JP2020006874A - 制御装置及び防眩装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照射光の強度に適した作動を可能にした制御装置及び防眩装置を提供する。【解決手段】サンバイザ2は、照射光の光透過率可変させる遮光部10と、照射光の強度を検出する照度検出部11と、遮光部10の光透過率を制御する遮光制御部13と、照度検出部11の検出結果を基に遮光制御部13への電源供給を制御する電源制御部14とを備える。電源制御部14は、照射光の強度が小さい場合に防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置及び防眩装置に関する。
従来、車両等の乗員に対して照射される照射光を減光して防眩を行う防眩装置が周知である。特許文献1に記載の防眩装置であるサンバイザは、印加電圧に応じて着色されて光透過率を変化させる遮光部を備える。この遮光部は、例えば軸回りに回転可能に設けられることにより、収納位置と使用位置との2位置をとる。遮光部が使用位置又は収納位置のどちらに位置するのかが接点のON/OFFで判定され、その判定結果を基に遮光部への電源供給が制御される。
特開2002−321529号公報
ところで、このようなサンバイザでは、照射光の強度に応じた適切な作動(例えば、電源供給の切り替え)を実現したいニーズがあった。
本発明の目的は、照射光の強度に適した作動を可能にした制御装置及び防眩装置を提供することにある。
上記課題を解決するための制御装置は、照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置の制御装置であって、前記照射光の強度が小さい場合に前記防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる電源制御部を備える。
この構成によれば、照射光の強度が小さい場合には、防眩の作動に必要な電源供給を低下させることにより、防眩装置を省電力化する。このように、防眩装置を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。
上記課題を解決するための防眩装置は、照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置であって、前記照射光の強度が小さい場合に前記防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる電源制御部と、前記照射光の光透過率が可変する遮光部と、前記照射光の強度を検出する照度検出部と、前記照度検出部の検出結果を基に前記遮光部の光透過率を制御する遮光制御部とを備え、前記電源制御部は、前記照度検出部の検出結果を基に前記遮光制御部への電源供給を制御する。
この構成によれば、照度検出部の出力を用いて遮光制御部への電源供給を好適に制御することができる。これにより、防眩装置を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。
前記防眩装置において、前記照度検出部は、前記遮光部又は前記遮光部を支持する支持体に設けられていることが好ましい。この構成によれば、照度検出部は、遮光部と別個に配置される場合と比較して、遮光部に照射する照射光の強度を検出し易くなる。これは、照射光の強度に適した遮光部の作動の確保に有利である。
前記防眩装置において、前記遮光部は、前記照射光を遮る位置にある使用状態と、前記照射光を遮らない位置にある非使用状態との2状態を選択的にとるように設けられ、前記照度検出部は、前記遮光部が前記非使用状態の場合に前記使用状態のときより前記照射光の強度が小さくなる位置に配置されることが好ましい。この構成によれば、使用状態と非使用状態とでは、照度検出部の検出する照射光の強度が異なる。よって、遮光部が使用状態か非使用状態かを照射光の強度により容易に判別することが可能となる。これは、防眩装置の照射光の強度に適した作動の確保に一層有利となる。
前記防眩装置において、前記遮光部の第1の面に照射される前記照射光の強度を検出する第1照度検出部と、前記遮光部の前記第1の面と反対側の第2の面に照射される前記照射光の強度を検出する第2照度検出部とを備え、前記電源制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果に基づいて、前記遮光制御部への電源供給を制御し、前記遮光制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果に基づいて、前記遮光部の光透過率を制御することが好ましい。この構成によれば、第1照度検出部及び第2照度検出部により、遮光部に対して反対方向から照射する照射光をそれぞれ検出することが可能になるとともに、これら照射光の強度に基づいて電源供給及び光透過率を制御することが可能になる。これは、防眩装置の照射光の強度に適した作動の確保に一層有利となる。
前記防眩装置において、前記電源制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果のうち、強度の小さい方を基に前記遮光制御部への電源供給を制御し、前記遮光制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果のうち、強度の大きい方を基に前記遮光部の光透過率を制御することが好ましい。この構成によれば、照射光の強度が小さい場合に遮光制御部への電源供給を切り替える場合に、照射光の強度の小さい方に基づいて制御することで、確実に電源供給を切り替えることができる。また、照射光の強度の大きい方に合わせて遮光部の光透過率を変化させることができるので、眩しさを抑制できる。よって、防眩装置の照射光の強度に適した作動の確保に一層有利となる。
上記課題を解決するための制御装置は、照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置の制御装置であって、一方から照射される前記照射光の強度と、前記一方と反対側の他方から照射される前記照射光の強度とを比較し、これら照射光の強度の大きい方に基づき前記光透過率を制御する遮光制御部を備える。
この構成によれば、反対方向から照射する照射光をそれぞれ検出し、それら照射光の強度の大きい方に基づいて、光透過率を制御する。そのため、照射光の強度に応じて光透過率を適切に制御することが可能になる。よって、防眩装置を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。
上記課題を解決するための防眩装置は、照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置であって、一方から照射される前記照射光の強度と、前記一方と反対側の他方から照射される前記照射光の強度とを比較し、これら照射光の強度の大きい方に基づき前記光透過率を制御する遮光制御部と、第1の面と当該第1の面の反対側の第2の面とを備えるとともに前記照射光の前記光透過率が可変する遮光部と、前記遮光部の前記第1の面に照射される前記照射光の強度を検出する第1照度検出部と、前記遮光部の前記第2の面に照射される前記照射光の強度を検出する第2照度検出部とを備え、前記遮光制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果のうち、強度の大きい方を基に前記遮光部の光透過率を制御する。
この構成によれば、第1照度検出部及び第2照度検出部の出力を用いて遮光部の光透過率を好適に制御することができる。これにより、防眩装置を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。
本発明の制御装置及び防眩装置は、照射光の強度に適した作動を可能にする。
(a)は第1実施形態のサンバイザを側方から見た状態の構成図、(b)は第1実施形態のサンバイザを正面に見た状態の構成図。 第1実施形態のサンバイザの構成を示すブロック図。 第1実施形態における防眩の作動を制御する流れを示すフロー図。 第1実施形態における使用状態及び非使用状態を示す図。 第2実施形態のサンバイザの構成図。 第2実施形態のサンバイザの構成を示すブロック図。 第2実施形態における防眩の作動を制御する流れを示すフロー図。 第2実施形態における使用状態及び非使用状態を示す図。 サンバイザのフロント使用状態とサイド使用状態とを示す図。 第3実施形態のサンバイザの構成を示すブロック図。
<第1実施形態>
本発明の制御装置及び防眩装置の第1実施形態を、図1〜4に従って説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、防眩装置1(本例ではサンバイザ2)は、車両内部のウインドシールドガラス3(所謂フロントガラス)の近傍に設置されている。サンバイザ2は、車内の天井4に仮設された支持軸5に回動可能に取り付けられた支持体6を備える。
支持体6は、長方形の開口部7を有する板状に形成されている。サンバイザ2は、支持体6の開口部7に一体的に取り付けられるとともに車両の乗員に対して照射される照射光を減光(遮光)し防眩を行う遮光部10を備える。遮光部10は、印加電圧に応じて光透過率を変化させることにより、照射光に対して遮光を行う。遮光部10は、例えば、印加電圧に応じて発色(光透過率が低下)するエレクトロクロミック素子を含有し、印加電圧の無い状態で透明のディスプレイが使用できる。
支持体6は、支持軸5の軸L1を中心に、ウインドシールドガラス3及び天井4の間で互いに接近又は離間するように回動する。サンバイザ2は、支持体6が天井4に接近している場合、遮光部10が照射光を遮らない位置にある非使用状態をとる。また、サンバイザ2は、支持体6が天井4から離間している場合、遮光部10が照射光を遮る位置にある使用状態をとる。
サンバイザ2は、照射光の受光強度を検出する照度検出部11を備える。照度検出部11には、例えば、周知の照度計を用いることができる。照度検出部11は、検出した受光強度に応じて検出信号Sdを出力する。検出信号Sdは、受光強度が大きい(明るい)とき出力値が大きく、受光強度が小さい(暗い)とき出力値が小さくなる。照度検出部11は、サンバイザ2が非使用状態のとき、支持体6において天井4に対向する位置に設置されている。
図1及び図2に示すように、サンバイザ2は、サンバイザ2の防眩の作動を制御するコントローラ12を備える。本例のコントローラ12は、支持体6に設けられている。
図2に示すように、コントローラ12は、照度検出部11の検出信号Sdを基に、遮光部10への光透過率を制御する遮光制御部13を備えている。本例の遮光制御部13は、遮光部10へ印加する電圧を変化させることで遮光部10の光透過率を変化させる。遮光制御部13は、照度検出部11の検出信号Sdの出力値が増加するのに従い、遮光部10の光透過率を低下(印加電圧を増加)させる。
コントローラ12は、照射光の強度が小さい場合に、防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる電源制御部14を備えている。電源制御部14は、照度検出部11の検出信号Sdに基づき電源(不図示)から遮光制御部13へ供給される電源を制御する。例えば、電源制御部14は、照度検出部11の検出信号Sdが閾値以下である場合に、遮光制御部13への電源の供給を停止(禁止)する。
次に、第1実施形態におけるサンバイザ2の作用及び効果について、図3〜4を用いて説明する。ここでは、サンバイザ2の防眩の作動において、電源制御部14における電源供給の制御について説明する。
図3に示すように、ステップS101では、電源制御部14は、照度検出部11の検出信号Sdが閾値tよりも大きいかどうかを判定する。検出信号Sdが閾値tよりも大きい場合、電源制御部14は、ステップS102へ移行する。一方、検出信号Sdが閾値t以下である場合、電源制御部14は、ステップS103へ移行する。
ステップS102では、電源制御部14は、遮光制御部13への電源供給を許可する。これにより、遮光制御部13は、照度検出部11の検出信号Sdに基づき、遮光部10の光透過率を制御し、防眩の作動を行う。
ステップS103では、電源制御部14は、遮光制御部13への電源供給を停止(禁止)する。これにより、照射光の強度が小さい場合、すなわち暗い場合には、遮光制御部13への電源供給を停止することができる。よって、サンバイザ2の省電力化が可能であり、この点において照射光の強度に適した作動を可能にする。
図4に示すように、サンバイザ2は、遮光部10が照射光を遮る位置にある使用状態と、遮光部10が照射光を遮らない位置にある非使用状態をとる。ここで、サンバイザ2が非使用状態のとき、乗員がサンバイザ2を使用していないと判断できる。そのため、サンバイザ2は、非使用状態では防眩の作動に必要な電源の供給を低下させることが好ましい。ところで、本例の場合、照度検出部11は、非使用状態のときに天井4に対向する位置に設置されている。そのため、照度検出部11の検出信号Sdは、非使用状態の場合、使用状態のときと比較して小さい値をとる。これは、非使用状態では、図4中に破線で示した照度検出部11の受光範囲が天井によって遮られるためである。このように、照度検出部11を非使用状態の場合に受光強度が小さくなる位置に配置することによって、サンバイザ2が非使用状態のときには、検出信号Sdが閾値t以下になり、電源制御部14は、遮光制御部13への電源供給を停止(禁止)することができる。
本例では、照射光の強度が小さい場合に防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる電源制御部14を備えた。この構成によれば、照射光の強度に基づいて電源供給を低下させることができる。よって、防眩装置1を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。
本例では、照射光の強度を検出する照度検出部11と、遮光部10の光透過率の制御を行う遮光制御部13とを備えた。この構成によれば、照度検出部11の検出信号Sdの出力値に基づき電源供給を好適に制御することができる。これにより、防眩装置1を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。
本例では、照度検出部11は、遮光部10を支持する支持体6に設けられた。この構成によれば、照度検出部11は、遮光部10と別個に配置される場合と比較して、遮光部10に照射する照射光の強度を検出し易くなる。これは、照射光の強度に適した遮光部10の作動の確保に有利である。
本例では、遮光部10は、照射光を遮る位置にある使用状態と、照射光を遮らない位置にある非使用状態との2状態を選択的にとるように設けられ、照度検出部11は、遮光部10が非使用状態の場合に使用状態のときより照射光の強度が小さくなる位置に配置された。この構成によれば、使用状態と非使用状態とでは、照度検出部11の検出する照射光の強度が異なる。よって、遮光部10が使用状態か非使用状態かを照射光の強度で判別することが容易となる。これは、防眩装置1の照射光の強度に適した作動の確保に一層有利となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の制御装置及び防眩装置の第2実施形態を、図5〜8に従って説明する。なお、第2実施形態は、複数の照度検出部を備える点で第1実施形態と主に異なる。従って、第1実施形態と同一の部材構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
図5に示すように、遮光部10が非使用状態のときに天井4に向いている面を第1の面21とし、遮光部10の第1の面の反対側の面を第2の面22とする。第2の面22は、使用状態のときにウインドシールドガラス3に対向する。
サンバイザ2は、遮光部10の第1の面21に照射される照射光の受光強度を検出する第1照度検出部23を備える。また、サンバイザ2は、遮光部10の第2の面22に照射される照射光の受光強度を検出する第2照度検出部24を備える。第1照度検出部23は、支持体6において遮光部10の第1の面21側に設置されている。また、第2照度検出部24は、支持体6において遮光部10の第2の面22側に設置されている。
図6に示すように、第1照度検出部23は、照射光の受光強度に従って検出信号Sd1をコントローラ12へ出力する。また、第2照度検出部24は、照射光の受光強度に従って検出信号Sd2をコントローラ12へ出力する。
電源制御部14は、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の小さい方に基づき遮光制御部13への電源供給を制御する。ここで、サンバイザ2が非使用状態に位置する場合、第1照度検出部23が天井4に隠れることとなるので、第1照度検出部23の検出信号Sd1が第2照度検出部24の検出信号Sd2よりも低い値となり、この検出信号Sd1により、サンバイザ2が非使用状態にあると判定して差し支えない。これにより、例えば、電源制御部14は、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の小さい方が閾値t1以下である場合、遮光制御部13への電源供給を停止(禁止)する。
遮光制御部13は、遮光制御部13に電源が供給されている場合、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の大きい方に基づき遮光部10の光透過率を制御する。例えば、遮光制御部13は、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の大きい方の出力値が増加するのに従い、遮光部10の光透過率を低下(印加電圧を増加)させる。
次に、第2実施形態におけるサンバイザ2の作用及び効果を、図7〜8に従って説明する。
図7に示すように、ステップS201では、電源制御部14は、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の小さい方が閾値t1よりも大きいかどうかを判定する。検出信号Sd1及び検出信号Sd2の小さい方が閾値t1よりも大きい場合、電源制御部14は、ステップS202へ移行する。一方、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の小さい方が閾値t1以下の場合、電源制御部14は、ステップS203へ移行する。
ステップS202では、電源制御部14は、遮光制御部13への電源供給を許可する。これにより、サンバイザ2が使用状態の側に開操作されている場合に、遮光部10の光透過率を制御することが可能となる。
ステップS203では、電源制御部14は、遮光制御部13への電源供給を停止(禁止)する。
ステップS204では、電源制御部14が遮光制御部13への電源供給を許可している場合、遮光制御部13は、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の大きい方に基づいて、遮光部10の光透過率を制御する。
図8に示すように、非使用状態の場合、第1照度検出部23は、天井4に対向する。そのため、非使用状態の場合、第1照度検出部23の検出信号Sd1が第2照度検出部24の検出信号Sd2よりも小さくなるため、電源制御部14は、検出信号Sd1に基づいて遮光制御部13への電源供給を制御する。そして、検出信号Sd1が閾値t1以下となることで、非使用状態において遮光制御部13への電源供給を停止することができる。
また、ウインドシールドガラス3を通じて照射される照射光を防眩しようとサンバイザ2が使用状態をとる場合、第2照度検出部24は、照射光に対向する。この場合、第2照度検出部24の検出信号Sd2が第1照度検出部23の検出信号Sd1よりも大きくなるため、遮光制御部13は、検出信号Sd2に基づいて遮光部10の光透過率を制御することができる。そのため、乗員が眩しさを感じることを抑制できる。
本例では、第1照度検出部23と、第2照度検出部24とを備え、第1照度検出部23及び第2照度検出部24の検出結果に基づき、電源制御部14及び遮光制御部13がそれぞれ電源供給と光透過率とを制御する構成とした。この構成によれば、第1照度検出部23及び第2照度検出部24により遮光部10に対して反対方向から照射する照射光をそれぞれ検出することが可能になるとともに、これら照射光の強度に基づいて電源供給及び光透過率を制御することが可能になる。これは、防眩装置1の照射光の強度に適した作動の確保に一層有利となる。
本例では、電源制御部14は、第1照度検出部23及び第2照度検出部24の検出結果のうち小さい方に基づき電源供給を制御し、遮光制御部13は、第1照度検出部23及び第2照度検出部24の検出結果のうち大きい方に基づき光透過率を制御する構成とした。この構成によれば、照射光の強度が小さいときに遮光制御部13への電源供給を切り替える場合に、照射光の強度の小さい方に基づいて制御することで、確実に電源供給を切り替えることができる。また、照射光の強度の大きい方に合わせて遮光部10の光透過率を変化させることができるので、眩しさを抑制できる。よって、防眩装置1の照射光の強度に適した作動の確保に一層有利となる。
<第3実施形態>
次に、本発明の制御装置及び防眩装置の第3実施形態を、図9〜10に従って説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一の部材構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
防眩装置を、ウインドシールドガラスを通じて車内へ照射される照射光に対して防眩を行うだけでなく、運転席の側方に位置するドアガラス(フロントドアガラス)を通じて車内へ照射される照射光に対しての防眩を行うサイドバイザとして使用したいことがあった。本例は、このニーズに対処する技術である。
図9に示すように、本例のサンバイザ2は、支持軸5の軸L2回りに回動可能になっている。サンバイザ2は、軸L2を中心にして回転操作されることにより、ウインドシールドガラス3を通じて車内へ照射する照射光を防眩するフロント使用状態と、ドアガラス30を通じて車内へ照射する照射光を防眩するサイド使用状態とを選択的にとる。
遮光部10において、サイド使用状態のときにドアガラス30に対向する面を第1の面21とし、第1の面21の反対側の面を第2の面22とする。第2の面22は、フロント使用状態のときにウインドシールドガラス3に対向する。サンバイザ2は、遮光部10の第1の面21に照射する照射光を検出する第1照度検出部23と、遮光部10の第2の面22に照射する照射光を検出する第2照度検出部24とを備える。
図10に示すように、第1照度検出部23及び第2照度検出部24は、それぞれ検出した受光強度に応じて検出信号Sd1及び検出信号Sd2をコントローラ12へ出力する。コントローラ12の遮光制御部13は、検出信号Sd1及び検出信号Sd2の大きい方に基づき、遮光部10の光透過率を制御する。
次に、第3実施形態におけるサンバイザ2の作用及び効果を、図9を用いて説明する。
図9に示すように、サンバイザ2がウインドシールドガラス3を通じて車内へ照射される照射光を防眩するべくフロント使用状態をとっている場合、第2照度検出部24は、照射光に対向する。そのため、第2照度検出部24の検出信号Sd2が第1照度検出部23の検出信号Sd1よりも大きくなり、遮光制御部13は、検出信号Sd2に基づいて光透過率の制御を行う。これにより、眩しさを抑制することができる。
また、サンバイザ2がドアガラス30を通じて車内へ照射される照射光を防眩するべくサイド使用状態をとっている場合、第1照度検出部23は、照射光に対向する。そのため、第1照度検出部23の検出信号Sd1が第2照度検出部24の検出信号Sd2よりも大きくなり、遮光制御部13は、検出信号Sd1に基づいて光透過率の制御を行う。これにより、眩しさを抑制することができる。このように、サンバイザ2は、サイドバイザとしての使用にも適した態様になっている。
本例では、一方から照射される照射光の強度と、前記一方と反対側の他方から照射される照射光の強度とを比較し、これら照射光の強度の大きい方に基づき前記光透過率を制御する遮光制御部13を備えた。この構成によれば、反対方向から照射する照射光をそれぞれ検出し、それら照射光の強度の大きい方に基づいて、光透過率を制御する。そのため、照射光の強度に応じて光透過率を適切に制御することが可能になる。これにより、防眩装置1を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。また、サイドバイザとしての使用に好適な作動を可能にする。
本例では、第1照度検出部23と第2照度検出部24とを備え、遮光制御部13は、第1照度検出部23及び第2照度検出部24の検出結果のうち大きい方を基に遮光部10の光透過率を制御する構成とした。この構成によれば、第1照度検出部23及び第2照度検出部24の出力(検出信号Sd1及び検出信号Sd2)を用いて遮光部10の光透過率を好適に制御することができる。これにより、防眩装置を照射光の強度に適した態様に作動させることが可能となる。また、サイドバイザとしての使用に好適な作動を可能にする。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各実施形態において、照度検出部11及び第1照度検出部23及び第2照度検出部24は、支持体6に設けられることに限定されず、遮光部10に設けられてもよい。
・各実施形態において、照度検出部11及び第1照度検出部23及び第2照度検出部24は、遮光部10に照射する照射光の受光強度を検出することを前提に、遮光部10とは別個に配置されてもよい。ただし、遮光部10又は支持体6に設けられることにより、遮光部10に照射される光を検出し易い。
・各実施形態において、遮光部10の光透過率を変化させる機構は、特に限定されない。例えば、光透過率を変化させる機構として、エレクトロクロミック、フォトクロミック及び透過型液晶などが挙げられる。
・第1実施形態及び第2実施形態において、使用状態及び非使用状態の2状態は軸L1周りに回動する位置関係に基づき選択的にとるものに限定されない。例えば、遮光部10が支持体6に対して直線往復動(スライド)するように設けられており、そのスライド位置に基づき使用状態及び非使用状態をとってもよい。スライドする場合でも、非使用状態で照度検出部11(第1照度検出部23)の検出する照射光の強度が小さくなるように、例えば照度検出部11(第1照度検出部23)の受光範囲が他の部材で遮られるように配置されることが好ましい。
・各実施形態において、電源制御部14と遮光制御部13とはコントローラ12に設けられなくてもよい。それぞれ別部材であってもよいし、遮光部10に設けられるのでもよい。また、制御装置としてサンバイザ2とは別個に設置されてもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、電源制御部14が電源供給を低下させる態様は、閾値t及び閾値t1を用いるものに限定されない。また、閾値t及び閾値t1を用いる場合でも、これら閾値は適宜変更可能である。
・第1実施形態及び第2実施形態において、電源制御部14は、防眩の作動に必要な電源供給を停止(禁止)することに限定されず、電源供給を低下させればよい。
・各実施形態において、サンバイザ2への電源の供給方法は限定されない。例えば、車両のバッテリから供給されてもよいし、サンバイザ2に搭載される電池から供給されてもよい。
・各実施形態において、防眩装置1は車両に設置されるサンバイザ2に限定されず、種々の防眩を行う装置に適用可能である。
1…防眩装置、2…サンバイザ、6…支持体、10…遮光部、11…照度検出部、12…コントローラ、13…遮光制御部、14…電源制御部、21…第1の面、22…第2の面、23…第1照度検出部、24…第2照度検出部。

Claims (8)

  1. 照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置の制御装置であって、
    前記照射光の強度が小さい場合に前記防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる電源制御部を備える制御装置。
  2. 照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置であって、
    前記照射光の強度が小さい場合に前記防眩の作動に必要な電源の供給を低下させる電源制御部と、
    前記照射光の光透過率が可変する遮光部と、
    前記照射光の強度を検出する照度検出部と、
    前記照度検出部の検出結果を基に前記遮光部の光透過率を制御する遮光制御部とを備え、
    前記電源制御部は、前記照度検出部の検出結果を基に前記遮光制御部への電源供給を制御する防眩装置。
  3. 前記照度検出部は、前記遮光部又は前記遮光部を支持する支持体に設けられている
    請求項2に記載の防眩装置。
  4. 前記遮光部は、前記照射光を遮る位置にある使用状態と、前記照射光を遮らない位置にある非使用状態との2状態を選択的にとるように設けられ、
    前記照度検出部は、前記遮光部が前記非使用状態の場合に前記使用状態のときより前記照射光の強度が小さくなる位置に配置される
    請求項3に記載の防眩装置。
  5. 前記遮光部の第1の面に照射される前記照射光の強度を検出する第1照度検出部と、
    前記遮光部の前記第1の面と反対側の第2の面に照射される前記照射光の強度を検出する第2照度検出部とを備え、
    前記電源制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果に基づいて、前記遮光制御部への電源供給を制御し、
    前記遮光制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果に基づいて、前記遮光部の光透過率を制御する
    請求項2〜4のうちいずれか一項に記載の防眩装置。
  6. 前記電源制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果のうち、強度の小さい方を基に前記遮光制御部への電源供給を制御し、
    前記遮光制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果のうち、強度の大きい方を基に前記遮光部の光透過率を制御する
    請求項5に記載の防眩装置。
  7. 照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置の制御装置であって、
    一方から照射される前記照射光の強度と、前記一方と反対側の他方から照射される前記照射光の強度とを比較し、これら照射光の強度の大きい方に基づき前記光透過率を制御する遮光制御部を備える制御装置。
  8. 照射光の光透過率を可変させて防眩する防眩装置であって、
    一方から照射される前記照射光の強度と、前記一方と反対側の他方から照射される前記照射光の強度とを比較し、これら照射光の強度の大きい方に基づき前記光透過率を制御する遮光制御部と、
    第1の面と当該第1の面の反対側の第2の面とを備えるとともに前記照射光の前記光透過率が可変する遮光部と、
    前記遮光部の前記第1の面に照射される前記照射光の強度を検出する第1照度検出部と、
    前記遮光部の前記第2の面に照射される前記照射光の強度を検出する第2照度検出部とを備え、
    前記遮光制御部は、前記第1照度検出部及び前記第2照度検出部の検出結果のうち、強度の大きい方を基に前記遮光部の光透過率を制御する防眩装置。
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