例示的な実施形態の詳細な説明が、ここで多様な図面を参照して説明される。この説明は、可能な実施態様の詳細な例を提供するが、詳細は、例示であることを意図するものであって、本出願の範囲を限定することを意図するものでは決してないことに留意すべきである。
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実施され得る、例としての通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する、多重アクセスシステムであってもよい。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有を通してそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多重アクセス(CDMA:code division multiple access)、時分割多重アクセス(TDMA:time division multiple access)、周波数分割多重アクセス(FDMA:frequency division multiple access)、直交FDMA(OFDMA:orthogonal FDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA:single-carrier FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT拡散OFDM(ZT UW DTS−s OFDM:zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM)、ユニークワードOFDM(UW−OFDM:unique word OFDM)、リソースブロックフィルタ適用OFDM、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC:filter bank multicarrier)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を採用してもよい。
図1Aに示すように、通信システム100は、ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、RAN104/113、CN106/115、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)108、インターネット110、及び他のネットワーク112を含み得るが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を考慮すると理解されるものとする。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれが、ワイヤレス環境において動作し、及び/又は通信するように構成される任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、そのいずれかが、「ステーション」及び/又は「STA」と呼ばれてもよく、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように構成されてもよく、ユーザ機器(UE:user equipment)、移動局、固定又はモバイル加入者ユニット、加入ベースユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、ホットスポット又はMi−Fiデバイス、IoT(Internet of Things)デバイス、ウォッチ又は他のウェアラブル、ヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD:head-mounted display)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術)、産業デバイス及びアプリケーション(例えば、ロボット、並びに/又は産業及び/若しくは自動化処理連鎖コンテキストにおいて動作する他のワイヤレスデバイス)、家電デバイス、商業及び/又は産業ワイヤレスネットワーク上で動作するデバイスなどを含んでもよい。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれかが、UEと交換可能に呼ばれ得る。
通信システム100は、基地局114a及び/又は基地局114bも含み得る。基地局114a、114bのそれぞれが、CN106/115、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つとワイヤレスでインタフェース接続するように構成される任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、基地送受信局(BTS:base transceiver station)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP:access point)、ワイヤレスルータなどであってもよい。基地局114a、114bは、単一要素としてそれぞれ示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含んでもよいと理解されるものとする。
基地局114aは、RAN104/113の一部であってもよく、それは、基地局コントローラ(BSC:base station controller)、無線ネットワークコントローラ(RNC:radio network controller)、中継ノードなどの、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)も含んでもよい。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれ得る、1つ以上のキャリア周波数上でワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように構成されてもよい。これらの周波数は、ライセンス済みスペクトル、未ライセンススペクトル、又はライセンス済みと未ライセンススペクトルの組み合わせであってもよい。セルは、ワイヤレスサービスのためのカバレッジを、相対的に固定され得る、又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに提供してもよい。セルは、セルセクタにさらに分割されてもよい。例えば、基地局114aに関連付けられるセルは、3つのセクタに分割されてもよい。したがって、1つの実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、即ち、セルの各セクタにつき1つを含んでもよい。一実施形態では、基地局114aは、MIMO(multiple-input multiple output)技術を採用してもよく、セルの各セクタにつき複数の送受信機を利用してもよい。例えば、ビームフォーミングは、所望の空間的方向において送信及び/又は受信するために使用されてもよい。
基地局114a、114bは、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信してもよく、エアインタフェース116は、任意の適当なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF:radio frequency)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR:infrared)、紫外線(UV:ultraviolet)、可視光など)であってもよい。エアインタフェース116は、任意の適当な無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を使用して確立されてもよい。
より具体的には、上述のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであってもよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの1つ以上のチャネルアクセス方式を採用してもよい。例えば、RAN104/113における基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施してもよく、それは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインタフェース115/116/117を確立してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含んでもよい。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)及び/又は高速ULパケットアクセス(HSUPA)を含んでもよい。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cが、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施してもよく、それは、LTE(Long Term Evolution)及び/又はLTE−A(LTE-Advanced)及び/又はLTE−A Pro(LTE-Advanced Pro)を使用してエアインタフェース116を確立してもよい。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cが、NR無線アクセスなどの無線技術を実施してもよく、それは、NR(New Radio)を使用してエアインタフェース116を確立してもよい。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施してもよい。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(DC:dual connectivity)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを共に実施してもよい。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインタフェースは、複数種類の無線アクセス技術、並びに/又は複数種類の基地局(例えば、eNB及びgNB)へ/から送信される送信によって特徴付けられてもよい。
他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(即ち、WiFi(Wireless Fidelity))、IEEE802.16(即ち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施してもよい。
図1A内の基地局114bは、例えば、ワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeノードB、又はアクセスポイントであってもよく、事業所、家庭、車両、キャンパス、産業施設、空中回廊(例えば、ドローンによる使用のための)、車道などの局所的エリア内のワイヤレス接続性を容易にするために任意の適当なRATを利用してもよい。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)を確立してもよい。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN:wireless personal area network)を確立してもよい。さらに別の実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−A、LTE−A Pro NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立してもよい。図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有してもよい。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN104/113は、CN106/115と通信関係にあってもよく、CN106/115は、音声、データ、アプリケーション、及び/又はVoIP(voice over internet protocol)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成される、任意のタイプのネットワークであってもよい。データは、異なるスループット要件、レイテンシ要件、誤り耐性要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、変化するサービス品質(QoS:quality of service)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、課金サービス、モバイル位置ベースサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続性、映像配信などを提供してもよく、及び/又はユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実行してもよい。図1Aには示されていないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同一のRAT、又は異なるRATを採用する他のRANと直接的又は間接的な通信関係にあってもよいと理解されるものとする。例えば、NR無線技術を利用している可能性があるRAN104/113に接続されることに加えて、CN106/115は、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E−UTRA、又はWiFi無線技術を採用している別のRAN(図示せず)とも通信関係にあってもよい。
CN106/115は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイの役割もしてもよい。PSTN108は、POTS(plain old telephone service)を提供する回線交換電話ネットワークを含んでもよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおけるTCP(transmission control protocol)、UDP(user datagram protocol)、及び/又はIP(internet protocol)などの共通通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含んでもよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、及び/又は運用される有線及び/又は無線通信ネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク112は、1つ以上のRANに接続される別のCNを含んでもよく、RANは、RAN104/113と同一のRAT、又は異なるRATを採用してもよい。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつか又は全てが、マルチモードケイパビリティを含んでもよい(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なるワイヤレスリンクを介して異なるワイヤレスネットワークと通信するための複数の送受信機を含んでもよい)。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を採用し得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を採用し得る基地局114bと通信するように構成されてもよい。
図1Bは、例としてのWTRU102を示すシステム図である。図1Bに示すように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、GPS(global positioning system)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を、中でも含み得る。WTRU102は、一実施形態と一貫性を保ちつつ、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ると理解されるものとする。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC:integrated circuit)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102がワイヤレス環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行してもよい。プロセッサ118は、送信/受信要素122に連結され得る送受信機120に連結されてもよい。図1Bには、プロセッサ118及び送受信機120が別個のコンポーネントとして示されているが、プロセッサ118及び送受信機120は、電子パッケージ又はチップにおいて一体化され得ると理解されるものとする。
送信/受信要素122は、エアインタフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、又は基地局から信号を受信するように構成されてもよい。例えば、1つの実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信及び/又は受信するように構成されるアンテナであってもよい。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成される放射器/検出器であってもよい。さらに別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF及び光信号の両方を送信及び/又は受信するように構成されてもよい。送信/受信要素122は、任意の組み合わせのワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように構成され得ると理解されるものとする。
送信/受信要素122は、図1Bにおいて単一要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用してもよい。したがって、1つの実施形態では、WTRU102は、エアインタフェース116を介してワイヤレス信号を送信及び受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されるべき信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されてもよい。上述のように、WTRU102は、マルチモードケイパビリティを有してもよい。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、NR及びIEEE802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含んでもよい。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチバッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)表示ユニット若しくは有機発光ダイオード(OLED:organic light-emitting diode)表示ユニット)に連結されてもよく、かつそれらからユーザ入力データを受信してもよい。プロセッサ118は、また、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力してもよい。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意の種類の適当なメモリから情報にアクセスしてもよく、メモリにデータを記憶してもよい。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM:random-access memory)、読み取り専用メモリ(ROM:read-only memory)、ハードディスク、又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含んでもよい。リムーバブルメモリ132は、SIM(subscriber identity module)カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカードなどを含んでもよい。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上などの、WTRU102上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスしてもよく、メモリにデータを記憶してもよい。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信してもよく、WTRU102内の他のコンポーネントに電力を分配し、及び/又は制御するように構成されてもよい。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の適当なデバイスであってもよい。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含んでもよい。
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも連結されてもよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、又はその代わりに、WTRU102は、エアインタフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a、114b)から位置情報を受信してもよく、及び/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その位置を判断してもよい。WTRU102は、一実施形態と一貫性を保ちつつ、任意の適当な位置判断方法を経由して位置情報を取得し得ると理解されるものとする。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに連結されてもよく、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、及び/又は有線若しくは無線接続性を提供する、1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールを含んでもよい。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ(写真及び/又はビデオ用)、USB(universal serial bus)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM:frequency modulated)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(VR/AR:Virtual Reality/Augmented Reality)デバイス、アクティビティトラッカなどを含んでもよい。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含んでもよく、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、姿勢センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、測位センサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であってもよい。
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)両方についての特定のサブフレームに関連付けられる)信号のいくつか又は全ての送信及び受信が並行して、及び/又は同時に行われ得る、全二重無線を含んでもよい。全二重無線は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサによる(例えば、別々のプロセッサ(図示せず)若しくはプロセッサ118による)信号処理のいずれかを介して自己干渉を減少させ、及び/又は実質的に除去するための干渉管理ユニットを含んでもよい。一実施形態では、WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームに関連付けられる)信号のいくつか又は全ての送信及び受信が半二重無線を含んでもよい。
図1Cは、一実施形態による、RAN104及びCN106を示すシステム図である。上述のように、RAN104は、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにE−UTRA無線技術を採用してもよい。RAN104は、CN106とも通信関係にあってもよい。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態と一貫性を保ちつつ、任意の数のeノードBを含み得ると理解されるものとする。eノードB160a、160b、160cは、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上の送受信機をそれぞれ含んでもよい。1つの実施形態では、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施してもよい。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を送信し、及び/又はWTRU102aからワイヤレス信号を受信してもよい。
eノードB160a、160b、160cのそれぞれが、特定セル(図示せず)に関連付けられてもよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリングなどをハンドリングするように構成されてもよい。図1Cに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インタフェースを介して互いに通信してもよい。
図1Cに示すCN106は、移動管理エンティティ(MME:mobility management entity)162、サービングゲートウェイ(SGW:serving gateway)164、及びパケットデータネットワーク(PDN:packet data network)ゲートウェイ(又はPGW)166を含んでもよい。前述の要素のそれぞれが、CN106の一部として示されているが、これらの要素のいずれかが、CN事業者以外の主体によって所有され、及び/又は運用され得ると理解されるものとする。
MME162は、S1インタフェースを介してRAN104内のeノードB162a、162b、162cのそれぞれに接続されてもよく、制御ノードとしての役割をしてもよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザ認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中の特定のサービングゲートウェイの選択などを担当してもよい。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間でスイッチするための制御プレーン機能を提供してもよい。
SGW164は、S1インタフェースを介してRAN104内のeノードB160a、160b、160cのそれぞれに接続されてもよい。SGW164は、概して、WTRU102a、102b、102cへ/からユーザデータパケットをルーティングし、転送してもよい。SGW164は、eノードB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときにページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理及び記憶すること、などの他の機能を実行してもよい。
SGW164は、PGW166に接続されてもよく、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供してもよい。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供してもよい。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインタフェースの役割をするIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP multimedia subsystem)サーバ)を含んでもよく、又はIPゲートウェイと通信してもよい。さらに、CN106は、WTRU102a、102b、102cに他のネットワーク112へのアクセスを提供してもよく、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、及び/又は運用されている他の有線及び/又は無線ネットワークを含んでもよい。
WTRUは、図1A〜1Dではワイヤレス端末として説明されるが、ある代表的な実施形態において、そのような端末は、通信ネットワークとの有線通信インタフェースを(例えば、一時的に、又は永続的に)使用し得ると考えられる。
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであってもよい。
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)モードにおけるWLANは、BSSのためのアクセスポイント(AP)及びAPに関連付けられる1つ以上のステーション(STA)を有してもよい。APは、分散システム(DS:Distribution System)又はBSS内及び/若しくはBSS外にトラフィックを搬送する別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセス又はインタフェースを有してもよい。BSS外から始まるSTAへのトラフィックは、APを通して到来してもよく、STAに配信されてもよい。BSS外の宛先へのSTAから始まるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に配信されてもよい。BSS内のSTA間のトラフィックは、APを通して送信されてもよく、例えば、その場合に、ソースSTAは、APへトラフィックを送信してもよく、APは、宛先STAへトラフィックを配信してもよい。BSS内のSTA間のトラフィックは、考慮されてもよく、及び/又はピアツーピアトラフィックと呼ばれてもよい。ピアツーピアトラフィックは、ダイレクトリンクセットアップ(DLS:direct link setup)を有するソースと宛先STAとの間で(例えば、直接的に)送信されてもよい。ある代表的な実施形態では、DLSは、802.11eDLS又は802.11zトンネルDLS(TDLS)を使用してもよい。独立BSS(IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しなくてもよく、IBSS内の、又はIBSSを使用するSTA(例えば、STAの全て)が、直接互いに通信してもよい。通信のIBSSモードは、時には通信の「アドホック」モードとここで呼ばれ得る。
動作の802.11acインフラストラクチャモード又は動作の類似のモードを使用するとき、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上でビーコンを送信してもよい。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)であってもよく、又はシグナリングを介して幅を動的に設定されてもよい。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであってもよく、APとの接続を確立するためにSTAによって使用されてもよい。ある代表的な実施形態では、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)は、例えば、802.11システムにおいて実施されてもよい。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、あらゆるSTA)は、プライマリチャネルを感知してもよい。プライマリチャネルが、特定のSTAによって感知/検出され、及び/又はビジーであると判断される場合に、特定のSTAはバックオフしてもよい。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)が、所与のBSSにおいて任意の所与の時間に送信してもよい。
高スループット(HT:High Throughput)STAは、例えば、40MHz幅チャネルを形成するようにプライマリ20MHzチャネルと隣接又は非隣接の20MHzチャネルとの組み合わせによって、通信用に40MHz幅チャネルを使用し得る。
非常に高いスループット(VHT:Very High Throughput)のSTAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅チャネルをサポートしてもよい。40MHz及び/又は80MHzチャネルは、連続した20MHzチャネルを組み合わせることによって形成されてもよい。160MHzチャネルは、8つの連続した20MHzチャネルを組み合わせることによって形成されてもよく、又は2つの非連続の80MHzチャネルを組み合わせることによって形成されてもよく、それは、80+80構成と呼ばれ得る。80+80構成の場合、チャネル符号化の後、データは、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過してもよい。逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、及び時間ドメイン処理は、それぞれのストリーム上で個々に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネル上にマッピングされてもよく、データは、送信側STAによって送信されてもよい。受信側STAの受信機において、80+80構成についての上述の動作は、逆行してもよく、組み合わされたデータは、メディアアクセス制御(MAC:Medium Access Control)に送信されてもよい。
動作のサブ1GHzモードが、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11af及び802.11ahにおいては、802.11n及び802.11acにおいて使用されるものと比較して減少される。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS:TV White Space)スペクトルにおいて5MHz、10MHz、及び20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリアにおけるMTCデバイスのように、メータ型制御/マシン型通信をサポートしてもよい。MTCデバイスは、あるケイパビリティ、例えば、ある帯域幅及び/又は制限された帯域幅に対するサポート(例えば、サポートのみ)を含む、制限されたケイパビリティを有してもよい。MTCデバイスは、(例えば、非常に長い電池寿命を維持するために、)閾値を超える電池寿命を有する電池を含んでもよい。
802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどの、複数チャネルをサポートし得るWLANシステム及びチャネル帯域幅は、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおいて全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅と等しい帯域幅を有してもよい。プライマリチャネルの帯域幅は、BSSにおいて動作する際に全てのSTAの中からSTAによって設定及び/又は制限されてもよく、それが、最小帯域幅動作モードをサポートする。802.11ahの例では、AP及びBSSにおける他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合でも、プライマリチャネルは、1MHzモードをサポートする(例えば、1MHzモードのみサポートする)STA(例えば、MTC型デバイス)のための1MHz幅であってもよい。キャリアセンシング及び/又はネットワーク割り当てベクタ(NAV:Network Allocation Vector)設定は、プライマリチャネルの状態に依存してもよい。プライマリチャネルが、例えば、(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因して、APに送信するのにビジーである場合、周波数帯域の大部分がアイドルのままであり、利用可能であり得るが、利用可能な周波数帯域全体が、ビジーであるとみなされ得る。
米国では、802.11ahによって使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHzから928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は、917.5MHzから923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は、916.5MHzから927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国コードに依存して6MHzから26MHzである。
図1Dは、一実施形態による、RAN113及びCN115を示すシステム図である。上述のように、RAN113は、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにNR無線技術を採用してもよい。RAN113は、CN115とも通信関係にあってもよい。
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態と一貫性を保ちつつ、任意の数のgNBを含み得ると理解されるものとする。gNB180a、180b、180cは、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上の送受信機をそれぞれ含んでもよい。1つの実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実施してもよい。例えば、gNB180a、180bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し、及び/又はgNB180a、180b、180cから信号を受信してもよい。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用してWTRU102aにワイヤレス信号を送信し、及び/又はWTRU102aからワイヤレス信号を受信してもよい。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実施してもよい。例えば、gNB180aは、WTRU102a(図示せず)に複数のコンポーネントキャリアを送信してもよい。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未ライセンススペクトル上にあってもよく、一方、残りのコンポーネントキャリアは、ライセンス済みスペクトル上にあってもよい。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調マルチポイント(CoMP:Coordinated Multi-Point)技術を実施してもよい。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)から協調型送信を受信してもよい。
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなヌメロロジーに関連付けられる送信を用いて、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。例えば、OFDMシンボルスペーシング及び/又はOFDMサブキャリアスペーシングは、異なる送信、異なるセル、及び/又はワイヤレス送信スペクトルの異なる部分に対して変動してもよい。WTRU102a、102b、102cは、多様な、又はスケーラブルな長さの(例えば、変化する数のOFDMシンボルを含む、及び/又は変化する長さの絶対時間持続する)サブフレーム又は送信時間間隔(TTI:transmission time interval)を用いて、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成において、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成されてもよい。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eノードB160a、160b、160cなど)にもアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cのうちの1つ以上をモビリティアンカーポイントとして利用してもよい。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未ライセンス帯域における信号を用いてgNB180a、180b、180cと通信してもよい。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信/接続しつつ、gNB180a、180b、180cと通信/接続してもよい。例えば、WTRU102a、102b、102cは、DC原理を実施して、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信してもよい。非スタンドアロン構成では、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのためのモビリティアンカーの役割をしてもよく、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービスするための追加カバレッジ及び/又はスループットを提供してもよい。
gNB180a、180b、180cのそれぞれが、特定セル(図示せず)に関連付けられてもよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE−UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(UPF:User Plane Function)184a、184bに向けたユーザプレーンデータのルーティング、アクセス及び移動管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)182a、182bに向けた制御プレーン情報のルーティングなどをハンドリングするように構成されてもよい。図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインタフェースを介して互いに通信してもよい。
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF:Session Management Function)183a、183b、及び、おそらくデータネットワーク(DN:Data Network)185a、185bを含んでもよい。前述の要素のそれぞれが、CN115の一部として示されているが、これらの要素のいずれかが、CN事業者以外の主体によって所有され、及び/又は運用され得ると理解されるものとする。
AMF182a、182bは、N2インタフェースを介してRAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続されてもよく、制御ノードとしての役割をしてもよい。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのためのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションのハンドリング)、特定SMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NASシグナリングの終端、移動管理などを担当してもよい。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cを利用されているサービスのタイプに基づいてWTRU102a、102b、102cのためのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用されてもよい。例えば、異なるネットワークスライスが、超高信頼低レイテンシ(URLLC:ultra-reliable low latency)アクセスに依拠するサービス、拡張大量モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced massive mobile broadband)アクセスに依拠するサービス、マシン型通信(MTC:machine type communication)アクセスのためのサービスなどの、異なるユースケースに対して確立されてもよい。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE−A、LTE−A Proなどの他の無線技術、及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術を採用する他のRAN(図示せず)との間でスイッチするための制御プレーン機能を提供してもよい。
SMF183a、183bは、N11インタフェースを介してCN115内のAMF182a、182bに接続されてもよい。SMF183a、183bは、N4インタフェースを介してCN115内のUPF184a、184bにも接続されてもよい。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御してもよく、UPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成してもよい。SMF183a、183bは、UEのIPアドレスの管理及び割当て、PDUセッションの管理、ポリシー施行及びQoSの制御、ダウンリンクデータ通知の提供などの、他の機能を実行してもよい。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであってもよい。
UPF184a、184bは、N3インタフェースを介してRAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続されてもよく、N3インタフェースは、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供してもよい。UPF184、184bは、パケットのルーティング及び転送、ユーザプレーンポリシーの施行、マルチホームのPDUセッションのサポート、ユーザプレーンQoSのハンドリング、ダウンリンクパケットのバッファリング、モビリティアンカリングの提供などの、他の機能を実行してもよい。
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインタフェースの役割をするIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP multimedia subsystem)サーバ)を含んでもよく、又はIPゲートウェイと通信してもよい。さらに、CN115は、WTRU102a、102b、102cに他のネットワーク112へのアクセスを提供してもよく、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、及び/又は運用されている他の有線及び/又は無線ネットワークを含んでもよい。1つの実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インタフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インタフェースを介して、UPF184a、184bを通しローカルデータネットワーク(DN:Data Network)185a、185bに接続されてもよい。
図1A〜1D及び図1A〜1Dの対応する説明から見て、WTRU102a〜102d、基地局114a〜114b、eノードB160a〜160c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a〜180c、AMF182a〜182b、UPF184a〜184b、SMF183a〜183b、DN185a〜185b、及び/又はここで説明される任意の他のデバイスのうちの1つ以上に関してここで説明される機能のうちの1つ以上又は全てが、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実行されてもよい。エミュレーションデバイスは、ここで説明される機能のうちの1つ以上又は全てをエミュレートするように構成される1つ以上のデバイスであってもよい。例えば、エミュレーションデバイスは、他のデバイスをテストするため、並びに/又はネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートするために使用されてもよい。
エミュレーションデバイスは、実験室の環境において、及び/又は事業者ネットワーク環境において、他のデバイスの1つ以上のテストを実施するように設計されてもよい。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスをテストするために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として完全に又は部分的に実施及び/又は配備されつつ、1つ以上又は全ての機能を実行してもよい。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実施/配備されつつ、1つ以上又は全ての機能を実行してもよい。エミュレーションデバイスは、テストのために別のデバイスに直接連結されてもよく、及び/又は地上波ワイヤレス通信を用いてテストを実行してもよい。
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実施/配備されつつ、全てを含む1つ以上の機能を実行してもよい。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上のコンポーネントのテストを実施するために、試験機関でのテストシナリオ、並びに/又は非配備(例えば、テスト)の有線及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用されてもよい。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であってもよい。ダイレクトRFカップリング及び/又は(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)RF回路を介したワイヤレス通信は、データを送信及び/又は受信するためにエミュレーションデバイスによって使用されてもよい。
5G(例えば、5G FLEX)エアインタフェースは、以下の、(i)改善型ブロードバンド(IBB:improved broadband)性能、(ii)産業用制御及び通信(ICC:industrial control and communications)、並びに車両アプリケーション(V2X)、並びに(iii)大規模マシン型通信(mMTC:massive machine-type communication)のうちの1つ以上などの多様なユースケースをサポートしてもよい。5Gインタフェース又は5G FLEXという用語は、ここでは次世代無線アクセスを提供するために使用されるエアインタフェースを指すために使用されてもよい。5Gインタフェース又は5G FLEXという用語は、異なるタイプの送信をサポートするための異なるヌメロロジーの変化する使用に基づく比較的動的なインタフェースであってもよい。異なるヌメロロジーについて変化し得る送信パラメータの例は、サブキャリアスペーシング、シンボル(例えば、OFDMシンボル)長、送信時間間隔(TTI)長、波形タイプなどのうちの1つ以上を含んでもよい。NR(New Radio)という用語は、また、5Gインタフェース又は5G FLEXを指すために使用されてもよい。
5Gインタフェースは、超低送信レイテンシ(LLC)のためにサポートを提供してもよい。エアインタフェースレイテンシは、例えば、1msのラウンドトリップ時間(RTT:round trip time)であってもよい。TTIは、例えば、100usから250usの間であってもよい。サポートは、超低アクセスレイテンシ(例えば、初期システムアクセスから第1のユーザプレーンデータユニットの送信の完了までの時間)について提供されてもよい。エンドツーエンド(e2e)レイテンシ(例えば、10ms未満の)は、IC及びV2Xのためにサポートされてもよい。
5Gインタフェースは、超高信頼性送信(URC)のためのサポートを提供してもよい。URCのためのサポートは、例えば、送信成功及びサービス利用可能性(例えば、99.999%若しくは10e−6未満のパケット損失率)、並びに/又はスピードモビリティ範囲(例えば、0〜500km/h)を含んでもよい。パケット損失率(例えば、10e−6未満)は、IC及びV2Xのためにサポートされてもよい。
5Gインタフェースは、MTC動作のためのサポートを提供してもよい。マシン型通信(MTC)動作のためのサポートは、例えば、狭帯域動作(例えば、200kHz未満)のためのエアインタフェースサポート、延長された電池寿命(例えば、15年の自律性)、並びに/又は少規模かつ低頻度のデータ送信(例えば、数秒から数時間のアクセスレイテンシで、1〜100kbpsといった低データレート)のための最小通信オーバヘッドを含んでもよい。
OFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)は、例えば、LTE及びIEEE802.11において、データ送信のための信号フォーマットとして使用されてもよい。OFDMは、スペクトルを複数の並列な直交サブバンドに(例えば、効率的に)分割してもよい。(例えば、それぞれの)サブキャリアは、時間ドメインにおいて矩形窓を使用して形成されてもよく、それが、周波数ドメインにおけるsinc形状のサブキャリアをもたらし得る。OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)は、例えば、信号間の直交性を維持するため、及びキャリア間干渉を最小化するために、(例えば、完全な)周波数同期、及びサイクリックプレフィックスの存続期間内のアップリンクタイミングアライメントの(例えば、厳密な)管理で実施されてもよい。厳密な同期は、例えば、WTRUが複数のアクセスポイントに同時に接続され得るシステムでは、困難である可能性がある。追加の電力削減が、例えば、WTRUの送信のためのフラグメント化されたスペクトルのアグリゲーションの存在において生じ得る、隣接帯域におけるスペクトル放射要件に従うためにアップリンク送信に適用されてもよい。
OFDM(例えば、サイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)−OFDM)実施のいくつかの欠点は、アグリゲーションを必要とすることなく大きな連続したスペクトルで動作する際のように、例えば、より厳格なRF要件を適用することによって、対処され得る。CPベースのOFDM送信方式は、パイロット信号密度及び位置に対する修正など、前世代に類似した5Gのためのダウンリンク物理レイヤをもたらし得る。
5gFLEXの実施は、例えば、ダウンリンク送信方式について、OFDM又は5GシステムのためのOFDM以外の波形を利用してもよい。
5Gのためのフレキシブルな無線アクセスの設計に適用可能であり得る1つ以上の原理が、例えば、OFDMA及びLTEシステムに基づいて、ここで説明される。ここで提供される例は、他のワイヤレスシステム及び/又はワイヤレス技術に適用可能であってもよい。
5gFLEXダウンリンク送信方式は、高いスペクトル抑制(例えば、下方サイドローブ及び下方帯域外(OOB:Out-Of-Band)放射)によって特徴付けられ得るマルチキャリア波形に基づいてもよい。5GのためのMC波形候補は、他の波形の中でも、OFDM−オフセット直角位相振幅変調(OQAM:Offset Quadrature Amplitude Modulation)及びUFMC(universal filtered multi-carrier)(例えば、UF−OFDM)を含んでもよい。ここで提供される例は、OFDM−OQAM及びUFMC(UF−OFDM)を使用してもよいが、主題(例えば、例)は、他の波形に適用可能であってもよい。
マルチキャリア変調波形は、チャネルをサブチャネルに分割してもよく、サブチャネル内のサブキャリア上のデータシンボルを変調してもよい。
フィルタは、例えば、OFDM−OQAMがOOBを低下させるために、(例えば、サブキャリア毎の時間ドメインにおいて)OFDM信号に適用されてもよい。OFDM−OQAMは、隣接帯域へ非常に低い干渉を引き起こし得る。OFDM−OQAMは、大きなガードバンドを必要としなくともよい。OFDM−OQAMは、サイクリックプレフィックスを必要としなくともよい。OFDM−OQAMは、FBMC(Filtered Band Multi-Carrier)技術であってもよい。OFDM−OQAMは、マルチパス効果、及び直交性に関する高い遅延スプレッドの影響を受けやすい可能性があり、それは、均等化及びチャネル推定を複雑にし得る。
フィルタは、例えば、UFMC(UF−OFDM)がOOBを低下させるために、(例えば、サブバンド毎の時間ドメインにおいて)OFDM信号に適用されてもよい。フィルタリングは、例えば、スペクトルフラグメントを使用するため、例えば、複雑性を低減させ、かつUF−OFDMの実際の実施を改善するために、サブバンド毎に適用されてもよい。帯域内に未使用スペクトルフラグメントが存在してもよい。フラグメント内のOOB放射は、高くてもよい。UF−OFDMは、スペクトルホールにおける改善の有無に関わらず、フィルタリングされたスペクトルのエッジにおいてOFDMに対する改善をもたらしてもよい。
波形は、例えば、複雑な干渉除去受信機を必要とすることなく、非直交特性(異なるサブキャリアスペーシングなど)を有する信号の周波数における多重化、及び非同期信号の共存を可能にしてもよい。波形は、例えば、RF処理の一部としてのその実施に対するより低コストの代替手段として、ベースバンド処理においてスペクトルのフラグメント化された断片のアグリゲーションを容易にし得る。
同一帯域内の異なる波形の共存が、(例えば、シングルキャリア多重アクセス(SCMA:Single Carrier Multiple Access)を用いて)例えば、mMTC狭帯域動作をサポートするためにサポートされてもよい。サポートは、例えば、全ての態様について、並びに/又はダウンリンク及びアップリンク送信について、同一帯域内の異なる波形(例えば、CP−OFDM、OFDM−OQAM、及びUF−OFDM)の組み合わせに提供されてもよい。共存は、異なるWTRU間で異なるタイプの波形を使用する送信、又は(例えば、時間ドメインにおいていくつかの重なり合う、若しくは連続する送信と同時に)同一WTRUからの送信を含んでもよい。
他の共存態様は、(例えば、1つの送信から別の送信へ)潜在的に変化するCP存続期間をサポートする波形及び/若しくは送信、CP及び低電力テール(例えば、ゼロテール)の組み合わせ、(例えば、低電力CPを使用する)ハイブリッドガード区間の形式、並びに/又は適応型低電力テールなどの、ハイブリッドタイプの波形のためのサポートを含んでもよい。ハイブリッドタイプの波形は、フィルタリング適用方法などの、さらなる態様の動的な変化及び/又は制御をサポートしてもよい。フィルタリングは、所与のキャリア周波数のための任意の送信の受信に使用されるスペクトルのエッジにおいて、特定SOMに関連する送信の受信に使用されるスペクトルのエッジにおいて、又はサブバンド毎若しくはそれらのグループ毎に、適用されてもよい。
アップリンク送信方式は、ダウンリンク送信に使用される同一の、又は異なる波形を使用してもよい。
同一セル内の異なるWTRUへの、及びWTRUからの送信を多重化することは、周波数分割多重アクセス(FDMA)及び時分割多重アクセス(TDMA)に基づいてもよい。
5Gフレキシブル無線アクセス技術(5gFLEX)無線アクセスは、例えば、異なる二重構成、異なる及び/又は可変サイズの利用可能スペクトル(例えば、同一又は異なる帯域における連続及び/又は不連続スペクトル割り当てのいずれにせよ)などの異なる特性を有する、異なる周波数帯域における配備を可能にする非常に高度なスペクトル柔軟性として、特徴付けされてもよい。5gFLEX無線アクセスは、複数のTTI長のためのサポート、及び/又は非同期送信のためのサポートなどの、可変のタイミング態様をサポートしてもよい。
TDD及びFDD二重化方式は、例えば、二重化構成においてサポートされてもよい。補足的なダウンリンク動作(例えば、FDD動作のための)は、例えば、スペクトルアグリゲーションを使用してサポートされてもよい。FDD動作は、全二重FDD及び半二重FDD動作をサポートしてもよい。ダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)割り当て(例えば、TDD動作のための)は、動的であってもよい(例えば、それは、固定のDL/ULフレーム構成に基づいても基づかなくてもよい)。DL又はUL送信間隔の長さが、送信機会毎に設定されてもよい。
5Gエアインタフェースの特性は、アップリンク及びダウンリンク上の異なる送信帯域幅の使用を可能にすることであってもよく、送信帯域幅は、例えば、公称システム帯域幅からシステム帯域幅に対応する最大値までの範囲であってもよい。
サポートされるシステム帯域幅(例えば、シングルキャリア動作のための)は、例えば、5、10、20、40、及び80MHzを含んでもよい。サポートされるシステム帯域幅は、所与の範囲内(例えば、数MHzから160MHz)の任意の帯域幅であってもよい。公称帯域幅は、1つ以上の固定値を有してもよい。狭帯域送信(例えば、最大200kHz)は、MTCデバイス用の動作帯域幅の範囲内でサポートされてもよい。
図2は、送信帯域幅の例である。システム帯域幅は、所与のキャリアについてネットワークによって管理され得るスペクトルの最大部分を参照し得る。セル取得、測定、及びネットワークへの初期アクセスのためにWTRUが最小限サポートする部分は、公称システム帯域幅に対応し得る。WTRUは、チャネル帯域幅で構成されてもよく、チャネル帯域幅は、システム帯域幅全体の範囲内にあってもよい。WTRUの構成済みチャネル帯域幅は、例えば図2に示すように、システム帯域幅の公称部分を含んでも含まなくてもよい。
例えば、帯域内の所与の最大動作帯域幅についての全ての適用可能なRF要件が、例えば、周波数ドメイン波形のベースバンドフィルタリングの効率的なサポートに起因して、その動作帯域について追加的に許容されるチャネル帯域幅の導入無しに満たされ得るときに、帯域幅の柔軟性が達成され得る。
手続は、シングルキャリア動作のためのWTRUのチャネル帯域幅を設定し、再設定し、及び/又は動的に変更するために提供されてもよい。手続は、公称システム帯域幅、システム帯域幅、又は構成済みチャネル帯域幅の範囲内の狭帯域送信に対しスペクトルを割り当てるために提供されてもよい。
5Gエアインタフェースの物理レイヤは、帯域非依存であってもよく、並びに/又は、5GHz未満のライセンス済み帯域における動作、及び/若しくは5〜6GHzの範囲内の未ライセンス帯域における動作をサポートしてもよい。例えば、LTEライセンス支援型アクセス(LAA:License Assisted Access)に類似の、LBT(Listen before talk)Cat4ベースのチャネルアクセスフレームワークは、例えば、未ライセンス帯域における動作のためにサポートされてもよい。
任意のスペクトルブロックサイズについてのセル固有及び/又はWTRU固有のチャネル帯域幅が、例えば、リソース、ブロードキャストされた信号、測定値などのスケジューリング、アドレス指定を使用して、スケールされ、及び管理されてもよい。
ダウンリンク制御チャネル及び信号が、FDM動作をサポートしてもよい。WTRUは、例えば、システム帯域幅の公称部分(例えば、のみ)を使用して送信を受信することによって、ダウンリンクキャリアを取得してもよい。例えば、WTRUは、関係するキャリアについてネットワークによって管理され得る帯域幅全体をカバーする送信を、最初は受信しなくてもよい。
ダウンリンクデータチャネルは、例えば、WTRUの構成済みチャネル帯域幅の範囲内にあること以外の制限なしに、公称システム帯域幅に対応してもしなくてもよい帯域幅にわたって割り当てられてもよい。例えば、ネットワークは、12MHzのシステム帯域幅を有するキャリアを5MHzの公称帯域幅を用いて動作させてもよく、+10〜−10MHzのキャリア周波数を他のWTRUのサポートする(例えば、最大)20MHz相当のチャネル帯域幅に(例えば、潜在的に)割り当てつつ、(例えば、多くても)5MHzの最大RF帯域幅をサポートするデバイスがシステムを取得及びアクセスすることを可能にする。
図3は、異なるサブキャリアが異なる動作モード(例えば、スペクトル動作モード(SOM:spectrum operation mode))に(例えば、少なくとも概念的に)割り当てられ得る、スペクトル割り当て300の例である。異なるSOMは、例えば、異なる送信についての異なる要件を満たすために使用されてもよい。SOMは、例えば、サブキャリアスペーシング、TTI長、及び/又は1つ以上の信頼性態様(例えば、HARQ処理態様)、セカンダリ制御チャネルなどで構成されてもよい。SOMは、(例えば、特定の)波形を参照するために使用されてもよく、又は(例えば、周波数分割多重化(FDM)及び/若しくは時分割多重化(TDM)を使用する同一キャリア内の異なる波形の共存のサポートにおける)処理態様に関連してもよい。例えば、時分割複信(TDD)帯域における周波数分割複信(FDD)動作の共存が(例えば、TDM方式又は類似の方式において)サポートされ得るときに、SOMが使用されてもよい。
WTRUは、1つ以上のSOMに従って送信を実行するように構成されてもよい。例えば、SOMは、(i)(例えば、特定の)TTI期間、(ii)初期電力レベル、(iii)HARQ処理タイプ、(iv)HARQ受信/送信成功のための上限、(v)送信モード、(vi)物理チャネル(アップリンク又はダウンリンク)、(vii)動作周波数、帯域、又はキャリア、(viii)(例えば、5G又は前世代のLTEのための)RATに応じた特定の波形タイプ又は送信、のうちの1つ以上を使用する送信に対応してもよい。SOMは、QoSレベル及び/又は関連する態様(例えば、最大/目標レイテンシ、最大/目標ブロック誤り率(BLER:Block Error Rate)、又は類似のもの)に対応してもよい。SOMは、スペクトルエリアに対応してもよく、及び/又は制御チャネル若しくはその態様(例えば、探索空間、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)タイプ)に対応してもよい。例えば、WTRUは、超高信頼性通信(URC)タイプのサービス、低レイテンシ通信(LLC)タイプのサービス、及び/又は大規模ブロードバンド通信(MBB)タイプのサービス(例えば、それらのそれぞれ)についてのSOMで構成されてもよい。WTRUは、システムに関連付けられるスペクトルの一部(例えば、公称システム帯域幅)でのように、システムアクセスのため、及び/又はレイヤ3(L3)制御シグナリング(例えば、RRC)の送信/受信のためのSOMについての構成を有してもよい。
スペクトルアグリゲーションがサポートされてもよく、例えば、その場合に、WTRUは、(例えば、シングルキャリア動作のための)同一動作帯域内の物理リソースブロック(PRB)の連続又は非連続セットにわたる複数のトランスポートブロックの送信及び受信をサポートする。単一トランスポートブロックをPRBの別個のセットへマッピングすることが、サポートされてもよい。サポートは、異なるSOM要件に関連付けられた同時送信に提供されてもよい。
サポートは、例えば、同一動作帯域内、又は2つ以上の動作帯域にわたる、連続又は非連続スペクトルブロックを使用して、マルチキャリア動作に提供されてもよい。サポートは、異なるモード(例えば、FDD及びTDD)を使用して、並びに異なるチャネルアクセス方法(例えば、6GHz未満のライセンス済み及び未ライセンス帯域動作)を使用して、スペクトルブロックのアグリゲーションのために提供されてもよい。サポートは、WTRUのマルチキャリアアグリゲーションを構成し、再構成し、及び/又は動的に変更する手続に提供されてもよい。
ダウンリンク及びアップリンク送信は、いくつかの固定された態様(例えば、ダウンリンク制御情報の位置)、及びいくつかの変化する態様(例えば、送信タイミング、サポートされる送信のタイプ)によって特徴付けされる無線フレーム内に編成されてもよい。
基本時間間隔(BTI:basic time interval)は、1つ以上のシンボルの整数数に関して表されてもよく、シンボル存続期間が、時間−周波数リソースに適用可能なサブキャリアスペーシングの関数であってもよい。サブキャリアスペーシング(例えば、FDDフレームのための)は、アップリンクキャリア周波数fULとダウンリンクキャリア周波数fDLとの間で異なってもよい。
送信時間間隔(TTI)は、連続する送信の間のシステムによってサポートされる最小時間であってもよい。例えば、その場合に、それぞれが、例えば、任意の適用可能なプリアンブルを除外し、任意の制御情報(例えば、ダウンリンク用のダウンリンク制御情報(DCI)又はアップリンク用のアップリンク制御情報(UCI:uplink control information))を含む、ダウンリンク(TTIDL)及びアップリンク(UL送受信機(TRx))のための異なるトランスポートブロックに関連付けられてもよい。TTIは、より多くのBTIのうちの1つの整数数に関して表されてもよい。BTIは、所与のSOMに固有であってもよく、及び/又は所与のSOMに関連付けられてもよい。
フレーム存続期間サポートは、例えば、5G及び1つ以上の前世代のLTEなどの1つ以上の世代のためのタイミング構造のアライメントを可能にするように、例えば、100us、125us(1/8ms)、142.85us(1/7msは、2nCP LTE OFDMシンボルであってもよい)、及び1msを含んでもよい。
フレームは、関係するキャリア周波数、TDDについてのfUL+DL及びFDDについてのfDLについてのダウンリンクデータ送信(DL TRx)に先行する固定時間期間tdciのダウンリンク制御情報(DCI)で開始してもよい。
フレームは、例えば、FDD二重化のために、ダウンリンク部分(例えば、DCI及びDL TRx)及び(例えば、任意選択的に)アップリンク部分(例えば、UL TRx)で構成されてもよい。スイッチングギャップ(swg)は、例えば、存在するときはフレームのアップリンク部分に(例えば、常に)先行してもよい。
フレームは、例えば、FDD二重化のために、ダウンリンク参照TTI及びアップリンクについての1つ以上のTTIで構成されてもよい。アップリンクTTIの開始は、オフセット(toffset)を用いて(例えば、常に)導出されてもよく、オフセットは、アップリンクフレームの開始と重なるダウンリンク参照フレームの開始から適用されてもよい。
5gFLEX(例えば、TDDのための)は、例えば、それぞれのダウンリンク制御及び順方向送信を、DCI+DL TRx部分に(例えば、それぞれのリソースの半静的割り当てが使用され得るとき)、若しくはDL TRx部分(例えば、動的割り当てのための)に含むことによって、及び/又はそれぞれの逆方向送信をUL TRx部分に含むことによって、フレーム内のD2D/V2x/サイドリンク動作をサポートしてもよい。
5gFLEX(例えば、FDDのための)は、例えば、それぞれのダウンリンク制御、順方向及び逆方向送信をUL TRx部分(例えば、それぞれのリソースの動的割り当てが使用され得る)に含むことによって、フレームのUL TRx部分におけるD2D/V2x/サイドリンク動作をサポートしてもよい。
フレーム構造の例が、図4(TDD)及び図5(FDD)に示され得る。図4は、TDD二重化のためのタイミング関係の例である。図5は、FDD二重化のためのタイミング関係の例である。
スケジューリング機能は、MACレイヤにおいてサポートされてもよい。例えば、2つのスケジューリングモード、(1)ネットワークベーススケジューリング、例えば、ダウンリンク送信及び/又はアップリンク送信のリソース、タイミング、及び送信パラメータに関する厳密なスケジューリングのため、並びに(2)WTRUベーススケジューリング、例えば、タイミング及び送信パラメータに関するさらなる柔軟性のため、が存在し得る。スケジューリング情報は、例えば、1つ又は両方のモードに対し、単一又は複数のTTIについて有効であってもよい。
ネットワークベーススケジューリングは、ネットワークが、異なるWTRUに割り当てられる利用可能な無線リソースを厳密に管理すること、例えば、リソースの共有を最適化することを可能にし得る。動的スケジューリングが、サポートされてもよい。
WTRUベーススケジューリングは、WTRUが、例えば、ネットワークによって(例えば、動的又は静的に)割り当てられ得る共有又は専用アップリンクリソースのセット内での必要に応じて、最小レイテンシを有するアップリンクリソースに日和見的にアクセスすることを可能にし得る。サポートは、同期及び/又は非同期の日和見送信に提供されてもよい。サポートは、競合ベース送信及び/又は無競合送信に提供されてもよい。
サポートは、例えば、超低レイテンシ要件(例えば、5G用)及び/又は省電力要件(例えば、mMTCユースケース用)を満たすために、日和見送信(例えば、スケジュールされた、又は未スケジュールの)に提供されてもよい。
ランダムアクセス(例えば、LTEにおける)は、例えば、以下の、(i)初期アクセス(例えば、RRC_IDLEからRRC_Connectedに移るなど、無線リンクを確立する際)、(ii)無線リンク障害後の無線リンク再確立のため、(iii)ハンドオーバのため(例えば、アップリンク同期が新たなセルに確立される必要があるとき)、(iv)アップリンク同期を確立するため(例えば、アップリンク若しくはダウンリンクデータ到来の際に、端末がRRC_Connected状態にあり、アップリンクが同期されない可能性があるとき)、(v)測位のため(例えば、アップリンク測定に基づいて測位手続を使用する)、及び/又は(vi)スケジューリング要求として(例えば、専用スケジューリング要求リソースが、PUCCH上に構成されていないとき)、のうちの1つ以上について、使用されてもよい。
ランダムアクセス試行は、競合ベース又は無競合であってもよい。例えば、WTRUは、競合ベースランダムアクセス又は無競合ランダムアクセスを実行してもよい。競合ベースランダムアクセスは、複数(例えば、4つ)のステップを使用してもよい。例えば、競合ベースランダムアクセスは、WTRUがランダムアクセスプリアンブルを送信することを含んでもよい。ランダムアクセスプリアンブルは、eNBが、端末の送信タイミングを推定することを可能にし得る。競合ベースランダムアクセスは、ネットワークがタイミングアドバンスコマンドを送信して、例えば、端末送信タイミングを調整することを含んでもよい。端末送信タイミングは、eNBによって推定される送信タイミングに基づいて調整されてもよい。競合ベースランダムアクセスは、例えば、WTRUによる制御シグナリングとともに、ネットワークへのWTRU識別の送信を含んでもよい。競合ベースランダムアクセスは、ネットワークが競合解決メッセージをWTRUに送信することを含んでもよい。
例えば、無競合ランダムアクセスでは、競合解決の必要が全くない可能性がある。無競合ランダムアクセスは、WTRUがランダムアクセスプリアンブルをネットワークに送信すること、及び/又はネットワークがランダムアクセスプリアンブルに応答してタイミングアドバンスコマンドを送信することを含んでもよい。タイミングアドバンスコマンドは、調整済みの端末送信タイミングを示してもよい。
5Gエアインタフェースは、例えば、適用可能な無線リソースと送信手続との間の差別化に関して(例えば、TTI期間、信頼性、送信に適用されるダイバーシティ、及び最大レイテンシに関して)、多種多様なユースケース(それぞれが、異なるQoS要件を有し得る)をサポートしてもよい。
さらなるQoS差別化が、例えば、最大限保証される遅延バジェット、パケットエラーレート、及びデータレートに関して、異なるデータパケット、データフロー、及び/又はデータベアラ(又はそれらの均等物)の間に導入されてもよい。
MACレイヤは、例えば、以下の、(i)アップリンク送信のための必要条件を満たすこと、(ii)アップリンク送信に関連するレイテンシの減少、及び/又は(iii)アップリンク送信に関連するシグナリングの減少、のうちの1つ以上に対処するために、前述のものに対処し得る機能性をハンドリングしてもよい。
アップリンク送信の必要条件を満たすことは、例えば、UL TA、測位、WTRU速度、及び/又はPL推定を含んでもよい。例えば、WTRUは、それが所与のタイプの送信、例えば、所与のユースケース及び送信手続を実行するために十分な必要条件を有するかどうかを管理及び/又は判断してもよい。
アップリンク送信に関連するレイテンシの減少が、もたらされ得る。アップリンクタイミングは、CONNECTEDのWTRUに送信されるTAコマンドを通して保証されてもよい。これは、例えば、アップリンクタイミング確立のレイテンシが大き過ぎる可能性がある場合に、時折通信する(例えば、時折しか通信しない)ULLデバイスには、実用的でない可能性がある。新たなセルへと移動することは、例えば、RACHを通して新たなセルへのアップリンクタイミングを確立することを伴い得る。ULLRCデバイスのためのアップリンクタイミング確立に関連するレイテンシは、ULLRCをサポートするために回避され得る。
アップリンク送信に関連するシグナリングシの減少が、もたらされ得る。アップリンク送信は、例えば、レガシーRACH手続を通して、アップリンク同期を維持すること、又は得ることを伴ってもよい。mMTCユースケース(例えば、5Gにおける)は、短い臨時のデータ送信を通してネットワークに/ネットワークと通信する多くのWTRUを有することで構成されてもよい。WTRUは、非常に長い電池寿命(例えば、10年を超える)を有してもよく、高い接続密度(例えば、1平方キロメートル当たり1,000,000個のデバイス)を有するエリア内で動作することが可能であってもよい。5Gデバイスのためのシグナリング効率は、(例えば、結果として)(例えば、LTEと比較して)改善されてもよい。
WTRUは、拡張ランダムアクセス手続で構成されてもよい。拡張ランダムアクセス手続は、WTRUとネットワークとの間のより少ないシグナリングを含んでもよい。拡張ランダムアクセス手続は、ネットワークへの第1のメッセージ(例えば、eMSG1)の送信、及びネットワークからの第2のメッセージ(例えば、eMSG2)の受信を含んでもよい。第1のメッセージは、eRACH送信であってもよい。
拡張ランダムアクセス手続は、アップリンク同期がされていない可能性があるWTRUが、例えば、データバーストの初期送信について、及び/又は小さなデータ移送についてのレイテンシを減少させるためには有益であり得る。例えば、拡張ランダムアクセス手続は、WTRUが、ネットワークからグラントを受信する前にデータを送信することを可能にし得る。
例では、第1のメッセージ(例えば、eMSG1)は、プリアンブルシーケンスと組み合わされるデータの送信を含んでもよい。送信は、時間及び/又は周波数において互いに素であり得るリソースを使用してもよい。送信は、例えば、単一リソースがプリアンブル及びデータ部分に使用され得るように、時間及び/又は周波数において結合されたリソースを使用してもよい。例えば、プリアンブルシーケンス及びデータ部分は、別々のリソースを使用して送信されてもよく、その場合に、そのようなリソースは、互いに関連付けられてもよい。別々のリソースを使用してプリアンブルシーケンス及びデータ部分を送信することは、別々の送信と見なされてもよい。別の例として、プリアンブルシーケンスが、データ部分に追加されて(例えば、先頭に追加されて)もよい。プリアンブルシーケンスをデータ部分に追加することは、単一の送信であると見なされてもよい。HARQは、送信のデータ部分に適用可能であってもよい。例えば、拡張ランダムアクセス手続は、第1のメッセージの再送信、プリアンブルのみの再送信(例えば、レガシーRACH手続へのフォールバックとして)、及び/又はデータ部分のみの再送信(例えば、HARQを使用して)をサポートしてもよい。
例では、第2のメッセージ(例えば、eMSG2)が、第1のメッセージに対する応答を含んでもよい。第1のメッセージに対する応答は、例えば、タイミングアドバンスコマンド(TAC)、並びに/又はデータ部分について、データ部分の再送信のための1つ以上のグラントについて、及び/若しくは新たな送信についてのHARQフィードバックを含んでもよい。
例では、拡張ランダムアクセス手続は、例えば、データが非同期WTRUにおいて利用可能となるとき(例えば、アップリンクデータ到来及び/若しくは制御プレーンシグナリング)、並びに/又はWTRUが拡張ランダムアクセスを開始すべきであると示し得るダウンリンク制御情報をWTRUが受信し得るとき(例えば、ダウンリンクデータ到来)に、非同期WTRUのための低レイテンシアクセスを可能にし得る。
図6は、拡張ランダムアクセスチャネル(eRACH)手続600の例である。602において、WTRUは、送信予定のデータを有してもよい。604において、WTRUは、プリアンブルのグループ620からプリアンブル622を選択してもよい。606において、WTRUは、選択されたプリアンブル622に基づいて、データ送信リソース及び/又はパラメータを判断してもよい。608において、WTRUは、1つ以上のPRACHリソース上でプリアンブル622を送信してもよい。610において、WTRUは、判断されたデータ送信リソース上で(例えば、短縮されたUL送信640を介して)データを送信してもよい。612において、WTRUは、ネットワークからRARを受信してもよい。WTRUが、ネットワークからRARを受信しない場合、WTRUは、604、606、608、及び610を繰り返してもよい。WTRUが、グラントとともにNACKを受信する場合、WTRUは、614において、データを再送信してもよい。
WTRUは、eRACH手続600を開始してもよい。ネットワークは、例えば、eMSG0(例えば、NR−PDCCHオーダ又はL3/RRC)を使用してeRACH手続600を開始してもよい。メッセージeMSG0は、制御情報を含んでもよい。
WTRUは、例えば、以下のイベント、(i)WTRU専用ネットワーク(NW)オーダ、(ii)例えば、WTRU自律トリガと組み合わされる、CB−eRACHリソースの動的スケジューリング、及び/又は(iii)L3/RRC(若しくはMAC CE)ネットワーク制御モビリティ、のうちの1つ以上に応答して、eRACH手続を開始してもよい。
WTRUは、WTRUがそのようなeRACH手続を実行するための標識及び/又は要求を含み得るダウンリンク制御シグナリング(例えば、NR−PDCCH上のDCI)の受信時など、例えば、WTRU専用NWオーダに応答して、eRACH手続を開始してもよい。ダウンリンク制御シグナリングは、eRACH手続において使用されるべき1つ以上のWTRU専用eRACHパラメータを含んでもよい。
WTRUは、例えば、CB−eRACHリソースの動的スケジューリングに応答して、eRACH手続を開始してもよい。例えば、WTRUが、1つ以上のWTRU自律トリガも検出する場合、WTRUは、CB−eRACHリソースのスケジューリングに応答してeRACH手続を開始してもよい。WTRU自律トリガの例は、ダウンリンク制御シグナリング(例えば、NR−PDCCH上のDCI)の受信を含んでもよい。ダウンリンク制御シグナリングは、eRACH手続の第1のメッセージ(例えば、eMSG1)の送信のためのスケジューリング情報、及びWTRU自律トリガなどのトリガを含んでもよい。ダウンリンク制御シグナリングは、競合ベースアクセスのための1つ以上のeRACHパラメータを含んでもよい。DCIは、例えば、eRACHのための「セル/システム」固有RNTIを含む、複数のWTRUによって共有され得るRNTIでスクランブルされてもよい。
WTRUは、モビリティイベントを有する再構成を含み得るL3/RRC制御シグナリング(又はMAC CE)の受信時など、例えば、L3/RRC(又はMAC CE)ネットワーク制御モビリティに応答して、eRACH手続を開始してもよい。L3/RRCは、1つ以上の専用eRACHパラメータを含んでもよい。
(例えば、eMSG0内の)制御情報は、例えば以下の、(i)リソース指標、(ii)プリアンブルインデックス、(iii)電力制御情報TPC、及び/又は(iv)グラントのうちの1つ以上を含んでもよい。
(例えば、DCI及び/又はRRCメッセージ内の)リソース指標は、例えば、リソースブロック割り当てに対応してもよい。リソース指標は、データ部分(例えば、制御部分及び/又はプリアンブル部分ではない)に関連付けられてもよい。リソース指標は、プリアンブル送信のみ(例えば、無競合ランダムアクセス−CFRA)に関連付けられてもよい。WTRUは、プリアンブルのリソース割り当ての機能として、データ部分についてのリソース割り当てを判断してもよい。例えば、共同リソースが使用されるとき、又はWTRUが別々のリソースを(例えば、テーブル内のインデックス又は類似のものから)判断し得るときに、WTRUは、プリアンブル及びデータ部分のためのリソース割り当てを(例えば、代替的に)判断してもよい。
DCIは、NR−PDCCH又は別の類似のチャネル上で受信されてもよい。1つ以上のリソースは、特定のWTRUの専用(例えば、無競合)であってもよい。例えば、DCIが、C−RNTI又は均等物を使用して受信されるとき、1つ以上のリソースは、特定のWTRUの専用であってもよい。1つ以上のリソースは、(例えば、代替的に)共有されてもよく(例えば、競合ベースであってもよく)、(例えば、CB−eRACH−RNTIなどの共有RNTIを使用してスクランブルされるときに)複数のWTRUにアクセス可能であってもよい。
(例えば、DCI及び/又はRRCメッセージ内の)プリアンブルインデックスは、(例えば、専用シグナリングのための)例えば、特定のプリアンブルシーケンスを示してもよい。プリアンブルインデックスは、(例えば、共有シグナリングのための)特定のプリアンブルグループ及び/又は範囲を示してもよい。
電力制御情報(例えば、送信電力制御(TPC)など)は、DCI及び/又はRRCメッセージ内に含まれてもよい。電力制御情報は、データ部分について、それぞれについて1つ、又は両方について1つ、ePRACH上のプリアンブル送信に適用可能であってもよい。
(例えば、DCI及び/又はRRCメッセージ内の)グラントは、(例えば、制御シグナリングにおいて)WTRUによって受信されてもよい。グラントは、eMSG1の送信に関連付けられてもよい。グラントは、eMSG1の送信用であってもよい。グラントは、(例えば、代替的には)eMSG1のデータ部分の送信用であってもよい。プリアンブル送信は、例えばここで説明されるように、他のパラメータに従うなど、制御シグナリングにおいて受信される他の情報に従って、実行されてもよい。例えば、WTRU専用グラントが、(例えば、専用シグナリングのために)示されてもよく、又は(例えば、共有シグナリングのために)競合ベースグラントであってもよい。
ネットワーク(NW)制御競合の例では、WTRUは、1つ以上の自律的トリガを有してもよい。例えば、WTRUは、それが送信に利用可能なデータを有すると判断してもよい。データ送信は、eRACH手続に適用可能であってもよい。WTRUは、例えば、共有RNTI(例えば、CB−eRACH−RNTI)を使用して、ダウンリンク制御チャネルを復号してもよい。WTRUは、動的にスケジューリングされたシステム固有のePRACHパラメータ(例えば、並びに関連するグラント及び/又はデータ部分についてのPRBのセット)を含み得るDCIを復号してもよい。WTRUは、例えば、判断されたePRACHリソースを使用して、プリアンブルの送信を開始してもよく、例えば、受信したグラント及び/又はPRBのサブセットを使用して、データ部分の送信を開始してもよい。
WTRUは、それがePRACH手続を無競合又は競合ベースの原理に従って実行すべきかを、制御シグナリングから判断してもよい。
WTRUは、例えば、初期アクセスを実行するため、送信リソースを要求するため(例えば、eRA−SRなどのスケジューリング要求)、(例えば、閾値に基づいて)ある量のデータを送信するため、WTRU自律モビリティ、スケジューリング要求をネットワークオーダに基づいて実行するために、eRACH手続を開始してもよい。WTRUは、例えば、サービス、DRB、WTRUへの現在利用可能なアクセスのタイプなどに基づいて、手続(例えば、レガシーRACH対eRACH)を(例えば、手続の一部として)選択してもよい。WTRUは、レガシーRACH手続を選択するか又はeRACH手続を選択するかを、送信予定のアップリンクデータのタイプ及び/又はランダムアクセス要求の目的に基づいて判断してもよい。例えば、WTRUは、タイプ2データに対しレガシーRACH手続を選択してもよい。タイプ2データは、例えば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データを含んでもよい。別の例として、WTRUは、タイプ1データに対しeRACH手続を選択してもよい。タイプ1データは、例えば、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)データを含んでもよい。
WTRUは、eRACH手続を選択してもよい。WTRUは、例えば、プリアンブル及びデータのためのリソースに加えて、プリアンブルシーケンスを選択してもよい。プリアンブルに使用されるリソース及びデータに使用されるリソースは、暗示的な関連付けなどの何らかの関連付けを有してもよい。WTRUは、(もしあれば)どのデータがデータリソースにおいて送信され得るかを判断してもよく、送信予定の適用可能なPHY/MAC制御情報を、例えば、使用されたプリアンブルに基づいて判断してもよい。
WTRUは、プリアンブル送信のために選択されたリソース上でプリアンブルを送信するようにPHYレイヤをトリガしてもよく、選択されたデータリソース上の送信について制御情報及び任意のデータをPHYレイヤに送信してもよい。
WTRUは、(例えば、プリアンブル及びデータ送信に続いて)eRARの検出のために制御チャネルのモニタリングを実行してもよい。WTRUは、受信時間又は時間ウィンドウを予期される特定のeRARの前の時間ピリオドの間、DRX(例えば、制御チャネルモニタリング用のDRX)を実行してもよい。
eRACH手続が、トリガされてもよい。WTRUは、例えば、以下のイベント、(i)WTRUが、それが送信に利用可能なデータを有すると判断すること、(ii)WTRUが、それがWTRU自律モビリティを実行すべきであると判断すること、並びに/又は(iii)WTRUが、それがL1/PHY態様及び/若しくはUuインタフェースの再構成を実行すべきであると判断すること、のうちの1つ以上の結果として、eRACH手続を開始してもよい。
WTRUは、それが送信に利用可能なデータを有すると判断してもよい。例えば、これは、以下のイベント、(i)WTRUのセル若しくはTRPへの初期アクセス(例えば、WTRUは、IDLE状態若しくは非通信の状態にある間に、セル若しくはTRPへの最初の送信を行ってもよい)、(ii)新たなサービス若しくは論理チャネルの開始、及び/又は(iii)WTRUにおけるデータの到来、のうちの1つ以上に対応し得る。
WTRUは、それがWTRU自律モビリティを実行すべきであると判断してもよい。例えば、これは、1つのセル/TRPから別のセル/TRPへの遷移/ハンドオーバに対応してもよい。
WTRUは、それがL1/PHY態様及び/又はUuの再構成を実行すべきであると判断してもよい。例えば、これは、以下のイベント、(i)新たなビームの作成/使用/追加、及び/又は(ii)アクティブなセル/TRPのWTRUのセットに対するセル/TRPの追加、のうちの1つ以上に対応してもよい。
例えば、WTRUが、有効なアップリンクタイミングアライメントを有しないときに(例えば、のみ)、WTRUは判断を行ってもよい。
WTRUは、それが進行中のeRACH手続を既に有する一方でRACH手続を開始すべきであると判断してもよい。例では、WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行してもよい。
WTRUは、(例えば、RACH手続を開始するためのトリガが、進行中のeRACH手続に使用される現在のリソースを無効化し得るモビリティイベントに起因し得るのでなければ、)進行中のeRACH手続を、(例えば、eMSG1送信の最大数などの障害ケース、利用可能な参照信号を検出/測定するための障害、ダウンリンク同期の損失などに起因して)進行中のeRACH手続の実行に関連し得る回復手続へ、又は進行中のeRACH手続への任意の他の障害へ、継続してもよい。WTRUは、RACH手続を開始することを控えてもよい(例えば、eRACHは、進行中のとき、及び類似の目的を満たすときに、優先されてもよい)。
WTRUは、(例えば、そうでなければ)eRACH手続を開始してもよい。WTRUは、進行中のeRACH手続を継続してもよい(例えば、両方の手続が、異なる目的を満たすときなどに、並行して動作し得る)。例えば、新たなデータが、SRB、DRB、ヌメロロジー(例えば、SOMのタイプ)、ヌメロロジーブロック(例えば、SOM)、TrCH若しくは類似のものに関連付けられ得るか若しくは適用可能であり得るとき、又はそうでなければ、進行中のeRACH及び/若しくはそのリソースに類似の及び/若しくは対応する手続をトリガしない送信に利用可能となるとき、両方の手続が並行して動作してもよい。
WTRUは、それが進行中のeRACH手続を既に有し得る一方でeRACH手続を開始すべきであると判断してもよい。WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行してもよい。
例えば、eRACH手続を開始するための判断が、進行中のRACH手続をトリガした基準(又はそのタイプ)に(例えば、直接)関連しない可能性があるとき、WTRUは、進行中のRACH手続を継続してもよい。例えば、これは、送信に利用可能となり得る新たなデータを含んでもよく、SRB、DRB、ヌメロロジー(例えば、SOMのタイプ)、ヌメロロジーブロック(例えば、SOM)、TrCH若しくは類似のものに関連付けられ得るか若しくは適用可能であってもよく、かつそうでなければ、進行中のRACH及び/若しくはそのリソースに類似の及び/若しくは対応する手続をトリガしなくともよい。
WTRUは、(例えば、そうでなければ)eRACH手続を優先し、開始してもよい。WTRUは、例えば、eRACH手続を開始すると、進行中のRACH手続をキャンセルしてもよい。
WTRUは、それが第1の進行中eRACH手続を有する一方で第2のeRACH手続を開始すべきであると判断してもよい。この例では、WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行してもよい。
WTRUは、例えば、第2のeRACH手続を開始するための判断が、eRACH手続の第1のインスタンスをトリガした基準(又はそのタイプ)に関連又は類似し得るとき(例えば、eRACH手続の第1のインスタンスによって利用されるeRACHリソースの同一のセットに対応するeRACH手続をトリガし得るイベント)に、第1の進行中eRACH手続を継続してもよい。イベントは、送信について利用可能となり得る新たなデータを含んでもよく、SRB、DRB、ヌメロロジー(例えば、SOMのタイプ)、ヌメロロジーブロック(例えば、SOM)、TrCH、又はそのようなeRACHリソースに関連付けられ得る類似のものに関連付けられてもよく、及び/又は適用可能であってもよい。同一の特定の参照信号(例えば、同一TRPに対応する)に関連付けられる異なるビームプロセスは、トリガがビーム管理に関連し得るのでない限り、同一リソースと見なされてもよい。
WTRUは、(例えば、そうでなければ)eRACH手続の第2のインスタンスを開始してもよい。
eRACHリソースのセットは、プリアンブルのセット、プリアンブルリソース、データリソース/関連付け、送信周波数などのうちの1つ以上を含んでもよい。
WTRUは、適用可能なRACH手続、例えば、レガシーRACH又はeRACH手続を判断してもよい。WTRUは、ランダムアクセスを開始してもよい。WTRUは、それがランダムアクセス手続を実行すべきであると判断してもよい。WTRUは、複数のそのようなアクセス手続が使用され得る(例えば、レガシーRACH又はeRACH手続)と(例えば、さらに)判断してもよい。WTRUは、ランダムアクセスのために、第1のRACH手続を選択するか又は第2のRACH手続を選択するかを判断してもよい。第1のRACH手続は、レガシーRACH手続及び/又は4ステップRACH手続であってもよい。例えば、レガシーRACH手続は、4つのステップを含んでもよい。第2のRACH手続は、eRACH手続及び/又は2ステップRACH手続であってもよい。例えば、eRACH手続は、2つのステップを含んでもよい。
WTRUが、第2のRACH手続を選択するとき、WTRUは、第2のRACH手続に関連付けられる少なくとも1つのPRACHリソースを判断してもよい。WTRUは、第2のRACH手続に関連付けられるプリアンブルシーケンスを判断してもよい。WTRUは、例えば、少なくとも1つのPRACHリソース、プリアンブルシーケンス、アップリンクデータのタイプ、及び/又はアップリンクデータのサイズに基づいて、アップリンクデータのためのデータリソースを判断してもよい。WTRUは、少なくとも1つのPRACHリソース及びデータリソースを使用してネットワークデバイスにRACH送信を送信してもよい。RACH送信は、プリアンブルシーケンス及びアップリンクデータを含んでもよい。
WTRUは、1つ以上の要因に従ってeRACH手続を実行するように判断してもよい。複数の例が、以下で与えられる。
WTRUは、例えば、その接続性状態(例えば、IDLE、CONNECTED、「簡易接続」)に基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。判断は、他の条件と組み合わせて行われてもよい。選択のための条件は、例えば、WTRUの接続性状態に依存して異なっていてもよい。
WTRUは、例えば、手続の開始のために受信される特定のトリガに基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。
WTRUは、例えば、その(例えば、現在の)タイミングアライメント状態若しくは特定のタイミングアライメント基準、又はWTRUがデータと結合されたプリアンブルを送信することを可能とされ得るかどうかに基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。WTRUは、例えば、その最後のUL送信からの時間、又はタイミングアドバンスコマンドの最後の受信からの時間が、事前定義された閾値又はネットワーク提供される閾値を超えない可能性があるとき、データと結合されたプリアンブルを送信することを可能とされてもよい。WTRUは、ネットワークによって提供されるセルサイズに基づいて、(例えば、代替的に、又は追加的に)判断を行ってもよい。例では、WTRUは、例えば、セルサイズが、事前定義された閾値又は構成済みの閾値未満であり得るとき、データと結合されたプリアンブルの送信を実行し、又はそのような判断を行う際のそのタイミングアライメント状態の比較のために閾値の異なるセットを使用することを可能とされてもよい。
WTRUは、例えば、システム情報において提供され得るネットワーク構成に基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。2ステップ使用されるべきか又は4ステップ手続が使用されるべきか、判断が行われてもよい。ネットワーク構成情報は、ブロードキャストシステム情報(例えば、SIB)において提供されてもよく、どのRACH手続が使用されるべきかを示してもよい。そのような情報は、また、RACH手続中のWTRUの追加の動作を示してもよく、又は判断するために使用されてもよい。例では、2ステップの手法が適用されてもよく、WTRUは、例えば、TAが必要とされない可能性があるスモールセルでは、eMSG2においてTACを予期しなくともよい。
WTRUは、例えば、データ送信の量/期間に基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。WTRUは、例えば、所望のデータ送信が、事前定義された量若しくは構成済みの量を超えない可能性があるとき、又はトランスポートブロック存続期間が、事前定義された期間若しくは構成済みの期間を超えないときに、WTRUは、それがデータと結合されたプリアンブルを送信し得ると判断してもよい。データ量は、送信に利用可能であり得るデータの量、及び/若しくは1つ以上の特定の論理チャネル/サービスについてWTRUによってバッファされるデータの量に基づいてもよく、又は保留送信若しくはメッセージを送信するために必要とされ得るトランスポートブロックの存続期間に基づいてもよい。
WTRUは、例えば、データ/送信のタイプに基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。例えば、WTRUは、送信するデータに関連付けられるプロパティ、又は行われるべき送信のタイプに基づいて、WTRUがeRACHを実行すべきであると判断してもよい。WTRUは、特定の論理チャネル又は特定タイプのメッセージ(例えば、RRC制御メッセージ)(例えば、のみ)についての判断を行ってもよい。WTRUは、データの送信成功についての満了時間などの、データに関連付けられる送信時間要件に基づいて、判断を行ってもよい。
WTRUは、WTRUが、例えば、eRACH手続を使用してデータを送信するために選択し得る、論理チャネルのセット又は均等物で(例えば、さらに)構成されてもよい。WTRUは、送信予定のデータのタイプが、以下の、(i)データ/アクセスに関連付けられる、適用可能なサービスタイプ及び/若しくは対応するQoS、(ii)ベアラ構成、並びに/又は(iii)データが送信され得る(例えば、送信予定である)無線ベアラ(例えば、SRB若しくはDRB)のタイプ及び/若しくは識別、うちの1つ以上に基づいてeRACHについての基準を満たすかどうかを区別又は判断してもよい。
例では、例えば、ベアラ確立時に、ベアラは、それが非アクティブ状態における送信及び/又はeRACH手続を用いたデータ送信を可能にするかどうかを示してもよい。
例では、WTRUは、例えば、ある無線ベアラ(例えば、のみ)についてのeRACH手続を使用して、データ送信を実行するようにネットワークによって構成されてもよい。WTRUは、(例えば、また、)例えば、以前の要求に基づいて、構成を受信してもよい。例えば、WTRUは、接続状態から非アクティブ状態に移ってもよい。WTRUは、どのベアラが、例えば、eRACH手続を使用してデータ送信可能にされ得るかを要求してもよい。
例では、WTRUは、非アクティブ状態に置かれてもよく、非アクティブ状態にある間の送信のために新たなベアラを(例えば、ネットワークによって)提供されてもよい。WTRUは、(例えば、また、)それが非アクティブ状態にある可能性がある間、WTRUに到来する特定のアプリケーションレイヤデータをベアラにマッピングするための規則を提供されてもよい。WTRUは、その特定のベアラにデータが到来すると、eRACH手続を実行してもよい。WTRUは、例えば、データが別のベアラに対して到来するとき、レガシーRACH手続を実行してもよい。
WTRUは、例えば、観測されるデータレートに基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。WTRUは、WTRUにおいて観測されるデータレート(例えば、パケット到来の頻度)に基づいて判断を行ってもよい。WTRUは、観測されるデータレートを、eRACH(例えば、4ステップ手続ではなく2ステップ)を実行するための構成済み閾値レートと比較してもよい。判断は、特定の論理チャネル又は無線ベアラについて行われてもよい。
WTRUは、例えば、タイマ満了の結果として、eRACH手続を実行するように判断してもよい。例えば、WTRUは、少なくとも(x)秒毎に、データ送信と結合されたプリアンブルを送信するように構成されてもよい。WTRUは、(例えば、他のデータが存在しないとき、又はデータリソースが空のままになっているときに、BSR又は他の制御情報を送信することによって)タイマ満了時の送信のためのデータの存在に関わらず、(例えば、タイマ満了時に)送信を実行してもよい。これは、WTRUが、あるレベルのタイミングアライメント(例えば、粗いタイミングアライメント)を維持することを可能にしてもよく、それによって、WTRUは、eRACH(例えば、2ステップ手法)を使用し続けてもよく、及び/又はeRACH(例えば、2ステップ手法)を使用するときにガードピリオドの長さを制限してもよい。
WTRUは、例えば、同期信号(例えば、PRACHリソース又はPRACHシーケンスが導出され得る同期信号の存在又はプロパティ)に基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。WTRUは、(i)周波数帯域及び関連するアクセスタイプ、(ii)シーケンスプロパティ、並びに/又は(iii)第2の署名シーケンスの存在、のうちの1つ以上など、判断を行うための同期シーケンスに関する情報を使用してもよい。
周波数帯域及び関連するアクセスタイプを使用する例では、WTRUは、特定周波数上の同期信号の存在がeRACH手続の使用に関連付けられ得る(例えば、ライセンス済み対未ライセンス)と判断してもよい。
シーケンスプロパティを使用する例では、WTRUは、同期信号に関連付けられるインデックスがeRACH手続を実行するように示し得ると判断してもよい。インデックスは、例えば、ビームインデックスに関連付けられてもよい。
第2の署名シーケンスの存在を使用する例では、WTRUは、第1のシーケンスに関連し、かつ特定のシーケンスプロパティを有し得る第2の署名シーケンスの存在が、eRACH手続の実行を示してもよいと判断してもよい。
WTRUは、例えば、WTRUがC−RNTIで構成されるかどうかに基づいて、eRACH手続を実行するように判断してもよい。例えば、WTRUは、それがC−RNTIで構成されるときにeRACH手続を開始してもよい。
WTRUは、例えば、WTRUが、RACH手続のための同期信号及びeRACH手続のための同期信号を検出し得るときに、手続の判断のための(例えば、代替)選択手続を使用してもよい。WTRUは、例えば、1つ以上の要因に基づいて、適用可能なRACH手続、例えば、レガシー又はeRACH手続を判断してもよい。複数の例が、以下で与えられる。
WTRUは、例えば、測定されたチャネル占有率に基づいて、適用可能なRACH手続、例えば、レガシーRACH又はeRACH手続を判断してもよい。WTRUは、チャネル占有率の測定を行ってもよく、例えば、測定されたチャネル占有率が、定義済み又は構成済みの閾値より大きい(又はより小さい)可能性があるときに、データと結合されたプリアンブルを送信するように選択してもよい。判断は、未ライセンス配備をサポートしてもよく、その場合、チャネルへのアクセスは、(例えば、4つの独立したチャネルアクセス手続を有するLTEのようなRA手続とは対照的に、)例えば、データと結合されたプリアンブルを送信することによって、負荷の高い状況において維持されてもよい。
WTRUは、例えば、推定された経路損失及びチャネル条件に基づいて、適用可能なRACH手続、例えば、レガシーRACH又はeRACH手続を判断してもよい。WTRUは、参照信号に基づいて経路損失又はチャネルの測定を行ってもよく、例えば、推定された経路損失がある閾値よりも低い可能背があるか、又は高い可能性があるかによって、2ステップを使用するか又は4ステップを使用するかを判断してもよい。例では、WTRUは、例えば、経路損失が閾値より低い可能性があるときに、2ステップ手続を選択してもよい。閾値は、ネットワークによってブロードキャストされてもよい。閾値は、周波数帯域に依存してもよい。これによって、WTRUは、セル/TRPまでの距離を推定すること、及び、例えば、WTRUがセル/TRPまでのある距離の範囲内にあり得るときに、2ステップ手続を使用するかどうかを判断することが可能となり得る。
WTRUは、例えば、同期シーケンスインデックスに基づいて、適用可能なRACH手続、例えば、レガシーRACH又はeRACH手続を判断してもよい。同期シーケンスインデックスは、同期シーケンス送信電力及び/又はTRP電力クラスに関する情報を伝達してもよく、例えば、したがって、WTRUは、さらなるシステム情報を受信することなく、経路損失を推定することが可能である。これは、例えば、「PRACH」が同期後に送信され得るときに、有用であり得る。
WTRUは、例えば、対象のTRPに基づいて、適用可能なRACH手続、例えば、レガシーRACH又はeRACH手続を判断してもよい。WTRUは、例えば、対象のTRPが(例えば、構成可能な時間ピリオド内に)WTRUによって最近使用された同一のTRPグループに属し得るときに、eRACH手続を使用するように判断してもよい。例えば、WTRUは、長期間の非アクティブ状態で散在するTRPへの疎な、かつバースト的な通信を有してもよい。これによって、WTRUが効率的なeRACHを可能にするために事前構成されたパラメータを再使用することが可能となり得る。例では、WTRUは、例えば、ランダムアクセス手続の意図される対象が、同一であるか、又は同一のTRPグループからであるかに関わらず、例えば、タイマの満了時に、レガシーRACHを実行してもよい。
WTRUは、例えば、ネットワークからの応答に基づいて、適用可能なRACH手続、例えば、レガシーRACH又はeRACH手続を判断してもよい。WTRUは、(例えば、以前実行されたeRACH手続におけるネットワーク応答又は関連するメッセージに基づいて、)さらなるアクセス又はデータ送信がレガシーRACH手続を使用して行われ得ると判断してもよい。例では、WTRUは、例えば、レガシーRACH手続を使用して、ネットワークが再試行するための標識(例えば、暗示的又は明示的な)で応答し得るeRACH手続を実行してもよい。標識は、バックオフ標識に関連付けられてもよい。
WTRUは、例えば、非アクティブ状態にとどまっている間データ送信を可能にするために、eRACH手続を実行するように決定してもよい。eRACH手続を選択するための条件は、(例えば、また)WTRUが新たな状態にとどまっている間データ送信を実行するように決定することに適用可能であってもよい。WTRUは、(例えば、上述のように)データ送信を実行する間それが非アクティブ状態にとどまり得るための条件で構成されてもよい。WTRUは、条件の結果として、eRACH手続を選択してもよい。
WTRUは、非アクティブ状態におけるデータ送信のための、又はRRC_CONNECTEDに遷移するためのeRACH手続を(例えば、代替的に)実行してもよい。WTRUは、(例えば、プリアンブル又はデータ送信の一部として暗示的又は明示的に、)eRACH手続において、RRC_CONNECTEDに遷移するか、又は非アクティブ状態にとどまるかを示してもよい。
WTRUは、eRACH手続を実行するためにネットワークオーダを示すメッセージを受信してもよい。例えば、拡張メッセージ0(eMSG0)が、ネットワークオーダを提供してもよい。WTRUは、例えば、ネットワークからDLシグナリングを受信すると、eMSG1を送信し、及び/又はeRACH手続を開始するように判断してもよい。例では、DLシグナリングは、制御チャネル上でダウンリンク制御情報(DCI)を介してネットワークから受信されてもよい。
eRACH手続が、トリガされてもよい。WTRUは、WTRUがランダムアクセス手続を開始すべきであるとDCIが示し得ることを判断してもよい。例えば、WTRUは、DCIが、受信時間、受信周波数、制御チャネルのタイプ、明示的な標識、RNTI、WTRU動作モード、ULプリアンブルリソースの包含及び/又はULデータリソースの包含のうちの1つ以上に基づいてランダムアクセス手続を示すと判断してもよい。
受信時間の例では、DCIは、関係する受信時間インスタントがeRACH手続に対応する、特定の手続に関連付けられる時間インスタント(例えば、サブフレーム、スロット、ミニスロットなど)において受信されてもよい。例えば、各フレーム内の特定スロットは、WTRUがランダムアクセス手続を開始すべきであると示し得るDCIの受信のために予約されてもよい。
受信周波数の例では、DCIは、特定の手続に関連付けられ得る周波数リソース(例えば、特定のCCE、リソースブロック、周波数帯域、キャリアなど)上で受信されてもよく、その場合に、関係する周波数リソースがRACH又はeRACH手続に対応して(例えば、又は示して)もよい。
制御チャネルのタイプの例では、DCIは、制御チャネル、CCEのセット、ヌメロロジーブロック、探索空間上で受信されてもよく、及び/又は特定の手続に関連付けられる特定のヌメロロジーを使用して受信されてもよく、その場合に、関係する態様がeRACH手続の開始に対応してもよい。
明示的標識の例では、DCIは、手続のタイプ(例えば、RACH又はeRACH)の標識を示してもよい。WTRUは、eRACH標識を受信してもよい。eRACH標識は、例えば、DCI内、DCIフォーマット内、又はそれらの組み合わせにおける1つ以上の明示的フラグ又はフィールドであってもよい。
RNTIの例では、DCIは、特定の手続(例えば、RACH又はeRACH)に関連付けられるRNTIで符号化されてもよい。RNTIは、eRACH手続の初期化に対応してもよい。
WTRU動作モードの例では、WTRUは、トリガの受信時にある手続を実行することに関連付けられる動作モードにあってもよい。動作モード及び/又はトリガは、eRACH手続の初期化に対応してもよい。トリガは、他の判断手続(例えば、明示的な標識)の任意の組み合わせに対応してもよい。WTRUは、DLシグナリングの受信に基づいて、あるモードに置かれていてもよい。例えば、WTRUは、eMSG0の受信に関連付けられる動作モードにWTRUを置き得るRRCメッセージを受信してもよい。WTRUは、(例えば、eRACH初期化との関連付けのための1つ以上の追加条件を有し得る)DCIの受信を、(例えば、このモードでは)eMSG0として解釈してもよい。
ULプリアンブルリソースの包含の例では、DCIは、1つ以上のULプリアンブルリソース(例えば、ブリアンブル範囲、プリアンブルセット、プリアンブル値、プリアンブル送信のためのPRB指標など)を含んでもよい。WTRUは、ULプリアンブルリソースが特定の手続(例えば、RACH又はeRACH)に関連付けられ得ると判断してもよい。ULプリアンブルリソースは、eRACH手続のためのリソースに対応してもよい。
ULデータリソースの包含の例では、DCIは、アップリンクデータリソース(例えば、データ部分についてのPRB指標、データ部分についてのヌメロロジーブロックなど)を含んでもよい。WTRUは、リソースが、eRACH手続に関連付けられ得る(例えば、関連付けられる)と判断してもよい。
WTRUは、例えば、eMSG1の送信時にeRACH手続を開始(例えば、スタート)してもよい。eMSG1は、プリアンブル及びデータを含んでもよい。eRACH手続のための開始時間は、例えば、DCI内のシグナリング及び/又は追加シグナリング/規則に基づいて、WTRUによって判断されてもよい。
例では、WTRUは、例えば、DCIメッセージにおいて受信される情報に基づいて、及び/又は固定のタイミング関係に基づいて、eMSG0の受信に続くプリアンブルのための送信時間を判断してもよい。例えば、固定のタイミング関係は、n+xと表されてもよく、その場合に、nはDCIの受信時間であってもよく、xは時間におけるオフセットであってもよい。オフセットは、固定オフセットであってもよく、又は、例えば、システム情報若しくは専用シグナリング(例えば、RRC、MAC、若しくは同一の/別のDCI)を通して、WTRUに提供されてもよい。別の判断との組み合わせにおいて使用され得る(例えば、代替的な、又は追加の)例では、WTRUは、例えば、使用されるべきプリアンブルリソースに関連付けられる特定時間に基づいて、プリアンブルのための送信時間を判断してもよい。例えば、WTRUは、例えば、DCIの受信に続いて、又はDCI受信後の時間オフセットに続いて、(例えば、そのようなリソースがDCIの受信前又は受信中にシグナリングによって事前定義されてもよく、又は示されてもよいときに、)eRACH手続がPRACHリソースの次の発生において開始され得ると判断してもよい。
DCI(例えば、そのコンテンツ)が、eRACH手続の実行中にWTRUによって使用され得る情報を含んでもよい。情報は、例えば、以下の、(i)ヌメロロジー、プリアンブルシーケンス、コード、送信電力などの、プリアンブルの送信プロパティ、(ii)MCS、スクランブルコード/パターン、送信電力などの、データの送信プロパティ、(iii)プリアンブルシーケンスのために使用するリソース、(iv)データ部分のためのリソース、(v)事前定義された関連付け規則のテーブルへのインデックス、それらの間の時間及び/若しくは周波数オフセット、又は関連付け規則を定義し得る他のパラメータなどの、プリアンブルリソースとデータリソースとの間の関連付け規則、並びに/又は(vi)再送信遅延、電力ランピング、HARQ再送信の最大数、HARQプロセス番号などの再送信に関連するプロパティ、のうちの1つ以上を含んでもよい。
拡張メッセージ1(eMSG1)が、提供されてもよい。例では、WTRUは、時間/周波数において互いに素であり得る、又はプリアンブルと結合され得る(例えば、プリアンブルシーケンスをデータ送信の先頭に追加する)、プリアンブルシーケンスと結合されるデータを送信してもよい。
例では、1つ以上の送信のプリアンブル及びデータ部分が、関連付けを使用して結び付けられてもよい。
プリアンブルとデータとの間の関係が、時間ドメインにあってもよい。例えば、プリアンブルの送信開始時間及びデータ部分の送信開始時間が、互いから特定の時間量だけオフセットされてもよい。開始時間は、スロット、ミニスロット、サブフレームの第1のシンボル、又はそれらの特定のシンボル(例えば、制御シグナリング専用でなくてもよい、対応するPRB領域の第1のシンボル)に対応してもよい。例えば、プリアンブル及びデータ部分の送信が時間的に連続し得るとき、関係(例えば、オフセット)は、等しいか又はゼロであってもよい。これは、例えば、プリアンブルによって示され得るように、データ部分の送信タイミングの先験的知識から、受信側ノードにおけるデータのブラインド復号を容易にし得る。
プリアンブルとデータとの間の関係が、周波数ドメインにあってもよい。例えば、プリアンブルの送信の第1のPRB及びデータ部分の送信の第1のPRBが、互いからPRBの特定量だけオフセットされてもよい。例えば、プリアンブル及びデータ部分の共同送信が存在し得るときに、オフセットはゼロに等しくてもよい。関連付けが、所与の送信持続時間について(若しくは、それぞれの送信持続時間の時間的な特定の重なりについて)、例えば、所与のスロット、ミニスロット、サブフレームについて、又はそれらの特定のシンボル(例えば、制御シグナリング専用で使用されなくともよいリソースの1つ以上のシンボル)に対して、有効であってもよい。関連付けは、(例えば、代替的には、)例えば、別の手続と組み合わせて、オーバラップしていない(例えば、時間的に互いに素である)時間間隔にわたって適用可能であってもよい。これは、例えば、プリアンブルによって示され得るように、例えば、データ部分の送信の第1のPRBの先験的知識から、受信側ノードにおけるデータのブラインド復号を容易にし得る。
WTRUは、例えば、以下の手続、(i)固定又は事前定義済み(例えば、WTRUにおいて構成され、及び全てのWTRUについて仮定される)、(ii)システム情報において提供される(例えば、SIB上でのブロードキャストを通して、又はアクセステーブルにおいて提供される)、(iii)明示的標識に基づいて(例えば、DCIにおいて、又はMAC CE若しくはRRCなどのダウンリンク制御メッセージにおいて明示されている)、(iv)選択されたプリアンブルに基づいて(例えば、プリアンブルは、使用されるべき特定オフセットに関連付けられてもよく、その場合に、関連付けは固定であってもよく、若しくはネットワークによって構成されてもよい)、(v)選択されたPRACHリソースに基づいて(例えば、PRACHリソースは、使用されるべき特定オフセットに関連付けられてもよく、その場合に、関連付けは固定であってもよく、若しくはネットワークによって構成されてもよい)、並びに/又は(vi)ランダム選択(例えば、WTRUは、WTRUによって使用可能であると判断され得る、いくつかの可能なオフセットから選択されてもよい)、のうちの1つ以上(例えば、組み合わせ)を使用して、時間/周波数におけるオフセットを判断してもよい。
例えば、WTRUは、プリアンブルの送信に続くデータの送信のための第1の利用可能なULリソースにおいて生じるように、データのためのリソースを選択してもよい。リソースは、ネットワークシグナリングを通してWTRUに提供されてもよい。データを送信するためにWTRUによって選択されるPRBは、(例えば、さらに)WTRUによってランダムに選択されてもよい。WTRUは、データ送信のために固定数のPRBを選択することに制限されてもよい。
プリアンブルとデータとの間の関係が、送信の長さ/サイズ/持続期間にあってもよい。例えば、リソースブロックの数又はWTRUの送信のトランスポートブロックサイズは、プリアンブルシーケンス、プリアンブル長、又はプリアンブルリソースなどのプリアンブルのプロパティに関連付けられてもよい。関連付けは、ネットワーク構成によって、事前定義されてもよく、又は提供されてもよい。
プリアンブルとデータとの間の関係が、データの符号化/スクランブルにあってもよい。データのための符号化、スクランブル、又はCRCが、プリアンブルのプロパティに関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、プリアンブルシーケンスの全て又は一部を使用してCRCを適用してもよい。WTRUは、例えば、プリアンブルのために選択されるリソースに基づいて、(例えば、また)CRCを修正してもよい。例では、WTRUは、例えば、第1の範囲のリソースを使用して、それがプリアンブルを送信するとき、それがプリアンブルの別の部分をCRCとして使用するように判断するとき、又はそれが第2の範囲のリソースを使用してプリアンブルを送信するときに、プリアンブルの一部をCRCとして使用するように判断してもよい。
プリアンブルとデータとの間の関係が、ヌメロロジーにあってもよい。例えば、WTRUは、プリアンブルシーケンス、プリアンブルのために選択されるリソース、プリアンブルのヌメロロジーなどの、プリアンブルのプロパティに関連し得るデータの送信のためのヌメロロジーを使用してもよい。WTRUは、例えば、プリアンブルと同一のヌメロロジーを使用して、データを送信してもよい。プリアンブルシーケンスのヌメロロジーは、(例えば、代替的に)同一(例えば、参照ヌメロロジー)であってもよい。WTRUは、例えば、プリアンブルリソースの時間/周波数位置(例えば、あるヌメロロジーに関連付けられる特定の時間−周波数位置)、又はプリアンブルシーケンス(例えば、あるヌメロロジーに関連付けられる特定のプリアンブルシーケンス)に基づいて、データ部分のヌメロロジーを選択してもよい。
プリアンブルとデータとの間の関係が、多重アクセス方式又は構成にあってもよい。例では、WTRUは、例えば、プリアンブルのプロパティ(例えば、シーケンス、選択されたリソース)に基づいて、データ送信のための、多重アクセス方式(例えば、FDMA、TDMA、CDMA)及び構成パラメータ(例えば、特定のリソース要素、スクランブルコード、ランダム化パラメータ)を選択してもよい。例えば、WTRUは、プリアンブルシーケンスに基づいて、データ送信のためのリソースブロック内の特定のリソース要素又はシンボル(例えば、競合ベースリソース)を選択してもよい。
プリアンブルとデータとの間の関係が、送信電力にあってもよい。例えば、データ送信のための最大送信電力は、プリアンブル最大送信電力、プリアンブルシーケンス、プリアンブルリソース、又はプリアンブルの他のプロパティに関連してもよい。データ送信電力は、プリアンブル送信電力のスカラ関数であってもよい。関数は、ネットワークによってWTRUにおいて事前構成され、又は構成されてもよい。プリアンブルの送信電力は、例えば、事前構成又はネットワーク構成によって判断されてもよく、プリアンブルの再送信に続いて(例えば、特定量だけ)変更されてもよい。
ネットワーク構成が、提供されてもよい。
eRACH手続のベアラ毎の構成が、提供されてもよい。WTRUは、例えば、それがデータを送信するためにeRACH手続を使用することを可能にされるかどうかを示すように、ベアラ単位で(例えば、RRCにおいて)構成されてもよい。eRACH手続は、非アクティブ状態にとどまっている間、送信に使用されてもよい。構成は、特定ベアラが、WTRUが非アクティブ状態にある間データ送信を実行することを可能にし得る(例えば、可能にすることとなる)かどうか、又は非アクティブ状態のWTRUが、ベアラに関連付けられるデータを送信するためにRRC_CONNECTEDに遷移し得る(例えば、遷移することとなる)かどうかを判断してもよい。
ベアラ構成は、(例えば、また)eRACH手続のための追加構成を含んでもよい。WTRUは、ベアラ構成から以下の、(i)eRACHが、データの送信に許可され得る(例えば、許可される)かどうか、又は、レガシーRACH及び/若しくはRRC_CONNECTEDへの遷移が許可され得る(例えば、要求され得る)かどうか、(ii)レガシーRACHへのフォールバック前、若しくはRRC_CONNECTEDへの遷移前にeRACH手続を使用して、許容される再送信(例えば、再試行)の数、(iii)プリアンブル送信に使用するためのプリアンブル若しくはプリアンブルグループの標識、(iv)eRACH手続におけるプリアンブル及びデータ間のリンケージを制御するパラメータ、(v)プリアンブル及び/若しくはデータ送信に使用されるべきリソース若しくはリソースのサブセット、(vi)eRACHを実行している間若しくは非アクティブ状態にとどまっている間に使用され得る最大データ送信サイズ、(vii)eRACHを実行している間若しくは非アクティブ状態にとどまっている間に使用され得る最大データレート、(viii)無線ベアラを許容できるeRACH手続を使用するデータ送信間の最小時間、(ix)WTRU動作の構成(例えば、eRARからのバックオフ標識の場合)、並びに/又は(x)多重化、セグメント化、及び/若しくは連結がこのような動作を制限する関連パラメータを含み得るベアラに許可され得るかどうか、のうちの1つ以上を判断してもよい。
送信サイズの例では、例えば、ベアラについてバッファされるデータ量が最大構成済みデータサイズより少ない可能性があるときに、WTRUは、eRACH手続を使用するように決定してもよい。WTRUは、(例えば、そうでなければ)レガシーRACH手続又はeRACH手続を使用するように決定してもよく、RRC_CONNECTEDに移る意向を示してもよい。
データレートの例では、例えば、データがベアラについて到来する率が最大構成済み率未満であり得るときに、WTRUは、eRACH手続を使用するように決定してもよい。WTRUは、(例えば、そうでなければ)レガシーRACH手続又はeRACH手続を使用するように決定してもよく、RRC_CONNECTEDに移る意向を示してもよい。
バックオフ標識についての構成の例では、WTRUは、例えば、構成可能なバックオフピリオドの後すぐに、(例えば、そのような構成に基づいて)2ステップ手続を再試行することを許可されてもよく、又は4ステップ手続で開始することによってデータ送信を実行してもよい。それは、データが利用可能であったベアラの構成によって判断されてもよい。
新たな/専用ベアラは、非アクティブ状態においてデータ送信のために提供されてもよい。
WTRUは、単一の専用ベアラ(例えば、のみ)のためのeRACH手続を使用してデータ送信を実行してもよい。例えば、専用ベアラは、RRC_CONNECTED状態から非アクティブ状態への遷移中に確立されていてもよい。
WTRUが非アクティブ状態にあり得る間、WTRUは、(例えば、RRC_CONNECTED動作について作成される最初に関連するベアラとは対照的に、)データパケットをアプリケーションレイヤから専用ベアラへマッピングするためのポリシーで構成されてもよい。ポリシーは、例えば、1つのTFT若しくはTFTのセットを新たなベアラへマッピングすること、又は1つのQoSフロー識別子若しくはQoSフロー識別子のセットをネットワークから新たなベアラへマッピングすることを含んでもよい。
WTRUは、(例えば、上述のような)eRACH手続の構成と関連付けられる1つ以上の構成パラメータを、ベアラ構成から判断してもよい。
WTRUは、プリアンブル(例えば、プリアンブルシーケンス)を判断(例えば、選択)してもよい。WTRUは、例えば、(例えば、必要な)PRACH及び/又はデータ受信信頼性に基づいて、プリアンブルを選択してもよい。例えば、(例えば、潜在的にデータを伴う)1つ以上のプリアンブルは、時間、周波数、空間的リソース、及び/又はコードリソースにわたって分布してもよい。例では、プリアンブル及び(例えば、任意選択的に)データは、複数のリソースにわたって反復されてもよい。WTRUは、(例えば、必要な)信頼性を達成するためのダイバーシティの必要な量を判断してもよく、(例えば、したがって)そのようなダイバーシティを達成し得るプリアンブルを選択してもよい。プリアンブル及びデータ部分のダイバーシティ(例えば、反復数)は、同一でなくてもよい。例えば、PRACH受信についてのダイバーシティは、データ受信についてのダイバーシティよりも大きくてもよい。これは、例えば、データ送信が失敗するときに、新たな、完全なRACH手続を回避してもよい。
WTRUは、例えば、構成済みプリアンブルのセットからの1つ以上のプリアンブルの選択の結果として、特定のプロパティ又はプロパティの範囲を使用することに限定されてもよい。
WTRUは、送信タイプ及び/又は1つ以上の送信プロパティを示すために、(例えば、代替的に)送信タイプ指標をプリアンブルに付加してもよい。
WTRUは、そのプリアンブル選択に基づいて他の情報を示してもよい。特定の送信プロパティ、又はプリアンブルの選択に反映され得る他の情報は、例えば、以下のうちの1つ以上を含んでもよい。
プリアンブル選択は、例えば、送信予定のデータ量、最大TBサイズ、及び/又は許容できるTBサイズの範囲を示してもよい。WTRUは、データ部分において送信されることとなるデータ量に基づいて、プリアンブルを選択してもよい。例えば、WTRUは、送信予定のデータ量を、例えば、保留PDUのサイズ、制御メッセージ、IPパケットなどに基づいて判断してもよく、又は、送信予定のデータが存在しない可能性があるかどうか(例えば、粗いタイミングアライメントを維持するためにタイマによってトリガされるプリアンブル送信)を判断してもよい。判断は、(例えば、ただ1つの)特定の論理チャネル、データのタイプ、QoSレベル、サービスのタイプなどに限定されてもよい。WTRUは、(例えば、判断に基づいて、)データ量に関連付けられ得る1つ以上のプリアンブルから選択してもよく、又は結果となるTBがプリアンブルに関連付けられる最大値を超えず、プリアンブルに関連付けられる範囲内に入り得る1つ以上のプリアンブルから選択してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、送信のタイプ、又は送信を引き起こした可能性があるトリガを示してもよい。WTRUは、例えば、データのタイプ、又はデータと関連付けられ得るQoS要件に基づいて、プリアンブルを選択してもよい。例では、例えば、データが特定サービス(例えば、URLLC)に関連付けられ得るとき、又はデータが、論理チャネルのタイプ又は上位レイヤからのQoSマーキングのうちの1つ以上に関連付けられ得るときに、WTRUは、プリアンブルのセットから1つ以上を選択してもよい。WTRUは、例えば、拡張された(例えば、2ステップの)若しくはレガシー(例えば、4ステップの)RAが実行され得るかどうかに基づいて、又はWTRUが(例えば、タイミングアライメントのみを得るために)データなしで2ステップ送信を実行するようにトリガされたかどうかに基づいて、プリアンブルを選択してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、データ送信に関連付けられ得るタイミング要件を示してもよい。WTRUは、データに関連付けられ得る送信レイテンシ要件の関数としてそのプリアンブルを選択してもよい。WTRUは、WTRUの処理ケイパビリティの関数としてそのプリアンブルを選択してもよい。WTRUの処理ケイパビリティは、(例えば、RARを含むメッセージ内の)アップリンク送信のためのリソース及び/又は対応するアップリンク送信(例えば、4ステップRACH手続のためのmsg3)を認可するダウンリンク制御シグナリングの受信の間に必要な処理時間を含んでもよい。WTRUは、RACH手続をトリガしたデータについてのレイテンシ要件と、そのような処理時間に関するWTRUのケイパビリティとの組み合わせの関数としてプリアンブルを選択してもよい。WTRUは、(例えば、この場合、)データ送信に必要とされ得る時間をさらにトラッキングしてもよく、必要な送信時間との現在の時間の差異に基づいてプリアンブルを選択してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、WTRUバッファ状態を示してもよい。WTRUは、例えば、1つ又は複数の論理チャネル、論理チャネルグループ、データタイプなどについてのそのバッファ状態に基づいて、プリアンブルを選択してもよい。プリアンブルは、バッファ状態についての範囲に関連付けられてもよい。WTRUは、この範囲との比較に基づいて選択を行ってもよい。(例えば、別の)例では、WTRUは、論理チャネルについてのWTRUのバッファ状態が、プリアンブル+データ送信のデータ部分についての許容できる送信サイズを超え得るかどうかに基づいて、プリアンブルを選択してもよい。WTRUは、eRARにおけるグラントについての要求の関数として、プリアンブルを選択してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、WTRU識別を示してもよい。WTRUは、例えば、WTRUにおける識別に基づいて、プリアンブルを選択してもよい。識別は、事前構成されてもよく(例えば、GUTI)、又はネットワークによって提供されてもよい(例えば、C−RNTI又はIMSI)。IDは、例えば、WTRUによる状態遷移中(例えば、接続から簡易接続又はIDLEへ移るとき)に、ネットワークによって提供されてもよい。IDは、全体的であってもよく、又はWTRUによってランダムに選択される部分を含んでもよい。IDは、WTRU状態(例えば、IDLE、接続、又は簡易接続状態)に依存してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、データ送信の位置及び/又はヌメロロジーを示してもよい。WTRUは、データの送信用の時間/周波数リソース及び/又はヌメロロジーの選択を実行してもよい。WTRUは、位置及び/又はヌメロロジーに関連付けられるプリアンブルを選択してもよい。WTRUは、データ部分についてのダイバーシティ又は信頼性を判断してもよく、それに関連付けられるプリアンブルを選択してもよい。例えば、プリアンブルは、周波数、時間、空間、又はコードにわたる反復を可能にするデータリソースにマッピングしてもよい。
プリアンブル選択は、例えば、MCSを示してもよい。WTRUは、それが関連データの送信に使用し得るMCSに基づいて、プリアンブルを選択してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、ランダム選択を示してもよい。WTRUは、プリアンブルの構成済みセットから、又はプリアンブル関連付けのための1つ以上の他の規則(例えば、その組み合わせ)を満たし得るプリアンブルのセットから、プリアンブルのランダムな選択を実行してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、データ送信の復調構成を示してもよい。WTRUは、例えば、データ送信の復調構成に基づいて、プリアンブルを選択してもよい。例では、プリアンブルは、データ送信のための復調用参照信号(DMRS:demodulation reference signal)として使用されるように構成されてもよい。例では、データ送信のためのDMRSとしてのプリアンブルの使用は、シグナリングオーバヘッドを減少させ、データ送信キャパシティを増加させ得る。例えば、WTRUは、例えば、より正確な周波数及びTRP受信機における誤り訂正をもたらすために、長いプリアンブルシーケンスを選択してもよい。参照プリアンブルヌメロロジーのセットは、例えば、プリアンブルがデータ送信のためのチャネル推定に使用され得るときに、WTRUが使用するために事前構成されてもよい。WTRUは、例えば、ヌメロロジー、周波数割り当て、ビームフォーミング構成などを含む、プリアンブル構成をデータ送信と照合してもよい。WTRUは、(例えば、代替的に、又は追加的に)データ送信についての事前構成済みの復調用参照信号(DMRS)を選択してもよい。WTRUは、データ送信のものと互換性がある送信パラメータを使用することを考慮せずに、短いプリアンブルシーケンスを異なる周波数リソース割り当てにおいて選択してもよい。
図7は、復調構成700の例である。図7に示すように、WTRUは、データ送信についてのDMRSとしてプリアンブルを使用してもよい。WTRUは、データ送信前にDMRSを送信してもよい。WTRUは、データ送信中にDMRSを送信してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、ノードを受信するプリアンブルを示してもよい。WTRUは、構成されてもよく、又はTRP若しくはTRPのグループを対象とし得るプリアンブルを送信するダウンリンク送信に基づいてもよい。例としての配備では、セルが、セルの初期アクセスカバレッジをSFNの方式でまとめて提供し得るTRPのグループで構成されてもよい。WTRUは、(例えば、それぞれの)個々のTRPにおいてRACH受信性能を最適化し得るプロパティ又は特性を有するセル固有の構成に従ってプリアンブルを選択してもよい。例では、WTRUは、いくつかの反復される短いシーケンスで構成され得るプリアンブルを選択してもよい。例えば、TRPは、受信機ビームフォーミングを使用し、1つ又は複数の受信ビームにおいて短いシーケンスの一部又は全てを受信し得るため、これによって、アップリンクRACHリンク性能が改善され得る。TRPは、(例えば、また)複数の受信ビームにおいて受信される短いシーケンスバージョンのコヒーレント結合を適用してもよい。(例えば、別の)例では、TRPは、幅広い受信ビームを使用してもよい。WTRUは、例えば、プリアンブル送信にビームフォーミングゲインをもたらすために、それぞれの短いシーケンスについて異なる送信ビームフォーミング構成を選択してもよい。WTRUは、(例えば、それがプリアンブルを特定TRPに送信し得るときに、)例えば、対象とするTRPによるプリアンブル検出の高いエネルギー蓄積をもたらすように、(例えば、1つの)長いプリアンブルシーケンスを選択してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、RRC_CONNECTEDへの遷移についての要求を示してもよい。WTRUが非アクティブ状態にある間にeRACHを送信することは、(例えば、プリアンブル選択又は関連リソースに基づいて、)例えば、WTRUが(eRACH手続に続いて)RRC_CONNECTED状態に遷移したいか、又は(例えば、eRACH手続を使用してデータを送信し続けるために)非アクティブ状態にとどまりたいかを示してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、送信予定データ量が最大値を超えることを示してもよい。WTRUは、それがeRACH手続を使用して全ての保留データの送信を実行できるかどうかを示すために、プリアンブルを選択してもよい。例えば、標識は、ネットワークがeRARにおいて追加のULグラントを提供することを可能にしてもよい。
プリアンブル選択は、例えば、半永続DLリソースについての要求を示してもよい。WTRUは、DLリソースを割り当てるためにそのプリファレンスを示してもよい(例えば、DLグラントなしに割り当てられ得る有限セット)。例えば、WTRUが、延長された時間ピリオドの間、非アクティブ状態でデータ送信を実行するときに、DLリソースの暗示的な割り当てによって、ネットワークがアプリケーションレイヤACKを提供することを許可してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、いくつかの要求されるグラントを示してもよい。WTRUは、eRARにおいてネットワークから追加のグラントを要求してもよい。例えば、WTRUは、eMSG2の送信に続いて、SRB及びDRBを別々のリソースを使用して送信してもよい。選択されるプリアンブルは、WTRUによる要求を示してもよい。
プリアンブル選択は、例えば、データフォーマットを示してもよい。WTRUは、使用されるMACヘッダのタイプ、シグナリング(SRB)の存在/不存在、各ベアラに関連付けられるデータの量などの、データ送信フォーマットを(例えば、プリアンブルの一部として)示してもよい。フォーマットを示すことは、データ部分とともに送信されるヘッダオーバヘッドを減少させることができ、それによって、リソース効率が向上され得る。
WTRUは、(例えば、RRCシグナリングを通して)複数のプリアンブルをネットワークから(例えば、さらに)受信してもよく、提供されるプリアンブルを、例えば、1つ以上のプロパティに基づいて選択してもよい。
他のプリアンブル選択と併せて使用され得る例では、WTRUは、プリアンブル送信についてのその時間/周波数リソースを、プリアンブル選択のための1つ以上の規則に基づいて選択してもよい。WTRUは、例えば、事前構成によって、又はネットワーク構成によって(例えば、ブロードキャスト又は専用シグナリング、及び/又はアクセステーブルから)データ送信プロパティ、WTRU情報、及びプリアンブルリソース間の関連付けを学習してもよい。
物理ランダムアクセスリソース選択、例えば、PRACH又は拡張PRACH(ePRACH)が、提供されてもよい。両方のアクセス手続について同一のPRACHを有する手続が、実施されてもよい。WTRUは、RACH(4ステップ)及びeRACH(2ステップ)送信のためにリソースの共通セットを利用してもよい。WTRUは、PRACH/ePRACHリソースを特定の同期シーケンスに関連付けられ得るシステム情報から、及び/又は事前構成済みの情報から判断してもよい。例えば、PRACH/ePRACHの送信についての周波数範囲及び/又はヌメロロジーは、特定リソースブロック(例えば、時間/周波数位置)がシステム情報によって定義され得る一方で、WTRUにおいて事前構成されてもよい。
差別化は、プリアンブルシーケンスに基づいてもよい。WTRUは、例えば、手続のタイプに基づいて、プリアンブルシーケンスの異なるセットから選択してもよい。プリアンブルの第1のセット(例えば、プリアンブルグループC)は、ePRACHに関連付けられてもよく、一方、プリアンブルの1つ以上のセット(例えば、プリアンブルグループA及びB)は、PRACH送信に関連付けられてもよい。
差別化は、ネットワークによるデータのブラインド復号に基づいてもよい。WTRUは、PRACH及びePRACHについて同一のプリアンブルを(例えば、代替的に)利用してもよい。ネットワークは、例えば、WTRUによって送信されるデータの検出を通して、ePRACHの使用を判断してもよい。WTRUは、例えば、eMSG1の受信失敗があるときに、PRACH再送信に(例えば、常に)フォールバックしてもよい。
手続は、多重アクセス手続のそれぞれについて個々のPRACH/(e)PRACHリソースを有してもよい。WTRUは、PRACH及びePRACHについてリソースの個々のセットを利用してもよい。WTRUは、例えば、それがレガシーRACH手続を実行するときに、PRACHに関連付けられるリソースを選択してもよく、例えば、それがeRACH手続を実行するときに、ePRACHに関連付けられるリソースを選択してもよい。
データリソースは、例えば、プリアンブルに基づいて選択されてもよい。WTRUは、データリソース(例えば、時間/周波数)及び/又はデータ送信プロパティ(例えば、ヌメロロジー、MCS)を、例えば、選択されたプリアンブルの関数として、及び/又は選択されたプリアンブルリソースの関数として、選択又は判断してもよい。例では、WTRUは、プリアンブルシーケンス/プリアンブルリソースとデータリソース/データ送信プロパティとの間の定義済みマッピングで構成されてもよい。
例えば、WTRUには、使用可能なデータリソースの全体のセット、及び各プリアンブルと使用予定の対応するリソースブロックとの間の(例えば、テーブル又はリストに基づく)定義済みマッピングを提供されてもよい。(例えば、別の)例では、全体リソースの提供されたセット内のリソースブロックは、選択されたプリアンブルのプリアンブルシーケンス番号又はプリアンブルインデックスによってインデックスされてもよい。
WTRUは、例えば、以下の、(i)システム情報(例えば、ブロードキャスト又は専用及び/若しくはオンデマンド)、(ii)アクセステーブル、並びに/又は(iii)特定のRNTIへのPDCCHグラント(例えば、リソースは、ネットワークによって動的に提供される競合ベースリソースで構成され得る)、のうちの1つ以上から、使用可能なデータリソースのその全体のセットを取得してもよい。
WTRUは、例えば、定義されたサブセットからリソースを自律的に選択してもよい。例えば、WTRUプリアンブル選択は、WTRUによって使用可能であり得るリソース及び/又は送信プロパティの許容できるサブセットを判断してもよい。WTRUは、リソース及び/又は送信プロパティのこのサブセットから、以下の、ランダム選択、測定若しくはチャネル占有率、送信するデータの量、及び/又はデータのタイプ、のうちの1つ以上に基づいて選択してもよい。
ランダム選択の例では、WTRUは、WTRUが保留メッセージを送信することを可能にし得るいくつかのトランスポートブロックをランダムに選択してもよい。
測定又はチャネル占有率に基づく選択の例では、WTRUは、選択されたプリアンブルに関連付けられ得る許容できるデータリソース上で(例えば、DLにおける)測定を実行してもよい。WTRUは、最高の品質又は最小のチャネル占有率を有し得るリソースを選択してもよい。測定又はチャネル占有率の判断は、RSRP測定、チャネルの達成可能なダイバーシティレベル(例えば、独立ダイバーシティパスの数が、効率的な反復を可能にする)、エネルギー測定、PRACH及び/又は他のWTRUからの他の送信の復号による占有率の検出で構成され得る。
送信するデータの量に基づく選択の例では、WTRUは、送信するデータ又はそのバッファ内のデータの量(最大量までの)に基づいて、いくつかのリソースブロックなどを選択してもよい。
データのタイプ(例えば、QoS、サービスタイプ、又は論理チャネル)に基づく選択の例では、WTRUは、特定のヌメロロジー(例えば、TTI)を使用されるサービスのタイプに関連付けるように、そのリソースを選択してもよい。ヌメロロジーは、選択されたリソースの時間/周波数位置に(例えば、ネットワークによるシグナリングを通して)関連付けてもよい。
WTRUは、選択されたリソースの標識を、プリアンブル送信及び/又はデータ内の情報として(例えば、さらに)提供してもよい。WTRUは、例えば、送信用にWTRUによって選択されたリソースブロックのビットマップとして、標識をフォーマットしてもよい。
WTRUは、追加情報を(例えば、データ送信において、又はデータの制御領域において)含んでもよい。追加情報は、例えば、以下の、(i)送信されるデータの量及び/若しくはデータを送信するために使用され得るMCS、(ii)HARQ情報(例えば、WTRUが(少なくとも最初に)プリアンブル+データ送信の手続を通して送信のための複数のHARQプロセスを維持することを可能にし得る、HARQプロセス番号、冗長度バージョン、再送信番号など)、(iii)WTRU識別、(iv)WTRUバッファ状態、(v)1つ以上の同期シーケンス(例えば、WTRUによって測定される)、(vi)WTRUによって使用される、若しくは(例えば、将来の送信のために)使用予定のビームインデックス若しくはビームパラメータ、(vii)eRARにおける所望のフォーマット又は所望の情報(例えば、WTRUは、eRARにおいてULグラントが送信されるように要求し得る)、(viii)データのQoS要件、(ix)プリアンブル+データの送信中/送信前の参照若しくは同期信号の測定、並びに/又は(x)状態遷移要求(例えば、IDLEから接続へ、若しくは簡易接続から接続へ)又は現在の状態にとどまるための要求、のうちの1つ以上を含み得る。例えば、WTRUは、短いデータバーストを有してもよく、WTRUはMSG2がHARQ A/N以外の何かを含むと予期し得ないことを、ネットワークに対して示してもよい(例えば、WTRUは、TAコマンド又は将来の送信のためのグラントを受信しなくてもよく、ACKの受信時に非タイミングアラインモードに戻ってもよい)。
情報は、例えば、データ送信とともに送信され得るMAC CE又はRRCメッセージ内に含まれてもよい。
WTRUは、例えば、選択されたプリアンブルに基づいて、許容MCS又はデータ送信のために使用するMCSを判断してもよい。WTRUは、以下の、ネットワークシグナリング、署名シーケンス若しくは同期信号のプロパティ、タイミングアライメント状態のプロパティ、トランスポートフォーマット/MCSの事前定義されたテーブル、及び/又はeRACHトリガのうちのいずれかの1つ以上(例えば、組み合わせ)に基づいて、MCSを判断してもよい。
ネットワークシグナリングによる判断の例では、WTRUは、ブロードキャスト又は専用ネットワークシグナリングに基づいてデータ送信に使用されるべきMCSを受信してもよい。
署名シーケンス又は同期信号のプロパティからの判断の例では、WTRUは、信号強度に基づいて、例えば、2ステップ手続のトリガの前にWTRUによって検出された署名シーケンスのタイプと組み合わせて、MCSを判断してもよい。WTRUは、署名シーケンスタイプ及び/又は強度と対応するMCSとの間のマッピングで構成されてもよい。
タイミングアライメント状態のプロパティからの判断の例では、WTRUは、例えば、タイミングアドバンスコマンドの最後の受信からの時間量に基づいて、セルのサイズ、最後のUL送信の時間、又はそれらの組み合わせから、MCSを判断してもよい。
トランスポートフォーマット/MCSの事前定義されたテーブルに基づく判断の例では、WTRUは、許容MCSの事前定義された、又はネットワーク構成されたテーブルに基づいて、MCSを判断してもよい。WTRUは、テーブル内の許容MCSから選択してもよい。ネットワークは、例えば、WTRUによって選択されるMCSを判断するために、ブラインド復号を実行してもよい。
eRACHをトリガしたものに基づく判断の例では、WTRUは、例えば、ネットワークによってトリガされたときに、例えばeMSG0内の情報を使用して、かつ、例えば、WTRUによって自律的にトリガされたときに(例えば、WTRUにおけるデータ到来)、ブロードキャストシグナリング内の情報を使用して、データ送信のためのMCSを選択してもよい。
例では、WTRUは、選択されたプリアンブルとデータ送信用の対応するMCSとの間のマッピングを受信してもよい。WTRUは、データ送信用のMCSを使用してもよく、それは、プリアンブルに関連付けられ得る。(例えば、別の)例では、プリアンブルは、それらに関連付けられるMCSの制限付き範囲を有してもよい。WTRUは、例えば、2ステップ手続の開始前に実行され得る署名シーケンス又は同期信号の測定に基づいて、制限付きサブセット内の特定のMCSを選択してもよい。
WTRUは、制御チャネルにおいて搬送される情報の存在に基づいて、データ送信のあるプロパティを判断してもよい。プリアンブル及びデータは、DLにおける制御チャネルの送信とアラインされてもよい。制御チャネルは、(i)周波数/時間/コードリソースの割り当て、(ii)ヌメロロジー、(iii)MCS、及び/又は(iv)変調などの、データ送信についての情報を搬送してもよい。
WTRUは、例えば、そのようなプロパティを判断するために、例えば、特定のグループRNTIに基づいて制御チャネルを復号してもよい。RNTIは、WTRUにおいて事前構成されてもよく、又はWTRUのカテゴリ/タイプ(例えば、WTRUタイプ毎のRNTI)若しくはWTRUによって要求されるサービスに固有であってもよい。
タイミングアドバンスを欠いたデータの送信は、干渉を引き起こすことがあり、ネットワークが送信を受信することを困難にし得る。
ガードピリオドが選択されてもよい。WTRUは、データ送信用に割り当てられたリソース内でそのデータを送信してもよい。ガードピリオドは、データ送信の前及び/又は後で使用されてもよい。WTRUは、例えば、その環境又はタイミングアライメント状態に基づいて、ガードピリオド期間又はガードピリオド構成のセットから選択してもよい。これは、例えば、以下の、(i)セルサイズ及び/若しくはWTRU速度、(ii)タイミングアライメント状態(例えば、WTRUが、最後にタイムアラインされてからの時間)、並びに/又は(iii)WTRU測定値(例えば、参照信号、署名シーケンス、若しくは同期信号についての)、のうちの1つ以上(例えば、組み合わせ)に対応し、又は関連付けられ得るガードピリオドを選択することを含んでもよい。
WTRUは、構成済みのガードピリオド構成のリストから選択を行ってもよく、それは、例えば上述のように、事前定義済み又は構成済みの関連付けを有してもよい。WTRUは、ネットワークからそのガードピリオド構成を(例えば、代替的に)受信してもよい。
WTRUは、ガードピリオドの一部のうちに既知のシーケンスを送信してもよい。シーケンスは、サイクリックプレフィックス又は選択されたプリアンブル(若しくは、その関数)に関連し得るシーケンスで構成されてもよい。シーケンスの期間は、ガードピリオド構成に関連してもよい。例えば、シーケンスの期間は、ガードピリオド期間の特定の断片であってもよい。
シーケンスは、ネットワークが、割り当てられたリソース内でWTRUによる送信開始を検出することを可能にしてもよい。
ヌメロロジー選択が提供されてもよい。WTRUは、第1のPRACH送信について大きなCPを選択してもよい。PRACHフォーマットは、CP及びGPを含んでもよい。サブキャリアスペーシングは、RACH構成が受信され得るダウンリンクチャネルに基づいてもよい。これは、例えば、異なるプリアンブルシーケンスとでさえ、異なるWTRUプリアンブル送信間の干渉を回避し得る。
干渉回避及び管理が提供されてもよい。複数のWTRUは、同一のプリアンブルを選択してもよく、それによって、互いとのプリアンブル衝突及びデータ送信干渉がもたらされることがある。例では、WTRUは、例えば、衝突を減少させるために、ステップ1送信をビームフォーミングしてもよい。TRPは、2つの別々の受信ビームにおいて2つの同一のプリアンブルを受信してもよく、送信のデータ部分について干渉が存在しない可能性がある。WTRUは、例えば、到来情報のダウンリンク受信角度を使用して、例えば、ビームスイープ、ランダムビーム選択、又はDL/ULチャネル相互関係に基づいて、ステップ1送信ビームフォーミング構成を選択してもよい。
追加のMAC CEが送信されてもよい。WTRUは、(例えば、データ送信とともに)1つ以上のMAC CEを送信してもよい。MAC CEは、例えば、情報がプリアンブルとともに既に含まれていないときに、(例えば、プリアンブルとともに提供され得る)情報を(例えば、追加的に)含んでもよい。
WTRUは、2ステップアクセスが不成功又はデータ送信が不成功のときに、(例えば、eMSG1のための)再送信手続を開始してもよい。再送信は、例えば、以下のイベントのうちの1つ以上によってトリガされてもよい。(i)WTRUが、定義された、若しくは予期される時間ピリオドにわたって有効なeRARを受信しないことがあること、(ii)WTRUが、WTRU自体のIDに合致しない可能性があるWTRU IDを有するeRARを受信し得ること、(iii)WTRUが、NACKに対応するHARQプロセス状態でそれを対象とするeRARを受信し得る、及び/又は(iv)WTRUが、ACKに対応するがNDIが新たなデータ送信(例えば、適応型再送信)を示さないHARQプロセス状態でそれを対象とするeRARを受信し得る
WTRU再送信は、例えば、1つ以上のアクションを実行してもよい。
(例えば、有効なeRARが受信されていない可能性があるとき、又は受信されたeRARが合致するWTRU IDを有しない可能性があるときの)例では、WTRU再送信は、例えば、(i)2ステッププロセスの第1のステップにおいてプリアンブル選択及びデータ送信を繰り返してもよく、(ii)同一プリアンブル、プリアンブルリソース、及び/若しくはデータリソースを利用して2ステッププロセスの第1のステップを繰り返してもよく、(iii)プリアンブル及び/又はデータ送信上の送信電力を増加させてもよく、(iv)4ステップ手続を開始してもよく(即ち、プリアンブルのみを送信してもよく)、並びに/又は(v)プリアンブルの異なるセット若しくはサブセット、又はプリアンブル/データリソースのための異なる選択基準を採用してもしなくても、2ステッププリアンブルの第1のステップにおいてプリアンブル選択及びデータ送信を繰り返してもよい。例えば、WTRUは、失敗したプリアンブル+データ送信に続いて、プリアンブルのよりロバストなセットから選択してもよい。プリアンブルのよりロバストなセットは、異なるヌメロロジーブロック、異なる周波数範囲、異なるWTRU符号化を使用することなどにおいて、データの送信に対応してもよい。
(例えば、有効なeRARがデータに対するNACK又はACK及びNDI=0とともに受信されていてもよいときの)例では、WTRU再送信は、例えば、(i)例えば、eRARにおいて提供されるTACを使用して、データのみの再送信を実行してもよく、(ii)eRARにおいて示され得る、若しくは事前定義されたシーケンスに基づき得る、データに関連付けられる別の冗長度バージョンの有無に関わらず、データの再送信を実行してもよく、(iii)プリアンブル+データの再送信についてのガード区間構成を修正してもよく、(iv)プリアンブルの再送信の有無に関わらず、例えば、同一データリソースを初期送信として再利用して、データのみの再送信を実行してもよく、(iv)eRARにおいて提供され得るULグラントを利用して再送信を実行してもよく、(v)グラントによって提供されるMCSを使用するように、データ送信に使用されるMCSを修正してもよく、(vi)MCSを特定量だけスケールしてもよく(例えば、スケールされたMCSは、ガード区間の必要なしにリソース上でデータを再送信する能力に基づいて判断され得る)、並びに/又は(vii)そのTAタイマをリセットし、それが現在タイミングアラインされると仮定してもよい。
例では、WTRUは、以下の、(i)WTRUが、予想される時間ピリオド内にeRARを受信しない可能性があること、(ii)WTRUが、WTRU自体のID若しくは2ステッププロセス中にWTRUによって送信されるIDに合致しなくともよいWTRU IDとともにeRARを受信し得ること、及び/又は(iii)WTRUが、NACKに対応するHARQプロセス状態でそれを対象とし得るeRARを受信し得ること(非適応型再送信)、のうちの1つ以上が発生すると、プリアンブル+データの再送信を実行(例えば、2ステッププロセスを反復)してもよい。
WTRUは、例えば、再送信を必要とすることの結果として、プリアンブル+データの再送信のためのガード区間構成を(例えば、さらに)修正してもよく、例えば、その場合に、WTRUがeRARにおいて有効なTACを受信していてもよい。例では、例えば、WTRUが、それを対象とし得るeRARを受信し、例えば、その場合に、NACK及び有効なTACがULグラントなしで受信され得るときに、WTRUは、ガードピリオドなしにプリアンブル+データの再送信を実行してもよい。
(例えば、別の)例では、WTRUは、NACK(又はNDI=0を有するACK)及び、例えば、MCS、リソースなどを含むULグラントを含み得る有効なeRARを受信してもよい。WTRUは、(プリアンブル+データにおいて最初に送信されていてもよい)データ部分を、例えば、提供されるグラントを使用して再送信してもよい。UL送信は、例えば、eRARにおいて提供されるULタイミングを使用して、(例えば、また)WTRUによって実行されてもよい。
(例えば、別の)例では、WTRUは、eRAR内のULグラント情報なしでNACKを含み得る有効なeRARを受信してもよい。WTRUは、例えば、初期送信におけるデータ部分のために選択される同一リソースを使用して、(例えば、プリアンブルなしで)データを再送信してもよい。リソースは、そのタイミングがeRARの受信タイミングに依存し得るサブフレーム/フレームに位置してもよい。WTRUは、リソースが(例えば、非競合ベースの)それ自体の送信専用であり得ると(例えば、さらに)判断してもよい。WTRUは、ガード区間を使用することなくそのようなリソースにおいて(例えば、さらに)送信してもよく、例えば、以下の、(i)UL送信がリソースの全期間を占有し得るように符号化を増加させること(例えば、MCSを変更すること)、(ii)同一リソースを使用して、追加の(例えば、新たなTB)を元の(例えば、再送信される)TBとともに送信すること、及び/又は(iii)リソースのサブセットにおいて送信すること(例えば、その場合に、サブセットがeRARによって示され得る)、のうちの1つ以上を実行することによって、ガード区間の欠如を補償してもよい。例えば、WTRUは、マルチスロットリソースの第1のスロット上で送信してもよく、又は初期リソースに関連付けられるリソースブロックの既知のサブセット上で送信してもよい。
拡張メッセージ2(eMSG2/eRAR)が、提供されてもよい。WTRUは、(例えば、プリアンブルを含み得る送信に続いて、)拡張ランダムアクセス応答(eRAR)をネットワークから受信してもよい。
eMSG2受信手続は、eRAR受信手続を含んでもよい。WTRUは、eRARについての復号を、例えば、eMSG1の送信に続いて実行してもよい。例えば、eRARが、予期される、若しくは定義済みの時間において、及び/又は特定の時間間隔内に復号成功され得るとき、WTRUは、eRARの受信成功を判断してもよい。例えば、eRARが特定の時間において、又は特定のeRAR受信ウィンドウの間に復号が成功しない可能性があるとき、WTRUは、再送信手続などの失敗手続を開始してもよい。
例では、eRARは、特定の時間(例えば、サブフレーム、スロット、ミニスロット)においてWTRUによって受信されてもよい。
WTRUは、例えば、以下のうちの1つ以上(例えば、組み合わせ)に基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。
WTRUは、例えば、プリアンブル/データの送信からの時間に基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。WTRUは、プリアンブル及び/又はデータの送信(例えば、それに続くサブフレームの数)に基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。時間は、WTRUにおいて事前構成されてもよく、又はネットワークによって構成されてもよい。
WTRUは、例えば、選択されたプリアンブルに基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。eRAR受信時間は、選択されたプリアンブルシーケンスに依存してもよく、それは、WTRUによって実行される送信のタイプに関連してもよい。例えば、WTRUは、プリアンブルの送信に続く特定の時間であるようにeRAR受信時間を判断してもよく、その場合に、その時間は、選択されたプリアンブルに依存して異なり得る。WTRUは、例えば、選択されたプリアンブルによって示され得る低レイテンシデータ送信について、eRARの受信までより短い時間遅延を予期してもよい。
WTRUは、例えば、WTRUによって選択されるリソースに基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。WTRUは、プリアンブル及び/又はデータの送信のために選択されるリソースの関数として、eRAR受信時間を判断してもよい。
WTRUは、例えば、同期シンボルの受信に基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。WTRUは、ネットワークから受信され得る1つ以上の同期シンボルのタイミングに基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。例えば、WTRUは、RAR受信時間を、例えば、最良の又は適当な測定でWTRUによって測定され得る同期シンボルの受信から始まる時間ウィンドウとして計算してもよい。
WTRUは、例えば、WTRU IDに基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。WTRUは、例えば、初期プリアンブル+データ送信の一部として送信されるWTRU IDの関数として、eRAR受信時間を判断してもよい。
WTRUは、例えば、WTRUによって送信されるデータ/サービスのタイプに基づいて、eRAR受信時間を判断してもよい。eRARの受信時間は、WTRUによって送信され得るデータ/サービスのタイプに固有又は依存してもよく、それは、例えば、特定の制御情報、データの送信プロパティ、又はプリアンブルシーケンス、リソースの選択などに基づいて、データ送信においてWTRUによって識別され得る。
これらの例は単独又は任意の組み合わせにおいて、複数のWTRUが、同時にトリガされるeRACH手続を有し得る状況などにおいて、ネットワークがeRAR送信についての負荷を分散することを許可してもよい。これらの例は単独又は任意の組み合わせにおいて、例えば、時間が重要でない送信についてのeRAR上の低レイテンシ送信について、eRARの優先順位付けを可能にしてもよい。WTRUは、プリアンブル+データ送信とeRAR受信との間の期間中、例えば、WTRUが2つの間のより長い時間ピリオドを意識するときに、省電力状態に移ってもよい。
例では、eRAR受信時間が、WTRUによって送信されているデータ/サービスのタイプに固有又は依存してもよい。WTRUは、固定時間インスタントにおいて、又はeMSG1送信に続く構成可能な時間ウィンドウ中にeRARが送信されることを予期してもよい。時間は、例えば、第1ステップ(プリアンブル+データ送信)においてWTRUによって送信され得るデータのタイプによって、判断されてもよい。データタイプは、例えば、MAC CEを使用して、WTRUによって示されてもよく、それが、(例えば、データタイプ、論理チャネル、又は類似のフィールドの標識によって)データとともに送信されてもよい。
WTRUは、eRARが複数リソースにおいて(例えば、時間、周波数、空間、又はコードにおいて)反復されることを予期してもよい。これは、(例えば、WTRUが、eRARが全く送信されなかったと誤って仮定するときに)例えば、改善された信頼性及びエラー回避のために、WTRUがeRARのチェイス結合(Chase combining)又はインクリメンタル冗長度を使用することを可能にし得る。これは、(例えば、URLLCシナリオについて)複数の不必要なRACH手続を回避し得る。eRARは、後続の送信のためのULグラント又はDL割り当てを提供してもよい。eRARは、時間ドメインにおいて複数回再送信されてもよい。eRARのULグラント又はDL割り当て部分は、各反復について変更されてもよい。これは、(例えば、全ての再送信が完了する前にeRARを正確に検出及び復号し得る)WTRUが、UL又はDL送信をより高速に実行することを可能にし得る。
WTRUは、受信ウィンドウ(又は時間ピリオド)に基づいてeRARを予期してもよい。ウィンドウについての開始時間が、例えば、特定時間におけるeRARの受信のための1つ以上の以前説明した判断に基づいて、及び/又は1つ以上の他の判断に基づいて、判断されてもよい。
受信ウィンドウ長は、例えば、構成に基づいて判断されてもよい。受信ウィンドウは、例えば、ネットワーク構成に基づいて判断されてもよく、又はWTRUにおいて事前構成されてもよい。
受信ウィンドウ長は、例えば、(例えば、測定され又はシグナリングされる)ネットワーク負荷に基づいて判断されてもよい。WTRUは、例えば、現在のネットワーク負荷に基づいて、eRAR受信ウィンドウの長さを判断してもよい。例えば、WTRUは、ネットワークからの標識からネットワーク負荷を判断してもよい。WTRUは、(例えば、また、)媒体の測定値(例えば、エネルギー検出、センシング)に基づいてネットワーク負荷を判断してもよく、それは、eMSG1送信のための媒体にアクセスするために使用される測定値と組み合わされてもよい。手続は、例えば、未ライセンススペクトルにおける動作に対して適用可能であってもよい。WTRUは、ネットワーク負荷の(例えば、事前定義された、又は構成された)関数として受信ウィンドウ長を(例えば、さらに)判断してもよい。
受信ウィンドウ長は、例えば、同期シーケンスに基づいて判断されてもよい。WTRUは、例えば、WTRUによって検出される同期シーケンスに基づいて、受信ウィンドウの長さを判断してもよい。例えば、判断は、同期シーケンスの識別に基づいてWTRUによって行われてもよい。同期シーケンスは、WTRUにおける最大受信電力を有するシーケンスに対応してもよい。シーケンスの識別は、例えば、シーケンスパターン、タイミング及び/又はシーケンスに関連付けられる他の物理プロパティを使用して符号化されてもよい。WTRUは、例えば、同期シーケンス識別に関連付けられる受信ウィンドウ長のルックアップテーブルを使用して、受信ウィンドウ長を判断してもよい。ルックアップテーブルは、WTRUにおいて事前構成され、ネットワークシグナリングによって構成されてもよく、又はネットワークからWTRUによって取得されるアクセステーブルの一部であってもよい。
受信ウィンドウ長は、例えば、同期シーケンス受信又はeMSG1送信のビームプロパティに基づいて判断されてもよい。WTRUは、同期シーケンスを検出するために使用されるWTRUにおいてビームプロパティの関数として受信ウィンドウを判断してもよい。例えば、WTRUは、同期シーケンスを検出するためにビームフォーミング/ビームスイーピングを実行してもよい。WTRUは、例えば、同期受信のためにWTRUにおけるビーム角度の(例えば、事前構成された、又はネットワーク構成された)関数として、eRAR受信ウィンドウ長を判断してもよい。WTRUは、eMSG1送信のビームスイープパラメータの関数として、受信ウィンドウ長を(例えば、代替的に)計算してもよい。
eRARは、セル/TRPについて定義され、及び/又は同期シーケンスに関連付けられる1つ以上の制御チャネルを復号することにより、WTRUによって受信されてもよい。WTRUは、例えば、DCIを通してWTRU又はWTRUのグループ宛のダウンリンク割り当てによって、eRARを受信してもよい。
WTRUは、例えば、セル/TRP/同期シーケンスに固有であり得るRNTIを使用して、制御チャネルを復号してもよい。eRARを復号するためのRNTIが、以下のうちの1つ以上に基づいてWTRUによって判断されてもよい。
eRARを復号するためのRNTIは、例えば、WTRUにおいて事前構成されるRNTIに基づいて判断されてもよい。
eRARを復号するためのRNTIは、例えば、システム情報から受信されるRNTIに基づいて判断されてもよい。例えば、WTRUは、セル/TRPによって提供されるシステム情報からeRARの受信のために復号するRNTIを判断してもよい。
eRARを復号するためのRNTIは、例えば、同期シーケンスに関連付けられるRNTIに基づいて判断されてもよい。WTRUは、同期シーケンス、又は同期シーケンスにおいて符号化される識別からRNTIを判断してもよい。WTRUは、同期シーケンス識別と同一又は同期シーケンス識別の副部分であり得るRNTIを使用してもよい。WTRUは、同期シーケンスの事前構成された関数としてRNTIを(例えば、代替的に)判断してもよい。
eRARを復号するためのRNTIは、例えば、プリアンブルシーケンスから導出されるRNTIに基づいて判断されてもよい。例えば、WTRUは、(例えば、eMSG1において送信される)プリアンブルシーケンス又はその一部を、RNTIとして使用してもよい。
eRARを復号するためのRNTIは、例えば、選択されるプリアンブル/データリソースから導出されるRNTIに基づいて判断されてもよい。WTRUは、プリアンブル及び/又はデータ送信のために選択されたリソースに基づいてRNTIを判断してもよい。リソースのマッピング(例えば、周波数位置、リソースブロックインデックス、サブフレーム番号、又は類似のもの)が、WTRUに提供されてもよく、又はWTRUにおいて事前構成されてもよい。WTRUは、そのようなマッピング及びeMSG1のための選択されたプリアンブル/データリソースから、そのRNTIを導出してもよい。
eRARを復号するためのRNTIは、例えば、WTRU IDに基づくRNTIに基づいて判断されてもよい。例えば、WTRUは、例えば、RNTIとしてeMSG1の間にWTRUによって送信される、又は(例えば、ネットワークオーダ又はeMSG0を通して)WTRUに提供される識別を使用してもよい。
例では、WTRUは、プリアンブルシーケンス及びプリアンブルの送信のための選択されたリソースの関数として、RNTIを判断してもよい。RNTIのビットの第1のセットは、プリアンブルのビットのある数に対応してもよい。RNTIの第2のセットのビットは、選択されたリソースに関連付けられてもよい。例では、プリアンブルの送信のためのリソースは、例えば、増加する周波数及び/又は時間(例えば、特定のサブフレーム、フレーム、周波数帯域など)に関して、例えば連続番号を用いて識別されてもよく、第2のセットのビットを判断するためにWTRUによって使用されてもよい。RNTIにおける第3のセットのビットは、事前構成されたシーケンスであってもよい。
WTRUは、1つ以上の制御チャネルを復号しつつeRAR受信を受信してもよい。WTRUは、特定の制御チャネル(例えば、複数の制御チャネルが存在し得るとき)、又はeRARが受信され得る制御チャネルの特定のリソース(例えば、CCE、サブバンド、周波数ブロック、又は類似のもの)を判断してもよい。リソースのサブセットが、例えば、以下のうちの1つ以上に基づいて、WTRUによって判断されてもよい。
リソースのサブセットは、例えば、プリアンブルシーケンス及び/又はWTRUによって選択されたリソースに基づいて判断されてもよい。例えば、WTRUは、選択されたプリアンブル、プリアンブルを送信するために使用されるリソース、及び/又はプリアンブル及びデータの送信中に送信され得る追加のサービス関連情報の関数に基づいて、eRARのための復号を実行するように制御チャネルリソースを選択してもよい。例えば、WTRUは、参照ヌメロロジーブロックに関連付けられる、又はプリアンブル+データの送信中に要求されるサービスのタイプに関連付けられるヌメロロジーブロックについての、制御チャネルリソースを選択してもよい。
リソースのサブセットは、例えば、WTRUによって検出される同期シーケンスに基づいて判断されてもよい。WTRUは、例えば、2ステップ手続の第1のステップの実行前、又は実行中に、WTRUによって検出される最良の同期シーケンスに関連付けられ得る制御チャネルリソースを(例えば、事前定義済み又は構成済みの規則に基づいて、)選択してもよい。例えば、WTRUは、制御チャネルリソースの時間/周波数位置を、同期シーケンスタイミング/周波数とその対応する制御チャネルリソースとの間の関係に基づいて判断してもよい。
リソースのサブセットは、例えば、現在の接続に基づいて判断されてもよい。WTRUは、WTRUがデータ+プリアンブルの送信を実行する際にそれが現在接続され得る特定のセル/TRP/ビームのセットについてのeRAR受信のために定義され得る、特定の制御チャネルリソース上でeRARを(例えば、代替的に)受信してもよい。
eRAR受信について予期される周波数範囲(復号範囲)を減少させることによって、時折しか送信しておらず、その送信を実行するために2ステップ手続を継続的に使用し得るWTRUについて著しい電力節約がもたらされ得る。例えば、(例えば、部分的にランダムに選択され得る選択されたプリアンブルにそれを依存させることによって)eRARが送信され得るリソースのランダム化が、eRARについてのネットワークスケジューリングの柔軟性を低下させることなく、WTRUについての著しい電力節約をもたらし得る。
eRARは、特定のビームパラメータとともに受信されてもよい。WTRUは、ネットワークによって送信される任意のダウンリンクビーム上でeRARを受信してもよい。
WTRUは、そのeMSG1送信の関数であり得るビームパラメータを使用して、eRARを(例えば、代替的に)受信してもよい。WTRUは、以下のうちの1つ以上に基づいてそのビームパラメータを判断してもよい。
WTRUは、例えば、プリアンブル、プリアンブルリソース、及び/又はeMSG1の送信中にWTRUによって選択/使用されるデータリソースに基づいて、そのビームパラメータを判断してもよい。
WTRUは、例えば、eMSG1において送信されるデータの送信パラメータ(例えば、MCS、TBサイズ、推定送信電力)に基づいて、そのビームパラメータを判断してもよい。
WTRUは、例えば、eMSG1に使用されるプリアンブル又はデータ送信に適用されるビームフォーミングパラメータに基づいて、そのビームパラメータを判断してもよい。WTRUは、例えば、eRARが予期され得るアップリンクeMSG1送信の発射角度(AoD:angle of departure)に近いか又は重なる到来角度(AoA:angle of arrival)のダウンリンクビームにおいてeRARを受信してもよい。
WTRUは、例えば、eRARが予期され得るeMSG1送信に関連する構成をWTRUが受信し得るダウンリンクビームのプロパティ又はパラメータに基づいて、そのビームパラメータを判断してもよい。例では、WTRUは、例えば、ダウンリンクビームインデックスに基づく識別、eMSG1送信スロット若しくはサブフレーム番号、及び/又は周波数割り当てインデックスを使用して、eRARをモニタリングしてもよい。これは、例えば、同一ビーム(例えば、同一セルではなく)内のeMSG送信構成を受信したWTRUのみが、eRARをモニタリングし得るとき、手続の競合が(例えば、さらに)減少され得る。
eRARは、情報の1つ以上のタイプを含んでもよい。
eRARは、例えば、識別子(又は均等物)を含んでもよい。eRARは、eMSG1を送信したことを検出し得るWTRUの識別の標識を提供し得る識別子を含んでもよい。これは、プリアンブル若しくはプリアンブルの一部のエコー、又は競合が特定のプリアンブルについて検出されたかどうかの標識で構成されてもよい。
eRARは、例えば、HARQフィードバックを含んでもよい。eRARは、データのためのHARQフィードバック(例えば、ACK/NACK)を含んでもよい。フィードバックは、eRARに含まれ得るMAC CEにおけるビット又はフィールドのように、明示的であってもよい。HARQフィードバックは、例えば、他のフィールド又は情報の存在によって暗示的に示されてもよい。例えば、ULグラントの存在が、NACKを暗示的に特定してもよい。
eRARは、例えば、アップリンクタイミング情報(例えば、タイミングアドマンスコマンド(TAC)又はWTRUがタイミングアラインされるかどうかの標識)を含んでもよい。
eRARは、例えば、1つ以上のダウンリンク割り当てを含んでもよい。eRARは、例えば、MCS、HARQプロセス番号、リソース、タイミングなどを含む、WTRUに向かうDLデータについての1つ以上のダウンリンク割り当てを(例えば、MAC CEとして)含んでもよい。
eRARは、例えば、ダウンリンク割り当ての受信を可能にする情報を含んでもよい。eRARは、RNTI、DCIの特定時間/周波数位置、WTRUがDL割り当てのための追加の復号を実行し得る特定制御チャネルなどの、ダウンリンク割り当ての後続の又はさらなる受信(例えば、WTRUによる)を可能にする情報を含んでもよい。
eRARは、例えば、1つ以上のアップリンクグラントを含んでもよい。eRARは、例えば、MCS、リソース、HARQプロセス番号、冗長度バージョン、電力制御などを含む、1つ以上のULグラントを含んでもよい。eRARは、(例えば、また、)ULグラントが(例えば、RVを含む)eMSG1内のデータの再送信に使用され得るかどうか、又はグラントが新たなデータの送信に使用され得るかどうかを示してもよい。標識は、例えば、NDIを使用してサポートされてもよく、ACK/NACK(例えば、NDI=1は、新たなデータ送信について仮定されるACK及びグラントをシグナリングし得る)の暗示的な標識の役割をしてもよい。再送信が必要とされ得るかどうかの標識は、TBサイズ(例えば、グラント用のTBサイズが初期データサイズに合致するときは、再送信をシグナリングするために使用される事前定義されたサイズであり、又は再送信を具体的にシグナリングする初期データTBサイズの事前定義された関数である)に基づいて提供されてもよい。
eRARは、例えば、競合解決情報を含んでもよい。eRARは、競合(例えば、eMSG1の送信中)が検出されたかどうかの標識を含んでもよく、競合を解決するために問題のWTRUによって使用されるべき情報を示してもよい。これは、eMSG1においてWTRUにより送信された可能性があるWTRU IDなどの、WTRUの送信に含まれる情報で構成されてもよい。情報は、(例えば、また、)例えば、復号が成功したときに、WTRUによって送信されるデータの一部のエコーで構成されてもよい。情報は、(例えば、また、)WTRUの送信に関連付けられ得る(例えば、WTRUからのeMSG1を復号することから判断される)、検出される送信電力/経路損失/アンテナパラメータ/ビームフォーミングパラメータの標識で構成されてもよい。
eRARは、例えばバックオフ情報を含んでもよい。eRARは、バックオフ時間又はバックオフ命令を含んでもよい(例えば、4ステップPRACH手続をその代わりに実行してもよい)。WTRUは、eMSG1の再送信、データの再送信を遅延させてもよく、又はそのような情報を受信する結果としてPRACHを使用することへリダイレクトされてもよい。
eRARは、例えば、RRC_CONNECTION手続を開始するかどうかの標識を含んでもよい。eRARは、例えば、RRC接続要求メッセージの送信によって、それがRRC_CONNECTION手続を開始すべきかどうかの、WTRUへの標識を含んでもよい。WTRUは、例えば、eRARにおいて提供されるULグラントを使用して、メッセージを送信してもよい。非アクティブ状態にとどまるか、又はRRC_CONNECTEDへ遷移するかどうかの標識が、他の情報の使用を通して暗示的に(例えば、代替的に)判断されてもよい。例えば、WTRUは、それがACKと結合されるeRARにおいてULグラントが存在せず非アクティブ状態にとどまり得ると判断してもよい。WTRUは、例えば、ULグラント及びACKが存在してRRC接続を開始してもよい。
競合解決は、例えば、eRAR受信に続いて提供されてもよい。WTRUは、WTRU識別子を使用してメッセージを復号することによって、制御チャネル(例えば、PDCCH又は類似のもの)上でeRARを受信してもよい。例では、WTRUは、IDを使用してPDCCHを復号してもよく、それは、第1のステップにおけるプリアンブル+データの送信中に、少なくとも一部WTRUによって送信されるIDに対応してもよい。WTRUは、(i)プリアンブルシーケンスの全て若しくは一部、(ii)プリアンブル及び/若しくはデータの送信のために選択されるリソースの関数、(iii)プリアンブル+データ送信中にデータの一部として(例えば、データ送信とともに含まれるMAC CEにおいて)送信される明示的なWTRU識別子の全て若しくは一部、(iv)WTRUにおいて構成される永続ID、並びに/又は(v)プリアンブル+データの送信前にWTRUによって検出/測定される署名シーケンス若しくは参照シーケンスに対応し得る識別子、のうちの1つ以上を使用してPDCCHの復号のためにIDを計算してもよい。
他の例と組み合わせて使用され得る(例えば、代替的な、又は追加の)例では、WTRUは、例えば、eRARのペイロード内に存在するIDが、送信されるIDの一部又は全てを含むかどうかを判断することによって、それがeRARの指定受信者であると判断してもよい。PDCCHの復号は、包括的なID(例えば、RA−RNTI)上、又はここで説明される1つ以上の要素(例えば、選択される、プリアンブルシーケンス、プリアンブル/データリソース)に基づいて、行われてもよい。
例では、WTRUは、(例えば、最初に、)例えば、第1のID(ID1)を使用してeRARメッセージの復号を実行してもよく、eRARペイロード内の第2のID(ID2)を検索してもよい。例えば、ID1及びID2の組み合わせが、プリアンブル+データ送信においてWTRUによって送信されるIDに合致するときに、WTRUは、eRAR上でアクションをとってもよい(例えば、受信されたHARQプロセス状態に基づいてそのHARQバッファを更新してもよい)。
(例えば、別の)例では、WTRUは、例えば、選択されたプリアンブルシーケンス及び/又はプリアンブルリソースから導出され得る、又は直接関連し得るIDを使用して、PDCCHを復号してもよい。WTRUは、(例えば、次いで)eRARがそれを対象とするかどうかを、例えば、ペイロード内に含まれるIDがWTRUにおいて構成される永続IDに(例えば、全体的又は部分的に)合致するかどうかを判断することによって、判断してもよい。
HARQフィードバックが提供されてもよい。WTRUは、eRARにおいて、又は(例えば、eRACH手続に関連する)他のシグナリングを通して、HARQフィードバックをeMSG1において送信されるデータについてネットワークから受信してもよい。フィードバックは、例えば、HARQ ACK/NACK、確認応答されているHARQプロセスを識別するHARQプロセス番号、及び/又は再送信に必要なコードブロックを示す冗長度バージョンで構成されてもよい。
HARQフィードバックは明示的であってもよい。WTRUは、例えば、eRAR又はeRARのWTRUによる受信に関連付けられるシグナリングにおいて、HARQフィードバック(例えば、値がACK若しくはNACKを示すビット、又はHARQプロセス番号の値)を受信してもよい。
HARQフィードバックは、例えば、eRARにおいて送信されるMAC CE内のフラグ又はフィールドとして、示されてもよい。WTRUは、(例えば、eRARの一部又はeRARそれ自体として、)HARQフィードバックのための1つ以上の明示的なフィールドを含み得るMAC CEを受信してもよい。例えば、WTRUは、ACK/NACKビット及び/又はNDIを受信してもよい。例では、例えば、ACK/NACKフィールドが1にセットされ得るとき、及び/又はNDIフィールドが1にセットされ得るときに、WTRUはACKを受信してもよい。例では、例えば、ACK/NACKフィールドが存在せず、かつNDIが0にセットされるときに、WTRUはNACKを受信してもよい。フィールドの他の組み合わせが考えられる。
HARQフィードバックは、例えば、(e)PDCCH上のDCIにおいて示されてもよい。WTRUは、eRARについてのDL割り当てをシグナリングするために使用されるDCIにおいてHARQフィードバックを受信してもよい。例えば、WTRUは、DCIにおいて特定のフィールドを有するHARQフィードバックを受信してもよい。代替的に、又は併せて、HARQフィードバックの全て又は一部が、DCIがWTRUによって復号され得る、特定の(セットの)CCE、探索空間、RNTIなどに基づいて示されてもよい。例えば、WTRUは、DCI又はeRARが受信された特定の探索空間を復号するために使用されるCCEに基づいて、HARQプロセス番号を受信してもよい。
HARQフィードバックは、例えば、上位レイヤメッセージングにおいて示されてもよい。WTRUは、(例えば、eRARの一部又はeRARそれ自体として、)制御シグナリング(例えば、RRC)を含むトランスポートブロックを受信してもよく、それは、HARQ ACK/NACKの(例えば、明示的な)メッセージ又は標識(例えば、RRCメッセージ)を含んでもよい。
明示的なHARQフィードバックは、他のシグナリングに関連付けられてもよい。例では、WTRUは、eRAR以外のシグナリング上で明示的なHARQフィードバックを受信してもよい。
WTRUは、例えば、別々の専用制御チャネルを使用して、明示的なHARQフィードバックを受信してもよい。WTRUは、eRACH HARQフィードバックに関連付けられ得る、HARQフィードバックの送信専用の制御チャネル又は制御チャネルリソースからHARQフィードバックを受信してもよい。専用リソースの時間/周波数位置は、例えば、ブロードキャスト又は専用シグナリングを通して、WTRUに示されてもよい。例では、ACK/NACKを送信するためのPHICHのようなリソース要素が、標識を提供してもよく、その場合に、使用される特定のリソースが、HARQプロセス番号をさらにシグナリングしてもよい。
WTRUは、例えば、eRACH手続のプロパティに基づいて、HARQフィードバックリソースの時間/周波数位置を判断してもよい。例えば、WTRUは、(i)選択されたプリアンブル、選択されたプリアンブルリソース、及び/若しくは選択されたデータリソース、(ii)WTRUのC−RNTI、RA−RNTI、若しくは類似のものなどの、WTRUの識別、並びに/又は(iii)送信されるプリアンブル及び/若しくはデータリソースのタイミング、の関数として、HARQフィードバックについての制御リソースの時間/周波数位置を判断してもよい。
WTRUは、例えば、別々のDCIメッセージを使用して、明示的なHARQフィードバックを受信してもよい。WTRUは、例えば、別々のDCIメッセージ(例えば、eRARのために受信されるもの以外)を使用して、ACK/NACKを受信してもよい。DCIメッセージのタイミングは、eRARメッセージの受信のタイミングに関連してもよい。例えば、WTRUは、同一又は後続のサブフレーム、スロット、又はミニスロット上でACK/NACKを含むDCIメッセージを受信してもよい。
暗示的なHARQフィードバックが、例えば、eRARに関連付けられるメッセージングの存在/欠如によって、提供されてもよい。例では、WTRUは、eRARに関連付けられるeRAR又はメッセージ/フィールドの存在/不存在に暗示的に基づいて、HARQフィードバックを受信してもよい。
例として、WTRUは、例えば、それがeRARを(例えば、該当するように、関連するC−RNTI又はRA−RNTIで復号することに基づいて)受信するときに、ACKを仮定してもよい。
(例えば、別の)例では、WTRUは、例えば、それがeMSG1において送信されるWTRU IDに合致し得る識別を含み得るeRARを受信するときに、ACKを仮定してもよい。WTRUは、例えば、それがeRARを受信しないとき、又はそれがeMSG1において送信されるWTRU IDに合致しない可能性があるeRARにおける識別とともにeRARを受信するときに、NACKを仮定してもよい。
(例えば、別の)例では、WTRUは、例えば、それが、(i)保留中であり得る(例えば、単一の並列eMSG1データ送信を仮定する)eMSG1におけるデータ送信のHARQプロセス番号、又は(ii)例えば、eRARの受信前に特定の数のサブフレーム、スロット、ミニスロットにおいて発生した可能性があるeMSG1におけるデータ送信に関連付けられるHARQプロセス番号、に関連付けられ得るeRARにおいてグラントを受信するときに、NACKを仮定してもよい。
HARQ ACKを判断すると、WTRUは、ここで説明されるようなeRACH手続の完了成功に関連する手続を実行してもよい。WTRUは、そのグラントに関連付けられる規則に基づいて(そのようなグラントがeRARに含まれる場合に)受信される関連グラント上で、アップリンク送信をさらに実行してもよい。具体的には、WTRUは、グラントに関連付けられるMCS及びHARQプロセスIDに基づいて、送信を実行してもよい。
WTRUは、例えば、(例えば、NACKの初期受信時の)全ての場合において、又はここで示される例としての条件などの1つ以上の条件に依存して、(例えば、HARQ NACKについて)1つ以上の手続を実行してもよい。
WTRUは、例えば、以下の条件、(i)WTRUがHARQ NACKを判断し、eMSG1がグラントを含まないこと、(ii)WTRUが、(特定WTRUについて構成され得る、若しくは固定され得る)eMSG1内のデータのためのHARQ再送信のその最大数に続くHARQ HACKを判断すること、(iii)WTRUが、HARQ NACK及び動作の周波数、利用されるプリアンブルシーケンス、同期シーケンス、若しくはNACKがeMSG1の再送信を必要とし得るという他の標識を判断すること、並びに/又は(iv)上記が発生し、再送信の回数が、(特定のWTRUについて構成され得る、若しくは固定され得る)eMSG1のための再送信の最大数未満であり得ること、のうちの1つ以上が存在するときに、eMSG1の再送信を実行してもよい。
WTRUは、例えば、以下の条件、(i)WTRUが、初期送信のHARQプロセスIDに合致し得るグラント内のHARQプロセスIDの有無に関わらず、eMSG1のためのULグラントと組み合わせてHARQ NACKを判断すること、及び/又は(ii)上記が発生し、再送信の数が、(特定のWTRUについて構成され得る、若しくは固定され得る)eMSG1の再送信の最大数未満であり得ること、のうちの1つ以上が存在するときに、eMSG1のデータ部分の適応型HARQ再送信を実行してもよい。
WTRUは、例えば、以下の条件、(i)WTRUが、HARQ NACKを判断し、再送信の数が、eMSG1内のデータについての再送信の最大数に達していること、及び/又は(ii)WTRUがHARQ NACKを判断し、再送信の数が、eMSG1内のデータについての再送信の最大数に達していること、のうちの1つ以上が存在するときに、eRACH手続の失敗を行ってもよい。
WTRU動作は、ACK/NACK、ULグラント、及びバックオフ標識から受信される情報の組み合わせに基づいてもよい。
WTRUは、例えば、バックオフ標識が提供されないときに、(例えば、ここで説明されるように)HARQ再送信を実行し、又はeRACH手続を再試行してもよい。
WTRUは、バックオフを実行するための標識を受信してもよく、ACKが受信されてもよい。WTRUは、4ステップ手続に基づいて後続のデータ送信を実行してもよく、(例えば、そうするように構成されるときに)接続状態に移ってもよい。WTRUは、例えば、構成された又は事前定義された時間後に、例えば、次の送信が発生するとき(例えば、のみ)、2ステップ手続に基づいて後続のデータ送信を実行してもよい。
WTRUは、バックオフを実行するための標識を受信してもよく、NACKが受信されてもよい。例えば、WTRUにULグラントが提供されるときに、WTRUは、RRC接続を開始してもよい。WTRUは、ULグラントを使用して、RRC接続要求メッセージを送信してもよい。WTRUは、例えば、構成された、又は事前定義された時間ピリオド待機した後、例えば、eRACH手続を再使用することによってデータを再送信してもよい。例えば、データが最小レイテンシで送信されることをQoSが必要とし得るときに、WTRUは、(例えば、すぐに)4ステップ手続を開始してもよい。
競合解決が、提供されてもよい。WTRUは、例えば、ここで説明される1つ以上の手続を通して、競合又は衝突がeMSG1の送信中に発生したかどうかを判断してもよい。WTRUは、(例えば、競合に応答して、)競合解決手続を開始してもよく、競合解決手続は、(競合ベース若しくは無競合)データ送信、eMSG1の再送信(異なるプリアンブルリソース/シーケンス選択を潜在的に有する)、及び/又はeMSG1のデータ部分の再送信で構成されてもよい。
WTRUは、競合を検出してもよく、WTRUが以下のうちの1つ以上の結果として競合解決を開始する必要があると判断してもよい。
WTRUは、例えば、初期送信のためのeRARにおけるHARQ A/Nに基づいて、競合解決を開始してもよい。例えば、WTRUは、WTRUが競合解決を実行する必要があり得ることを、eRAR内の追加情報(例えば、ULグラント)の有無に関わらず、NACKの受信から判断してもよい。
WTRUは、例えば、特定のRNTIを有するeRARの受信に基づいて、競合解決を開始してもよい。例えば、WTRUは、成功した(例えば、競合がない)場合についてのRNTI以外のRNTIを使用して、eRAR又は類似のメッセージの受信に基づいて競合の存在を判断してもよい。例では、WTRUは、例えば、それが、C−RNTIを使用する代わりに、RA−RNTIを使用してメッセージを受信するときに、競合の存在を判断してもよい。
WTRUは、例えば、特定のRNTIを有するeRARの受信に基づいて、競合解決を開始してもよい。例えば、WTRUは、eRARにおける(例えば、1より多くの)追加のグラントの受信に基づいて、競合の存在を判断してもよい。
例では、WTRUは、競合解決を示すUL送信を通して競合解決を実行してもよい。アップリンク送信は、WTRUの識別を含んでもよい。アップリンク送信は、eMSG1内に(例えば、再送信され、潜在的に異なる冗長度バージョンを有する)データを含んでもよい。送信は、例えば、eRAR内のグラントを使用する送信に基づいて発生してもよい。
WTRUは、例えば、競合解決情報(例えば、ID、再送信されるデータなど)をeRARにおいて提供されるULグラントにおいて送信することによって、競合解決に関連する送信を実行してもよい。
WTRUは、競合解決手続中に、eRARにおいて受信されるHARQプロセス状態を維持してもよい。WTRUは、例えば、競合解決成功(例えば、eRARがそれを対象としたとWTRUが判断し得る)時に、eRARにおいて受信されるHARQプロセス状態を仮定してもよい。WTRUは、例えば、不成功の競合解決について、eRAR内の情報を削除/無視してもよい。
例えば、WTRUがeMSG1において1つ以上のULグラントを受信するときに、WTRUは、eMSG1のデータ部分についての(例えば、適応型HARQ)再送信を実行してもよい。
WTRUは、(例えば、eRARの受信時に、)例えば、ULグラントにおいて提供されるMCSを使用して、eMSG1においてデータ再送信を実行してもよい。
WTRUは、eRARにおいて複数のULグラントを受信してもよい。WTRUは、例えば、以下の、(i)特定グラントの選択(例えば、WTRUは、eRARにおける第1のグラントを選択してもよい)、(ii)グラントのランダム選択(例えば、WTRUは、eRARにおいて提供されるグラント間でランダムに選択してもよい)、(iii)HARQプロセスIDの標識(例えば、WTRUは、WTRUによって送信されるeMSG1内のデータのHARQプロセスIDに合致するHARQプロセスIDを含むULグラントを選択してもよい)、(iv)送信予定のデータとのグラントサイズの比較(例えば、WTRUは、グラント内のMCSに基づき送信予定のデータに最も適合し、若しくはデータの再送信を適応させ、及び送信予定のパディングの量を最小化するグラントを選択してもよい)、並びに/又は(v)データの優先度(例えば、WTRUは、データの優先度、及びヌメロロジー、信頼性などのグラントの関連プロパティに基づいて、グラントを選択してもよい)、のうちの1つ以上に基づいて、eMSG1のデータ部分の適応型再送信に使用されるULグラントを選択してもよい。例では、WTRUは、例えば、再送信されるべきデータが厳密なタイミング要件を有し得るとき、より短いTTIでグラントを選択してもよい。関連付けは、再送信されるべきトランスポートブロック内のデータの論理チャネル又は優先度が最も高い論理チャネルに基づいてもよい。
WTRUは、例えば、以下の、(i)最大数のeMSG1再送信に続くeRARの受信失敗、及び/又は(ii)NACKに関連付けられる1つ以上の失敗条件、のうちの1つ以上に基づいて、eRAR手続の失敗に対する1つ以上の手続を実行してもよい。
WTRUは、(例えば、eRAR手続に失敗すると)以下の、(i)無線リンク障害(RLF)の宣言、(ii)セル再選択の実行、(iii)通常のRACH手続に戻る(例えば、WTRUは、RACH(4ステップ)手続に関連付けられる規則に従ってプリアンブルを送信してもよい)、(iv)競合ベースリソース上でのデータ送信、及び/又は(v)eRAR手続の再試行前の、固定又は構成済み時間ピリオドの間バックオフを実行、のうちの1つ以上を実行してもよい。
eRACH完了手続が、例えば、送信成功時に提供されてもよい。WTRUは、プリアンブル+データ送信中のそのデータ送信が成功した(例えば、ネットワークによって復号が成功された)ことを、例えば、ACKに設定されたHARQ A/Nを有するeRARの受信時に判断してもよい。WTRUは、(送信成功時に)以下のアクションのうちの1つ以上を実行してもよい。
WTRUは、(例えば、送信成功時に、)例えば、そのTAタイマをリセットしてもよく、それが将来のUL送信のために現在タイミングアラインされていると仮定してもよい。
WTRUは、(例えば、送信成功時に、)例えば、ULグラントがeRARにおいて提供されたかどうかを判断してもよい。
WTRUは、例えば、ULグラントがeRARにおいて提供されるときに、以下の、(i)ULグラントを使用してUL送信のための任意の追加の保留データの送信を実行すること、(ii)ULグラントを使用して制御情報(例えば、バッファ状態若しくは追加のスケジューリング要求)の送信を実行すること、及び/又は(iii)ULグラントを使用して、状態遷移に関する情報(例えば、RRC接続要求)の送信を実行すること、のうちの1つ以上を実行してもよい。
WTRUは、例えば、ULグラントがeRARにおいて提供されず、WTRUが依然としてそのバッファ内に送信するデータを有しているときに、以下の、(i)スケジューリング要求、若しくはULタイミングアライメントを仮定するバッファ状態情報を送信すること、及び/又は(ii)異なるガードピリオド構成を有する(例えば、ガードピリオドなしの)2ステップ手続を実行すること、のうちの1つ以上を実行してもよい。
WTRUは、例えば、ULグラントがeRARにおいて提供されず、WTRUが送信するデータを有しないときに、以下の、(i)DRXを実行すること、及び/又は(ii)IDLE若しくは簡易接続状態などへの状態遷移を実行すること、のうちの1つ以上を実行してもよい。
システム、方法、及び手段(例えば、ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)及び/又はネットワークレイヤL1、L2、L3における)が、次世代ワイヤレスシステムにおけるランダムアクセスについて開示されている。2ステップランダムアクセス手続は、WTRUが、(例えば、その所望のデータ送信に基づいて)プリアンブルシーケンスを選択することを許可してもよい。WTRUは、プリアンブルに関連付けられたデータ送信リソース、MCS、及びヌメロロジーを選択してもよい。WTRUは、プリアンブルリソースにおいてプリアンブルを、データリソースにおいてデータを送信してもよい(例えば、リソースは、共通であってもよく、又は共通でなくてもよい)。WTRUは、拡張ランダムアクセス応答(eRAR)を受信してもよく、eRARは、HARQフィードバックを含んでもよい。手続は、拡張メッセージ0(eMSG0)、例えば、ネットワークオーダ、及び関連手続、拡張ランダムアクセスチャネル(eRACH)対RACHの選択、eMSG1(例えば、プリアンブル+データ送信)及び関連手続、eRAR及び関連手続、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)及び送信のデータ部分のための再送信関連手続、並びに競合ベース解決手続のために提供されてもよい。ネットワークは、(例えば、非アクティブ状態の間)eRACH手続のためのベアラ構成(例えば、ベアラ構成毎)をWTRUに提供してもよい。新たな/専用ベアラは、(例えば、非アクティブ状態の間)WTRU送信に提供されてもよい。
スケジューリング要求(SR)手続は、RACH、eRACH、又は専用SRを使用して実行されてもよい。WTRUは、ランダムアクセス手続を使用して、eRACH手続を使用して、例えば、BSR及び/又はMSG1送信におけるデータを含むことによって、又は専用リソース、例えばD−SRを使用して、SR手続を実行してもよい。
WTRUは、スケジューリング要求を開始してもよい。そのようなスケジューリング要求は、例えば、WTRUのために構成される場合に、専用リソースを使用して実行されてもよい。例えば、D−SRは、PUCCHリソース又は類似のものの上での送信を使用して送信されてもよい。このようなスケジューリング要求は、PRACH又は類似のものの上での送信を使用したランダムアクセス手続を介して、RA−SRなどの共有の、おそらく議論のあるリソースを使用して実行されてもよい。このようなスケジューリング要求は、ここで説明されるように、PRACH又は類似のものの上での送信を使用した拡張ランダムアクセス手続を使用して、eRA−SRなどの共有の、おそらく議論のあるリソースを使用して実行されてもよい。例えば、MSG1は、関係するデータ、例えば、送信リソースの使用及び/又は要求をトリガしたデータを含まれてもよい。
例えば、新たなデータが送信に利用可能となるときに、WTRUは、スケジューリング要求を開始してもよい。このようなデータは、最大遅延バジェット、破棄タイマ、送信成功までの最大時間などの、1つ以上のQoSパラメータに関連付けられてもよい。例えば、破棄機能及び/又は特定の無線ベアラへの超低レイテンシサービス(など)に関連するデータは、ある時間量の後もはや送信に有用でなく、又は送信に関連しなくてもよい。時間量は、事前構成されてもよく、又は動的に構成されてもよい。このような時間は、データが送信に利用可能であるとWTRUが判断する時から経過した時間に対応してもよい。
WTRUは、送信に利用可能なデータのためのスケジューリング要求を開始してもよい。WTRUは、最大時間要件が経過したと判断してもよく、又はスケジューリング要求実行に利用可能なリソースが次に発生する前に最大時間要件が経過するであろうと判断してもよい。WTRUは、スケジューリング要求手続タイプ(構成済みの場合はD−SR、及び/若しくはそうでなければRA−SR)のサブセット、又はスケジューリング要求手続の全てのタイプについてそのような判断を実行してもよい。WTRUは、グラントフリーリソース、議論のあるリソースを使用する、及び/又は未ライセンススペクトルにおけるLBT(listen-before-talk)アクセスなどを、そのようなものが構成され、及び/又は関連するデータに利用可能である場合に使用するデータの送信を含むがこれらに限定されない、1つ以上の追加のアクセス方法を考慮して、このような判断を実行してもよい。WTRUは、進行中のスケジューリング要求(若しくは別のタイプのアクセス)を中止し、及び/又は関係するデータを破棄してもよい。例えば、そのような再送信が(例えば、RLC AMで構成されるベアラに)そうでなければ適用可能であり得る場合に、WTRUは、対応するRLC PDUがRLCによって再送信予定でないことをRLCに示されてもよい。
WTRUは、それがトランスポートブロックに含まれた後、及び第1のHARQ送信がこのトランスポートブロックのために実行された後で、そのようなデータの送信に割り込んでもよい。例えば、送信が、eRACH手続においてMSG1を使用して開始されてもよい。例えば、送信は、ネットワークによって認可されるリソース、例えば、半永続割り当てリソース、DCI受信によって動的に割り当てられるリソースを使用して、及び/又はPUSCHリソース(CB−PUSCH)のための競合ベースのアクセスなどのグラントレス送信手続を使用して、開始されてもよい。例えば、そのようなデータの送信の割り込みは、ネットワーク制御されてもよい。WTRUは、新たな送信が、関連するHARQプロセス、例えば、対応するHARQプロセスのためのNDIを切り替えるDCIのために実行され得ることを示す、HARQプロセスのためのダウンリンク制御シグナリングを受信してもよい。WTRUは、WTRUがグラントフリーリソース又は議論のあるリソースを使用し得るという判断に基づいて、そのようなデータの送信に自律的に割り込んでもよい。例えば、WTRUは、未スケジュールのリソースの次の発生が、関係するデータについて時間が経過した後であると判断してもよい。例えば、WTRUは、例えば、未ライセンススペクトルにおけるLBTアクセスなどを使用した、リソースへのアクセスが、関係するデータについての最大時間要件を超えると判断してもよい。例えば、WTRUは、例えば、未ライセンススペクトルにおけるLBTアクセスなどを使用した、リソースへのアクセスが、関係するデータについての最大時間要件を超える可能性があると判断してもよい。このような判断の後、WTRUは、進行中のHARQプロセスを中止してもよく、及び/又は関連するデータを破棄してもよい。例えば、そのような再送信が(例えば、RLC AMで構成されるベアラに)そうでなければ適用可能であり得る場合に、WTRUは、対応するRLC PDUがRLCによって再送信予定でないことをRLCに示してもよい。
WTRUは、データがもはや送信に利用可能でないと判断してもよい。例えば、関係するデータが送信に利用可能となったとWTRUが最初に判断してから経過した時間が、最大時間量を超えるという条件において、関係するデータは、送信に利用可能でないと考えられ得る。WTRUは、スケジューリング要求(及び/又はバッファ状態報告)をキャンセルしてもよい。一実施形態では、WTRUは、関係するデータに関連するスケジューリング要求をキャンセルしてもよい。一実施形態では、WTRUが関係するデータについてのTBの初期送信を実行しなかったという条件において、WTRUは、スケジューリング要件をキャンセルしてもよい。そうでなければ、WTRUは、関係するTBについてのHARQプロセスを一時停止及び/又は中止してもよい。
ネットワークは、送信に利用可能となっているデータを意識していない可能性がある。いくつかの場合において、ネットワークは、WTRUが関係するデータを破棄したと判断することができないことがある。WTRUがスケジューリング要求をキャンセルした、及び/又は(例えば、WTRUが未スケジュールの、おそらく共有のリソースを使用して送信を試みた場合、若しくはLBTの場合において)それが自律的に送信に割り込んだ(若しくは送信を中止した)ことを、ネットワークが判断することができない場合がある。データの破棄が、WTRUのアクセス試行のレイテンシの結果としてネットワークには隠されてもよい。無線条件の悪化、最適以下のリンク適合、無線リンク障害、混雑(例えば、共有及び/若しくは議論のあるリソースについての)、十分に短い時間内におけるRA−SRのためのRARの受信失敗、セル内の負荷、又は関係するサービスについてのWTRUの構成におけるミスマッチに起因して、そのようなイベントが発生することがある。
WTRUは、データが送信に利用不可能となっていることをネットワークに通知してもよい。WTRUは、ネットワークへのアップリンク通知が開始予定であると判断してもよい。WTRUは、以下のうちの少なくとも1つを実行してもよい。
WTRUは、MAC CEの送信をトリガしてもよい。MAC CEは、データの破棄、スケジューリング要求の割り込み、及び/又は(例えば、グラントレス若しくはLBT動作の場合に)進行中のHARQ送信の割り込みを示してもよい。MAC CEは、例えば、LCH及び/又はLCG毎に破棄されたデータの標識を含む、BSRの拡張バージョンであってもよい。MAC CEは、関係するMACインスタンスのための次の送信に含まれてもよい。新たなスケジューリング要求がトリガされてもよい。
WTRUは、状態報告、例えば、RLC状態報告などの送信をトリガしてもよい。報告は、受信機が「見つからない」RLC PDUを無視し得るように、送信機におけるデータの破棄を示してもよい。状態報告は、スタンドアロンPDU(例えば、RLC PDU)として生成されてもよく、又は関係するパケットフロー処理(例えば、ベアラ)についての次に利用可能なRLC PDU上でピギーバックされてもよい。PDUは、送信に利用可能な新たなデータが、新たなスケジューリング要求をトリガし得るとして考えられてもよい。
WTRUは、状態報告、例えば、PDCP SR(又は類似のもの)の送信をトリガしてもよい。状態報告は、データの破棄を示してもよい。状態報告は、スタンドアロンPDU(例えば、PDCP PDU)として生成されてもよく、又は関係するパケットフロー処理(例えば、ベアラ)についての次に利用可能なPDU上でピギーバックされてもよい。PDUは、送信に利用可能な新たなデータが、新たなスケジューリング要求をトリガし得るとして考えられてもよい。
WTRUは、L3/RRCレポーティング手続を開始してもよい。例えば、WTRUは、ベアラ固有の(又はQoS処理固有の)RRC無線リンク障害通知などの送信を開始してもよい。通知は、データの破棄、関係するベアラ、原因、及び/又はQoSフロー識別を示してもよい。メッセージは、スタンドアロンPDU(例えば、RRC PDU)として生成されてもよい。PDUは、送信に利用可能な新たなデータが、新たなスケジューリング要求をトリガし得るとして考えられてもよい。
アップリンク通知が、禁止機能の対象であってもよい。例えば、上記通知のわずかx(例えば、x=1)が、(例えば、構成済みの)時間ピリオド内に送信され得るように、監督機能が適用されてもよい。例えば、通知が最初に送信に利用可能であるときに、通知禁止タイマが開始されてもよい。WTRUは、タイマが動作中の間、任意の追加の通知(例えば、該当する場合、同一原因についてのみ)を生成することを抑制してもよい。
例えば、WTRUは、その後RRC接続再構成を、ネットワークからの応答としてのコレクティブアクションとして受信してもよい。
WTRUは、割り込みのタイプの機能として、以下を実行してもよい。
専用のSR(D−SR)割り込みについて、WTRUは、WTRUが、リソースの関連セット、例えば、そのようなリソースが割り込みされたD−SR手続に使用されていた場合にURLLCサービスに対応するリソースを使用しなくともよいと判断してもよい。WTRUは、例えば、通知のタイプの関数として選択されるリソースを使用して、レガシーRACHを使用するように判断してもよい。例えば、WTRUは、デフォルトアクセス及び/又は特定の、例えばより長い、TTI期間に対応するリソースを使用してもよい。
データのみ又はMSG1におけるBSRでのeRACH割り込みについて、例えば、関係する手続に関するアップリンク通知がネットワークによって受信成功した(例えば、HARQ ACKが関係する送信について受信される)とWTRUが判断するまで、及び/又はWTRUが、L3再構成メッセージを最初に受信するまで、WTRUは、eRACH手続を使用して、遅延してもよい。WTRUは、例えば、通知のタイプの関数として選択されるリソースを使用して、D−SR又はレガシーRACHを使用するようにアクセス手続を判断してもよい。例えば、WTRUは、デフォルトアクセス及び/又は特定の、例えばより長い、TTI期間に対応するリソースを使用してもよい。
ランダムアクセス割り込みについて、そのようなリソースが割り込みされたRA−SR手続に使用されていた場合、WTRUは、リソースの関連セット、例えば、URLLCサービスに対応するリソースを使用しないように判断してもよい。WTRUは、レガシーRACHを使用するように判断してもよい。例えば、割り込みされたRA−SR手続に使用されるものとは異なるリソースが利用可能である場合にのみ、WTRUは、レガシーRACHを使用するように判断してもよい。
図8は、WTRUがeRACH手続を実行するか又はレガシーRACH手続を実行するかを判断することの例としてのフローチャートである。WTRUは、ランダムアクセス要求を開始し得る。WTRUは、スケジューリング要求を実行するため、及び/又は所定の閾値未満のデータ量を送信するために、ランダムアクセス要求を開始してもよい。802において、WTRUは、ランダムアクセスのために、第1のランダムアクセスチャネル(RACH)手続を選択するか又は第2のRACH手続を選択するかを判断してもよい。第1のRACH手続は、レガシーRACH手続であってもよい。第2のRACH手続は、拡張RACH(eRACH)手続であってもよい。802において、WTRUは、第1のRACH手続を選択するか又は第2のRACH手続を選択するかを、送信予定のアップリンクデータのタイプ及び/又はランダムアクセス要求の目的に基づいて判断してもよい。例えば、図8に示すように、WTRUは、タイプ2データに対しレガシーRACH手続を選択してもよい。タイプ2データは、例えば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)データを含んでもよい。別の例として、WTRUは、タイプ1データに対しeRACH手続を選択してもよい。タイプ1データは、例えば、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)データを含んでもよい。
eRACH手続が選択されるとき、WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行してもよい。804において、WTRUは、プリアンブルリソースのセットを選択してもよい。プリアンブルリソースのセットは、eRACHに関連付けられてもよい。WTRUは、eRACH手続806を実行してもよい。eRACH手続806は、2ステップRACH手続であってもよい。808において、WTRUは、(例えば、804において選択される)プリアンブルリソースのセットからプリアンブルリソースを選択してもよい。プリアンブルリソースは、例えば、eRACH手続に関連する物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースであってもよい。プリアンブルリソースは、拡張PRACH(ePRACH)リソースであってもよい。プリアンブルリソースは、プリアンブルシーケンス、時間−周波数リソース、及び/又はヌメロロジーのうちの1つ以上を含んでもよい。WTRUは、第2のRACH手続に関連付けられるプリアンブルシーケンスを判断してもよい。プリアンブルシーケンスが、プリアンブルリソース、データ受信信頼性、送信予定データ量、最大トランスポートブロックサイズ、トランスポートブロックサイズの許容範囲、RACH送信のタイプ、RACH送信に関連付けられるトリガ、タイミング要件、バッファ状態、WTRU識別、位置、ヌメロロジー、変調及び符号化方式(MCS)、復調構成、並びに/又はネットワークデバイスから受信される複数のプリアンブルのうちの1つ以上に基づいて判断されてもよい。
810において、WTRUは、アップリンクデータのためのデータリソースを、プリアンブルリソース、プリアンブルシーケンス、アップリンクデータのタイプ、又はアップリンクデータのサイズのうちの1つ以上に基づいて判断してもよい。データリソースは、利用可能なリソースのセットから判断されてもよい。利用可能なリソースのセットは、システム情報、アクセステーブル、又は特定の無線ネットワーク識別子(RNTI)への物理データ制御チャネル(PDCCH)グラントのうちの1つ以上を介して示されてもよい。
812において、WTRUは、少なくとも1つのPRACHリソース及び/又はデータリソースを使用してネットワークデバイスにRACH送信を送信してもよい。RACH送信は、プリアンブルシーケンス及び/又はアップリンクデータを含んでもよい。プリアンブルシーケンス及びアップリンクデータは、時間及び/又は周波数において互いに素であってもよい。プリアンブルシーケンスは、アップリンクデータの先頭に追加されてもよい。WTRUは、RACH送信内のアップリンクデータに関連付けられる肯定応答(ACK)又は否定応答(NACK)を含むランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信してもよい。RARメッセージは、アップリンクグラントを含んでもよい。WTRUは、追加の保留アップリンクデータ、制御情報、及び/又は状態遷移情報を、アップリンクグラントに基づいてネットワークデバイスに送信してもよい。
レガシーRACH手続が選択されるとき、WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行してもよい。814において、WTRUは、レガシーRACHに関連付けられ得るプリアンブルリソースのセットを選択してもよい。816において、WTRUは、レガシーRACHを実行してもよい。
使用可能なデータリソースについての例としてのRRC構成818は、優先度1−短いデータ、優先度2−短いデータ、優先度1−長いデータ、又は優先度2−長いデータを含んでもよい。第1のリソースブロック(例えば、RB1)は、優先度1、短いデータに使用されてもよい。第2のリソースブロック(例えば、RB2)は、優先度2、短いデータに使用されてもよい。第3及び/又は第4のリソースブロック(例えば、RB5〜6)は、優先度1、長いデータに使用されてもよい。第5及び/又は第6のリソースブロック(例えば、RB7〜8)は、優先度2、長いデータに使用されてもよい。
ここで説明されるプロセス及び手段は、任意の組み合わせで適用されてもよく、他のワイヤレス技術に、及び他のサービス用に適用されてもよい。
WTRUは、物理デバイスの識別、又はMSISDN、SIP URIなどといったスクリプション関連識別などのユーザの識別を参照してもよい。WTRUは、アプリケーションベースの識別、例えば、アプリケーション毎に使用され得るユーザ名を参照してもよい。
上述のプロセスは、コンピュータ及び/又はプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、及び/又はファームウェアにおいて実施されてもよい。コンピュータ可読媒体の例は、(有線及び/若しくは無線接続を介して送信される)電気信号、並びに/又はコンピュータ可読記憶媒体を含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどであるが、これらに限定されない磁気媒体、光磁気媒体、並びに/又はCD−ROMディスク及び/若しくはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光学式媒体を含むが、これらに限定されない。ソフトウェアに関連するプロセッサは、WTRU、端末、基地局、RNC、及び/又は任意のホストコンピュータにおける使用のための無線周波数送受信機を実施するために使用されてもよい。