JP2020008692A - 光走査装置 - Google Patents

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斉文 後久
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林 石川
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Yuichiro Imai
雄一郎 今井
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Akira Hamano
晃 濱野
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Soshi Tsujimura
宗士 辻村
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Abstract

【課題】画像形成装置の状態によって熱分布が異なってしまい、色ずれを高精度に補正することができない。【解決手段】画像形成装置の待機状態に応じて、色ずれ補正制御の実行タイミングの判定を変える。【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いられる光走査装置に関するものである。
従来から、光走査装置から出射されたレーザ光を用いて感光体上に静電潜像を形成し、これを現像したトナー像を用いてカラー画像を形成する電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置が広く知られている。
電子写真方式のカラー画像形成装置においては、処理の高速化のために複数の画像形成部を設け、搬送ベルト上又は記録材上に順次異なる色の像を転写する方式の装置が各種提案されている。この種の画像形成装置の問題点として、例えば、光走査装置から出射されたレーザ光を偏向する回転多面鏡の回転に伴う発熱や、画像形成装置の電源の発熱によって、レンズ、ミラーをはじめとする光学部材が熱膨張して変形、又は光学部材の位置もしくは姿勢が変化することが挙げられる。これにより感光体上におけるレーザ光の照射位置が変動すると、各色のトナー画像を重ね合わせたときの位置が一致せず、色ずれとなる。
この問題に対して、所定のタイミングで転写ベルト上に色ずれ検出パターンを形成し、センサでパターンを読取ることによって色ずれを検出し、検出結果に応じて画像形成位置を制御して色ずれを補正するといった、色ずれ補正制御が知られている。
ところが、このような色ずれ補正技術は、適当な時間間隔又はプリント枚数毎に色ずれ検出パターンを用いて色ずれ量を検出して補正する必要があるため、ダウンタイムの増加を招いていた。
この問題に対して、特許文献1においては、画像形成装置内の複数の温度センサの検知温度と色ずれ量の対応関係を予め求めておき、前記温度に基づいて色ずれ量を予測することで、色ずれパターンを形成せずに色ずれを補正している。これにより、パターンを形成する回数を抑制することができるので、生産性の低下を抑制できる。
特開2014−052492号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では色ずれ量を抑制しきれないことがある。画像形成装置の印刷時と印刷時の間の待機状態(以下、待機状態と呼ぶ)によって、画像形成装置内の複数の電源への通電状態が変化するため、待機状態によって光走査装置が外部から受ける熱分布が異なる。我々の実験では、待機状態が異なると待機時間が同じであっても色ずれ量に差が生じてしまうことが、実験により明らかになった。
電源付近や光走査装置付近に温度センサを設けて温度を測定し、色ずれ量予測に使用することで、待機状態による光走査装置が受ける熱分布の違いを色ずれ予測に反映することが可能であるが、画像形成装置内のセンサを増やす必要が有るため、コストがかかってしまう。
そこで、本発明の目的は色ずれ補正制御を適切に実行可能な画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、
複数の感光ドラムから中間転写体に転写された複数色のトナー像が記録紙に転写されることによって、カラーの画像形成が行われる画像形成装置において、前記画像形成装置が画像形成しているときのみ電力供給されている電源と、複数色のトナー像を構成する、複数の単色トナー像の相互位置を調整する位置調整手段と、前記位置調整手段による位置調整タイミングを求めるタイミング決定手段を備え、前記タイミング決定手段が前記電源への電力供給状態の違いによって異なる手段をとることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、色ずれ補正制御を適切に実行できる。
本実施例における画像形成装置の概略図 本実施例における画像形成装置の側面概略図 待機状態による光走査装置内部の温度変化の違いの説明図 待機状態による光走査装置外部の温度変化の違いの説明図 待機状態による色ずれ量変化の違いの説明図 色ずれ補正に関するフローチャート 色ずれ補正に関するフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に関わるタンデム型のカラーレーザビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。
このレーザビームプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色にトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkを備えると共に、各作像エンジンからトナー像が一次転写される中間転写ベルト(ITB)20を備え、中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録シートPに二次転写してフルカラー画像を形成するように構成されている。
上記中間転写ベルト20は無端状に形成されると共に一対のベルト搬送ローラ21,22にかけ回されており、矢線H方向に回転動作しながら各色作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkで形成されたトナー像の一次転写を受けるように構成されている。
また、中間転写ベルト20を挟んで一方のベルト搬送ローラ21と対向する位置には二次転写ローラ31が配設されており、記録シートPは互いに圧接する転写ローラ60と中間転写ベルト20との間に挿通されて、かかる中間転写ベルト20からトナー像の二次転写を受けるようになっている。
この中間転写ベルト20の下側には前述した4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkが並列的に配設されており、各色の画像情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト20に一次転写するようになっている。これら4基の作像エンジンは中間転写ベルト20の回動方向に沿ってイエロー10Y、マゼンタ10M、シアン10C及びブラック10Bkの順に配設されている。
また、これら作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの下方には、各作像エンジンに具備された感光体ドラム100を画像情報に応じて露光する光走査装置40が配設されている。この光走査装置40は全ての作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkに共用されており、各色の画像情報に応じて変調されたレーザ光を発する図示しない4基の半導体レーザと、高速回転してこれら4光路のレーザ光を感光体ドラム100の軸方向に沿って走査する回転多面鏡ユニット(ポリゴンモータユニット)41とを備えている。
そして、ポリゴンモータユニット41によって走査された各レーザ光は光走査装置内に設置された光学部材に案内されながら所定の経路を進んだ後、光走査装置40の上部に設けられた照射口42を通して各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム100を露光するようになっている。
また、各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkは、感光体ドラム100と、この感光体ドラム100を一様な背景部電位にまで帯電させる帯電ローラ12と、上記レーザビームAの露光によって感光体ドラム100上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器13を備えており、感光体ドラム100上に各色の画像情報に応じたトナー像を形成し得るように構成されている。
各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム100と対向する位置には、中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ローラ15Y、15M、15C、15Bkが配設されており、これら転写ローラ15Y、15M、15C、15Bkに対して所定の転写バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム100と転写ローラ15Y、15M、15C、15Bkとの間に電界が形成され、感光体ドラム100上で電荷を帯びているトナー像がクーロン力で中間転写ベルト20に転写されるようになっている。
一方、記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収納される給紙カセット2からプリンタの内部、具体的には中間転写ベルト20と二次転写ローラ31とが接する二次転写位置へ供給される。
上記給紙カセット2はプリンタ筐体の側面からプリンタ筐体1の下部に押し込んでセットするように構成されており、セットされた給紙カセット2の上部には該カセット2内に収容された記録シートPを引き出すためのピックアップローラ24及び給紙ローラ25が並設されている。また、給紙ローラ25と対向する位置には記録シートPの重送を防止するリタードローラ26が配設されている。
プリンタの内部における記録シートPの搬送経路27はプリンタ筐体1の右側面に沿って略垂直に設けられており、プリンタ筐体1の底部に位置する給紙カセット2から引き出された記録シートPはこのシート搬送経路27を上昇し、二次転写位置に対する記録シートPの突入タイミングを制御するレジストレーションローラ29へと送られる。その後、前述の二次転写位置においてトナー像の転写を受けた後、かかる二次転写位置の真上に設けられた定着器3へと送られる。
そして、定着器3によってトナー像の定着がなされた記録シートPは排出ローラ28を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排紙トレイ1aに排出される。
このように構成されたカラーレーザビームプリンタによるフルカラー画像の形成に当たっては、先ず、各色の画像情報に応じて光走査装置40が各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム100を所定のタイミングで露光する。
図2に、本実施例におけるプリンタ筐体1を図1における矢印A方向から見たときの光走査装置と電源基板の位置関係を示したプリンタ筐体1の断面概略図を示す。
電源基板50には、図示しない常夜電源および非常夜電源が搭載されており、待機状態の違いによって両電源への通電状態が変化する。本実施例では、プリンタ筐体1の待機時において、常夜電源および非常夜電源両方に通電している状態のことをスタンバイ、常夜電源にのみ通電している状態(非常夜電源は非導通)のことをスリープと呼ぶ。本実施例におけるプリンタ筐体1において光走査装置40は、図2に示すように電源基板50の側に配置されている。そのため、光走査装置40は電源からの熱を受けやすい状態にある。
また、光走査装置40内部の回転多面鏡ユニット41はレーザ光を走査する際の回転により発熱するため、光走査装置40は内部からも熱を受ける。
以上のように、光走査装置40が外部および内部から熱を受けることによって光走査装置40内部のレンズ、ミラーをはじめとする光学部材が熱膨張して変形、又は位置若しくは姿勢が変化してしまう。これにより、感光体ドラム100上におけるレーザ光の照射位置が変動し、各色のトナー画像を重ね合わせたときの位置が一致せず、色ずれとなってしまう。
この色ずれは、背景技術に述べたように、色ずれ補正制御による補正およびプリンタ筐体1内外の温度センサの検知温度に基づいた予測式による予測補正が可能である。しかし、予測補正が適切に行われない場合がある。待機状態によっては光走査装置40が常夜電源および非常夜電源から受ける熱に違いがあるため、同じ待機時間であっても、待機状態によって光学部品の変形の仕方に差が生じる。
この光走査装置40が受ける熱の差および光学部品の変形の差を見るために、実験を行った。A4サイズのプリント3枚を5分間隔で印刷することを60分繰り返し、その時の光走査装置40内部および外部の温度、およびイエローを基準としたときのブラックの色ずれ量に、印刷間隔の5分がスリープの場合とスタンバイの場合とで差が生じているかを確認した。
光走査装置内部温度は、光走査装置内部に設けた温度センサで測定し、光走査装置外部温度は、光走査装置の外部に取りついているレーザを発光させるための基板に実装された温度センサで測定をした。図3に光走査装置内部温度の結果を、図4に光走査装置外部温度の結果を、図5に色ずれ量の結果を示す。それぞれ、横軸が実験開始からの経過時間、縦軸が実験開始時を基準としたときのそれぞれの温度および色ずれ量の変化量である。
図3および図4に示すように、待機状態によって光走査装置40内部および外部の温度は印刷を重ねるごとに差が生じていることが確認できた。しかし、図5に示すように、色ずれの変化量は温度ほど差が生じていないことが確認できた。温度変化が小さいスリープ状態でも、温度変化が大きいスタンバイ状態と同等の色ずれが生じているため、待機状態が異なれば、光走査装置40が受ける熱の違いによって光学部品の変形の仕方が異なり、色ずれの変化量に影響が生じることがわかった。
本実施例の色ずれを予測するために使用する予測式は、光走査装置付近の熱分布を精度よく捉えられる箇所に温度センサを設け、光走査装置の内部および外部の温度から色ずれを高精度に検知できるように設計されている。この予測式は、スタンバイ状態において変化する色ずれをも予測できるように設計されている。しかし、待機状態がスリープ状態の場合、先の実験結果からわかるように、温度と色ずれの対応関係がスタンバイ状態での対応関係と異なるので、予測精度が低下する可能性がある。例えば、待機時間が短い、プリント枚数が少ない場合には、待機状態による光走査装置が外部から受ける熱の影響は小さい。そのため、色ずれ量は待機状態に左右されにくく、色ずれ予測は待機状態によらず機能する。しかし、一定の時間間隔に一定以上の枚数を印刷した場合には、先の実験の結果からもわかるように、待機状態によって光走査装置40内部および外部の温度に差が生じていくため、想定されていない待機状態(本実施例ではスリープ状態)の場合、時間経過に伴って色ずれ予測の精度は下がっていく。
光走査装置内外に加え、電源基板付近に温度センサを設け、電源基板付近の温度を色ずれ予測式に入れ込むことで、電源基板への通電状態の違いを色ずれ予測に反映することが可能であるが、温度センサを増設する必要が有るため、コストがかかってしまう。よって、本実施例では、待機状態がスリープである場合において、一定の時間間隔に一定以下の枚数を印刷する場合には、予測制御による色ずれ補正で色ずれは許容できるが、一定の時間間隔に一定以上の枚数を印刷する場合には、色ずれ補正制御を適用して色ずれを高精度に補正する必要が有る。
図3に、本実施例における色ずれ補正制御および予測による色ずれ補正の流れを表したフローチャートを示す。
まずS1のようにプリントジョブを受信した後、S2において受信したプリントジョブのプリント枚数Qを取得し、S3において積算プリント枚数QにQを加算することでQを更新する。この積算プリント枚数Qは、前回色ずれ補正制御を適用してからの積算プリント枚数である。
S4において、前回のプリント時からの経過時間tを取得し、S5において積算経過時間tにtを加算することでtを更新する。この積算経過時間tは、前回色ずれ補正制御を適用してからの積算経過時間である。
S6において、光走査装置内部温度Tin、光走査装置外部温度Tout、およびプリンタ筐体外部温度Tを取得する。TinおよびToutは、先の実験同様、光走査装置40内部に設けた温度センサと、光走査装置40外部に設置されている基板に設置された温度センサで測定をする。Tは、プリンタ筐体1の外気に触れる部分に設けた温度センサで測定をする。
S7において、積算プリント枚数Q、光走査装置内部温度Tin、光走査装置外部温度Tout、およびプリンタ筐体外部温度Tを用いて、現時点が色ずれ補正制御を適用するタイミングか否かを判定する。具体的には、Qに関しては、閾値areg0を超えているか、Tin、Tout、およびTに関しては、前回色ずれ補正制御を適用したときのそれぞれの温度areginaregout、およびaregをプリント筐体1内のメモリに記憶しておき、その差の絶対値が閾値areg0inareg0out、およびareg0を超えているか、によって判定する。このS7において色ずれ補正制御の実行タイミングの判定を行うのは、待機状態がスタンバイにおいても、各温度の変化が大きくなってしまうと予測精度が下がってしまうためである。現時点が色ずれ補正制御の実行タイミングであると判定された場合、S11に移行してフラグをセットする。
S7において色ずれ補正制御の実行タイミングではないと判定された場合は、S8において待機状態がスリープに設定されているか否かを判定する。
S8においてスリープはない、すなわちスタンバイであると判定された場合は、S12に移行して、Tin、Tout、およびTを基に、色ずれ予測補正値を算出し、色ずれ予測補正を適用する。
S8においてスリープであると判定された場合は、S9において積算経過時間tが閾値aregslを超えているか、S10において積算プリント枚数Qが閾値aregslを超えているかを判定する。この閾値は、待機状態がスリープの場合に、予測補正が適用された場合の実測の色ずれ量が許容できなくなる範囲になる値に設定する。本実施例では、先の実験から、積算経過時間が60分の間に36枚以上のプリントがなされた場合、色ずれ量が許容できなくなることがわかったため、aregslを60分、aregslを36枚に設定する。また、このS10においては、プリント枚数ではなく、プリント枚数と相関のある数値である、プリンタ筐体1、乃至は光走査装置40の動作時間やそれに準ずる数値を判定基準に用いても良い。
S9、S10において、積算経過時間tと積算プリント枚数Qが閾値を超えていると判定された場合、S11に移行してフラグをセットし、閾値を超えていないと判定された場合、S12に移行して、上記のように色ずれ予測補正を適用する。
S13において、色ずれ予測補正が適用された状態で画像形成を行い、プリントジョブが実行され、印刷がされる。その後、S14において、フラグがセットされているかを判定し、セットされている場合、S15において色ずれ補正制御を適用、S16においてメモリに記憶されている色ずれ補正制御を適用したときのそれぞれの温度閾値areginaregout、およびaregと、積算経過時間tと積算プリント枚数Qを更新し、フラグをリセットし、色ずれ補正フローは終了する。
以上のフローでは、プリントジョブ実行後に色ずれ補正制御を実行しており、実際に色ずれの補正された画像が形成されるのは次ジョブ以降となる。これは、色ずれ補正制御はダウンタイムを増加してしまうため、ジョブ完了前に色ずれ補正制御を実行しないことでジョブ送信者の待機時間を増加させないためである。しかし、プリントジョブ完了前に色ずれ補正制御を実行していなくても、予測補正で実測の色ずれ量が許容できる間は予測補正だけで色ずれを補正し、次のジョブからは予測補正だけでは補正しきれないと判定されるタイミングでフラグを立て、プリントジョブ実行後に色ずれ補正制御を実行することで、色ずれを許容できる範囲に抑制しながら、ジョブ送信者のプリント完了までの待機時間を増加させないことが可能となる。
尚、色ずれ補正制御はプリントジョブ実行前に実行してもよい。その場合は図7のような色ずれ補正フローとなる。
以上、図6、図7のフローにしたがって色ずれ補正を実施することで、プリンタ筐体1の待機状態によらず、適切な色ずれ補正が可能となる。
1 プリンタ筐体、2 給紙カセット、3 定着器、10 作像エンジン、
12 帯電ローラ、13 現像器、15 一次転写ローラ、20 中間転写ベルト、
21 ベルト搬送ローラ、22 ベルト搬送ローラ、24 ピックアップローラ
25 給紙ローラ、26 リタードローラ、27 搬送経路、28 排出ローラ、
29 レジストレーションローラ、31 二次転写ローラ、40 光走査装置、
41 回転多面鏡、42 照射口、50 電源基板、100 感光ドラム、
P 記録シート

Claims (4)

  1. 複数の感光ドラムから中間転写体に転写された複数色のトナー像が記録紙に転写されることによって、カラーの画像形成が行われる画像形成装置において、
    複数色のトナー像を構成する、複数の単色トナー像の相互位置を調整する位置調整手段と、
    前記位置調整手段による位置調整タイミングを求めるタイミング決定手段を備え、
    前記タイミング決定手段は印刷ジョブを実行する前の電力供給状態に基づいて、前記複数色のトナー像を形成するタイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記タイミング決定手段が、前記電源へ電力供給されていない時間を指標とする値と、前記電源へ電力供給されている時間を指標とする値に基づいてタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記タイミング決定手段は、前記電源へ電力供給されている時間を指標とする値として、画像形成枚数を用い、前記電源へ電力供給されていない時間を指標とする値として、画像形成装置の待機時間を用いることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記位置調整手段が、画像形成より後のタイミングで実施されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
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