JP2019532882A - 膨張式パウチ - Google Patents

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Abstract

膨張式パウチの供給品は、閉じた遠位端部と、および膨張ポートをチャンバのそれぞれに提供する開いた近位端部と、を有する膨張式チャンバの連なりを画定するようにシールされた2つのシートを有する膨張式ウェブを含む。チャンバは、横断方向に配列されている。膨張式ウェブは、2つの並置された膨張式パネルを画定する長手方向折り目を含む。横断方向シールの連なりは、パネルを互いに接着して、横断方向シールの対の間に膨張式パウチの接続された連なりを形成する。膨張式ウェブは、スリットの連なりを含み、各スリットは、2つの並置された膨張式パネルにおいて、長手方向折り目から、少なくとも1インチ、横断方向に延びる。この連なりの各スリットは、隣り合う膨張式パウチ間にある。

Description

ここに開示される主題は、概して、物体を包装するのに使用される膨張式パウチに関し、さらに具体的には、膨張式パウチの連続した連なりに改造されるように構成された膨張式パウチに関する。
消費者はしばしば、通信販売またはインターネットの小売店から商品を購入し、このような小売店は、商品を包装し、米国郵政公社または他の運送業者を介して、購入する消費者に商品を輸送する。何百万ものこのようなパッケージが毎日輸送されている。
これらのパッケージの多くが、医薬品、本、医療用品、電子デバイスなどといったアイテムを含む。これらのアイテムは、通常、箱または封筒などの小さい容器に包装される。輸送中にアイテムを保護するため、これらは、典型的には、何らかの形態の保護ダンネージと共に包装され、保護ダンネージは、アイテムに巻き付けられるか、または容器に詰め込まれてアイテムが動くのを防ぎ、アイテムを衝撃から保護することができる。
一般的なタイプの包装用封筒が、「パッド入り封筒(padded mailer)」として知られている。パッド入り封筒は、一般的に、封筒の中身を保護するためにパッド入りの壁を有する、輸送用の封筒である。パッド入り封筒は、一般的には、単一壁または二重壁の封筒を含み、包装された物体を保護するために紙のダンネージまたは気泡性クッション材(air cellular cushioning material)を備えている。このようなパッド入り封筒が商業的に成功しているが、これらに欠点がないわけではない。例えば、閉じ込められた空気または拘束された空気は、一般的に、緩衝材であるので、このような封筒を保管するのに必要な空間は、小さくはない。さらに、過度に大量の保管空間が必要とならないよう、パッド入り封筒は、典型的には、比較的薄いパッドを有するものに制限される。
前述した欠点に対する1つの解決策は、包装および輸送の直前に膨張するような、膨張式封筒、すなわち、一体的な膨張式クッション材を有する封筒を用いることである。このアプローチは前述した問題を解決する可能性があるが、いくつかの膨張式封筒は、動作させるのが手間取り、煩雑であり、かつ一度にただ1つの膨張した封筒を生じるような、特殊な膨張および密封器具を必要とすることがある。
膨張したパウチを製造するためのシステムが、例えば、米国特許出願公開第2014/0314978A1号明細書(代理人整理番号D−44801)に記載されており、これは、参照により全体として本明細書に組み込まれる。この参考文献に開示されるシステムは、順次、連続的に、膨張したパウチの供給品を提供することができる。しかしながら、当技術分野では、膨張したパウチを提供するためのこのようなシステムの信頼性および速度の改善に対する必要性が残っている。
米国特許出願公開第2014/0314978号明細書
ここに開示する主題の1つまたは複数の実施形態は、前述した問題の1つまたは複数に対処することができる。
膨張式パウチの供給品は、膨張式ウェブを含む。膨張式ウェブは、膨張式チャンバの連なりを画定するパターンで互いにシールされた内側表面を有する2つのシートを含む。各膨張式チャンバは、閉じた遠位端部および開いた近位端部を有する。開いた近位端部は、チャンバのそれぞれに膨張ポートを提供する。チャンバは、ウェブの長手方向寸法に対して横断方向の向きで配列される。膨張式ウェブは、ウェブにおける長手方向折り目も含む。長手方向折り目はその長手方向寸法に沿って延び、それによって、ウェブは、長手方向折り目において互いに接合された、2つの並置された膨張式パネルの形態で構成される。横断方向シールの連なりが、パネルを互いに接着して、横断方向シールの対の間に、膨張式パウチの接続された連なりを形成し、それによって、この膨張式パウチの接続された連なりは、ウェブの長手方向寸法に沿って延びる。この連なりの各膨張式パウチは、膨張式チャンバのうちの1つまたは複数を含む。膨張式ウェブは、スリットの連なりも含み、各スリットは、2つの並置された膨張式パネルにおいて、長手方向折り目から、少なくとも1インチにわたって、横断方向に延びる。この連なりの各スリットは、隣り合う膨張式パウチ間にある。
ここに開示する主題のこれらおよび他の態様および特徴は、以下の説明および添付図面を参照すると、よりよく理解されるであろう。
膨張したパウチを作るための、ここに開示する主題によるシステムおよび方法の斜視図である。 図1に示すシステムにおいて膨張したパウチを作るのに使用される膨張式ウェブの平面図である。 図2に示す膨張式ウェブから、図1に示すシステムにおいて使用されるような膨張式パウチを作るためのシステムおよび方法の斜視図である。 図3の線3A−3Aに沿った断面図である。 図1に示すシステムの膨張および長手方向シール部分の平面図である。 ここに開示する主題による膨張したパウチを作るための代替的なシステムおよび方法の斜視図である。 ここに開示する主題による膨張したパウチを作るためのさらに代替的なシステムおよび方法の斜視図である。 ここに開示する主題による膨張したパウチを作るための別の代替的なシステムおよび方法の斜視図である。 図1に例示するシステムおよび方法によって作られた膨張したパウチのための包装適用の斜視図である。 図8に従って作られたパッケージの立面断面図である。 図8に従って作られたパッケージの立面断面図である。 図5に例示するシステムおよび方法によって作られた膨張したパウチのための包装適用の斜視図である。 図5に例示するシステムおよび方法によって作られた膨張したパウチのための包装適用の斜視図である。 図5に例示するシステムおよび方法によって作られた膨張したパウチのための包装適用の斜視図である。 ここに開示する主題の代替的な実施形態による包装配置の斜視図である。 別の実施形態である膨張式パウチ16の供給品214の代表的な斜視図である。 図13のインサートAを上から下へ見た代表的な詳細平面図である。 膨張プロセス中の、図13の供給品214を用いるシステム210の斜視図である。 図15に示すものからさらに下方に移動する膨張式ウェブ218を有するシステム210の斜視図である。 図13の膨張式パウチ16の供給品214を使用して作られた4つの膨張したパウチ12の斜視図である。 本明細書に開示される主題のさまざまな態様は、図面を参照して説明される。単純にする目的で、さまざまな図面の、似ているか、同様であるか、または対応する要素を指すために、同様の参照符号が使用することがある。図面および詳細な説明は、特許請求される主題を、開示される特定の形態に制限することを意図していない。むしろ、特許請求される主題の主旨および範囲に含まれる、すべての改変、等価物、および代替案を含むことが意図されている。
システム10が、膨張式封筒として、または他の包装適用において、利用することができる、膨張したパウチ12を作る。システム10は、膨張式パウチ16の供給品14を含む。図2に示すように、供給品14は、膨張式ウェブ18を含み、これは、閉じた遠位端部28aおよび開いた近位端部28bを有する膨張式チャンバ26の連なりを画定するシールパターン24で、互いにシールされたそれぞれの内側表面22a、22bを有する2つのシート20a、20bを含み、開いた近位端部28bは、膨張式チャンバ26のそれぞれに膨張ポート30を提供する。膨張式チャンバ26は、概して、膨張式ウェブ18の長手方向寸法32に対して実質的に横断方向の向きで配列される。ウェブ18の長手方向寸法32は、ウェブの最長寸法(すなわち、長手方向の寸法)であり、膨張式パウチ16の供給品14がシステム10(図1)を通って移動する方向34に概ね平行である。
供給品14は、ウェブ18に長手方向折り目36をさらに含み、これは、ウェブの長手方向寸法32に沿って延びる(図1、図3、および図3A)。このように、ウェブ18は、長手方向折り目36において互いに接合された2つの並置された膨張式パネル38a、38bの形態で構成される。
供給品14は横断方向シール40の連なりも含み、これらは、並置されたパネル38a、38bを互いに接着して、横断方向シールの対40a、40b間に膨張式パウチ16の接続された連なり42を形成する。以下でさらに詳細に説明するように、一対の横断方向シール40a、40bによって規定されたサイドエッジ、並置された膨張式パネル38a、38bによって提供される前後の壁、長手方向折り目36によって提供されるような底部、および、膨張式ウェブ18の向かい合った長手方向エッジ(57および59)によって提供される開いた上部を、パウチ16はそれぞれ有していてもよい。
図3に示すように、横断方向シール40は、横断方向シール機構44によって長手方向に折り畳まれたウェブ18に用いてもよく、横断方向シール機構44は、図示のように、同時に横断方向シールの対40a、40bを作ることができる。このように、膨張式パウチ16の接続された連なり42は、膨張式ウェブ18の長手方向寸法32に沿って延びる。
図1および図4を参照すると、膨張ポート30を介して膨張式チャンバ26内にガス48を導入し、これによって膨張式パウチ16の並置された膨張式パネル38a、38bを膨張させて、膨張したパウチ12を形成するための装置64の膨張組立体46を、システム10はさらに含むことが分かる(図4では、「上方の」膨張式パネル38aが明確化のために省略されており、その閉じた長手方向エッジ59のみが透視図で示されていることに注意する)。装置64は、膨張ポート30を、例えば、ヒートシール52でシールして、膨張したパウチ12のチャンバ26内部にガス48を封入するシーラ方向またはシール機構50を含む。完全に出来上がった膨張したパウチ(すなわち、チャンバ26がヒートシール52を介して膨張しシールで閉鎖されている)が、図1の12’で示される。
本明細書に開示される膨張式ウェブのいずれかにおける膨張式チャンバ26は、任意の所望の構成を有してもよく、例えば、チャンバは、直線状のチューブ型の構成を有してもよく、あるいは、可変形状を有してもよく、例えば、チャンバ26のそれぞれは、所定の長さ「L」(図2)および、それらの長さにわたって少なくとも1つの幅の変化を有する。(図1〜図4)。例えば、図2に示すように、シールパターン24は、各チャンバ26が、比較的狭い通路56によって接続された、比較的大きい幅のセクション54の連なりを含むようになっていてもよい。膨張すると、セクション54の壁を含むシート20a、20bのそれらのセクションが対称的に外側に動くことによって、例えば、ウェブ18に実質的に球形のバブルを、セクション54は提供することができる。これは、シート20a、20bの厚さ、可撓性、および弾性が同一である場合に、全体として起こる。しかしながら、シート20a、20bは、厚さ、可撓性もしくは弾性が異なっていてもよく、かつ/または、シールパターン24は、膨張により、シート20a、20bの異なる変位が生じ、それによって、例えば、半球状または非対称のバブルを提供するように、構成してもよい。シールパターン24が適用される前に、並置された関係に折り畳まれた、例えば中心で折り畳まれた、単一のフィルムウェブからシート20a、20bを提供することによって、前者の実施形態を達成することができ、シールパターン24が適用される前に、並置された関係で互いに融合された2つの別々のフィルムウェブからシート20a、20bを提供することによって、後者の実施形態を達成することができる。
長さLは、チャンバ26のそれぞれで実質的に同じであってよく、隣り合うチャンバは、チャンバを互いと近くに配置するために、図示のとおり互いからオフセットされる。やはり図示のとおり、各チャンバ26の長さLは、概して、ウェブ18の長手方向寸法32に対して横断方向に向けられる。
引き続き図2を参照すると、膨張式ウェブ18が、長手方向膨張エッジ57と、反対側の閉じた長手方向エッジ59と、を含んでいてもよいことが分かる。膨張式チャンバ26それぞれの膨張ポート30は、膨張エッジ57に沿って連続して配置され、チャンバの遠位端部28aは、閉じたエッジ59に沿って連続して配置される。
膨張式ウェブ18は、一対の長手方向フランジ58をさらに含んでいてもよく、これは、膨張エッジ57を規定するように、膨張ポート30およびシールパターン24(シールパターン24は、膨張ポートにおいて長手方向に断続的であり、そのポートを画定する)を越えて延びる、シート20a、20bそれぞれの一部によって形成される。フランジ58は、互いにシールされないので、ウェブ18に開いた膨張ゾーンを形成する。図2に示す実施形態では、フランジ58は、膨張ポート30およびシール24を越えて等しく延出する。多くの実施形態では、フランジ58の内側表面を、適切に構成されたノズルまたは他の膨張手段の外向き表面と、スライド可能に緊密に接触させて、それにより、部分的に閉じた膨張ゾーンを提供することによって、膨張がなされる。これによって、ウェブまたは膨張ノズルの動きを制限せずに、チャンバ26の連続的な膨張をもたらし、そのような連続的な膨張を起こすことができる。フランジ58は、異なる幅を有してもよいが、一般的には、図2に示すように幅が等しい。
シート20a、20bは、一般的に、本明細書に記載するようにガス48をチャンバ26に封入するように操作されシールされるような、任意の可撓性材料を含んでいてもよく、これには、さまざまな熱可塑性材料、例えば、ポリエチレンホモポリマーまたはコポリマー、ポリプロピレンホモポリマーまたはコポリマーなどが含まれる。適切な熱可塑性ポリマーの非限定的な例としては、低密度ポリエチレン(LDPE)および高密度ポリエチレン(HDPE)などのポリエチレンホモポリマー、ならびに例えば、イオノマー、EVA、EMA、不均一(Zeigler−Natta触媒化)エチレン/α−オレフィンコポリマー、および均一(メタロセン、シングルサイト触媒化(single−cite catalyzed))エチレン/α−オレフィンコポリマーなどのポリエチレンコポリマーが含まれる。
エチレン/α−オレフィンコポリマーは、C3〜C20α−オレフィン、例えば1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、メチルペンテンなどから選択される1つまたは複数のコモノマーを有するエチレンのコポリマーであり、ポリマー分子は、比較的少ない側鎖分岐の長鎖を含み、これには、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、直鎖状中密度ポリエチレン(LMDPE)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、および極超低密度ポリエチレン(ULDPE)が含まれる。
例えば、ポリプロピレンホモポリマーまたはポリプロピレンコポリマー(例えば、プロピレン/エチレンコポリマー)、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネートなど、さまざまな他の材料も適している。フィルムは、単層または多層であってよく、また、成分重合体を溶かし、1つまたは複数の平らであるかまたは環状のダイを通してそれらを押し出すまたは同時押し出しすることによる、任意の既知の同時押し出しプロセスによって、フィルムは製造され得る。
膨張式ウェブ18およびその作成方法に関するさらなる詳細は、米国特許第7,220,476号明細書(代理人整理番号D−30259−01);米国特許第7,721,781号明細書(代理人整理番号D−30259−02);米国特許第6,800,162号明細書(代理人整理番号D−30200);米国特許第6,982,113号明細書(代理人整理番号D−30303−01);米国特許第7,223,461号明細書(代理人整理番号D−30303−02);および米国特許第7,018,495号明細書(代理人整理番号D−30303−03)に開示されており、これらはそれぞれ、参照により全体として本明細書に組み込まれる。
長手方向折り目36は、膨張式ウェブ18(図2)の幅「W」に沿って任意の所望の場所に作ることができ、その効果は、長手方向エッジ57、59を、平らに置かれた/折り畳まれていない構成(図2)よりも、折り畳まれた構成(図3A)で互いに近づけることである。横断方向シール40a、40bと連動した、長手方向折り目36の別の効果は、膨張式ウェブ18を膨張式パウチ16の連なりへと改造することであり、各パウチ16は、結果として得られる隣接して配置され、かつ(少なくとも最初は)シールされていない長手方向エッジ57、59(図3A)によって形成されるような、開いた上部60を有する。開いた上部60により、包装される物体が、パウチの内側に配されること(図8〜図11)を可能にし、または、代わりに、パウチが、包装される物体の一部を覆って置かれることを可能にする(図12)。
長手方向折り目36は、膨張式ウェブ18(図2)の幅「W」、すなわち、長手方向膨張エッジ57と閉じた長手方向エッジ59との間に規定されるようなウェブ18の幅、にわたって任意の所望の場所に作ることができる。例えば、長手方向折り目は、ウェブ18の幅Wの中心にある、場所F1に作ることができる。この場合、ウェブ18は、「中心で折り畳まれ」、それによって、長手方向膨張エッジ57は、閉じた長手方向エッジ59と実質的に同じ距離だけ長手方向折り目36から延びる。よって、並置された膨張式パネル38a、38bは、本質的に同じ寸法を有し、そのため完全に並置され、長手方向エッジ57、59は、長手方向折り目36に対して同一の広がりを持って対立して、共に整列される。
あるいは、膨張式ウェブ18の長手方向折り目36は、中心場所F1(図2)の右側である(例えば、場所F2に作られた)ウェブ18の幅Wに対して中心を外れていてよく、それによって、膨張エッジ57は、膨張式パウチ16の供給品14において閉じたエッジ59(図1、図3、および図3A)からオフセットする。おそらくは図3Aに最もよく示されるように、この実施形態では、膨張エッジ57は、閉じたエッジ59より大きい距離「ΔD」だけ、長手方向折り目36から延び、このような大きい距離ΔDは、膨張エッジ57と閉じたエッジ59との間のオフセットに対応する、拡張領域61を提供する。あるいは、場所F2は、中心場所F1(図2)の左側にしてもよく、それによって、閉じたエッジ59は、膨張エッジ57より大きい距離「ΔD」だけ長手方向折り目36から延びる。
ウェブ18の「オフセット」構成(図3A)の利点は、これにより、結果として得られる、膨張式パウチ16の供給品14が、装置64などの膨張およびシール装置上で膨張およびシールされることである。例えば、多くの従来の膨張およびシールシステムのように、長手方向膨張エッジ57において拡張領域61に係合することによって、システムを通じて膨張式パウチ16の供給品14を運搬するための、装置64の運搬機構62を、システム10は含む。装置64の膨張組立体46およびシール機構50は、膨張エッジ57において拡張領域61に同様に係合し、膨張式パウチ16の膨張およびシールをそれぞれもたらす。装置64は、膨張式ウェブの膨張エッジの係合によって動作し、これにより、膨張エッジと係合していない閉じたエッジとの間の距離Wのみが作用されるため、さまざまなウェブ幅を、調節を必要とせずに同じ装置で使用することができる。
ここに開示する主題の「オフセット」の実施形態に従って、ウェブはパウチを形成するために長手方向に折り畳まれていても、拡張領域61により、膨張エッジ57の係合のみを可能にすることができ、すなわち、閉じたエッジ59(例えば、図1および図4を参照)を除外して、それによって、閉じたエッジ59は、運搬、膨張、およびシールを妨げない。有利には、これにより、例えば、NewAir I.B.(R) ExpressおよびNewAir I.B.(R) Flexの商品名でSealed Air Corporationから入手可能なものなどの装置64における連続的な運搬、膨張、およびシール(すなわち、断続的な運搬、膨張、およびシールとは反対に)が可能となる。連続的な運搬、膨張、およびシ―ルは、一般的に、断続的な運搬、膨張、およびシールより、速く、生産性/費用対効果が高い。改変または特殊な装置を必要とせずに、「連続運搬」装置を使用する能力により、ここに開示する主題の「オフセット」の実施形態の費用対効果がさらに増大する。
装置64の運搬機構62は、一般的に、ウェブ18の長手方向寸法32に平行である、図示のような方向34における、膨張式パウチ16の供給品14の運搬をもたらす。このような運搬は、好ましくは、実質的に連続的(例えば、非断続的)に、もたらされる。システム10がこのように動作すると、膨張組立体46は、膨張ポート30を介して、実質的に連続的に、かつ順次、ガス48を膨張式チャンバ26に導入する。このようなガス48は、各膨張式チャンバ26の長さLを順次移動して、まず、膨張式パネル38bに配された各チャンバの一部に流れ、その後、長手方向折り目36を横切って、膨張式パネル38a(図3A)に配された各チャンバ26の一部に流れ込む。よって、並置されたパネル38a、38bのいずれも、供給品14が運搬機構62によってシステム10を通って連続的に長手方向に運搬されるときに、同じ動作で(すなわち、連続的に、且つ順次に)膨張することができる。シール機構50は、好ましくは、膨張ポート30も実質的に連続的に、順次にシールする。
図1および図4に示すようなシステム10の例示される実施形態では、膨張組立体46、シール機構50、および運搬機構62は、膨張およびシール装置64に一体化される。装置64の例は、例えば、米国特許第8,978,345号明細書(代理人整理番号D−44373−01)および米国特許第8,991,141号明細書(代理人整理番号D−44373−02)、および2016年1月29日出願の米国特許出願番号第62/288,759号明細書(代理人整理番号D−45332)に示され、これらはそれぞれ、参照により全体として本明細書に組み込まれる。このような装置は、例えば、NewAir I.B.(R) ExpressおよびNewAir I.B.(R) Flexの商品名でSealed Air Corporationから入手可能である。前述した組み込まれる参考文献にさらに詳細に記載されるように、膨張組立体46は、膨張ノズル66を含んでもよく、膨張ノズル66は、ポート30を介してガス48を膨張式チャンバ26内に向けるために、ウェブ18のフランジ58間に挿入するように適合されている。シール機構50は、回転シールローラー70上に配されたシール要素68(例えば、ワイヤなどといった電気抵抗性素子)を含んでいてもよく、バッキングローラー(backing roller)72(図1)がシールローラー70と圧縮して接触しており、それによって、ウェブ18は、これらの間で圧縮されて、シール要素68をウェブとしっかりと接触させ、膨張ポート30にわたって、好ましくはヒートシールである長手方向シール52を作り出すことができる。
運搬機構62は、バッキングローラー72に対抗して回転する、一対の逆回転駆動ローラー、例えば、従動ローラー74を含んでいてもよい。従動ローラー74は、シールローラー70と同軸であってよく、いずれも、図示のとおり、共通のバッキングローラー72に対抗して回転する。運搬機構62は、一対の逆回転駆動ベルト76(図4に1つのみ示されている)をさらに含んでいてもよい。一対の逆回転駆動ベルト76は、膨張ノズル66の外側でフランジ58に係合するように配置されて、装置64を通してウェブを駆動し、ガス48が開いた長手方向エッジ57を介してウェブから漏れるのを防ぐ(すなわち、これによって、より多くのガスをノズル66からチャンバ26に流れ込ませる)ことによって、ウェブ18の運搬およびチャンバ26の膨張の両方を助けることができる。駆動ベルト76の代わりとして、複数の係合ローラー(例えば、噛み合い歯車(intermeshing gears))が、(例えば、前述した組み込まれる米国特許第8,991,141号明細書および米国特許出願番号第62/288,759号明細書に説明および例示されるように)用いることができる(以下で説明する図5も参照)。さらなる代替案として、拡張領域61においてウェブに係合しこれを運搬する代わりに、係合および運搬は、ウェブの他の場所、例えば、開いた長手方向エッジ57と長手方向折り目36の間で、行うことができる。
膨張式パウチ16の供給品14を膨張させ、シールし、運搬するための追加の例示的な装置が、米国特許第7,721,781号明細書(代理人整理番号D−30259−02);米国特許第7,429,304号明細書(代理人整理番号D−30366)、および米国特許第7,165,375号明細書(代理人整理番号D−30351)に記載されており、これらはそれぞれ、参照により全体として本明細書に組み込まれる。
図1に示すようなシステム10では、膨張式パウチ16の供給品14は、ロール77の形態で提供され、供給品14を装置64内に回転により分配するために、装置64のスプール78に配置される。他の構成も可能であり、例えば、供給品14は、扇状に折り畳まれるか、または垂直に巻かれ、段ボール箱などのカートンから、装置64内に分配することができる。
図3は、膨張式パウチ16を作製するプロセス79を示し、ウェブ18は、長手方向折り目36を形成するよう、その長手方向寸法32に沿って場所F2(図2)で前もって折り畳まれていて、それによって、長手方向折り目36で互いに接合された、並置された膨張式パネル38a、38bの形態でウェブを構成する。結果として得られる折り畳まれたウェブ18’は、次に、横断方向シール40の連なりを作ることを含む、さらなるプロセスのため、中間ロール80へと形成することができる。このために、折り畳まれたウェブ18’は、中間ロール80から引き出され、横断方向シール機構44およびバッキング部材84を含む横断方向シールステーション82内に向けることができる。横断方向シールステーション82は、例えば、参照により全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第7,389,626号明細書(代理人整理番号D−30386−02)に開示されるものなどの、回転シール装置によって具体化することができる。よって、横断方向シール機構44は、一対の横断方向シール部材86a、86bを含んでいてもよく、一対の横断方向シール部材86a、86bは、シール部材86a、86bが折り畳まれたウェブ18’と接触するたびに(例えば、図示のとおり、回転型シール機構44が回転するたびに)横断方向シール40の対40a、40bを作り出し、このような横断方向シール間に膨張式パウチ16を形成する。
前記で組み込まれた’626号特許に記載されるように、折り畳まれたウェブ18’が横断方向シールステーション82を通じて運搬されると、一定の間隔で、横断方向シール40は作られることができる。この場合、横断方向シール間の間隔は、本質的に同じであり、これにより、供給ロール77上に、同じ幅寸法(側面を形成する、各パウチ16の横断方向シール40a、40b間の距離)の膨張式パウチ16を製造する。あるいは、例えば、横断方向シールステーション82を通るウェブ18’の運搬の速度を変えること、および/またはシール機構44による横断方向シール形成の速度を変えることによって、折り畳まれたウェブ18’上に不規則な間隔で、横断方向シール40は作られることができる。この場合、結果として得られる膨張式パウチ16は、供給ロール77上で異なる幅寸法を有する。さらなる代替案として、横断方向シール機構44が横断方向シールを作る頻度は、ウェブ18’がシールステーション82を通って運搬される速度とは無関係であってよい。例えば、参照により全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第8,356,463号明細書(代理人整理番号D−44395−01)に開示されるように、パウチ16の幅寸法がリアルタイムで、例えば実行中に変化できるように、横断方向シール機構44が横断方向シールを作る頻度は、選択的に制御されてもよい。横断方向シールが作られる頻度は、例えば、長手方向寸法32に沿ったウェブの所定の長さの通過、所定の数の膨張式チャンバ26の通過などに基づいていてもよい。
横断方向シール40の形成後、例えば、図1に示すように、システム10内でパウチを膨張させシールするために、装置64のスプール78に後で置かれるように、図示のとおり、結果として得られる膨張式パウチ16の供給品14は、供給ロール77へと形成され得る。よって、図3に示す動作は、1つの場所(例えば、生産工場)で実行されてもよく、図1に示す動作は、別の場所、例えば包装倉庫で実行されてもよい。供給ロール77は、包装倉庫に輸送され、完成した膨張したパウチ12’を生産するためにシステム10で使用される必要とされるまで、供給ロール77は、包装倉庫で保管されてもよい。このような実施形態では、供給ロール77に収容されるような膨張式パウチ16は、膨張およびシールの最終ステップのみがシステム10で実行されるという点で、「事前に構成されている」。
ここに開示する主題の他の実施形態では、長手方向折り目36、横断方向シール40および/または膨張式チャンバ26は、膨張したパウチ12/12’を生じる膨張およびシールシステム/プロセスにおいて(すなわち、その一環として)製造してもよい。例えば、図3に示すようなプロセス79は、
膨張ポート30を介してガスを膨張式チャンバ26に導入し、それによって膨張したパウチ12を形成するように、並置されたパネル38a、38bを膨張させるステップと、
ガスをチャンバ26内部に封入するように膨張ポート30をシールし、それによって、膨張したパウチ12’への膨張式パウチ16の変換を完了させるステップと、
をさらに含んでいてもよい。
これは、例えば、プロセス79(図3)をシステム/プロセス10(図1)と組み合わせて、後者を前者に続けて行うことによって、達成してもよく、例えば、膨張式パウチ16の供給品14が、膨張組立体46およびシール機構50内に直接、すなわち、最初に供給ロール77へと形成される代わりに、供給される。
同様に、しかし代わりに、システム及びプロセス10’が図5に示され、連続した長手方向ウェブの形態の2つのシート88a、88bが、並置された関係に集中されて、回転シール機構90内に供給される。2つの別個の供給源、例えば、図示のようなロールから、または、単一の供給源、例えば2つのシートがc折りで接合された中折ウェブ、を介して、シート88a、88bは提供されてもよい。シール機構90は、シールローラー89と、バッキングローラー91と、を含み、膨張式チャンバ26’の連なりを生じる、シールパターン24’を形成する。シールパターン24’が実質的に直線状のチューブ形状の膨張式チャンバ26’を提供するのに対し、シールパターン24がさまざまな繋がったバブル形状の膨張式チャンバ26を提供する点で、シールパターン24’は、シールパターン24の代替案である。以下でさらに詳細に説明するように、シールパターン24’は、(すなわち、いったん膨張しシールされると)支持なしで立っていることができる膨張式パウチも提供する。
シールパターン24’が形成された後、結果として得られる、閉じたエッジ59’および膨張エッジ57’を有する膨張式ウェブ18”は、折り畳みバー92を介して長手方向に折り畳まれて長手方向折り目36’を形成し、その後、横断方向シールステーション82’で横断方向にシールされて、膨張式パウチ16’の連なりを形成する。この膨張式パウチ16’の供給品は、次に、膨張組立体46を介して膨張され、それに続いて、膨張したチャンバ26’を、シール機構50を介してシールして閉じ、これにより、長手方向シール52を形成して、膨張したパウチ12”を形成する。運搬機構62’は、運搬機構62で使用される駆動ベルト76の代わりに、例えば、前記で組み込まれた米国特許第8,991,141号明細書で説明および例示されるような、係合ローラー94のアレイ(例えば、噛み合い歯車)が運搬機構62’で用いられる点を除き、機構62と同様である。
したがって、膨張式ウェブまたは膨張式パウチの供給品を、ここに開示する主題のシステムおよび方法に従って「提供する」ことは、
(a)事前に構成された膨張式ウェブまたは事前に構成された膨張式パウチの供給品から始まるものから、
(b)膨張式ウェブへと形成され、長手方向に折り畳まれ、横断方向にシールされて膨張式パウチの連なりを形成し、膨張され、その後、長手方向にシールされ閉じられて、膨張したパウチを形成する、2つの別々のシートから始まるものまで、
いずれであってもよいことが認識することができる。
ここに開示する主題に従って膨張したパウチを作るさらなる方法も可能である。例えば、図6および図7は、膨張したパウチを作るための、代替的な方法95および97をそれぞれ開示しており、各方法は:
a.膨張式ウェブ18(図2)または18”(図5)などの膨張式ウェブを提供するステップと;
b.長手方向折り目36で互いに接合された2つの並置されたパネル38a、38bの形態でウェブを構成する長手方向折り目36を形成するように、ウェブをその長手方向寸法32に沿って折り畳むテップと
c.膨張ポート30を介してウェブの膨張式チャンバ26にガスを導入するステップと
d.ガスをチャンバ26の内部に封入するように膨張ポート30をシールするステップと
e.パネル38a、38bを互いに接着し、横断方向シール40’の対40a’、40b’間に膨張したパウチ12”’の連なり96を形成する横断方向シール40’の連なりを作るステップと、を含む。
例えば、図2に例示されこれに関して説明されるようなウェブ18などの、予め構成された膨張式ウェブを供給することによって、または、例えば図5に例示されこれに関して説明されるように、膨張式パターンの形態で互いにシールされる2つの別々のウェブもしくは並置されたシートを備える単一の折り畳まれたウェブを供給することによって、膨張式ウェブを提供するステップ(ステップa)は、行われ得る。方法95および97のいずれも、それぞれの図6および図7に示すように、予め構成されたウェブ18を用いる。
ウェブを折り畳むステップ(ステップb)は、プロセスの残部へのその後の展開のために、方法95(図6)に示すように、ウェブを予め折り畳み、それを例えば、ウェブ18’として供給ロール80(図3)上に保管することによって達成することがでる。あるいは、ウェブ18は、方法97(図7)に示すように、プロセスの連続したステップとして折り畳んでもよい。したがって、方法95は、不連続のプロセスであり、方法97は連続したプロセスであり、いずれの方法も、膨張したパウチ12”’の連なり96の製造という同じ結果をもたらす。
ガスを膨張式チャンバ26に導入し、膨張ポート30をシールして閉じるステップ(ステップcおよびd)のいずれも、前述したような装置64によって、または、前述した「膨張およびシール」装置のいずれか他のものによって、実行することができる。よって、ガス48によるチャンバ26の膨張後、シール機構50は、長手方向ヒートシール52を形成し、膨張ポート30を閉じ、それによって、方法95のウェブ18’(図6)および方法97のウェブ18(図7)のための膨張および長手方向シールプロセスを完了する。
例えば、方法95(図6)で見られるように、膨張式チャンバを膨張させるステップおよび膨張ポートをシールして閉じるステップ(ステップcおよびd)の前に、ウェブを折り畳むステップ(ステップb)は、行われてもよいことに留意されたい。あるいは、ウェブを折り畳むステップ(ステップb)は、例えば、方法97(図7)で見られるように、膨張式チャンバを膨張させるステップおよび膨張ポートをシールして閉じるステップ(ステップcおよびd)の後で行ってもよく、ウェブ18はまず、装置64によって膨張およびシールされ、その後、膨張しシールされたウェブは長手方向に折り畳まれる。
パネル38a、38bを互いに接着して横断方向シールの対40a’および40b’間に膨張したパウチ12”’の連なりを形成する横断方向シール40’の連なりを作る、ステップeは、代替的な横断方向シールステーション82’における代替的な横断方向シール機構44’によって行われてもよい。回転型の横断方向シール機構44とは異なり、代替的なシール機構44’は、静止したバッキングバー100に対するシールバー98の直線並進運動を介して、横断方向シール40’を形成し、図示のような空気圧、電気または油圧のピストン−シリンダ−プッシュロッド装置によって具体化されるような、アクチュエータ102によって、シールバー98の直線並進運動は、提供され得る。シールステーションを通して、膨張した並置されたパネル38a、38bを運搬するために一対の駆動ローラー103a、103bを、代替的な横断方向シールステーション82’はさらに含んでいてもよい。
パネルがシールステーション82’を通じて運搬される方向34’の横断方向において、膨張した並置されたパネル38a、38bに横断方向シール40’を、横断方向シール機構44’は形成する。横断方向シール機構44’は、「二重シール」型横断方向シール機構であってよく、これは、例えばシールバー98上に、一対の横断方向シール要素、例えば、バンド、ワイヤまたは他のタイプの電気抵抗性素子(不図示)を含むことができる。この構成では、シールバー98がアクチュエータ102によってバッキングバー100に向かって矢印104の方向に動かされると、膨張した並置されたパネル38a、38bの横断方向セグメントが、バー98、100間で圧縮され、これによって、シールバー98上のシール要素は、パネルに押し付けられる。例えばシール要素に電気を流すことによって、通電されると、この圧縮作用によって、シール要素のうちの1つは、完成したばかりのパウチ12”(横断方向シールステーション82’を出たものとして示されている)の後縁横断方向シール40b’を製造し、もう一方のシール要素は、次に完成するパウチ(その前縁が、横断方向シールステーション82’の内側に示されている)上に前縁横断方向シール40a’を製造する。「二重シール」型の横断方向シール機構に関するさらなる詳細は、参照により全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第5,942,076号明細書(代理人整理番号D−30151)に開示されている。代替案として、例えば、「単一シール」機構を使用してもよく、シールバー98はただ1つのシール要素を含み、それによって、ただ1つの横断方向シール40’が、シールバーの各作動中に作られる。
横断方向シール機構44に関して前述したとおり、横断方向シール機構44’が横断方向シールを作る頻度は、独立して、すなわちウェブ18/パネル38a、38bがシールステーション82’を通って運搬され選択的に制御される速度とは無関係に、制御してもよく、それによって、完成したパウチ12”’の幅寸法は、リアルタイムで(例えば、実行中に)変化してもよい。
方法95および97は、膨張したパウチ12”’を、(膨張した並置されたパネル38a、38bの形態の)折り畳まれ膨張したウェブ18から分離するステップをさらに含んでいてもよい。これは、図6および図7に示すように、個々に達成することができ、すなわち、完成した各パウチ12”’は、ウェブから個々に連続して切り離されて、(例えば、表面または容器106の上/中における収集/蓄積のための)個々のパウチの連なり96を製造する。このために、横断方向シール機構44’は、ウェブ18/パネル38a、38bを切断しシールするように構成され配置してもよい。よって、横断方向シール機構44’は、横断方向切断要素(不図示)をさらに含んでいてもよく、横断方向切断要素は、シールバー98上の、例えば、(シールバー98が前述したような「二重シール」バーとして構成される場合に)シール要素間に配置されて、ウェブ/パネルを、横断方向シール要素によって形成される横断方向シールの中間で横断方向に切断することができる。このような横断方向切断要素は、電気抵抗性素子であってよく、例えば、それぞれが参照により全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第5,376,219号明細書(代理人整理番号D−20031)および米国特許第6,003,288号明細書(D−20028−03)に記載されるように、ウェブを通じて溶融するのに十分な温度まで加熱することによって、電気抵抗性素子は、ウェブ18/パネル38a、38bを切断する。
あるいは、シールバー98上の切断要素は、ウェブ18/パネル38a、38bの機械的な切断をもたらす、切刃などであってもよい。さらなる代替案として、単一のシール/切断要素が、シールバー98上で用いられてよく、これは、例えば、’219号および’288号特許に記載されるように、ウェブ/パネルをシールおよび切断する。以下でさらに十分に説明するように、別の代替案は、完全に切断する切り目ではなく、横断方向の脆弱線(例えば、ミシン目線)を形成することであり、これにより、完成したパウチ12”’は、その後、ウェブ/パネルから、個別に、対になって、またはグループで、手動で、例えば、参照により全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第8,554,363号明細書(代理人整理番号D−44497−01)に開示されるものなどの、手動での分離を容易にする装置で、または自動化された「穿孔−引裂(perf−tearing)」装置を介して、分離される。さらなる代替案として、横断方向シール機構から独立して動作可能な切断機構を設けてもよく、それによって、完成したパウチ12”’は、ウェブ/パネルから、対になって、または3つ以上のグループで、例えば、前記で組み込まれた米国特許第8,356,463号明細書に開示されるように、分離してもよい。
前述したとおり、ここに開示する主題のいくつかの実施形態によると、横断方向の脆弱線は、1つまたは複数の完成した膨張したパウチ間に形成されて、それらが、所望のときに、また所望のグループ分けで(すなわち、個々に、対になって、またはグループで)分離されることを可能にする。例えば、再び図1および図3を参照すると、膨張式パウチ16の供給品14は、少なくとも一対の横断方向シール40a、40b間に少なくとも1つの脆弱線108を含んでいてもよい。単一の横断方向シール40が隣り合うパウチ16間に形成される場合、脆弱線108は、シールを通って延びることができる。
本明細書で使用されるような(そして、図面で破線の、例えば要素108として描かれるような)脆弱線は、線または経路を表し、これに沿って、シート、ウェブ、もしくは他の材料が穿孔されているか、または別様に脆弱化されているか、またはシート、ウェブ、または他の材料の1つの部分を脆弱線に沿って別の部分から手動で切り離すのを強化するように構成されている。例えば、脆弱線(例えば、脆弱線108)は、その長さの大部分(例えば、90%、95%、および98%のいずれかより多い)が、その厚さが切断され、その長さの小部分を、その厚さが離間した非切断領域によって接続されたままにして、ウェブ、シート、または他の材料の1つの部分を別の部分に周期的に接合することができる。
例示されるように、脆弱線108は、各対の横断方向シール40a、40b間に配置されてもよい。脆弱線108は、横断方向シール機構44中において横断方向シール部材86a、86b間に配置された、穿孔ブレード110を含むことによって、前記で組み込まれた米国特許第7,389,626号明細書に従って達成されてもよく、それによって、脆弱線108は、一対の横断方向シール40a、40bが形成されるたびに形成され、図示のとおりそれらの間に配置される。
あるいは、独立して制御可能かつ作動可能な穿孔機構が、前記で組み込まれた米国特許第8,356,463号明細書に開示されるように、使用してもよく、それによって、脆弱線108は、任意の所望の場所(例えば、横断方向シール40a、40bの1つおきの対の間、3つおきの対の間、など)に設置してもよい。独立した穿孔機構の別の例が図5に示され、回転穿孔機構112が例示されている。図示のとおり、回転穿孔機構112は、横断方向シール機構44とは無関係である(すなわち、これから、物理的に、かつ動作上で分離している)。したがって、横断方向シール40は、隣り合うチャンバ26間に「単一のシール」を含んでいてもよく、このシールを通って延びる脆弱線108を有している。
ブレード110などの穿孔ブレードは、プロセス95および/または97(図6および図7)において、例えば横断方向シール機構44’のシールバー98上で、用いられてよく、シールバーの各作動中に脆弱線を作るよう所定の場所に同様に固定されてもよく、または、’463号特許のとおり、独立して制御可能かつ作動可能であってもよい。
所望の場合、(図1のシステム10からの)膨張したパウチ12’または(図5のシステム10’からの)12”の接続された連なりは、参照により全体として本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2012−0273602号明細書(代理人整理番号D−44547)に記載するものなどの巻き付け/保管装置に送られ、かつこの上に蓄積されてもよい。あるいは、パウチ12”’を含む、膨張したパウチは、個々に、対になって、または3つ以上のグループで、蓄積容器に向けられてもよい。
膨張したパウチ、例えば、12’、12”または12”’が製造された後、膨張したパウチのうちの1つまたは複数からパッケージを作るさらなるステップが実行されてもよく、これは、一般的に、(a)包装される物体を、膨張したパウチうちの1つまたは複数の内部に配するステップおよび/または(b)膨張したパウチのうちの1つまたは複数を、包装される物体の一部を覆って配置するステップのうちの少なくとも1つを含む。前者の包装方法の例が、図8〜図11に示され、後者の包装方法の例が図12に示されている。
図8〜図10は、プロセス/システム10(図1)によって製造されるような、完成した膨張したパウチ12’を示し、膨張したパウチ12’を用いて物体114を配置することによって物体を包装するのに、膨張したパウチ12’が使用されている。このパウチは、すでに膨張した膨張式封筒の形態である。図8に示すように、包装される物体114、例えば、ラップトップコンピュータなど、は、矢印116の方向に、開いた上部60を通って、パウチ12’の内部118の中に移動させられ得、図9に示す封入位置をとることができる。拡張領域61は次に、図9に示すように、開いた上部60の上で折り曲げられ、すなわち、矢印120の方向に動かされて、物体114をパウチ12’の内部118の中に封入することができる。拡張領域61は次に、例えば、接着テープ、糊または同種のもの(不図示)を介して「前方」パネル38aに固定されて、物体114をパウチ12’内部にシールすることができる。結果として得られる最終的なパッケージ122は、図10に示され、物体114の意図された目的地へ輸送される準備ができている。
図5に示すシステム/プロセス10’によって作られるような、代替的な膨張したパウチ12”が、図11A〜図11Cに示されている。膨張したパウチ12’と同様に、膨張したパウチ12”は、膨張した封筒の形態であり、同様に、長手方向折り目36’によって接合された、並置されたパネル38a’および38b’、横断方向シール40a、40bによって形成された側面、開いた上部60’、ならびに拡張セクション61’を含む。従って、包装される物体114’は、矢印116’の方向に、開いた上部60’を通って、パウチ12”の内部118’の中に移動され得る。拡張領域61’は次に、開いた上部60’を矢印120’の方向に動かすことによって、図示のように開いた上部60’の上で折り曲げられ、それによって、物体114’をパウチ12”の内部118’の中に封入することができる。拡張領域61’は次に、図11Cに示すように、「前方」パネル38a’に固定されて、物体114’をパウチ12”内部にシールすることができる。結果として得られる最終的なパッケージ122’(図11C)は次に、物体114’の意図する目的地に輸送される準備ができている。
この実施形態では、パウチ12”内の膨張式チャンバ26’は、実質的に直線状であり、例えば、チューブ形状であるのに対し、パウチ12’内のチャンバ26は非直線状、例えば、つながったバブル形状である。さらに、膨張式ウェブ18”のシールパターン24’は、一度膨張されシールされて膨張したパウチ12”(図11A〜図11C)になると、結果として得られる膨張式パウチ16’(図5)が支持なしで立っていることができるように構成される。これは、例えば、図示のとおりに達成されてもよく、シールパターン24’は、長手方向折り目36’の近く、例えば、両側に配置されたランド領域124aを含んで、結果として得られる膨張したパウチ12”上に比較的平坦な底部126を生成する。おそらく図11Cに最も明確に示されるように、平坦な底部126により、膨張したパウチ12”は、支持なしで立っている直立位置をとることができる。
図11A〜図11Cは、ここに開示する主題の別のオプションの特徴部を示し、膨張したパウチ12”は、ラベル130を上に受容するように構成された外側表面128を含む。このような外側表面128は、十分な平面性の、かつ/または、表面不整が十分にない、すなわち、十分な平滑度のエリアであり、ラベル130(例えば、出荷ラベル)がこのような表面128に貼り付けられ(例えば、粘着的に貼り付けられ)得る。例としては、一方または両方の膨張式パネル38a、38bに貼り付けられた平坦な外側パネル;膨張式パウチ16または16’が収容される外側バッグ;または、例示されるように、シールパターン24’によって作製される、例えば、比較的平坦な外側表面128が間に形成される、複数のランド領域124bによって画定されるような、パネル38a’内の比較的平滑なエリアが挙げられる。
図11Bは、ここに開示する主題のさらなるオプションの特徴部を示し、図11Cに示すように拡張領域61’を前方パネル38a’に固定するのを容易にし、それによってパッケージ122’を完成させるために、(例えば、拡張領域61’上に)接着性ストリップ132が含まれる。取り外し可能なカバーストリップ134、例えば、剥離ライナが、接着性ストリップ132の上に含まれて、拡張領域61’をパネル38a’に接着させることが望まれるまで、接着性ストリップ132を覆って保護を提供することができる。接着が望まれたら、カバーストリップ134が図示のとおり、接着性ストリップ132から取り外されてもよい。前方パネル38a’に固定するために、多くの実施形態で膨張される拡張領域61’を折り曲げることは、折り曲げ線を規定するように、パネル38b’に、例えば、図示のような直線状パターンでランド領域124cの連なり(図11B)を、含めることによって、容易になることがある。折り曲げ線は、拡張領域61’が始まる出発線に配置されていてもよい。
前述した実施形態では、膨張したパウチ12’および12”は、包装される物体(114、114’)がこのようなパウチに全体的に封入されるような、十分なサイズのものである。代替的な実施形態では、パウチは、包装される物体の一部(例えば、パウチが「エンドキャップ」の形態になるように物体の端部)のみに嵌まるようなサイズであってもよい。この場合、関連する包装方法は、膨張したパウチのうちの1つまたは複数を、包装される物体の一部を覆って置くことを含む。このタイプの包装の配置が図12に示され、一対のパウチ12’が、包装される物体138(例えば、衛星テレビ受信機)の2つの端部136a、136bを覆って置かれていて、このため、このように配置された2つのパウチ12’は、一対の「エンドキャップ」を形成すると言うことができる。よって、結果として得られる組み合わせは、輸送用段ボール140に入れられる準備ができており、パウチ/エンドキャップ12’は、運搬中に輸送用段ボール140の内側の物体138にクッション性の保護を提供する。
図13〜図17の実施形態
図13〜図14は、膨張式パウチ16の供給品214を示す。先に説明した主題と同様に、膨張式ウェブ218は、膨張式チャンバ26の連なりを画定するパターン24で互いにシールされた内側表面(例えば、22a、22b)を有する2つのシート(例えば、20a、20b)を含む。膨張式ウェブ218のシールパターン24は、膨張式パウチが、他の実施形態に関して本明細書で先に説明したように、膨張すると、支持なしで立つように構成されるよう、構成されてもよい。
各チャンバ26は、閉じた遠位端部28aと、開いた近位端部28bと、を有する。開いた近位端部28bは、チャンバ26のそれぞれに膨張ポート30を提供する。チャンバ26は、ウェブ218の長手方向寸法32に対して横断方向の向きで配列されてもよい。各膨張式チャンバ26は、所定のチャンバ長さを有し、チャンバ26はそれぞれ、本明細書に記載されるように、チャンバ長さにわたって少なくとも1つの幅の変化を有していてもよい。
膨張式ウェブ218は、膨張エッジ57を規定するように膨張ポート30を越えて延びるシート(例えば、20a、20b)のそれぞれの一部によって形成された、本明細書に記載されるような一対の長手方向フランジを含んでいてもよい。
膨張式パウチ16の供給品214は、長手方向膨張エッジ57と、反対側の閉じた長手方向エッジ59と、を含む。チャンバ26の膨張ポート30は、膨張エッジ57に沿って直列に配置されてもよい。チャンバ26の遠位端部28aは、閉じたエッジ59に沿って直列に配置されてもよい。
供給品214は、ウェブ218に長手方向折り目36を含み、長手方向折り目は、その長手方向寸法32に沿って延び、それによって、ウェブ218は、長手方向折り目36で互いに接合された、2つの並置された膨張式パネル238a、238bの形態で構成される。膨張エッジ57および閉じたエッジ59はいずれも、長手方向折り目36から延びる。膨張式ウェブ218の長手方向折り目36は、中心を外れていてよく、これにより、膨張エッジ57は、図1、図3、および図3Aの膨張式ウェブ18に関して本明細書で説明したように、例えば、距離「ΔD」だけ、閉じたエッジ59からオフセットされている。従って、膨張エッジと閉じたエッジとの間のオフセットに対応する、閉じたエッジ59が延びる距離より大きい距離だけ、膨張エッジ57は、長手方向折り目36から延びることができる。
横断方向シール40の連なりは、パネル238a、238bを互いに接着して、横断方向シール40の対の間に膨張式パウチ16の接続された連なりを形成する。膨張式パウチ16の接続された連なりは、ウェブ218の長手方向寸法32に沿って延び、各膨張式パウチ16は、膨張式チャンバ26のうちの1つまたは複数を有する。例えば、各膨張式パウチは、複数の膨張式チャンバ26、例えば、少なくとも2、4、5、8、10、および12個のいずれかの膨張式チャンバ26;ならびに/または、例えば、多くとも20、15、10、6、4、3、2、および1個のいずれかの膨張式チャンバを含んでいてもよい。
スリット260の連なりは、長手方向折り目36に沿って配列してもよく、各スリット260は、隣り合う膨張式パウチ16間にある。各スリット260は、2つの並置された膨張式パネル238a、238bにおいて、図13に示すような距離“S”にわたって長手方向折り目36から横断方向に延びる。スリットの連なりの各スリット260は、長手方向折り目36から、少なくとも1、1.5、2、3、4、6、10、および12インチのいずれかにわたって延びてよく、かつ/または、長手方向折り目36から、多くとも24、20、16、12、10、8、6、4、2、および1.5インチのいずれかにわたって延びていてもよい。供給品214の膨張式パウチ16は、長手方向折り目36から、パネルの反対側の最も遠いエッジ(例えば、図13の長手方向エッジ57)まで延びる、所与の幅“W”を有していてもよい。各スリット260は、少なくとも幅“W”の1、3、5、8、10、15、および20%のいずれか、および/または、多くとも幅“W”の60、50、40、30、20、10、5、および3%のいずれかだけ、延びることができる。
脆弱線108の連なりは、ウェブ218を横切って横断方向に、かつ隣り合う膨張式パウチ16間に延びることができる。本明細書に記載するように、脆弱線108は、膨張したパウチ12が互いから、および/またはウェブ218から切り離されるのを容易にすることができる。脆弱線の連なりの各脆弱線108は、一対の隣り合う横断方向シール40間、例えば、横断方向シール40aおよび40b間に延びることができる。(図13)あるいは、脆弱線108は、横断方向シール40の長さに沿って、またその長さの中において、延びることができる。
スリットの連なりの各スリット260は、脆弱線の連なりのそれぞれの脆弱線108と対応し得る。この意味で、スリットは、スリットが脆弱線と整列し、一致し、並びに/または合致する場合に、脆弱線と「対応し」得る。例えば、スリットは、スリットおよび脆弱線が重なるか、一直線であるか、または十分に近接している場合、脆弱線に「対応する」ことができ、例えば、これにより、2つの隣り合うパウチをスリットにおいて相反する方向に引っ張ることにより、脆弱線に沿った2つの隣り合うパウチの分離は、容易になる。
前述した膨張式パウチ214の供給品を作製するにあたり、膨張式ウェブ218は、(本明細書に記載するように)長手方向寸法32に沿って提供され折り畳まれて、長手方向折り目36を形成し、長手方向折り目36で互いに接合された2つの並置された膨張式パネル238a、238bの形態でウェブを構成する。横断方向シール40の対の間に膨張式パウチ16の接続された連なり242を形成するためにパネルを互いに接着するように(本明細書に記載するように)、横断方向シール40の連なりは作られてよく、これによって、膨張式パウチの接続された連なりは、ウェブの長手方向寸法32に沿って延びる。
スリット260の連なりは、2つの並置された膨張式パネル238a、238bで切られてもよく、これによって、スリットは、前述したように、距離“S”のいずれかにわたって長手方向折り目36から横断方向に延びる。各スリット260は、隣り合う膨張式パウチ16間にある。例えば、(i)ブレードがパネルもしくはウェブを切るか、もしくはスリットを入れることができる、係合位置と、(ii)ブレードがパネルもしくはウェブを切るか、もしくはスリットを入れる構成もしくは位置にない、係合解除位置(例えば、後退位置)との間で、移動可能(例えば、作動可能)となるような装置である、当業者に既知であるような、切離し装置または切断装置によって、スリットは切られてもよい。切離し装置または切断装置は、例えば、切断刃(ナイフのような)または加熱素子(例えば、抵抗性ワイヤ)を有する切断用具の任意の構成を使用してもよい。加熱素子は、加熱素子がウェブに接触して、パネルまたはウェブ材料を切り離すのに十分(例えば、抵抗性ワイヤを電気が通過することによって)加熱されると、パネルまたはウェブを切断する(severe)(すなわち、係合モードにある)ように構成される。
図15〜図16は、膨張したパウチ12を膨張式パウチ214の供給品から作製するシステム210を示す。装置64は、本明細書で先に説明されている。
一般的に、装置64は、
(i)膨張ポート30を介してガスを膨張式チャンバ26に導入して、チャンバを膨張させる、膨張組立体46と、
(ii)例えばヒートシール52で、膨張ポート30を閉じた状態にシールして、チャンバ26および膨張したパウチ12を、膨張状態に維持する、シーラまたはシール機構50と、
(iii)システムを通して膨張式パウチ16の供給品214を運搬する運搬機構62と、
のうちの1つまたは複数を含んでいてもよい。
動作中、膨張式パウチ16の連なり242を有する供給品214は、装置64のスプール78に取り付けられる。ウェブ218は、運搬機構62によって、移動経路34に沿って供給され、運搬機構62は、(すなわち、ウェブの長手方向寸法32に平行な方向34への)運搬をもたらすように膨張エッジ57に係合することによって、システム210を通じて膨張式パウチの供給品214を運搬する。ウェブが移動すると、膨張組立体46は、膨張ポート30を介してガスを膨張式チャンバ26に連続して導入して、膨張式パウチの並置された膨張式パネル238a、238bを膨張させ、膨張したパウチ12を形成する。シール機構50は、連続して膨張ポートを閉じた状態にシールして、ガスを膨張したパウチ12のチャンバ内部に封入する。膨張ポート30を介した膨張式チャンバ26へのガスの導入は、実質的に連続的に順次行うことができる。さらに、膨張ポートをシールして閉じることも、実質的に連続的に順次行うことができる。
膨張式ウェブ218の脆弱線108が膨張組立体46を通り過ぎるとき、膨張ガスの一部が、周囲に「漏れ」て、脆弱線108に隣接するチャンバ26内の膨張ガスの膨張圧力の一時的な低下を生じることができることが分かっている。この圧力の低下は、脆弱線に隣接したチャンバ26のあまり効率的でない膨張を生じる。さらに、チャンバを膨張させるときに膨張ガスが下方パネル238bのチャンバ26の部分に流れ込む際、ウェブの長手方向折り目36の周りの膨張ガスの流れに対する抵抗の固有の増大もある。長手方向折り目36の周りのチャンバ26を通る流れに対するこの抵抗は、膨張圧力が膨張ガスの漏れにより低くなった場合、さらに顕著になることがある。
膨張式パウチ16が膨張すると、膨張ガスが、チャンバに入る追加の量の膨張ガスによりチャンバ26を拡張させるにつれて、幅“W”は短くなる。この幅の減少は「収縮」と呼ばれる。膨張中のウェブの収縮の動きは、ウェブが「収縮」したエリア(すなわち、膨張したチャンバ)と、(例えば、チャンバがウェブを「収縮」させるようにまだ膨張していない)ウェブの隣接した非膨張部分との間で、ウェブ上に若干のストレスを生じることがある。このようなストレスは、膨張したチャンバが脆弱線108に隣接するウェブの領域で、最も顕著になることがある。理由は、膨張しない(したがって「収縮」しない)ウェブの領域に脆弱線が位置するためである。
膨張式ウェブ218が膨張およびシールのために装置を通って移動する際に、膨張組立体46およびシール機構50に対する長手方向膨張エッジ57の追跡に、ウェブ上のこれらのストレスは影響を及ぼすこともある。
スリット260を長手方向折り目36から延びるパウチ16間に置くことにより、ウェブの一部を緩め(すなわち、あまり制限されないようにし)且つ振動させて、チャンバが膨張する際にウェブに及ぼされるストレスの一部を緩和することを可能とすることで、膨張中にウェブの収縮および屈曲を容易にすることが分かっている。その結果、膨張ガスは、長手方向折り目36の周りでチャンバ26を通って(圧力低下を引き起こす拘束部を通って)より容易に流れることができる。また、ウェブは、膨張するにつれて、特に、脆弱線108が延びるウェブの領域など、ウェブの非膨張部分に隣接した場合に、幅がさらに容易に「収縮する」。
例えば、ウェブ214から膨張した場合より狭い「収縮」幅を有するパウチ12の膨張を示す、図16を参照のこと。スリット260は、膨張中の収縮のウェブの機械的な制限を中断し、また、膨張組立体およびシール機構へのストレスの伝達を減少させると考えられる。
(本明細書に記載するようなスリット260を組み込む)膨張式パウチ214の供給品を利用することによって、膨張したパウチ12を製造するための膨張およびシールプロセスは、装置64を通じてより滑らかかつ迅速に進行し、このようなスリットのない、同様の膨張式パウチの供給品と比べて、膨張が容易になり、かつ/または追跡がより良好になる。
開示された主題のさまざまな実施形態の前述した説明は、例示および説明の目的で提示されている。網羅的とすること、または、特許請求される発明を、開示された厳密な形態に制限することは意図しておらず、改変および変形形態は、前記の教示を鑑みれば可能であり、または、その実践から得ることができる。本出願に記載された定義および開示は、組み込まれる参考文献に存在し得る、いかなる矛盾する定義および開示も支配する。

Claims (24)

  1. 膨張式パウチの供給品であって、
    膨張式チャンバの連なりを画定するパターンで互いにシールされた内側表面を有する2つのシートを含む膨張式ウェブであって、各チャンバは、閉じた遠位端部および開いた近位端部を有し、開いた近位端部は、チャンバのそれぞれに膨張ポートを提供し、チャンバは、ウェブの長手方向寸法に対して横断方向の向きで配列されている、膨張式ウェブと、
    ウェブの長手方向折り目であって、ウェブの長手方向寸法に沿って延び、それによって、ウェブは、長手方向折り目において互いに接合された2つの並置された膨張式パネルの形態で構成されている、長手方向折り目と、
    横断方向シールの連なりであって、横断方向シールの対間に膨張式パウチの接続された連なりを形成するようにパネルを互いに接着し、それによって、膨張式パウチの接続された連なりは、ウェブの長手方向寸法に沿って延び、各膨張式パウチは、膨張式チャンバのうちの1つまたは複数を含む、横断方向シールの連なりと、
    スリットの連なりであって、各スリットは、長手方向折り目から少なくとも1インチ、2つの並置された膨張式パネルにおいて横断方向に延び、各スリットは、隣り合う膨張式パウチ間にある、スリットの連なりと
    を含む、膨張式パウチの供給品。
  2. 各膨張式パウチが、複数の膨張式チャンバを含む、請求項1に記載の供給品。
  3. 各膨張式パウチが、少なくとも5つの膨張式チャンバを含む、請求項1または2に記載の供給品。
  4. ウェブを横切って横断方向に、隣り合う膨張式パウチ間を延びる、脆弱線の連なりをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の供給品。
  5. 脆弱線の連なりのうちの各脆弱線が、一対の隣り合う横断方向シール間を延びる、請求項4に記載の供給品。
  6. スリットの連なりのうちの各スリットが、脆弱線の連なりのうちのそれぞれの脆弱線と対応している、請求項4または5に記載の供給品。
  7. 膨張式ウェブが、長手方向膨張エッジ、および反対側の閉じた長手方向エッジを含み、
    チャンバの膨張ポートが、膨張エッジに沿って直列に配置され、
    チャンバの遠位端部が、閉じたエッジに沿って直列に配置されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の供給品。
  8. 膨張式ウェブの長手方向折り目が、膨張エッジが閉じたエッジからオフセットするように中心を外れている、請求項7に記載の供給品。
  9. 膨張エッジおよび閉じたエッジが、長手方向折り目から延び、
    膨張エッジは、閉じたエッジが延びる距離より大きい距離だけ、長手方向折り目から延び、
    より大きい距離が、膨張エッジと閉じたエッジとの間のオフセットに対応する、請求項7または8に記載の供給品。
  10. 膨張式ウェブが、膨張エッジを規定するように膨張ポートを越えて延びるシートのそれぞれの一部によって形成された一対の長手方向フランジを含む、請求項7から9のいずれか一項に記載の供給品。
  11. 膨張式チャンバが、それぞれ所定のチャンバ長さを有し、
    チャンバはそれぞれ、チャンバ長さにわたって少なくとも1つの幅の変化を有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の供給品。
  12. 膨張式ウェブのシールパターンが、膨張式パウチが膨張すると支持なしで立つように構成されるよう、構成されている、請求項11に記載の供給品。
  13. 膨張したパウチを作るシステムであって、
    システムは、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の膨張式パウチの供給品と、
    膨張ポートを介してガスを膨張式チャンバに連続して導入し、それによって、膨張式パウチの並置された膨張式パネルを膨張させて、膨張したパウチを形成する、膨張組立体と、
    ガスを膨張したパウチのチャンバ内部に封入するように膨張ポートをシールするシール機構と
    を含む、システム。
  14. システムを通じて膨張式パウチの供給品を運搬するための運搬機構をさらに含み、運搬機構が、運搬をもたらすように膨張エッジに係合する、請求項13に記載のシステム。
  15. 運搬機構が、ウェブの長手方向寸法に平行な方向に膨張式パウチの供給品を運搬する、請求項14に記載のシステム。
  16. 膨張したパウチを作る方法であって、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の膨張式パウチの供給品を提供することと、
    膨張ポートを介してガスを膨張式チャンバに導入し、それによって、並置されたパネルを膨張させて、膨張したパウチを形成することと、
    ガスを膨張したパウチのチャンバ内部に封入するように膨張ポートをシールすることと
    を含む、方法。
  17. 導入するステップが、膨張ポートを介してガスを膨張式チャンバに、実質的に連続的に順次導入する、請求項16に記載の方法。
  18. シールするステップが、膨張ポートを実質的に連続的に順次シールする、請求項16または17に記載の方法。
  19. 物体を膨張したパウチのうちの1つに入れることによってパッケージを作るステップをさらに含む、請求項16から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 入れるステップが、(i)物体を膨張したパウチ内部に封入すること、および(ii)膨張したパウチを物体の一部を覆って置くことのうちの少なくとも一方を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 請求項1から12のいずれか一項に記載の膨張式パウチの供給品を作る方法であって、方法は、
    膨張式ウェブを提供するステップにして、
    膨張式ウェブは、2つのシートを含み、2つのシートは、膨張式チャンバの連なりを画定するパターンで互いにシールされた内側表面を有し、膨張式チャンバは、閉じた遠位端部および開いた近位端部を有する、膨張式ウェブを提供するステップであって、
    開いた近位端部は、チャンバのそれぞれに膨張ポートを提供し、チャンバは、ウェブの長手方向寸法に対して横断方向の向きで配列されている、膨張式ウェブを提供するステップと、
    長手方向折り目で互いに接合された2つの並置された膨張式パネルの形態でウェブを構成する長手方向折り目を形成するように、ウェブをその長手方向寸法に沿って折り畳むステップと、
    横断方向シールの連なりを作るステップであって、横断方向シールの連なりは、横断方向シールの対間に膨張式パウチの接続された連なりを形成するようにパネルを互いに接着し、それによって、膨張式パウチの接続された連なりは、ウェブの長手方向寸法に沿って延びる、横断方向シールの連なりを作るステップと、
    2つの並置された膨張式パネルおいて、長手方向折り目から横断方向に少なくとも1インチ延びるスリットの連なりを切るステップであって、各スリットは、隣り合う膨張式パウチ間にある、スリットの連なりを切るステップと、
    を含む、方法。
  22. ウェブを横切って横断方向に、隣り合う膨張式パウチ間を延びる、脆弱線の連なりをさらに作る、請求項21に記載の方法。
  23. 脆弱線の連なりのうちの各脆弱線が、一対の隣り合う横断方向シール間を延びる、請求項22に記載の方法。
  24. スリットの連なりのうちの各スリットが、脆弱線の連なりのうちのそれぞれの脆弱線と対応している、請求項22または23に記載の方法。
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