JP2020003040A - ホールプラグ - Google Patents
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Abstract
Description
各種のホールプラグを所定部材の孔に取付けた場合に、シールフランジ部に、応力がどのように付与されているかを測定した。
図1〜5に示すホールプラグと同様の形状をなす、実施例のホールプラグを作製した。そのシールフランジ部50の薄肉部57の厚さT1は0.51mmであり、同シールフランジ部50の最大厚さT2は1.34mmである。
図6(a)に示すように、実施例のホールプラグとはシールフランジ部の形状が異なり、それ以外は同様の構造をなした、比較例1のホールプラグを作製した。シールフランジ部100は、外側壁部35の端部35bから斜め外方に向けて傘状をなすように、一定の厚さTで延出しており、その厚さTは0.80mmである。
図6(b)に示すように、実施例のホールプラグとはシールフランジ部の形状が異なり、それ以外は同様の構造をなした、比較例2のホールプラグを作製した。シールフランジ部200は、外側壁部35の端部35bから斜め外方に向けて第1フランジ部210が延出すると共に、角度変化部220を介して、その先端から更に第2フランジ部230が斜め外方に延出しているが、実施例のホールプラグとは異なり、角度変化部220に薄肉部がない構造となっている。また、第1フランジ部210、角度変化部220、第2フランジ部230は、同一の厚さTで形成されており、その厚さTは1.00mmである。
実施例及び比較例1,2を所定部材の孔に取付けた状態で、80℃の高温雰囲気下で200時間の熱負荷を与え、その場合における各シールフランジ部への応力分布について、周知の解析ソフトを用いて測定した。なお、所定部材の板厚は1.8mmであり、孔の内径は29.8mmである。図7には実施例の結果が示されており、図8には比較例1の結果が示されており、図9には比較例2の結果が示されている。なお、各図7〜9において、「MX」とは、シールフランジ部に付与される応力の最大値を意味しており、各図の左上欄の「SMX」にその具体的な数値が記載されている。
図10に示すように、底部パネル310に孔320を形成した水槽300内に水を充填しておき、前記孔320に実施例及び比較例1のホールプラグを、シールフランジ部が下向きとなるように取付けた。水槽300に充填される水の、底部パネル310からの高さは100mmである。また、水槽300の底部パネル310の板厚、及び、孔320の内径は、下記表に示すものとなっている。そして、80℃の高温雰囲気下で200時間の熱負荷を与え、実施例及び比較例1のホールプラグを、上記状態で10分間保持して、孔320からの水の漏れがあるかどうかについて測定した。その結果を下記表1に示す。
5 孔
10 ホールプラグ(プラグ)
30 本体部
31 閉塞部
33 内側壁部
35 外側壁部
39 係合部
50 シールフランジ部(フランジ部)
51 第1フランジ部
53 第2フランジ部
55 角度変化部
57 薄肉部
67 先端部
69,71 曲面部
Claims (5)
- 所定部材に設けられた孔を閉塞するためのホールプラグであって、
前記孔に挿入される本体部と、前記孔の表側周縁に当接するシールフランジ部とを有しており、
前記本体部は、閉塞部と、
該閉塞部の周縁から、前記本体部の前記孔への挿入方向に延出する筒状の内側壁部と、
該内側壁部の、前記挿入方向側の端部から外側に折り返されて、前記挿入方向とは逆方向に延出し、前記内側壁部を囲むように配置され、外周に前記孔に係合する係合部を有する筒状の外側壁部とを有し、
前記シールフランジ部は、前記外側壁部の、前記挿入方向とは逆方向側の端部から外径方向に延出する第1フランジ部と、
該第1フランジ部の先端に角度変化部を介して連設され、該第1フランジ部に対して前記挿入方向側に傾いて更に延出する第2フランジ部とを有し、
前記角度変化部に、前記シールフランジ部の外面の法線方向における厚さが最も薄い薄肉部が設けられていることを特徴とするホールプラグ。 - 前記第1フランジ部は、前記本体部の軸心に対して鋭角をなすように、前記挿入方向側に傾斜して延出されている請求項1記載のホールプラグ。
- 前記第1フランジ部は、前記外側壁部の前記挿入方向とは逆方向側の端部から外径方向に向けて次第に肉薄となって前記角度変化部に至り、前記第2フランジ部は、前記角度変化部から外径方向に向けて次第に肉厚となるように延出している請求項1又は2記載のホールプラグ。
- 前記角度変化部の外面及び内面に、曲面部がそれぞれ設けられており、
前記内面側の曲面部の、前記本体部の軸心を通る縦断面における曲線長さが、前記外面側の曲面部の、前記本体部の軸心を通る縦断面における曲面長さよりも、長くなるように形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のホールプラグ。 - 前記第2フランジ部の内面の、前記本体部の軸心に対する角度が、同第2フランジ部の外面の、前記本体部の軸心に対する角度よりも小さくなるように設けられており、
前記第2フランジ部の内面側における先端部がR状をなし、該先端部が前記孔の表側周縁に当接するように構成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載のホールプラグ。
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JP2018124717A JP7125869B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | ホールプラグ |
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JP2018124717A JP7125869B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | ホールプラグ |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011121575A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-23 | Nifco Inc | 自動車用の閉塞栓 |
WO2012014531A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 株式会社パイオラックス | ホールプラグ |
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2018
- 2018-06-29 JP JP2018124717A patent/JP7125869B2/ja active Active
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JP2011121575A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-23 | Nifco Inc | 自動車用の閉塞栓 |
WO2012014531A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 株式会社パイオラックス | ホールプラグ |
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JP7125869B2 (ja) | 2022-08-25 |
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