JP2020001017A - 圧力変動吸着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原料ガス貯留槽や原料ガス分岐配管を効率良く配置し、更なる省スペース化を可能とした圧力変動吸着装置を提供する。【解決手段】吸着剤が充填された複数の吸着塔2A〜2Dと、複数の吸着塔2A〜2Dの中から順次選択される吸着塔に対して加圧された状態の原料ガスを導入する原料ガス導入部4とを備え、原料ガス導入部4は、原料ガスを一時的に貯留する原料ガス貯留槽10を有し、原料ガス貯留槽10は、複数の吸着塔2A〜2Dで囲まれる領域の内側に配置されている。【選択図】図6

Description

本発明は、圧力変動吸着装置に関する。
従来より、吸着剤として分子篩炭素(MSC:Molecular Sieving Carbon)を用いた圧力変動吸着(PSA:Pressure Swing Adsorption)法によって、原料ガスとなる空気から窒素富化ガスを分離して製造する圧力変動吸着装置(以下、PSA装置という。)がある(例えば、下記特許文献1,2を参照。)。
窒素富化ガスは、空気よりも窒素濃度が高く酸素濃度の低いガスのことである。また、窒素富化ガスとして、高純度(99%〜99.999%)の窒素ガスを含むものとする。このような窒素富化ガスは、防爆用のパージガスや熱処理炉の雰囲気ガス用など、多くの用途で利用されている。MSCは、活性炭の一種であり、酸素と窒素との吸着速度の差を利用して、空気中から酸素を優先的に吸着し、残りの窒素を高純度で分離するものである。
特開平5−7719号公報 特許第4365403号公報
ところで、PSA装置では、一対の吸着塔を用いて、窒素富化ガスの分離を交互に切り替えて行うことが一般的である。さらに、一対の吸着塔を並べて配置し、吸着塔の数を増やして、窒素富化ガスの収率を高めることが行われている。
一方、吸着塔の数を増やした場合には、これら複数の吸着塔を設置するためのスペースを確保した上で、各部を接続する配管などを効率良く配置し、省スペース化を図ることが求められる。
また、PSA装置の中には、吸着塔に加圧した状態で導入される原料ガスを一時的に貯留する原料ガス貯留槽を備えたものがある。この構成の場合、一対の吸着塔と接続される原料ガス導入配管を配置する必要がある。
しかしながら、従来のPSA装置では、原料ガス貯留槽や原料ガス導入配管などの各部の配置について特に考慮されておらず、これら各部の設置スペースを縮小化する検討はなされてこなかった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、各部の配置を効率化し、各部の設置スペースを縮小化することを可能とした圧力変動吸着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 吸着剤が充填された複数の吸着塔と、
前記複数の吸着塔の中から順次選択される吸着塔に対して加圧された状態の原料ガスを導入する原料ガス導入部とを備え、
前記原料ガス導入部は、前記原料ガスを一時的に貯留する原料ガス貯留槽を有し、
前記原料ガス貯留槽は、前記複数の吸着塔で囲まれる領域の内側に配置されていることを特徴とする圧力変動吸着装置。
〔2〕 前記複数の吸着塔は、対となる一方の吸着塔と他方の吸着塔とが少なくとも2対以上並んで配置された構成を有することを特徴とする前記〔1〕に記載の圧力変動吸着装置。
〔3〕 前記複数の吸着塔は、2対の吸着塔を構成する4つの吸着塔が矩形領域の各頂点に位置するように配置され、
前記原料ガス貯留槽は、前記矩形領域の内側に配置されていることを特徴とする前記〔2〕に記載の圧力変動吸着装置。
〔4〕 前記原料ガス導入部は、前記一方の吸着塔及び前記他方の吸着塔と接続された原料ガス導入配管を有し、
前記原料ガス導入配管の一部は、隣り合う吸着塔との間を通して前記原料ガス貯留槽と接続されていることを特徴とする前記〔2〕又は〔3〕に記載の圧力変動吸着装置。
〔5〕 前記吸着剤として、分子篩炭素を用いることを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕の何れか一項に記載の圧力変動吸着装置。
〔6〕 前記原料ガスとなる空気から窒素を含む窒素富化ガスを分離して製造する窒素富化ガス製造装置であることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載の圧力変動吸着装置。
以上のように、本発明によれば、各部の配置を効率化し、各部の設置スペースを縮小化することを可能とした圧力変動吸着装置を提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る圧力変動吸着装置の一構成例を示す系統図である。 図1に示す圧力変動吸着装置において、一方の吸着塔で加圧吸着工程を行い、他方の吸着塔で減圧再生工程を行う状態を示す系統図である。 図1に示す圧力変動吸着装置において、一方の吸着塔で減圧均圧工程を行い、他方の吸着塔で加圧均圧工程を行う状態を示す系統図である。 図1に示す圧力変動吸着装置において、一方の吸着塔で減圧再生工程を行い、他方の吸着塔で加圧吸着工程を行う状態を示す系統図である。 図1に示す圧力変動吸着装置において、一方の吸着塔で加圧均圧工程を行い、他方の吸着塔で減圧均圧工程を行う状態を示す系統図である。 図1に示す圧力変動吸着装置の構成を示す平面図である。 図1に示す圧力変動吸着装置の構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る圧力変動吸着装置の別の構成例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る圧力変動吸着装置の別の構成例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本発明の一実施形態として、例えば図1に示す圧力変動吸着装置(以下、PSA装置という。)1について説明する。なお、図1は、PSA装置1の一構成例を示す系統図である。
本実施形態のPSA装置1は、図1に示すように、原料ガスG1となる空気(Air)から製品ガスG2となる窒素(N)を含む窒素富化ガスを分離して製造する窒素富化ガス製造装置に本発明を適用したものである。
なお、ここで言う窒素富化ガスとは、空気よりも窒素濃度が高く酸素濃度の低いガスのことである。また、窒素富化ガスとして、高純度(99%〜99.999%)の窒素ガスを含むものとする。また、窒素ガスの純度については、製品ガスG2中に含まれる不純物(酸素)を除いたガス成分の濃度を示す。
具体的に、このPSA装置1は、吸着剤Sが充填された複数(本実施形態では4つ)の吸着塔2A〜2Dを備えている。複数の吸着塔2A〜2Dは、基本的に同じ構成であり、中空円筒状に形成されて、その下部側に下部側配管3aと、その上部側に上部側配管3bとがそれぞれ接続された構成を有している。
なお、吸着塔2A〜2Dが後述する加圧吸着工程にある場合、下部側配管3aは、原料ガスG1を吸着塔2A〜2Dに導入する配管として用いられる。一方、上部側配管3bは、窒素を含む製品ガスG2を吸着塔2A〜2Dから導出する配管として用いられる。これに対して、吸着塔2A〜2Dが後述する減圧再生工程にある場合、下部側配管3aは、吸着剤Sから脱離された酸素を含む排ガスG3を吸着塔2A〜2Dから導出する配管として用いられる。
また、複数の吸着塔2A〜2Dは、対となる一方の吸着塔と他方の吸着塔とが少なくとも2対以上(本実施形態では2対)並んで配置された構成を有している。本実施形態では、4つの吸着塔2A〜2Dのうち、対となる一方の吸着塔2A及び他方の吸着塔2Bと、対となる一方の吸着塔2C及び他方の吸着塔2Dとを有している。一対の吸着塔2A,2Bと一対の吸着塔2C,2Dとは、互いに同じ構成を有している。
吸着剤Sは、各吸着塔2A〜2Dの内部に充填されている。本実施形態では、吸着剤Sとして、分子篩炭素(MSC)を用いている。MSCは、活性炭の一種であり、酸素(O)と窒素(N)との吸着速度の差を利用して、原料ガスG1となる空気中から酸素を吸着し、残った窒素を含む製品ガスG2を分離するものである。また、吸着剤Sの再生時には、排ガスG3として酸素を含む不要なガスを吸着剤Sから脱離する。なお、吸着剤Sには、上述したMSC以外にも、圧力差により酸素を選択的に吸着及び脱離できる物質を用いることができる。
本実施形態のPSA装置1は、吸着塔2A〜2Dに対して加圧した状態の原料ガスG1を導入する原料ガス導入部4と、吸着塔2A〜2Dから製品ガスG2を導出する製品ガス導出部5と、吸着塔2A〜2Dから排ガスG3を導出する排ガス導出部6と、一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間の圧力を均圧化する圧力均圧部7とを備えている。
原料ガス導入部4は、一方の吸着塔2A,2Cの下部側配管3aと接続された第1の原料ガス導入配管8aと、他方の吸着塔2B,2Dの下部側配管3aと接続された第2の原料ガス導入配管8bと、第1の原料ガス導入配管8a及び第2の原料ガス導入配管8bと接続された第3の原料ガス導入配管8cとを有している。原料ガス導入部4は、これらの原料ガス導入配管8a〜8cを通して各吸着塔2A〜2Dに対して加圧した状態の原料ガスG1を導入する。
また、原料ガス導入部4は、第1の原料ガス導入配管8aを開閉する第1の原料ガス導入側開閉弁9aと、第2の原料ガス導入配管8bを開閉する第2の原料ガス導入側開閉弁9bとを有している。原料ガス導入部4は、これらの原料ガス導入側開閉弁9a,9bの開閉を切り替えることによって、各吸着塔2A〜2Dに対する原料ガスG1の導入を切り替える。
また、原料ガス導入部4は、吸着塔2A,2B側の第3の原料ガス導入配管8c及び吸着塔2C,2D側の第3の原料ガス導入配管8cと接続された第4の原料ガス導入配管8dと、第4の原料ガス導入配管8dと接続された原料ガス貯留槽10と、原料ガス貯留槽10と接続された第5の原料ガス導入配管8eとを有している。
第5の原料ガス導入配管8eの入側には、吸着塔2A〜2Dに導入される原料ガスG1を加圧する圧縮機11が接続されている。圧縮機11については、原料ガスG1中に含まれる酸素を吸着剤Sに吸着させるのに十分な圧力(本実施形態では300〜999kPaG)まで、原料ガスG1を加圧できるものであればよく、例えば、スクロール式などの様々な方式のものを用いることが可能である。
原料ガス貯留槽10は、レシーバータンクとして、圧縮機11により加圧された原料ガスG1を一時的に貯留する。これにより、圧縮機11の出側における急激な圧力上昇を防ぐことが可能である。
加圧された状態の原料ガスG1は、第5の原料ガス導入配管8eを通して原料ガス貯留槽10に導入され、第4の原料ガス導入配管8dを通して原料ガス貯留槽10から導出される。
製品ガス導出部5は、一方の吸着塔2A,2Cの上部側配管3bと接続された第1の製品ガス導出配管12aと、他方の吸着塔2B,2Dの上部側配管3bと接続された第2の製品ガス導出配管12bと、第1の製品ガス導出配管12a及び第2の製品ガス導出配管12bと接続された第3の製品ガス導出配管12cとを有している。製品ガス導出部5は、これらの製品ガス導出配管12a〜12cを通して各吸着塔2A〜2Dから製品ガスG2を導出する。
また、製品ガス導出部5は、第1の製品ガス導出配管12aを開閉する第1の製品ガス導出側開閉弁13aと、第2の製品ガス導出配管12bを開閉する第2の製品ガス導出側開閉弁13bとを有している。製品ガス導出部5は、これらの製品ガス導出側開閉弁13a,13bの開閉を切り替えることによって、各吸着塔2A〜2Dから製品ガスG2の導出を切り替える。
また、製品ガス導出部5は、吸着塔2A,2B側の第3の製品ガス導出配管12c及び吸着塔2C,2D側の第3の製品ガス導出配管12cと接続された第4の製品ガス導出配管12dと、第4の製品ガス導出配管12dと接続された製品ガス貯留槽14と、製品ガス貯留槽14と接続された第5の製品ガス導出配管12eとを有している。
製品ガス貯留槽14は、バッファータンクとして、吸着塔2A〜2Dから導出された製品ガスG2を一時的に貯留する。製品ガスG2は、第4の製品ガス導出配管12dを通して製品ガス貯留槽14に導入され、第5の製品ガス導出配管12eを通して製品ガス貯留槽14から導出される。
排ガス導出部6は、一方の吸着塔2A,2Cの下部側配管3aと接続された第1の排ガス導出配管15aと、他方の吸着塔2B,2Dの下部側配管3aと接続された第2の排ガス導出配管15bと、第1の排ガス導出配管15a及び第2の排ガス導出配管15bと接続された第3の排ガス導出配管15cとを有している。排ガス導出部6は、これらの排ガス導出配管15a〜15cを通して各吸着塔2A〜2Dから排ガスG3を導出する。
また、排ガス導出部6は、第1の排ガス導出配管15aを開閉する第1の排ガス導出側開閉弁16aと、第2の排ガス導出配管15bを開閉する第2の排ガス導出側開閉弁16bとを有している。排ガス導出部6は、これらの排ガス導出側開閉弁16a,16bの開閉を切り替えることによって、各吸着塔2A〜2Dからの排ガスG3の導出を切り替える。
第3の排ガス導出配管15cの出側には、サイレンサー17が接続されている。サイレンサー17は、排ガスG3を大気中に放出(大気開放)する際の騒音を低減する。
圧力均圧部7は、一方の吸着塔2A,2Cの下部側配管3a及び他方の吸着塔2B,2Dの下部側配管3aと接続された第1の均圧配管18aと、一方の吸着塔2A,2Cの上部側配管3b及び他方の吸着塔2B,2Dの上部側配管3bと接続された第2の均圧配管18bと、一方の吸着塔2A,2Cの上部側配管3b及び他方の吸着塔2B,2Dの上部側配管3bと接続された流量調整配管19とを有している。圧力均圧部7は、これらの均圧配管18a,18b及び流量調整配管19を通して一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間の圧力差を解消(均圧化)する。
なお、ここで言う「圧力差を解消(均圧化)する」とは、一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間の圧力差を完全に無くすことではない。すなわち、均圧化が完了しても、実際は一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間でガスが流れるために必要な圧力差が存在する。また、製品ガスG2中における窒素ガスの純度を維持するために、敢えて一定の圧力差を確保する場合もある。
また、圧力均圧部7は、第1の均圧配管18aを開閉する第1の均圧弁20aと、第2の均圧配管18bを開閉する第2の均圧弁20bとを有している。圧力均圧部7は、これらの均圧弁20a,20bの開閉を切り替えることによって、一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間の均圧化を行う。
なお、本実施形態では、上述した流量調整配管19の径及び長さを調整することによって、一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間を流れる再生ガスの流量調整が可能な構成となっている。一方、本実施形態では、このような流量調整配管19を用いる構成以外にも、例えば流量調整弁(ニードル弁)やオリフィスなどの流量調整が可能な構成を採用することが可能である。
また、本実施形態では、上述した各原料ガス導入配管8a〜8e、各製品ガス導出配管12a〜12e、各排ガス導出配管15a〜15c、各均圧配管18a,18b及び流量調整配管19として、例えばステンレス(SUS304)などの金属が用いられているが、原料ガスG1や製品ガスG2、排ガスG3と反応せず、高圧に耐え得ることができる材質のものであればよく、これに必ずしも限定されるものではない。
また、本実施形態では、上述した各原料ガス導入側開閉弁9a,9b、各製品ガス導出側開閉弁13a,13b、各排ガス導出側開閉弁16a,16bとして、自動切替式の開閉弁を用いているが、原料ガスG1や製品ガスG2、排ガスG3と反応せず、高圧に耐え得ることができるものであればよい。
以上のような構成を有する本実施形態のPSA装置1では、下記表1に示す手順に従って、上述した一方の吸着塔2A,2Cと他方の吸着塔2B,2Dとの間で、加圧均圧工程と、加圧吸着工程と、減圧均圧工程と、減圧再生工程との各工程を順次繰り返す。これにより、原料ガスG1となる空気中に含まれる窒素を連続的に分離して、製品ガスG2である窒素富化ガスを連続的に製造することが可能である。
なお、表1は、PSA装置1の各吸着塔2A〜2Dにおける動作の手順を説明するための工程表である。
Figure 2020001017
本実施形態のPSA装置1では、表1に示すように、一対の吸着塔2A,2Bのうち、一方の吸着塔2Aが加圧吸着工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが減圧再生工程を行う。また、一方の吸着塔2Aが減圧均圧工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが加圧均圧工程を行う。
逆に、一方の吸着塔2Aが減圧再生工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが加圧吸着工程を行う。また、一方の吸着塔2Aが加圧均圧工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが減圧均圧工程を行う。
同様に、本実施形態のPSA装置1では、一対の吸着塔2C,2Dのうち、一方の吸着塔2Cが加圧吸着工程を行っている間、他方の吸着塔2Dが減圧再生工程を行う。また、一方の吸着塔2Cが減圧均圧工程を行っている間、他方の吸着塔2Dが加圧均圧工程を行う。
逆に、一方の吸着塔2Cが減圧再生工程を行っている間、他方の吸着塔2Dが加圧吸着工程を行う。また、一方の吸着塔2Cが加圧均圧工程を行っている間、他方の吸着塔2Dが減圧均圧工程を行う。
また、本実施形態のPSA装置1では、一対の吸着塔2A,2Bと一対の吸着塔2C,2Dとのうち、一対の吸着塔2A,2Bが加圧吸着工程及び減圧再生工程を行っている間に、一対の吸着塔2C,2Dが加圧均圧工程及び減圧均圧工程を完了する。
逆に、一対の吸着塔2C,2Dが加圧吸着工程及び減圧再生工程を行っている間に、一対の吸着塔2A,2Bが加圧均圧工程及び減圧均圧工程を完了する。
したがって、各吸着塔2A〜2Dでは、互いの工程をずらして行う以外は、基本的に同じ手順で、加圧均圧工程と、加圧吸着工程と、減圧均圧工程と、減圧再生工程とを順次繰り返すことから、PSA装置1の具体的な動作については、図2〜図5に示す吸着塔2A,2B側の各工程を順に挙げて説明するものとする。
なお、図2は、PSA装置1において、一方の吸着塔2Aで加圧吸着工程を行い、他方の吸着塔2Bで減圧再生工程を行う状態を示す系統図である。図3は、PSA装置1において、一方の吸着塔2Aで減圧均圧工程を行い、他方の吸着塔2Bで加圧均圧工程を行う状態を示す系統図である。図4は、PSA装置1において、一方の吸着塔2Aで減圧再生工程を行い、他方の吸着塔2Bで加圧吸着工程を行う状態を示す系統図である。図5は、PSA装置1において、一方の吸着塔2Aで加圧均圧工程を行い、他方の吸着塔2Bで減圧均圧工程を行う状態を示す系統図である。
本実施形態のPSA装置1では、先ず、図2に示すように、一対の吸着塔2A,2Bのうち、一方の吸着塔2Aが加圧吸着工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが減圧再生工程を行う。
具体的には、第1の原料ガス導入側開閉弁9aと、第1の製品ガス導出側開閉弁13aと、第2の排ガス導出側開閉弁16bとを開放する。一方、第2の原料ガス導入側開閉弁9bと、第2の製品ガス導出側開閉弁13bと、第1の排ガス導出側開閉弁16aと、第1の均圧弁20a及び第2の均圧弁20bとを閉塞する。
これにより、一方の吸着塔2A側の加圧吸着工程では、第1の原料ガス導入配管8aを通して一方の吸着塔2Aの下部側配管3a側から加圧された状態の原料ガスG1が導入される。
一方の吸着塔2Aでは、内部に充填された吸着剤Sの間を下部側配管3a側から上部側配管3b側に向かって原料ガスG1が通過する間に、この原料ガスG1中に含まれる酸素を吸着剤Sに吸着させ、吸着剤Sを通過した窒素を含む製品ガスG2と分離する。分離された製品ガスG2は、一方の吸着塔2Aの上部側配管3b側から第1の製品ガス導出配管12aを通して導出される。
これに対して、他方の吸着塔2B側の減圧再生工程では、第2の排ガス導出側開閉弁16bを開放することによって、他方の吸着塔2B内の圧力が減圧される。
他方の吸着塔2Bでは、内部圧力が低下するのに伴って、吸着剤Sに吸着された酸素を含む排ガスG3が吸着剤Sから脱離する。脱離した排ガスG3は、他方の吸着塔2Bの下部側配管3a側から第2の排ガス導出配管15bを通して導出される。
また、他方の吸着塔2B側の減圧再生工程では、吸着剤Sを再生するパージガスG4として、一方の吸着塔2A側から導出された製品ガスG2の一部を他方の吸着塔2Bの上部側配管3b側から流量調整配管19を通して導入することが好ましい。吸着剤Sの再生時に、このようなパージガスG4を導入することによって、吸着剤Sに吸着された酸素の脱離を促進することが可能である。
次に、図3に示すように、一方の吸着塔2Aが減圧均圧工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが加圧均圧工程を行う。
具体的には、第1の均圧弁20a及び第2の均圧弁20bを開放する。一方、第1の原料ガス導入側開閉弁9a及び第2の原料ガス導入側開閉弁9bと、第1の製品ガス導出側開閉弁13a及び第2の製品ガス導出側開閉弁13bと、第1の排ガス導出側開閉弁16a及び第2の排ガス導出側開閉弁16bとを閉塞する。
これにより、一方の吸着塔2Aの減圧均圧工程では、一方の吸着塔2A内に残留した相対的に高圧な残留ガスG5が一方の吸着塔2Aの下部側配管3a及び上部側配管3b側から第1の均圧配管18a及び第2の均圧配管18bを通して導出される。
これに対して、他方の吸着塔2Bの加圧均圧工程では、第1の均圧配管18a及び第2の均圧配管18bを通して他方の吸着塔2Bの下部側配管3a及び上部側配管3b側から相対的に高圧な残留ガスG5が導入される。
残留ガスG5は、一方の吸着塔2Aと他方の吸着塔2Bとの間の圧力差が解消(均圧化)されるまで、一方の吸着塔2A側から他方の吸着塔2B側へと導入される。
次に、図4に示すように、一対の吸着塔2A,2Bのうち、一方の吸着塔2Aが減圧再生工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが加圧吸着工程を行う。
具体的には、第2の原料ガス導入側開閉弁9bと、第2の製品ガス導出側開閉弁13bと、第1の排ガス導出側開閉弁16aとを開放する。一方、第1の原料ガス導入側開閉弁9aと、第1の製品ガス導出側開閉弁13aと、第2の排ガス導出側開閉弁16bと、第1の均圧弁20a及び第2の均圧弁20bとを閉塞する。
これにより、他方の吸着塔2B側の加圧吸着工程では、第2の原料ガス導入配管8bを通して他方の吸着塔2Bの下部側配管3a側から加圧された状態の原料ガスG1が導入される。
他方の吸着塔2Bでは、内部に充填された吸着剤Sの間を下部側配管3a側から上部側配管3b側に向かって原料ガスG1が通過する間に、この原料ガスG1中に含まれる酸素を吸着剤Sに吸着させ、吸着剤Sを通過した窒素を含む製品ガスG2と分離する。分離された製品ガスG2は、他方の吸着塔2Bの上部側配管3b側から第2の製品ガス導出配管12bを通して導出される。
これに対して、一方の吸着塔2A側の減圧再生工程では、第1の排ガス導出側開閉弁16aを開放することによって、一方の吸着塔2A内の圧力が減圧される。
一方の吸着塔2Aでは、内部圧力が低下するのに伴って、吸着剤Sに吸着された酸素を含む排ガスG3が吸着剤Sから脱離する。脱離した排ガスG3は、一方の吸着塔2Aの下部側配管3a側から第1の排ガス導出配管15aを通して導出される。
また、一方の吸着塔2A側の減圧再生工程では、吸着剤Sを再生するパージガスG4として、他方の吸着塔2B側から導出された製品ガスG2の一部を一方の吸着塔2Aの上部側配管3b側から流量調整配管19を通して導入することが好ましい。吸着剤Sの再生時に、このようなパージガスG4を導入することによって、吸着剤Sに吸着された酸素の脱離を促進することが可能である。
次に、図5に示すように、一方の吸着塔2Aが加圧均圧工程を行っている間、他方の吸着塔2Bが減圧均圧工程を行う。
具体的には、第1の均圧弁20a及び第2の均圧弁20bを開放する。一方、第1の原料ガス導入側開閉弁9a及び第2の原料ガス導入側開閉弁9bと、第1の製品ガス導出側開閉弁13a及び第2の製品ガス導出側開閉弁13bと、第1の排ガス導出側開閉弁16a及び第2の排ガス導出側開閉弁16bとを閉塞する。
これにより、他方の吸着塔2Bの減圧均圧工程では、他方の吸着塔2B内に残留した相対的に高圧な残留ガスG5が他方の吸着塔2Bの下部側配管3a及び上部側配管3b側から第1の均圧配管18a及び第2の均圧配管18bを通して導出される。
これに対して、一方の吸着塔2Aの加圧均圧工程では、第1の均圧配管18a及び第2の均圧配管18bを通して一方の吸着塔2Aの下部側配管3a及び上部側配管3b側から相対的に高圧な残留ガスG5が導入される。
残留ガスG5は、一方の吸着塔2Aと他方の吸着塔2Bとの間の圧力差が解消(均圧化)されるまで、他方の吸着塔2B側から一方の吸着塔2A側へと導入される。
以上のようにして、本実施形態のPSA装置1では、各吸着塔2A〜2Dにおいて、上述した各工程を順次繰り返すことによって、原料ガスG1となる空気から製品ガスG2となる窒素富化ガスを分離して製造することが可能である。
ところで、本実施形態のPSA装置1は、図6及び図7に示すような構成を有している。なお、図6は、PSA装置1の構成を示す平面図である。図7は、PSA装置1の構成を示す正面図である。
すなわち、本実施形態のPSA装置1では、上述した4つの吸着塔2A〜2Dのうち、対となる一方の吸着塔2A及び他方の吸着塔2BがPSA装置1の正面側において幅方向に並んで設けられている。また、対となる一方の吸着塔2C及び他方の吸着塔2DがPSA装置1の背面側において幅方向に並んで設けられている。
また、本実施形態のPSA装置1において、4つの吸着塔2A〜2Dは、平面視で矩形(本実施形態では長方形)を為す領域(以下、矩形領域という。)Eの各頂点に位置するように、設置面Tとなる土台21の面上に起立した状態で配置(設置)されている。
また、本実施形態のPSA装置1では、上述した設置面Tにおける複数の吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域Eの内側に原料ガス貯留槽10が位置するように、土台21の面上に原料ガス貯留槽10が起立した状態で配置(設置)されている。
また、本実施形態のPSA装置1において、原料ガス貯留槽10の中心は、上述した矩形領域Eの2つの対角線の交点に位置するように配置されている。一方、複数の吸着塔2A〜2Dの中心は、その設定面T上の略中央に位置する原料ガス貯留槽10の周囲を囲む矩形領域Eの各頂点に位置するように配置されている。
本実施形態のPSA装置1では、複数の吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域Eの内側に原料ガス貯留槽10を配置することで、原料ガス貯留槽10の設置スペースを従来よりも縮小化することが可能である。
また、本実施形態のPSA装置1において、原料ガス導入配管8a〜8eの少なくとも一部(本実施形態では第5の原料ガス導入配管8e)は、隣り合う吸着塔(本実施形態では吸着塔2A,2D)の間を通して原料ガス貯留槽10と接続されている。
本実施形態のPSA装置1では、原料ガス貯留槽10と接続された第5の原料ガス導入配管8eを、隣り合う吸着塔2A,2Dの間を通して複数の吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域Eの内側から外側へと効率良く引き回すことが可能である。
なお、製品ガス貯留槽10及びサイレンサー17は、上述した設置面Tにおける複数の吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域Eの外側に位置するように、土台21の面上に起立した状態で配置(設置)されている。
本実施形態において、製品ガス貯留槽14は、上述した矩形領域Eよりも外側に位置するように、吸着塔2Cに隣接して配置される一方、サイレンサー17は、吸着塔2Dに隣接して配置されている。また、排ガス導出配管15a〜15cの一部(本実施形態では第3の排ガス導出配管15c)は、隣り合う吸着塔(本実施形態では吸着塔2A,2D)の間を通してサイレンサー17と接続されている。
さらに、上述した設置面Tにおける複数の吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域Eの外側には、このPSA装置1の操作を行うための操作盤22が設けられている。操作盤22は、土台21の面上に起立した状態で配置(設置)されている。また、操作盤22は、上述した各原料ガス導入側開閉弁9a,9b、各製品ガス導出側開閉弁13a,13b、各排ガス導出側開閉弁16a,16bと接続されている。
以上のように、本実施形態のPSA装置1では、上述した各部の配置を効率化し、各部の設置スペースを縮小化することによって、更なる省スペース化及び小型化を図ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、本発明は、上記PSA装置1の構成に必ずしも限定されるものではなく、例えば、図8に示すPSA装置1Aの構成や、図9に示すPSA装置1Bの構成とすることも可能である。なお、図8は、PSA装置1Aの構成を示す平面図である。図9は、PSA装置1Bの構成を示す平面図である。
このうち、図8に示すPSA装置1Aは、6つ吸着塔2A〜2Fを備えた構成であり、対となる一方の吸着塔2A,2C,2Eと他方の吸着塔2B,2D,2Fとが3対並んで配置された構成を有している。
また、PSA装置1Aでは、4つの吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域E1の内側と、4つの吸着塔2B,2C,2E,2Fで囲まれる矩形領域E2の内側とに、それぞれ原料ガス貯留槽10が配置されている。
これにより、PSA装置1Aでは、各原料ガス貯留槽10の設置スペースを従来よりも縮小化することができ、このPSA装置1Aの更なる省スペース化及び小型化を図ることが可能である。
一方、図9に示すPSA装置1Bは、8つ吸着塔2A〜2Gを備えた構成であり、対となる一方の吸着塔2A,2C,2E,2Gと他方の吸着塔2B,2D,2F,2Hとが4対並んで配置された構成を有している。
また、PSA装置1Bでは、4つの吸着塔2A〜2Dで囲まれる矩形領域E1の内側と、4つの吸着塔2B,2C,2E,2Hで囲まれる矩形領域E2の内側と、4つの吸着塔2E〜2Hで囲まれる矩形領域E3の内側とに、それぞれ原料ガス貯留槽10が配置されている。
これにより、PSA装置1Bでは、各原料ガス貯留槽10の設置スペースを従来よりも縮小化することができ、このPSA装置1Bの更なる省スペース化及び小型化を図ることが可能である。
1,1A,1B…PSA装置(圧力変動吸着装置) 2A〜2H…吸着塔 3a…下部側配管 3b…上部側配管 4…原料ガス導入部 5…製品ガス導出部 6…排ガス導出部 7…圧力均圧部 8a…第1の原料ガス導入配管 8b…第2の原料ガス導入配管 8c…第3の原料ガス導入配管 8d…第4の原料ガス導入配管 8e…第5の原料ガス導入配管 9a…第1の原料ガス側開閉弁 9b…第2の原料ガス側開閉弁 10…原料ガス貯留槽 11…圧縮機 12a…第1の製品ガス導出配管 12b…第2の製品ガス導出配管 12c…第3の製品ガス導出配管 12d…第4の製品ガス導出配管 12e…第5の製品ガス導出配管 13a…第1の製品ガス側開閉弁 13b…第2の製品ガス側開閉弁 14…製品ガス貯留槽 15a…第1の排ガス導出配管 15b…第2の排ガス導出配管 15c…第3の排ガス導出配管 16a…第1の排ガス側開閉弁 16b…第2の排ガス側開閉弁 17…サイレンサー 18a…第1の均圧配管 18b…第2の均圧配管 19…流量調整配管 20a…第1の均圧弁 20b…第2の均圧弁 21…土台 22…操作盤 S…吸着剤 G1…原料ガス G2…製品ガス G3…排ガス G4…パージガス G5…残留ガス

Claims (6)

  1. 吸着剤が充填された複数の吸着塔と、
    前記複数の吸着塔の中から順次選択される吸着塔に対して加圧された状態の原料ガスを導入する原料ガス導入部とを備え、
    前記原料ガス導入部は、前記原料ガスを一時的に貯留する原料ガス貯留槽を有し、
    前記原料ガス貯留槽は、前記複数の吸着塔で囲まれる領域の内側に配置されていることを特徴とする圧力変動吸着装置。
  2. 前記複数の吸着塔は、対となる一方の吸着塔と他方の吸着塔とが少なくとも2対以上並んで配置された構成を有することを特徴とする請求項1に記載の圧力変動吸着装置。
  3. 前記複数の吸着塔は、2対の吸着塔を構成する4つの吸着塔が矩形領域の各頂点に位置するように配置され、
    前記原料ガス貯留槽は、前記矩形領域の内側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力変動吸着装置。
  4. 前記原料ガス導入部は、前記一方の吸着塔及び前記他方の吸着塔と接続された原料ガス導入配管を有し、
    前記原料ガス導入配管の一部は、隣り合う吸着塔の間を通して前記原料ガス貯留槽と接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の圧力変動吸着装置。
  5. 前記吸着剤として、分子篩炭素を用いることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の圧力変動吸着装置。
  6. 前記原料ガスとなる空気から窒素を含む窒素富化ガスを分離して製造する窒素富化ガス製造装置であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の圧力変動吸着装置。
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