JP2020003704A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020003704A JP2020003704A JP2018124511A JP2018124511A JP2020003704A JP 2020003704 A JP2020003704 A JP 2020003704A JP 2018124511 A JP2018124511 A JP 2018124511A JP 2018124511 A JP2018124511 A JP 2018124511A JP 2020003704 A JP2020003704 A JP 2020003704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information processing
- contrast
- image
- processing device
- setting unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
Description
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す第1実施形態の車載表示システム1は、操作器11、表示器12、及び情報処理装置13を備える。なお車載表示システム1は車両に搭載して用いられて運転者などの車両の搭乗者が使用するシステムであり、表示器を視認する搭乗者を以下では使用者と記載する。
次に、情報処理装置13が実行する画像生成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
続くS2では、情報処理装置13は、コントラスト増加を行う上限の空間周波数を設定する。図5に示されるように、知覚可能な空間周波数の上限は、対応する視力推定値に応じて定まる。図2に示されるように、視力0.3のときは、コントラストの増加により知覚可能となりうる空間周波数の上限は9であり、視力0.7のときの空間周波数の上限は21である。図5では、視力推定値が1.0のときの上限の空間周波数は30となり、視力がそれ以上であっても変化しない。視力推定値と、操作器11の操作量に応じたコントラスト閾値とは対応しているため、図5のグラフに基づいて、操作量に応じた空間周波数の上限が定められる。
続くS4では、情報処理装置13は、コントラストの空間周波数特性計算をする。ここでは、元画像の各画素の輝度パラメータを対象として高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)を行い、元画像の周波数特性を取得する。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1c)範囲設定部22は、設定されたコントラスト閾値を下回る輝度コントラストを有する空間周波数を含むように、コントラストを増加する空間周波数の範囲を設定する。具体的には、範囲の下限は、それ以上の空間周波数では縞が知覚できなくなる空間周波数であり、範囲の上限は、それ以上ではコントラストを増加させても縞が知覚できない空間周波数である。このように空間周波数を設定することで、表示画像がボケて見えることを効果的に抑制しつつ、縞が近くできる周波数範囲のコントラスト増加による眩しさの増加を抑制できる。
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と共通する部分を有するため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
範囲設定部22は、第1実施例と同様に、元画像における輝度のコントラスト値を増加すべき空間周波数の範囲を設定する。
次に、第2実施形態の情報処理装置123が実行する画像生成処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。
続く、S15では、情報処理装置123は、まぶたの開度に基づいて、視力推定値を行い、最新の推定値に更新する。
続く、S20では、情報処理装置123は、操作器112の操作量の読み込みをする。
続く、S21では、情報処理装置123は、S20にて読み込んだ操作量に応じてコントラストの増加倍率を決定する。増加倍率の決定方法の一例を図12に示す。図12では、例として、操作量が0%のとき、50%のとき、100%のとき、の3例が示されている。いずれの空間周波数においても、操作量が大きいほど、増加倍率は大きくなるように設定されている。また、空間周波数が高くなるほど、同じ操作量であっても、増加倍率は増加するように設定されている。
続くS22では、情報処理装置123は、コントラストの増加をする。ここでは、S18で取得した元画像の周波数特性において、S16及びS19で定めた周波数範囲にてS21で決定したコントラスト増加倍率に従ってコントラストの増加をする。
続く、S23、S24は、上述した第1実施形態のS7、S8と同様の処理である。S24の後、図11の画像生成処理を終了する。
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
[3−1.第1実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と共通する部分を有するため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図13に示す第3実施形態の車載表示システム201は、それぞれ車両に搭載して用いられる、操作器11、外部撮影カメラ211、表示器212、及び情報処理装置213を備える。操作器11は第1実施形態と同様であるため説明を割愛する。
外部撮影カメラ211は、車両外部、特に進行方向前方の道路を撮影する撮影装置であって、例えば公知のCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどを用いることができる。外部撮影カメラ211は車両の外部、特に進行方向前方の道路を撮影できるように配置されており、撮影した撮影画像を情報処理装置213に出力する。
図14Aは、車両の進行方向を運転席から見た視点の図である。表示領域241は、運転者から表示器212の表示画像が視認される領域であり、図14Bに示されるように、その位置において表示器212の表示画像242を視認することができる。つまり、表示領域241は、使用者により表示画像242が視認される部分と重畳する重畳部分である。
次に、第3実施形態の情報処理装置213が実行する画像生成処理について、図16のフローチャートを用いて説明する。
続くS35では、情報処理装置213は、S34にて読み込んだ前方風景の中から、重畳部分を特定する。重畳部分は、外部撮影カメラ211の位置、運転者の目の位置、及びヘッドアップディスプレイの表示位置から求めることができる。運転者の目の位置は、予め定められた値であってもよいし、室内を撮影するカメラの撮影画像などに基づいて算出してもよい。
続くS37では、情報処理装置213は、元画像の背景部252の輝度を、S36にて取得した重畳部分の平均輝度で置き換える。
続くS42では、情報処理装置213は、表示画像の表示指令を行う。ここでは、生成された表示画像のうち、文字部分(図15Bにおいては要部253)のみを表示すべき画像として表示器212に出力する一方、背景部分(図15Bにおいては背景部256)は出力しない。よって、文字部分のみが運転者に虚像として視認される。文字部分が第1領域に相当し、背景部分が第2領域に相当する。なお、表示器212は背景を含めた画像全体を表示しても良い。
以上詳述した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(4e)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
Claims (10)
- 元画像の表示態様を変更した画像である表示画像を生成する情報処理装置(13、113、213)であって、
コントラスト閾値を設定するように構成された閾値設定部(21、121)と、
前記閾値設定部により設定された前記コントラスト閾値と、前記元画像に係る、空間周波数に対する輝度コントラストを示す空間周波数特性と、に基づき、前記輝度コントラストを増加する前記空間周波数の範囲を設定するように構成された範囲設定部(22、221)と、
前記範囲設定部により設定された前記空間周波数の範囲において前記元画像の前記輝度コントラストが増加された画像を、前記表示画像として生成するように構成された画像生成部(23、123)と、を備える情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記閾値設定部は、少なくとも使用者による入力操作に応じて前記コントラスト閾値を設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記閾値設定部は、使用者の視力の情報を取得する視力取得部(133)を備えており、少なくとも前記視力取得部により取得された前記視力に応じて前記コントラスト閾値を設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記閾値設定部は、少なくとも使用者の年齢に応じて前記コントラスト閾値を設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
当該情報処理装置は車両に搭載して用いられるものであって、
前記閾値設定部は、少なくとも運転開始後の経過時間に応じて前記コントラスト閾値を設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
さらに、
前記閾値設定部は、使用者のまぶたの開度を検出する開度検出部(132)を備えており、少なくとも前記開度検出部により検出された開度に応じて前記コントラスト閾値を設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記画像生成部は、少なくとも使用者による入力操作に応じて設定された前記輝度コントラストの増加量にて前記輝度コントラストを増加するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記範囲設定部は、少なくとも、前記閾値設定部により設定された前記コントラスト閾値を下回る輝度コントラストを有する前記空間周波数を含むように、前記輝度コントラストを増加する前記空間周波数の範囲を設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
当該情報処理装置は車両に搭載して用いられるものであって、かつ、前記表示画像はヘッドアップディスプレイにより表示されるものであり、
また前記元画像(251)は、要部(253)と、背景部(252)と、を備える画像であり、
前記範囲設定部及び前記画像生成部は、車両外部を撮影した撮影画像のうち、使用者により前記表示画像が視認される部分と重畳する部分である重畳部分の平均輝度を、前記元画像における背景部の輝度に置き換えて処理を行うように構成されている、情報処理装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記元画像は、第1領域と、第2領域と、を含む画像であり、
前記画像生成部は、前記表示画像のうち、前記第1領域を表示すべき画像として出力するように構成されている、情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124511A JP2020003704A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124511A JP2020003704A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020003704A true JP2020003704A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=69100174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018124511A Pending JP2020003704A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020003704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024058160A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | 三井化学株式会社 | 視覚情報提供装置、視覚情報提供方法、及び視覚情報提供プログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004110546A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Denso Corp | 表示装置、音響装置、およびアクチュエータ制御装置 |
JP2015510600A (ja) * | 2011-12-06 | 2015-04-09 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 異なる表示機能の間で知覚ルミナンス非線形性ベースの画像データ交換を改善する装置および方法 |
US20150304685A1 (en) * | 2012-11-16 | 2015-10-22 | Vid Scale, Inc. | Perceptual preprocessing filter for viewing-conditions-aware video coding |
JP2017107057A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 富士フイルム株式会社 | 表示装置 |
JP2017191990A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 日本放送協会 | コントラスト補正装置及びプログラム |
-
2018
- 2018-06-29 JP JP2018124511A patent/JP2020003704A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004110546A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Denso Corp | 表示装置、音響装置、およびアクチュエータ制御装置 |
JP2015510600A (ja) * | 2011-12-06 | 2015-04-09 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 異なる表示機能の間で知覚ルミナンス非線形性ベースの画像データ交換を改善する装置および方法 |
US20150304685A1 (en) * | 2012-11-16 | 2015-10-22 | Vid Scale, Inc. | Perceptual preprocessing filter for viewing-conditions-aware video coding |
JP2017107057A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 富士フイルム株式会社 | 表示装置 |
JP2017191990A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 日本放送協会 | コントラスト補正装置及びプログラム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024058160A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | 三井化学株式会社 | 視覚情報提供装置、視覚情報提供方法、及び視覚情報提供プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112565589B (zh) | 一种拍照预览方法、装置、存储介质和电子设备 | |
JP4875762B2 (ja) | 画像処理装置、画像表示装置および画像撮像装置 | |
US20120287246A1 (en) | Image processing apparatus capable of displaying image indicative of face area, method of controlling the image processing apparatus, and storage medium | |
JP2013172190A (ja) | 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム | |
US20160142618A1 (en) | Imaging device | |
US20040062434A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium | |
KR101294735B1 (ko) | 이미지 처리 방법 및 이를 이용한 촬영 장치 | |
US7940295B2 (en) | Image display apparatus and control method thereof | |
US20190166357A1 (en) | Display device, electronic mirror and method for controlling display device | |
JP2020078051A (ja) | 後方表示装置、後方表示方法、およびプログラム | |
CN109415020B (zh) | 辉度控制装置、辉度控制系统以及辉度控制方法 | |
JP4779780B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2011160019A (ja) | 画像合成装置、及び、画像合成方法 | |
JP2020003704A (ja) | 情報処理装置 | |
US20190166358A1 (en) | Display device, electronic mirror and method for controlling display device | |
JP2013162412A (ja) | 撮像装置及び画質調整方法、画質調整プログラム | |
JP2017112486A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2019047296A (ja) | 表示装置、表示方法、制御プログラム、および電子ミラーシステム | |
WO2017208688A1 (ja) | 表示制御装置および表示制御方法 | |
WO2017108990A1 (en) | Rear view device for a vehicle | |
JP2018074191A (ja) | 車載映像表示システム、車載映像表示方法、およびプログラム | |
WO2021064791A1 (ja) | 画像表示装置、表示制御装置、及び表示制御方法、並びにプログラム及び記録媒体 | |
JP6837031B2 (ja) | 立体画像表示装置、立体画像表示方法及びプログラム | |
WO2020030122A1 (zh) | 影像处理方法及头戴式影像系统 | |
CN113661514A (zh) | 用于增强图像的设备和方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220308 |