JP2020003007A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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真一 木原
Shinichi Kihara
真一 木原
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【課題】摩擦パッドのスライド性の確保とクランク音の抑制を図る。【解決手段】キャリパブラケット3に形成したパッドガイド溝3dに、摩擦パッド6の耳片6bをパッドリテーナ10を介して支承する。摩擦パッド6に、摩擦パッド6をディスク回出側に押圧するパッド押圧スプリング11を取り付ける。キャリパ支持腕3aに、取付面3hを有するパッドリテーナ取付部3iを形成する。パッドリテーナ10は、パッドガイド溝3dに装着するリテーナ部10aと、リテーナ部10aのディスク半径方向外側の端部からディスク半径方向外側に延出する延出片10hと取付面3hに弾接する弾接片10iとを有する取付部10bとを備え、延出片10hに、パッドリテーナ取付部側に突出し、パッドリテーナ取付部3iに弾接する突片10jを形成する。パッド押圧スプリング11を、突片10jを介してパッドリテーナ取付部3iに当接させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ディスクブレーキに関し、詳しくは、摩擦パッドの移動をガイドするパッドリテーナと、摩擦パッドをディスク回出側に押圧して、打音となるクランク音の発生を抑制するパッド押圧スプリングとを備えた車両用ディスクブレーキに関する。
従来、車両用ディスクブレーキでは、車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕に、ディスク半径方向外側面とディスク半径方向内側面と当該両側面を結ぶ対向面とを有するコ字状のパッドガイド溝を対向して設け、ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの両側部にそれぞれ突設した耳片をパッドリテーナを介してパッドガイド溝にそれぞれ支承させ、摩擦パッドを良好にスライドさせるとともに、摩擦パッドの車両前進時におけるディスク回入側に、キャリパ支持腕に当接して摩擦パッドをディスク回出側に押圧するパッド押圧スプリングを取り付け、走行振動等により摩擦パッドがトルク受け面に衝突して打音となるクランク音の発生を抑制したものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2015−10624号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、パッドリテーナのコ字状のリテーナ部がコ字状のパッドガイド溝に装着されるとともに、摩擦パッドのディスク回入側の耳片に、パッド押圧スプリングが装着され、パッド押圧スプリングのスプリング片がリテーナ部に弾接して摩擦パッドをディスク回出側に押圧しているが、リテーナ部とパッドガイド溝との間に、クリアランスが設定されていることから、スプリング片で押圧されるリテーナ部が変形する虞があった。リテーナ部が変形すると、耳片を保持する姿勢が乱れ、摩擦パッドの保持状態が悪化することから、クランク音やブレーキ鳴きの発生を誘発する虞があった。
そこで本発明は、摩擦パッドの良好なスライド性を確保しながら、摩擦パッドとキャリパブラケットとが衝突して打音となるクランク音の発生を抑制した車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキは、車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕に、ディスク半径方向外側面と、ディスク半径方向内側面と、前記ディスク半径方向外側面と前記ディスク半径方向内側面とを結ぶ対向面とを有するコ字状のパッドガイド溝を対向して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの両側部にそれぞれ突設した耳片をパッドリテーナを介して前記パッドガイド溝にそれぞれ支承させるとともに、前記摩擦パッドの車両前進時におけるディスク回入側に、前記キャリパ支持腕に当接して前記摩擦パッドをディスク回出側に押圧するパッド押圧スプリングを取り付けた車両用ディスクブレーキにおいて、前記キャリパ支持腕は、前記パッドガイド溝のディスク半径方向外側に、前記パッドガイド溝の前記ディスク半径方向外側面と平行方向の取付面を有するパッドリテーナ取付部が形成され、前記パッドリテーナは、前記パッドガイド溝に装着されるコ字状のリテーナ部と、該リテーナ部のディスク半径方向外側の端部からディスク半径方向外側に延出する延出片と前記取付面に弾接する弾接片とを有する取付部とを備え、前記延出片に、パッドリテーナ取付部側に突出する突片を形成し、前記パッド押圧スプリングは、前記摩擦パッドの前記耳片よりもディスク半径方向外側に取り付けられ、前記突片を介して前記パッドリテーナ取付部に当接することを特徴としている。
また、前記突片は、前記パッドリテーナ取付部に対して直交方向に形成されると好適である。さらに、前記突片は、前記パッド押圧スプリングのバネ荷重を受けても変形しない剛性を有すると好ましい。
本発明の車両用ディスクブレーキによれば、パッド押圧スプリングの荷重をパッドリテーナの突片を介して、キャリパ支持腕のパッドリテーナ取付部で受けることから、パッドガイド溝に配置されているパッドリテーナのリテーナ部がパッド押圧スプリングの影響を受けることがない。これにより、パッドリテーナが摩擦パッドの耳片を良好に保持し、耳片のスライド性を確保しながら、パッド押圧スプリングによって摩擦パッドをディスク回出側に押圧してディスク回出側のキャリパ支持腕に押し付け、クランク音の発生を抑制することができる。
また、突片を、パッドリテーナ取付部に対して直交方向に形成したことにより、突片でパッド押圧スプリングの荷重を良好に受けることができる。さらに、突片は、パッド押圧スプリングのバネ荷重を受けても変形しない剛性を有することにより、突片を介してパッド押圧スプリングの荷重をパッドリテーナ取付部で確実に受けることができ、パッドリテーナのリテーナ部の変形を防止でき、摩擦パッドを良好に保持できる。
本発明の一形態例を示す車両用ディスクブレーキの要部背面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの要部平面図である。 同じくパッドリテーナの斜視図である。 同じく車両用ディスクブレーキの断面図である。 本発明の一形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの背面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの平面図である。 図5のVIII-VIII断面図である。
図1乃至図8は本発明の車両用ディスクブレーキの一形態例を示す図で、矢印Aは、車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回出側及びディスク回入側とは車両前進時におけるものとする。
車両用ディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と、該ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3と、該キャリパブラケット3のキャリパ支持腕3a,3aに、一対のスライドピン4,4を介してディスク軸方向に移動可能に支持されるキャリパボディ5と、該キャリパボディ5の作用部5aと反作用部5bの内側で、ディスクロータ2を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド6,6とを備えている。
キャリパボディ5は、ディスクロータ2の両側に配設される前記作用部5a及び反作用部5bと、これらをディスクロータ2の外周を跨いで連結するブリッジ部5cとを備え、作用部5aには、ディスクロータ2側を開口したシリンダ孔5dが設けられている。該シリンダ孔5dにはピストン7が収容され、ピストン7は、シリンダ孔底部の液圧室8に供給される液圧によってシリンダ孔5dをディスク軸方向に移動する。作用部5aの側部には車体取付け腕5e,5eが突設され、各車体取付け腕5eの先端には、前記スライドピン4が取付ボルト9によってそれぞれ突設されている。また、反作用部5bには、反力爪5fが形成されている。
キャリパ支持腕3a,3aは、キャリパブラケット3の両側部から、ブリッジ部5cの両側を挟んでディスクロータ2の外周をディスク軸方向に跨ぎ、ディスクロータ2の他側部で、反作用部5bの側壁に沿ってディスク中心方向に延出し、先端部がタイロッド3bで連結されている。各キャリパ支持腕3aには、スライドピン4を収容するガイド孔3cが形成され、また、双方のキャリパ支持腕3a,3aには、ディスクロータ2のそれぞれの側部で互いに向き合う4つのパッドガイド溝3dが設けられている。
各パッドガイド溝3dは、ディスク半径方向外側面3eと、ディスク半径方向内側面3fと、これら両側面3e,3fを結ぶ対向面3gとを有するコ字状に形成され、各摩擦パッド6は、裏板6aの両側部にそれぞれ突出した耳片6bを、ディスク回入側とディスク回出側のパッドガイド溝3d,3dにそれぞれパッドリテーナ10を介して支承される。また、パッドガイド溝3d,3dのディスク半径方向外側には、ディスク半径方向外側面3eと平行方向の取付面3hを有するパッドリテーナ取付部3i,3iがそれぞれ形成されている。さらに、各キャリパ支持腕3aのパッドガイド溝3dよりもディスク半径方向内側で、且つ、パッドリテーナ取付部3iの内側面3jよりもピストン側には、摩擦パッド6からの制動トルクを受けるトルク受け面3kが設けられている。
パッドリテーナ10は、ディスク回入側又はディスク回出側で、ディスクロータ両側のパッドガイド溝3d,3dに敷設される一対のリテーナ部10a,10aと、キャリパ支持腕3a,3aに取り付けられる取付部10b,10bと、ディスクロータ2の外周を跨いで一対の取付部10b,10bを繋ぐ連結片10cと、リテーナ部10a,10aのディスクブレーキ半径方向内側に延設されるパッドスプリング部10d,10dとを備えている。
各リテーナ部10aは、摩擦パッド6の耳片6bを挟んでディスク半径方向の内外に向き合う内側片10e及び外側片10fと、これら両片10e,10fをパッドガイド溝3dの奥部で繋ぐ奥側片10gとからなっており、外側片10fに前記取付部10bが、内側片10eに前記パッドスプリング部10dがそれぞれ連結されている。
各取付部10bは、外側片10fのキャリパボディ側端部からディスク半径方向外側に延出し、パッドリテーナ取付部3iの内側に配置される延出片10hと、延出片10hの先端から反キャリパボディ側に延出し、パッドリテーナ取付部3iの取付面3hに弾接する弾接片10iとを備え、該弾接片10iと外側片10fとでパッドリテーナ取付部3iを挟持することにより、パッドリテーナ10がパッドリテーナ取付部3iに取り付けられる。延出片10hは、延出片10hの一部を切り抜き、基部が延出片10hと一体の短冊片の先端側を、パッドリテーナ取付部3iの内側面3jに対して直交方向に折り曲げて形成された突片10jを備え、該突片10jの先端を、パッドリテーナ取付部3iの内側面3jに当接させる。
各パッドスプリング部10dは、内側片10eのキャリパボディ側端部からディスク半径方向内側に延出する支持片10kと、該支持片10kの先端から漸次ディスク半径方向外側に傾斜しながらキャリパボディ側へ延出し、摩擦パッド6のディスク半径方向内側面6dに弾接するパッド弾発片10mとを備えている。
また、各内側片10eの反ディスクロータ側と、各外側片10fの反ディスクロータ側と、各奥側片10gの反ディスクロータ側とには、差込みガイド片10nがそれぞれ外開きに設けられており、摩擦パッド6の耳片6bを容易に差し込めるようにしている。さらに、支持片10kの反ディスクロータ側と、延出片10hのディスクロータ側とには、位置決め片10pがそれぞれ設けられている。
各摩擦パッド6は、ディスクロータ2の側面と摺接するライニング6cと、キャリパ支持腕3a,3aに保持される前記裏板6aとを接合して構成され、裏板6aの両側部には、摩擦パッド吊り下げ用の前記耳片6b,6bが突設されている。裏板6aの反ディスクロータ側で、且つ、ディスク回入側には、ディスク回入側の耳片6bよりもディスク半径方向外側に、摩擦パッド6をディスク回出側に押圧するパッド押圧スプリング11が取り付けられている。さらに、裏板6aの反ディスクロータ側で、且つ、両耳片6bよりもディスク半径方向内側には、制動解除時に摩擦パッド6を反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリング12が取り付けられている。
各パッド押圧スプリング11は、裏板6aにカシメ固定される裏板取付部11aと、該裏板取付部11aから反ディスクロータ側に延出する細長片11bを湾曲部11cを介してディスクロータ側へ曲げ戻して形成したパッド押圧部11dとを備え、パッド押圧部11dがパッドリテーナ10の突片10jに弾接し、各摩擦パッド6をディスク回出側に押圧している。また、前記リテーナ10の突片10jは、パッド押圧スプリング11のバネ荷重を受けても変形しない剛性を有している。
各パッド戻しスプリング12は、裏板6aにカシメ固定される裏板取付部12aと、該裏板取付部12aから反ディスクロータ側に延出する細長片12bを湾曲部12cを介してディスクロータ側に曲げ戻して形成したスプリング部12dと、該スプリング部12dの先端に設けられ、キャリパ支持腕3aの反ディスクロータ側面に弾接する弾接部12eとを備えている。
上述のように形成された車両用ディスクブレーキ1では、運転者の制動操作によって、昇圧した作動液が液圧室8に供給されると、ピストン7がシリンダ孔5dを前進して、作用部5a側の摩擦パッド6を、ディスクロータ2の一側面に押圧する。次いで、この反力によって、キャリパボディ5がスライドピン4,4に案内されながら、作用部5a方向へ移動し、反力爪5fが反作用部5b側の摩擦パッド6のライニング6cを、ディスクロータ2の他側面へ押圧する。
この時、各摩擦パッド6の耳片6b,6bは、パッド弾発片10mによってディスク半径方向内側面6dがディスク半径方向外側に押圧された状態で、耳片6bがリテーナ部10a,10aの外側片10f,10fに当接し、該外側片10f,10fに案内されながら、パッドガイド溝3d,3d内を円滑に移動することができる。また、パッド押圧スプリング11のパッド押圧部11dの弾発力により、各摩擦パッド6は、ディスク回出側に押圧され、ディスク回出側のキャリパ支持腕3aに形成されるトルク受け面3kに当接した状態となっていることから、走行振動等により摩擦パッド6がキャリパ支持腕3aに衝突して打音となるクランク音の発生を抑制することができる。
さらに、パッド押圧スプリング11のパッド押圧部11dからの荷重は、パッドリテーナ10の突片10jを介してパッドリテーナ取付部3iで受けることから、パッドガイド溝3dに配置されているパッドリテーナ10のリテーナ部10aがパッド押圧スプリング11の影響を受けることがなく、摩擦パッド6の耳片を良好に保持し、耳片6bのスライド性を確保することができる。また、突片10jは、パッドリテーナ取付部3iの内側面3jに対して直交方向に折り曲げて形成され、さらに、パッド押圧スプリング11のバネ荷重を受けても変形しない剛性を有することから、突片10jを介して、パッド押圧スプリング11の荷重をパッドリテーナ取付部3iで確実に受けることができる。また、突片10jは、延出片10hの一部を切り抜き、基部が延出片10hと一体の短冊片の先端側を、パッドリテーナ取付部3iの内側面3jに対して直交方向に折り曲げて形成されることから、簡単な構造で突片10jを形成することができる。
さらに、制動時にパッド戻しスプリング12は摩擦パッド6の移動に伴って変形し、制動解除時に、パッド戻しスプリング12はスプリング部12dのスプリング力によって初期状態に復帰するとともに、摩擦パッド6を水平方向に引き戻してディスクロータ2の側面から離間させることができ、ライニング6cの偏摩耗を防止できる。
なお、本発明は上述の形態例に限るものではなく、パッド戻しスプリングを備えていなくてもよい。また、パッドリテーナは、パッドスプリング部を備えていないものでも差し支えない。さらに、摩擦パッドは、耳片を備えたものであれば、その他の形状は任意であり、キャリパボディの形状も任意である。
1…車両用ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…キャリパ支持腕、3b…タイロッド、3c…ガイド孔、3d…パッドガイド溝、3e…ディスク半径方向外側面、3f…ディスク半径方向内側面、3g…対向面、3h…取付面、3i…パッドリテーナ取付部、3j…内側面、3k…トルク受け面、4…スライドピン、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5c…ブリッジ部、5d…シリンダ孔、5e…車体取付け腕、5f…反力爪、6…摩擦パッド、6a…裏板、6b…耳片、6c…ライニング、6d…ディスク半径方向内側面、7…ピストン、8…液圧室、9…取付ボルト、10…パッドリテーナ、10a…リテーナ部、10b…取付部、10c…連結片、10d…パッドスプリング部、10e…内側片、10f…外側片、10g…奥側片、10h…延出片、10i…弾接片、10j…突片、10k…支持片、10m…パッド弾発片、10n…差込みガイド片、10p…位置決め片、11…パッド押圧スプリング、11a…裏板取付部、11b…細長片、11c…湾曲部、11d…パッド押圧部、12…パッド戻しスプリング、12a…裏板取付部、12b…細長片、12c…湾曲部、12d…スプリング部、12e…弾接部

Claims (3)

  1. 車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕に、ディスク半径方向外側面と、ディスク半径方向内側面と、前記ディスク半径方向外側面と前記ディスク半径方向内側面とを結ぶ対向面とを有するコ字状のパッドガイド溝を対向して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの両側部にそれぞれ突設した耳片をパッドリテーナを介して前記パッドガイド溝にそれぞれ支承させるとともに、前記摩擦パッドの車両前進時におけるディスク回入側に、前記キャリパ支持腕に当接して前記摩擦パッドをディスク回出側に押圧するパッド押圧スプリングを取り付けた車両用ディスクブレーキにおいて、
    前記キャリパ支持腕は、前記パッドガイド溝のディスク半径方向外側に、前記パッドガイド溝の前記ディスク半径方向外側面と平行方向の取付面を有するパッドリテーナ取付部が形成され、
    前記パッドリテーナは、前記パッドガイド溝に装着されるコ字状のリテーナ部と、該リテーナ部のディスク半径方向外側の端部からディスク半径方向外側に延出する延出片と前記取付面に弾接する弾接片とを有する取付部とを備え、前記延出片に、パッドリテーナ取付部側に突出する突片を形成し、
    前記パッド押圧スプリングは、前記摩擦パッドの前記耳片よりもディスク半径方向外側に取り付けられ、前記突片を介して前記パッドリテーナ取付部に当接することを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記突片は、前記パッドリテーナ取付部に対して直交方向に形成されることを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記突片は、前記パッド押圧スプリングのバネ荷重を受けても変形しない剛性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ディスクブレーキ。
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