JP2019537882A - 超伝導伝送ドライバシステム - Google Patents

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Abstract

一例は、超伝導伝送ドライバシステムを含む。システムは、入力において受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段を備える。システムは、制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段をさらに備える。

Description

本開示は、一般に古典的および量子コンピューティングシステムに関し、より具体的には、超伝導伝送ドライバシステムに関する。
コンピュータシステムは、通常、別々のチップ間、別々のプリント回路基板間、および/または別々のコンピュータシステム間の通信を実施する。ある種の超伝導論理(例えば、レシプロカル量子論理、またはRQL(reciprocal quantum logic))のようなある種の通信は、単一磁束量子(SFQ:single flux quantum)パルスのパルス完全性を維持するために非常に高い帯域幅(例えば、約300GHz以上)の相互接続システムを実施する。チップ間(例えば、チップ対チップ)通信は、特に大規模に製造される場合、チップビア、バンプボンド、および基板ビアの積み重ねによるチップ上の伝送線路から回路基板上の伝送線路への遷移を通常含むことができる。チップ間通信のこのような特徴は、帯域幅の低下、従ってチップ間通信におけるデータのパルス完全性および信頼性の低下をもたらす可能性がある。さらに、長い超伝導伝送線路での分散は、パルスを劣化させる可能性があり、100GHzを超える周波数では著しく悪化する可能性がある。
一例は、超伝導伝送ドライバシステムを含む。システムは、入力において受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段を含む。システムは、制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段をさらに含む。
別の例は、超伝導伝送ドライバシステムを含む。システムは、受信したSFQパルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段を含む。ラッチングゲート段は、制御ノードに接続され、所定の期間後に少なくとも1つのジョセフソン接合を発振電圧状態からオフ状態に切り替えてラッチングゲート段をリセットするように構成された自己リセット段を含むことができる。システムは、制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段を含むことができる。
別の例は、チップ間伝送システムを含む。システムは、超伝導伝送ドライバシステムを含む。超伝導伝送ドライバシステムは、入力において受信したSFQパルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段を含む。超伝導伝送ドライバシステムは、制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段をさらに含む。システムは、パルス信号を受信して、パルス信号をSFQパルスに変換するように構成されたレシーバシステムをも含む。システムは、超伝導伝送ドライバシステムとレシーバシステムとの間でパルス信号を伝搬するように構成された伝送線路をさらに含む。
超伝導チップ間伝送システムの一例を示す。 伝送ドライバシステムの一例を示す。 レシーバシステムの一例を示す。
本開示は、一般に古典的および量子コンピューティングシステムに関し、より具体的には超伝導伝送ドライバシステムに関する。超伝導伝送ドライバシステムは、レシプロカル量子論理(RQL)コンピュータシステムなどの様々な超伝導チップ間通信システムに実装することができる。超伝導伝送ドライバシステムは、ラッチングゲート段およびローパスフィルタ段を含む。ラッチングゲート段は、入力で受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて、制御ノードに発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むことができる。一例として、SFQパルスは、RQLジョセフソン伝送線路(JTL:Josephson transmission line)から受信したレシプロカル量子論理(RQL)パルス(例えば、正のフラクソンおよび負のフラクソンを含む)として構成することができる。ローパスフィルタ段は、パルス電圧が(例えば、伝送線路を介して)出力に伝送されるように、発振電圧に基づいてパルス信号を生成するように構成され得る。
さらに、超伝導伝送段は、制御ノードに接続された自己リセット段を含むことができる。自己リセット段は、例えば、制御ノードからのDCバイアス源を相互接続するローパスフィルタ(例えば、RLフィルタ)として構成することができ、かつ発振電圧の短絡を提供して例えば、関連するローパスフィルタに関連する時定数に基づいて所定の期間に亘って発振電圧を減少させるように構成されている。結果として、自己リセット段は、ラッチングゲート段をリセットし、パルス信号の送信を終了する(例えば、パルス信号の立ち下がりエッジを提供する)ように構成することができる。さらに、前述したように、超伝導伝送ドライバシステムは、RQLシステムにおけるドライバとして構成することができる。従って、ラッチングゲート段は、トリガしてRQL入力パルスに関連する負のフラクソンを打ち消すように構成された入力ジョセフソン接合を含むことができ、ラッチングゲート段がパルス信号を生成する際に負のフラクソンをリジェクトするようにする。
図1は、超伝導チップ間伝送システム10の一例を示す。超伝導チップ間伝送システム10は、超伝導データ伝送(例えば、レシプロカル量子論理(RQL)通信システム)においてチップ間通信を提供するために、様々なコンピュータシステムの任意のものに実装することができる。
超伝導チップ間伝送システム10は、伝送線路16によって分離された伝送ドライバシステム12とレシーバシステム14とを含む。図1の例では、レシーバシステム14はシンクロナスレシーバとして示されている。しかしながら、レシーバシステム14は、代わりに、アイソクロナスレシーバとして構成することができることを理解されたい。伝送ドライバシステム12は、図1の例において、信号RQLINとして示されているRQL入力信号を受信するように構成されている。一例として、RQL入力信号RQLINは、例えば、RQLクロック信号(例えば、直交クロック信号)に基づいてRQL入力信号RQLINを伝搬するように動作するRQLジョセフソン伝送線路(JTL)から供給され得る。伝送ドライバシステム12は、さらに信号RQLINを実質的にガウスパルス信号PLSとして伝送線路16を介してレシーバシステム14に送信するように構成される。一例として、パルス信号PLSは、約2.0mVの振幅を有することができ、かつ約10ピコ秒のパルス幅を有することができる。本明細書でより詳細に説明されるように、伝送ドライバシステム12は、帯域幅を減少させるようにパルス信号PLSを生成して、RQLパルスRQLINによって表されるデータの送信をレシーバシステム14が受信できるようにするように構成される。一例として、伝送ドライバシステム12は、例えば、バスを介して複数のパルス信号PLSを供給する追加のJTLおよび/または追加の伝送ドライバシステム12などの追加の構成要素を例えば含む送信機システムに実装することができる。
伝送ドライバシステム12は、RQL入力信号RQLINに応答して発振電圧VOSCを生成するように構成されたラッチングゲート段18を含む。一例として、ラッチングゲート段18は、RQL入力信号RQLINおよびDCバイアス電流IDCに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えるように構成された少なくとも1つの非分路ジョセフソン接合(unshunted Josephson junction)を含む。発振電圧VOSCは、伝送ドライバシステム12に関連するローパスフィルタ(LPF)段20に供給される。LPF段20は、発振電圧VOSCをフィルタリングすることに基づいて発振電圧VOSCに基づいてパルス信号PLSを生成することができる。従って、パルス信号PLSは、発振電圧VOSCの活性化、即ち、少なくとも1つの非分路ジョセフソン接合のオフ状態から発振電圧状態への切り替えに対応する立ち上がりエッジを有することができる。
さらに、図1の例では、ラッチングゲート段18は自己リセット段22を含む。自己リセット段22は、例えば、DCバイアス電流IDCと発振電圧VOSCとを相互接続するローパスフィルタ(例えば、RLフィルタ)として構成することができる。自己リセット段22は、例えば、自己リセット段22の関連するローパスフィルタに関連する時定数に基づいて、所定の期間に亘って発振電圧VOSCを短絡して発振電圧VOSCを減少させるように構成される。その結果、自己リセット段22は、発振電圧VOSCを非活性化することによってラッチングゲート段18をリセットするように構成することができる。従って、パルス信号PLSは、発振電圧VOSCの非活性化、即ち少なくとも1つの非分路ジョセフソン接合の発振電圧状態からオフ状態への切り替えに対応する立ち下がりエッジを有することができる。
パルス信号PLSはレシーバシステム14に供給される。レシーバシステム14は、抵抗R1を介して受信したパルス信号PLSを変換するように構成された第1のJTL24を含む。一例として、抵抗R1は、第1のJTL24に関連する少なくとも1つのジョセフソン接合に関連する抵抗値(例えば、約20Ω)を有することができる。一例として、第1のJTL24は、ACバイアス電流を受信して、パルス信号PLSに応答した少なくとも1つのジョセフソン接合のトリガに基づいて、受信したパルス信号PLSをSFQ信号に変換することができる。レシーバシステム14はまた、第1のJTL24によって供給されたSFQパルスに応答してインダクタLRQLを介して負のフラクソンを提供するように第1のJTL24に対して配置される第2のJTL26を含む。結果的に、第1および第2のJTL24および26は、協働してパルス信号PLSに応答してRQL信号を生成することができる。レシーバシステム14は、第1および第2のJTL24および26によって生成されたRQL信号をRQL出力信号RQLOUTとして伝搬するように構成された第3のJTL28をさらに含む。従って、RQL出力信号RQLOUTは、追加の回路(図示せず)によって処理することができる。
図2は、伝送ドライバシステム50の一例を示す。伝送ドライバシステム50は、図1の例における伝送ドライバシステム12に対応することができる。伝送ドライバシステム50は、図2の例において信号RQLINとして示され、伝送ドライバシステム50に伝搬される入力RQL信号を受信する。超伝導チップ間伝送システム10および伝送ドライバシステム50の説明は、RQL信号伝送を説明しているが、超伝導チップ間伝送システム10および伝送ドライバシステム50は、代わりに、SFQ信号伝送を実施することができることを理解されたい。
伝送ドライバシステム50は、DCバイアス電流源などからDCバイアス電流IDCを受け取るラッチングゲート段52を含む。ラッチングゲート段52はまた、例えばRQL JTLを介してRQL入力信号RQLINを受信する。一例として、RQL入力信号RQLINは、例えば、RQLクロック信号(例えば、直交クロック信号)に基づいてRQL入力信号RQLINを伝搬するように動作するRQL JTLから供給することができる。RQL入力信号RQLINは、入力インダクタLINおよび入力ジョセフソン接合Jを介して供給される。RQL入力信号RQLINは、DCバイアス電流IDCから供給されたバイアスに基づいて第1のジョセフソン接合Jをトリガするように構成される。第1のジョセフソン接合Jのトリガによって、インダクタLを介して制御ノード54に伝搬し、別のインダクタLを介して第1の非分路ジョセフソン接合Jに伝搬するSFQパルスを供給する。図2の例では、制御ノード54は抵抗Rにより接地から分離され、インダクタLは制御ノード54と第1の非分路ジョセフソン接合Jとの間に抵抗Rと並列に配置されている。
第1のジョセフソン接合Jから伝搬されたSFQパルスに応答して、かつDCバイアス電流IDCに応答して、第1の非分路ジョセフソン接合Jはトリガしてオフ状態から発振電圧状態に切り替えて、制御ノード54に発振電圧VOSCを供給する。第1の非分路ジョセフソン接合Jのトリガに応答して、発振電圧VOSCおよびDCバイアス電流IDCは協働して第2の非分路ジョセフソン接合Jをオフ状態から発振電圧状態に切り替える。従って、第1および第2の非分路ジョセフソン接合JおよびJは、個々の発振電圧状態を合成して、制御ノード54に発振電圧VOSCを供給する。
図2の例では、伝送ドライバシステム50は、制御ノード54に接続されているLPF段56をも含む。図2の例では、LPF段56は、インダクタLOUTおよびコンデンサCOUTを含むLCフィルタとして構成されている。従って、LPF段56は、発振電圧VOSCに基づいて制御ノード54においてインダクタLOUTおよびコンデンサCOUTのLCフィルタリングによりフィルタリングされたパルス信号PLSを生成することができる。従って、パルス信号PLSは、発振電圧VOSCの活性化、即ち第1および第2の非分路ジョセフソン接合のオフ状態から発振電圧状態への切り替えに対応する立ち上がりエッジを有することができる。
さらに、図2の例では、ラッチングゲート段52は自己リセット段58を含む。自己リセット段58は、インダクタLSRおよび抵抗RSRを含むRLフィルタとして示され、インダクタLSRはDCバイアス電流IDCを制御ノード54に相互接続し、抵抗RSRはDCバイアス電流IDCのソースノードを接地に相互接続する。従って、RLフィルタは関連する時定数を有することができ、自己リセット段58は発振電圧VOSCの短絡を提供するように構成される。従って、自己リセット段58は、時定数に基づく所定の期間に亘って発振電圧VOSCを減少させるように構成される。その結果、自己リセット段58は、発振電圧VOSCを非活性化することによってラッチングゲート段18をリセットするように構成することができる。従って、パルス信号PLSは、発振電圧VOSCの非活性化、即ち非分路ジョセフソン接合JおよびJの発振電圧状態からオフ状態への切り替えに対応する立ち下がりエッジを有することができる。
前述したように、RQL入力信号RQLINは、RQL入力信号RQLINが正のフラクソンおよび後続の負のフラクソンを含むようなRQLパルスとして構成される。図2の例では、ラッチングゲート段52は、RQL入力信号RQLINの入力経路に配置されたリジェクションジョセフソン接合Jを含む。リジェクションジョセフソン接合Jは、RQL入力信号RQLINに関連する負のフラクソンに応答してトリガするように構成されており、従って、負のフラクソンを実質的に打ち消す電圧パルスを供給する。従って、リジェクションジョセフソン接合Jは負のフラクソンを打ち消すように構成される。しかしながら、発振電圧VOSC、即ちパルス信号PLSの生成は、SFQパルス(例えば、フラクソンのみ)に基づいていることを理解されるべきである。従って、伝送ドライバシステム50への入力信号は、図2の例ではRQL信号として示されているが、その代わりに、入力信号は、例えば高速単一磁束量子(RSFQ:rapid single flux quantum)論理システムにおけるSFQパルスとすることができる。
RQL入力信号RQLINに基づくパルス信号PLSの生成に基づいて、伝送線路16を介する通信の帯域幅を実質的に減少することができる。結果として、RQL入力信号RQLINに対する長パルス信号(elongated pulse signal)PLSによるデータの送信により、SFQパルスの送信と比較して、チップ間通信におけるパルス完全性およびデータの信頼性における改善が提供される。一例として、帯域幅は約5分の1に減少され、約60GHzの帯域幅を提供する。その結果、チップ間相互接続システムに関する製造要件を実質的に低減することができ、これにより、最大伝送線路長を制限し得る超伝導材料(例えば、ニオブNb)における分散効果を低減することができる。一例として、パルス信号PLSは、プリント回路基板上の伝送線路16に沿って少なくとも1メートル、およびオンチップ上で少なくとも約150mmで駆動することができ、これは既存のSFQ伝送線路回路に対してほぼ一桁改善されていることとなる。従って、伝送ドライバシステム50は、超伝導回路システムにおいてデータを送信する際に実質的な改善をもたらすことができる。
図3は、レシーバシステム100の一例を示す。レシーバシステム100は、図1の例におけるレシーバシステム14に対応することができ、伝送線路16を介して受信されるパルス信号PLSに応答して、例えば、伝送ドライバシステムにより生成されるようなRQL出力信号RQLOUTを生成するように構成できる。図3の例では、レシーバシステム100はシンクロナスレシーバとして示されている。しかしながら、レシーバシステム100は、代わりに、アイソクロナスレシーバとして構成することができることを理解されたい。
レシーバシステム100は、直列終端抵抗R(例えば、20Ω)、第1の入力JTL段102、および第2の入力JTL段104を含む。第1の入力JTL段102は、入力パルス信号PLSを受信し、そのパルス信号PLSを出力JTL段106に伝搬するように構成される。第1の入力JTL段102は、パルス信号PLSが伝搬する入力インダクタL5と、ACクロック信号CLKに関連する特定の個々のサンプリング位相に関連するAC電流源として構成されたバイアス電流源108に基づいてパルス信号PLSに応答してトリガされる第1のジョセフソン接合Jとを含む。バイアス電流は、第1のバイアスインダクタLBIAS1を介して流れて第1のジョセフソン接合Jおよび第2のジョセフソン接合JをそれぞれインダクタLおよびLを介してバイアスし、第1のジョセフソン接合Jのトリガに応答してパルス信号PLSがインダクタLおよびLを介して伝搬し、続いてジョセフソン接合Jをトリガしてパルス信号PLSをインダクタLを介して出力ドライバ段106に供給する。
第2の入力JTL段104は、第1の入力JTL段102に関して実質的に同様に構成されている。特に、第2の入力JTL段104は、ACクロック信号CLKに関連する特定の個々のサンプリング位相に関連するAC電流源として構成されたバイアス電流源110に対して互いに反対側に配置された一対のジョセフソン接合JおよびJを含む。このバイアス電流は、第2のバイアスインダクタLBIAS2を介して、およびインダクタLおよびL10を介して流れる。しかしながら、第2の入力JTL段104は、接地されたインダクタL11も含み、第2の入力JTL段104はインダクタLRQLを介して伝搬するパルス信号PLSに対応するフラクソンに応答して反フラクソンを生成する。従って、パルス信号PLSが第1の入力JTL段102に供給されるのに応答して、第2の入力JTL段104は、対応する反フラクソンを生成して、出力JTL段106にRQL信号RQLを供給する。
出力JTL段106は、第1および第2の入力JTL段102および104と実質的に同様に配置される。出力JTL段106は、RQL信号RQLが伝搬する入力インダクタL12と、バイアス電流源112に関して互いに反対側に配置された一対のジョセフソン接合JおよびJと、個々のインダクタL13およびL14を含む。しかしながら、バイアス電流源112は、ACクロック信号CLKに関連する特定の個々のサンプリング位相に関連するAC電流源として構成される。図3の例では、AC電流はバイアスインダクタLBIAS3を介して供給される信号CLKとして示されており、ACクロック信号CLKは同位相成分および直交位相成分を含む直交信号に対応することができる。従って、出力JTL段106は、第1および第2のJTL段102および104によって生成されたRQL信号をRQL出力信号RQLOUTとして出力114に伝搬するように構成される。RQL出力信号RQLOUTは、追加の回路(図示せず)によって処理することができる。従って、レシーバシステム100は、SFQパルスに対して低減された帯域幅のパルス信号PLSに基づいて、伝送線路(例えば、伝送線路16)からパルス信号PLSを受信するように構成することができる。
上記の説明は本開示の例である。もちろん、本開示を説明する目的のために構成要素または方法の考えられるあらゆる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は本開示の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。従って、本開示は、添付の特許請求の範囲を含む本出願の範囲内に含まれるすべてのそのような代替形態、修正形態、および変形形態を包含することを意図している。
上記の説明は本開示の例である。もちろん、本開示を説明する目的のために構成要素または方法の考えられるあらゆる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は本開示の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。従って、本開示は、添付の特許請求の範囲を含む本出願の範囲内に含まれるすべてのそのような代替形態、修正形態、および変形形態を包含することを意図している。
以下に、上記実施形態から把握できる技術思想を付記として記載する。
付記1]
チップ間伝送システムであって、
超電導伝送ドライバシステムであって、
入力において受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段と、
前記制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段とを含む、前記超電導伝送ドライバシステムと、
パルス信号を受信して、パルス信号をSFQパルスに変換するように構成されたレシーバシステムと、
前記超電導伝送ドライバシステムと前記レシーバシステムとの間でパルス信号を伝搬するように構成された伝送線路と
を備えるチップ間伝送システム。
[付記2]
前記ラッチングゲート段は、自己リセット段を含み、前記自己リセット段は、前記制御ノードに接続されたLRローパスフィルタを含み、前記LRローパスフィルタは、所定の期間に対応する前記LRローパスフィルタの時定数に基づいて前記少なくとも1つのジョセフソン接合を前記発振電圧状態から前記オフ状態に切り替えるように発振電圧の減衰を提供するように構成されている、付記1に記載のシステム。
[付記3]
前記少なくとも1つのジョセフソン接合は、前記入力で受信されたSFQパルスに応答して前記オフ状態から前記発振電圧状態に切り替えるために非分路となっている、付記1に記載のシステム。
[付記4]
SFQパルスを、正のフラクソンおよび負のフラクソンを含むRQLパルスとして前記入力に供給するように構成されたレシプロカル量子論理(RQL)ジョセフソン伝送線路(JTL)をさらに備え、前記ラッチングゲート段は、前記負のフラクソンに応答してトリガして前記制御ノードにおいて前記負のフラクソンを実質的に打ち消すように配置された入力ジョセフソン接合を含む、付記1に記載のシステム。

Claims (20)

  1. 超伝導伝送ドライバシステムであって、
    入力において受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段と、
    前記制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段と
    を備える超伝導伝送ドライバシステム。
  2. 前記ラッチングゲート段は、前記制御ノードに接続され、所定の期間後に前記少なくとも1つのジョセフソン接合を前記発振電圧状態から前記オフ状態に切り替えて前記ラッチングゲート段をリセットするように構成された自己リセット段を含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記自己リセット段は、LRローパスフィルタとして構成され、前記LRローパスフィルタは、所定の期間に対応する前記LRローパスフィルタの時定数に基づいて前記少なくとも1つのジョセフソン接合を前記発振電圧状態から前記オフ状態に切り替えるように発振電圧の減衰を提供するように構成されている、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記ラッチングゲート段は、前記入力で受信されたSFQパルスおよびDCバイアス電流に応答して、前記少なくとも1つのジョセフソン接合を前記オフ状態から前記発振電圧状態に切り替えるように構成され、前記自己リセット段は、前記制御ノードと前記DCバイアス電流の供給源とを相互接続するように構成される、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記少なくとも1つのジョセフソン接合は、前記入力で受信されたSFQパルスに応答して前記オフ状態から前記発振電圧状態に切り替えるために非分路となっている、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つのジョセフソン接合は、第1のインダクタを介して前記制御ノードに接続された第1のジョセフソン接合と、第2のインダクタを介して前記制御ノードに接続された第2のジョセフソン接合とを含み、前記第1のジョセフソン接合は、SFQパルスに応答してトリガして前記発振電圧状態に切り替えるように構成され、前記第2のジョセフソン接合は、前記第1のジョセフソン接合が前記発振電圧状態に切り替えることに応答してトリガして同様に前記発振電圧状態に切り替えるように構成される、請求項1に記載のシステム。
  7. SFQパルスを、正のフラクソンおよび負のフラクソンを含むRQLパルスとして前記入力に供給するように構成されたレシプロカル量子論理(RQL)ジョセフソン伝送線路(JTL)をさらに備え、前記ラッチングゲートシステムは、前記負のフラクソンをリジェクトするように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記ラッチングゲートシステムは、前記負のフラクソンに応答してトリガして前記制御ノードにおいて前記負のフラクソンを実質的に打ち消すように配置された入力ジョセフソン接合を含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 請求項1に記載の超伝導伝送ドライバシステムを備えるチップ間伝送システムであって、
    パルス信号を受信して前記パルス信号をSFQパルスに変換するように構成されたレシーバシステムと、
    前記超伝導伝送ドライバシステムと前記レシーバシステムとの間でパルス信号を伝搬するように構成された伝送線路と
    を備えるチップ間伝送システム。
  10. 前記レシーバシステムは、RQLレシーバシステムとして構成され、前記レシーバシステムは、
    パルス信号を正のフラクソンに変換するように構成された第1のジョセフソン伝送線路(JTL)と、
    前記第1のJTLの出力と接地とを相互接続し、前記正のフラクソンに応答して負のフラクソンを生成してRQLパルスを生成するように構成された第2のJTLとをさらに含む、請求項9に記載のチップ間伝送システム。
  11. 超伝導伝送ドライバシステムであって、
    入力において受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段と、ここで、前記ラッチングゲート段は、前記制御ノードに接続され、所定の期間後に前記少なくとも1つのジョセフソン接合を発振電圧状態からオフ状態に切り替えて前記ラッチングゲート段をリセットするように構成された自己リセット段を含み、
    前記制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段と
    を備える超伝導伝送ドライバシステム。
  12. 前記自己リセット段は、LRローパスフィルタとして構成され、前記LRローパスフィルタは、所定の期間に対応する前記LRローパスフィルタの時定数に基づいて前記少なくとも1つのジョセフソン接合を前記発振電圧状態から前記オフ状態に切り替えるように発振電圧の減衰を提供するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記少なくとも1つのジョセフソン接合は、前記入力で受信されたSFQパルスに応答して前記オフ状態から前記発振電圧状態に切り替えるために非分路となっている、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記少なくとも1つのジョセフソン接合は、第1のインダクタを介して前記制御ノードに接続された第1のジョセフソン接合と、第2のインダクタを介して前記制御ノードに接続された第2のジョセフソン接合とを含み、前記第1のジョセフソン接合は、SFQパルスに応答してトリガして前記発振電圧状態に切り替えるように構成され、前記第2のジョセフソン接合は、前記第1のジョセフソン接合が前記発振電圧状態に切り替えることに応答してトリガして同様に前記発振電圧状態に切り替えるように構成される、請求項11に記載のシステム。
  15. SFQパルスを、正のフラクソンおよび負のフラクソンを含むRQLパルスとして前記入力に供給するように構成されたレシプロカル量子論理(RQL)ジョセフソン伝送線路(JTL)をさらに備え、前記ラッチングゲートシステムは、前記負のフラクソンをリジェクトするように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  16. 前記ラッチングゲートシステムは、前記負のフラクソンに応答してトリガして前記制御ノードにおいて前記負のフラクソンを実質的に打ち消すように配置された入力ジョセフソン接合を含む、請求項15に記載のシステム。
  17. チップ間伝送システムであって、
    超伝導伝送ドライバシステムであって、
    入力において受信した単一磁束量子(SFQ)パルスに応答してオフ状態から発振電圧状態に切り替えて制御ノードにおいて発振電圧を供給するように構成された少なくとも1つのジョセフソン接合を含むラッチングゲート段と、
    前記制御ノードに接続され、発振電圧を伝送線路を介して伝送されるパルス信号に変換するように構成されたローパスフィルタ段とを含む、前記超伝導伝送ドライバシステムと、
    パルス信号を受信して、パルス信号をSFQパルスに変換するように構成されたレシーバシステムと、
    前記超伝導伝送ドライバシステムと前記レシーバシステムとの間でパルス信号を伝搬するように構成された伝送線路と
    を備えるチップ間伝送システム。
  18. 前記ラッチングゲートは、自己リセット段を含み、前記自己リセット段は、前記制御ノードに接続されたLRローパスフィルタを含み、前記LRローパスフィルタは、所定の期間に対応する前記LRローパスフィルタの時定数に基づいて前記少なくとも1つのジョセフソン接合を前記発振電圧状態から前記オフ状態に切り替えるように発振電圧の減衰を提供するように構成されている、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記少なくとも1つのジョセフソン接合は、前記入力で受信されたSFQパルスに応答して前記オフ状態から前記発振電圧状態に切り替えるために非分路となっている、請求項17に記載のシステム。
  20. SFQパルスを、正のフラクソンおよび負のフラクソンを含むRQLパルスとして前記入力に供給するように構成されたレシプロカル量子論理(RQL)ジョセフソン伝送線路(JTL)をさらに備え、前記ラッチングゲートシステムは、前記負のフラクソンに応答してトリガして前記制御ノードにおいて前記負のフラクソンを実質的に打ち消すように配置された入力ジョセフソン接合を含む、請求項17に記載のシステム。
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