JP2020010177A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子のノイズを抑制する信号処理においてサンプリング回数を制御して、消費電力を抑えつつ、より高速にノイズを抑制すること。【解決手段】撮像装置が備える撮像素子506は、光電変換部を含む単位画素が行列状に配置された構成の画素部を有する。撮像素子506の第1の制御では、画素部または列信号線で発生するノイズ信号が読み出され、第2の制御では各画素部から画素信号が読み出される。相関二重サンプリングの信号処理にて、第2の制御により取得される画素信号(ノイズ成分を含む)から、第1の制御により取得されるノイズ信号を減算する処理が行われる。全体制御演算部509は撮像素子506を制御し、第2の制御における信号のサンプリング回数を判断し(S803)、サンプリング回数を決定する(S804)。撮影モードや撮影条件等に応じてマルチサンプリング処理と非マルチサンプリング処理との切り替え処理が行われる。【選択図】図8

Description

本発明は、固体撮像素子のノイズを抑制する信号処理に関する。
デジタルカメラは、CMOS(相補型金属酸化膜半導体)イメージセンサ等の固体撮像素子を備え、低ノイズの信号を取得するための信号処理を行う。画素部の出力信号に対して相関二重サンプリング(以下、CDSとも記す)処理を行うことで、ノイズを除去することが一般的に行われている。例えば、水平1行分の画素部の信号を読み出す場合を説明する。まず、水平1行分の画素部の増幅回路の入力をリセットし、その時の信号をノイズ信号として水平1行分蓄積して読み出す動作(以下、「N読み」という)が行われる。次に、水平1行分の画素部の信号を読み出し、その時の信号をノイズ信号とは別に水平1行分蓄積して読み出す動作(以下、「S読み」という)が行われる。そして、画素部ごとに、画素信号とノイズ信号とが組となって撮像素子から出力される。画素信号からノイズ信号を減算する処理、いわゆるCDS処理が行われることによって、ノイズが抑制された画像信号を取得可能である。特許文献1に開示の撮像装置は、信号のサンプリングが複数回行われることにより得られる複数のサンプリング値の変化量を抽出し、その変化量と所定の基準値とを比較して後段の処理部に出力する信号を切り替える。
一方で特許文献2に開示の撮像装置では、撮像素子の回路層内にフレームメモリやラインメモリを有しており、画素層内の画像データが一旦メモリに記憶される。メモリに記憶された画像データに対し、駆動モードに応じて最適な画像サイズに変換するリサイズ変換や部分切出し等が回路層で行われてデータが出力される。
特開2014−175692号公報 特開2016−225970号公報
従来の技術では、CDS処理で複数回のサンプリングを行う処理を多用した場合、画像信号の読み出しレートの低下等によって時間的な制約が発生し、消費電力が増加する可能性がある。
本発明の目的は、撮像素子のノイズを抑制する信号処理においてサンプリング回数を制御して、消費電力を抑えつつ、より高速にノイズを抑制することである。
本発明の実施形態の装置は、複数の画素部を有する撮像素子と、前記画素部からノイズ信号である第1の信号を取得する第1の制御と、前記画素部の光電変換部で生成された信号電荷に基づく第2の信号を取得する第2の制御を行う制御手段と、前記第2の信号から前記第1の信号を減算する信号処理手段と、を備え、前記制御手段は前記第2の信号のサンプリング回数を変更する制御を行う。
本発明によれば、撮像素子のノイズを抑制する信号処理においてサンプリング回数を制御して、消費電力を抑えつつ、より高速にノイズを抑制することができる。
本発明の実施形態における撮像素子の概略構造を示す図である。 本発明の実施形態における画素部とカラムADCブロックの構成を示す図である。 本発明の実施形態における撮像素子の外観構成を示す模式図である。 本発明の実施形態における撮像素子の断面構造を示す模式図である。 本発明の実施形態における撮像システムの概要を示すブロック図である。 相関二重サンプリングの説明図である。 マルチサンプリングの説明図である。 本実施形態の処理を説明するフローチャートである。 本実施形態におけるサンプリング回数の判断処理のフローチャートである。 図9に続く処理を示すフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。実施形態ではデジタルカメラへの適用例を説明するが、これに限定されない。本発明は、携帯電話端末や携帯型の画像表示装置、カメラを備えるテレビジョン装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー等、撮像機能を有する各種の装置に適用可能である。
図1は、本実施形態における撮像素子の概略的な構成を示すブロック図である。撮像素子506は、撮像部を構成する多数の画素部101を2次元アレイ状に配置した構成である。例えば、積層型構成の撮像素子506は、撮像部を構成する第1のチップ10と、信号処理部を構成する第2のチップ11を有する。撮像素子506は、撮像信号処理回路507と全体制御演算部509に接続されている。撮像信号処理回路507は撮像素子506の出力信号を処理する。全体制御演算部509は、撮像素子506および撮像装置内のその他の構成部を制御する中枢部である。本実施形態において、撮像信号処理回路507と全体制御演算部509とは別の構成であるがこれに限られるものではなく、CPU(中央演算処理装置)を含む同じ回路上で構成してもよい。
第1のチップ10において複数の画素部101はマトリクス状に配列されている。各画素部101は水平方向(行方向)において転送信号線103、リセット信号線104、および行選択信号線105にそれぞれ接続されている。各画素部101は垂直方向(列方向)において垂直出力線102に接続されている。なお、各列に複数存在する垂直出力線102の各々は読み出し行単位に応じて接続先が異なる。
第2のチップ11は、カラムADCブロック111、行走査回路112、列走査回路113、タイミング制御回路114等の画素駆動回路を備える。また第2のチップ11は、切り替え部116、フレームメモリ117、素子内演算部118、リサイズ変換部119、パラレル/シリアル変換部(以下、P/S変換部と表記する)120を備える。カラムADCブロック111は、画素部101に接続された垂直出力線102から出力される信号に対し、A(アナログ)/D(デジタル)変換を行った信号を出力する。行走査回路112は転送信号線103、リセット信号線104、行選択信号線105により画素部101に接続される。複数の列走査回路113は、水平信号線115−a,115−bにより、複数のカラムADCブロック111に接続される。タイミング制御回路114は、カラムADCブロック111、行走査回路112、列走査回路113にそれぞれタイミング制御信号を出力して制御を行う。
切り替え部116は、チャンネルごとの水平信号線115−aと115−bからの各画像信号を切り替えて、順次に画像信号をフレームメモリ117へ出力する。フレームメモリ117は、切り替え部116から出力された画像信号を取得して、画像データを一時的に記憶する。素子内演算部118はフレームメモリ117から画像データを読み出し、駆動モードに応じてリサイズおよび圧縮用の演算を行う。
リサイズ変換部119は、素子内演算部118による算出結果を基づいて、フレームメモリ117に保存された画像データに対して必要な画角へのリサイズ処理を行う。リサイズ変換部119は、リサイズ処理した画像データをP/S変換部120に出力する。P/S変換部120はパラレル/シリアル変換を行い、変換後の信号を撮像素子506外部の撮像信号処理回路507へ送信する。なお、リサイズ処理や圧縮処理が不要な場合には、切り替え部116から直接にP/S変換部120への転送が行われる。
撮像素子506と撮像信号処理回路507は複数のレーン121,122で接続されている。本実施形態ではメインレーン121およびサブレーン122を示す。駆動モードに応じて、異なる画素の信号や同一の画素の信号がメインレーン121およびサブレーン122に振り分けて転送され、或いはメインレーンのみから転送される。
撮像素子506は第2のチップ11上に第1のチップ10が積層された構成である。第1のチップ10はマトリクス状に配列された複数の画素部101を有する。第1のチップ10は光入射側、つまり光学像の受光側に位置している。このように、第1のチップ10に画素部101を形成し、第2のチップ11に画素駆動回路やメモリ回路や演算回路等を形成することで、撮像素子506の撮像層と回路層とで製造プロセスを分けることができる。その結果、回路層における配線の細線化、高密度化による高速化、小型化、および高機能化を図ることができる。撮像素子506の具体的な構造については、図3を用いて後述する。
図2は、撮像素子506の画素部101およびカラムADCブロック111の構成を詳細に示す図である。先ず画素部101について説明すると、光電変換部を構成するフォトダイオード(以下、PDと表記する)201は、受光した被写体からの光をその光量に応じた電荷量の電荷に光電変換する。PD201はアノードが接地され、そのカソードは転送トランジスタ202を介して増幅トランジスタ204のゲートと電気的に接続されている。増幅トランジスタ204のゲートと電気的に繋がったノードは、フローティングディフュージョン部(以下、FD部という)206を構成する。図示のトランジスタ202〜205は、例えばNチャネルのMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタである。
転送トランジスタ202は、PD201のカソードとFD部206との間に接続されている。転送トランジスタ202は、そのゲートに転送信号線103(図1参照)を介して転送パルスφTRSが与えられることによってオン状態となり、PD201で光電変換された電荷がFD部206に転送される。
リセットトランジスタ203は、そのドレインが画素電源Vddに接続され、そのソースがFD部206に接続されている。リセットトランジスタ203は、そのゲートにリセット信号線104(図1参照)を介してリセットパルスφRSTが与えられることによってオン状態となる。次にPD201からFD部206への信号電荷の転送に先立って、FD部206の電荷を画素電源Vddに移送することによってFD部206がリセットされる。
増幅トランジスタ204は、そのゲートがFD部206に接続され、そのドレインが画素電源Vddに接続されている。リセットトランジスタ203によるリセット後のFD部206の電位はリセットレベルとして出力される(P相)。つまりP相の状態はFD部206がリセットされた状態であり、画素部101または画素部同士を接続する列信号線で発生するノイズ信号を取得することができる。そして転送トランジスタ202によって信号を転送した後のFD部206の電位が信号レベルとして出力される(D相)。つまりD相の状態は光電変換部で生成された信号電荷がFD部206に転送されて蓄積された状態であり、信号電荷に基づく画素信号を取得することができる。D相での信号のサンプリングを複数回行うことによって、ノイズを抑制することはマルチサンプリングと呼ばれ、ランダムノイズの抑制に有効である。マルチサンプリング処理は全体制御演算部509が撮像素子506のタイミング制御回路114を制御して画素部101からの信号の読み出しを制御することで実行される。本実施形態ではマルチサンプリング処理において撮影モードや撮影条件等に応じて画素信号のサンプリング回数を変更する制御が行われる。
選択トランジスタ205は、例えば、そのドレインが増幅トランジスタ204のソースに接続され、そのソースが垂直出力線102に接続されている。選択トランジスタ205は、そのゲートに行選択信号線105(図1参照)を介して選択パルスφSELが与えられることによってオン状態となる。次に画素部101を選択状態として増幅トランジスタ204から出力される信号は、垂直出力線102に中継される。なお、選択トランジスタ205については、画素電源Vddと増幅トランジスタ204のドレインとの間に接続した回路構成を採ることも可能である。また、画素部101としては、図2に示す4つのトランジスタを用いた構成に限られる訳ではなく、増幅トランジスタ204と選択トランジスタ205を兼用した3つのトランジスタを用いた構成でもよい。
画素部101から垂直出力線102を介して出力される画像信号は、カラムADCブロック111に伝送される。カラムADCブロック111は比較器211、アップダウンカウンタ212、メモリ213、DAコンバータ(以下、DACと略記する)214を備える。
比較器211は一対の入力端子を有する。その一方である第1の入力端子は垂直出力線102に接続され、他方の第2の入力端子はDAC214が接続されている。DAC214は、タイミング制御回路114から入力される基準信号に基づいてランプ信号を出力する。ランプ信号は時間経過につれて所定の傾きでレベルが変化する信号である。タイミング制御回路114は全体制御演算部509からの指令に基づいてDAC214へ基準信号を出力する。
比較器211は、DAC214から入力されるランプ信号のレベルと、垂直出力線102から入力される画像信号のレベルとを比較し、比較結果を表す比較信号を出力する。例えば比較器211は、画像信号のレベルがランプ信号のレベルより低い場合、ハイ(H)レベルの比較信号を出力する。また比較器211は、画像信号のレベルがランプ信号のレベルより高い場合、ロー(L)レベルの比較信号を出力する。
アップダウンカウンタ212は比較器211の出力端子と接続され、比較信号が入力される。アップダウンカウンタ212は、例えば比較信号がハイレベルとなる期間、またはローレベルとなる期間をカウントする。このカウント処理により、各画素部101の出力信号はデジタル値へ変換される。なお、比較器211とアップダウンカウンタ212との間にAND(論理積)回路を設け、AND回路にパルス信号を入力して、パルス信号の個数をアップダウンカウンタ212によりカウントする構成でもよい。
メモリ213は、アップダウンカウンタ212の出力端子と接続されており、アップダウンカウンタ212によりカウントされた値(カウント値)を記憶する。なお、カラムADCブロック111は、画素部101のリセット時の画像信号に基づいてリセットレベルに対応した第1のカウント値を計数する。またカラムADCブロック111は、所定の撮像時間の経過後の画像信号に基づいて第2のカウント値を計数する。第1のカウント値と第2のカウント値との差分値をメモリ213に記憶させてもよい。その後、メモリ213に記憶された信号は、列走査回路113からの信号に同期して水平信号線115−aおよび115−bへ伝送される。
図3は、本実施形態の撮像素子506の外観構成を模式的に示す図である。図3(A)は撮像素子506を光の入射側の斜め上方から見た場合の斜視図である。図3(B)は撮像素子506の概略断面図である。第1のチップ10は撮像層を形成し、第2のチップ11は回路層を形成する。第1のチップ10と第2のチップ11はそれぞれ、複数のマイクロパッド302を有しており、複数のマイクロバンプ301を介して電気的に接続することで一体化される。
図4は撮像素子506の断面構造の詳細を示す図である。図4では、下側に第1のチップ10を示し、上側に第2のチップ11を示す。つまり、撮像部を構成する撮像層401が第1のチップ10に該当し、回路層402が第2のチップ11に該当する。
撮像層401は、Si(シリコン)基板403に配線層404が形成された構成を有する。Si基板403には、PD201としてのn拡散領域407が形成され、裏面照射型の構造をとっている。PD201の表面部、つまり配線層404との境界部にはp拡散領域408が形成されている。Si基板403の表面部には、FD部のn拡散領域409と、スイッチ用トランジスタのn拡散領域410とが複数形成されている。
配線層404には、SiO(二酸化珪素)等の絶縁層内に、各トランジスタのゲート配線411と、信号伝搬用配線412が形成されている。配線層404の表面部には、Cu等により形成されるマイクロパッド413が形成されている。n拡散領域409、n拡散領域410とトランジスタのゲート配線411により、転送トランジスタ202、リセットトランジスタ203、増幅トランジスタ204、選択トランジスタ205が構成される。配線層404には、n拡散領域410をマイクロパッド413と接続するためのビア(VIA)414が形成されている。
回路層402は、Si基板405に配線層406が形成された構成を有する。Si基板405には、その表面部にトランジスタの拡散領域416が複数形成されている。配線層406には、SiO等の絶縁層内に、各トランジスタのゲート配線417、信号伝搬用配線418が形成されている。配線層406の表面部にはCu等により形成されるマイクロパッド419が形成されている。マイクロパッド419はマイクロバンプ415でマイクロパッド413と接続される。配線層406には、トランジスタの拡散領域416等をマイクロパッド419と接続するためのビア420が形成されている。トランジスタの拡散領域416やトランジスタのゲート配線417、信号伝搬用配線418等から各種の回路が構成される。それらの詳細については本発明にかかわる本質的な事項ではないため、説明を省略する。
図4では、撮像層401と回路層402との接続を、積層接続端子としてのマイクロバンプ415を用いて行う構成例を示したが、マイクロバンプを用いることなく撮像層401と回路層402を直接に接続する実施形態も可能である。
次に図5を参照して、本実施形態の撮像システムを説明する。一例として動画像データおよび静止画像データを取得するデジタルカメラを示すが、これに限られるものではない。例えば監視カメラやスマートフォン等の携帯機器や車載カメラ等にも適用可能である。
図5は、撮像素子506を用いた撮像装置の概要を示すブロック図である。レンズ部501は、撮像光学系を構成する複数のレンズを備える。レンズ部501はカメラ本体部に装着可能な交換レンズ装置、またカメラ本体部に一体化されたレンズユニットである。レンズ駆動部502は、撮像光学系を構成する可動レンズを駆動する。可動レンズは変倍動作を行うズームレンズ、焦点調節動作を行うフォーカスレンズ、像ブレ補正用のシフトレンズ等である。メカニカルシャッタ(図にはメカシャッタと表記する)503は露光時間の制御に用いられ、絞り504は露光量の制御に用いられる。メカニカルシャッタ・絞り駆動部(図にはシャッタ・絞り駆動部と表記する)505は、メカニカルシャッタ503および絞り504を駆動する。なお、露光量を制御するための手段としてND(Neutral Density)フィルタ等の光学フィルタを設けてもよい。
撮像素子506は、撮像光学系を通して結像される被写体からの光を受光して光電変換を行い、電気信号を出力する。撮像信号処理回路507は撮像素子506の出力信号を処理し、処理後の画像信号を出力する。第1のメモリ部(図にはメモリ部Iと表記する)508は、撮像信号処理回路507が処理した画像信号等を記憶する。
全体制御演算部509は撮像システム全体の制御を司る中枢部であり、CPU(中央演算処理装置)を備える。CPUは第2のメモリ部(図にはメモリ部IIと表記する)514から読み出したプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。第2のメモリ部514はプログラム以外に、CPUの演算結果やユーザ操作によって撮像装置に設定されたカメラ情報等を記憶する。記録媒体制御インターフェース(I/F)部510は、全体制御演算部509の制御指令にしたがって、画像信号等を記録媒体512に記録し、また記録媒体512から情報を読み出す処理を行う。記録媒体512は撮像装置の本体部に着脱可能である。表示部511は液晶表示パネル等の表示デバイスを備え、全体制御演算部509の制御指令にしたがって画像データ等を画面に表示する。外部インターフェース(I/F)部513は、コンピュータ等の外部装置との間で情報を送受し合う通信処理部である。操作部515はスイッチやタッチパネル等の入力デバイスを備え、ユーザの操作指示を受け付けて操作指示信号を全体制御演算部509に出力する。操作部515を用いてユーザが設定した撮像装置の駆動条件等に関する情報は全体制御演算部509に送られ、これらの情報に基づいて撮像装置全体の制御が行われる。全体制御演算部509は撮像素子506内の素子内演算部118に対して、撮像素子506の各構成要素を制御するための制御信号を出力して制御を行う。制御信号には、撮像同期信号、駆動モード設定、露出設定情報等が含まれる。
レンズ部501を通った被写体からの光は絞り504によって適切な光量に調整され、撮像素子506の撮像面上に結像される。撮像素子506の画素部101を構成する光電変換部は被写体の光学像に対して光電変換を行い、電気信号を出力する。電気信号はさらにゲイン制御が行われ、A/D変換によってアナログ信号からデジタル信号へ変換された上でR,Gr,Gb,Bの信号として取り込まれ、撮像信号処理回路507に送られる。撮像信号処理回路507は、ノイズを低減するローパスフィルタ処理やシェーディング補正処理、ホワイトバランス処理等の各種の信号処理を行い、さらに各種の補正および画像信号の圧縮等を行う。
撮影中のレンズ部501は、レンズ駆動部502によってズーム駆動およびフォーカス駆動等の制御が行われる。メカニカルシャッタ503と絞り504はそれぞれ、全体制御演算部509の制御指令にしたがってメカニカルシャッタ・絞り駆動部505により駆動される。全体制御演算部509は撮像装置全体の制御と各種演算を行う。第1のメモリ部508は撮像後の画像信号を一時的に記憶する。記録媒体制御I/F部510は、記録媒体512に画像信号を記録する処理を行う。表示部511は撮像された画像を画面に表示する。
図6および図7を参照して、CDS処理について説明する。図6はCDS処理の例を説明するタイミングチャート図である。撮像素子506のリセット信号および転送信号、出力データを例示する。CDS処理では、N読みとS読みの動作を行うことでサンプリングが実施される。画素部ごとにN読みによる基準信号(ノイズ信号)とS読みによる画素信号とが組になって、撮像素子506から出力される。撮像信号処理回路507は、撮像素子506から取得した画素信号からノイズ信号を減算する処理を行う。
図7は、サンプリング期間において複数回のS読みが行われる場合を説明するタイミングチャート図である。撮像素子506に係るリセット信号および転送信号、出力データを例示する。サンプリング期間中、1回のN読みに続いて複数回のS読みが行われ、ノイズ信号と画素信号が撮像素子506からそれぞれ出力される。マルチサンプリングでは撮像素子506内のフレームメモリ117に記憶されている信号の加算平均処理が画素部ごとに行われ、S読みで取得された複数の信号の平均値からN読みで取得されたノイズ信号値を減算してノイズ抑制処理が行われる。この場合、画像信号の読み出しレート(フレームレート)が低下して信号の読み出しにかかる時間が長くなることや、消費電力の増加が課題となっている。本実施形態ではマルチサンプリング処理と非マルチサンプリング処理とを、撮影条件や撮像装置のモード設定等によって使い分ける。
図8は本実施形態の処理を説明するフローチャートである。以下の各ステップに示す処理は全体制御演算部509のCPUが所定の制御プログラムを実行することにより実現される。S801にて撮像装置は静止画撮影モードの処理を開始する。S802で全体制御演算部509は、ユーザ操作による静止画像の撮影指示があったかどうかを判定する。ユーザは操作部515に含まれる操作部材を使用して、静止画像の撮影指示を行うことができる。静止画像の撮影指示があったと判断された場合、S803の処理に進み、静止画像の撮影指示がないと判断された場合にはS802の判定処理が繰り返し実行される。
S803では撮像素子506のサンプリング回数の判断処理が実行される。判断処理については、図9および図10を用いて後述する。次のS804で全体制御演算部509は静止画撮影時のサンプリング回数を決定する。素子内演算部118はマルチサンプリング処理において、決定されたサンプリング回数で取得される信号の加算平均処理を画素部ごとに行う。S805において静止画の撮影動作が行われる。つまりS804で決定されたサンプリング回数で取得される画素信号と、N読みによるノイズ信号に基づいて撮像素子506から画像信号が出力され、画像の現像処理や表示処理、記録処理が実行される。その後、撮影終了となる(S806)。
次に図9および図10を参照して、図8のS803に示すサンプリング回数の判断処理について詳細に説明する。図9および図10は、撮影モード、シャッタの駆動形態、撮影感度、撮像素子の温度に応じたサンプリング回数の判断処理例を示すフローチャートである。本実施形態では、撮影感度(ISO感度)に対する第1の閾値をIsh1と表記し、第2の閾値をIsh2と表記する。「Ish1<Ish2」とする。また撮像素子506の検出温度に対する温度閾値をTshと表記する。
S901でサンプリング回数の判断処理が開始され、S902にて全体制御演算部509は、撮像装置の撮影モードが高速連写モードであるかどうかを判定する。撮影モードが高速連写モードである場合、図10のS917の処理に進み、撮影モードが高速連写モードでない場合、S903の処理に進む。S903で全体制御演算部509はシャッタ形態の判定処理を行う。メカシャッタ撮影と判定された場合、図10のS905の処理に進み、電子シャッタ撮影と判定された場合、S904の処理に進む。メカシャッタ撮影は、メカニカルシャッタ503を使って遮光を行う撮影である。また電子シャッタ撮影は、撮像素子506の電子シャッタ機能を使って電子的に露光タイミングを制御することで行われる撮影である。
S904では電子シャッタ撮影の設定が行われ、次のS906において撮像素子506の温度判定処理が行われる。温度判定処理は、温度検出素子による撮像素子506の温度検出信号を全体制御演算部509が取得して行う。温度検出信号の示す検出温度が閾値以上であるか否かが判定される。検出温度が閾値Tsh以上であると判定された場合、S907の処理に進み、検出温度が閾値Tsh未満であると判定された場合、S915の処理に進む。
S907で全体制御演算部509はサンプリング回数を所定の回数(S4と記す)に設定した後、S918にてサンプリング回数の判断処理を終了する。また、S915で全体制御演算部509はサンプリング回数を所定の回数(S3と記す)に決定する。「S3<S4」の関係を満たすものとする。S915の処理後、S918にてサンプリング回数の判断処理を終了する。
図10のS905で全体制御演算部509はメカシャッタ撮影に設定し、次のS908では撮影感度が第1の閾値Ish1より低感度であるかどうかを判定する。撮影感度が閾値Ish1より低いと判定された場合、S912の処理に進み、撮影感度が閾値Ish1以上であると判定された場合、S909の処理に進む。S909で全体制御演算部509は、撮影感度が第2の閾値Ish2以上であるかどうかを判定する。撮影感度が閾値Ish2以上であると判定された場合、S910の処理に進み、撮影感度が閾値Ish2未満であると判定された場合、S911の処理に進む。
S910において、閾値Ish2以上である撮影感度が設定された後、図9のS906に処理を進める。またS911において、第1の閾値Ish1以上であって、かつ第2の閾値Ish2未満である撮影感度が設定され、S913の処理に進む。S913で全体制御演算部509は、撮像素子506の検出温度が閾値Tsh以上であるかどうかを判定する。検出温度が閾値以上であると判定された場合、図9のS907の処理に進み、検出温度が閾値未満であると判定された場合、S916の処理に進む。S916で全体制御演算部509は、サンプリング回数を所定の回数(S2と記す)に決定する。「S2<S3」の関係を満たすものとする。S916の処理後、サンプリング回数の判断処理を終了する。
一方、S912では第1の閾値Ish1未満である撮影感度が設定された後、S914の処理に進む。S914で全体制御演算部509は、撮像素子506の検出温度が閾値Tsh以上であるかどうかを判定する。検出温度が閾値以上であると判定された場合、図9のS907の処理に進む。また、検出温度が閾値未満であると判定された場合には、S917に進み、全体制御演算部509はサンプリング回数を所定の回数(S1と記す)に決定する。「S1<S2」の関係を満たすものとする。本実施形態ではS1=1である。S917の処理後、サンプリング回数の判断処理を終了する。
図9および図10に示す例では、サンプリング回数を決定する要因として、高速連写モードであるかどうか、すなわち撮像素子の高速性を必要とするか否かが判定される。高速連写モードではサンプリング回数が最小回数(本実施形態では1回)に設定されて撮像動作が行われる。また、シャッタの駆動形態が判定され、メカシャッタ駆動か電子シャッタ駆動かに応じてサンプリング回数の設定値が異なる。電子シャッタ撮影時には、被写体が動いた場合や、撮像装置の揺れ等によって発生するローリング歪が原理的に発生し得るので、撮像素子の高速な信号読み出しが必要かどうかについて判断が行われる。撮影感度および撮像素子の検出温度については、高感度であるほど、また検出温度が高いほど、撮像素子のノイズが発生しやすくなる。そのため、ノイズ抑制が必要かどうかについて判断が行われる。以上の要因を勘案して、S907、S915、S916、S917に例示するように、「S4>S3>S2>S1」の関係を満たすサンプリング回数が決定される。つまり、S907、S915、S916の場合、画素信号の複数回のサンプリングを行うマルチサンプリング処理が実行され、S917の場合には画素信号の1回のサンプリングを行う非マルチサンプリング処理が実行される。
本実施形態はあくまで一例を示すものであって、上記以外にサンプリング回数を決定する要因として、撮像素子の露光時間がある。つまり長時間露光であるほどノイズが発生しすくなることから、撮影時の露光時間が長いほど多くのサンプリング回数が決定される。また、レンズ部501の位置から決定される撮像光学系の焦点距離が長いほどローリング歪が目立ちやすくなることから、撮影時の焦点距離が短いほど多くのサンプリング回数が決定される。撮像装置の撮影時における様々なパラメータに応じて画素信号のサンプリング回数を変更する制御、または非マルチサンプリング処理とマルチサンプリング処理とを切り替える制御が行われる。
本実施形態では、静止画撮影モード(いわゆる単写モード)に限定した例を説明した。動画撮影モードまたは静止画像の連続撮影モード(いわゆる連写モード)では、マルチサンプリング処理は実行されず、非マルチサンプリング処理が実行される。また、ダイナミックレンジ拡大等の目的で複数回の露光に基づく画像データの合成処理を前提とする撮影が可能な実施形態では、複数のモードを使い分ける処理が行われる。複数のモードは、非マルチサンプリング処理を実施する第1のモード(N読みとS読みをそれぞれ1回行うモード)と、マルチサンプリング処理を実施する第2のモードである。なお、N読みに関して、処理の高速化のために1回のサンプリングでノイズ信号が取得される例を説明したが、必要に応じて複数回のサンプリングを行ってもよい。高速性または低電力化を必要とする場合に第1のモードが選択される。
また、サンプリング回数を決定する要因として、上記以外に画面内での移動体の有無、被写体として人物(顔)の有無、夜景や逆光などのシーン判別結果、出力する画像信号の数(画素数)、フレームレート、A/D変換精度等がある。これらのいずれかまたは複数の組み合わせを含めてサンプリング回数を決定してもよい。
本実施形態においては、垂直出力線102に各画素部101から出力される同一の信号に対して複数のA/D変換を行う動作によってマルチサンプリングを実現したが、これ以外の方法を用いてもよい。例えば、垂直出力線102からカラムADCブロック111へ入力されるアナログ信号をクランプする容量を設け、当該容量に複数回アナログ信号をクランプすることによってマルチサンプリングを行う構成としてもよい。また、同一のアナログ信号を複数のカラムADCブロック111に入力可能とし、A/D変換結果であるデジタル信号を平均化する構成としてもよい。
本実施形態によれば、マルチサンプリング処理が可能な撮像素子を備える撮像装置において、サンプリング回数を変更する制御により、消費電力を抑えつつ、より高速にノイズを抑制することができる。
401 撮像層
402 回路層
506 撮像素子
507 撮像信号処理回路
509 全体制御演算部

Claims (11)

  1. 複数の画素部を有する撮像素子と、
    前記画素部からノイズ信号である第1の信号を取得する第1の制御と、前記画素部の光電変換部で生成された信号電荷に基づく第2の信号を取得する第2の制御を行う制御手段と、
    前記第2の信号から前記第1の信号を減算する信号処理手段と、を備え、
    前記制御手段は前記第2の信号のサンプリング回数を変更する制御を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、撮影モード、シャッタの駆動形態、前記撮像素子の温度、感度、露光時間、撮影時の撮像光学系の焦点距離のうちの1つ以上に基づく前記サンプリング回数を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮影モードが第1のモードである場合、前記第2の制御にて前記サンプリング回数を1回に決定し、前記撮影モードが第2のモードである場合、前記第2の制御にて前記サンプリング回数を複数回に決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮像素子の電子シャッタ機能を用いる撮影が行われる場合、前記第2の制御における前記サンプリング回数を、メカニカルシャッタを用いる撮影が行われる場合の前記第2の制御における前記サンプリング回数よりも多く設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記撮像素子の温度が閾値以上である場合の前記サンプリング回数を、前記撮像素子の温度が閾値未満である場合の前記サンプリング回数よりも多く設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は前記第2の制御において、前記撮像素子の感度が第1の閾値以上であって、かつ前記撮像素子の温度が第2の閾値以上である場合に第1のサンプリング回数に決定し、前記撮像素子の感度が前記第1の閾値未満であって、かつ前記撮像素子の温度が前記第2の閾値未満である場合に前記第1のサンプリング回数よりも少ない第2のサンプリング回数に決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は前記第2の制御において、前記撮像素子の感度が第1の閾値以上であって、かつ前記撮像素子の温度が第2の閾値未満である場合に第1のサンプリング回数に決定し、前記撮像素子の感度が前記第1の閾値未満であって、かつ前記撮像素子の温度が前記第2の閾値未満である場合に前記第1のサンプリング回数よりも少ない第2のサンプリング回数に決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、静止画撮影を行う場合の前記第2の制御において複数回のサンプリングを行う制御と1回のサンプリングを行う制御とを切り替える
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、静止画像の連続撮影または動画撮影を行う場合の前記第2の制御において1回のサンプリングを行う制御に切り替える
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像素子は、
    前記複数の画素部を有する撮像層と、
    前記画素部からの前記第1および第2の信号を記憶する記憶手段、および前記記憶手段から取得した複数回のサンプリングによる前記第2の信号の加算平均処理を画素部ごとに行う演算手段を有する回路層と、を備える
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 複数の画素部を有する撮像素子を備える撮像装置にて実行される制御方法であって、
    前記画素部からノイズ信号である第1の信号を取得する第1の制御を行う工程と、
    前記画素部の光電変換部で生成された信号電荷に基づく第2の信号を取得する第2の制御を行う工程と、
    前記第2の信号から前記第1の信号を減算する工程と、を有し、
    前記第2の制御を行う工程では前記第2の信号のサンプリング回数を変更する制御が行われる
    ことを特徴とする制御方法。

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