JP2020003027A - 軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度分解能が高く、かつ応答性が良く回転輪の温度検出を行なうことが可能な軸受装置を提供する。【解決手段】軸受装置1は、主軸4を支持する軸受5と、軸受5に隣接して配置される間座6とを備える。軸受5は、内輪5i、外輪5g、転動体T、および保持器Rtを含む。間座6は、外輪5gに隣接する外輪間座6gと、内輪5iに隣接する内輪間座6iと、内輪間座6iに配置され、温度を測定する温度センサ14と、内輪間座6iに配置され、温度センサ14の検出した温度を含む信号を送信する信号送信機15と、外輪間座6gに配置され、信号送信機15から非接触で信号を受信する信号受信機16とを備える。【選択図】図1
Description
この発明は、工作機械の主軸スピンドルなどに使用される軸受装置に関する。
工作機械のスピンドル装置では、軸受の異常を未然に防ぐために、軸受に異常が起こる前にその予兆を検出することが要求されている。工作機械のスピンドルを高速回転させると、軸受の発熱により軸受周りの温度が上昇し、機械部品が熱膨張する。機械部品の熱膨張により軸受の予圧が上昇すると軸受荷重が増加し、軸受の発熱が増加し、軸受の焼き付きが発生する原因となる。
この軸受の異常を検出するために、回転している軸受の軌道輪の温度を非接触温度センサで検出している例がある。
特開2012−37013号公報(特許文献1)には、内輪間座に当接する内輪端面と、内輪外周面との角部に面取り状の被検出面を設け、外輪間座に、被検出面の温度を非接触で測定する非接触温度センサを設け、内輪の温度を非接触で測定するようにした軸受装置が開示されている。
特開2012−37013号公報(特許文献1)に開示された軸受装置の構造では、軸受の内輪外周面に面取り加工を行っているため、標準軸受を使うことができず、軸受部分の価格が高くなる。また、非接触温度センサとして焦電型赤外センサやサーモパイルなどの赤外線温度センサを用いているが、軸受内輪の外周面に設けた面取り部は金属面のため、赤外線放射率が低く、温度検出感度が低くなることが想定される。また、赤外線温度センサは温度検出分解能や応答性が低いため、軸受の焼き付き等の異常を早く予知するには、応答性や分解能が課題になる。赤外線温度センサは、センサ自身の温度と測定対象物の温度範囲によって測定分解能が異なるため、使用状況によっては希望する温度分解能が得られない場合も想定される。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、温度分解能が高く、かつ応答性が良く回転輪の温度検出を行なうことが可能な軸受装置を提供することである。
本開示の軸受装置は、回転軸を支持する軸受と、軸受に隣接して配置される間座とを備える。軸受は、内輪、外輪、および転動体を含む。間座は、外輪に隣接する外輪間座と、内輪に隣接する内輪間座と、内輪間座に配置され、温度を測定する温度センサと、内輪間座に配置され、温度センサの検出した温度を含む信号を送信する信号送信機と、外輪間座に配置され、信号送信機から非接触で信号を受信する信号受信機とを備える。
好ましくは、軸受装置は、外輪間座に配置され、電力を送電する送電部と、内輪間座に配置され、送電部から非接触で電力を受電し、信号送信機に受電した電力を供給する受電部とをさらに備える。
より好ましくは、軸受装置は、内輪間座に配置され、温度センサと受電部と信号送信機とが搭載された配線基板をさらに備える。
好ましくは、信号送信機は、内輪間座の外周面に配置され、信号受信機は、外周面に対向する外輪間座の内周面に配置される。
本発明によれば、軸受装置において、温度分解能が高く、かつ応答性が良く回転輪の温度検出を行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1の軸受装置の構成を示す断面図である。軸受装置1は、たとえば、工作機械のビルトインモータ方式のスピンドル装置に応用される。この場合、軸受装置1で支持されている主軸4の一方端側には図示しないモータが組み込まれ、他方端にはエンドミル等の切削工具が接続される。なお、図1に示す軸受装置1の構造は、回転中心軸O−Oを中心として上下対称であるが、回転中心軸O−Oより下の部分は図示を省略している。
図1は、実施の形態1の軸受装置の構成を示す断面図である。軸受装置1は、たとえば、工作機械のビルトインモータ方式のスピンドル装置に応用される。この場合、軸受装置1で支持されている主軸4の一方端側には図示しないモータが組み込まれ、他方端にはエンドミル等の切削工具が接続される。なお、図1に示す軸受装置1の構造は、回転中心軸O−Oを中心として上下対称であるが、回転中心軸O−Oより下の部分は図示を省略している。
軸受装置1は、主軸4を支持する軸受5と、軸受5に隣接して配置される間座6とを備える。軸受5は、内輪5i、外輪5g、転動体T、および保持器Rtを含む。間座6は、外輪5gに隣接する外輪間座6gと、内輪5iに隣接する内輪間座6iと、温度センサ14と、信号送信機15と、信号受信機16とを備える。
温度センサ14は、内輪間座6iに配置され、内輪5iの温度を測定する。信号送信機15は、内輪間座6iに配置され、温度センサ14の検出した温度を含む信号を送信する。信号受信機16は、外輪間座6gに配置され、信号送信機15から非接触で信号を受信する。
軸受装置1は、外筒2の内径部に埋設されたハウジング3に複数の軸受5を用いて主軸4を回転自在に支持する。軸方向に離隔した複数の軸受5は、主軸4に締まり嵌め状態で嵌合される。
2つの内輪5i−5i間に内輪間座6iが挟持され、また、2つの外輪5g−5g間に外輪間座6gが挟持されている。各軸受5は、内輪5iと外輪5gの間に複数の転動体Tが配置された転がり軸受である。複数の転動体Tは保持器Rtによって間隔が保持されている。軸受5は、軸方向の予圧を付与することが可能な軸受であり、アンギュラ玉軸受、深溝玉軸受、またはテーパころ軸受等が用いられる。図示の例ではアンギュラ玉軸受が用いられ、2個の軸受5が背面組合せで設置されている。
ハウジング3には冷却媒体流路Gが形成される。ハウジング3と外筒2との間に冷却媒体を流すことにより、軸受装置1を冷却することができる。
組立時には、図1における右側の軸受5の外輪5g右側はハウジング3に設けた段差部3aに押し当てられ、その後、間座6、左側の軸受5の順でハウジングに嵌め込まれる。左側の軸受5の外輪5g左端には、前蓋12が取り付けられる。前蓋12によって、間座6と2つの軸受5はハウジング3からの脱落が防止される。
ナット10を締め付けることにより一方の軸受5の内輪5iの端面に力が作用し、間座9を介して内輪5iが内輪間座6iに向けて移動する。この力は、内輪5i、転動体T、外輪5gと伝わり右の軸受5に予圧を与えるとともに、外輪5gから外輪間座6gにも伝わる。外輪間座6gから右側の外輪5gには、押す力が作用し、この力は、左側の軸受5において、外輪5g、転動体T、内輪5iへと伝わり、左側の軸受5にも予圧を与える。内輪5iの移動量は、たとえば外輪間座6gと内輪間座6iの幅の寸法差によって定まる。この移動量に応じて軸受5に予圧が付与される。2つの軸受5のうち一方の近傍に、軸方向に離隔して図示しないモータが配置されている。
温度センサ13は、外輪5gの端面に外輪間座6gが当接する当接部近傍において外輪間座6gに配置され、外輪5gの温度を測定する。また、温度センサ14は、内輪5iと内輪間座6iとが当接する当接部近傍において内輪間座6iに配置され、内輪5iの温度を測定する。
図2は、信号送信機および信号受信機の配置を説明するための断面図である。図1、図2を参照して、信号送信機15は、内輪間座6iの外周面に配置され、信号受信機16は、外輪間座6gの内周面に配置される。また、信号受信機16は、外輪間座6gの内周面の信号送信機15と非接触で対向する位置に配置される。非接触通信によって、温度センサ14で計測された内輪温度を含む情報が信号送信機15から信号受信機16に送られる。
好ましくは、信号送信機15で使用される電力は、非接触給電によって信号受信機16から信号送信機15に供給される。
信号送信機15と信号受信機16との間では、外輪間座6g側から内輪間座6i側に向けて非接触給電が行なわれ、内輪間座6i側から外輪間座6g側に向けて非接触通信により温度センサ14の温度データが送信される。ただし、主軸4の回転に伴い、信号送信機15と信号受信機16とは相対回転するため、非接触給電と非接触通信が途切れないようにする必要がある。
たとえば、信号送信機15は、フレキシブル基板を使用して構成され、内輪間座6iの外周面に180°より大きく巻き付けて固定され、フレキシブル基板を保護する樹脂モールド処理が行なわれる。同様に、信号受信機16は、フレキシブル基板を使用して構成され、外輪間座6gの外周面に180°より大きく巻き付けて固定され、フレキシブル基板を保護する樹脂モールド処理が行なわれる。
信号送信機15と信号受信機16は、各固定周面に180°より大きく存在するため、主軸4が回転しても必ず少なくとも一部が重複することになり、非接触給電と非接触通信が途切れないようにすることができる。なお、信号送信機15と信号受信機16が各々配置される角度範囲は必ずしも同じでなくてもよい。たとえば一方が170°、他方が200°のように合計の角度が360°を超えれば良い。また、送電効率や通信効率は下がるが、配置の角度範囲の合計が360°未満であっても、主軸の回転によって定期的に重なる部分があれば、非接触給電と非接触通信は可能である。
軸受装置1では、回転側の温度を精度の良い接触式温度センサなどの温度センサ14で計測し、非接触通信で固定側に送信する。金属筐体中での無線通信は困難な点もあるが、図2に示す例では常時一部が対向する送受電部があるので、通信および送電にも使いやすい。
図3は、実施の形態1における信号送信機および信号受信機の構成を示す図である。信号送信機15は、電力受信部17と、センサ信号送信部18と、これらを搭載する配線基板35とを含む。配線基板35は、好ましくは、図2の信号送信機15の形状に示されるように曲げることが可能に構成される。信号送信機15は、内輪間座6iに実装した温度センサ14を含むセンサ部19とセンサ信号送信部18とに電力受信部17で得た電力を供給する。センサ部19の温度センサ14で検出された温度の信号は、センサ信号送信部18によって信号受信機16に送信される。
信号受信機16は、給電電力送信部20と、センサ信号受信部21と、これらを搭載する配線基板36とを含む。配線基板36は、好ましくは、図2の信号受信機16の形状に示されるように曲げることが可能に構成される。信号受信機16は、温度センサ13のセンサ信号と受信した温度センサ14の各センサ信号とを、ケーブルCBで送信しやすい信号に変換して、ケーブルCBを介して外部機器100に送る。なお、外部機器からは、信号受信機16に電源電圧が供給される。
以上図1〜図3に示すように、軸受装置1は、外輪間座6gに配置され、電力を送電する給電電力送信部20と、内輪間座6iに配置され、給電電力送信部20から非接触で電力を受電し、センサ信号送信部18に受電した電力を供給する電力受信部17とをさらに備える。
給電電力送信部20から電力受信部17には非接触で電力が供給される。電力の送電は、無線によるものであっても、また光波、赤外線、超音波によるもの、あるいは磁気結合により行なうものであっても良く、方式は限定されない。
温度センサ13、温度センサ14としては、半導体温度センサ、熱電対、薄膜温度センサなどを用いることができる。たとえば、CMOSタイプの半導体温度センサの中から高精度品を選択すれば、0.1℃前後の高精度で測定が可能である。また、信号送信機15と信号受信機16との間で行なわれる非接触給電と非接触通信によって、回転する内輪5i近傍の温度を直接測定し、測定結果を外部に取り出すことができる。
接触式の温度センサは、特開2012−37013号公報(特許文献1)で用いられているような非接触温度センサと比べて高精度で測定可能なものがあり、応答時間も短い。本実施の形態によれば、回転する内輪5i近傍の温度を直接接触式の温度センサ14によって測定し、この測定結果を外部に取り出すことができる。このため、軸受の内輪温度と外輪温度と、スピンドルの回転状況から軸受の予圧を早く推定することができる。
内輪5iと外輪5gの温度差と、スピンドルの回転状況から軸受5の予圧を推定し、軸受5の焼き付き予兆を早期に判定することができれば、たとえば、切削中止、スピンドルの回転速度減速、冷却パワーアップなどの対策工程に移行して焼き付きを防止することも可能である。
以上説明したように、実施の形態1の軸受装置1では、軸受の内輪5i−5i間に挿入される内輪間座6iと内輪5iとが接触する近傍に接触式温度センサ(温度センサIC)14を配置する。外輪間座6gと内輪間座6iには、それぞれ非接触で給電を行なう給電電力送信部20と電力受信部17とが対向するように配置される。また、外輪間座6gと内輪間座6iには、非接触で通信を行なうセンサ信号受信部21とセンサ信号送信部18とが対向するように配置される。このような構成とすることによって、内輪間座6iに配置した温度センサ14の温度情報(内輪近傍温度)を非接触で外輪間座側(固定側)に送信することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、温度センサ13と温度センサ14は、信号送信機15や信号受信機16とは分離されたセンサ部19,22に配置され、有線で接続される構成としたが、これらを有線で配線するのは組立に工数がかかる。実施の形態2では、図4、図5に示すように、センサ部19,22を信号送信機15A、信号受信機16Aに内蔵し、組立を容易にした。
実施の形態1では、温度センサ13と温度センサ14は、信号送信機15や信号受信機16とは分離されたセンサ部19,22に配置され、有線で接続される構成としたが、これらを有線で配線するのは組立に工数がかかる。実施の形態2では、図4、図5に示すように、センサ部19,22を信号送信機15A、信号受信機16Aに内蔵し、組立を容易にした。
図4は、実施の形態2に係る軸受装置1Aの構成を示す断面図である。図5は、実施の形態2における信号送信機15Aおよび信号受信機16Aの構成を示す図である。図4、図5では、温度センサ13を含むセンサ部22は、信号受信機16Aの内部に配置され、温度センサ14を含むセンサ部19は、信号送信機15Aの内部に配置される。
信号送信機15Aは、電力受信部17と、センサ信号送信部18と、温度センサ14と、これらを搭載する配線基板35Aとを含む。配線基板35Aは、好ましくは、図2の信号送信機15の形状に示されるように曲げることが可能に構成される。
信号受信機16Aは、給電電力送信部20と、センサ信号受信部21と、温度センサ13と、これらを搭載する配線基板36Aとを含む。配線基板36Aは、好ましくは、図2の信号受信機16の形状に示されるように曲げることが可能に構成される。
図4、図5に示した例では温度センサ13は中央部に1個配置としたが、いずれか一方の外輪5gの近傍に温度センサ13を配置してもよい。または、左右の外輪5gの近傍のそれぞれに2個の温度センサ13を配置してもよい。図6は、実施の形態2の変形例に係る軸受装置の構成を示す断面図である。図7は、実施の形態2の変形例における信号送信機および信号受信機の構成を示す図である。図6に示すように、配線基板35Bの幅を内輪間座6iの幅近くまで広げて、その両端部に温度センサ14を配置し、配線基板36Bの幅を外輪間座6gの幅近くまで広げて、その両端部に温度センサ13を配置する。このようにすれば、間座6の幅が広い場合であっても、軸受5の内輪5i、外輪5gの温度を正確に測定できる。
以上説明したように、実施の形態2の軸受装置では、温度センサ14は、信号送信機15Aまたは15Bの内部に配置され、温度センサ13は、信号受信機16Aまたは16Bの内部に配置される。このため、温度センサを配線基板に接続するケーブルを省略することができ、組立工数を削減することができる。
また、内輪間座6iに実装した温度センサ14に対して、外輪間座6g側から非接触で電力供給を行い、また、温度センサ14の温度データを外輪間座6g側に非接触で送信することで、回転している軸受5の内輪5i近傍の温度を精度良く測定することが可能となる。
さらに、軸受5の内輪5i温度と外輪5g温度と、スピンドルの回転状況から軸受5の予圧を推定し、推定した予圧を軸受5の焼き付きを防止するのに利用することができる。この場合、軸受5の内輪5iと外輪5gの温度差を検出する必要があるが、温度差を高精度で測定できるため、予圧上昇に伴う異常発熱を早期に把握し、軸受5が焼付かないように軸受装置1Aを制御することができる。
さらに、非接触型の温度センサを使用する場合と異なり、内輪を面取り加工する必要が無いので標準型の軸受5を使用できるため、軸受装置を安価に製作することができる。また、内輪5iと外輪5gとも接触型の温度センサ13、14を使用するため、測定精度や応答性が良好である。
なお、実施の形態1,2では、2個の軸受5を背面組合せとしたが、正面組合せであってもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 軸受装置、2 外筒、3 ハウジング、3a 段差部、4 主軸、5 軸受、5g 外輪、5i 内輪、6,9 間座、6g 外輪間座、6i 内輪間座、10 ナット、12 前蓋、12a 肩、13,14,IC 温度センサ、15,15A 信号送信機、16,16A 信号受信機、17 電力受信部、18 センサ信号送信部、19,22 センサ部、20 給電電力送信部、21 センサ信号受信部、35,35A,35B,36,36A,36B 配線基板、100 外部機器、CB ケーブル、G 流路、Rt 保持器、T 転動体。
Claims (4)
- 回転軸を支持する軸受と、
前記軸受に隣接して配置される間座とを備え、
前記軸受は、内輪、外輪、および転動体を含み、
前記間座は、
前記外輪に隣接する外輪間座と、
前記内輪に隣接する内輪間座と、
前記内輪間座に配置され、温度を測定する温度センサと、
前記内輪間座に配置され、前記温度センサの検出した温度を含む信号を送信する信号送信機と、
前記外輪間座に配置され、前記信号送信機から非接触で前記信号を受信する信号受信機とを備える、軸受装置。 - 前記外輪間座に配置され、電力を送電する送電部と、
前記内輪間座に配置され、前記送電部から非接触で電力を受電し、前記信号送信機に受電した電力を供給する受電部とをさらに備える、請求項1に記載の軸受装置。 - 前記内輪間座に配置され、前記温度センサと前記受電部と前記信号送信機とが搭載された配線基板をさらに備える、請求項2に記載の軸受装置。
- 前記信号送信機は、前記内輪間座の外周面に配置され、
前記信号受信機は、前記外周面に対向する前記外輪間座の内周面に配置される、請求項1に記載の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124251A JP2020003027A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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2018
- 2018-06-29 JP JP2018124251A patent/JP2020003027A/ja active Pending
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