JP2020011577A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグが取り付けられる車両用シートの部品点数を低減する。【解決手段】車両用シート1は、背凭れ部11の背凭れフレーム20と、背凭れフレーム20の前面側に設けられたパッド部21と、パッド部21の表面を覆う表皮22と、表皮22を背凭れフレーム20に固定するための固定機構である表皮端部30及び溝部40と、エアバッグ12を収容するエアバッグケース13と、を備えている。エアバッグケース13は、背凭れフレーム20とパッド部21の間の内部空間50に設けられている。車両用シート1は、エアバッグ12が作動したときに、そのエアバッグ12の膨張圧力によって固定機構による表皮22と背凭れフレーム20の固定が解除され、エアバッグ12が表皮22と背凭れフレーム20との間から膨出するように構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用シートに関する。
車両用シートには、例えば軽量化を目的として樹脂製のフレームを使用するものがある。この種の車両用シートは、背凭れ部の樹脂製の背凭れフレームと、その背凭れフレームの前面側に設けられたパッド部と、パッド部を覆う表皮を備えている(特許文献1参照)。
ところで、上述の車両用シートにエアバッグを取り付ける場合、背凭れフレームの外側面にエアバッグを取り付け、そのエアバッグの外側にカバー部材を取り付けている。
特開2016−16847号公報
しかしながら、上述の車両用シートでは、エアバッグを覆うカバー部材が必要となる。また、エアバッグは、背凭れ部の片側に一つ取り付ければ足りるが、意匠上車両用シートが左右非対称となることを避けるため、背凭れ部の両側にカバー部材を取り付けることになる。また、同一車種で車両用シートにエアバッグを取り付けない仕様があっても、背凭れ部にカバー部材を設ける必要が生じる場合がある。このように、エアバッグを取り付け可能な車両用シートは、部品点数が多く、部品のコストや組付けのコストが高くなる。
本出願はかかる点に鑑みてなされたものであり、エアバッグが取り付けられる車両用シートの部品点数を低減することをその目的の一つとする。
本発明の一態様に係る車両用シートは、背凭れ部の背凭れフレームと、前記背凭れフレームの前面側に設けられたパッド部と、前記パッド部の表面を覆う表皮と、前記表皮を前記背凭れフレームに固定するための固定機構と、エアバッグを収容するエアバッグケースと、を備え、前記エアバッグケースは、前記背凭れフレームと前記パッド部の間の内部空間に設けられ、前記エアバッグが作動したときに、そのエアバッグの膨張圧力によって前記固定機構による前記表皮と前記背凭れフレームの固定が解除され、前記エアバッグが前記表皮と前記背凭れフレームとの間から膨出するように構成されている。
本態様によれば、背凭れフレームの外側にカバー部材を設ける必要がないので、エアバッグが取り付けられる車両用シートの部品点数を低減することができる。
前記固定機構は、前記表皮の端部が前記背凭れフレームの表皮固定部に挿入されて固定されるものであり、前記エアバッグケースは、前記エアバッグが膨出する出口を形成する出口部を有し、その出口部が前記背凭れフレームの表皮固定部に固定されており、当該車両用シートは、前記エアバッグが作動したときに、そのエアバッグの膨張圧力によって前記エアバッグケースの出口部が前記表皮固定部から外れ、さらに前記表皮の端部が前記表皮固定部から外れて、前記エアバッグが前記エアバッグケースの出口部と前記表皮固定部との間と前記表皮の端部と前記表皮固定部との間を通って外部に膨出するように構成されていてもよい。
前記表皮固定部は、外力がかかると屈曲或いは破断する脆弱部を有し、当該車両用シートは、前記エアバッグが作動したときに、前記脆弱部が屈曲或いは破断することで、前記エアバッグケースの出口部が前記表皮固定部から外れるように構成されていてもよい。
前記表皮固定部は、前記表皮の端部が挿入される溝部を有し、前記エアバッグケースの出口部は、前記溝部の外壁部に引っ掛けられており、当該車両用シートは、前記脆弱部が屈曲或いは破断すると、前記エアバッグケースの出口部が前記溝部の外壁部から外れ、前記表皮の端部が前記溝部から抜けるように構成されていてもよい。
前記エアバッグケースの出口部と前記表皮固定部は、互いに嵌合する嵌合部により固定されており、当該車両用シートは、前記エアバッグが作動したときに、前記嵌合部が互いに外れる或いは破断することで、前記エアバッグケースの出口部が前記表皮固定部から外れるように構成されていてもよい。
前記表皮固定部は、前記表皮の端部が挿入される溝部を有し、前記嵌合部は、前記溝部の外壁部に設けられた貫通孔と、前記エアバッグケースの出口部に設けられ、前記溝部の外壁部の外側から前記貫通孔にはめ込まれた突起部とで構成され、当該車両用シートは、前記エアバッグが作動したときに、前記突起部が前記貫通孔から外れる或いは破断するように構成されていてもよい。
前記表皮固定部は、前記表皮の端部が挿入される溝部を有し、前記嵌合部は、前記溝部の外壁部に設けられた貫通孔と、前記エアバッグケースの出口部に設けられ、前記溝部の外壁部の外側から前記貫通孔を通じて前記溝部内まで延伸する延伸部とで構成され、当該車両用シートは、前記エアバッグが作動したときに、前記延伸部が前記貫通孔から外れるように構成されていてもよい。
前記背凭れフレームと前記パッド部の間の内部空間には、前記背凭れフレームよりも剛性が高い剛性フレームが設けられ、前記エアバッグケースは、前記剛性フレームに固定されていてもよい。
本発明によれば、エアバッグが取り付けられる車両用シートの部品点数を低減することができる。
車両用シートの構成の一例を示す斜視図である。 車両用シートの背凭れ部を裏面から見た斜視図である。 背凭れフレームを示す説明図である。 背凭れ部のA−A断面を示す説明図である。 背凭れ部のA−A断面の拡大図である。 エアバッグが作動したときの背凭れ部のA−A断面を示す説明図である。 エアバッグが膨出したときの背凭れ部のA−A断面を示す説明図である。 背凭れフレーム、エアバッグケース及び表皮の他の取り付け構造を示す、背凭れ部のA−A断面の拡大図である。 エアバッグケースと背凭れフレームの嵌合部の突起部及び貫通孔の配置を示す模式図である。 背凭れフレーム、エアバッグケース及び表皮の他の取り付け構造を示す、背凭れ部のA−A断面の拡大図である。 エアバッグケースと背凭れフレームの嵌合部の構成を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る車両用シート1の構成の一例を示す斜視図である。例えば車両用シート1は、着座者が座る座部10と、着座者が背中を凭れかける背凭れ部11と、背凭れ部11の内部に設けられた、エアバッグ12を収容するエアバッグケース13等を備えている。
図2に示すように背凭れ部11は、後面側に樹脂製の背凭れフレーム20を備えている。図3に示すように背凭れフレーム20は、略三角形状或いは略方形状の板状に形成され、例えば中央に開口部20bが形成されている。背凭れフレーム20は、左右に上下に延びる側部20aを備えている。
図1、図2及び図4に示すように背凭れフレーム20の前面側(図のF方向)には、クッション性のパッド部21が設けられ、そのパッド部21の前面側の表面には、パッド部21の前面全体を覆う表皮(トリム)22が設けられている。
図4及び図5に示すように表皮22は、その外周縁に沿って表皮端部(トリムエンド)30を備えている。表皮端部30は、例えば断面が方形の軟質樹脂(PVC等)を備えている。背凭れフレーム20は、その外周縁に沿って、表皮22の表皮端部30を挿入可能な表皮固定部としての溝部40を備えている。溝部40は、後方に向けて開口している。溝部40は、背凭れフレーム20の外縁部が後方にU字状に折り返えされることにより形成されている。溝部40は、左右方向(図4に示すC方向)の外側(図4の左側)に、後方側の折り返された外壁部40aを備えている。表皮端部30を溝40に差し込むことによって、表皮22がパッド部21を間に挟んだ状態で背凭れフレーム20に固定されている。なお、本実施の形態においては、表皮端部30と溝部40により、表皮22を背凭れフレーム20に固定するための固定機構が構成されている。
図5に示すように溝部40の外壁部40aには、例えば切り込み41が形成されており、外壁部40aは、外力がかかると屈曲或いは破断しやすい脆弱部を有している。
図4に示すように背凭れフレーム20の左右の側部20aとパッド部21との間には、内部空間50が形成されている。この内部空間50は、例えば背凭れフレーム20の側部20aが後方側に湾曲し、パッド部21の後面が前面側に湾曲することにより形成されている。内部空間50には、背凭れフレーム20よりも剛性の高い剛性フレームとしての金属フレーム60が設けられている。金属フレーム60は、背凭れフレーム20に対し固定されている。金属フレーム60は、図3に示すように背凭れフレーム20の側部20aに沿って上下に長い板形状を有する。金属フレーム60は、背凭れ部11を座部10に対し傾動させる傾動機構の一部を構成し、その傾動機構の傾動軸から上方に延伸し、背凭れフレーム20に固定されている。
図4に示すようにエアバッグ12を収容するエアバッグケース13は、左右の片方の内部空間50の金属フレーム60の前面側に設けられている。
エアバッグケース13は、例えば樹脂製であり、例えばボルトなどの締結部材により金属フレーム60に固定されている。エアバッグケース13は、例えば略円筒状に形成され、水平断面が略楕円状になるように形成されている。エアバッグケース13は、左右方向Cの外側(図4の左側)にエアバッグ12の出口を形成する出口部13aを有している。
エアバッグケース13は、例えば前面壁部70と、背面壁部71及び接続壁部72を備えている。前面壁部70は、パッド部21の後面の湾曲形状に沿って前方に凸に湾曲している。図5に示すように前面壁部70の左右方向Cの外側の端部70aは、フック状になっており、溝部40の外壁部40aの先端に引っ掛けられている。例えばこの前面壁部70の端部70aが出口部13aの一部を構成している。図4に示すように背面壁部71は、水平断面が金属フレーム60と平行となる直線部71aを備えている。例えばこの直線部71aにおいてエアバッグケース13、エアバッグ12及び金属フレーム60がそれらを貫通するボルトなどにより締結されている。接続壁部72は、背凭れフレーム20に近接し、前面壁部70と背面壁部71を接続している。
図6に示すようにエアバッグ12が作動したときには、そのエアバッグ12の膨張圧力がエアバッグケース13に付加され、その膨張圧力によってエアバッグケース13の出口部13a(前面壁部70の端部70a)に外側に開こうとする力が作用する。これにより、前面壁部70の端部70aが引っ掛けられた溝部40の外壁部40aにも、外側に開こうとする力が作用し、その力によって外壁部40aが切り込み41から屈曲或いは破断する。この結果、図7に示すようにエアバッグケース13の端部70aが、溝部40の外壁部40aから外れ、また、表皮端部30が背凭れフレーム20の溝部40から外れる。こうして、エアバッグ12の膨張圧力によって表皮22と背凭れフレーム20の固定が解除される。表皮22と背凭れフレーム20の固定が解除されると、エアバッグ12が、エアバッグケース13の出口部13aと背凭れフレーム20との間 (前面壁部70の端部70aと溝部40の外壁部40aとの間)と、表皮22と背凭れフレーム20との間を通過して、背凭れ部11の外部に膨出する。
本実施の形態によれば、車両用シート1が、エアバッグ12が作動したときに、そのエアバッグ12の膨張圧力によって固定機構による表皮22と背凭れフレーム20の固定が解除され、エアバッグ12が表皮22と背凭れフレーム20との間から膨出するように構成されている。これにより、背凭れフレーム20の外側にカバー部材を設ける必要がないので、エアバッグ12が取り付けられる車両用シート1の部品点数を低減することができる。
また、固定機構は、表皮22の表皮端部30が背凭れフレーム20の溝部40に挿入されて固定されるものであり、エアバッグケース13は、エアバッグ12が膨出する出口部13aを有し、その出口部13aが背凭れフレーム20の溝部40の外壁部40aに固定されており、エアバッグ12が作動したときに、そのエアバッグ12の膨張圧力によってエアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れ、さらに表皮端部30が溝部40から外れて、エアバッグ12が、エアバッグケース13の出口部13aと溝部40の外壁部40aとの間と、表皮端部30と溝部40との間を通って外部に膨出する。これにより、エアバッグ12の膨出経路が安定して形成される。
溝部40は、外力がかかると屈曲する、切り込み41による脆弱部を有し、エアバッグ12が作動したときに、その脆弱部が屈曲することで、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れる。これにより、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから確実に外れるので、エアバッグ12の膨出を適切に行うことができる。
エアバッグケース13の出口部13aは、溝部40の外壁部40aに引っ掛けられており、切り込み41による脆弱部が屈曲すると、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れ、表皮端部30が溝部40から抜ける。これにより、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れる動作が好適に行われる。
背凭れフレーム20とパッド部21の間には金属フレーム60が設けられ、エアバッグケース13は、金属フレーム60に固定されているので、エアバッグケース13の固定を適切に行うことができる。
上記実施の形態において、エアバッグケース13の出口部13aと背凭れフレーム20の溝部40との固定は、他の構造であってもよい。例えばエアバッグケース13の出口部13aと背凭れフレーム20の溝部40とは、互いに嵌合する嵌合部により固定されており、車両用シート1は、エアバッグ12が作動したときに、嵌合部が互いに外れる或いは破断することで、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40のから外れるように構成されていてもよい。
かかる場合、例えば図8に示すように嵌合部100は、溝部40の外壁部40aに設けられた貫通孔110と、エアバッグケース13の出口部13aに設けられ、溝部40の外壁部40aの外側から貫通孔110にはめ込まれた突起部111とで構成されていてもよい。例えば図9に示すように突起部111は、背凭れフレーム20の側部20aの上下方向に並べてそれぞれ複数ずつ設けられ、貫通孔110は、それらの突起部111に対応する位置に設けられている。図8に示す貫通孔110は、例えば丸穴であり、突起部111は、先端が拡径した円柱状に形成され、貫通孔110にはめ込まれ係止されている。そして、エアバッグ12が作動したときには、突起部111が貫通孔110から外れる或いは破断して、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れ、表皮端部30が溝部40から外れて、図7に示したようにエアバッグ12は、エアバッグケース13の出口部13aと溝部40の外壁部40aの間と表皮22と溝部40の間を通じて外部に膨出する。かかる例によれば、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れる動作が好適に行われる。
また、上記例とは別に、図10に示すように嵌合部130は、溝部40の外壁部40aに設けられた貫通孔120と、エアバッグケース13の出口部13aに設けられ、外壁部40aの外側から貫通孔120を通じて溝部40内まで延伸する延伸部121とで構成されていてもよい。図11に示すように貫通孔120と延伸部121は、背凭れフレーム20の側部20aの上下方向に並べてそれぞれ複数設けられている。貫通孔120は、長孔であり、延伸部121は、方形板状に形成され、貫通孔120にはめ込まれている。そして、エアバッグ12が作動したときには、エアバッグケース13の出口部13aの延伸部121が背凭れフレーム20の溝部40の外壁部40aの貫通孔120から外れて、表皮端部30が溝部40から外れて、図7に示したようにエアバッグ12は、エアバッグケース13の出口部13aと溝部40の外壁部40aの間と表皮22と溝部40の間を通じて外部に膨出する。かかる例によれば、エアバッグケース13の出口部13aが溝部40の外壁部40aから外れる動作が好適に行われる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態において、表皮22を背凭れフレーム20に固定するための固定機構は、表皮端部30を溝部40に挿入するものであったが、他の構造を有するものであってもよい。また、背凭れフレーム20の表皮固定部が溝部40であったが、他の構成を有するものであってもよい。エアバッグケース13の出口部13aと背凭れフレーム20の溝部40の固定機構は、上記実施の形態のものに限られない。背凭れフレーム20の表皮固定部の脆弱部が、切り込み41により構成されていたが、他の方法で構成されていてもよい。
本発明は、エアバッグが取り付けられる車両用シートの部品点数を低減する際に有用である。
1 車両用シート
10 座部
11 背凭れ部
12 エアバッグ
13 エアバッグケース
13a 出口部
20 背凭れフレーム
21 パッド部
22 表皮
30 表皮端部
40 溝部
50 内部空間



Claims (8)

  1. 背凭れ部の背凭れフレームと、
    前記背凭れフレームの前面側に設けられたパッド部と、
    前記パッド部の表面を覆う表皮と、
    前記表皮を前記背凭れフレームに固定するための固定機構と、
    エアバッグを収容するエアバッグケースと、を備え、
    前記エアバッグケースは、前記背凭れフレームと前記パッド部の間の内部空間に設けられ、
    前記エアバッグが作動したときに、そのエアバッグの膨張圧力によって前記固定機構による前記表皮と前記背凭れフレームの固定が解除され、前記エアバッグが前記表皮と前記背凭れフレームとの間から膨出するように構成された、車両用シート。
  2. 前記固定機構は、前記表皮の端部が前記背凭れフレームの表皮固定部に挿入されて固定されるものであり、
    前記エアバッグケースは、前記エアバッグが膨出する出口を形成する出口部を有し、その出口部が前記背凭れフレームの表皮固定部に固定されており、
    前記エアバッグが作動したときに、そのエアバッグの膨張圧力によって前記エアバッグケースの出口部が前記表皮固定部から外れ、さらに前記表皮の端部が前記表皮固定部から外れて、前記エアバッグが前記エアバッグケースの出口部と前記表皮固定部との間と前記表皮の端部と前記表皮固定部との間を通って外部に膨出するように構成された、請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記表皮固定部は、外力がかかると屈曲或いは破断する脆弱部を有し、
    前記エアバッグが作動したときに、前記脆弱部が屈曲或いは破断することで、前記エアバッグケースの出口部が前記表皮固定部から外れるように構成された、請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記表皮固定部は、前記表皮の端部が挿入される溝部を有し、
    前記エアバッグケースの出口部は、前記溝部の外壁部に引っ掛けられており、
    前記脆弱部が屈曲或いは破断すると、前記エアバッグケースの出口部が前記溝部の外壁部から外れ、前記表皮の端部が前記溝部から抜けるように構成されている、請求項3に記載の車両用シート。
  5. 前記エアバッグケースの出口部と前記表皮固定部は、互いに嵌合する嵌合部により固定されており、
    前記エアバッグが作動したときに、前記嵌合部が互いに外れる或いは破断することで、前記エアバッグケースの出口部が前記表皮固定部から外れるように構成された、請求項2に記載の車両用シート。
  6. 前記表皮固定部は、前記表皮の端部が挿入される溝部を有し、
    前記嵌合部は、前記溝部の外壁部に設けられた貫通孔と、前記エアバッグケースの出口部に設けられ、前記溝部の外壁部の外側から前記貫通孔にはめ込まれた突起部とで構成され、
    前記エアバッグが作動したときに、前記突起部が前記貫通孔から外れる或いは破断するように構成された、請求項5に記載の車両用シート。
  7. 前記表皮固定部は、前記表皮の端部が挿入される溝部を有し、
    前記嵌合部は、前記溝部の外壁部に設けられた貫通孔と、前記エアバッグケースの出口部に設けられ、前記外壁部の外側から前記貫通孔を通じて前記溝部内まで延伸する延伸部とで構成され、
    前記エアバッグが作動したときに、前記延伸部が前記貫通孔から外れるように構成された、請求項5に記載の車両用シート。
  8. 前記背凭れフレームと前記パッド部の間の内部空間には、前記背凭れフレームよりも剛性の高い剛性フレームが設けられ、
    前記エアバッグケースは、前記剛性フレームに固定されている、請求項1〜7のいずれかに記載の車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100792421B1 (ko) * 2006-06-08 2008-01-09 현대자동차주식회사 차량의 외기온도 표시장치 및 방법

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