JP2017191990A - コントラスト補正装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】フレームレートを変換した映像のコントラストを補正して主観画質を向上させる。【解決手段】コントラスト補正装置1は、フレームレート変換映像の各フレーム画像の時空間周波数帯域を分割して、時空間周波数帯域分割画像を生成する時空間周波数帯域分割部11と、時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎にコントラストを変換前後のフレームレートに基づいて補正して帯域毎コントラスト補正画像を生成するコントラスト補正部12と、帯域毎コントラスト補正画像をフレーム画像に逆変換して、コントラストが補正された映像を出力するフレーム画像再構成部13と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、フレームレートを変換した映像の主観画質の低下を補正するコントラスト補正装置及びプログラムに関する。
従来、フレームレートを変換する一般的な手法として、線形補間フレーム内挿法と動き補正フレーム内挿法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。線形補間フレーム内挿法では、時間軸上の内挿フレーム位置の前後フレーム画像に対して、線形フィルタ処理を適用して内挿フレームを生成する。動き補正フレーム内挿法では、時間軸上の内挿フレーム位置の前後フレーム画像間で動き推定を行い、その結果を用いて内挿フレーム位置に動き補正フレーム内挿を行う。また、動き推定精度や確度が高くないと判定された空間領域では線形補間フレーム内挿法を用いることで、動き推定誤りに伴うブロック歪などのアーティファクトの発生を抑制することができる。
また、特許文献1には、動き補正フレーム内挿法を用いてフレームレート変換を行うテレビジョンにおいて、例えば50Hzから100Hzにフレームレートを変換後にチャンネル番号等のキャラクタ文字を合成するのは回路規模が大きくなるため、フレームレート変換前にキャラクタ文字を合成してからフレームレート変換を行うこと、さらにキャラクタ文字を合成するオンスクリーン表示領域では、動き補正フレーム内挿を行わないなどの工夫で、高画質なフレームレート変換を行うことが記載されている。
特許第4878628号公報
「ハイビジョン技術」、日本放送出版協会、1988年11月
フレームレートを変換する場合には、原画像が持つ映像表現をなるべく損なわないようにすることが望ましい。しかし、従来のフレームレート変換法は、視覚のコントラスト感度を考慮したコントラスト補正を行っていないため、誤り無くフレーム内挿を行うことができたとしても、主観画質が低下するという課題がある。この原因として、フレームレート変換に伴う視覚のコントラスト感度の変化により、本来知覚されづらいはずのコントラスト差分が知覚される、又はその逆の現象が発生することが考察される。
図4に、明所視における視覚の時空間コントラスト感度特性を示す。横軸は空間周波数を表し、縦軸はコントラスト感度を表す。ここで、コントラスト感度はコントラスト閾値の逆数であり、コントラスト閾値は刺激の検出ができる最低のマイケルソン(Michelson)コントラストである。図4は時空間コントラスト感度特性の一例であり、コントラスト感度はこの値に限られるものではなく、またより多くの時間周波数のコントラスト感度を含むものであってもよい。時空間コントラスト感度特性の詳細については、例えば、J. G. Robson, "Spatial and Temporal Contrast-Sensitivity Functions of the Visual System", Journal of the Optical Society of America, Vol. 56, Issue 8, pp. 1141-1142 (Mar. 1966)を参照されたい。
図4では時間周波数を変化させた場合のコントラスト感度を示しており、白丸のプロットは時間周波数が1サイクル/秒の場合を示し、黒丸のプロットは時間周波数が6サイクル/秒の場合を示し、白三角のプロットは時間周波数が16サイクル/秒の場合を示し、黒三角のプロットは時間周波数が22サイクル/秒の場合を示す。なお、図4では時間周波数が22サイクル/秒(44フレーム/秒)までしか示されていないが、それ以上の場合は値を外挿して計算することができる。22サイクル/秒より時間周波数が高くなっても、コントラスト感度は指数関数的にしか減少しない。
図5を参照してマイケルソンコントラストについて説明する。図5(a)に示すような縞模様(正弦波格子)の輝度は、図5(b)で示される。なお、図5(a)と図5(b)の横軸のスケールは一致していない。縞模様の最大輝度をLmaxとし、縞模様の最小輝度をLminとすると、マイケルソンコントラストCは式(1)で表される。
Figure 2017191990
図4より、視覚の時空間コントラスト感度は、時間周波数が1サイクル/秒といった低い場合には中間周波数帯域が高い帯域通過型の特性を示す。一方、一般的な映像のように時間周波数が8サイクル/秒(すなわち、16フレーム/秒)を超える場合には低域通過型の特性を示し、時間周波数が上昇するほど全ての空間周波数帯域にわたりコントラスト感度が低下する。以上より、フレームレート変換においてフレームレートが低下する場合と上昇する場合について、以下の課題が考えられる。
フレームレート変換によりフレームレートが低下する場合は、図4より全ての空間周波数帯域にわたり視覚の時空間コントラスト感度が上昇するため、本来知覚されづらいはずのコントラスト差分が知覚されやすくなるという現象が発生する。例えば、120フレーム/秒のスーパーハイビジョン映像から24フレーム/秒のデジタルシネマ映像へフレームレート変換を行う場合は、視覚の時空間コントラスト感度が上昇するため、フレームレート変換前の120フレーム/秒の映像を視聴する際には知覚されづらかったコントラスト差分が知覚されやすくなる。
また、フレームレート変換によりフレームレートが上昇する場合は、図4より全ての空間周波数帯域にわたり視覚の時空間コントラスト感度が低下するため、本来知覚されやすいはずのコントラスト差分が知覚されづらくなるという現象が発生する。例えば、24フレーム/秒のデジタルシネマ映像から120フレーム/秒のスーパーハイビジョン映像へフレームレート変換を行う場合は、視覚の時空間コントラスト感度が低下するため、フレームレート変換前の24フレーム/秒の映像を視聴する際には知覚されやすかったコントラスト差分が知覚されづらくなる。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、フレームレートを変換した映像のコントラストを補正して主観画質を向上させることが可能なコントラスト補正装置及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るコントラスト補正装置は、フレームレートが変換されたフレームレート変換映像のコントラストを補正するコントラスト補正装置であって、前記フレームレート変換映像の各フレーム画像の時空間周波数帯域を分割して、時空間周波数帯域分割画像を生成する時空間周波数帯域分割部と、前記時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎にコントラストを変換前後のフレームレートに基づいて補正して帯域毎コントラスト補正画像を生成するコントラスト補正部と、前記帯域毎コントラスト補正画像をフレーム画像に逆変換して、コントラストが補正された映像を出力するフレーム画像再構成部と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係るコントラスト補正装置において、前記コントラスト補正部は、前記時空間周波数帯域分割画像の空間周波数帯域毎にコントラストを、前記フレームレートが高く変換された場合には大きくなり、前記フレームレートが低く変換された場合には小さくなるように補正することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコントラスト補正装置において、前記コントラスト補正部は、時間周波数を変化させたときの空間周波数に対する視覚のコントラスト感度を示す時空間コントラスト感度特性に基づき、前記時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎にコントラストを補正することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコントラスト補正装置において、前記コントラスト補正部は、前記時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎に、前記時空間コントラスト感度特性に基づき、フレームレート変換後の時間周波数におけるコントラスト感度に対するフレームレート変換前の時間周波数におけるコントラスト感度の比で表される補正係数を求め、前記空間周波数帯域毎にコントラストを前記補正係数倍になるように補正することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコントラスト補正装置において、前記コントラスト補正部は、空間の異方性を考慮して前記時空間周波数帯域分割画像のコントラストを時空間周波数帯域毎に補正することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコントラスト補正装置において、前記時空間周波数帯域分割部は、前記時空間コントラスト感度特性を基準に、水平方向及び垂直方向の分解階数を決定することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコントラスト補正装置において、前記時空間周波数帯域分割部は、ウェーブレット分解を用いて各フレーム画像を空間周波数帯域分割画像に分解し、前記フレーム画像再構成部は、ウェーブレット再構成を用いて空間周波数帯域分割画像をフレーム画像に逆変換することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、上記コントラスト補正装置として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、フレームレートを変換した映像の主観画質を向上させることができるようになる。
本発明の一実施形態に係るコントラスト補正装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコントラスト補正装置における時空間周波数帯域分割処理を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るコントラスト補正装置におけるコントラスト補正処理に用いるコントラスト補正関数を示す図である。 明所視における視覚の時空間コントラスト感度特性を示す図である。 マイケルソンコントラストを説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係るコントラスト補正装置について、以下に説明する。図1に、本発明の一実施形態に係るコントラスト補正装置の構成例を示す。図1に示す例では、コントラスト補正装置1は、時空間周波数帯域分割部11と、コントラスト補正部12と、フレーム画像再構成部13とを備える。コントラスト補正装置1は、フレームレート変換映像と、時空間コントラスト感度特性情報と、空間周波数情報と、時間周波数情報とを入力し、フレームレート変換映像のコントラストを補正したコントラスト補正映像を出力する。
フレームレート変換映像とは、任意の手法によりフレームレートが変換された映像である。
時空間コントラスト感度特性情報とは、時間周波数を変化させたときの空間周波数に対する視覚のコントラスト感度を示す時空間コントラスト感度特性の情報である。時空間コントラスト感度特性の一例は図4に示したとおりである。図4のコントラスト感度はコントラストとして式(1)に示したマイケルソンコントラストを用いているが、コントラストとして一般的なLmax/Lminを用いてもよい。また、本実施形態では、コントラストの算出に用いるLmax及びLminを絶対値とする。
空間周波数情報とは、フレームレート変換映像の空間周波数(空間解像度)を示す情報である。なお、フレームレート変換映像の空間周波数は、フレームレート変換前の映像の空間周波数と同一である。本実施形態では、空間周波数の単位をサイクル/度とする。
時間周波数情報とは、フレームレート変換映像のフレームレート変換前後の時間周波数を示す情報である。本実施形態では、時間周波数の単位をサイクル/秒とする。フレームレートの単位はフレーム/秒であるため、時間周波数はフレームレートの1/2倍となる。
時空間周波数帯域分割部11は、フレームレート変換映像を入力して、これを時空間周波数帯域分割して、時空間周波数帯域分割画像をコントラスト補正部12に出力する。時空間周波数帯域分割は、フーリエ変換、オクターブ分解、ウェーブレット分解などにより行う。本実施形態では、ウェーブレット分解を行うものとして説明する。なお、水平方向の分解階数nh、垂直方向の分解階数nv、及び時間方向の分解階数ntは、個別に設定可能である。また、ウェーブレット分解は各分解階数におけるパワーレベルを均等に保つために、パーセバルの等式を満たすように処理を行う。なお、特定の時空間周波数帯域のみを更にウェーブレット分解してもよい。
図2を参照して、時空間周波数帯域分割部11のウェーブレット分解処理を説明する。ここでは、水平方向の分解階数nh=2、垂直方向の分解階数nv=2、時間方向の分解階数nt=1としている。時間方向の分解階数nt=1の場合、画像は時間低周波数帯域画像と時間高周波数帯域画像とに分解される。また、水平方向の分解階数nh=2、垂直方向の分解階数nv=2の場合、時間低周波数帯域画像と時間高周波数帯域画像のそれぞれについて、分解階数nh=1,nv=1の空間周波数帯域(LH1,HL1,HH1)の画像と、分解階数nh=2,nv=2の空間高周波数帯域(LL2,LH2,HL2,HH2)の画像とに分割される。
あるいは、時空間周波数帯域分割部11は、時空間コントラスト感度特性情報及び空間周波数情報を更に入力し、周波数分解能にあたる水平方向及び垂直方向の分解階数nh,nvを、時空間コントラスト感度特性を基準に、映像の空間周波数から決定してもよい。この場合、図4に示したように、一般的な映像の時間周波数では時空間コントラスト感度が低域通過型の特性を示すため、映像を標準視距離で見た際にn階ウェーブレット分解した空間低周波数帯域が時空間コントラスト感度特性においてフラットな領域に入るように分解階数nを決定する。
例えば、スーパーハイビジョンでは、水平画素数が7680画素、標準視距離0.75H(Hは画面高)における視野角が約100度であるため、空間周波数は76.8画素/度となり、単位をサイクル/度に変換すると約40サイクル/度となる。そして、図4に示したように、コントラスト感度がほぼフラットな領域になるのは空間周波数が約2.5サイクル/度以下であり、ウェーブレット分解はオクターブ分解の一種であるため、分解階数nh,nvはそれぞれ4あればよいことになる(40×(1/2)4=2.5)。
コントラスト補正部12は、時空間周波数帯域分割部11により生成された時空間周波数帯域分割画像のコントラストを、変換前後のフレームレートに基づいて時空間周波数帯域毎に補正して、補正後の時空間周波数帯域分割画像(帯域毎コントラスト補正画像)を生成し、フレーム画像再構成部13に出力する。
コントラスト補正部12は、時空間周波数帯域分割画像の帯域毎の補正前のコントラストを、時空間周波数帯域毎に、絶対値の最大値(最大絶対値)をLmax、絶対値の最小値(最小絶対値)をLminとして算出し、このコントラストを補正する。
例えば、コントラスト補正部12は、フレームレート変換映像がフレームレートを高くするように変換された映像である場合には、時空間周波数帯域分割画像のコントラストが大きくなるように補正し、フレームレート変換映像がフレームレートを低くするように変換された映像である場合には、時空間周波数帯域分割画像のコントラストが小さくなるように補正する。
あるいは、コントラスト補正部12は、時空間周波数帯域分割部11により生成された時空間周波数帯域分割画像のコントラストの補正量を決定するために、時空間コントラスト感度特性を用い、コントラスト感度の変化率に応じてコントラストを補正してもよい。このコントラスト補正方法については、実施例にて後述する。
また、斜め方向のコントラスト感度は低下することが知られているため、コントラスト補正部12は、さらに空間の異方性を考慮して時空間周波数帯域分割画像のコントラストを時空間周波数帯域毎に補正してもよい。例えば、斜め方向用の時空間コントラスト感度特性を別途用意するか、あるいは時空間コントラスト感度特性を補正して斜め方向のコントラスト感度を推定する。
フレーム画像再構成部13は、コントラスト補正部12により生成された帯域毎コントラスト補正画像をフレーム画像に逆変換して、コントラストが補正されたコントラスト変換映像をコントラスト補正装置1の外部に出力する。時空間周波数帯域分割部11においてn階ウェーブレット分解を行った場合には、フレーム画像再構成部13においてn階ウェーブレット再構成を行う。
(実施例)
つぎに実施例として、24フレーム/秒の4Kデジタルシネマを60フレーム/秒の4Kテレビジョンにフレームレートを変換したフレームレート変換映像のコントラストを、時空間コントラスト感度特性を用いて補正する例について、以下に説明する。本実施例では、図2と同様に、水平方向の分解階数nh=2、垂直方向の分解階数nv=2、時間方向の分解階数nt=1とする。
4Kテレビジョンは、水平画素数が3840(又は4096)画素、標準視距離1.5Hにおける視野角が約60度であるため、最大空間周波数は64画素/度となり、単位をサイクル/度に変換すると約30サイクル/度となる。また、垂直画素数が2160画素、標準視距離1.5Hにおける視野角が約40度であるため、最大空間周波数は54画素/度となり、単位をサイクル/度に変換すると約30サイクル/度となる。
最大空間周波数が30サイクル/度の画像を空間方向に2階ウェーブレット分解すると、分解階数nh=1,nv=1の空間周波数帯域(LH1,HL1,HH1)は15〜30サイクル/度となるため、その代表値を22.5サイクル/度とする。また、分解階数nh=2,nv=2のうちの空間高周波数帯域(LH2,HL2,HH2)は7.5〜15サイクル/度となるため、その代表値を11.25サイクル/度とする。また、分解階数nh=2,nv=2のうちの空間低周波数帯域(LL2)は0〜7.5サイクル/度となるため、その代表値を3.75サイクル/度とする。
フレームレート変換映像のフレームレートは24フレーム/秒から60フレーム/秒に変換されており、単位をサイクル/秒に変換すると、最大時間周波数が12サイクル/秒から30サイクル/秒への変換となる。
最大時間周波数が12サイクル/秒の画像を時間方向に1階ウェーブレット分解すると、時間高周波数帯域(H1)は6〜12サイクル/秒となり、時間低周波数帯域(L1)は0〜6サイクル/秒となる。また、最大時間周波数が30サイクル/秒の画像を時間方向に1階ウェーブレット分解すると、時間高周波数帯域(H1)は15〜30サイクル/秒となり、時間低周波数帯域(L1)は0〜15サイクル/秒となる。つまり、本実施例のフレームレート変換は、時間高周波数帯域(H1)については代表値が9サイクル/秒から22.5サイクル/秒への変換となり、時間低周波数帯域(L1)については代表値が3サイクル/秒から7.5サイクル/秒への変換となる。
コントラスト補正部12は、時空間コントラスト感度特性より、フレームレート変換前後の時間周波数についてそれぞれ、時空間周波数帯域分割画像の各周波数帯域のコントラスト感度(CS:Contrast Sensitivity)を求める。
時間高周波数帯域(H1)における、各空間周波数帯域のコントラスト感度は、9サイクル/秒から22.5サイクル/秒へフレームレートを変換したとして図4を参照すると、以下のようになる。水平・垂直方向の分解階数nh=1,nv=1の空間周波数帯域(LH1,HL1,HH1)は、コントラスト感度が6から1になる。水平・垂直方向の分解階数nh=2,nv=2のうちの空間高周波数帯域(LH1,HL1,HH1)は、コントラスト感度が26から3になる。水平・垂直方向の分解階数nh=2,nv=2のうちの空間低周波数帯域(LL2)は、コントラスト感度が90から12になる。
また、時間低周波数帯域(L1)における、各空間周波数帯域のコントラスト感度は、3サイクル/秒から7.5サイクル/秒へフレームレートを変換したとして図4を参照すると、以下のようになる。水平・垂直方向の分解階数nh=1,nv=1の空間周波数帯域(LH1,HL1,HH1)は、コントラスト感度が11から10になる。水平・垂直方向の分解階数nh=2,nv=2のうちの空間高周波数帯域(LH1,HL1,HH1)は、コントラスト感度が50から40になる。水平・垂直方向の分解階数nh=2,nv=2のうちの空間低周波数帯域(LL2)は、コントラスト感度が200から180になる。
補正係数Mは、フレームレート変換後の時間周波数におけるコントラスト感度に対する、フレームレート変換前の時間周波数におけるコントラスト感度の比として求める。これらをまとめると下記の表1のようになる。
Figure 2017191990
コントラスト補正部12は、フレームレート変換映像の各時空間周波数帯域分割画像のコントラストが補正係数倍になるように補正する。なお、時空間最低周波数帯域(L1且つLL2)については、便宜的に直流成分だとみなしてコントラストの補正を行わなくてもよいし、同様に補正を行ってもよい。
コントラスト感度の逆数がコントラスト閾値となり、刺激の検出ができる最低のコントラストとなる。コントラスト補正部12は、各時空間周波数帯域において、コントラスト閾値の変化に応じて補正を行うものである。この補正を行うことで、例えばコントラスト閾値が上昇(コントラスト感度が低下)した場合には、フレームレート変換前にコントラスト差分が知覚されていたが変換後は知覚されなくなったものを知覚されるように補正することができる。また、コントラスト閾値が低下(コントラスト感度が上昇)した場合には、フレームレート変換前にコントラスト差分が知覚されていなかったが変換後は知覚されるようになったものを知覚されないように補正することができる。
図3は、コントラスト補正処理に用いるコントラスト補正関数y=f(x)を示す図であり、横軸xはコントラスト補正前の要素の絶対値を示し、縦軸yはコントラスト補正後の要素の絶対値を示す。最大絶対値と最小絶対値の平均値Lave=(Lmax+Lmin)/2を一定に保ったままコントラストを補正係数倍に変換すると、コントラスト変換後の要素の最大絶対値L’maxはLave+(Lmax−Lave)×Mとなり、コントラスト変換後の要素の最小絶対値L’minはLave−(Lave−Lmin)×Mとなる。コントラスト補正部12は、コントラスト補正関数に従ってコントラストを変換した後、コントラスト変換前の要素の値と同一の正負の符号を付す。また、コントラスト変換後の要素の値がその下限値又は上限値を超える場合は、下限値又は上限値でクリップする。
なお、上述したコントラスト補正装置1として機能させるためにコンピュータを好適に用いることができ、そのようなコンピュータは、コントラスト補正装置1の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを該コンピュータの記憶部に格納しておき、該コンピュータのCPUによってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。なお、このプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録可能である。
上述したように、コントラスト補正装置1、及びコントラスト補正装置1として機能するコンピュータは、フレームレート変換映像の各フレーム画像の時空間周波数帯域を分割して時空間周波数帯域分割画像を生成し、時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎にコントラストを変換前後のフレームレートに基づいて補正して帯域毎コントラスト補正画像を生成し、帯域毎コントラスト補正画像をフレーム画像に逆変換して、コントラストが補正された映像を出力する。かかる構成により、本発明によれば、フレームレート変換映像の主観画質を向上させることが可能となる。
例えば、ある時空間低周波数帯域の変換前コントラスト感度が20、すなわちコントラスト閾値が0.05であり、変換後コントラスト感度は10、すなわち変換後のコントラスト閾値が0.1であるとする。この時空間周波数帯域の要素の絶対値の最大値Lmaxが55であり、要素の絶対値の最小値Lminが45である場合、マイケルソンコントラストは(54−46)/(54+46)=0.08となる。この場合、フレームレート変換前の映像ではコントラストがコントラスト閾値以上であるため知覚されるが、フレームレート変換映像ではコントラストがコントラスト閾値より低いために知覚されなくなる。しかし、コントラスト補正装置1ではコントラスト補正部12により、コントラストを例えば補正係数倍にすると補正後のコントラストが0.16になるため、フレームレート変換映像でもコントラストを知覚することができるようになる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 コントラスト補正装置
11 時空間周波数帯域分割部
12 コントラスト補正部
13 フレーム画像再構成部

Claims (8)

  1. フレームレートが変換されたフレームレート変換映像のコントラストを補正するコントラスト補正装置であって、
    前記フレームレート変換映像の各フレーム画像の時空間周波数帯域を分割して、時空間周波数帯域分割画像を生成する時空間周波数帯域分割部と、
    前記時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎にコントラストを変換前後のフレームレートに基づいて補正して帯域毎コントラスト補正画像を生成するコントラスト補正部と、
    前記帯域毎コントラスト補正画像をフレーム画像に逆変換して、コントラストが補正された映像を出力するフレーム画像再構成部と、
    を備えることを特徴とするコントラスト補正装置。
  2. 前記コントラスト補正部は、前記時空間周波数帯域分割画像の空間周波数帯域毎にコントラストを、前記フレームレートが高く変換された場合には大きくなり、前記フレームレートが低く変換された場合には小さくなるように補正することを特徴とする、請求項1に記載のコントラスト補正装置。
  3. 前記コントラスト補正部は、時間周波数を変化させたときの空間周波数に対する視覚のコントラスト感度を示す時空間コントラスト感度特性に基づき、前記時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎にコントラストを補正することを特徴とする、請求項1又は2に記載のコントラスト補正装置。
  4. 前記コントラスト補正部は、前記時空間周波数帯域分割画像の時空間周波数帯域毎に、前記時空間コントラスト感度特性に基づき、フレームレート変換後の時間周波数におけるコントラスト感度に対するフレームレート変換前の時間周波数におけるコントラスト感度の比で表される補正係数を求め、前記空間周波数帯域毎にコントラストを前記補正係数倍になるように補正することを特徴とする、請求項3に記載のコントラスト補正装置。
  5. 前記コントラスト補正部は、空間の異方性を考慮して前記時空間周波数帯域分割画像のコントラストを時空間周波数帯域毎に補正することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のコントラスト補正装置。
  6. 前記時空間周波数帯域分割部は、前記時空間コントラスト感度特性を基準に、水平方向及び垂直方向の分解階数を決定することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のコントラスト補正装置。
  7. 前記時空間周波数帯域分割部は、ウェーブレット分解を用いて各フレーム画像を空間周波数帯域分割画像に分解し、
    前記フレーム画像再構成部は、ウェーブレット再構成を用いて空間周波数帯域分割画像をフレーム画像に逆変換することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のコントラスト補正装置。
  8. コンピュータを、請求項1から7のいずれか一項に記載のコントラスト補正装置として機能させるためのプログラム。
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