JP2020012875A - 撮像装置、及び移動体 - Google Patents

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本庄 謙一
Kenichi Honjo
謙一 本庄
知長 安田
Tomonaga Yasuda
知長 安田
佳範 永山
Yoshinori Nagayama
佳範 永山
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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、バックラッシュの影響を低減することが可能な絞り構造が望まれている。【解決手段】撮像装置は、複数の絞り羽根を備えてよい。撮像装置は、複数の絞り羽根を駆動させることで複数の絞り羽根で形成される開口径を変化させる駆動機構を備えてよい。撮像装置は、駆動機構を第1ギア部を介して駆動させる電動機を備えてよい。撮像装置は、電動機の回転を制御する制御部を備えてよい。駆動機構は、撮影時のF値として選択可能な最大のF値である第1のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように複数の絞り羽根を駆動させる構造を有してよい。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、及び移動体に関する。
特許文献1には、絞り羽根を駆動させるリング部材のガタを付勢する付勢ギアを有する光量調整装置が開示されている。
特許文献1 特開2010−276654号公報
部品点数を増加させることなく、バックラッシュの影響を低減することが可能な絞り構造が望まれている。
本発明の一態様に係る撮像装置は、複数の絞り羽根を備えてよい。撮像装置は、複数の絞り羽根を駆動させることで複数の絞り羽根で形成される開口径を変化させる駆動機構を備えてよい。撮像装置は、駆動機構を第1ギア部を介して駆動させる電動機を備えてよい。撮像装置は、電動機の回転を制御する制御部を備えてよい。駆動機構は、撮影時のF値として選択可能な最大のF値である第1のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように複数の絞り羽根を駆動させる構造を有してよい。
駆動機構は、環状部材と、環状部材の側面に第1ギア部と噛み合う第2ギア部とを有してよい。第2ギア部は、複数の絞り羽根が第1のF値より小さい第2のF値に対応する開口径を形成しているときに第1ギア部と噛み合う第1歯と、複数の絞り羽根が第1のF値に対応する開口径を形成しているときに第1ギア部と噛み合う第2歯と、第2歯の第1歯と逆側にさらに少なくとも1つの第3歯とを有してよい。駆動機構は、第1ギア部が少なくとも1つの第3歯と噛み合うことで、第1のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように複数の絞り羽根を駆動させてよい。
駆動機構は、環状部材の第1面の縁部に沿って配置された複数の絞り羽根に対応する複数のガイドピンを有してよい。複数の絞り羽根のそれぞれは、環状部材の第1面上に配置されており、複数のガイドピンのそれぞれにガイドされるガイド溝を有してよい。環状部材が第1ギア部及び第2ギア部を介して電動機により駆動されて回転することに応じて、複数のガイドピンのそれぞれがガイド溝にガイドされて、複数の絞り羽根が駆動して、開口径が変化してよい。
電動機が第1回転方向に回転すると、複数の絞り羽根により形成される開口径は小さくなってよい。電動機が第2回転方向に回転すると、複数の絞り羽根により形成される開口径は大きくなってよい。撮像装置は、電動機の回転位置とF値との対応関係を示す情報として、電動機を第1回転方向に回転させてF値を設定する場合に制御部が参照する第1情報と、電動機を第2回転方向に回転させてF値を設定する場合に制御部が参照する第2情報とを記憶する記憶部を備えてよい。
記憶部は、制御部が第1情報に基づく第1のF値に対応する第1回転位置よりさらに第1回転方向に電動機を回転させた後、第2回転方向に電動機を第1回転位置まで回転させたときに複数の絞り羽根で形成される第1開口径と、第1回転位置との対応関係と、制御部が第1情報に基づく第1のF値より小さい第2のF値に対応する第2回転位置よりさらに第1回転方向に電動機を回転させた後、第2回転方向に電動機を第2回転位置まで回転させたときに複数の絞り羽根で形成される第2開口径と、第2回転位置との対応関係とを第2情報として記憶してよい。
本発明の一態様に係る移動体は、上記撮像装置を搭載して移動する移動体でよい。
本発明の一態様によれば、部品点数を増加させることなく、バックラッシュの影響を低減することが可能な絞り構造を提供することができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像装置の機能ブロックの一例を示す図である。 絞りの外観斜視図を示す図である。 環状部材のギア部の歯について説明するための図である。 絞り羽根のガイド溝について説明するための図である。 励磁位置と絞り位置との対応関係の一例を示す図である。 無人航空機及び遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100の機能ブロックの一例を示す。撮像装置100は、レンズ部200と撮像部102とを備える。レンズ部200は、撮像部102から取り外しが可能なレンズユニット、すなわち交換レンズでよい。
撮像部102は、撮像制御部110、イメージセンサ120、メモリ130、操作部140、及び表示部142を備える。レンズ部200は、複数のレンズ210、複数のレンズ駆動部212、複数の位置センサ214、絞り部230、絞り駆動部240、レンズ制御部220、及びメモリ222を備える。
撮像制御部110は、CPUまたはMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラなどにより構成されてよい。撮像制御部110は、撮像装置100の全体を制御する。イメージセンサ120は、CCDまたはCMOSにより構成されてよい。イメージセンサ120は、複数のレンズ210を介して結像された光学像の画像データを撮像制御部110に出力する。撮像制御部110は、ユーザからの操作部140を介した撮像装置100の動作命令に応じて、撮像装置100を制御してよい。操作部140は、シャッタボタンなどの撮像装置100に対する各種指示をユーザから受け付けるためのユーザインタフェースである。表示部142は、イメージセンサ120から出力された画像データなどを表示する。なお、撮像装置100が、無人航空機などに搭載され、遠隔で操作されるカメラであれば、操作部140及び表示部142を備えなくてもよい。
メモリ130は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリなどのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ130は、撮像制御部110がイメージセンサ120などを制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ130は、撮像装置100の筐体の内部に設けられてよい。メモリ130は、撮像装置100の筐体から取り外し可能に設けられてよい。
複数のレンズ210は、ズームレンズ、バリフォーカルレンズ、及びフォーカスレンズとして機能してよい。複数のレンズ210の少なくとも一部または全部は、光軸に沿って移動可能に配置される。レンズ駆動部212は、カム環などの機構部材を介して、複数のレンズ210の少なくとも一部または全部を光軸に沿って移動させる。レンズ駆動部212は、アクチュエータを含んでよい。アクチュエータは、ステッピングモータを含んでよい。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ制御命令に従って、レンズ駆動部212を駆動して、機構部材を介して1または複数のレンズ210を光軸方向に沿って移動させる。レンズ制御命令は、例えば、ズーム制御命令、及びフォーカス制御命令である。
絞り230は、イメージセンサ120に入射される光の量を調整する。絞り230は、複数の絞り羽根を含んでよい。絞り駆動部240は、アクチュエータを含んでよい。アクチュエータは、電磁アクチュエータでよい。電磁アクチュエータは、電磁石、ソレノイド、またはステッピングモータでよい。絞り駆動部240は、レンズ制御部220からの指令を受けて、アクチュエータを駆動して、複数の絞り羽根の重なり度合いを調整して、開口径の大きさを調整してよい。
レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ動作命令に応じてレンズ駆動部212を介して、レンズ210の光軸方向への移動を制御する。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ動作命令に応じてレンズ駆動部212を介して、レンズ210の光軸方向への移動を制御する。レンズ210の一部または全部は、光軸に沿って移動する。レンズ制御部220は、レンズ210の少なくとも1つを光軸に沿って移動させることで、ズーム動作及びフォーカス動作の少なくとも一方を実行する。位置センサ214は、レンズ210の位置を検出する。位置センサ214は、現在のズーム位置またはフォーカス位置を検出してよい。
レンズ制御部220は、撮像部102からの絞り動作命令に応じて絞り駆動部240を介して絞り230の開口径を制御する。
メモリ222は、レンズ駆動部212を介して移動する複数のレンズ210の制御値、及び絞り駆動部240を介して駆動する絞り230の制御値を記憶する。メモリ222は、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリなどのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。
図2は、絞り230の外観斜視図を示す。絞り230は、基台231、環状部材232、及び複数の絞り羽根234を備える。基台231は、中央に円形の開口を有する。環状部材232は、基台231の開口に対応する位置に開口を有し、基台231上に回転可能に配置される。環状部材232は、外周側面にギア部237を有する。基台231は、ギア部237と噛み合うギア部238を有する。ギア部237は、ステッピングモータなどのアクチュエータである電動機からの動力を受けて回転する。環状部材232及びギア部237は、複数の絞り羽根234を駆動させる駆動機構の一例である。
複数の絞り羽根234のそれぞれの一部が重なり合った状態で、基台231の面2321上に配置される。絞り羽根234の一端は、基台231上に設けられた突起部233を介して、突起部233を中心に回転可能に基台231の面2321上に配置される。
環状部材232は、面2321上の縁部に沿って複数の絞り羽根234に対応する複数のガイドピン235を有する。複数の絞り羽根234のそれぞれは、環状部材232の面2321上に配置され、複数のガイドピン235のそれぞれにガイドされるガイド溝236を有する。
環状部材232がギア部238及びギア部237を介して電動機により駆動されて回転することに応じて、複数のガイドピン235に複数のガイド溝236がガイドされて、複数の絞り羽根が駆動して、複数の絞り羽根234により形成される開口径が変化する。
ギア部238が反時計回りである第1回転方向250に回転すると、環状部材232が時計回りである第2回転方向251に回転して複数の絞り羽根234を駆動し、複数の絞り羽根234により形成される開口径は小さくなる。ギア部238が第2回転方向251に回転すると、環状部材232が第1回転方向250に回転して複数の絞り羽根234を駆動し、複数の絞り羽根234により形成される開口径は大きくなる。
このように構成された絞り230において、電動機の回転位置とF値との予め定められた対応関係に基づいて、レンズ制御部220が設定すべきF値に応じた回転位置に電動機を制御して、複数の絞り羽根234により形成される開口径を調整する。
しかし、ギア部237とギア部238との間のバックラッシュ、及び絞り羽根234と環状部材232との間のバックラッシュの影響などで、電動機の回転位置が同じでも、環状部材232を第1回転方向250に回転させた場合と、環状部材232を第2回転方向251に回転させた場合とで、複数の絞り234により形成される開口径の大きさが異なってしまう。F値が大きい、すなわち、複数の絞り234により形成される開口径が小さいほど、その差の影響が大きくなる。
そこで、環状部材232を第1回転方向250に回転させた場合の電動機の回転位置とF値との第1対応関係と、環状部材232を第2回転方向251に回転させた場合の電動機の回転位置とF値との第2対応関係とを予めメモリ222などに記憶しておく。そして、レンズ制御部220は、環状部材232を第1回転方向250に回転させた場合に第1対応関係を参照して、設定すべきF値に応じて電動機の回転位置を調整する。レンズ制御部220は、環状部材232を第2回転方向251に回転させた場合に第2対応関係を参照して、設定すべきF値に応じて電動機の回転位置を調整する。
ここで、複数の絞り羽根234が重なったときの撓み、複数の絞り羽根234との間の摩擦などの影響で、複数の絞り羽根234により形成される開口径にばらつきが生じる。このようなばらつきは、個体固有である。すなわち、それぞれの回転方向における電動機の回転位置とF値との対応関係は、個体固有である。したがって、対応関係は、絞り230ごとに実測値で導出したほうが好ましい。また、開口径が小さいほど、ばらつきによる影響が大きいので、最大のF値付近での実測値を測定できるほうが好ましい。しかしながら、通常、絞り230は、撮像装置100が撮像時に設定できる最大のF値以上に小さい開口径を形成すべく、複数の絞り羽根234を駆動できるように構成されていない。
そこで、本実施形態に係る絞り230によれば、ギア部237の構造、及び複数の絞り羽根234の構造を、撮影時のF値として選択可能な最大のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように複数の絞り羽根を駆動させることができる構造にする。
より具体的には、ギア部237は、図3Aに示すように、複数の絞り羽根234が最大のF値(例えば、F11)に対応する開口径を形成しているときにギア部238と噛み合う歯2371と、歯2371よりも第1回転方向250側にさらにギア部238と噛み合う少なくとも1つの追加の歯2373とを有する。言い換えれば、ギア部237は、複数の絞り羽根234が最大のF値より小さいF値に対応する開口径を形成しているときにギア部238と噛み合う歯2372と、複数の絞り羽根234が最大のF値に対応する開口径を形成しているときにギア部238と噛み合う歯2371と、歯2371の歯2372と逆側にさらに少なくとも1つの歯2373とを有する。また、絞り羽根234は、図3Bに示すように、環状部材232が最大のF値に対応する回転位置よりもさらに第2回転方向251に回転できるように、ガイド溝236の第2回転方向251側の端部2361が、第2回転方向251側に延長されている。
以上の構造により、ギア部238が追加の歯2372と噛み合うことで、環状部材232は、最大のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するようにさらに第1回転方向250に回転して、複数の絞り羽根を駆動させることができる。これにより、複数の絞り羽根234により最大のF値に対応する開口径よりも小さい開口径が形成されている状態から、環状部材232が第2回転方向251に回転して、複数の絞り羽根234により形成される開口径を大きくして、最大のF値に対応する開口径にすることができる。
図4は、環状部材232が第2回転方向251(絞りが「開」から「閉」になる)に回転した場合における励磁位置(電動機の回転位置)と、絞り位置(F値)と、AV値との第1対応関係を示す。図4は、環状部材232が第1回転方向250(絞りが「閉」から「開」になる)に回転した場合における励磁位置(電動機の回転位置)と、絞り位置(F値)と、AV値との第2対応関係をさらに示す。第2対応関係は、第1対応関係に基づいて定められる。第1対応関係及び第2対応関係は、撮像装置100の出荷時に実測により導出され、メモリ222に記憶されてよい。
第2対応関係は、図4の(1)に示すように、レンズ制御部220が第1対応関係に基づく最大のF値に対応する第1回転位置(励磁位置「12」)よりさらに一方の回転方向に電動機を回転させた後、他方の回転方向に電動機を第1回転位置まで回転させたときの開口径に対応するAV値(調整値A)と、第1回転位置との対応関係を含んでよい。開口径に対応するAV値は、イメージセンサ120で受光される光量、または複数の絞り羽根234により形成される開口径を実測することで特定してよい。さらに、第2対応関係は、図4の(2)に示すように、レンズ制御部220が、第1対応関係に基づく第1のF値より小さい第2のF値(F8.0)に対応する第2回転位置(励磁位置「9」)よりさらに一方の回転方向に電動機を回転させた後、他方の回転方向に電動機を第2回転位置まで回転させたときの開口径に対応するAV値(調整値B)と、第2回転位置との対応関係を含んでよい。
第2対応関係は、レンズ制御部220が、第1対応関係に基づくF6.0に対応する第3回転位置(励磁位置「6」)よりさらに一方の回転方向に電動機を回転させた後、他方の回転方向に電動機を第3回転位置まで回転させたときの開口径に対応するAV値(調整値C)と、第3回転位置との対応関係を含んでよい。第2対応関係は、レンズ制御部220が、第1対応関係に基づくF4.0に対応する第4回転位置(励磁位置「3」)よりさらに一方の回転方向に電動機を回転させた後、他方の回転方向に電動機を第4回転位置まで回転させたときの開口径に対応するAV値(調整値D)と、第4回転位置との対応関係を含んでよい。
レンズ制御部220は、環状部材232を第1回転方向250(絞りが「閉」から「開」になる)に回転させて、F値を設定する場合、調整値A及び調整値Bに基づいて、設定すべきF値に対応する励磁位置まで電動機を回転させる。レンズ制御部220は、調整値A及び調整値Bに基づいて線形補完(内挿法)により、設定すべきF値に対応する励磁位置を導出してよい。例えば、F10(6.7[AV]=20/3)の励磁位置を導出する場合には、レンズ制御部220は、調整値A及び調整値Bに基づく線形補完により、(20/3+4B−3A)/(A−B)×3で、F10の励磁位置を導出することができる。
調整値Aは、最大のF値に対応する第1回転位置(励磁位置「12」)よりさらに一方の回転方向に電動機を回転させた後、他方の回転方向に電動機を第1回転位置まで回転させたときの開口径に対応するAV値である。本実施形態に係る絞り230によれば、撮影時のF値として選択可能な最大のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように複数の絞り羽根234を駆動させることができる。よって、最大のF値付近の調整値Aを精度よく測定できる。よって、レンズ制御部220は、環状部材232を第1回転方向250及び第2回転方向251のいずれに回転させて複数の絞り羽根234を駆動しても、最大のF値であるF11付近、例えば、F10、F9.0に対応する開口径を精度よく実現できる。
上記のような撮像装置100は、移動体に搭載されてもよい。撮像装置100は、図5に示すような、無人航空機(UAV)に搭載されてもよい。UAV10は、UAV本体20、ジンバル50、複数の撮像装置60、及び撮像装置100を備えてよい。ジンバル50、及び撮像装置100は、撮像システムの一例である。UAV10は、推進部により推進される移動体の一例である。移動体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機などの飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。
UAV本体20は、複数の回転翼を備える。複数の回転翼は、推進部の一例である。UAV本体20は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV10を飛行させる。UAV本体20は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV10を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。また、UAV10は、回転翼を有さない固定翼機でもよい。
撮像装置100は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル50は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、支持機構の一例である。例えば、ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いて更にロール軸及びヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル50は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置100を回転させることで、撮像装置100の姿勢を変更してよい。
複数の撮像装置60は、UAV10の飛行を制御するためにUAV10の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置60が、UAV10の機首である正面に設けられてよい。更に他の2つの撮像装置60が、UAV10の底面に設けられてよい。正面側の2つの撮像装置60はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してよい。底面側の2つの撮像装置60もペアとなり、ステレオカメラとして機能してよい。複数の撮像装置60により撮像された画像に基づいて、UAV10の周囲の3次元空間データが生成されてよい。UAV10が備える撮像装置60の数は4つには限定されない。UAV10は、少なくとも1つの撮像装置60を備えていればよい。UAV10は、UAV10の機首、機尾、側面、底面、及び天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置60を備えてもよい。撮像装置60で設定できる画角は、撮像装置100で設定できる画角より広くてよい。撮像装置60は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置300は、UAV10と通信して、UAV10を遠隔操作する。遠隔操作装置300は、UAV10と無線で通信してよい。遠隔操作装置300は、UAV10に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV10の移動に関する各種命令を示す指示情報を送信する。指示情報は、例えば、UAV10の高度を上昇させる指示情報を含む。指示情報は、UAV10が位置すべき高度を示してよい。UAV10は、遠隔操作装置300から受信した指示情報により示される高度に位置するように移動する。指示情報は、UAV10を上昇させる上昇命令を含んでよい。UAV10は、上昇命令を受け付けている間、上昇する。UAV10は、上昇命令を受け付けても、UAV10の高度が上限高度に達している場合には、上昇を制限してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 UAV
20 UAV本体
50 ジンバル
60 撮像装置
100 撮像装置
102 撮像部
110 撮像制御部
120 イメージセンサ
130 メモリ
140 操作部
142 表示部
200 レンズ部
210 レンズ
212 レンズ駆動部
214 位置センサ
220 レンズ制御部
222 メモリ
230 絞り部
231 基台
232 環状部材
233 突起部
234 羽根
235 ガイドピン
236 ガイド溝
237 ギア部
238 ギア部
240 絞り駆動部
250 第1回転方向
251 第2回転方向
300 遠隔操作装置

Claims (6)

  1. 複数の絞り羽根と、前記複数の絞り羽根を駆動させることで前記複数の絞り羽根で形成される開口径を変化させる駆動機構と、
    前記駆動機構を第1ギア部を介して駆動させる電動機と、
    前記電動機の回転を制御する制御部と
    を備え、
    前記駆動機構は、撮影時のF値として選択可能な最大のF値である第1のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように前記複数の絞り羽根を駆動させる構造を有する、撮像装置。
  2. 前記駆動機構は、環状部材と、前記環状部材の側面に前記第1ギア部と噛み合う第2ギア部とを有し、
    前記第2ギア部は、前記複数の絞り羽根が前記第1のF値より小さい第2のF値に対応する開口径を形成しているときに前記第1ギア部と噛み合う第1歯と、前記複数の絞り羽根が第1のF値に対応する開口径を形成しているときに前記第1ギア部と噛み合う第2歯と、前記第2歯の前記第1歯と逆側にさらに少なくとも1つの第3歯とを有し、
    前記駆動機構は、前記第1ギア部が前記少なくとも1つの第3歯と噛み合うことで、前記第1のF値に対応する開口径よりも小さい開口径を形成するように前記複数の絞り羽根を駆動させる、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記駆動機構は、前記環状部材の第1面の縁部に沿って配置された前記複数の絞り羽根に対応する複数のガイドピンをさらに有し、
    前記複数の絞り羽根のそれぞれは、前記環状部材の前記第1面上に配置されており、前記複数のガイドピンのそれぞれにガイドされるガイド溝を有し、
    前記環状部材が前記第1ギア部及び前記第2ギア部を介して前記電動機により駆動されて回転することに応じて、前記複数のガイドピンのそれぞれが前記ガイド溝にガイドされて、前記複数の絞り羽根が駆動して、開口径が変化する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記電動機が第1回転方向に回転すると、前記複数の絞り羽根により形成される開口径は小さくなり、
    前記電動機が第2回転方向に回転すると、前記複数の絞り羽根により形成される開口径は大きくなり、
    前記撮像装置は、
    前記電動機の回転位置とF値との対応関係を示す情報として、前記電動機を前記第1回転方向に回転させてF値を設定する場合に前記制御部が参照する第1情報と、前記電動機を前記第2回転方向に回転させてF値を設定する場合に前記制御部が参照する第2情報とを記憶する記憶部を更に備える、請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記記憶部は、
    前記制御部が前記第1情報に基づく前記第1のF値に対応する第1回転位置よりさらに前記第1回転方向に前記電動機を回転させた後、前記第2回転方向に前記電動機を前記第1回転位置まで回転させたときに前記複数の絞り羽根で形成される第1開口径と、前記第1回転位置との対応関係と、
    前記制御部が前記第1情報に基づく前記第1のF値より小さい第2のF値に対応する第2回転位置よりさらに前記第1回転方向に前記電動機を回転させた後、前記第2回転方向に前記電動機を前記第2回転位置まで回転させたときに前記複数の絞り羽根で形成される第2開口径と、前記第2回転位置との対応関係と
    を前記第2情報として記憶する、請求項4に記載の撮像装置。
  6. 請求項1から5の何れか1つに記載の撮像装置を搭載して移動する移動体。
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