JP2020001005A - 液体放出装置 - Google Patents

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真悟 坂本
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Abstract

【課題】所望の位置で液体を放出することができる液体放出装置を提供すること。【解決手段】本発明の液体放出装置は、駆動源を有する移動体と、前記移動体に設けられ、液体を前記移動体の外側に放出する液体放出部と、を備える。また、前記液体の放出量を制御する制御部と、対象を検出する検出部とを備え、前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記液体の放出量を調整する。また、前記制御部は、前記検出部が前記対象を検出した場合、前記移動体を前記対象に接近させて前記液体を放出させる。【選択図】図1

Description

本発明は、液体放出装置に関する。
従来から部屋の加湿等の目的で用いられる液体噴霧器が知られている(例えば、特許文献1参照)。この液体噴霧器は、液体貯留部と、液体貯留部に設置された超音波振動素子とを有する。超音波振動素子が振動することにより、液体貯留部内の液体が霧状になり、液体貯留部外に噴霧される。これにより、室内の加湿を行うことができる。
しかしながら、特許文献1に記載の液体噴霧器は、室内に配置されて用いられるものであり、液体噴霧器の周辺しか加湿できないという問題がある。
特開2016−050686号公報
本発明の目的は、所望の位置で液体を放出することができる液体放出装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(15)の本発明により達成される。
(1) 駆動源を有する移動体と、
前記移動体に設けられ、液体を前記移動体の外側に放出する液体放出部と、を備えることを特徴とする液体放出装置。
(2) 前記液体放出部は、前記液体の放出量を調整可能である上記(1)に記載の液体放出装置。
(3) 前記液体の放出量を制御する制御部を備える上記(2)に記載の液体放出装置。
(4) 対象を検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記液体の放出量を調整する上記(3)に記載の液体放出装置。
(5) 前記制御部は、前記検出部が前記対象を検出した場合、前記移動体を前記対象に接近させて前記液体を放出させる上記(4)に記載の液体放出装置。
(6) 前記制御部は、前記移動体が移動しているとき、前記検出部が前記対象を検出した場合、前記液体を放出させる上記(4)に記載の液体放出装置。
(7) 前記対象は、菌であり、
前記液体は、殺菌成分を含む上記(4)ないし(6)のいずれかに記載の液体放出装置。
(8) 前記対象は、虫であり、
前記液体は、殺虫成分を含む上記(4)ないし(7)のいずれかに記載の液体放出装置。
(9) 前記対象は、匂い成分であり、
前記液体は、消臭成分を含む上記(4)ないし(8)のいずれかに記載の液体放出装置。
(10) 前記対象は、人間であり、
前記液体は、香料を含む上記(4)ないし(9)のいずれかに記載の液体放出装置。
(11) 前記移動体は、飛行体である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の液体放出装置。
(12) 前記液体放出部は、前記飛行体の飛行状態において、下方に向って前記液体を放出する上記(11)に記載の液体放出装置。
(13) 前記移動体は、所定面上を走行する走行体である上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の液体放出装置。
(14) 前記移動体は、吸引部を有する上記(13)に記載の液体放出装置。
(15) 前記移動体は、前記走行体の走行中において、上方に向って前記液体を放出する上記(13)または(14)に記載の液体放出装置。
本願発明によれば、所望の位置で液体を放出することができる液体放出装置を提供することができる。
図1は、本発明の液体放出装置(第1実施形態)の使用状態を示す縦断面図である。 図2は、図1に示す液体放出装置のブロック図である。 図3は、図1に示す液体放出装置を牛舎内で使用している状態を示す斜視図である。 図4は、図3中鉛直上方から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。 図5は、図3中水平方向から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。 図6は、図3中水平方向から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。 図7は、図3中水平方向から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。 図8は、図1に示す液体放出装置の制御動作を示すフローチャートである。 図9は、本発明の液体放出装置(第2実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。 図10は、本発明の液体放出装置(第3実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。 図11は、本発明の液体放出装置(第4実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。 図12は、本発明の液体放出装置(第5実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。 図13は、本発明の液体放出装置(第6実施形態)の縦断面図である。
以下、本発明の液体放出装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の液体放出装置(第1実施形態)の使用状態を示す縦断面図である。図2は、図1に示す液体放出装置のブロック図である。図3は、図1に示す液体放出装置を牛舎内で使用している状態を示す斜視図である。図4は、図3中鉛直上方から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。図5は、図3中水平方向から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。図6は、図3中水平方向から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。図7は、図3中水平方向から見た図であり、液体放出装置の起動を示す図である。図8は、図1に示す液体放出装置の制御動作を示すフローチャートである。
以下では、説明の都合上、図1、図3、図5〜図7(図10〜図13についても同様)中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
図2に示すように、液体放出システム100は、液体を放出する液体放出装置1(図1参照)と、制御装置20と、ネットワーク30と、を備えている。
液体放出装置1は、駆動源231を有し、移動(例えば、走行、飛行等)可能な移動体であれば、特に限定されないが、本実施形態では、ドローン1A(飛行体)である場合について説明する。飛行体であることにより、例えば、より広範囲に液体を放出することができる。
また、液体放出装置1は、屋内外問わず用いることができ、屋内外問わず、本発明の効果を奏することができるが、本実施形態では、屋内で用いる場合について説明する。
また、本実施形態では、屋内の一例として牛舎50内で用い、牛舎50内の空間に液体を放出する場合について説明する。
なお、液体としては、特に限定されず、例えば、水(アルカリイオン、電解水等の水純水や、水道水)や、殺虫成分を含む殺虫液L1や、後述する消臭液L2や、後述する消毒液L3や、後述する香料液L4や、後述する殺菌液L5や、後述する除菌消臭液L6等が挙げられる。本実施形態では、殺虫成分を含む殺虫液L1である場合について中心的に説明する。
殺虫液L1が含む殺虫成分としては、例えば、害虫に対してのみ毒性を発揮し家畜や人への毒性が無い、選択毒性を有するピレスロイド系等を好適に用いることができる。
[ドローン(液体放出装置)]
ドローン1Aは、ドローン本体2(移動体本体)と、殺虫液L1を外側に放出(噴霧)する液体放出部3と、対象(本実施形態では、虫200)を検出する検出部4(放出対象検出部)と、制御部5(ドローン制御部)と、を有する。
(ドローン本体)
ドローン本体2は、筐体21と、複数(本実施形態では、4つ)の姿勢検出部22と、駆動部23とを有する。
筐体21は、中央筐体211と、4本の連結棒212を介してそれぞれ連結された4つの副筐体213とを有している。
中央筐体211には、後述する液体放出部3や制御部5やGPS発信器等が収納されている。また、中央筐体211の底部214の外側には、検出部4が設置されている。また、中央筐体211の底部214の外側には、後述する霧Mを放出(噴霧)する複数の放出口215が設けられている。
各副筐体213には、姿勢検出部22および駆動部23の駆動源231が内蔵されている。また、各副筐体213の上部には、シャフト232を介して駆動源231と連結されたプロペラ233が設置されている。
各駆動部23は、同様の構成であるため、1つの駆動部23について代表的に説明する。駆動部23は、駆動源231と、駆動源231に連結されたシャフト232と、シャフト232に連結されたプロペラ233とを有する。
駆動源231は、例えば、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーターで構成されている。駆動源231は、制御部5と電気的に接続され、その作動が制御される。制御部5からの指令により、駆動源231の駆動力(回転数)が制御される。
この駆動源231の駆動により、駆動源231に連結されたシャフト232が回転し、シャフト232に連結されたプロペラ233が回転する。これにより、ドローン1Aの昇降や水平移動またはこれらを組み合わせた動作が可能となる。
姿勢検出部22は、例えば、角速度を検出するジャイロセンサーを有する。この姿勢検出部22は、制御部5と電気的に接続されており、その検出結果が制御部5に送信される。制御部5は、この検出結果に基づいて各駆動部23の駆動にフィードバックする。これにより、ドローン1Aの所望の姿勢を保持することができる。
(液体放出部)
液体放出部3は、液体貯留部31と、超音波振動素子32と、残量センサー33と、を有する。液体貯留部31は、内部で発生した霧Mを放出する放出口311を有する。また、液体貯留部31は、図示しない給水口を介して外部と連通しており、給水口を介して内部に殺虫液L1を給水可能に構成されている。
超音波振動素子32は、通電により超音波振動を発生させる機能を有する。超音波振動素子32から付与される超音波振動によって水柱L’が生じる。そして、この状態が繰り返されることにより、各水柱L’から微細な液滴が多数飛散して、これが霧Mとなる。そして、霧Mは、液体貯留部31の上部側面に設置された送霧ファン34により放出口311に接続された流路312を介して前述した放出口215からドローン1Aの外側に放出される。
なお、液体貯留部31の側壁上部(液体Lの満タン時に水面よりも上側の部分)には、空気流入孔35が設けられている、これにより、送霧ファン34の駆動時に外側から空気を流入させることができる。よって、霧Mの排出を促進することができる。この空気流入孔35の径は、放出口311の径と略同等とされる。
また、流路312の内径は、放出口215の径と程同等とされる。
この超音波振動素子32は、制御部5と電気的に接続されており、その作動が制御される(図1および図2参照)。
また、超音波振動素子32は、通電の条件により発生させる超音波振動の程度を調整可能に構成されていてもよい。これにより、発生する霧Mのサイズ、量等を調整することができ、放出口215から放出する霧Mの放出量を調整することができる。
また、例えば、流路312の途中や放出口215には、開閉弁が設けられてもよい。これにより、放出口215から放出する霧Mの放出量を調整することができる。
液体放出部3が霧M(殺虫液L1)の放出量を調整可能であり、また、後述するが、制御部5は、検出部4の検出結果に基づいて、殺虫液L1の放出量を調整する。これにより、検出結果に応じて霧Mを放出する状態と停止した状態とを切り替えることができるとともに、例えば、検出した虫200の量等に応じて過不足なく霧Mを放出することができる。
(検出部)
検出部4(放出対象検出部)は、放出するか否かの判断材料を検出する機能を有する。本実施形態では、検出部4は、虫200(アブやサシバエ等)を検出する虫センサー41である。
虫センサー41は、虫200を検出する機能を有していれば特に限定されず、例えば、赤外線発光部と赤外線受光部とを有する構成や、撮像部により画像を取得し、虫200を判別する構成などが挙げられる。
この検出部4は、制御部5と電気的に接続されており、検出部4の検出結果は、制御部5に送信される(図2参照)。
なお、検出部4は、本実施形態では、ドローン1Aに内蔵されているが、本発明では、これに限定されず、例えば、牛舎50内の任意の位置(例えば、地面、柵および内壁等)に設置されていてもよい。この場合、検出部4は、制御部5または制御装置20と通信可能に構成される。
また、検出部4は、互いに異なる位置に複数設置されていてもよい。
なお、検出部4Aの機能は、特に限定されず、ドローン1Aの用途に応じて適宜選択される。例えば、ドローン1Aを加湿器として用いる場合、検出部4は、湿度センサーで構成され、また、ドローン1Aを温度調節器として用いる場合、検出部4は、温度センサーで構成される。
(制御部(ドローン制御部))
図2に示すように、制御部5は、CPU(Central Processing Unit)51と、通信部52と、記憶部53(ドローン記憶部)とを有している。
CPU(制御部)51は、記憶部53に記憶された複数のモジュールや、各種プログラム等を実行する。複数のモジュールは、論理ゲート、半導体デバイス、集積回路または他のどのような個別部品を含むハードウエア回路における内蔵コンポーネントを含んでいてもよい。また、モジュールは、ソフトウェアプログラムの一部であってもよい。ソフトウェアプログラムとしてのモジュールの実行は、CPU51または他のどのようなハードウェアエンティティによって実行されるべき論理演算命令のセットを含んでいてもよい。また、モジュールは、インターフェースを用いて、命令やプログラムのセットで具現化されていてもよい。
通信部52は、例えば、I/Oインターフェースで構成され、他の通信機器(例えば、制御装置20)と通信を行うためのものである。通信部52としては、特に限定されないが、音声、アナログ、デジタル、モノラル、RCA、ステレオ、IEEE−1394、シリアルバス、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線、PS/2、BNC、同軸、コンポーネント、コンポジット、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)、RFアンテナ、S−ビデオ、VGA、ブルートゥース(登録商標)、Cellular(例えば、CDMA(Code-Division Multiple Access)、HSPA+(High-Speed Packet Access)、GSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)、LTE(Long-Term Evolution)、WiMax等)、Wi-Fi規格、無線LAN等の通信プロトコル/方法を採用してもよい。
記憶部53は、例えば不揮発性半導体メモリーの一種であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等で構成されている。
記憶部53には、各種モジュールや、ドローン1Aの飛行に関するプログラム(姿勢制御のプログラムや、走行軌道のプログラム等)、殺虫液L1の放出に関するプログラム等が記憶されている。
ドローン1Aの走行軌道としては、本実施形態では、図4に示すような通常時(虫200を検出していない状態)の通常軌道と、虫200を検出した時に下降し、霧Mを放出し、再度上昇する昇降軌道とを有する。
通常軌道は、特に限定されないが、例えば、待機位置P1を起点として、図3および図6中矢印で示すように水平方向に蛇行しつつ牛舎50内を万遍なく走行する軌道とされる。
昇降軌道は、特に限定されないが、例えば、図5〜図7に示すような鉛直方向に昇降する軌道とされる。なお、昇降軌道は、鉛直軸に対して斜めに昇降する軌道であってもよい。
このような制御部5によって、ドローン1Aの各部が制御され、姿勢制御や、殺虫液L1の放出量の制御がなされる。
以上、ドローン1Aの構成について説明した。次に、制御装置20について説明する。
[制御装置20]
制御装置20(制御部、中央制御部)は、CPU(Central Processing Unit)201と、通信部202と、データベース(中央記憶部)203とを有している。
CPU201は、データベース203に記憶された複数のモジュールや、各種プログラム等を実行する。複数のモジュールは、論理ゲート、半導体デバイス、集積回路または他のどのような個別部品を含むハードウエア回路における内蔵コンポーネントを含んでいてもよい。また、モジュールは、ソフトウェアプログラムの一部であってもよい。ソフトウェアプログラムとしてのモジュールの実行は、CPU201または他のどのようなハードウェアエンティティによって実行されるべき論理演算命令のセットを含んでいてもよい。また、モジュールは、インターフェースを用いて、命令やプログラムのセットで具現化されていてもよい。
通信部202は、例えば、I/Oインターフェースで構成され、他の通信機器(例えば、ドローン1A)と通信を行うためのものである。通信部202としては、特に限定されないが、音声、アナログ、デジタル、モノラル、RCA、ステレオ、IEEE−1394、シリアルバス、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線、PS/2、BNC、同軸、コンポーネント、コンポジット、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)、RFアンテナ、S−ビデオ、VGA、ブルートゥース(登録商標)、Cellular(例えば、CDMA(Code-Division Multiple Access)、HSPA+(High-Speed Packet Access)、GSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)、LTE(Long-Term Evolution)、WiMax等)、Wi-Fi規格、無線LAN等の通信プロトコル/方法を採用してもよい。
データベース203は、例えば不揮発性半導体メモリーの一種であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等で構成されている。
このデータベース203には、各種モジュールや、ドローン1Aの飛行に関するプログラム(姿勢制御のプログラムや、走行軌道のプログラム等)、殺虫液L1の放出に関するプログラム等が記憶されている。
このような制御装置20によって、ネットワーク30を介してドローン1Aの制御部5と通信がなされ、制御装置20の指令によって、制御部5がドローン1Aの各部を制御する。
ネットワーク30としては、特に限定されず、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)等が挙げられる。
なお、本実施形態では、制御装置20の指令によって、制御部5がドローン1Aの各部を制御する場合について説明するが、本発明ではこれに限定されず、例えば、ドローン1Aの制御部5が制御装置20と同様の機能を有する構成とし、制御装置20を省略してもよい。
次に、ドローン1Aの動作について、主に図4〜図7を参照しつつ、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図5に示す待機位置P1から通常軌道で蛇行しならが飛行する(図4および図6参照)。そして、飛行しつつ、ステップS101において、上空から虫200がいるか否かを判断する。
虫200を検出したと判断した場合、図6および図7に示すように、放出対象に接近する、すなわち、虫200に向って下降する(ステップS102)。そして、放出位置P2(目標位置)に近づいたか否かを判断する(ステップS103)。
ステップS103における判断は、例えば、記憶部53またはデータベース203に記憶されている高さ(例えば、地上から2m〜3m程度)の情報と、ドローン1Aの現在位置(高さ)の情報とを比較することにより行われる。
ステップS103において、放出位置P2に到達したと判断した場合、ステップS104において、殺虫液L1の放出を開始する。これにより、虫200に殺虫液L1の霧Mが虫に照射され、虫200の駆除を行うことができる。
このように制御装置20(制御部5)は、検出部4が虫200(対象)を検出した場合、ドローン1A(移動体)を虫200に接近させて殺虫液L1(液体)を放出させる。これにより、虫を駆除するために牛舎50全体に殺虫液L1を散布するのではなく、必要に応じて殺虫液L1を過不足なく放出することができる。
また、前述したように、ドローン1Aの中央筐体211の底部214の外側には、複数の放出口215が設けられている。このため、ドローン1A(移動体)の飛行状態において、下方に向って殺虫液L1(液体)を放出する。これにより、放出位置P2を虫200の上方とすることができ、ドローン1Aの下降距離をできるだけ短くすることができる。よって、迅速に虫200を駆除することができる。
また、ステップS107における殺虫液L1の放出停止までの間、液体貯留部31内の殺虫液L1が閾値(所定値)以上か否かを判断するとともに(ステップS105)、規定量を噴射したか否かを判断する(ステップS106)。
ステップS105における判断は、液体貯留部31内の残量センサー33の検出結果と、記憶部53またはデータベース203に記憶されている閾値(所定値)とを比較することに行われる。
ステップS105において、殺虫液L1の残量が十分であると判断した場合、ステップS106において、規定量を放出したか否かを判断する。
ステップS106における判断は、例えば、タイマーによるカウントや、液体貯留部31内の残量センサー33が検出した殺虫液L1の残量(殺虫液L1の減り具合)等に基づいて行われる。
ステップS106において、規定量を放出完了したと判断した場合、殺虫液L1の放出を停止する。そして、ステップS108において、通常軌道に戻る、すなわち、上昇し、蛇行しつつ飛行する(図7参照)。
なお、ステップS105において、殺虫液L1の残量が所定値を下回ったと判断した場合、殺虫液L1の放出を停止する(ステップS109)。これにより、殺虫液L1の残量が少なくなってきているにも関わらず、超音波振動素子32を駆動するのを防止することができる。
そして、待機位置P1に戻る(ステップS110)。この際、一旦上昇した後に水平方向に移動するのが好ましい。これにより、ドローン1Aが牛60と衝突するリスクを低減することができる。
そして、待機位置P1に戻ったら、殺虫液L1の残量が所定値以上になったか否かを判断する(ステップS111)。作業者が液体貯留部31内に殺虫液L1を補充して、残量が所定値以上になったと判断した場合、再度、通常軌道に戻り、すなわち、ステップS101に戻り、以下のステップを順次繰り返す。
このようなステップS101〜ステップS111は、ステップS112において、液体噴射プログラムが完了したと判断するまで行われる。
以上説明したように、液体放出装置1は、駆動源231を有するドローン1A(移動体)と、ドローン1Aに設けられ、殺虫液L1(液体)をドローン1Aの外側に放出する液体放出部3と、を備える。これにより、ドローン1Aが所望の位置に移動してから液体を放出することができる。その結果、所望の位置に殺虫液L1(液体)を放出することができる。
また、本実施形態では、検出部4が検出する対象が虫200であり、放出する液体は、殺虫成分を含む殺虫液L1である。これにより、虫200を駆除することができ、牛60のストレスを軽減することができ、良質な牛60を育成することができる。また、虫200を駆除するために牛舎50全体に殺虫液L1を散布するのではなく、必要に応じて殺虫液L1を過不足なく放出することができる。
なお、本実施形態では、虫200を検出してから虫200に接近して殺虫液L1を放出する構成であったが、本発明ではこれに限定されず、例えば、牛のしっぽの動きの量を検出してから牛60のしっぽに近づいて殺虫液L1を放出してもよい。牛は、虫200を追い払うためにしっぽを振っている場合が多いため、牛のしっぽの動きの量を検出することにより、その牛の付近に虫200がいるか否かを検出することができる。
また、各牛60の個体情報を識別して、牛60一頭ごとに定期的に接近して殺虫液L1を放出してもよい。
また、牛60に直接、液体(殺虫液L1、虫よけ等)を放出してもよい。
また、検出した虫200の量に応じて殺虫液L1の放出量や、放出時間を調整してもよい。
<第2実施形態>
図9は、本発明の液体放出装置(第2実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の液体放出装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、液体放出装置の用途および動作が異なること以外は前記実施形態と同様である。
図9に示すように、本実施形態のドローン1B(液体放出装置1)は、新幹線300(乗り物)内で用いられる。また、ドローン1Bは、本実施形態では、消臭成分を含む消臭液L2を放出するものである。
消臭成分としては、例えば、酸化亜鉛等の金属酸化物、シリカ、アルキルジエタノールアミド、ヒドロキシアパタイト、茶抽出物等が挙げられる。
例えば、新幹線300が目的地に到着して乗客が降車した後に、ドローン1Bが決められた軌道を飛行しつつ、消臭液L2を放出する。これにより、新幹線300内の清掃を簡単に行うことができ、利便性に優れる。
また、ドローン1Bの待機位置は、新幹線300内であってもよく、新幹線300の外側の任意の位置であってもよい。また、ドローン1Bは、各車両ごとに配置されて用いられてもよく、1つのドローン1Bで全車両を飛行して消臭液L2を放出する構成であってもよい。
ドローン1Bが新幹線300内で飛行する軌道としては、例えば、図9中矢印で示すように、新幹線300内で進行方向に往復動するように蛇行する軌道が挙げられる。
そして、ドローン1Bが消臭液L2を放出するタイミングとしては、タイマーによって定期的に噴射してもよく、検出部(匂いセンサー)を用いて対象となる匂いを検出した場合に噴射してもよい。
検出部4が検出する対象が匂い成分であり、放出する液体Lが、消臭成分を含む消臭液L2であった場合、新幹線300内の全体に消臭液L2を散布するのではなく、必要に応じて消臭液L2を放出することができる。
このように、ドローン1Bが飛行しつつ消臭液L2を放出することにより、目的の部位に対して過不足なく消臭液L2を放出することができる。
また、本実施形態では、乗り物の一例として新幹線300を例に挙げて説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、バス、電車、飛行機等の他の乗り物にも適用することができる。
また、ドローン1Bが放出する液体Lとして、消臭液L2である場合を例に挙げて説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、殺虫液L1や、消毒成分を含む消毒液や、香り成分を含む香料液や、これらの複数を放出する構成であってもよい。
<第3実施形態>
図10は、本発明の液体放出装置(第3実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の液体放出装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、液体放出装置の用途および動作が異なること以外は前記実施形態と同様である。
図10に示すように、本実施形態のドローン1C(液体放出装置1)は、病院400(医療施設)内で用いられる。また、ドローン1Cは、本実施形態では、除菌消臭成分を含む除菌消臭液L6を噴霧するものである。除菌消臭成分としては、次亜塩素酸またはその塩等が挙げられる。
ドローン1Cは、例えば、病院400の通路や待合室等の共有スペースにおいて、予め決められた軌道を走行しつつ、定期的に除菌消臭液L6を放出する。これにより、人の手を介さず、簡単に病院400の清潔度を保つことができる。
また、ドローン1Cは、患者の個室や、複数の患者を収容する共同部屋内において除菌消臭液L6の放出を行ってもよい。
また、本実施形態では、病院400(医療施設)を例に挙げて説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、デパートや、映画館等の商業施設や、学校、公民館、老人ホーム、託児所等の公共施設にも適用することができる。
また、ドローン1Cが放出する液体Lとして、除菌消臭液L6である場合を例に挙げて説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、殺虫液L1や、消臭液L2や、消毒液L3や、これらの複数を放出する構成であってもよい。
<第4実施形態>
図11は、本発明の液体放出装置(第4実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の液体放出装置の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、液体放出装置の用途および動作が異なること以外は前記実施形態と同様である。
図11に示すように、本実施形態のドローン1D(液体放出装置1)は、レストラン500(飲食店)内で用いられる。また、ドローン1Dは、本実施形態では、香り成分を含む香料液L4を放出するものである。
香り成分としては、例えば、ジャコウ、シベット(レイビョウ香)、カストル(カイリ香)、アン-バーグリス(リュウゼン香)等の動物性香料、ラベンダー油、ハッカ油、レモン油、オレンジ油、ローズ油、ショウノウ油、ビャクダン油、ヒノキ油等の植物精油からなる植物性香料等の天然香料、テルペン化合物、芳香族化合物等からなる合成香料、あるいはそれらをブレンドした調合香料等の香料などを適宜用いることができる。また、その香りは、レストラン500にて提供可能なメニューの香りとすることができる。
ドローン1Dは、例えば、待機位置P1に待機しており、客の注文状況や、食事の進行状況に応じて、各テーブルの上方に移動し、任意の香料液L4を放出する。
例えば、テーブル501の客が注文している状況においては、テーブル501の上方に移動して、例えば、おすすめのメニューと同じ香りの香料液L4を放出する。これにより、客の嗅覚が刺激され、おすすめのメニューを注文するように誘導することができる。
また、例えば、テーブル502の客がメインディッシュを食べ終わった状況においては、ワインの香りの香料液L4や、デザートの香りの香料液L4を放出する。これにより、客の嗅覚が刺激され、さらなる注文を獲得することができる。
なお、客の注文状況や、食事の進行状況等は、例えば、レストラン500内の接客員等が情報を制御装置20(図示せず)に入力することによって上記のような制御を実現することができる。
また、1つのドローン1Dが、互いに香が異なる香料液L4を放出する構成であってもよく、複数のドローン1Dが、互いに香が異なる香料液L4を放出する構成であってもよい。
<第5実施形態>
図12は、本発明の液体放出装置(第5実施形態)の使用方法の一例を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の液体放出装置の第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、液体放出装置の用途および動作が異なること以外は前記実施形態と同様である。
図12に示すように、本実施形態のドローン1E(液体放出装置1)は、レストラン500(飲食店)の外、すなわち、屋外で用いられる。また、ドローン1Eは、前記第4実施形態と同様に、香り成分を含む香料液L4を放出するものである。
ドローン1Eは、例えば、決められた軌道を飛行しており、定期的に香料液L4を放出する。また、決められた軌道とは、例えば、レストラン500を起点として、レストラン500沿いまたはレストラン500の近辺の歩行者道に沿って任意のパターンでレストラン500に対して接近、離間を繰り返す軌道とすることができる。
これにより、レストラン500の近辺の歩行者の嗅覚を刺激することができるとともに、ドローン1Eは、レストラン500を通過する軌道を飛行するため、その香りにつられて歩行者がレストラン500に誘導される。
また、レストラン500の略上空に滞在しつつ、歩行者が通過した時のみ、または常時香料液L4を放出する構成であってもよい。すなわち、検出部4(人感センサー)が検出する対象が人間であり、放出する液体Lは香料を含む香料液L4であった場合、人の嗅覚を刺激することができ、レストラン500の集客力を高めることができる。
また、液体放出装置1は、ドローン1Eのような飛行体ではなく、レストラン500の近辺の歩行者道を走行する走行体であってもよい。
<第6実施形態>
図13は、本発明の液体放出装置(第6実施形態)の縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の液体放出装置の第6実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、液体放出装置の構成、用途および動作が異なること以外は前記実施形態と同様である。
図12に示すように、本実施形態では、液体放出装置1は、自走式掃除機1Fで構成されている。自走式掃除機1Fは、吸引により掃除を行うとともに殺菌成分(除菌成分)を有する殺菌液L5を放出する機能を有する。
殺菌成分(除菌成分)としては、特に限定されないが、例えば、アルキルトリメチルアンモニウムブロマイド、セチルピリジニウムクロライド、銀担持無機粒子、塩化リゾチーム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム(CPC)、ミョウバン等が挙げられる。
自走式掃除機1Fは、所定面(床)上を走行する走行体であり、掃除機本体6(移動体本体)と、吸引部7と、液体放出部8と、検出部4と、制御部5’と、を有する。
掃除機本体6は、筐体61と、筐体61に収納された駆動部62とを有する。筐体61には、後述する液体放出部8や検出部4や制御部5やGPS発信器等が収納されている。
駆動部62は、複数の車輪621と、各車輪621を駆動させる駆動源622と、図示しない動力伝達機構等を有する。
吸引部7は、吸引源71と、ごみ貯留部72と、吸引管73と、回転ブラシ74、排気管75とを有する。吸引源71は、陰圧を発生させる手段であり、吸引源71が発生させた陰圧によって、吸引管73内が陰圧となり、吸引管73の端部(吸引口)からゴミを吸引することができる。
また、吸引管73の端部には、回転ブラシ74が設けられており、回転ブラシ74が掃いたゴミが吸引管73内に吸引される。吸引されたゴミは、図示しないフィルターによって捕捉され、ごみ貯留部72に収納される。また、吸引によって生じた排気は、排気管75を介して自走式掃除機1Fの外側に排気される。
液体放出部8は、第1実施形態で説明した液体放出部3と略同様の構成であるが、放出口81の位置が異なっており、本実施形態では、筐体61の上部に設けられている。また、本実施形態では、液体放出部8は、殺菌液L5を放出する。
検出部4は、本実施形態では、ごみの通過量を検出するセンサー4Bで構成されている。このセンサー4Bは、吸引管73に接続されており、吸引管73内のごみの通過量を検出する。
制御部5’は、記憶部53に走行プログラム、ゴミ検出プログラム等が記憶され、実行されること以外は、第1実施形態の制御部5と同様である。
自走式掃除機1Fは、予め決められた軌道を走行しつつ吸引部7が作動する。これにより、自走式掃除機1Fが走行した部分の掃除を行うことができる。
また、吸引しつつ吸引管73内のゴミの通過量を検出する。ゴミの通過量が所定値を上回った場合、その位置に繁殖している雑菌が比較的多いとみなし、殺菌液L5を放出する。このように、制御部5は、自走式掃除機1F(移動体)が移動しているとき、検出部4がゴミ(対象)を検出した場合、殺菌液L5(液体)を放出する。これにより、ゴミが溜まっていた部分や、その周辺の殺菌を行うことができる。
また、制御部5’は、自走式掃除機1Fが移動しているとき、検出部4がゴミ(対象)を検出した場合、その時点で殺菌液L5を放出させる。これにより、ゴミが溜まっていた部分や、その周辺の殺菌を行うことができる。
なお、本実施形態では、自走式掃除機1Fは、予め決められた軌道を走行する構成について説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、自走式掃除機1Fに衝突センサーが内蔵されており、衝突を検出した場合、進路を変更するよう構成されていてもよい。
また、本実施形態では、殺菌液L5を外側に放出する構成であったが、本発明ではこれに限定されず、例えば、ごみ貯留部72や排気管75内に殺菌液L5を放出する構成であってもよい。これにより、排気がクリーンな空気となる。
また、洗浄液を放出する構成であってもよい。
また、制御装置20が自走式掃除機1Fの制御を行ってもよい。
以上、本発明の液体放出装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、液体放出装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の液体放出装置は、各実施形態の構成を組み合わせたものであってもよい。
また、前記第1〜第5実施形態では、移動体を飛行体として説明したが、本発明ではこれに限定されず、走行体であってもよい。
また、前記第1〜第5実施形態では、移動体を飛行体として説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、天井や壁にレールを設け、レールを走行する走行体であってもよい。
また、前記各実施形態では、液体貯留部内の残液が所定値を下回ったら待機位置に戻り、作業者が給水を行う構成について説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、待機位置に自動給水装置を設け、自動で給水が行われるよう構成されていてもよい。
この場合、待機位置に圧力センサー(重量センサー)を設けておくことにより、移動体が待機位置に戻ってきたことを検出することができる。また、待機位置に移動体が戻ると、例えば、給水キャップを開状態とし、給水ノズルが給水口に挿入され、給水を開始する構成とすることができる。
100 液体放出システム
1 液体放出装置
20 制御装置
201 CPU
202 通信部
203 データベース
30 ネットワーク
1A ドローン
1B ドローン
1C ドローン
1D ドローン
1E ドローン
1F 自走式掃除機
2 ドローン本体
21 筐体
211 中央筐体
212 連結棒
213 副筐体
214 底部
215 放出口
22 姿勢検出部
23 駆動部
231 駆動源
232 シャフト
233 プロペラ
3 液体放出部
31 液体貯留部
311 放出口
312 流路
32 超音波振動素子
33 残量センサー
34 送風ファン
35 空気流入孔
4 検出部
4A 検出部
4B センサー
41 虫センサー
5 制御部
5' 制御部
51 CPU
52 通信部
53 記憶部
6 掃除機本体
61 筐体
62 駆動部
621 車輪
622 駆動源
7 吸引部
71 吸引源
72 貯留部
73 吸引管
74 回転ブラシ
75 排気管
8 液体放出部
81 放出口
50 牛舎
60 牛
200 虫
300 新幹線
400 病院
500 レストラン
501 テーブル
502 テーブル
L 液体
L' 水柱
L1 殺虫液
L2 消臭液
L3 消毒液
L4 香料液
L5 殺菌液
L6 除菌消臭液
M 霧
P1 待機位置
P2 放出位置

Claims (15)

  1. 駆動源を有する移動体と、
    前記移動体に設けられ、液体を前記移動体の外側に放出する液体放出部と、を備えることを特徴とする液体放出装置。
  2. 前記液体放出部は、前記液体の放出量を調整可能である請求項1に記載の液体放出装置。
  3. 前記液体の放出量を制御する制御部を備える請求項2に記載の液体放出装置。
  4. 対象を検出する検出部を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記液体の放出量を調整する請求項3に記載の液体放出装置。
  5. 前記制御部は、前記検出部が前記対象を検出した場合、前記移動体を前記対象に接近させて前記液体を放出させる請求項4に記載の液体放出装置。
  6. 前記制御部は、前記移動体が移動しているとき、前記検出部が前記対象を検出した場合、前記液体を放出させる請求項4に記載の液体放出装置。
  7. 前記対象は、菌であり、
    前記液体は、殺菌成分を含む請求項4ないし6のいずれか1項に記載の液体放出装置。
  8. 前記対象は、虫であり、
    前記液体は、殺虫成分を含む請求項4ないし7のいずれか1項に記載の液体放出装置。
  9. 前記対象は、匂い成分であり、
    前記液体は、消臭成分を含む請求項4ないし8のいずれか1項に記載の液体放出装置。
  10. 前記対象は、人間であり、
    前記液体は、香料を含む請求項4ないし9のいずれか1項に記載の液体放出装置。
  11. 前記移動体は、飛行体である請求項1ないし10のいずれか1項に記載の液体放出装置。
  12. 前記液体放出部は、前記飛行体の飛行状態において、下方に向って前記液体を放出する請求項11に記載の液体放出装置。
  13. 前記移動体は、所定面上を走行する走行体である請求項1ないし12のいずれか1項に記載の液体放出装置。
  14. 前記移動体は、吸引部を有する請求項13に記載の液体放出装置。
  15. 前記移動体は、前記走行体の走行中において、上方に向って前記液体を放出する請求項13または14に記載の液体放出装置。
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