置予測機能部16は、過去の物標認識情報(即ち、認識結果)から、当該画像解析装置10の現在の解析対象のフレーム画像が撮像された時刻における追跡対象の位置を予測して、範囲情報を出力する(ステップS101)。ステップS101の処理と並行して、雨天判定機能部12は、雨天判定を行う(ステップS102)。
次に、領域毎実行処理判定機能部13は、雨天判定機能部12による雨天判定の結果が雨天であるか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103の処理において、雨天ではないと判定された場合(ステップS103:No)、物標認識機能部14は、フレーム画像全体を対象とした物標認識処理を行うとともに、物標トラッキング機能部15は、物標位置予測機能部16から出力された範囲情報に基づいて追跡対象の追跡を行う(ステップS104)。この場合、領域毎実行処理判定機能部13はフレーム画像を分割しない。
ステップS104の処理の後、所定時間(例えば数十ミリ秒から数百ミリ秒)経過した後に、ステップS101の処理が行われる。つまり、図4に示す一連の処理は、所定時間に応じた周期で繰り返し行われる。
ステップS103の処理において、雨天であると判定された場合(ステップS103:Yes)、領域毎実行処理判定機能部13はフレーム画像を複数の領域に分割する(ステップS105)。続いて、領域毎実行処理判定機能部13は、該複数の領域のうち一の領域を選択する(ステップS106)。そして、領域毎実行処理判定機能部13は、該選択された一の領域にワイパ及びウィンドウガラスへの付着物の少なくとも一方が映り込んでいるか否かを判定する(ステップS107)。
ステップS107の処理において、ワイパ及び付着物の少なくとも一方が映り込んでいると判定された場合(ステップS107:Yes)、物標トラッキング機能部15は、物標位置予測機能部16から出力された範囲情報に基づいて追跡対象の追跡を行う(ステップS108)。この場合、選択された一の領域を対象とした物標認識処理は行われない。
他方、ステップS107の処理において、ワイパ及び付着部が映り込んでいないと判定された場合(ステップS107:No)、物標認識機能部14は、選択された一の領域を対象とした物標認識処理を行うとともに(ステップS109)、物標トラッキング機能部15は、物標位置予測機能部16から出力された範囲情報に基づいて追跡対象の追跡を行う(ステップS110)。
その後、領域毎実行処理判定機能部13は、上記複数の領域の全てについて処理(即ち、ステップS107〜S110の処理)が行われたか否かを判定する(ステップS111)。ステップS111の処理において、複数の領域の全てについて処理が行われていないと判定された場合(ステップS111:No)、ステップS106の処理が行われる。他方、ステップS111の処理において、複数の領域の全てについて処理が行われたと判定された場合(ステップS111:Yes)、所定時間経過した後に、ステップS101の処理が行われる。
(技術的効果)
物標認識機能部14による物標認識処理では、ワイパやウィンドウガラスへの付着物が映り込んだフレーム画像がそのまま用いられると、物標の認識率が低下したり、誤認識が生じたりするおそれがある。他方で、ワイパや付着物が映り込んだフレーム画像(例えば、図2(b)〜(d)参照)を物標認識処理の対象から除外してしまうと、物標認識処理に用いることが可能なフレーム画像が著しく少なくなり、物標認識に係るフレームレートも著しく低下してしまう。
しかるに当該画像解析装置10では、雨天と判定された場合、領域毎実行処理判定機能部13によりフレーム画像が複数の領域に分割され、該複数の領域のうちワイパ及び付着物が映り込んでいない領域について物標認識処理が施される。このため、当該画像解析装置10では、フレーム画像の一部にワイパや付着物が映り込んでいたとしても、該フレーム画像の他の部分(即ち、ワイパ及び付着物が映り込んでいない領域)について物標認識処理を行うことができる。従って、当該画像解析装置10によれば、雨天時(即ち、ワイパの動作時)においても、物標認識処理の対象となるフレーム画像のフレームレートの低下を抑制することができる。
加えて、当該画像解析装置10では、物標位置予測機能部16から出力された範囲情報に基づいて、物標トラッキング機能部15により追跡対象の追跡(即ち、トラッキング)が行われる。このため、フレーム画像の少なくとも一部にワイパや付着物が映り込んでいる場合であっても、追跡結果の誤りを抑制することができる。
以上に説明した実施形態から導き出される発明の各種態様を以下に説明する。
発明の一態様に係る画像認識装置は、移動体の室内から、ワイパが取り付けられたウィンドウガラス越しに前記移動体の外部を撮像する撮像装置により撮像された時間的に連続する複数のフレーム画像を取得する取得手段と、前記複数のフレーム画像各々に含まれる物標を検出する物標検出手段と、前記物標検出手段の検出結果に基づいて、前記複数のフレーム画像の二以上のフレーム画像に含まれる物標である追跡対象を追跡する追跡手段と、を備える画像認識装置であって、前記複数のフレーム画像のうち一のフレーム画像を複数の領域に分割する分割手段と、前記複数の領域各々について、前記ワイパ及び前記ウィンドウガラスへの付着物の少なくとも一方が映り込んでいるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記物標検出手段は、前記複数の領域のうち、前記ワイパ及び前記付着物が映り込んでいないと判定された領域に含まれる物標を検出し、前記追跡手段は、前記複数の領域各々について、前記一のフレーム画像よりも時間的に前の他のフレーム画像についての前記物標検出手段の検出結果に基づいて、前記追跡対象を追跡するというものである。
上述の実施形態においては、「雨天判定機能部12」が「取得手段」の一例に相当し、「物標認識機能部14」が「物標検出手段」の一例に相当し、「物標トラッキング機能部15」及び「物標位置予想機能部16」が「追跡手段」の一例に相当し、「領域毎実行処理判定機能部13」は、「分割手段」及び「判定手段」の一例に相当する。
当該画像認識装置では、物標検出手段により、フレーム画像のうち、ワイパ及び付着物が映り込んでいないと判定された領域に含まれる物標が検出される。つまり、当該画像認識装置では、フレーム画像の一部にワイパ及び付着物の少なくとも一方が映り込んでいたとしても、該フレーム画像の他の部分について物標の検出が行われる。このため、当該画像認識装置によれば、ワイパの動作時においても、取得された複数のフレーム画像のうち物標検出の対象となるフレーム画像の数の低下(即ち、フレームレートの低下)を抑制することができる。尚、「移動体」は、上述の実施形態における車両1(即ち、自動車)に限らず、例えば鉄道車両、飛行機等を含む概念である。
当該画像認識装置の一態様では、前記分割手段は、雨天であることを条件に、前記一のフレーム画像を前記複数の領域に分割する。この態様によれば、雨天でないときは、フレーム画像が複数の領域に分割されないので、当該画像認識装置の処理負荷を軽減することができる。
当該画像認識装置の他の態様では、前記物標検出手段は、前記複数の領域のうち、前記ワイパ及び前記付着物の少なくとも一方が映り込んでいると判定された領域について物標の検出を行わない。この態様によれば、当該画像認識装置の処理負荷を軽減することができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像認識装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1…車両、10…画像解析装置、11…ワイパ動作取得機能部、12…雨天判定機能部、13…領域毎実行処理判定機能部、14…物標認識機能部、15…物標トラッキング機能部、16…物標位置予想機能部、20…車両制御部

Claims (3)

  1. 移動体の室内から、ワイパが取り付けられたウィンドウガラス越しに前記移動体の外部を撮像する撮像装置により撮像された時間的に連続する複数のフレーム画像を取得する取得手段と、前記複数のフレーム画像各々に含まれる物標を検出する物標検出手段と、前記物標検出手段の検出結果に基づいて、前記複数のフレーム画像の二以上のフレーム画像に含まれる物標である追跡対象を追跡する追跡手段と、を備える画像認識装置であって、
    前記複数のフレーム画像のうち一のフレーム画像を複数の領域に分割する分割手段と、
    前記複数の領域各々について、前記ワイパ及び前記ウィンドウガラスへの付着物の少なくとも一方が映り込んでいるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記物標検出手段は、前記複数の領域のうち、前記ワイパ及び前記付着物が映り込んでいないと判定された領域に含まれる物標を検出し、
    前記追跡手段は、前記複数の領域各々について、前記一のフレーム画像よりも時間的に前の他のフレーム画像についての前記物標検出手段の検出結果に基づいて、前記追跡対象を追跡する
    ことを特徴とする画像認識装置。
  2. 前記分割手段は、雨天であることを条件に、前記一のフレーム画像を前記複数の領域に分割することを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  3. 前記物標検出手段は、前記複数の領域のうち、前記ワイパ及び前記付着物の少なくとも一方が映り込んでいると判定された領域について物標の検出を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像認識装置。
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