JP2019536978A5 - - Google Patents

Description

添付図面を参照すると、本発明によるセルフリジェネバーナは、熱交換器１１を備えたバーナボディ１０を有し、バーナボディは、その内部に、第２ダクトとしてのガス供給パイプ１２を備え、先端がバーナヘッド１３になっている。

熱交換器１１の始端近傍では、燃焼排ガス排出パイプ１５が、上方に突出し、燃焼排ガス排出パイプの内側には、ベンチュリ管１６が設けられ、燃焼排ガス排出パイプの外側には、空気取り入れダクトとしての空気取入口１７が設けられる。空気取入口は、熱交換器１１に対して左右にいずれの側に設けられてもよい。２個の取り付け口は、いずれかが使用される。

空気取入口１７と第１環状室２０は、前記少なくとも１個の第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）と熱交換を行うため、第１燃焼排ガス排出パイプ２１を囲む一体構造体２２として構成される。

第１環状室２０は、熱交換器１１の方に下降して延び、第２環状室２４と（第１燃焼排ガス排出パイプ２１と）接続し、第２環状室２４は、熱交換器１１を囲むように第３環状室２５と接続する。

第２環状室２４と第３環状室２５とは、外側シェル２６と内側シェル２７とで構成され、内側シェルは、熱交換器１１の始端部としての熱交換器の部分を囲む。

第１燃焼排ガス排出パイプ２１の端部には、第２燃焼排ガス排出パイプとしての第２上方パイプ３１が、ねじ込まれる。

第３環状室２５は、熱交換器１１に対して直角をなす第１通路３２を備え、熱交換器内で熱交換器と軸線を同じくする第１パイプ３４と熱交換器との間に設けられたまま、熱交換器１１と接する燃焼空気用の第１ダクトとしての別の通路３３を連通する。

バーナヘッド１３から戻る燃焼排ガスは、熱交換器１１の外部で熱交換器に接する別の第２通路４０であって、外側が第２パイプとしての別のパイプ４１になっている通路を通過する。燃焼排ガスが、燃焼排ガス排出パイプ１５近傍に到達すると、燃焼排ガスは、第１燃焼排ガス排出パイプ２１と連通する環状室４２内に流入し、ベンチュリ管１６に沿って第２上方パイプ３１に達する。

Claims (9)

1. 燃焼空気用の第１ダクト（３３）と、燃焼ガス用の第２ダクト（１２）とが付いた熱交換器（１１）を備えるとともに、少なくとも１個の第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）と、前記少なくとも１個の第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）と同心円になった第１環状室（２０）に至る空気取り入れダクト（１７）を有する、バーナボディであって、前記第１環状室（２０）は、前記少なくとも１個の第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）の内側に設けられたベンチュリ管（１６）にも接続することを特徴するセルフリジェネバーナ。
2. 前記第１環状室（２０）は、前記熱交換器（１１）と同心円になった第２環状室（２４）に接続することを特徴とする、請求項１に記載したセルフリジェネバーナ。
3. 前記第２環状室（２４）は、前記熱交換器（１１）と接する第１通路（３２）と連通し、第１通路（３２）は、前記熱交換器（１１）と、熱交換器（１１）内で熱交換器（１１）と軸線を同じくする第１パイプ（３４）との間に設けられることを特徴とする、請求項２に記載したセルフリジェネバーナ。
4. 前記戻り燃焼排ガス用に、熱交換器（１１）と接する第２通路（４０）を有し、第２通路（４０）は、前記熱交換器（１１）と、前記熱交換器（１１）外で熱交換器（１１）と軸線を同じくする第２パイプ（４１）との間に設けられることを特徴とする、請求項１乃至３のいずれか１に記載したセルフリジェネバーナ。
5. 前記ベンチュリ管の下流で、前記第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）の出口に接続される第２燃焼排ガス排出パイプ（３１）を有する、請求項１乃至４のいずれか１に記載したセルフリジェネバーナ。
6. 前記第１環状室（２０）は、前記少なくとも１個の第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）を囲むことにより、前記少なくとも１個の第１燃焼排ガス排出パイプ（２１）と熱交換を行うことを特徴とする、請求項１乃至５のいずれか１に記載したセルフリジェネバーナ。
7. 前記第１環状室（２０）に接続された第３環状室（２５）を備え、前記第２環状室（２０）と第３環状室（２５）とは、前記熱交換器（１１）の始端部としての熱交換器（１１）の部分を囲む内側シェル（２７）と外側シェル（２６）で構成されることを特徴とする、請求項２に記載したセルフリジェネバーナ。
8. 前記外側シェル（２６）は、アルミニウム又は鋳鉄製で、前記内側シェル（２７）は、鋼鉄製であることを特徴とする、請求項７に記載したセルフリジェネバーナ。
9. 前記外側シェル（２６）に付着した断熱材（３０）を備えることを特徴とする、請求項７に記載したセルフリジェネバーナ。