JP2020009735A - 熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントを提供する。【解決手段】本発明の熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントは、該熱破壊式電力切断スイッチが、第1導電部材と、第2導電部材と、可動導電部材と、過熱破壊部材と、操作ユニットと、第2弾性部材を含み、該可動導電部材が該第1導電部材と第2導電部材を導通させ、該操作ユニットが操作部材と、第1弾性部材を有し、該第1弾性部材及び該第2弾性部材が該操作部材上で作用し、該第1弾性部材が圧縮されると第1弾性力を有し、該第2弾性部材が第2弾性力を有し、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該第1弾性力が小さくなるか、消失し、該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなって、該可動導電部材が第1導電部材と第2導電部材の導通状態を切断し、過熱保護の効果を達する。該コンセントは該熱破壊式電力切断スイッチを含む。【選択図】図1

Description

本発明は熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントに関し、特に、ヒューズ及びバイメタルの切断構造とは異なり、電流の通過に依存することなく破壊を実行できる過熱破壊部材であって、熱エネルギーの伝達を通じて破壊を実行し、スイッチに導通を切断させる、熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントに関する。
従来のロッカースイッチは、制御スイッチを一定の角度範囲内で往復枢動させることで、スイッチの接続または切断を制御しており、例えば、中華民国特許第560690号「切替スイッチの火花遮蔽構造」は、スイッチの枢動時に位置決め部材を利用して第1位置または第2位置にスイッチを位置決めすることで、接続または切断を形成している。
従来の押しボタンスイッチは、毎回の押圧操作でスイッチの接続と切断を反復制御することができ、ボタンには従来の自動ボールペンの往復ボタンに似た構造を利用し、該スイッチのボタンを押すたびに下方位置または上方位置に位置決めしており、一例として中国特許第CN103441019号の「ボタンスイッチ」がある。
中華民国特許第321352号の「ワイヤ上スイッチ構造の改良」はヒューズを備えたスイッチ構造を開示しているが、該ヒューズが電源活線の経路中に配置されているため、保護作用が電流の通過に依存しており、特に過負荷の電流でやっと該ヒューズを切断させることができるもので、ヒューズの動作時に電流を通過させる必要があり、一方で電流が過大のときのみヒューズの切断が可能であるため、往々にして低融点の鉛錫合金、亜鉛を使用してヒューズとするが、その導電性は銅にはるかに及ばない。延長コンセントを例とすると、延長コンセントは主に銅を導電体として使用するが、延長コンセントに中華民国特許第321352号のスイッチを組み合わせて電源を制御する場合、ヒューズの導電率が優れず、エネルギー消費の問題が生じやすい。
中華民国特許第M382568号の「双極自動切断式安全スイッチ」は、バイメタル型の過負荷保護スイッチを開示しているが、バイメタルは同様に電流が通過する経路中に配置する必要があり、電流の通過によって変形を生じ、特に過負荷の電流でやっと該バイメタルを変形させて電気回路を中断させることができる。
中華民国特許第M250403号の「グループ式コンセントに用いる過負荷保護スイッチの構造」は、延長コンセントに応用した過負荷保護スイッチを開示しており、該特許の過負荷保護スイッチにはバイメタルが設置され、延長コンセント全体の総仕事率が超過したとき、該バイメタルが熱で変形して自動的にトリップし、電気を遮断して保護の作用を達成する。しかしながら、該バイメタルの過負荷保護作用は電流の通過に依存する必要があり、バイメタルの導電率は銅にはるかに及ばないため、エネルギー消費の問題が生じやすい。
また、電流の過負荷で過熱が引き起こされるほか、延長コンセントを例とすると、次の状況でいずれも任意のコンセントの過熱が発生する可能性がある。
1.プラグの金属刃が重度に酸化し、金属刃が酸化物に覆われると、プラグをコンセントに差し込んだとき、導電性が悪い酸化物によって抵抗が大きくなり、コンセントが過熱する。
2. プラグの金属刃をコンセントに差し込んだとき、差込みが不十分で、局部のみの接触となり、過小な接触面積がコンセントの過熱につながる。
3.プラグの金属刃が変形または摩損し、コンセントに差し込んだときの接触が不完全となり、過小な接触面積によってコンセントの過熱が引き起こされる。
4.プラグの金属刃またはコンセントの金属片に異物(埃や汚れなど)が付着し、導電性が悪くなり、抵抗が大きくなって過熱する。
上述の状況下では、コンセントの動作温度と過負荷保護スイッチの動作温度に大きな落差が生じる。
発明者は、米国特許出願第US9698542号の「Assembly and method of plural conductive slots sharing an overheating destructive fixing element」出願において、銅片の距離と温度の差異の実験を開示しており、US9698542号特許出願のTABLE 2の試験では、上述の過熱したコンセントがTABLE 2の実験の位置10に位置し、上述の過負荷保護スイッチがTABLE 2の実験の位置1に位置する場合、両者間の距離は9センチであり、コンセントの動作温度が202.9℃に達し、25分経過後、過負荷保護スイッチの動作温度はわずか110.7℃であったことが分かった。つまり、コンセントと過負荷保護スイッチ間の距離が9センチのとき、コンセントの動作温度がすでに過熱して202.9℃に達し、燃焼事故が起こる可能性があるとき、過負荷保護スイッチのバイメタルはまだ110.7℃で、変形の温度に達しておらず、過負荷保護スイッチは自動的にトリップして電気を遮断しない。
コンセントに過熱を生じる状況はさまざまであり、かつコンセントと過負荷保護スイッチのバイメタルの距離によって極めて大きな温度差が生じるため、効果的に過熱保護を達成するには、延長コンセントの各コンセント上に過負荷保護スイッチを設置すべきであるが、バイメタル型の過負荷保護スイッチは価格が比較的高く、延長コンセントの各コンセントすべてに設置する場合、価格の大幅な上昇を免れず、逆に普及使用に不利となる。
中華民国特許第560690号明細書 中国特許第CN103441019号明細書 中華民国特許第321352号明細書 中華民国特許第M382568号明細書 中華民国特許第M250403号明細書 米国特許出願第US9698542号明細書
上述の欠点に鑑み、本発明の目的は、熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントを提供することにある。
本発明の熱破壊式電力切断スイッチは、座体と、第1導電部材と、第2導電部材と、可動導電部材と、過熱破壊部材と、操作ユニットと、第2弾性部材を含み、該座体が収納空間を備え、該第1導電部材及び該第2導電部材が該座体に穿置され、該可動導電部材が該収納空間内に設置され、該第1導電部材に電気的に接続され、かつ該第2導電部材に選択的に接続され、該過熱破壊部材が破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、該操作ユニットが該座体に組み込まれ、該操作ユニットが操作部材と第1弾性部材を含み、該操作部材が接触部材と規制部材を含み、該過熱破壊部材が該接触部材に当接され、該第1弾性部材が該接触部材と該規制部材の間で圧縮されて規制され、第1弾性力を有し、該第2弾性部材が第2弾性力を備え、該第2弾性力が該操作部材に作用する。
該操作部材が第1位置にあるとき、該第1弾性力が該可動導電部材を該第2導電部材に接触させて通電状態を形成し、該通電状態下で、電流が該第1導電部材、該可動導電部材、該第2導電部材を通過して熱エネルギーが生成され、該過熱破壊部材が該熱エネルギーを吸収し、該破壊温度下で破壊され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われ、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなり、該第2弾性力が該操作部材を第2位置まで移動させ、それにより該可動導電部材が該第2導電部材を離脱して電力切断状態が形成される。
さらに、該第1弾性部材及び該第2弾性部材はいずれもばねである。
さらに、該第1導電部材と該第2導電部材の排列方向を縦方向と定義し、該操作部材が該縦方向上に一定長さを備え、該第1弾性部材が該長さの中央位置に設置され、該第2弾性部材の該長さにおける設置位置と、該中央位置の間には一定の距離がある。
さらに、該可動導電部材はロッキング導電部材であり、該ロッキング導電部材が該第1導電部材に跨設され、該接触部材が該ロッキング導電部材上で摺動し、該ロッキング導電部材をシーソーのような運動形態で該第2導電部材と接触または分離させる。さらに、該操作部材に枢着点が設けられ、該枢着点が該座体に枢着され、該操作部材が該枢着点を軸心として一定限度内で往復枢動し、該接触部材を該ロッキング導電部材上で摺動させる。さらに、該規制部材が内側に凹陥した収容空間を備え、該収容空間が開口を有し、該第1弾性部材が該収容空間内に挿入され、該接触部材の一部が該収容空間に穿入されて、該接触部材の一部が該開口から突出される。さらに、該接触部材が空心状を呈する熱伝導ハウジングであり、該熱伝導ハウジングが開口端と弧形の接触端を含み、該接触端が該可動導電部材に接触し、該過熱破壊部材が該開口端から該熱伝導ハウジング内に設置される。
さらに、該過熱破壊部材が破壊部と、2つの凸部を備え、該2つの凸部が該破壊部の相対する面に配置され、かつそのうち1つの凸部が該第1弾性部材内に挿入され、該第1弾性部材を該破壊部上に当接させ、該破壊部を該熱伝導ハウジングに接触させる。或いは、該過熱破壊部材がさらに支持部材と、ロッド部と、ヘッド部を含み、該支持部材が該ロッド部上に設置され、かつ該熱伝導ハウジングに接触し、該ロッド部が該第1弾性部材内に挿入され、該第1弾性部材を該支持部材上に当接させ、該ヘッド部を該熱伝導ハウジングに当接させる。
さらに、該可動導電部材がカンチレバー導電部材であり、該第2弾性部材はばね片であり、該第1導電部材、該ばね片、該カンチレバー導電部材の三者が一体成形される。さらに、該座体に突出部が設けられ、該操作部材が該突出部に被せて設置され、該操作部材が該突出部で一定限度内の往復移動をする。
さらに、該過熱破壊部材が該可動導電部材に固定される。さらに、該可動導電部材に取付孔が設けられ、該過熱破壊部材が該取付孔に固定され、該取付孔の最小直径が該接触部材の最大直径より大きい。さらに、該過熱破壊部材は通孔を備え、かつ周縁にフランジを備え、該過熱破壊部材が該取付孔に穿入されて該取付孔の内縁に密嵌され、該フランジが該可動導電部材の該取付孔の周縁に当接される。さらに、該接触部材が支持座部と、2つの位置規制柱を備え、該2つの位置規制柱が該支持座部の相対する面に配置され、そのうち1つの位置規制柱が該第1弾性部材に挿入され、もう1つの位置規制柱が該過熱破壊部材的の通孔に挿入される。
上述の過熱破壊部材は、円形片体、柱体、帽子状体、ブロック体、球体、不規則体または放射状片体とすることもできる。
本発明のスイッチを備えたコンセントは、上述の熱破壊式電力切断スイッチ、活線差込片、活線導電部材、中性線導電部材、ハウジングを備え、そのうち、該ハウジングが活線差込口と、中性線差込口を含み、該活線差込片が該第2導電部材に電気的に接続され、該活線差込片が該活線差込口に対応する活線差込部を含み、該活線導電部材が活線連接端を含み、該活線連接端が該第1導電部材に電気的に接続され、該中性線導電部材が該中性線差込口に対応する中性線差込部を含む。
さらに、該熱破壊式電力切断スイッチは複数であり、該活線差込口は複数である。該活線差込片は複数であり、各活線差込片が各該第2導電部材にそれぞれ電気的に接続される。該活線導電部材は複数の活線連接端を含み、各活線連接端が各該第1導電部材に電気的に接続される。該中性線差込口は複数である。該中性線差込部は複数であり、すべての該中性線差込部が該中性線導電部材に接続される。
上述の技術的特徴に基づき、次の効果を達成することができる。
1.過熱破壊部材が電流伝達経路上になく、電流の伝達を担わないため、本発明を電器製品や延長コンセントに使用したとき、過熱破壊部材の導電性が銅に及ばなくても、電器や延長コンセントの電力性能に直接影響しない。
2.全体構造が簡単で製造しやすく、スイッチの体積が明らかに増加することもなく、かつ製造コストが比較的低く、既知のロッカースイッチ、押しボタンスイッチ、その他スイッチに実施しやすい。
3.体積が小さくコストが低いため、延長コードのスイッチでの応用に適しており、延長コードの各コンセントにそれぞれ1つ熱破壊式電力切断スイッチを配置すれば、各スイッチに対応する各コンセント差込口の使用時における安全性が確約される。これにより従来のバイメタルの価格が高く、複数のコンセント差込口で1つの過負荷保護スイッチを共用しなければならない欠点を改善することができる。かつ、過負荷保護スイッチから距離が比較的遠いコンセント差込口がすでに過熱していて温度上昇が起こっていても、過負荷保護スイッチがトリップ温度に達していないためトリップしない現象が発生しない。
本発明の実施例1を示す断面図であり、ロッカースイッチの構造及び該ロッカースイッチがオフの位置にあることを示す。 本発明の実施例1を示す断面図であり、該ロッカースイッチがオンの位置にあることを示す。 本発明の実施例1を示す断面図であり、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該可動導電部材が該第2導電部材を離脱し、該ロッカースイッチがオンの位置からオフの位置に戻ることを示す。 本発明の実施例2を示す断面図であり、別のロッカースイッチの構造及び該別のロッカースイッチがオフの位置にあることを示す。 本発明の実施例2を示す断面図であり、該別のロッカースイッチがオンの位置にあることを示す。 本発明の実施例2を示す断面図であり、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該可動導電部材が該第2導電部材を離脱し、該別のロッカースイッチがオンの位置からオフの位置に戻ることを示す。 本発明の実施例3を示す断面図であり、押しボタンスイッチの構造及び該押しボタンスイッチがオフの位置にあることを示す。 本発明の実施例3を示す断面図であり、該押しボタンスイッチがオンの位置にあることを示す。 本発明の実施例3を示す断面図であり、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該可動導電部材が該第2導電部材を離脱して電力切断を形成することを示す。 本発明の熱破壊式電力切断スイッチを延長コンセントに用いた立体分解図である。 本発明の熱破壊式電力切断スイッチを延長コンセントに用いた構造透視図である。
上述の技術的特徴を総合し、本発明の熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントの主な効果について、以下で実施例を挙げて詳しく説明する。
本発明の実施例1を図1に示す。本実施例は熱破壊式電力切断スイッチであり、かつ本実施例においてはロッカースイッチであり、図1に該ロッカースイッチがオフの状態を示す。
該ロッカースイッチは、座体1Iと、第1導電部材2I及び第2導電部材3Iと、可動導電部材と、過熱破壊部材5Iを含む。
該座体1Iは収納空間11Iを備えている。該第1導電部材2I及び第2導電部材3Iはいずれも該座体1Iに穿置される。該可動導電部材は該収納空間11I内に設置され、該可動導電部材がロッキング導電部材4Iであり、該ロッキング導電部材4Iが該第1導電部材2Iに跨設され、該第1導電部材2Iに電気的に接続される。該過熱破壊部材5Iは破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、該過熱破壊部材5Iは電流の持続的供給を維持するために用いるものではないため、例えばプラスチックなどの絶縁材料を選択して用いることができ、または非絶縁材料の低融点の合金や低融点の金属を選択して用いることもできる。上述の低融点の合金は、例えばビスマスとカドミウム、インジウム、銀、錫、鉛、アンチモン、銅のうちのいずれかまたは複数を組み合わせた合金であり、そのうち錫ビスマス合金の融点は約138℃である。本実施例において、該過熱破壊部材5Iは、破壊部51Iと、2つの凸部52Iを含み、該2つの凸部52Iは該破壊部51Iの相対する面に配置されるが、過熱破壊部材5Iは円形片体、柱体、帽子状体、ブロック体、球体、不規則体または放射状片体とすることもできる。
動作温度が異常に上昇した場合、活線回路を切断することが最善であるため、該第1導電部材2Iが使用上活線第1端、該第2導電部材3Iが使用上活線第2端となっており、該ロッキング導電部材4Iにより該第1導電部材2Iと第2導電部材3Iを導通させて、活線回路を形成する。
本実施例の該ロッカースイッチはさらに、操作ユニット6Iを備え、該ロッキング導電部材4Iを操作して該第1導電部材2Iと該第2導電部材3Iを連通させ、活線回路を形成する、または該第1導電部材2Iと該第2導電部材3Iの回路を切断し、活線に切断を形成するために用いられる。該操作ユニット6Iは該座体1I上に組み込まれ、操作部材61Iと、第1弾性部材62Iを含み、該操作部材61Iの押圧表面は絶縁体であり、該操作部材61Iに枢着点611Iが設けられ、該枢着点611Iが該座体1Iに枢着され、該枢着点611Iを軸心として該操作部材61Iに一定限度内で往復枢動させることができる。該操作部材61Iがさらに接触部材と、規制部材612Iを含み、該接触部材が空心状を呈する熱伝導ハウジング613Iであり、該熱伝導ハウジング613Iが開口端6131Iと弧形の接触端6132Iを含み、該熱伝導ハウジング613Iの該接触端6132Iが該ロッキング導電部材4Iに接触し、該規制部材612Iが内側に凹陥した収容空間6121Iを備え、該収容空間6121Iが開口6122Iを有し、該第1弾性部材62Iが該収容空間6121I内に挿入される。該熱伝導ハウジング613Iが該開口6122Iに局部的に挿入され、該過熱破壊部材5Iが該開口端6131Iから該熱伝導ハウジング613I内に設置され、そのうち1つの凸部52Iが該熱伝導ハウジング613Iに当接され、かつ該破壊部51Iも該熱伝導ハウジング613Iに接触し、もう1つの凸部52Iが該第1弾性部材62I内に挿入され、該第1弾性部材62Iの一端が該規制部材612Iの内面に当接され、他端が該過熱破壊部材5Iの破壊部51I上に押止され、該第1弾性部材62Iが圧縮されて第1弾性力を有する。
本実施例のロッカースイッチはさらに第2弾性部材7Iを備え、該第2弾性部材7Iは本実施例においてばねであり、該第2弾性部材7Iは第2弾性力を備え、該第2弾性力が該操作部材61Iに作用する。
図2に示すように、使用者が該操作部材61Iを操作して該枢着点611Iの周りを枢動させ、該熱伝導ハウジング613Iを該ロッキング導電部材4I上で摺動させると、該ロッキング導電部材4Iにシーソーのような運動形態で該第2導電部材3Iと選択的に接触または分離させることができる。該熱伝導ハウジング613Iが該ロッキング導電部材4I上で該ロッキング導電部材4I上の銀接点41Iの方向に摺動すると、該第1弾性力が該銀接点41Iを該第2導電部材3Iに接触させて、通電状態を形成する。
図3に示すように、第1導電部材2Iまたは第2導電部材3Iに接続された外部導電設備に異常な状態が発生したとき、例えば外部導電設備がコンセントである場合、プラグの金属刃とコンセントの間に酸化物や埃がある、金属刃の挿入が不完全である、金属刃が変形している等の現象があると、コンセントの導電部位に比較的大きな熱エネルギーが発生し、該熱エネルギーが第1導電部材2Iまたは第2導電部材3Iを介してロッキング導電部材4Iに伝達され、さらに該熱伝導ハウジング613Iから該過熱破壊部材5Iの破壊部51Iに伝達され、該破壊部51Iは該熱エネルギーを吸収して徐々にその材料の融点に達する前に、徐々に剛性を失い始める。例えば、該過熱破壊部材5Iの材質が錫ビスマス合金である場合、その融点は138℃であるが、融点に近づく前に剛性が失われ始めるため、該第1弾性力の作用下で、該過熱破壊部材5Iの破壊部51Iが該第1弾性部材62Iの圧迫を受けて変形し、さらには該破壊部51Iが突破され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われて、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなる。本実施例において、該第1導電部材2Iと該第2導電部材3Iの排列方向を縦方向と定義し、該操作部材61Iが該縦方向上に一定長さを備え、該第1弾性部材62Iが該長さの中央位置に設置され、該第2弾性部材7Iの設置位置は該中央位置から一定の距離があるため、該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなると、該操作部材61Iがトルクの作用で、該枢着点611Iを軸心として枢動され、該熱伝導ハウジング613Iを動かして該ロッキング導電部材4I上で摺動させ、該操作部材61Iがオフの位置に移動されるため、該ロッキング導電部材4Iの銀接点41Iが該第2導電部材3Iを離脱し、電力の切断状態が形成され、これにより過熱保護作用が達成される。
本発明の実施例2を図4に示す。本実施例は熱破壊式電力切断スイッチであり、かつ本実施例においてはロッカースイッチであり、図4に該ロッカースイッチがオフの状態を示す。本実施例は実施例1とほぼ同じであり、異なる点は次のとおりである。
本実施例は過熱破壊部材5Jと、第1弾性部材62Jと、接触部材を有する。該接触部材は熱伝導ハウジング613Jであり、該過熱破壊部材5Jは支持部材51Jと、相互に連接されたロッド部52J及びヘッド部53Jを含み、該支持部材51Jが該ロッド部52J上に設置され、かつ該熱伝導ハウジング613Jに接触し、該ヘッド部53Jの幅が該ロッド部52Jの幅より大きく、該ロッド部52Jが該支持部材51Jに穿通され、かつ該第1弾性部材62J内に挿入されて、該支持部材51Jが該ヘッド部53Jに押止され、該ヘッド部53Jが該熱伝導ハウジング613J上に当接され、該第1弾性部材62Jが該支持部材51J上に当接される。
図5に示すように、本実施例の活線導通形態は実施例1と同じであるため、ここでは説明を省略する。
図6に示すように、本実施例の過熱破壊部材5Jの支持部材51Jが活線の過熱により該第1弾性力の作用下で該第1弾性部材62Jの圧迫を受けて変形し、さらには該支持部材51Jが突破されると、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われて、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなり、実施例1と同じように電力の切断状態が形成される。
本発明の実施例3を図7に示す。本実施例は熱破壊式電力切断スイッチであり、かつ本実施例においては押しボタンスイッチであり、図7に該押しボタンスイッチがオフの状態を示す。
該押しボタンスイッチは、座体1Kと、第1導電部材2K及び第2導電部材3Kと、可動導電部材と、過熱破壊部材5Kを含み、該座体1Kが収納空間11Kと、突出部12Kを備えている。該第1導電部材2K及び第2導電部材3Kはいずれも該座体1Kに穿置される。該可動導電部材が該収納空間11K内に設置され、該可動導電部材はカンチレバー導電部材4Kである。該過熱破壊部材5Kは破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、該過熱破壊部材5Kは電流の持続的供給を維持するために用いるのではないため、例えばプラスチックなどの絶縁材料を選択して用いることができ、または非絶縁材料の低融点の合金や低融点の金属を選択して用いることもできる。そのうち低融点の合金は、例えばビスマスとカドミウム、インジウム、銀、錫、鉛、アンチモン、銅のうちのいずれかまたは複数を組み合わせた合金であり、例えば錫ビスマス合金の融点は約138℃である。本実施例において、該カンチレバー導電部材4K上には取付孔41Kが設けられ、該過熱破壊部材5Kは環状を呈し、通孔51Kを備えており、かつ該過熱破壊部材5Kの外周縁を延伸してフランジ52Kが設けられ、該過熱破壊部材5Kが該取付孔41Kに設置され、該フランジ52Kが該取付孔41Kの周縁に当接される。
電気回路に過熱状態が発生した場合、活線を切断することが最善であるため、該第1導電部材2Kが使用上活線第1端、該第2導電部材3Kが使用上活線第2端となっており、該カンチレバー導電部材4Kにより該第1導電部材2Kと導電部材3Kを導通させ、活線回路を形成する。
本実施例の該押しボタンスイッチはさらに操作ユニット6Kを備え、該カンチレバー導電部材4Kを操作して、該第1導電部材2Kと該第2導電部材3Kを連通させ、活線回路を形成するか、或いは該第1導電部材2Kと該第2導電部材3Kの導通を切断し、活線に切断を形成する。該操作ユニット6Kは該座体該座体1Kに組み込まれ、操作部材61Kと、第1弾性部材62Kを含み、該操作部材61Kの押圧表面が絶縁体であり、該操作部材61Kが該突出部12Kに被せて設置され、該操作部材61Kは該突出部12Kで一定限度内の往復移動をすることができる。操作ユニット6K全体の往復移動と位置決め構造は従来の自動ボールペンの押しボタン構造または先行技術で述べた中国特許第CN103441019号の「ボタンスイッチ」の構造と同じであるため、本実施例の図面では従来の位置決め構造を一部省略し、表示していない。該操作部材61Kはさらに、規制部材612Kと、接触部材613Kを含み、該規制部材612Kが内側に凹陥した収容空間6121Kを備え、該接触部材613Kが支持座部6131Kと、2つの位置規制柱6132Kを備えており、該2つの位置規制柱6132Kが該支持座部6131Kの相対する面に配置される。そのうち1つの位置規制柱6132Kが該過熱破壊部材5Kの通孔51K内に挿入され、該第1弾性部材62Kが該収容空間6121K内に挿入される。そのうち、該接触部材613Kのもう1つの位置規制柱6132Kが該第1弾性部材62Kに挿入され、該第1弾性部材62Kが該過熱破壊部材5Kと規制部材612Kの間で圧縮されて規制され、該第1弾性部材62Kに第1弾性力を具備させる。
本実施例の該押しボタンスイッチはさらに第2弾性部材を備え、該第2弾性部材はばね片7Kであり、かつ該第1導電部材2K、該ばね片7K、該カンチレバー導電部材4Kの三者が一体成形されており、該ばね片7Kが第2弾性力を有し、該第2弾性力は該操作部材61Kに作用する。
図8に示すように、使用者は自動ボールペンのボタンのように、該操作部材61Kを操作して該突出部12Kに相対して移動させることで、該カンチレバー導電部材4Kと該第2導電部材3Kを選択的に接触または分離させる。該操作部材61Kがカンチレバー導電部材4Kに向かって移動され、位置決めされると、該接触部材613Kの支持座部6131Kによって該カンチレバー導電部材4Kの銀接点42Kが押圧され、該カンチレバー導電部材4Kが該第2導電部材3Kに接触して通電状態が形成される。同時に、該第1弾性部材62Kがさらに圧縮され、該第1弾性力が大きくなり、このとき該第1弾性力が該第2弾性力より大きくなる。
図9に示すように、第1導電部材2Kまたは第2導電部材3Kに接続された外部導電設備に異常な状態が発生したとき、例えば外部導電設備がコンセントである場合、プラグの金属刃とコンセントの間に酸化物や埃がある、金属刃の挿入が不完全である、金属刃が変形している等があると、コンセントの導電部位に比較的大きな熱エネルギーが発生し、該熱エネルギーが第1導電部材2Kまたは第2導電部材3Kを介してカンチレバー導電部材4に伝達され、さらに該カンチレバー導電部材4Kから該過熱破壊部材5Kに伝達され、該過熱破壊部材5Kは該熱エネルギーを吸収して徐々にその材料の融点に達する前に、徐々に剛性を失い始める。例えば、該過熱破壊部材5Kの材質が錫ビスマス合金である場合、その融点は138℃であるが、ほぼ融点近くになると剛性が失われ始め、同時に該第1弾性力の作用下で、該接触部材613Kが該第1弾性部材62Kに押圧され、さらに該接触部材613Kが該過熱破壊部材5Kを押圧し、該過熱破壊部材5Kが圧迫を受けて変形し、さらには破壊され、該第1弾性部材62Kを規制することができなくなる。図9に示す該過熱破壊部材5Kはすでに破壊されており、破壊された部分の過熱破壊部材5Kが元の位置を離脱して、第1弾性部材62Kが長く伸び、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われて、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなるため、該カンチレバー導電部材4Kが元の位置を回復し、該カンチレバー導電部材4Kの銀接点41Kが該第2導電部材3Kを離脱して電力切断状態が形成され、これにより過熱保護作用が達成される。
図10と図11に本発明のさらに別の実施例を示す。本実施例は前述の実施例の熱破壊式電力切断ロッカースイッチを3組のコンセント差込口81を含む延長コンセントに応用したもので、該延長コンセントが、ハウジング8と、活線導電部材9と、中性線導電部材10と、3つの過熱破壊スイッチ20を含む。
該ハウジング8が、上ハウジング8Aと、下ハウジング8Bを有し、該上ハウジング8Aが3組のコンセント差込口81を含み、各コンセント差込口81が活線差込口811と、中性線差込口812を含む。該活線導電部材9は該ハウジング8に設置され、該活線導電部材9に、活線差込片91に対応する3つの活線連接端92が間隔をあけて設けられ、各活線差込片91が活線差込部911を含み、かつ該活線差込部911が該活線差込口811に対応している。該中性線導電部材10は該ハウジング8に設置され、該中性線導電部材10に、3つの中性線差込部101が間隔をあけて設けられ、かつ各中性線差込部101が該中性線差込口812に対応している。該3つの熱破壊式電力切断スイッチ20は、前述の実施例1から実施例4で述べたとおりであり、そのうち、該熱破壊式電力切断スイッチ20の第1導電部材201が該活線導電部材9の活線連接端92に連接され、該第2導電部材202が該活線差込片91に連接される、または、該熱破壊式電力切断スイッチ20の第1導電部材201が該活線差込片91に連接され、該第2導電部材202が活線導電部材9の活線連接端92に連接される。本実施例は該第1導電部材201が該活線導電部材9の活線連接端92に連接され、該第2導電部材202が該活線差込片91に連接された例である(この部分の連接の特徴はすでに実施例1から実施例3で説明済みであるため、個々では説明を省略する)。これにより、該延長コンセントのいずれかの活線差込片91の動作温度が異常に高くなったとき、熱エネルギーが第1導電部材201または第2導電部材202から所属する該熱破壊式電力切断スイッチ20に伝達され、該熱破壊式電力切断スイッチ20が過熱によって電気回路を切断し、電源供給が停止され、このとき温度異常が発生した該活線差込片91はすぐに電源を終止し、動作温度の上昇が継続されず、動作温度を下げることができる。各熱破壊式電力切断スイッチ20が独立して1組の活線差込口811と中性線差込口812を制御するため、いずれか1組の熱破壊式電力切断スイッチ20が過熱で電気回路を切断しても、その他の活線差込口811と中性線差込口812は正常な使用を継続することができる。
上述の実施例の説明を総合すると、本発明の操作、使用及び本発明の効果について充分に理解することができる。以上の実施例は、本発明の最良の実施例に基づくものであり、これらを以って本発明の実施の範囲を限定することはできず、本発明の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づいた同等効果の簡単な変化や修飾はすべて本発明の範囲内に含まれる。
1I 座体
11I 収納空間
2I 第1導電部材
3I 第2導電部材
4I ロッキング導電部材
41I 銀接点
5I 過熱破壊部材
51I 破壊部
52I 凸部
6I 操作ユニット
61I 操作部材
611I 枢着点
612I 規制部材
6121I 収容空間
6122I 開口
613I 熱伝導ハウジング
6131I 開口端
6132I 接触端
62I 第1弾性部材
7I 第2弾性部材
5J 過熱破壊部材
51J 支持部材
52J ロッド部
53J ヘッド部
613J 熱伝導ハウジング
62J 第1弾性部材
1K 座体
11K 収納空間
12K 突出部
2K 第1導電部材
3K 第2導電部材
4K カンチレバー導電部材
41K 取付孔
42K 銀接点
5K 過熱破壊部材
51K 通孔
52K フランジ
6K 操作ユニット
61K 操作部材
612K 規制部材
6121K 収容空間
613K 接触部材
6131K 支持座部
6132K 位置規制柱
62K 第1弾性部材
7K ばね片
8 ハウジング
8A 上ハウジング
8B 下ハウジング
81 コンセント差込口
811 活線差込口
812 中性線差込口
9 活線導電部材
91 活線差込片
911 活線差込部
92 活線連接端
10 中性線導電部材
101 中性線差込口
20 熱破壊式電力切断スイッチ
201 第1導電部材
202 第2導電部材

Claims (18)

  1. 熱破壊式電力切断スイッチであって、座体と、第1導電部材と、第2導電部材と、可動導電部材と、過熱破壊部材と、操作ユニットと、第2弾性部材を含み、
    該座体が収納空間を備え、
    該第1導電部材が該座体に穿置され、
    第2導電部材が該座体に穿置され、
    該可動導電部材が該収納空間内に設置され、該第1導電部材に電気的に接続され、かつ該第2導電部材に選択的に接続され、
    該過熱破壊部材が、破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、
    該操作ユニットが該座体に組み込まれ、操作部材と、第1弾性部材を含み、該操作部材が接触部材と、規制部材を含み、該過熱破壊部材が該接触部材に当接され、該第1弾性部材が該接触部材と該規制部材の間で圧縮されて規制され、第1弾性力を有し、
    該第2弾性部材が第2弾性力を有し、該第2弾性力が該操作部材に作用し、
    該操作部材が第1位置にあるとき、該第1弾性力が該可動導電部材を該第2導電部材に接触させて通電状態を形成し、該通電状態下で、電流が該第1導電部材、該可動導電部材、該第2導電部材を通過して熱エネルギーを生成し、該過熱破壊部材が該熱エネルギーを吸収して、該破壊温度下で破壊され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われ、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなり、該第2弾性力が該操作部材を第2位置まで移動させ、それにより該可動導電部材が該第2導電部材を離脱して電力切断状態が形成されることを特徴とする、熱破壊式電力切断スイッチ。
  2. 前記第1弾性部材及び該第2弾性部材がばねであることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  3. 前記第1導電部材と該第2導電部材の排列方向を縦方向と定義し、該操作部材が該縦方向上に一定長さを備え、該第1弾性部材が該長さの中央位置に設置され、該第2弾性部材の該長さにおける設置位置と、該中央位置の間には一定の距離があることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  4. 前記可動導電部材がロッキング導電部材であり、該ロッキング導電部材が該第1導電部材に跨設され、該接触部材が該ロッキング導電部材上で摺動し、シーソーのような運動形態で該ロッキング導電部材と該第2導電部材が接触または分離されることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  5. 前記操作部材に枢着点が設けられ、該枢着点が該座体に枢着され、該操作部材が該枢着点を軸心として一定限度内で往復枢動し、該接触部材を該ロッキング導電部材上で摺動させることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  6. 前記規制部材が内側に凹陥した収容空間を備え、該収容空間が開口を有し、該第1弾性部材が該収容空間内に挿入され、該接触部材の一部が該収容空間に穿入されて、該接触部材の一部が該開口から突出されることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  7. 前記接触部材が空心状を呈する熱伝導ハウジングであり、該熱伝導ハウジングが開口端と弧形の接触端を含み、該接触端が該可動導電部材に接触し、該過熱破壊部材が該開口端から該熱伝導ハウジング内に設置されることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  8. 前記過熱破壊部材が破壊部と、2つの凸部を備え、該2つの凸部が該破壊部の相対する面に配置され、かつそのうち1つの凸部が該第1弾性部材内に挿入され、該第1弾性部材を該破壊部上に当接させ、該破壊部を該熱伝導ハウジングに接触させることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  9. 前記過熱破壊部材がさらに支持部材と、ロッド部と、ヘッド部を含み、該支持部材が該ロッド部上に設置され、かつ該熱伝導ハウジングに接触し、該ロッド部が該第1弾性部材内に挿入され、該第1弾性部材を該支持部材上に当接させ、該ヘッド部を該熱伝導ハウジングに当接させることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  10. 前記過熱破壊部材が、円形片体、柱体、帽子状体、ブロック体、球体、不規則体または放射状片体であることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  11. 前記可動導電部材がカンチレバー導電部材であり、該第2弾性部材がばね片であり、該第1導電部材、該ばね片、該カンチレバー導電部材の三者が一体成形されたことを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  12. 前記座体に突出部が設けられ、該操作部材が該突出部に被せて設置され、該操作部材が該突出部で一定限度内の往復移動をすることを特徴とする、請求項11に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  13. 前記過熱破壊部材が該カンチレバー導電部材に固定されることを特徴とする、請求項11に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  14. 前記カンチレバー導電部材に取付孔が設けられ、該過熱破壊部材が該取付孔に固定され、該取付孔の最小直径が該接触部材の最大直径より大きいことを特徴とする、請求項11に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  15. 前記過熱破壊部材が通孔を備え、かつ周縁にフランジを備え、該過熱破壊部材が該取付孔に穿入されて該取付孔の内縁に密嵌され、該フランジが該カンチレバー導電部材の該取付孔の周縁に当接されることを特徴とする、請求項11に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  16. 前記接触部材が支持座部と、2つの位置規制柱を備え、該2つの位置規制柱が該支持座部の相対する面に配置され、そのうち1つの位置規制柱が該第1弾性部材に挿入され、もう1つの位置規制柱が該過熱破壊部材的の通孔に挿入されることを特徴とする、請求項15に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  17. スイッチを備えたコンセントであって、請求項1乃至16のいずれかに記載された熱破壊式電力切断スイッチ、活線差込片、活線導電部材、中性線導電部材、ハウジングを含み、そのうち、
    該ハウジングが活線差込口と、中性線差込口を含み、
    該活線差込片が該第2導電部材に電気的に接続され、該活線差込片が該活線差込口に対応する活線差込部を含み、
    該活線導電部材が活線連接端を含み、該活線連接端が該第1導電部材に電気的に接続され、
    該中性線導電部材が該中性線差込口に対応する中性線差込部を含む、
    ことを特徴とする、スイッチを備えたコンセント。
  18. 前記熱破壊式電力切断スイッチが複数であり、該活線差込口が複数であり、該活線差込片が複数であり、各活線差込片が各該第2導電部材にそれぞれ電気的に接続され、該活線導電部材が複数の活線連接端を含み、各活線連接端が各該第1導電部材に電気的に接続され、該中性線差込口が複数であり、該中性線差込部が複数であり、すべての該中性線差込部が該中性線導電部材に接続されることを特徴とする、請求項17に記載のスイッチを備えたコンセント。
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