JP2020001572A - 灯具制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号線の増加を抑制しつつ、通信線を介した通信に異常が生じた場合であっても灯具を制御できる灯具制御装置を提供すること。【解決手段】灯具ECUは、車両に設けられたバッテリから電源供給されて動作し、車両に設けられた灯具を制御する。灯具ECUは、ボディECUと通信バスを介した通信によって得た点消灯情報に応じて灯具の点消灯を制御する。また、灯具ECUは、通信バスを介した通信の異常である通信異常を判定する(S10)。さらに、灯具ECUは、通信異常と判定している場合、点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧と閾値とを比較して灯具の点消灯を制御する(S12a、S13、S14a、S15)。【選択図】図2

Description

本開示は、移動体に設けられた灯具を制御する灯具制御装置に関する。
従来、特許文献1に開示された車両用ネットワーク制御装置がある。車両用ネットワーク制御装置は、送信側ECUと受信側ECUが通信用バスにより接続される。また、送信側ECUのマイコンとヘッドランプリレーが負荷駆動線で直接接続され、マイコンとストップランプリレーが負荷駆動線で直接接続される。通信用バスが断線した場合には、負荷駆動線によりマイコンから直接ヘッドランプやストップランプを駆動する。
特開平8−34299号公報
特許文献1では、通信用バスが断線した場合であっても、ヘッドランプやストップランプを駆動することができる。しかしながら、特許文献1は、通信用バスに加えて、負荷駆動線(信号線)を備える必要があるため、信号線の数が増加するという問題がある。
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、信号線の増加を抑制しつつ、通信線を介した通信に異常が生じた場合であっても灯具を制御できる灯具制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示は、
移動体に設けられたバッテリから電源供給されて動作し、移動体に設けられた灯具(210、220)を制御する灯具制御装置であって、
外部装置(500)と通信線(400)を介した通信によって得た点消灯情報に応じて灯具(210、220)の点消灯を制御する制御部と、
通信線を介した通信の異常である通信異常を判定する異常判定部(S10)と、を備え、
制御部は、異常判定部が通信異常と判定している場合、点消灯情報のかわりに、バッテリの電圧と閾値とを比較して灯具の点消灯を制御する異常時制御部(S12a〜S12e、S13、S14a〜S14e、S15、S16)を含んでいることを特徴とする。
このように、本開示は、移動体に設けられたバッテリから電源供給されて動作する。このバッテリは、移動体に設けられているため、移動体の状況に応じて電圧が変動する。そこで、本開示は、異常判定部が通信異常と判定している場合、点消灯情報のかわりに、バッテリの電圧と閾値とを比較して灯具の点消灯を制御する。これによって、本開示は、移動体の状況に応じて灯具の点消灯を制御することができる。従って、本開示は、通信線に加えて信号線を設けることなく、外部装置との通信異常が発生した場合に灯具の点消灯を制御することができる。
なお、特許請求の範囲、及びこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態における灯具ECUの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態における灯具ECUの処理動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における灯具ECUの処理動作を示すタイムチャートである。

第2実施形態における灯具ECUの処理動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における灯具ECUの処理動作を示すタイムチャートである。

第3実施形態における灯具ECUの処理動作を示すフローチャートである。 第3実施形態における灯具ECUの処理動作を示すタイムチャートである。 第3実施形態における灯具ECUによる灯具のオンオフ状態を示す表である。

第4実施形態における灯具ECUの処理動作を示すフローチャートである。 第4実施形態における灯具ECUの処理動作を示すタイムチャートである。
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
(第1実施形態)
本実施形態では、一例として、移動体としての車両に搭載された灯具ECU(Electronic Control Unit)100を採用する。よって、灯具ECU100は、灯具制御装置に相当する。
車両は、灯具ECU100と、灯具ECU100の制御対象であるヘッドランプ210、フォグランプ220、モータ230とを備えている。また、車両は、通信線に相当する通信バス400と、外部装置に相当するボディコントロールモジュール500とを備えている。さらに、車両は、駆動源として内燃機関と、バッテリ300から電源供給されて動作して内燃機関を始動するアクチュエータとを備えている。ここでのアクチュエータは、所謂スタータモータに相当する。なお、以下においては、ボディコントロールモジュールをボディECUとも記載する。
ヘッドランプ210は、車両の前方に取り付けられており、運転者の視認性と外部からの被視認性を向上させるために使われる灯具である。ヘッドランプ210は、例えば光源としてLEDなどを採用することができる。また、ヘッドランプ210は、ロービームとハイビームとで切り換えることができるものであってもよい。
フォグランプ220は、車両の前方に取り付けられており、濃霧の発生などにより視界が制限される場合に、照射された光の運転手への反射を抑えながら視認性を確保し、同時に外部からの被視認性を向上させる灯具である。モータ230は、ヘッドランプ210の照射軸を上下方向、または上下左右方向に調整するなどのために設けられているアクチュエータである。なお、以下においては、ヘッドランプ210とフォグランプ220とを区別する必要がない場合、これらを纏めて灯具とも記載する。
バッテリ300は、灯具ECU100などの車載機器に電源供給する。バッテリ300は、内燃機関の回転を利用して発電機によって、充電可能に構成されている。また、バッテリ300の電圧(以下、バッテリ電圧)は、車両の状況に応じて変動する。例えば、バッテリ電圧は、車両の走行中と駐車中とでバッテリ電圧が変動する。このため、灯具ECU100に供給されるバッテリ電圧も車両の状況に応じて変動することになる。
通信バス400は、例えば、CAN(Controller Area Network、登録商標)バスなどを採用することができる。通信バス400には、灯具ECU100やボディECU500などを接続されており、灯具ECU100やボディECU500とともに車内ネットワークを構成している。
ボディECU500は、灯具の点灯命令や消灯命令を、通信バス400を介して灯具ECU100に入力する。点灯命令や消灯命令は、点消灯情報に相当する。ボディECU500は、ヘッドランプ210に関する点灯命令や消灯命令と、フォグランプ220に関する点灯命令や消灯命令灯具とをECU100に入力する。
ボディECU500には、車両乗員が操作可能なスイッチや、車外の明るさを検出可能なセンサが接続される。ボディECU500は、このスイッチからの操作信号又はセンサからの検出信号に基づいて、点灯命令や消灯命令を灯具ECU100に入力する。また、ボディECU500は、点灯命令や消灯命令に加えて、照射軸の調整を示す命令を灯具ECU100に入力してもよい。さらに、ボディECU500は、ステアリングの操舵角に応じて、照射軸の調整を示す命令を灯具ECU100に入力してもよい。このように、灯具の点消灯などは、ボディECU500によって管理されている。
灯具ECU100は、バッテリ300と電気的に接続されており、バッテリ300から電源供給されて動作する。また、灯具ECU100は、通信バス400と電気的に接続されており、通信バス400を介して、ボディECU500などと通信可能に構成されている。灯具ECU100は、トランシーバ10、マイコン20、第1スイッチング素子31、第2スイッチング素子32、第3スイッチング素子33などを備えている。
トランシーバ10は、通信バス400を介した通信を行う。つまり、トランシーバ10は、通信バス400を介して送信されたデータを受信してマイコン20に出力するとともに、マイコン20からの指示に応じて通信バス400を介してデータを送信する。マイコン20が取得するデータには、点消灯情報や照射軸の調整を示す命令などが含まれる。
マイコン20は、CPUなどの処理部や、RAMやROMなどの記憶部を備えている。マイコン20は、バッテリ300から電源ICを通じて電源供給されて動作する。また、マイコン20は、AD変換器などを介して、バッテリ300の電源電圧をモニタする。マイコン20は、トランシーバ10、各スイッチング素子31〜33と電気的に接続されている。
各スイッチング素子31〜33は、例えば半導体スイッチなどを採用することができる。本実施形態では、各スイッチング素子31〜33の一例として、MOSFETを採用している。第1スイッチング素子31は、バッテリ300に接続された電源線と、ヘッドランプ210との間に接続されている。第2スイッチング素子32は、バッテリ300に接続された電源線と、フォグランプ220との間に接続されている。第3スイッチング素子33は、バッテリ300に接続された電源線と、モータ230との間に接続されている。
マイコン20は、通信バス400を介したボディECU500との通信によって得た点消灯情報に応じて灯具の点消灯を制御する(制御部)。つまり、マイコン20は、ボディECU500からの命令に応じて、各スイッチング素子31、32を個別にオンオフすることで、ヘッドランプ210及びフォグランプ220の点消灯を制御する。言い換えると、マイコン20は、制御部を備えている。
詳述すると、マイコン20は、ヘッドランプ210に関する点灯命令が入力されると、第1スイッチング素子31をオンしてヘッドランプ210を点灯させ、ヘッドランプ210に関する消灯命令が入力されると、第1スイッチング素子31をオフしてヘッドランプ210を消灯させる。同様に、マイコン20は、フォグランプ220に関する点灯命令が入力されると、第2スイッチング素子32をオンしてフォグランプ220を点灯させ、フォグランプ220に関する消灯命令が入力されると、第2スイッチング素子32をオフしてフォグランプ220を消灯させる。
なお、マイコン20は、モータ230に関する調整命令が入力されると、第3スイッチング素子31をオンしてモータ230を回転させて、ヘッドランプ210の照射軸を調整する。
さらに、マイコン20は、バッテリ電圧を監視する機能、及び通信バス400を介した通信の異常判定を行う機能を備えている。言い換えると、マイコン20は、電圧監視部及び異常判定部を備えている。マイコン20は、通信バス400を介した通信が異常であると判定した場合、フェールセーフモードに移行する。このフェールセーフモードでは、ボディECU500から送信された点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧に応じて灯具の点消灯を制御する。この点に関しては、後程詳しく説明する。
ここで、図2、図3を用いて、灯具ECU100の処理動作に関して説明する。図2のフローチャートに示す処理は、主にマイコン20が実行する。マイコン20は、電源が供給されている間、所定時間毎に、図2のフローチャートに示す処理を実行する。なお、図3のタイムチャートでは、タイミングt1で通信異常が発生し、タイミングt1以降、通信異常が継続しているものとする。
ステップS10では、通信は正常であるか否かを判定する(異常判定部)。マイコン20は、ボディECU500との通信が正常であるか否か、すなわち通信バス400を介した通信の通信異常を判定する。マイコン20は、通信バス400を介して定期的に送信されてくるデータを受信したか否か、エラーフレーム(エラーデータ)を受信したか否かなどによって通信異常を判定する。そして、マイコン20は、通信異常と判定した場合、ステップS11へ進み、通信異常と判定しなかった場合、図2のフローチャートに示す処理を終了する。マイコン20は、通信異常と判定しなかった場合、すなわち、ボディECU500との通信が正常であると判定した場合、ボディECU500からの点消灯情報に応じて灯具の点消灯を制御する。
なお、本実施形態は、灯具ECU100がボディECU500との通信異常を判定する機能を備えていればよい。このため、通信異常の判定は、トランシーバ10やその他の装置で行ってもよい。この場合、マイコン20は、トランシーバ10などから通信異常の判定結果を取得する。
ステップS11では、フェールセーフモードに移行する。マイコン20は、通信異常と判定した場合、フェールセーフモードに移行する。マイコン20は、フェールセーフモードでは、ボディECU500からの点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧に応じて灯具の点消灯を制御する。
ステップS12aでは、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であるか否かを判定する(異常時制御部)。マイコン20は、バッテリ電圧を監視する機能によって、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であるか否かを判定する。そして、マイコン20は、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定した場合、ステップS13へ進み、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定しなかった場合、ステップS14aへ進む。
第1閾値電圧は、オン閾値、第1オン閾値に相当する。第1閾値電圧は、車両が移動(以下走行)しているとみなすことができる値であり、例えば、13.5Vなどを採用できる。
マイコン20は、図3のタイミングt1において、通信異常が発生したと判定し、且つ、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定する。また、マイコン20は、タイミングt3においても、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定する。
ステップS13では、負荷をオンする(異常時制御部)。マイコン20は、第1スイッチング素子31をオンすることで、負荷としてのヘッドランプ210をオン(点灯)する。ここでは、負荷としてヘッドランプ210を採用している。しかしながら、負荷としては、フォグランプ220であっても採用できる。
このように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、第1閾値電圧とバッテリ電圧との比較結果から、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定すると、車両が走行しているとみなしてヘッドランプ210を点灯させる。なお、マイコン20は、タイミングt1、t3において、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定したことでヘッドランプ210を点灯させる。
ステップS14aでは、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であるか否かを判定する(異常時制御部)。マイコン20は、バッテリ電圧を監視する機能によって、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であるか否かを判定する。そして、マイコン20は、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定した場合、ステップS15へ進み、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定しなかった場合、図2のフローチャートに示す処理を終了する。
第2閾値電圧は、オフ閾値、第1オフ閾値に相当する。第2閾値電圧は、スタータモータの駆動電圧に相当する値、すなわちスタータモータを少なくとも1回駆動できる電圧に相当する値を採用できる。また、第2閾値電圧は、車両が駐車中であるとみなすことができる値であっても採用できる。よって、第2閾値電圧は、例えば、12.0Vなどを採用できる。なお、バッテリ300は、車両が駐車中である場合、発電機による充電は行なわれない。
マイコン20は、タイミングt2において、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定する。
ステップS15では、負荷をオフする(異常時制御部)。マイコン20は、第1スイッチング素子31をオフすることで、負荷としてのヘッドランプ210をオフ(消灯)する。
このように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、第2閾値電圧とバッテリ電圧との比較結果から、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定すると、バッテリ電圧がスタータモータの駆動電圧を下回るとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。または、マイコン20は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定すると、車両が駐車中であるとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。なお、マイコン20は、タイミングt2において、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定したことでヘッドランプ210を消灯させる。
このように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧と閾値とを比較して灯具の点消灯を制御する。
以上のように、灯具ECU100は、車両に設けられたバッテリ300から電源供給されて動作する。このバッテリ300は、車両に設けられているため、車両の状況に応じてバッテリ電圧が変動する。そこで、灯具ECU100は、通信バス400を介した通信が通信異常と判定している場合、ボディECU500からの点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧と第1閾値電圧や第2閾値電圧とを比較して灯具の点消灯を制御する。これによって、灯具ECU100は、車両の状況に応じて灯具の点消灯を制御することができる。従って、灯具ECU100は、通信バス400に加えて信号線を設けることなく、ボディECU500との通信異常が発生した場合に灯具の点消灯を制御することができる。
さらに、灯具ECU100は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定すると、車両が走行しているとみなしてヘッドランプ210を点灯させる。このため、灯具ECU100は、通信異常が発生したとしても、走行中はヘッドランプ210を点灯させたいという機能安全要求を満たすことができる。
また、灯具ECU100は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定すると、バッテリ電圧がスタータモータの駆動電圧を下回る、または、車両が駐車中であるとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。このため、灯具ECU100は、通信異常が発生したとしても、車両の駐車中である場合や、バッテリ電圧がスタータモータの駆動電圧を下回る場合には、ヘッドランプ210を消灯することができ、バッテリ上がりを抑制することができる。
また、灯具ECU100は、このように灯具の点消灯を制御するために信号線を設ける必要がないため、信号線を設ける場合よりもコスト及び重量の増加を抑制できる。
(変形例1)
マイコン20は、通信異常と判定している場合、灯具を点灯させてからの消費電力の累積値が所定値に達すると、灯具を消灯してもよい。この場合、マイコン20は、通信異常と判定して灯具を点灯させると、消費電力を算出するとともに、算出した消費電力の累積値をRAMなどに記憶する。また、マイコン20は、累積値を記憶しつつ、予め設定された所定値と比較する。そして、マイコン20は、累積値が所定値に達すると、例えば、第1スイッチング素子31をオフすることで、ヘッドランプ210を消灯する。ここでの所定値は、バッテリ300がバッテリ上がりする前に灯具を消灯できる値を採用できる。これによって、灯具ECU100は、通信異常と判定している場合に灯具を点灯させたとしても、バッテリ上がりを抑制できる。
また、マイコン20は、通信異常と判定している場合、灯具を点灯させてからのバッテリ電圧の減少量が所定値に達すると、灯具を消灯してもよい。この場合、マイコン20は、通信異常と判定して灯具を点灯させると、バッテリ電圧の減少量を算出するとともに、算出した減少量をRAMなどに記憶する。また、マイコン20は、減少量を記憶しつつ、予め設定された所定値と比較する。そして、マイコン20は、減少量が所定値に達すると、例えば、第1スイッチング素子31をオフすることで、ヘッドランプ210を消灯する。ここでの所定値は、バッテリ300がバッテリ上がりする前に灯具を消灯できる値を採用できる。このようにしても灯具ECU100は、バッテリ上がりを抑制できる。
なお、ここでは、マイコン20が消費電力や減少量の算出、累積値や減少量の記憶を行う例を採用した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、灯具ECU100が消費電力を算出する機能や、累積値を記憶する機能を備えていればよい。
(変形例2)
マイコン20は、通信異常と判定した時点で、ヘッドランプ210の照射軸を初期値に戻すために、第3スイッチング素子33をオンしてモータ230を駆動してもよい。また、マイコン20は、通信異常と判定し、且つ、灯具を点灯させる際に、ヘッドランプ210の照射軸を初期値に戻すために、第3スイッチング素子33をオンしてモータ230を駆動してもよい。これによって、灯具ECU100は、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定したことで、ヘッドランプ210を点灯させる際に、ステアリングの操舵角などによって照射軸が調整された状態でヘッドランプ210を点灯させることを抑制できる。
(変形例3)
マイコン20は、灯具の状態を、逐次RAMなどに記憶してもよい。この場合、マイコン20は、通信異常と判定した場合、RAMなどから、通信異常と判定した直前の灯具の状態を読み出す。そして、マイコン20は、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定したことで、ヘッドランプ210を点灯させる際に、通信異常と判定した直前の状態でヘッドランプ210を点灯させる。これによって、灯具ECU100は、バッテリ電圧が第1閾値電圧以上であると判定したことで、ヘッドランプ210を点灯させる際に、適切な状態でヘッドランプ210を点灯させることができる。なお、灯具の状態としては、例えば、ヘッドランプ210のロービームやハイビームなどを採用できる。
(変形例4)
マイコン20は、通信異常と判定した場合、バッテリ電圧が想定されない値(例えば0Vなど)の場合、AD変換器の異常とみなして、灯具を点灯させてもよい。想定されない値は、通常では取り合えない値と言い換えることができる。なお、想定されない値を予め設定しておくことで、マイコン20は、AD変換器が異常であるか否かを判定することができる。
なお、本実施形態では、移動体の一例として、内燃機関を駆動源とする車両を採用した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、電車や飛行機など他の移動体であっても採用できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本開示は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。以下に、本開示のその他の形態として、第2〜第4実施形態に関して説明する。上記実施形態及び第2〜第4実施形態は、夫々単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。本開示は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
(第2実施形態)
図4、図5を用いて、第2実施形態の灯具ECU100に関して説明する。本実施形態の灯具ECU100は、上記実施形態と同様の構成を有しており、マイコン20の処理動作が上記実施形態と異なる。具体的には、マイコン20は、バッテリ電圧のかわりに、バッテリの電圧変動に応じて、灯具の点灯及び消灯を制御する。なお、図5のタイムチャートでは、タイミングt11で通信異常が発生し、タイミングt11以降、通信異常が継続しているものとする。
ここでは、便宜的に、上記実施形態と同じ符号を用いる。また、本実施形態では、上記実施形態と同じ処理に同じステップ番号を用いる。このため、同じステップ番号の処理に関しては、上記実施形態を参照して適用できる。
バッテリ電圧は、図5に示すように変動する。さらに、バッテリ電圧は、バッテリ300が充電中である場合、すなわち、車両が走行中である場合と、充電中でない場合、すなわち車両が駐車中である場合とで、変動量が異なる。
そこで、マイコン20は、バッテリ電圧の変動量(変動状態)を検出する。マイコン20は、所定時間毎にバッテリ電圧を検出。すなわち遂次バッテリ電圧を取得する。また、マイコン20は、バッテリ電圧の上昇から下降に切り替わる点を最大値とし、バッテリ電圧の上昇から下降に切り替わる点を最小値とする。そして、マイコン20は、バッテリ電圧の最大値と最小値の差を変動量として検出する。なお、マイコン20は、バッテリ電圧を監視する機能として、バッテリ電圧の変動量を検出するとも言える。
ステップS12bでは、電圧変動が第3閾値電圧以上であるか否かを判定する(異常時制御部)。マイコン20は、バッテリ電圧を監視する機能によって、バッテリ電圧の変動量が第3閾値電圧以上であるか否かを判定する。そして、マイコン20は、変動量が第3閾値電圧以上であると判定した場合、ステップS13へ進み、変動量が第3閾値電圧以上であると判定しなかった場合、ステップS14bへ進む。
第3閾値電圧は、オン閾値、第2オン閾値に相当する。第3閾値電圧は、車両が走行しているとみなすことができる値であり、例えば、1.5Vなどを採用できる。
マイコン20は、図5のタイミングt11において、通信異常が発生したと判定し、且つ、変動量が第3閾値電圧以上であると判定する。また、マイコン20は、タイミングt13においても、変動量が第3閾値電圧以上であると判定する。
このように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、第3閾値電圧と変動量との比較結果から、変動量が第3閾値電圧以上であると判定すると、車両が走行しているとみなしてヘッドランプ210を点灯させる。なお、マイコン20は、タイミングt11、t13において、変動量が第3閾値電圧以上であると判定したことでヘッドランプ210を点灯させる。
ステップS14bでは、電圧変動が第4閾値電圧未満であるか否かを判定する(異常時制御部)。マイコン20は、バッテリ電圧を監視する機能によって、バッテリ電圧の変動量が第4閾値電圧未満であるか否かを判定する。そして、マイコン20は、変動量が第4閾値電圧未満であると判定した場合、ステップS15へ進み、変動量が第4閾値電圧未満であると判定しなかった場合、図4のフローチャートに示す処理を終了する。
第4閾値電圧は、オフ閾値、第2オフ閾値に相当する。第4閾値電圧は、スタータモータの駆動電圧に相当する値、すなわちスタータモータを少なくとも1回駆動できる電圧に相当する値を採用できる。また、第4閾値電圧は、車両が駐車中であるとみなすことができる値であっても採用できる。よって、第4閾値電圧は、例えば、1.0Vなどを採用できる。
このように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、第4閾値電圧と変動量との比較結果から、変動量が第4閾値電圧未満であると判定すると、バッテリ電圧がスタータモータの駆動電圧を下回るとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。または、マイコン20は、通信異常と判定している場合、変動量が第4閾値電圧未満であると判定すると、車両が駐車中であるとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。なお、マイコン20は、タイミングt12において、バッテリ電圧が第2閾値電圧未満であると判定したことでヘッドランプ210を消灯させる。
以上のように、マイコン20は、通信異常と判定した場合、ボディECU500からの点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧の変動量に応じて灯具の点消灯を制御する。本実施形態の灯具ECU100は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第3実施形態)
図6、図7、図8を用いて、第3実施形態の灯具ECU100に関して説明する。本実施形態の灯具ECU100は、上記実施形態と同様の構成を有しており、マイコン20の処理動作が上記実施形態と異なる。具体的には、マイコン20は、バッテリ電圧とバッテリの電圧変動とに応じて、灯具の点灯及び消灯を制御する。なお、図7のタイムチャートでは、タイミングt21で通信異常が発生し、タイミングt21以降、通信異常が継続しているものとする。
ここでは、便宜的に、上記実施形態と同じ符号を用いる。また、本実施形態では、上記実施形態と同じ処理に同じステップ番号を用いる。このため、同じステップ番号の処理に関しては、上記実施形態を参照して適用できる。
ステップS12cでは、バッテリ電圧が第5閾値電圧以上であるか否かを判定する(異常時制御部)。第5閾値電圧は、第1閾値電圧と同様である。マイコン20は、バッテリ電圧が第5閾値電圧以上であると判定した場合、ステップS13へ進み、バッテリ電圧が第5閾値電圧以上であると判定しなかった場合、ステップS12dへ進む。このように、ステップS12cは、ステップS12aと同様である。しかしながら、マイコン20は、ステップS12cでNO判定した際に、電圧変動と閾値とを比較するステップS12dへ進む。
ステップS12dでは、電圧変動が第6閾値電圧以上であるか否かを判定する(異常時制御部)。第6閾値電圧は、第3閾値電圧と同様である。マイコン20は、変動量が第6閾値電圧以上であると判定した場合、ステップS13へ進み、変動量が第6閾値電圧以上であると判定しなかった場合、ステップS14cへ進む、このように、ステップS12dは、ステップS12bと同様である。しかしながら、マイコン20は、ステップS12dでNO判定した際に、バッテリ電圧と閾値とを比較するステップS14cへ進む。
このように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第5閾値電圧以上であると判定するか、あるいは、変動量が第6閾値電圧以上であると判定すると、車両が走行しているとみなしてヘッドランプ210を点灯させる。
ステップS14cでは、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であるか否かを判定する(異常時制御部)。第7閾値電圧は、第2閾値電圧と同様であり、第3オフ閾値に相当する。マイコン20は、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であると判定した場合、ステップS14dへ進み、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であると判定しなかった場合、図6のフローチャートに示す処理を終了する。このように、ステップS14cは、ステップS14aと同様である。しかしながら、マイコン20は、ステップS14cでYES判定した際に、電圧変動と閾値とを比較するステップS14dへ進む。
ステップS14dでは、電圧変動が第8閾値電圧未満であるか否かを判定する(異常時制御部)。第8閾値電圧は、第4閾値電圧と同様であり、第4オフ閾値に相当する。マイコン20は、変動量が第8閾値電圧未満であると判定した場合、ステップS15へ進み、変動量が第8閾値電圧未満であると判定しなかった場合、図6のフローチャートに示す処理を終了する。このように、ステップS14dは、ステップS14bと同様である。
よって、図8に示すように、マイコン20は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であり、且つ、変動量が第8閾値電圧未満であると判定した場合のみ、灯具を消灯する。つまり、マイコン20は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であり、且つ、変動量が第8閾値電圧未満であると判定すると、バッテリ電圧がスタータモータの駆動電圧を下回るとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。または、マイコン20は、通信異常と判定している場合、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であり、且つ、変動量が第8閾値電圧未満と判定すると、車両が駐車中であるとみなしてヘッドランプ210を消灯させる。なお、マイコン20は、タイミングt22において、ヘッドランプ210を消灯させる。
以上のように、マイコン20は、通信異常と判定した場合、ボディECU500からの点消灯情報のかわりに、バッテリ電圧やバッテリ電圧の変動量に応じて灯具の点消灯を制御する。灯具ECU100は、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、灯具ECU100は、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であり、且つ、変動量が第8閾値電圧未満と判定したことで、灯具を消灯させるため、上記実施形態よりも、車両が走行中であるにもかかわらず、灯具を消灯させてしまうことを抑制できる。
なお、本開示は、第1実施形態や第2実施形態、さらには、後程説明する第4実施形態において、バッテリ電圧が第7閾値電圧未満であり、且つ、変動量が第8閾値電圧未満と判定したことで、灯具を消灯させてもよい。これによっても同様の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
図9、図10を用いて、第4実施形態の灯具ECU100に関して説明する。本実施形態の灯具ECU100は、第1実施形態と同様の構成を有しており、マイコン20の処理動作が上記実施形態と異なる。具体的には、マイコン20は、灯具を消灯させた後に、灯具を点灯させる処理を実行する。また、マイコン20は、クロック信号をカウントするカウンタなどによって、経過時間を計測する機能を備えている。なお、図10のタイムチャートでは、タイミングt31で通信異常が発生し、タイミングt31以降、通信異常が継続しているものとする。
ここでは、便宜的に、上記実施形態と同じ符号を用いる。また、本実施形態では、上記実施形態と同じ処理に同じステップ番号を用いる。このため、同じステップ番号の処理に関しては、上記実施形態を参照して適用できる。
ステップS12eでは、バッテリ電圧が第9閾値電圧以上であるか否かを判定する(異常時制御部)。第9閾値電圧は、第1閾値電圧と同様であり、第3オン閾値に相当する。マイコン20は、バッテリ電圧が第9閾値電圧以上であると判定した場合、ステップS13へ進み、バッテリ電圧が第9閾値電圧以上であると判定しなかった場合、ステップS14eへ進む。このように、ステップS12e、ステップS12aと同様である。
ステップS14eでは、バッテリ電圧が第10閾値電圧未満であるか否かを判定する(異常時制御部)。第10閾値電圧は、第2閾値電圧と同様であり、第5オフ閾値に相当する。マイコン20は、バッテリ電圧が第10閾値電圧未満であると判定した場合、ステップS15へ進み、バッテリ電圧が第10閾値電圧未満であると判定しなかった場合、ステップS16へ進む。このように、ステップS14eは、ステップS14aと同様である。
ステップS16では、バッテリ電圧が時間Aの間、第11閾値電圧未満であるか否かを判定する。時間Aは、所定時間に相当する。第11閾値電圧は、最小閾値に相当する。マイコン20は、バッテリ電圧が第11閾値電圧以下に低下してからの経過時間が時間Aの間、第11閾値電圧未満であると判定した場合、ステップS17へ進み、時間Aの間、第11閾値電圧未満であると判定しなかった場合、図9のフローチャートに示す処理を終了する。
ステップS17では、バッテリ電圧が第10閾値電圧以上であるか否かを判定する。第10閾値電圧は、上記のように、灯具を消灯するか否かを判定するための閾値である。マイコン20は、バッテリ電圧が第10閾値電圧以上であると判定した場合、ステップS13へ進み、バッテリ電圧が第10閾値電圧以上であると判定しなかった場合、図9のフローチャートに示す処理を終了する。よって、マイコン20は、通信異常が発生し、バッテリ電圧が第11閾値以下に低下して時間A内に第10閾値電圧以上になると灯具を消灯から点灯に切り換える。第11閾値電圧は、エンジン始動時のバッテリ電圧低下が発生したかどうか判定するための閾値である。
灯具ECU100は、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、灯具ECU100は、灯具を消灯した後、バッテリ電圧が第9閾値電圧に達する前に灯具を点灯させることができる。
10…トランシーバ、20…マイコン、31…第1スイッチング素子、32…第2スイッチング素子、33…第3スイッチング素子、100…灯具ECU、
210…ヘッドランプ、220…フォグランプ、230…モータ、300…バッテリ、400…通信バス、500…ボディコントロールモジュール

Claims (10)

  1. 移動体に設けられたバッテリから電源供給されて動作し、前記移動体に設けられた灯具(210、220)を制御する灯具制御装置であって、
    外部装置(500)と通信線(400)を介した通信によって得た点消灯情報に応じて前記灯具の点消灯を制御する制御部と、
    前記通信線を介した通信の異常である通信異常を判定する異常判定部(S10)と、を備え、
    前記制御部は、前記異常判定部が通信異常と判定している場合、前記点消灯情報のかわりに、前記バッテリの電圧と閾値とを比較して前記灯具の点消灯を制御する異常時制御部(S12a〜S12e、S13、S14a〜S14e、S15〜S17)を含んでいる灯具制御装置。
  2. 前記異常時制御部は、前記異常判定部が通信異常と判定している場合、前記閾値としてのオン閾値と前記電圧との比較結果から、前記移動体が移動しているとみなすと、前記灯具を点灯させる請求項1に記載の灯具制御装置。
  3. 前記異常時制御部は、前記電圧が前記オン閾値としての第1オン閾値以上の場合に、前記移動体が移動しているとみなして、前記灯具を点灯させる請求項2に記載の灯具制御装置。
  4. 前記異常時制御部は、前記電圧の変動量が前記オン閾値としての第2オン閾値以上の場合に、前記移動体が移動しているとみなして、前記灯具を点灯させる請求項2または3に記載の灯具制御装置。
  5. 前記移動体は、駆動源として内燃機関と、前記バッテリから電源供給されて動作する前記内燃機関を始動するアクチュエータとを備えており、
    前記異常時制御部は、前記異常判定部が通信異常と判定している場合、前記閾値としてのオフ閾値と前記電圧との比較結果から、前記電圧が前記アクチュエータの駆動電圧を下回るとみなせる場合、前記灯具を消灯させる請求項2乃至4のいずれか1項に記載の灯具制御装置。
  6. 前記異常時制御部は、前記電圧が第1オフ閾値未満の場合に、前記アクチュエータの駆動電圧を下回るとみなして、前記灯具を消灯させる請求項5に記載の灯具制御装置。
  7. 前記異常時制御部は、前記電圧の変動量が第2オフ閾値未満の場合に、前記アクチュエータの駆動電圧を下回るとみなして、前記灯具を消灯させる請求項5に記載の灯具制御装置。
  8. 前記異常時制御部は、前記電圧が第3オフ閾値未満で、且つ、前記電圧の変動量が第4オフ閾値未満の場合に、前記アクチュエータの駆動電圧を下回るとみなして、前記灯具を消灯させる請求項5に記載の灯具制御装置。
  9. 前記移動体は、駆動源として内燃機関と、前記バッテリから電源供給されて動作する前記内燃機関を始動するアクチュエータとを備えており、
    前記異常時制御部は、前記異常判定部が通信異常と判定している場合、前記バッテリの電圧が第3オン閾値以上で前記移動体が移動しているとみなして前記灯具を点灯させ、前記バッテリの電圧が第5オフ閾値未満で前記アクチュエータの駆動電圧を下回るとみなして前記灯具を消灯させ、且つ、前記バッテリの電圧が前記第5オフ閾値よりも小さい最小閾値以下に低下して所定時間内に第5オフ閾値以上になると前記灯具を消灯から点灯に切り換える請求項1に記載の灯具制御装置。
  10. 前記異常時制御部は、前記異常判定部が通信異常と判定している場合、前記灯具を点灯させてからの消費電力の累積値が所定値に達すると、前記灯具を消灯する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の灯具制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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