JP2020003350A - 漏油検出システムおよび漏油検出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
次に、得られた画像の青色成分に基づき、漏油の有無を診断する。図5は被測定対象物に紫外光を照射して得られた画像のR、G、B成分の強度と紫外光の強度との関係を示すグラフであり、図32は被測定対象物に紫外光を照射して得られた画像のB成分の強度と照度との関係および蛍光のB成分の強度と外乱光(環境ノイズ光)のB成分の強度の比率とを示すグラフである。油入変圧器に用いられる油は、鉱油やエステル油等が一般的である。変圧器の表面に漏れた鉱油やエステル油等に紫外光(中心波長:365nm)を照射して放出される蛍光の中心波長は405nmである。この波長は、カラー撮像機で撮影された場合、青色(B)成分として観察される。
Claims (20)
- 被測定対象物が設置されている環境の照度を測定する環境照度測定装置と、
前記被測定対象物に紫外光を照射する光源と、
前記紫外光の強度を測定する紫外光強度測定装置と、
前記紫外光が照射された前記被測定対象物の画像を取得する撮像機と、
前記環境照度測定装置、前記光源、前記紫外光強度測定装置および前記撮像機を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記環境照度測定装置によって測定された前記環境の照度が基準値以上である場合、前記環境の照度に影響されない手段を用いて前記被測定対象物の漏油の有無を診断することを特徴とする漏油検出システム。 - 前記環境の照度に影響されない手段は、前記撮像機で取得された前記被測定対象物の画像の青色成分に基づいて前記被測定対象物の漏油の有無を診断することを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。
- 前記環境の照度に影響されない手段は、前記被測定対象物の漏油が付着している部位の画像の画素から青色成分の強度IB1の紫外光強度に対する変化率KB1と、前記被測定対象物の漏油が付着していない部位の画像の画素から青色成分の強度IB2の紫外光強度に対する変化率KB2とを算出し、
前記KB1と前記KB2の比率KB1/KB2または所定の紫外光強度での前記KB1と前記KB2の差分KB1−KB2から前記被測定対象物の漏油の有無を判断することを特徴とする請求項2に記載の漏油検出システム。 - 前記環境の照度に影響されない手段は、前記被測定対象物の漏油が付着している部位の画像の画素から所定の紫外光強度を照射した時の青色成分の強度IB1、緑色成分の強度IG1および赤色成分の強度IR1を算出し、前記被測定対象物の漏油が付着していない部位の画像の画素から青色成分の強度IB2、緑色成分の強度IG2および赤色成分の強度IR2を算出し、
前記IB1と前記IG1の比率IB1/IG1、前記IB1と前記IR1の比率IB1/IR1、前記IB2と前記IG2の比率IB2/IG2、前記IB2と前記IR2の比率IB2/IR2、前記IB1と前記IB2の比率IB1/IB2、前記IB1と前記IG1の差分IB1−IG1、前記IB1と前記IR1の差分IB1−IR1、前記IB2と前記IG2の差分IB2−IG2、前記IB2と前記IR2の差分IB2−IR2または前記IB1と前記IB2の差分IB1−IB2から前記被測定対象物の漏油の有無を判断することを特徴とする請求項2に記載の漏油検出システム。 - 前記環境の照度に影響されない手段は、前記被測定対象物の漏油が付着している部位の画像の画素から青色成分の強度IB1の前記環境の照度に対する変化率KB1´と、前記被測定対象物の漏油が付着していない部位の画像の画素から青色成分の強度IB2の前記環境の照度に対する変化率KB2´とを算出し、
前記KB1´と前記KB2´の比率KB1´/KB2´または前記KB1´と前記KB2´の差分KB1´−KB2´から前記被測定対象物の漏油の有無を判断することを特徴とする請求項2に記載の漏油検出システム。 - 前記環境の照度に影響されない手段は、前記環境の照度を低くする手段を有することを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。
- 前記光源および前記撮像機が収納された箱を有し、
前記環境の照度を低くする手段は、前記被測定対象物の測定部位を含む表面を前記箱で覆うことを特徴とする請求項6に記載の漏油検出システム。 - 前記箱に伸縮自在な棒が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の漏油検出システム。
- 前記環境の照度を低くする手段は、作業員または前記漏油検出システムを構成する機器によって、前記被測定対象物の測定部位を含む表面に影を作ることを特徴とする請求項6に記載の漏油検出システム。
- 前記環境の照度に影響されない手段は、前記光源からの紫外光の強度を、紫外光反射凹面鏡または紫外光透過凸レンズによって高めることを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。
- 前記光源は太陽であり、前記太陽と前記被測定対象物との間に光フィルターが設けられており、前記太陽の光が前記光フィルターを通って紫外光として前記被測定対象物に照射されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の漏油検出システム。
- 前記光源は太陽であり、前記箱の表面に光フィルターが設けられており、前記太陽の光が前記光フィルターを通って紫外光として前記被測定対象物に照射されることを特徴とする請求項7に記載の漏油検出システム。
- 前記光源はLEDライトであり、前記光源と前記被測定対象物との間に光フィルターが設けられ、前記光源の光が前記光フィルターを通って紫外光として前記被測定対象物に照射されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の漏油検出システム。
- 前記被測定対象物と前記撮像機との間に中心波長が405nm光フィルターが設けられ、前記被測定対象物から放出される蛍光が前記被測定対象物と前記撮像機との間の前記光フィルターを通って前記撮像機に入射することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の漏油検出システム。
- 前記被測定対象物の油または前記被測定対象物の表面に蛍光の強度を増加させる材料が含まれていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の漏油検出システム。
- 前記環境の照度に影響されない手段は、前記紫外光が前記被測定対象物に照射された際の干渉縞を観測することによって前記被測定対象物の漏油の有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。
- 前記光源に信号発生器が設けられ、前記信号発生器によって前記光源からパルス光が生成され、
前記環境の照度に影響されない手段は、前記被測定対象物にパルス光を照射した際の前記被測定対象物の温度変化によって漏油の有無を診断することを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。 - 前記光源に信号発生器が設けられ、前記信号発生器によって前記光源からパルス光が生成され、
前記環境の照度に影響されない手段は、前記被測定対象物にパルス光を照射した際の前記撮像機で取得された画像から、青色成分と時間との関係をグラフとし、前記青色成分の強度の時間変化と、前記パルス光の強度の時間変化とを比較して漏油の有無を診断することを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。 - 臭気測定装置をさらに備え、
前記環境の照度に影響されない手段は、前記臭気測定装置で測定された臭気から漏油の有無を診断することを特徴とする請求項1に記載の漏油検出システム。 - 被測定対象物が設置されている環境の照度を測定する工程と、
前記被測定対象物に紫外光を照射し、前記紫外光が照射された前記被測定対象物の画像を撮像機によって取得する工程と、
前記紫外光の強度を測定する工程とを有し、
前記環境の照度が基準値以上である場合、前記環境の照度に影響されない手段を用いて前記被測定対象物の漏油の有無を診断することを特徴とする漏油検出方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112229584A (zh) * | 2020-08-24 | 2021-01-15 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 一种船舶供油作业溢油监测方法及监测装置 |
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2018
- 2018-06-28 JP JP2018123265A patent/JP6993940B2/ja active Active
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